JP3282262B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3282262B2
JP3282262B2 JP01457793A JP1457793A JP3282262B2 JP 3282262 B2 JP3282262 B2 JP 3282262B2 JP 01457793 A JP01457793 A JP 01457793A JP 1457793 A JP1457793 A JP 1457793A JP 3282262 B2 JP3282262 B2 JP 3282262B2
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一広 田崎
健吾 東谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像を撮像し色判定し
て得られた複数の色信号(画像信号)を処理する画像処
理装置に係わり、特にカラーゴースト除去を行う画像処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルカラー複写機は、カラー原稿
をフルカラーセンサで読み取り、2色以上の色で印刷す
るものである。このディジタルカラー複写機では、カラ
ー原稿をアナログ値で読み取り、その後ディジタル値に
変換するため、色補正等、変換後の処理が容易になると
いう特徴を持つ。
【0003】ところで、原稿の色を判定する場合、例え
ば原稿上の黒画像のエッジ部等で誤った色判定がなされ
る場合がある。このように誤って判定されて発生した色
をカラーゴースト(以下、単にゴーストという。)とい
い、このゴーストを除去する処理をカラーゴースト処理
(以下、単にゴースト処理という。)という。
【0004】従来、ゴースト処理としては、例えば特開
昭63−114373号公報に示されるようなカラーパ
ターン法が知られている。カラーパターン法とは、着目
画素とその周辺の画素の色の出方と、実際の着目画素の
色との関係を調べておき、特定の色の出方に対して、着
目画素の色を一義的に決定する方法である。前記公報で
は、画像を撮像して複数の色信号を得る画像処理装置に
おいて、得られた複数の色信号の演算結果を、予め読み
取り色を指定するカラーコードと濃度データが対になっ
て格納されている色分離用ROM(リード・オンリ・メ
モリ)へ与え、この色分離用ROMから出力されるカラ
ーコードを基に、ゴースト除去用ROMによって、前述
のカラーパターン法を用いてゴースト処理を行うように
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原稿となり
得る物の地肌部の濃度には、例えば一般的に普通紙と呼
ばれる比較的低い(薄い)ものから、リサイクル紙や新
聞紙といった比較的高い(濃い)ものや、ジアゾ感光紙
といった更に高い(濃い)ものまで様々ある。
【0006】前記公報に示される従来技術では、ゴース
ト処理を行うのにカラーパターン法を用いているが、カ
ラーパターン法を用いる限り、ゴースト処理の前段で、
読み取られた画素の1つ1つに対し、それぞれ有彩色の
場合の色の判定および無彩色の場合の白、黒の判定を終
えている必要がある。そして、従来技術では、色、白、
黒の判定手段として色分離用ROMを使用しているた
め、画像を撮像して得られた複数の色信号の演算結果に
より、色、白、黒の判定が一義的に決まってしまう。従
って、色、白、黒を判定するしきい値が固定であるた
め、例えば普通紙原稿の場合はゴースト処理が可能だ
が、新聞紙ではゴースト処理が不可能ということが起こ
り得るという問題点がある。どの原稿の場合にゴースト
処理が不可能になるかは、色分離用ROMに設定する
白、黒のしきい値による。
【0007】ここで、色分離用ROMに設定する白、黒
のしきい値が普通紙原稿の地肌部の濃度より高く、新聞
紙の地肌部の濃度より低い場合を例にとって、上述の従
来技術の問題点について説明する。
【0008】図10に示すように“学”という文字が書
かれた原稿を読み取って色判定した場合を考える。図1
1(a)は、“学”という文字の一部301を拡大して
示すものである。以下、図11(a)における直線L上
の画素の色判定の結果について考察する。図11(b)
は普通紙原稿の場合において直線L上の画素に対し色分
離用ROMで判定した領域色を示し、図11(c)は新
聞紙原稿の場合において同様に判定した領域色を示して
いる。この例では、黒で書かれた文字部の左側のエッジ
部で緑のゴーストが発生し、右側のエッジ部で赤のゴー
ストが発生している。
【0009】図11(d)、(e)はそれぞれ、図11
(b)、(c)で示した判定結果に基づいてゴースト処
理された結果を示す。図11(d)に示すように、普通
紙原稿では地肌部は白、文字部は黒と判定されるため、
地肌部と文字部の間に発生する緑と赤のゴースト領域の
色は、ゴーストを除去させるカラーパターンと合致し、
ゴースト処理部(ゴースト除去ROM)にてゴースト除
去されるが、図11(e)に示すように、新聞紙原稿で
は地肌部も文字部も共に黒と判定されるため、地肌部と
文字部の間に発生する緑と赤のゴースト領域の色はゴー
スト除去されるカラーパターンと合致せず、ゴースト処
理部にてゴースト除去されないことになる。
【0010】また、色分離用ROMに設定する白、黒の
しきい値が新聞紙の地肌部濃度より高い場合では、普通
紙に書いた濃度の薄い文字の直線L上の画素の色判定の
結果は図11(f)に示すようになる。この場合は、地
肌部も文字部も共に白と判定されるため、地肌部と文字
部の間に発生する緑と赤のゴースト領域の色はゴースト
除去されるカラーパターンと合致せず、ゴースト処理部
にてゴースト除去されないことになる。
【0011】さらに、一般的に原稿が地肌部の濃度は1
枚の原稿の中でも高い(濃い)部分もあれば、低い(薄
い)部分もあり、こうした地肌部の濃度にむらのある原
稿ではゴースト除去されない部分が生じる。
【0012】また、従来技術では、ゴーストを除去させ
るカラーパターンをROMに格納し、固定しているた
め、フルカラーの網点原稿のように、原稿上にゴースト
除去のカラーパターンと一致する画素の並びがある場
合、ゴースト処理部にて、本来ゴーストではない色の色
コードを黒の色コードにしてしまうという問題点があ
る。
【0013】そこで本発明の第1の目的は、原稿の種類
にかかわらず、確実にゴーストを除去できるようにした
画像処理装置を提供することにある。
【0014】本発明の第2の目的は、地肌部の濃度にむ
らのある原稿の場合でも、確実にゴーストを除去できる
ようにした画像処理装置を提供することにある。
【0015】本発明の第3の目的は、原稿の種類等に応
じて上記2つの目的を選択的に達成することのできる画
像処理装置を提供することにある。
