JP3280990B2 - リップスティックホルダカップ及びリップスティックホルダカップを備えるリップスティック製品収容部 - Google Patents
リップスティックホルダカップ及びリップスティックホルダカップを備えるリップスティック製品収容部Info
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D40/00—Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
- A45D40/06—Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a screwing movement
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D40/00—Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
- A45D2040/0025—Details of lipstick or like casings
- A45D2040/0062—Stick holding cups with retaining means, e.g. clamping means
Landscapes
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、スティックホルダカップを備える製品用の
収容部とともに、収容部内にスライド可能に取り付けら
れることを意図された、もろい固形製品を支持すること
ができるスティックホルダカップに関するものである。
例えば、この製品のスティックは、色のついたリップス
ティックや色のないリップスティック、もしくは例えば
皮膚科薬のスティックのようなスティックである。
収容部とともに、収容部内にスライド可能に取り付けら
れることを意図された、もろい固形製品を支持すること
ができるスティックホルダカップに関するものである。
例えば、この製品のスティックは、色のついたリップス
ティックや色のないリップスティック、もしくは例えば
皮膚科薬のスティックのようなスティックである。
周知のリップスティックは、ユーザが保管場所におい
てスティックの頭頂部が上方を向くようにリップスティ
ックを配置することを注意している限り、満足を与える
ものである。実際上、例えば上記スティックがユーザの
ハンドバック内に収納されている場合には、上記注意を
守ることは不可能である。実際には衝撃や振動のために
結果として、スティックがカップから突出する傾向があ
る。スティックが温度変化を受けている場合には、この
スティックがカップから突出する効果がさらに著しくな
ることを注意すべきである。ある種のスティックが30゜
の温度にさらされると、周囲の温度での正常なスティッ
クの直径と比較して、直径が0.6〜0.7mmだけ膨張する。
結果としては、温度が下がるにつれてスティックの基部
において脆化が生じる。よって、従来のカップ内にステ
ィックを保持することは、スティックが微少な衝撃で二
次的にカップから離れてしまうという危険があるので、
まるで架空のことのようである。
てスティックの頭頂部が上方を向くようにリップスティ
ックを配置することを注意している限り、満足を与える
ものである。実際上、例えば上記スティックがユーザの
ハンドバック内に収納されている場合には、上記注意を
守ることは不可能である。実際には衝撃や振動のために
結果として、スティックがカップから突出する傾向があ
る。スティックが温度変化を受けている場合には、この
スティックがカップから突出する効果がさらに著しくな
ることを注意すべきである。ある種のスティックが30゜
の温度にさらされると、周囲の温度での正常なスティッ
クの直径と比較して、直径が0.6〜0.7mmだけ膨張する。
結果としては、温度が下がるにつれてスティックの基部
において脆化が生じる。よって、従来のカップ内にステ
ィックを保持することは、スティックが微少な衝撃で二
次的にカップから離れてしまうという危険があるので、
まるで架空のことのようである。
リップスティックの収容部は、例えば、仏国特許第2
548 880号公報から、アンダーカット様式で、スティッ
クを締結するための弾性タブを有する底部に、対向する
側に供給されたカップが備えられていることが知られて
いる。これらのタブは、収容部の外殻の内側部分に対し
て荷重がかかる。しかしながら、このカップは、カップ
が収容部内へスライドする場合に、このタブが、収容部
の内側の不完全性のために振動を受けるという欠点を有
している。タブの振動は、これらのタブと接触するステ
ィックの基部の変形を生じる。ついで、カップ内にステ
ィックを保持することは、ほとんど確実でなくなり、わ
ずかな衝撃でスティックがカップから離れるという危険
がある。さらに、カップ/スティック・ユニットがこの
収容部に取り付けられた場合に、スティックの基部の変
形もまた生じる。この現象は、スティックの組成が糊の
ような粘稠性(pasty consistency)である場合に一層
著しくなる。
548 880号公報から、アンダーカット様式で、スティッ
クを締結するための弾性タブを有する底部に、対向する
側に供給されたカップが備えられていることが知られて
いる。これらのタブは、収容部の外殻の内側部分に対し
て荷重がかかる。しかしながら、このカップは、カップ
が収容部内へスライドする場合に、このタブが、収容部
の内側の不完全性のために振動を受けるという欠点を有
している。タブの振動は、これらのタブと接触するステ
ィックの基部の変形を生じる。ついで、カップ内にステ
ィックを保持することは、ほとんど確実でなくなり、わ
ずかな衝撃でスティックがカップから離れるという危険