【0016】本発明の第4の目的は、上記各目的に加
え、原稿の種類等に応じてゴースト処理の機能を選択的
に有効にすることのできる画像処理装置を提供すること
にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像処理装置は、原稿を読み取って得られた画像信号に基
づいて各画素毎に少なくとも当該画素が有彩色か否か
判定する色判定手段と、画像信号に基づいて各画素毎に
所定の濃度を表わすしきい値と比較することによってそ
の画素の濃度がしきい値を境としてこれよりも低ければ
原稿の地肌部分に属すると判定し、これ以外の場合には
原稿の地肌部分に属さないと判定する地肌判定手段と、
この地肌判定手段におけるしきい値を変更可能なしきい
値変更手段と、着目画素毎にその画素とそれに隣接する
画素を含む近傍の複数画素における色判定手段の判定結
果と地肌判定手段の両判定結果のパターンを、これらに
対応して予め用意した複数のゴースト判定用パターンの
いずれかと一致するかを比較することによって、カラー
ゴーストか否かを判定するゴースト判定手段と、このゴ
ースト判定手段によってカラーゴーストと判定された画
素についてカラーゴーストの除去処理を行うゴースト除
去手段とを備えたものである。
【0018】この画像処理装置では、色判定手段で原稿
を読み取って得られた画像信号に基づいて各画素毎に少
なくとも当該画素が有彩色か否かを判定する一方、ゴー
スト判定手段によって、着目画素毎にその画素とそれに
隣接する画素を含む近傍の複数画素における色判定手段
および地肌判定手段の両判定結果のパターンを複数のゴ
ースト判定用パターンと比較することによって、カラー
ゴーストか否かが判定され、カラーゴーストと判定され
た画素については、ゴースト除去手段によってカラーゴ
ーストの除去処理が行われる。ここで、しきい値変更手
段によって、地肌判定手段においてしきい値が変更可能
なので、原稿の種類に応じてしきい値を変更することに
より、普通紙、リサイクル紙、新聞紙、ジアゾ感光紙等
の原稿の種類にかかわらず確実にゴーストを除去するこ
とが可能となる。
【0019】請求項2記載の発明の画像処理装置は、請
求項1記載の発明における色判定手段、地肌判定手段
ゴースト判定手段およびゴースト除去手段の他に、各画
素毎に、その画素の周辺の画素の濃度に基づいて、地肌
判定手段においてしきい値を自動的に設定するしきい値
設定手段を備えたものである。
【0020】この画像処理装置では、ゴースト判定手段
およびゴースト除去手段によって、色判定手段の判定結
果と地肌判定手段の判定結果とに基づいてカラーゴース
トの除去処理が行われる。ここで、しきい値設定手段に
よって、各画素毎に、その画素の周辺の画素の濃度に基
づいて、地肌判定手段においてしきい値が自動的に設定
されるので、地肌部の濃度にむらのある原稿の場合で
も、確実にゴーストを除去することが可能となる。
【0021】請求項3記載の発明の画像処理装置は、請
求項1記載の発明における色判定手段、地肌判定手段
ゴースト判定手段およびゴースト除去手段の他に、地肌
判定手段においてしきい値を任意に設定可能な第1のし
きい値設定手段と、各画素毎に、その画素の周辺の画素
の濃度に基づいて、しきい値を自動的に設定する第2の
しきい値設定手段と、第1のしきい値設定手段と第2の
しきい値設定手段の一方を選択する選択手段とを備えた
ものである。
【0022】この画像処理装置では、カラーゴースト処
理手段によって、色判定手段の判定結果と地肌判定手段
の判定結果とに基づいてカラーゴーストの除去処理が行
われる。ここで、選択手段によって第1のしきい値設定
手段を選択すると、地肌判定手段においてしきい値を任
意に設定可能となり、第2のしきい値設定手段を選択す
ると、各画素毎に、その画素の周辺の画素の濃度に基づ
いてしきい値が自動的に設定される。従って、原稿の種
類等に応じてゴースト処理の機能を変更することが可能
となる。
【0023】請求項4記載の発明の画像処理装置は、請
求項1〜3いずれかに記載の発明において、各ゴースト
判定用パターンのそれぞれについて有効にするか無効に
するかを設定する第1の設定手段と、ゴースト除去手段
を有効にするか無効にするかを設定する第2の設定手段
とを有するものである。
【0024】この画像処理装置では、第1の設定手段
よって、各ゴースト判定用パターンのそれぞれについて
有効にするか無効にするかが設定され、第2の設定手段
によって、ゴースト除去手段を有効にするか無効にする
かが設定される。従って、原稿の種類等に応じてゴース
ト処理の機能を選択的に有効にすることが可能となる。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1ないし図9は本発明の一実施例に係る
ものである。
【0026】まず、図2を用いて本実施例の画像処理装
置が適用されるディジタル複写機の概略の構成について
説明する。このディジタル複写機は、原稿をフルカラー
で読み取る電荷結合素子(以下、CCDと記す。)を用
いたイメージセンサ1と、このイメージセンサ1を駆動
するCCDドライブ回路2と、このCCDドライブ回路
2によって駆動されるイメージセンサ1からの出力信号
を入力し、サンプル・ホールド、自動利得制御、アナロ
グ−ディジタル変換等の処理を行って、ディジタルの
赤、緑、青(以下、信号に関してはこれらをR、G、B
と記す。)の画像信号を出力するアナログ信号処理部3
と、このアナログ信号処理部3からの画像信号に対して
各種の画像処理を施す画像処理部4と、この画像処理部
4で処理されたデータに基づいて複数色でプリントする
プリント部5とを備えている。本実施例の画像処理装置
は、図1における画像処理部4の要部を構成するもので
ある。
【0027】図1は本実施例の画像処理装置の構成を示
すブロック図である。この画像処理装置は、例えばRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)によって構成され、
ディジタルのR、G、Bの画像信号100に基づいて原
稿上の画像の読み取り色を画素毎に判定し、判定された
読み取り色に対応する例えば4ビットのカラーコード1
01を出力する読み取り色判定部11と、例えばGの画
像信号100を8ビットの画像濃度データ102とし、
この画像濃度データ102に基づいて各画素毎にその画
素が原稿の地肌部に属するか画像部に属するかを判定
し、判定結果を1ビットの地肌フラグ103として出力
する地肌部検出部12と、読み取り色判定部11からの
カラーコード101と地肌部検出部12からの地肌フラ
グ103とに基づいて画素毎に本来の原稿上の読み取り
色かゴーストかを判定し、判定結果を1ビットのゴース
トフラグ105として出力すると共に、カラーコード1
04を出力するゴースト判定部13と、このゴースト判