がある。さらに、カップ/スティック・ユニットがこの
収容部に取り付けられた場合に、スティックの基部の変
形もまた生じる。この現象は、スティックの組成が糊の
ような粘稠性(pasty consistency)である場合に一層
著しくなる。
さらに、仏国特許第909 021号公報から、側壁がカッ
プの高さ全体にわたり延びている溝孔を有しているカッ
プを具備しているリップスティック収容部が知られてい
る。この溝孔は、収容部内のカップのスライド特性を向
上するので、この溝孔はカップ内のスティックを弱く保
持している。
プの高さ全体にわたり延びている溝孔を有しているカッ
プを具備しているリップスティック収容部が知られてい
る。この溝孔は、収容部内のカップのスライド特性を向
上するので、この溝孔はカップ内のスティックを弱く保
持している。
よって、本発明の第一の目的は、スティックの全ての
位置で、変化する温度のもとで、カップ内でスティック
を適切に保持することを確実にするリップスティック製
品用のカップを提供することである。
位置で、変化する温度のもとで、カップ内でスティック
を適切に保持することを確実にするリップスティック製
品用のカップを提供することである。
本発明の他の目的は、容易にかつ、高価でなく作られ
るカップを提供することである。さらに、本発明の他の
目的は、カップ内にスティックを容易に工業的に位置づ
けることができ、かつ、スティックの組成とは関係なく
位置づけることができることである。
るカップを提供することである。さらに、本発明の他の
目的は、カップ内にスティックを容易に工業的に位置づ
けることができ、かつ、スティックの組成とは関係なく
位置づけることができることである。
さらに、本発明の第三の目的は、スティックの直径よ
りも大きな直径を有するカップを提供することにある。
このカップは、スティックがカップに取り付けられた後
に、基部の位置でスティックが破損する危険を避けるこ
とができるものである。
りも大きな直径を有するカップを提供することにある。
このカップは、スティックがカップに取り付けられた後
に、基部の位置でスティックが破損する危険を避けるこ
とができるものである。
よって、本発明の第一の態様は、もろい固形製品のス
ティックを支持することができ、かつ、収容部にスライ
ド可能に取り付けられるように意図されたスティックホ
ルダカップに関するものである。このスティックホルダ
カップは、適切な位置にスティックの基部を保持するこ
とを意図された軸対称でかつスティックを保持するため
の覆い部を構成する実質的に筒状の壁部と、横断底部
と、スティックを保持するための手段とを備えている。
筒状の壁部には、底部まで延びておりかつ底部と対向す
る上端部により結合された2つの側端部により範囲が定
められた少なくとも一つの開口部が形成されている。こ
の開口部は、スティックを保持するための手段を構成し
ている。この開口部は、カップ内にスティックを位置づ
ける際に、保持手段および/または内側部分により変位
した製品の行き過ぎを避けるための手段をも構成してい
る。
ティックを支持することができ、かつ、収容部にスライ
ド可能に取り付けられるように意図されたスティックホ
ルダカップに関するものである。このスティックホルダ
カップは、適切な位置にスティックの基部を保持するこ
とを意図された軸対称でかつスティックを保持するため
の覆い部を構成する実質的に筒状の壁部と、横断底部
と、スティックを保持するための手段とを備えている。
筒状の壁部には、底部まで延びておりかつ底部と対向す
る上端部により結合された2つの側端部により範囲が定
められた少なくとも一つの開口部が形成されている。こ
の開口部は、スティックを保持するための手段を構成し
ている。この開口部は、カップ内にスティックを位置づ
ける際に、保持手段および/または内側部分により変位
した製品の行き過ぎを避けるための手段をも構成してい
る。
「実質的に筒状の壁部」という用語は、用語の適切な
意味において筒状の壁部、または底部に対向する側の自
由端部に向けて内側で分岐する幾分フラストコニカルな
壁(frustoconical wall)を意味するものと理解された
い。さらに、この自由端部は、カップを収容するための
収容部の形状に従って、斜めの切り込みを有していても
よい。必要であるならば、カップの底部は貫通していて
もよい。
意味において筒状の壁部、または底部に対向する側の自
由端部に向けて内側で分岐する幾分フラストコニカルな
壁(frustoconical wall)を意味するものと理解された
い。さらに、この自由端部は、カップを収容するための
収容部の形状に従って、斜めの切り込みを有していても
よい。必要であるならば、カップの底部は貫通していて
もよい。
概して、カップの断面は円形や楕円形や三角形であ
る。通常、筒形状が好ましい。
る。通常、筒形状が好ましい。
筒状の壁部が筒状の壁部と並んで底部に結合された筒
状の案内覆い部により横断底部を越えて延びているの
が、好都合である。この覆い部は、リップスティック収
容部に取り付けられた場合に、カップの滑らかなスライ
ドを確実にする。
状の案内覆い部により横断底部を越えて延びているの
が、好都合である。この覆い部は、リップスティック収
容部に取り付けられた場合に、カップの滑らかなスライ
ドを確実にする。
本発明の特別な実施の形態によると、筒状の壁部にお
ける開口部の切り込みは、カップの軸に平行な方向を有
する長手方向の溝孔である。しかしながら、長方形形状
または円弧形状で開口部を形成することが可能である。
もし必要であれば、この開口部はカップの底部を介して
通過してもよい。
ける開口部の切り込みは、カップの軸に平行な方向を有
する長手方向の溝孔である。しかしながら、長方形形状
または円弧形状で開口部を形成することが可能である。
もし必要であれば、この開口部はカップの底部を介して
通過してもよい。
筒状の壁部の周りに、通常配置されている複数の開口
部(または溝孔)を具備していることが好都合である。
よって、各開口部(または各溝孔)は、複数の舌部を形
成する案内覆い部の高さ全体を通過している。各舌部の
自由端部は、筒状の壁部の直径よりやや大きな直径を有
している。よって、これらの舌部は、例えば外部芯出し
ボス(external centring boss)を設けることができ
る。このようにして、舌部は、収容部の鞘部側との弾性
接触を恒久的に確実にし、かつ収容部内でカップがクリ
アランスなしに容易にスライドすることを確実にし、か
つ衝撃吸収の役目を果たしている。特に組立や搬送やリ
ップスティック収容部の操作の際に、この衝撃吸収効果
によって、スティックの基部が破損する危険を減少さ
せ、もしくは避けることができる。
部(または溝孔)を具備していることが好都合である。
よって、各開口部(または各溝孔)は、複数の舌部を形
成する案内覆い部の高さ全体を通過している。各舌部の
自由端部は、筒状の壁部の直径よりやや大きな直径を有
している。よって、これらの舌部は、例えば外部芯出し
ボス(external centring boss)を設けることができ
る。このようにして、舌部は、収容部の鞘部側との弾性
接触を恒久的に確実にし、かつ収容部内でカップがクリ
アランスなしに容易にスライドすることを確実にし、か
つ衝撃吸収の役目を果たしている。特に組立や搬送やリ
ップスティック収容部の操作の際に、この衝撃吸収効果
によって、スティックの基部が破損する危険を減少さ
せ、もしくは避けることができる。
上述した溝孔と舌部の各配置のために、底部に対向す
る側の筒状の壁部は連続的な端部を有している。
る側の筒状の壁部は連続的な端部を有している。
スティックの基部に入ることができる投錨手段が、各
開口部(または溝孔)に取り付けられている。
開口部(または溝孔)に取り付けられている。
実施の形態の第一の変形によると、筒状の壁部で切り
込まれた各開口部(または溝孔)は、「丸ひだ装飾(ga
droon)」と呼ばれる余分な厚み部により囲まれてい
る。各丸ひだ装飾は、保持する覆い部の内側部分の周辺
に丸みを帯びた端部を有している。溝孔の側では、丸ひ
だ装飾が筒状側内部と実質的に90゜の角度を形成してい
る。余分な厚み部は、0.1mmから5mmの大きさであるのが
好都合である。これらの丸ひだ装飾の配置により、カッ
プ内でのスティックの保持をさらになお強化することが
できる。筒状の壁部への結合用の領域において、丸ひだ
装飾はカップ内にスティックを工業的に位置づけること
を容易にする丸みを帯びた端部を有している。スティッ
クの位置決めは、周囲の温度よりも低い温度で、例えば
10℃で行われるのが好都合である。この温度で、スティ
ックは、周囲の温度でスティックが有している直径より
も数10分の1だけ小さな直径を有しており、かつカップ
の内径よりも数10分の1ミリメートルだけ小さな直径を
有している。周囲温度に戻ったときに、スティックは膨
張し、溝孔および/または丸ひだ装飾に「投錨された」
状態を維持する。この膨張の間に、スティックを構成し
ている材料の一部は、開口部に向けて変位し入り込んで
いる。このため、カップ内にスティックを保持すること
を確実にしている。よって、カップ内に配置されたステ
ィックは、高温及び低温の際に、従来のカップに配置さ
れたスティックよりも明らかによい方法により落下及び
振動に抵抗する。
込まれた各開口部(または溝孔)は、「丸ひだ装飾(ga
droon)」と呼ばれる余分な厚み部により囲まれてい
る。各丸ひだ装飾は、保持する覆い部の内側部分の周辺
に丸みを帯びた端部を有している。溝孔の側では、丸ひ
だ装飾が筒状側内部と実質的に90゜の角度を形成してい
る。余分な厚み部は、0.1mmから5mmの大きさであるのが
好都合である。これらの丸ひだ装飾の配置により、カッ
プ内でのスティックの保持をさらになお強化することが
できる。筒状の壁部への結合用の領域において、丸ひだ
装飾はカップ内にスティックを工業的に位置づけること
を容易にする丸みを帯びた端部を有している。スティッ
クの位置決めは、周囲の温度よりも低い温度で、例えば
10℃で行われるのが好都合である。この温度で、スティ
ックは、周囲の温度でスティックが有している直径より
も数10分の1だけ小さな直径を有しており、かつカップ
の内径よりも数10分の1ミリメートルだけ小さな直径を
有している。周囲温度に戻ったときに、スティックは膨
張し、溝孔および/または丸ひだ装飾に「投錨された」
状態を維持する。この膨張の間に、スティックを構成し
ている材料の一部は、開口部に向けて変位し入り込んで
いる。このため、カップ内にスティックを保持すること
を確実にしている。よって、カップ内に配置されたステ
ィックは、高温及び低温の際に、従来のカップに配置さ
れたスティックよりも明らかによい方法により落下及び
振動に抵抗する。
他の変形によれば、各溝孔同士の適切な形状の丸ひだ
装飾を配置することも可能である。
装飾を配置することも可能である。
実施の形態の他の変形によれば、投錨手段は、スティ
ックが適切に配置されかつスティックの基部に向けて入
り込む場合に、半径方向外側に向けて曲げることができ
る弾性的に柔軟な部材である。この部材は、カップの側
壁の内部表面またはカップの厚み部における開口部に対
向する側に位置づけられることが好都合である。この部
材は、カップの軸を通る平面に沿って配置されたフィン
形状(例えば、三角形や台形形状)を取ることができ
る。フィンの一側部分は、筒状壁部の内側に結合してい
る。フィン形状は、スティックの基部をカップに挿入す
ることを容易にするために選ばれることか好都合であ
る。