定部13によってゴーストと判定された画素について、
カラーコードを無彩色のカラーコードに変換することに
よってゴーストの除去処理を行い、4ビットの補正され
たカラーコード106を出力するゴースト除去部14と
を備えている。
【0028】画像処理装置は更に、ゴースト除去部14
から出力される補正されたカラーコード106と画像濃
度データとを同期させるために、地肌部検出部12、ゴ
ースト判定部13およびゴースト除去部14によるカラ
ーコードの遅れ分と同一の画素分だけ画像濃度データ1
02を遅延する画像濃度データ遅延部15と、この画像
濃度データ遅延部15から出力される画像濃度データ1
07とゴースト除去部14から出力されるカラーコード
106とを入力し、各読み取り色をどの色でプリントす
るかの指定や、どの読み取り色の画像を消すかの指定等
を行う色編集部16と、地肌部検出部12に対して、地
肌部か画像部かを判定するためのしきい値を設定する中
央処理装置(以下、CPUと記す。)17とを備えてい
る。なお、地肌部検出部12は8ビットのCPUデータ
バス108および24ビットのCPUアドレスバス10
9を介してCPU17に接続されている。
【0029】次に、図1に示す画像処理装置の動作の概
要を説明する。この画像処理装置では、読み取り色判定
部11によって、R、G、Bの画像信号100に基づい
て原稿上の画像の読み取り色が画素毎に判定され、判定
された読み取り色に対応するカラーコード101が出力
される。また、地肌部検出部12によって、画像濃度デ
ータ102に基づいて各画素毎にその画素が原稿の地肌
部に属するか画像部に属するかが判定され、判定結果が
地肌フラグ103として出力される。そして、ゴースト
判定部13によって、画素毎に、その画素の近傍の複数
画素における読み取り色判定部11からのカラーコード
101と地肌部検出部12からの地肌フラグ103のパ
ターンを複数のゴースト判定用パターンと比較すること
によってゴーストか否かが判定され、判定結果はゴース
トフラグ105として出力され、カラーコード104と
共にゴースト除去部14に入力される。ゴースト除去部
14では、ゴースト判定部13によってゴーストと判定
された画素について、カラーコードを無彩色のカラーコ
ードに変換することによってゴーストの除去処理が行わ
れ、補正されたカラーコード106が出力される。
【0030】なお、本実施例におけるカラーコードは例
えば、16進数字で表わすと“0H”が無彩色、“1
H”が赤、“2H”が青、“3H”が緑、“4H”が
黄、“5H”が紫、“7H”がマーカのオレンジ、“A
H”がマーカの緑、“BH”マーカの紫を示す。また、
地肌フラグ103は“0”が画像部を示し、“1”が地
肌部を示す。また、ゴーストフラグ105は“0”が原
稿の読み取り色であることを示し、“1”がゴーストで
あることを示す。
【0031】本実施例では、CPU17によって、地肌
部検出部12において地肌部に属するか画像部に属する
かを判定するためのしきい値が変更可能になっている。
【0032】図3は地肌部検出部12の第1の例を示す
ブロック図である。この地肌部検出部12は、CPUア
ドレスバス109を介してCPU17に接続されたアド
レスデコーダ21と、フリップフロップ(以下、FFと
記す。)によって構成され、CPUデータバス108を
介してCPU17に接続されていると共にアドレスデコ
ーダ21に接続されたしきい値設定用レジスタ22と、
画像濃度データ102としきい値設定用レジスタ22か
らのしきい値濃度データ111とを比較して地肌フラグ
103を出力するコンパレータ23とを備えている。
【0033】次に、図3に示す地肌部検出部12の動作
について説明する。アドレスデコーダ21によって、C
PUアドレスバス109からのアドレスがしきい値設定
用レジスタ22の割り当てアドレスにデコードされ、し
きい値設定用レジスタ割り当てコード110がしきい値
設定用レジスタ22に供給される。しきい値設定用レジ
スタ22は、しきい値設定用レジスタ割り当てコード1
10入力時に、CPUデータバス108からのデータを
しきい値濃度データとして取り込む。このしきい値設定
用レジスタ22から出力されるしきい値濃度データ11
1はコンパレータ23に入力され、このしきい値濃度デ
ータ111の値が、地肌部と画像部を判別する際のしき
い値となる。しきい値設定用レジスタ22へのデータ設
定は、まず、複写機への電源投入時に行われ、更にコン
トロールパネル等のユーザインタフェースを介してユー
ザによって設定が変更された場合にもその変更情報に基
づいて設定変更が行われる。
【0034】上記しきい値濃度データの設定後、原稿が
読み込まれ、通常の画像処理(以下、通常動作モードと
いう。)時、次々に前段から送られてくる画像濃度デー
タ102を、コンパレータ23にて、先に設定したしき
い値濃度データ111と比較し、画像濃度データ102
がしきい値濃度データ111より低い(薄い)画素は地
肌部と判定し、逆に画像濃度データ102がしきい値濃
度データ111より高い(濃い)画素は画像部と判定
し、コンパレータ23はその判定結果を地肌フラグ10
3として出力する。
【0035】このように図3に示す地肌部検出部12を
用いることにより、原稿上の白(地肌部)と黒(画像
部)を判別するしきい値を可変に設定することが可能と
なり、原稿の種類に応じてしきい値を変更することによ
って、普通紙、リサイクル紙、新聞紙、ジアゾ感光紙等
の原稿の種類にかかわらず確実にゴーストを除去するこ
とが可能となる。
【0036】図4は地肌部検出部12の第2の例を示す
ブロック図である。この地肌部検出部12は、画素毎
に、原稿上の白(地肌部)と黒(画像部)を判別するし
きい値を、その画素の周辺の画素の濃度データを演算す
ることによって算出し、その算出結果を自動的に設定で
きるようにしたものである。
【0037】この地肌部検出部12は、画像濃度データ
102を1画素分保持するFF28と、このFF28の
後段に順に設けられたウィンドウコンパレータ29、マ
ルチプレクサ(以下、MPXと記す。)30およびFF
31〜FF34と、FF31〜FF34の各出力の平均
値を演算する平均値演算回路35と、この平均値演算回
路35の出力である地肌対象画素平均画像濃度データ1
24とオフセット濃度データ125を加算して演算地肌
濃度126として出力する加算回路36と、FF28の
出力と加算回路36からの演算地肌濃度126とを比較
して比較結果を地肌フラグ103として出力するコンパ
レータ37とを備えている。
【0038】地肌部検出部12は更に、ウィンドウコン
パレータ29から出力される1ビットのウィンドウパス
フラグ118と画像データ搬送用基本クロック117と
の論理積をとり、ウィンドウパス・クロック同期信号2
18として出力するアンドゲート38と、ウィンドウパ