ックが適切に配置されかつスティックの基部に向けて入
り込む場合に、半径方向外側に向けて曲げることができ
る弾性的に柔軟な部材である。この部材は、カップの側
壁の内部表面またはカップの厚み部における開口部に対
向する側に位置づけられることが好都合である。この部
材は、カップの軸を通る平面に沿って配置されたフィン
形状(例えば、三角形や台形形状)を取ることができ
る。フィンの一側部分は、筒状壁部の内側に結合してい
る。フィン形状は、スティックの基部をカップに挿入す
ることを容易にするために選ばれることか好都合であ
る。
概して、丸ひだ装飾またはフィンは、カップの内側壁
部の様々な高さで配置されてもよい。
部の様々な高さで配置されてもよい。
もし必要であれば、カップは、収容部に取り付けられ
る場合に、カップを変位させるように2つの突出したつ
めをカップの外側に有している。
る場合に、カップを変位させるように2つの突出したつ
めをカップの外側に有している。
本発明の第二の態様は、リップ用製品のための収容部
に関することであり、基部が上述された第一の態様によ
るカップに係合されているスティックを備えている。こ
のカップは、半径方向外側に向けて突出している2つの
つめを備えたものである。2つのつめはそれぞれ溝孔を
通り抜けており、これらの溝孔はカップが実質的に軸方
向へ動く鞘部の側壁に配置されている。他方、各螺旋溝
でのつめとの係合が、殻により外方に鞘がつけられた筒
状のスリーブの内側部分にて配置されている。この鞘部
は、殻に対して回動可能に取り付けられており、固定さ
れた軸位置に保持されている。一方でカップの端からつ
めを離間させる軸方向距離と、他方で鞘部および/また
はスリーブにおけるそれぞれの溝孔の端部および/また
は溝の軸位置とが、スティックが抜き取られる最大位置
にある場合にカップの端部が鞘部がら出ないように構成
されている。
に関することであり、基部が上述された第一の態様によ
るカップに係合されているスティックを備えている。こ
のカップは、半径方向外側に向けて突出している2つの
つめを備えたものである。2つのつめはそれぞれ溝孔を
通り抜けており、これらの溝孔はカップが実質的に軸方
向へ動く鞘部の側壁に配置されている。他方、各螺旋溝
でのつめとの係合が、殻により外方に鞘がつけられた筒
状のスリーブの内側部分にて配置されている。この鞘部
は、殻に対して回動可能に取り付けられており、固定さ
れた軸位置に保持されている。一方でカップの端からつ
めを離間させる軸方向距離と、他方で鞘部および/また
はスリーブにおけるそれぞれの溝孔の端部および/また
は溝の軸位置とが、スティックが抜き取られる最大位置
にある場合にカップの端部が鞘部がら出ないように構成
されている。
本発明を容易に理解できるように描写するために、本
発明によるカップの複数の実施の形態を純粋に図示によ
り以下で記載する。また添付した図面は例示したもので
あって、本発明を制限するものではない。
発明によるカップの複数の実施の形態を純粋に図示によ
り以下で記載する。また添付した図面は例示したもので
あって、本発明を制限するものではない。
図1は、本発明によるカップを備えたリップスティッ
ク収容部の軸方向断面を示している。
ク収容部の軸方向断面を示している。
図2は、図1の収容部の部材を分解させた図を示して
おり、スティックは単純化のために図示していない。
おり、スティックは単純化のために図示していない。
図3は、図1のカップの拡大斜視図である。
図4は、本発明によるカップの実施の形態の変形例の
斜視図である。
斜視図である。
図5は、図4の平面Pに沿う断面図である。
図6は、図5を軸方向に切断したの部分拡大斜視図で
ある。
ある。
図7は、本発明によるカップの他の変形例の斜視図で
ある。
ある。
図8は、図7の平面Pに沿う断面である。
図9は、スティックを締結するための手段の変形例を
示した図7の部分拡大斜視図である。
示した図7の部分拡大斜視図である。
図10は、図9の締結手段の実施の形態の変形例の部分
拡大斜視図である。
拡大斜視図である。
図11は、リップスティック収容部の好ましい実施の形
態の軸方向断面図である。
態の軸方向断面図である。
図12は、図11の鞘部の斜視図を示している。
図13は、図11のカップに取り付けられたリップスティ
ックの部分拡大斜視図を示している。
ックの部分拡大斜視図を示している。
図1から図3を参照すると、リップ用製品のための収
容部を見ることができる。長手方向軸Xを有し、円形断
面を有する筒形状の外部保護殻1(例えば金属殻)を備
えている。外部保護殻の一端部は、軸Xに向けて丸めら
れたフランジ2に曲げられている。この端部は中央円形
通路3の範囲を定めている。殻1内部では、プラスチッ
ク材料からなる薄い円形断面の筒状スリーブ4が固定さ
れている。筒状スリーブは、フランジ2の側にフランジ
とスリーブ4の第1の端部4aとにより区分された環状室
5を形成するために、殻1よりも低くなっている。フラ
ンジ2に対向する側において、環状後退部6は殻1とス
リーブ4の第2の端部4bとの間に範囲が定められてい
る。同一のものであるが正反対の螺旋溝7は、スリーブ
4の内側部分に配置されている。
容部を見ることができる。長手方向軸Xを有し、円形断
面を有する筒形状の外部保護殻1(例えば金属殻)を備
えている。外部保護殻の一端部は、軸Xに向けて丸めら
れたフランジ2に曲げられている。この端部は中央円形
通路3の範囲を定めている。殻1内部では、プラスチッ
ク材料からなる薄い円形断面の筒状スリーブ4が固定さ
れている。筒状スリーブは、フランジ2の側にフランジ
とスリーブ4の第1の端部4aとにより区分された環状室
5を形成するために、殻1よりも低くなっている。フラ
ンジ2に対向する側において、環状後退部6は殻1とス
リーブ4の第2の端部4bとの間に範囲が定められてい
る。同一のものであるが正反対の螺旋溝7は、スリーブ
4の内側部分に配置されている。
殻1とスリーブ4により形成されたユニットには、軸
Xの周りに自由回転するが軸位置に固定するための硬プ
ラスチック材料からなる鞘部8が取り付けられている。
鞘部8は、スリーブ4の内径よりも幾分小さな外径を有
する管状の筒状中間部分を有している。鞘部の端部にお
いて、この鞘部はそれぞれ保持ビード10と操作端部調整
部15とを備えている。
Xの周りに自由回転するが軸位置に固定するための硬プ
ラスチック材料からなる鞘部8が取り付けられている。
鞘部8は、スリーブ4の内径よりも幾分小さな外径を有
する管状の筒状中間部分を有している。鞘部の端部にお
いて、この鞘部はそれぞれ保持ビード10と操作端部調整
部15とを備えている。
対向位置にあって2つの同一形状の長手方向溝孔11
は、管状部分9の垂直方向高さ全体にわたり軸方向に延
びている。各溝孔は、それぞれ側方ノッチ12及び13で終
端する2つの端部を有している。溝孔11に対して、溝孔
11の第一の端部に位置づけられたノッチ12は、溝孔11の
第二の端部に位置づけられたノッチ13とは反対方向に配
置されている。
は、管状部分9の垂直方向高さ全体にわたり軸方向に延
びている。各溝孔は、それぞれ側方ノッチ12及び13で終
端する2つの端部を有している。溝孔11に対して、溝孔
11の第一の端部に位置づけられたノッチ12は、溝孔11の
第二の端部に位置づけられたノッチ13とは反対方向に配
置されている。
後退部6とは反対側の端部において、管状部分9は、
外部半径方向肩部14を介して、内径が管状部分9の内径
と等しくかつ外径が殻1の直径に事実上等しい筒状操作
端部調整部15に結合されている。自由端部において端部
調整部15は内径フランジ16を有している。
外部半径方向肩部14を介して、内径が管状部分9の内径
と等しくかつ外径が殻1の直径に事実上等しい筒状操作
端部調整部15に結合されている。自由端部において端部
調整部15は内径フランジ16を有している。
管状部分9がスリーブ4に配置される場合には、環状
保持ビード10(図1)はスリーブ4の端部4bに接しかつ
室5に係合しており、スリーブ4の鞘部を軸方向に保持
することを確実にしている。同様に、外部半径方向肩部
14は、環状後退部6に収容される。そのため、スリーブ
4はビード10と肩部14との間で軸方向に挟み込まれてい
る。よって、鞘部は、操作端部調整部15を操作すること
によりスリーブ4内で回転駆動することができる。
保持ビード10(図1)はスリーブ4の端部4bに接しかつ
室5に係合しており、スリーブ4の鞘部を軸方向に保持
することを確実にしている。同様に、外部半径方向肩部
14は、環状後退部6に収容される。そのため、スリーブ
4はビード10と肩部14との間で軸方向に挟み込まれてい
る。よって、鞘部は、操作端部調整部15を操作すること
によりスリーブ4内で回転駆動することができる。
本発明によると、概して筒形状のカップ30は鞘部8に
取り付けられている。このカップ30は、底部22により互
いに離間された筒状の壁部20と筒状の案内覆い部21とを
有している。筒状の壁部の外方側壁において、筒状の壁
部20は外側に向けて突出している2つのつめ24を有して
いる。各つめは、つめが鞘部8の溝孔11を介して通るこ
とができ、かつスリーブ4の溝7に係合することができ
るような大きさである。
取り付けられている。このカップ30は、底部22により互
いに離間された筒状の壁部20と筒状の案内覆い部21とを
有している。筒状の壁部の外方側壁において、筒状の壁
部20は外側に向けて突出している2つのつめ24を有して
いる。各つめは、つめが鞘部8の溝孔11を介して通るこ
とができ、かつスリーブ4の溝7に係合することができ
るような大きさである。
筒状の壁部20の側方において、軸Xに平行に実質的に
中間の高さまで立ち上がった長手方向の溝孔29が切り込
まれている。溝孔は、底部22の方向に開口しかつ案内覆
い部21の側方の高さ全体にわたって通っている。よっ
て、複数の延びた開口部29aは、筒状の壁部20内に範囲
が定められ、スティック40が適切な位置に置かれた場合
に投錨手段としての役目を果たす。
中間の高さまで立ち上がった長手方向の溝孔29が切り込
まれている。溝孔は、底部22の方向に開口しかつ案内覆
い部21の側方の高さ全体にわたって通っている。よっ
て、複数の延びた開口部29aは、筒状の壁部20内に範囲
が定められ、スティック40が適切な位置に置かれた場合
に投錨手段としての役目を果たす。
案内覆い部21に対するように、溝孔29は、舌部23の範
囲を定めている。カップ30を構成する材料(例えば、ポ
リアセタールやポリスチレンやポリプロピレン)のおか
げで、これらの舌部23は、鞘部8内で軸が進む間弾性様
式でカップを案内するために十分な弾性を有している。
ボス21aが、カップ30と鞘部8との間の生じうる遊びを
抑制するために意図された各舌部23の外側に取り付けら
れていることが好都合である。
囲を定めている。カップ30を構成する材料(例えば、ポ
リアセタールやポリスチレンやポリプロピレン)のおか
げで、これらの舌部23は、鞘部8内で軸が進む間弾性様
式でカップを案内するために十分な弾性を有している。
ボス21aが、カップ30と鞘部8との間の生じうる遊びを
抑制するために意図された各舌部23の外側に取り付けら
れていることが好都合である。
鞘部がスリーブ4に対して回転させかつ殻1がその長
手方向軸Xの周りを回転する場合に、溝孔11と溝7内の
つめ24の案内のおかげで、カップ30が鞘部8の管部分9
内で軸方向に変位するということは理解できよう。鞘部
の回転により、2端部位置間でスリーブ4の螺旋溝7内
でのカップの軸方向変位を生じる。2端部のうちのいず