ス・クロック同期信号218を、予め設定されたサンプ
リング周期でサンプリングして地肌濃度算出演算対象画
素発生クロック119として出力するサンプリングクロ
ック発生回路39と、地肌濃度算出演算対象画素発生ク
ロック119を入力し、出力をFF31〜34のクロッ
ク入力端に供給するオアゲート40と、地肌濃度算出演
算対象画素発生クロック119を入力する4進カウンタ
41とを備えている。
【0039】地肌部検出部12は更に、平均値演算回路
35からの地肌対象画素平均画像濃度データ124を保
持するFF42と、このFF42の出力をA入力端より
入力し、初期地肌濃度をB入力端より入力し、一方を選
択して出力するMPX43と、画像データ搬送用基本ク
ロック117、ページ同期信号(以下、PSYNCと記
す。)201およびライン同期信号(以下、LSYNC
と記す。)202を入力し、後述する信号203〜20
5を出力するタイミング発生回路44とを備えている。
【0040】図4に示すように、MPX30のA入力端
にはウィンドウコンパレータ29の出力が入力され、B
入力端にはMPX43の出力が入力され、制御入力端に
はタイミング発生回路44からの信号203が入力され
るようになっている。また、タイミング発生回路44か
らの信号204はオアゲート40に入力され、信号20
5はMPX43の制御入力端に入力されるようになって
いる。また、4信カウンタ41の出力はFF42のクロ
ック入力端に入力されるようになっている。
【0041】地肌部検出部12は更に、図5に示すよう
に、それぞれFFによって構成され、CPUデータバス
108に接続された上限地肌濃度設定用レジスタ45、
下限地肌濃度設定用レジスタ46、初期地肌濃度設定用
レジスタ47、サンプリング周期設定用レジスタ48お
よびオフセット濃度設定用レジスタ49と、CPUアド
レスバス109および各レジスタ45〜49に接続され
たアドレスデコーダ50とを備えている。
【0042】図4に示すように、上限地肌濃度設定用レ
ジスタ45と下限地肌濃度設定用レジスタ46の出力は
ウィンドウコンパレータ29に供給され、初期地肌濃度
設定用レジスタ47の出力はMPX43のB入力端に入
力され、サンプリング周期設定用レジスタ48の出力は
サンプリングクロック発生回路39に供給され、オフセ
ット濃度設定用レジスタ49の出力は加算回路36に入
力されるようになっている。
【0043】次に、図6を参照して、図4に示す地肌部
検出部12の動作について説明する。図5におけるアド
レスデコーダ50によって、CPUアドレスバス109
からのアドレスがレジスタ45〜49の各割り当てアド
レスにデコードされ、各割り当てコードが各レジスタ4
5〜49に供給される。各レジスタ45〜49は、それ
ぞれ、対応する割り当てコード入力時に、CPUデータ
バス108からの上限地肌濃度、下限地肌濃度、初期地
肌濃度、サンプリング周期およびオフセット濃度の各デ
ータを取り込む。なお、初期地肌濃度は例えば普通紙の
地肌濃度とする。以上5つのレジスタ45〜49へのデ
ータ設定は、まず、複写機への電源投入時に行われ、更
にユーザインタフェースを介してユーザによって設定が
変更された場合にもその変更情報に基づいて設定変更が
行われる。
【0044】上記各データの設定後、原稿が読み込ま
れ、通常動作モード時には、図4におけるタイミング発
生回路44は、図6(a)、(b)に示すPSYNC2
01、LSYNC202および画像データ搬送用基本ク
ロック117に基づいて、信号203〜205を出力す
る。信号203は図6(c)に示すように、LSYNC
202発生前の画像データ搬送用基本クロック117の
4クロック分を含む期間で“ロー”になる信号である。
また、信号204は図6(d)に示すように、信号20
3が“ロー”の期間内に画像データ搬送用基本クロック
117に同期したクロックを4クロック発生させる信号
である。また、信号205は図6(e)に示すように、
1ライン終了までは“ロー”、1ライン終了後は“ハ
イ”になる信号である。
【0045】まず、ページの先頭の1ライン目の画像濃
度データ102がFF28に入力される前に信号203
が“ロー”になり、この信号203が供給されるMPX
30は、B入力端の入力データを選択して出力する。こ
のとき、信号205は“ロー”であり、この信号205
が供給されるMPX43は、初期地肌濃度設定用レジス
タ47よりB入力端に入力される初期地肌濃度データを
選択して出力し、この出力がMPX30のB入力端に入
力される。従って、信号203が“ロー”の期間、MP
X30からは初期地肌濃度設定用レジスタ47に設定さ
れている初期地肌濃度データが出力される。また、信号
203が“ロー”の期間に、信号204は4クロックを
発生し、この4クロックはオアゲート40を介してFF
31〜34に供給される。従って、MPX30から出力
される初期地肌濃度データが順次FF31〜34にセッ
トされる。
【0046】そして、FF31〜34の各出力の平均値
すなわち初期地肌濃度データが平均値演算回路35で求
められ、この初期地肌濃度データに、加算回路36に
て、オフセット濃度設定用レジスタ49に設定されてい
るオフセット濃度データ125が加算され、演算地肌濃
度126としてコンパレータ37に供給される。
【0047】その後、1ライン目の画像濃度データ10
2がFF28に入力されると、画像濃度データ102は
FF28からコンパレータ37に供給される。そして、
少なくとも初めの1画素の画像濃度データ102は、コ
ンパレータ37にて、初期地肌濃度にオフセット濃度デ
ータを加算した濃度データと比較されて、地肌部か画像
部か判定されることになる。
【0048】その後、順次入力される画像濃度データ1
02は、FF28を経てウィンドウコンパレータ29に
入力される。このウィンドウコンパレータ29は、上限
地肌濃度設定用レジスタ45と下限地肌濃度設定用レジ
スタ46に予め設定されている上限地肌濃度と下限地肌
濃度の範囲内に画像濃度データ102が入っているか否
かを判定し、判定結果をウィンドウパスフラグ118
(範囲内に入っているとき“1”、範囲外のとき
“0”)として出力する。また、ウィンドウコンパレー
タ29は、入力した画像濃度データ102をそのままM
PX30に出力する。ウィンドウパスフラグ118は、
前段から送られてくる画像データ搬送用基本クロック1
17と共にアンドゲート38に入力され、このアンドゲ
ート38からはウィンドウパスフラグ118と画像デー
タ搬送用基本クロック117とが同期したときに“ハ
イ”になるウィンドウパス・クロック同期信号218が
出力され、サンプリングクロック発生回路39に入力さ
れる。
【0049】サンプリングクロック発生回路39は、プ
リセットダウンカウンタで構成され、そのプリセット値