れか一方が図1に示したスティックの引っ込んだ位置で
ある。このカップ30の引っ込んだ位置において、案内覆
い部21は、内部フランジ16の周辺における端部調整部15
内側に収容される。
手方向軸Xの周りを回転する場合に、溝孔11と溝7内の
つめ24の案内のおかげで、カップ30が鞘部8の管部分9
内で軸方向に変位するということは理解できよう。鞘部
の回転により、2端部位置間でスリーブ4の螺旋溝7内
でのカップの軸方向変位を生じる。2端部のうちのいず
れか一方が図1に示したスティックの引っ込んだ位置で
ある。このカップ30の引っ込んだ位置において、案内覆
い部21は、内部フランジ16の周辺における端部調整部15
内側に収容される。
図4から図6は、図3のカップの実施の形態の変形例
を示している。図3のカップと同様の部材、または同様
の機能を果たすカップを構成する部材については、100
だけ増加した同一の参照符号を付す。各部材の記載は部
分的にのみ繰り返される。
を示している。図3のカップと同様の部材、または同様
の機能を果たすカップを構成する部材については、100
だけ増加した同一の参照符号を付す。各部材の記載は部
分的にのみ繰り返される。
図3の実施の形態と同様の方法で、図4のカップ130
が実質的に筒形状を有している。筒状の壁部120と案内
覆い部121とは、実質的に筒状の壁部120の中間から案内
覆い部121の自由端部121bまで立ち上がって開口してい
る溝孔129を有している。よって、複数の延びた開口部1
29aは、筒状の壁部120の比較的低い部分で形成されてい
る。筒状の壁部120の内側において、各開口部129aは、
余分な厚み部150を有する強化領域すなわち「丸ひだ装
飾」により囲まれている。余分な厚み部150は、0.6mmの
大きさである。図4の平面Pに沿う断面図を示す図5か
ら分かるように、余分な厚み部150の外方端部151は、カ
ップ130にスティックを容易に位置づけるために丸めら
れている。
が実質的に筒形状を有している。筒状の壁部120と案内
覆い部121とは、実質的に筒状の壁部120の中間から案内
覆い部121の自由端部121bまで立ち上がって開口してい
る溝孔129を有している。よって、複数の延びた開口部1
29aは、筒状の壁部120の比較的低い部分で形成されてい
る。筒状の壁部120の内側において、各開口部129aは、
余分な厚み部150を有する強化領域すなわち「丸ひだ装
飾」により囲まれている。余分な厚み部150は、0.6mmの
大きさである。図4の平面Pに沿う断面図を示す図5か
ら分かるように、余分な厚み部150の外方端部151は、カ
ップ130にスティックを容易に位置づけるために丸めら
れている。
溝孔129の側方において、開口部129aは、図6で示す
ように筒状の壁部とともに実質的に90゜に等しい鋭角Y
を形成している。
ように筒状の壁部とともに実質的に90゜に等しい鋭角Y
を形成している。
丸ひだ装飾150は、半固体(semi−solid)の堅さのス
ティックに対して優れた投錨手段を形成しており、特に
30℃前後の高温下でスティックの保持を確実にしてい
る。
ティックに対して優れた投錨手段を形成しており、特に
30℃前後の高温下でスティックの保持を確実にしてい
る。
図7から図9は、カップ230の他の変形例を表してい
る。
る。
図3の部材と同じくカップを構成する部材または同様
の機能を果たす部材に対しては、200だけ増加した同一
の参照符号を付す。これらの部材の記載は、部分的にの
み繰り返し行われる。
の機能を果たす部材に対しては、200だけ増加した同一
の参照符号を付す。これらの部材の記載は、部分的にの
み繰り返し行われる。
カップ230は、図1のカップ30と筒状の壁部220が複数
の内部投錨フィン250を有しているという点において異
なっている。これらのフィン250は直角三角形の形状を
有しており、かつカップの半径方向内側に向けて延びて
いる。
の内部投錨フィン250を有しているという点において異
なっている。これらのフィン250は直角三角形の形状を
有しており、かつカップの半径方向内側に向けて延びて
いる。
これらのフィンは、各溝孔229の上部251よりも上に位
置する高さの筒状の壁部220に取り付けられている。そ
のため鋭角αが覆い部220と三角形の斜辺とで決められ
る。角αは、通常20゜から45゜である。三角形の長さの
一部のみで、各αで隣り合う側面が筒状の壁部220に結
合している。この構成によりフィン220の弾性的に移動
可能な配置を得ることができる。スティックがカップ内
に取り付けられた場合に、フィン250を溝孔229により残
された空間内に半径方向外側に曲げることができること
が理解できよう。スティックが適切な位置に配置された
後、フィンは反発力によりスティックの底部に戻り、カ
ップ内にスティックの保持と投錨とを確実にする。底部
222では、各溝孔229の延び部分において、溝孔229とフ
ィン250の底部252とを形成する成形ピンの抵抗のために
働くノッチ260が底部222に配置されている。
置する高さの筒状の壁部220に取り付けられている。そ
のため鋭角αが覆い部220と三角形の斜辺とで決められ
る。角αは、通常20゜から45゜である。三角形の長さの
一部のみで、各αで隣り合う側面が筒状の壁部220に結
合している。この構成によりフィン220の弾性的に移動
可能な配置を得ることができる。スティックがカップ内
に取り付けられた場合に、フィン250を溝孔229により残
された空間内に半径方向外側に曲げることができること
が理解できよう。スティックが適切な位置に配置された
後、フィンは反発力によりスティックの底部に戻り、カ
ップ内にスティックの保持と投錨とを確実にする。底部
222では、各溝孔229の延び部分において、溝孔229とフ
ィン250の底部252とを形成する成形ピンの抵抗のために
働くノッチ260が底部222に配置されている。
図10は、スティックを取り付けるための手段の異なる
構成を示している。図10において、壁320に切り込まれ
た開口部329の上端部が、舌部350を有している。この舌
部は半径方向に弾性がある。舌部はカップの底部322に
向けられ、かつ舌部の内側に対して鈍感αに沿って配置
されている。舌部の自由端部352は、投錨端を有してい
る。スティックがカップ内に導入された場合、舌部350
が外側に曲げられ、次いで徐々にスティックの主要部内
に入る。投錨端352は、さらに一層スティックの保持力
を上げ、かつスティックが偶然突出することに抵抗す
る。この操作中に変位した製品は、開口部329を通るこ
とができる。
構成を示している。図10において、壁320に切り込まれ
た開口部329の上端部が、舌部350を有している。この舌
部は半径方向に弾性がある。舌部はカップの底部322に
向けられ、かつ舌部の内側に対して鈍感αに沿って配置
されている。舌部の自由端部352は、投錨端を有してい
る。スティックがカップ内に導入された場合、舌部350
が外側に曲げられ、次いで徐々にスティックの主要部内
に入る。投錨端352は、さらに一層スティックの保持力
を上げ、かつスティックが偶然突出することに抵抗す
る。この操作中に変位した製品は、開口部329を通るこ
とができる。
図11から図13は、リップスティック収容部を表す本発
明の好ましい実施の形態を表している。図1の部材と同
じ部材や同じ機能を果たすこのカップを構成する部材に
ついては、400だけ増加した同一の参照符号を付す。こ
れらの部材の記載は、部分的にのみ繰り返されよう。
明の好ましい実施の形態を表している。図1の部材と同
じ部材や同じ機能を果たすこのカップを構成する部材に
ついては、400だけ増加した同一の参照符号を付す。こ
れらの部材の記載は、部分的にのみ繰り返されよう。
図11の収容部400は、筒状の鞘部408が押し込まれて嵌
合された閉鎖底部416を備える筒状の基部415を有してい
る。この鞘部の比較的低い部分は、半径方向外側に向け
て突出する薄いリング部材415a,415b,415cの形態で3つ
の丸ひだ装飾により囲まれている。機構の組立を容易に
している鞘部の軸方向への各リング部材の柔軟性を向上
させるために、これらのリング部材は不連続である。互
いに反対の位置に配置され、かつ軸方向に配置された2
つの溝孔411は、鞘部408の筒状の壁部409に切り込まれ
ている。カップ403の2つのつめ424は、これらの溝孔に
配置されている。
合された閉鎖底部416を備える筒状の基部415を有してい
る。この鞘部の比較的低い部分は、半径方向外側に向け
て突出する薄いリング部材415a,415b,415cの形態で3つ
の丸ひだ装飾により囲まれている。機構の組立を容易に
している鞘部の軸方向への各リング部材の柔軟性を向上
させるために、これらのリング部材は不連続である。互
いに反対の位置に配置され、かつ軸方向に配置された2
つの溝孔411は、鞘部408の筒状の壁部409に切り込まれ
ている。カップ403の2つのつめ424は、これらの溝孔に
配置されている。
カップ430は図10で示されたものと実質的に同じ構成
である。
である。
特に図12において分かるように、鞘部は弾性材料から
なるOリング414aが配置されている周辺部に肩部414を
有している。このリング414aの外側周辺部は、筒状の金
属殻401の低い内側部分と幾分摩擦のある接触をしてい
る。この金属殻401の上部分において、筒状のスリーブ4
04が取り付けられている。内側が、カップ403のつめ424
を受け入れるようにされた2つの内部溝を具備している
(図13も参照されたい)。リップスティック440が、カ
ップ430内に取り付けられている。
なるOリング414aが配置されている周辺部に肩部414を
有している。このリング414aの外側周辺部は、筒状の金
属殻401の低い内側部分と幾分摩擦のある接触をしてい
る。この金属殻401の上部分において、筒状のスリーブ4
04が取り付けられている。内側が、カップ403のつめ424
を受け入れるようにされた2つの内部溝を具備している
(図13も参照されたい)。リップスティック440が、カ
ップ430内に取り付けられている。
スティックを保護するために、このユニットは筒状の
キャップ460により閉じられている。キャップの底部に
は、スティックに対して回転する側が柔軟で漏れないフ
ィルム401bで覆われている多孔性の気泡ゴム401aの固ま
りが配置されている。この気泡ゴムの固まりは、搬送中
のスティック440の偶然の突出を避けるものであり、さ
らにもし必要ならばスティックの乾燥を減じるために、
収容部の密閉を確実にする。
キャップ460により閉じられている。キャップの底部に
は、スティックに対して回転する側が柔軟で漏れないフ
ィルム401bで覆われている多孔性の気泡ゴム401aの固ま
りが配置されている。この気泡ゴムの固まりは、搬送中
のスティック440の偶然の突出を避けるものであり、さ
らにもし必要ならばスティックの乾燥を減じるために、
収容部の密閉を確実にする。
図13は、カップ430内のスティック440の構成を表して
いる。スティックがカップ内に導入された場合に、開口
部429の頭頂部に配置された舌部450は、スティックの基
部で、軸方向に配置された経路の作る。カップ内でのス
ティックの保持を強めるために、スティックは矢印F方
向に例えば10゜や20゜の角度だけ回転させられる。この
操作により経路はエルボ形状となる。この操作中に変位
した製品は、開口部429から抜け出ることができ、かつ
スティックの保持に寄与することができる。
いる。スティックがカップ内に導入された場合に、開口