はサンプリング周期設定用レジスタ48に予め設定され
たデータに基づいて決定される。こうして、サンプリン
グクロック発生回路39からは、上限地肌濃度と下限地
肌濃度の範囲内にあり、かつサンプリング周期設定用レ
ジスタ48に予め設定されたサンプリング周期毎の画素
が発生するタイミングを示す地肌濃度算出演算対象画素
発生クロック119を出力する。このクロック119が
示す画素の画像濃度データ102は、クロック119に
よりFF31〜34でラッチおよび搬送され、最新4画
素分のデータが地肌濃度算出演算対象画像濃度データと
してFF31〜34に保持され、かつ平均値演算回路3
5に入力される。
【0050】平均値演算回路35は、FF31〜34か
らの4画素分の地肌濃度算出演算対象画像濃度データの
平均値を算出し、その結果を地肌対象画素平均画像濃度
データ124として加算回路36へ出力する。
【0051】加算回路36では、平均値演算回路35か
らの地肌対象画素平均画像濃度データ124と予めオフ
セット濃度設定用レジスタ49に設定されたオフセット
濃度データ125とを加算し、その結果を最終的なしき
い値である演算地肌濃度データ126として、コンパレ
ータ37へ出力する。そして、このコンパレータ37に
て、画像濃度データ102が演算地肌濃度データ126
と比較されて、地肌部か画像部かが判定される。すなわ
ち、画像濃度データ102が演算地肌濃度データ126
より低い(薄い)画素は地肌部と判定され、逆に画像濃
度データ102が演算地肌濃度データ126より高い
(濃い)画素のようにこれ以外の場合には画像部と判定
され、判定結果が地肌フラグ103として出力される。
【0052】このようにして、図4に示す地肌部検出部
12では、地肌部か画像部かを判定するためのしきい値
となる演算地肌濃度データ126が、上限地肌濃度と下
限地肌濃度の範囲内にあるサンプリングされた常に最新
の4画素の平均値に基づいて、画素毎に決定される。
【0053】また、サンプリングクロック発生回路39
から地肌濃度算出演算対象画素発生クロック119が4
クロック出力されると、4進カウンタ41の出力が“ハ
イ”になり、この出力が供給されるFF42は、平均値
演算回路35からの地肌対象画素平均画像濃度データ1
24を1画素分保持する。なお、4進カウンタ41は、
出力が“ハイ”になった後、次のLSYNC202が
“ハイ”になるまでリセット状態にされる。
【0054】1ライン目が終了すると、2ライン目の画
像濃度データ102がFF28に入力される前に信号2
03が“ロー”になり、MPX30はB入力端の入力デ
ータを選択して出力する。このとき、信号205は“ハ
イ”であるため、MPX43は、A入力端側のデータ、
すなわちFF42に保持されているデータを選択して出
力し、この出力がMPX30のB入力端に入力される。
従って、信号203が“ロー”の期間、MPX30から
はFF42に保持されているデータが出力される。ま
た、信号203が“ロー”の期間に、信号204は4ク
ロックを発生し、この4クロックはオアゲート40を介
してFF31〜34に供給される。従って、MPX30
から出力されるデータが順次FF31〜34にセットさ
れる。このように、2ライン目の画像濃度データ102
が入力される前に、1ライン目において最初に上限地肌
濃度と下限地肌濃度の範囲内にあり、かつサンプリング
された4画素の画像濃度データの平均値が予めFF31
〜34に設定される。画像濃度データ102が入力され
てからの動作は1ライン目と同様である。
【0055】3ライン目以降も、2ライン目と同様に、
画像濃度データ102が入力される前に、前ラインにお
いて最初に上限地肌濃度と下限地肌濃度の範囲内にあ
り、かつサンプリングされた4画素の画像濃度データの
平均値が予めFF31〜34に設定され、それ以降の動
作は1ライン目、2ライン目と同様である。
【0056】このように図4に示す地肌部検出部12を
用いることにより、画素毎に、原稿上の白(地肌部)と
黒(画像部)を判別するしきい値を、その画素の周辺の
画素の濃度データに基づいて自動的に設定でき、地肌部
の濃度にむらのある原稿の場合でも、確実にゴーストを
除去することが可能となる。
【0057】また、図4に示す地肌部検出部12を用い
て、地肌部検出部12において地肌部か画像部かを判定
するためのしきい値を任意に設定できるモード(以下、
固定しきい値モードという。)と、各画素毎に、その画
素の周辺の画素の濃度に基づいて、しきい値を自動的に
設定するモード(以下、自動しきい値モードという。)
とを選択することも可能である。以下、上記2つのモー
ドの選択の方法について説明する。
【0058】固定しきい値モードに設定する場合は、図
4のオフセット濃度設定用レジスタ49に“0”を設定
し、サンプリング周期設定用レジスタ48に毎画素毎
(なお、2、4、8、16画素毎等でも良い。)のサン
プリングを設定し、上限地肌濃度設定用レジスタ45お
よび下限地肌濃度設定用レジスタ46には、窓が開かな
い値(例えば同じ値、あるいは上限値が下限値よりも小
さい値)を設定し、初期地肌濃度設定用レジスタ47に
は、例えば原稿の種類に応じた固定しきい値を設定す
る。なお、初期地肌濃度設定用レジスタ47に“0”を
設定し、オフセット濃度設定用レジスタ49に固定しき
い値を設定し、他のレジスタの決定は上記設定と同様に
しても良い。
【0059】また、固定しきい値モードと自動しきい値
モードを選択できるようにするために、上限地肌濃度設
定用レジスタ45、下限地肌濃度設定用レジスタ46、
初期地肌濃度設定用レジスタ47、サンプリング周期設
定用レジスタ48およびオフセット濃度設定用レジスタ
49に、予め設定する値を2モード(1つは固定しきい
値モード、もう1つは自動しきい値モード)分設け、使
用するモードに応じていずれかの値を選択するようにす
る。
【0060】次に、図7を用いてゴースト判定部13お
よびゴースト除去部14について詳しく説明する。
【0061】図7に示すように、ゴースト判定部13
は、読み取り色判定部11からのカラーコード101を
入力する縦列接続された5つのD−FF51〜55と、
同じくカラーコード101を入力するオアゲート56
と、このオアゲート56の後段に設けられた縦列接続さ
れた5つのD−FF57〜61と、D−FF57、5
8、60、61の出力を入力するゴーストパターン比較
回路62と、このゴーストパターン比較回路62の出力
の論理和をとるオアゲート63と、このオアゲート63
の出力とD−FF59の出力の論理積をとるアンドゲー
ト64とを備えている。
【0062】D−FF57には、オアゲート56からの
1ビットの有/無彩色フラグ(無彩色のとき“0”、有
彩色のとき“1”)128と地肌除去部12からの地肌
フラグ103が入力される。D−FF57〜61はそれ
ぞれ有/無彩色フラグと地肌フラグとを順次転送し、D
−FF57は着目画素に対し主走査方向右2画素目の有
/無彩色フラグ129と地肌フラグ130を出力し、D
−FF58は着目画素に対し主走査方向右1画素目の有
/無彩色フラグ131と地肌フラグ132を出力し、D
−FF59は着目画素の有/無彩色フラグ133と地肌
フラグ134を出力し、D−FF60は着目画素に対し
主走査方向左1画素目の有/無彩色フラグ135と地肌
フラグ136を出力し、D−FF61は着目画素に対し
主走査方向左2画素目の有/無彩色フラグ137と地肌
フラグ138を出力する。
【0063】ゴーストパターン比較回路62は、D−F
F57、58、60、61の出力129〜132、13
5〜138と、CPUデータバス108からの8ビット
のゴーストパターンデータとを比較し、8ビットの一致
/不一致判定結果信号139を出力する。なお、ゴース
トパターン比較回路62には、CPUアドレスバス10
9からのアドレスをデコードするアドレスデコーダ68
からのコード127が入力されている。
【0064】オアゲート63は、ゴーストパターン比較
回路62からの8ビットの一致/不一致判定結果信号1
39の論理和をとり一致信号140を出力する。アンド
ゲート64は、オアゲート63からの一致信号140と
D−FF59からの着目画素の有/無彩色フラグ133
との論理積をとりゴーストフラグ105を出力する。
【0065】また、ゴースト除去部14は、ゴースト判
定部13のD−FF55の出力であるカラーコード10
4を反転するインバータ66と、このインバータ66の
出力とゴースト判定部13からのゴーストフラグ105
との排他的論理和をとり補正後のカラーコード106を
出力するオアゲート67とを備えている。
【0066】次に、図7に示すゴースト判定部13およ
びゴースト除去部14の動作について説明する。
【0067】通常動作時に前段の読み取り色判定部11
から送られてくる4ビットのカラーコード101はオア
ゲート56にて論理和がとられ、有/無彩色フラグ12
8として出力される。この有/無彩色フラグ128は、
地肌部検出部12からの地肌フラグ103と共に、D−
FF57〜61によって構成されるシフトレジスタ回路
に順次格納される。D−FF57、58、60、61か
ら出力される有/無彩色フラグ129、131、13
5、137と地肌フラグ130、132、136、13
8はそれぞれゴーストパターン比較回路62に入力され
る。この比較回路62には、後で図8を参照して詳細に
説明するように、8つのコンパレータが設けられてお
り、各コンパレータからは予め設定されたゴーストパタ
ーンと一致しているか否かを判定した結果として8ビッ
ト(各コンパレータより1ビットずつ)の一致/不一致
判定結果信号139が出力される。なお、本実施例で
は、ゴーストパターンには、着目画素に対する情報は設
定せずに、着目画素の左右2画素ずつ計4画素の有彩色
か無彩色かを示す情報と白(地肌部)か黒(画像部)か
を示す情報のみを設定している。
【0068】一致/不一致判定結果信号139はオアゲ
ート63に入力され、このオアゲート63からは、着目
画素の左右2画素ずつ計4画素のパターンが8種類のゴ
ーストパターンのいずれかと一致するか否かを示す一致
信号140が出力される。この一致信号140は着目画
素の有/無彩色フラグ133と共にアンドゲート64に
入力される。こうして、着目画素と着目画素の左右2画
素ずつ計5画素分のデータがゴーストを除去すべきパタ
ーンと一致しているか否かの判定結果、すなわち着目画
素がゴーストであるか否かの判定結果が、アンドゲート
64から得られ、ゴーストフラグ105として次段のゴ
ースト除去部14に入力される。
【0069】一方、カラーコード101は、前述のよう
にオアゲート56に入力されると共に、カラーコード1
04と同期をとるために、D−FF51〜55で構成さ
れる遅延回路に入力されており、この遅延回路で5画素
分遅延され、カラーコード104として次段のゴースト
除去部14に入力される。
【0070】ゴースト除去部14は、インバータ66と
オアゲート67とによって、有彩色(カラーコード10
4の4ビットのうちのいずれかが“1”)でかつゴース
トフラグ105が“1”の画素のカラーコードを無彩色
に変換(カラーコード4ビット共“0”に変換)し、ゴ
ースト除去後のカラーコード106を生成し、次段の色
編集部16へ出力する。
【0071】図8は図7におけるゴーストパターン比較
回路62の構成を示すブロック図である。ゴーストパタ
ーン比較回路62は、CPUデータバス108に接続さ
れた8つのゴーストパターン設定用レジスタ71〜78
と、この各レジスタ71〜78の出力と図7のD−FF
57、58、60、61の出力129〜132、135
〜138とを比較する8つのコンパレータ81〜88
と、ゴースト除去機能全体を有効にするか無効にするか
を設定するゴースト除去イネーブル設定用レジスタ
(1)89と、8つのゴーストパターンのそれぞれの除
去機能を有効にするか無効にするかを設定するゴースト
除去イネーブル設定用レジスタ(2)90と、それぞれ
ゴースト除去イネーブル設定用レジスタ(2)90の8
ビットの出力の各1ビットとゴースト除去イネーブル設
定用レジスタ(1)89の出力との論理積をとる8つの
アンドゲート191〜198とを備えている。なお、ゴ
ースト除去イネーブル設定用レジスタ(1)89とゴー
スト除去イネーブル設定用レジスタ(2)90の各出力
は、それぞれ“1”がイネーブル、“0”がディセーブ
ルを示す。
【0072】8つのゴーストパターン設定用レジスタ7
1〜78には、それぞれ、図7に示すアドレスデコーダ
68からのコード127のうちの各レジスタの割り当て
コード142〜149とCPUデータバス108からの
データが入力されている。また、ゴースト除去イネーブ
ル設定用レジスタ(1)89には、アドレスデコーダ6
8からのコード127のうちのゴースト除去イネーブル
設定用レジスタ(1)割り当てコード150とCPUデ
ータバス108からのデータが入力されている。同様
に、ゴースト除去イネーブル設定用レジスタ(2)90
には、アドレスデコーダ68からのコード127のうち
のゴースト除去イネーブル設定用レジスタ(2)割り当
てコード151とCPUデータバス108からのデータ
が入力されている。
【0073】また、8つのアンドゲート191〜198
の各出力であるイネーブル信号161〜168は、それ
ぞれ各コンパレータ81〜88のイネーブル端子に入力
されている。各コンパレータ81〜88は、それぞれイ
ネーブル端子に入力されるイネーブル信号161〜16
8が“1”のときに動作し、“0”のときに動作を停止
する。また、8つのコンパレータ81〜88の出力16
9〜176は一致/不一致判定結果信号139として図
7のオアゲート63へ出力される。
【0074】次に、図8に示すゴーストパターン比較回
路62の動作について説明する。
【0075】図7に示すアドレスデコーダ68によっ
て、CPUアドレスバス109からのアドレスが図8に
おける各レジスタの割り当てアドレスにデコードされ、
ゴーストパターン(1)〜(8)設定用レジスタ割り当
てコード142〜149、ゴースト除去イネーブル設定
用レジスタ(1)割り当てコード150、ゴースト除去
イネーブル設定用レジスタ(2)割り当てコード151
が、それぞれゴーストパターン(1)〜(8)設定用レ
ジスタ71〜78、ゴースト除去イネーブル設定用レジ
スタ(1)89、ゴースト除去イネーブル設定用レジス
タ(2)90に供給される。ゴーストパターン(1)〜
(8)設定用レジスタ71〜78は、それぞれ、対応す
る割り当てコード入力時に、CPUデータバス108か
らのゴーストパターンデータを取り込み、同様に、ゴー
スト除去イネーブル設定用レジスタ(1)89、ゴース
ト除去イネーブル設定用レジスタ(2)90も、対応す
る割り当てコード入力時に、CPUデータバス108か
らのデータを取り込む。
【0076】通常動作時には、コンパレータ81〜88
によって、図7のD−FF57、58、60、61の出
力129〜132、135〜138とゴーストパターン
(1)〜(8)設定用レジスタ71〜78に設定された
ゴーストパターン(1)〜(8)が比較され、各コンパ
レータ81〜88の比較結果169〜176が一致/不
一致判定結果信号139として図7のオアゲート63へ
出力される。
【0077】本実施例では、ゴースト除去機能全体の有
効/無効および8つのゴーストパターンのそれぞれの除
去機能の有効/無効を設定できるようになっている。す
なわち、ゴースト除去機能全体を有効にする場合にはゴ
ースト除去イネーブル設定用レジスタ(1)89に
“1”を設定し、ゴースト除去イネーブル設定用レジス
タ(2)90の8ビット全てに“1”を設定する。ゴー
スト除去機能全体を無効にする場合にはゴースト除去イ
ネーブル設定用レジスタ(1)89に“0”を設定す
る。また、8つのゴーストパターンのそれぞれの除去機
能の有効/無効を設定する場合は、ゴースト除去イネー
ブル設定用レジスタ(1)89に“1”を設定し、ゴー
スト除去イネーブル設定用レジスタ(2)90の8ビッ
トのそれぞれのビットに“1”(有効)または“0”
(無効)を設定する。
【0078】ここで、ゴースト除去機能の有効/無効の
設定が効果的な場合の例について説明する。
【0079】第1の例は、フルカラー網点原稿のように
原稿上にゴーストパターンと一致する画素の並びがある
場合であり、この場合にはゴースト除去機能全体または
網点によって発生する画素の並びと同一のゴーストパタ
ーンの除去機能を無効に設定することによって、原稿の
読み取り色を忠実に処理することが可能となる。
【0080】第2の例は、イメージセンサ1として、
R、G、Bの画素が主走査方向に沿って配列されたもの
を使用した場合であって、この場合に生じるR、G、B
の読み取り位置のずれを補正するためにイメージセンサ
1から出力されるR、G、Bの各画像信号に重み付け補
正を行う場合である。この重み付け補正は、例えばGの
読み取り位置を基準として、Gの画像信号についてはイ
メージセンサ1のGの画素の画像信号をそのまま使用
し、RとBの画像信号については着目画素の画像信号と
その前の画素の画像信号とを用いた演算によって、着目
画素の補正後の画像信号を作成する。このような補正を
行った場合、ゴーストとして現われる色は緑とマゼンタ
に限定される。従って、例えば黒色と黒色以外の色の2
色出力(プリント)が可能なディジタル複写機の場合に
は、2色出力が設定され、かつ黒以外の色で出力する読
み取り色として緑とマゼンタが指定された場合(なお、
例えばマゼンタを読み取り色の赤と判定する場合には、
読み取り色として緑と赤が指定された場合)にのみ、ゴ
ースト除去機能を有効と設定し、その他の設定では無効
と設定することにより、ゴースト除去を効果的に行うこ
とができる。
【0081】図9は本実施例の変形例に係り、黒以外の
色で出力する読み取り色として緑と赤が設定された場合
にのみゴースト除去機能を有効とするように構成した場
合のゴースト判定部13の一部を示すブロック図であ
る。
【0082】この変形例では、図7におけるオアゲート
56に代えて、図9に示すように、4ビットのカラーコ
ード101の各ビットD0 、D1 、D2 、D3 のうち、
1、D2 、D3 をそれぞれ反転するインバータ91〜
93と、D0 、D1 とインバータ92、93の各出力の
論理積をとるアンドゲート94と、D0 とインバータ9
1、92、93の各出力の論理積をとるアンドゲート9
5と、アンドゲート94、95の各出力の論理和をとる
オアゲート96とを備えている。オアゲート96の出力
は地肌フラグ103と共にD−FF57に入力される。
【0083】また、本変形例では、図8におけるゴース
ト除去イネーブル設定用レジスタ(1)89、ゴースト
除去イネーブル設定用レジスタ(2)90およびアンド
ゲート191〜198を削除し、コンパレータ81〜8
8は常に動作状態とする。
【0084】本変形例によれば、図9に示す構成によ
り、オアゲート96からは、カラーコードが“000
1”(赤)および“0011”(緑)の場合は“1”が
出力され、他の場合は“0”が出力されるので、読み取
り色の緑と赤が設定された場合にのみゴースト除去機能
が有効となる。
【0085】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
例えば、画像濃度データ102として実施例ではGの画
像信号を用いたが、R、G、Bの画像信号の演算によっ
て明度を求め、これを画像濃度データとしても良い。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、各着目画素毎の色の判定結果と地肌部に属す
るか否かの判定結果とに基づいてカラーゴーストの除去
処理を行うと共に、しきい値を変更可能としたので、原
稿の種類に応じてしきい値を変更することにより、普通
紙、リサイクル紙、新聞紙、ジアゾ感光紙等の原稿の種
類にかかわらず確実にゴーストを除去することができる
という効果がある。
【0087】また、請求項2記載の発明によれば、各着
目画素毎の色の判定結果と地肌部に属するか否かの判定
結果とに基づいてカラーゴーストの除去処理を行うと共
に、各画素毎に、その画素の周辺の画素の濃度に基づい
て、しきい値を自動的に設定するようにしたので、地肌
部の濃度にむらのある原稿の場合でも、確実にゴースト
を除去することができるという効果がある。
【0088】また、請求項3記載の発明によれば、各画
素毎の色の判定結果と地肌部に属するか否かの判定結果
とに基づいてカラーゴーストの除去処理を行うと共に、
しきい値を任意に設定可能なモードと、各画素毎に、そ
の画素の周辺の画素の濃度に基づいて、しきい値が自動
的に設定されるモードとを選択することができるので、
原稿の種類等に応じて上記2つの効果を選択的に達成す
ることができるという効果がある。
【0089】また、請求項4記載の発明によれば、各ゴ
ースト判定用パターンそれぞれについて有効にするか無
効にするか、およびゴースト除去機能全体を有効にする
か無効にするかを設定することができ、上記各効果に加
え、原稿の種類等に応じてゴースト処理の機能を選択的
に有効にすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の画像処理装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】 図1の画像処理装置が適用されるディジタル
複写機の概略の構成を示すブロック図である。
【図3】 図1における地肌部検出部の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】 図1における地肌部検出部の他の構成例を示
すブロック図である。
【図5】 図4におけるレジスタにデータを設定するた
めの構成を示すブロック図である。
【図6】 図4に示す地肌部検出部の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図7】 図1におけるゴースト判定部およびゴースト
除去部の構成を示すブロック図である。
【図8】 図7におけるゴーストパターン比較回路の構
成を示すブロック図である。
【図9】 本発明の一実施例の変形例におけるゴースト
判定部の一部を示すブロック図である。
【図10】 原稿の一例を示す説明図である。
【図11】 従来のゴースト処理を説明するための説明
図である。
【符号の説明】
11…読み取り色判定部、12…地肌部検出部、13…
ゴースト判定部、14…ゴースト除去部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 貞樹 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/46 - 1/64 G06T 7/00 100

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取って得られた画像信号に基
    づいて各画素毎に少なくとも当該画素が有彩色か否か
    判定する色判定手段と、 前記画像信号に基づいて各画素毎に所定の濃度を表わす
    しきい値と比較することによってその画素の濃度がしき
    い値を境としてこれよりも低ければ原稿の地肌部分に属
    すると判定し、これ以外の場合には原稿の地肌部分に属
    さないと判定する地肌判定手段と、 この地肌判定手段における前記しきい値を変更可能なし
    きい値変更手段と、着目画素毎にその画素とそれに隣接する画素を含む近傍
    の複数画素における前記色判定手段の判定結果と地肌判
    定手段の両判定結果のパターンを、これらに対応して予
    め用意した複数のゴースト判定用パターンのいずれかと
    一致するかを比較することによって、カラーゴーストか
    否かを判定するゴースト判定手段と、 このゴースト判定手段によってカラーゴーストと判定さ
    れた画素についてカラーゴーストの除去処理を行うゴー
    スト除去手段 とを具備することを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 原稿を読み取って得られた画像信号に基
    づいて各画素毎に色を判定する色判定手段と、 前記画像信号に基づいて各画素毎に所定の濃度を表わす
    しきい値と比較することによってその画素の濃度がしき
    い値を境としてこれよりも低ければ原稿の地肌部分に属
    すると判定し、これ以外の場合には原稿の地肌部分に属
    さないと判定する地肌判定手段と、 各画素毎に、その画素の周辺の画素の濃度に基づいて、
    前記地肌判定手段における前記しきい値を自動的に設定
    するしきい値設定手段と、着目画素毎にその画素とそれに隣接する画素を含む近傍
    の複数画素における前記色判定手段の判定結果と地肌判
    定手段の両判定結果のパターンを、これらに対応して予
    め用意した複数のゴースト判定用パターンのいずれかと
    一致するかを比較することによって、カラーゴーストか
    否かを判定するゴースト判定手段と、 このゴースト判定手段によってカラーゴーストと判定さ
    れた画素についてカラーゴーストの除去処理を行うゴー
    スト除去手段 とを具備することを特徴とする画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 原稿を読み取って得られた画像信号に基
    づいて各画素毎に色を判定する色判定手段と、 前記画像信号に基づいて各画素毎に所定の濃度を表わす
    しきい値と比較することによってその画素の濃度がしき
    い値を境としてこれよりも低ければ原稿の地肌部分に属
    すると判定し、これ以外の場合には原稿の地肌部分に属
    さないと判定する地肌判定手段と、 この地肌判定手段における前記しきい値を任意に設定可
    能な第1のしきい値設定手段と、 各画素毎に、その画素の周辺の画素の濃度に基づいて、
    前記しきい値を自動的に設定する第2のしきい値設定手
    段と、 前記第1のしきい値設定手段と第2のしきい値設定手段
    の一方を選択する選択手段と、着目画素毎にその画素とそれに隣接する画素を含む近傍
    の複数画素における前記色判定手段の判定結果と地肌判
    定手段の両判定結果のパターンを、これらに対応して予
    め用意した複数のゴースト判定用パターンのいずれかと
    一致するかを比較することによって、カラーゴーストか
    否かを判定するゴースト判定手段と、 このゴースト判定手段によってカラーゴーストと判定さ
    れた画素についてカラーゴーストの除去処理を行うゴー
    スト除去手段 とを具備することを特徴とする画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記各ゴースト判定用パターンのそれぞ
    れについて有効にするか無効にするかを設定する第1の
    設定手段と、前記ゴースト除去手段を有効にするか無効
    にするかを設定する第2の設定手段とを有することを特
    徴とする請求項1〜3いずれかに記載の画像処理装置。
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