部429の頭頂部に配置された舌部450は、スティックの基
部で、軸方向に配置された経路の作る。カップ内でのス
ティックの保持を強めるために、スティックは矢印F方
向に例えば10゜や20゜の角度だけ回転させられる。この
操作により経路はエルボ形状となる。この操作中に変位
した製品は、開口部429から抜け出ることができ、かつ
スティックの保持に寄与することができる。
本実施の形態の全ての種々のものにおいて、カップ内
にスティックの位置決めをすることは容易である。上記
操作中にスティックの基部の圧縮が、特にフィン250や
舌部350,450や丸ひだ装飾150により生じる場合に、カッ
プ30,130,230の溝孔29,129,229を介して製品の突出を避
けることができるとともに、カップ内のスティックの基
部に投錨することに寄与することができる。図3のカッ
プは、比較的堅い粘稠性のスティックを取り付けるため
に構成されている。ここで、図4,図7,図10,図13のカッ
プは、半固体の粘稠性のスティックを支持及び保持のた
めに使用することができる。
にスティックの位置決めをすることは容易である。上記
操作中にスティックの基部の圧縮が、特にフィン250や
舌部350,450や丸ひだ装飾150により生じる場合に、カッ
プ30,130,230の溝孔29,129,229を介して製品の突出を避
けることができるとともに、カップ内のスティックの基
部に投錨することに寄与することができる。図3のカッ
プは、比較的堅い粘稠性のスティックを取り付けるため
に構成されている。ここで、図4,図7,図10,図13のカッ
プは、半固体の粘稠性のスティックを支持及び保持のた
めに使用することができる。
さらに本発明は、スティックを取り付ける新しいシス
テムであるためカップの直径にとても近い直径のスティ
ックを有することを可能にするという点において特に好
都合である。このことは、スティックがカップ内に斜め
に取り付けられることを防止することができる。溝孔の
存在のおかげで、カップが適切な位置に配置される場合
にカップの内側部分及び時には丸ひだ装飾により、ステ
ィックの基部に配置された製品の突出が、溝孔を介して
避けることができる。さらに本発明は、従来のリップス
ティック機構や従来の機構よりも細長い形状を有するリ
ップペンシルに適用することができる。この場合に、カ
ップには側壁の外側につめを設けず、しかしカップはカ
ップの底部から軸方向に延びるねじに結合される。上記
ペンシルは、目にメーキャップを施すコールペンシルや
メーキャップチョークのようなカップに固定することが
できる他の脆性製品を使用するために用いられる。
テムであるためカップの直径にとても近い直径のスティ
ックを有することを可能にするという点において特に好
都合である。このことは、スティックがカップ内に斜め
に取り付けられることを防止することができる。溝孔の
存在のおかげで、カップが適切な位置に配置される場合
にカップの内側部分及び時には丸ひだ装飾により、ステ
ィックの基部に配置された製品の突出が、溝孔を介して
避けることができる。さらに本発明は、従来のリップス
ティック機構や従来の機構よりも細長い形状を有するリ
ップペンシルに適用することができる。この場合に、カ
ップには側壁の外側につめを設けず、しかしカップはカ
ップの底部から軸方向に延びるねじに結合される。上記
ペンシルは、目にメーキャップを施すコールペンシルや
メーキャップチョークのようなカップに固定することが
できる他の脆性製品を使用するために用いられる。
Claims (19)
- 【請求項1】適切な位置にスティックの底部を保持する
ように意図された前記スティックを保持するための覆い
部を構成しかつ軸(X)を有する筒状の壁部(20,120,2
20,320,420)と、筒状空間を上下に仕切る横断底部(2
2,122,222,322,422)と、前記スティックを保持するた
めの手段(M)とを備えてなり、少なくとも一つの開口
部(29,129,229,329,429)が前記横断底部から上方に向
かって前記筒状の壁部(20,120,220,320,420)にて切り
込まれた、もろい固形製品のスティックを支持すること
ができ、かつ、収容部にスライド可能に取り付けられる
ように意図されたスティックホルダカップにおいて、 前記開口部(29,129,229,329,429)は、対向する2つの
側端部と、この側端部に結合する上端部とから形成さ
れ、かつ前記開口部がスティック(40)を保持している
ことを特徴とするカップ。 - 【請求項2】前記筒状の壁部(20,120)に、筒状の案内
覆い部(21,121)が結合されることにより、前記筒状の
壁部が、前記横断底部を越えて延びていることを特徴と
する請求項1記載のカップ(30,130)。 - 【請求項3】前記開口部(29,129,229,329,429)が軸
(X)と平行な配置を有する長手方向の溝孔であること
を特徴とする請求項1または2記載のカップ。 - 【請求項4】前記筒状の壁部(20,120,220,320,420)の
周辺に規則的に配置された複数の開口部を具備している
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載
のカップ。 - 【請求項5】前記開口部(29,129,229)は、複数の舌部
(23,123,223)を形成するように、前記筒状の案内覆い
部(21,121,221)の高さ全体に渡って設けられることを
特徴とする請求項2から4のいずれか一つに記載のカッ
プ。 - 【請求項6】前記カップは、円形断面を有していること
を特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のカ
ップ。 - 【請求項7】各舌部(23,123)は、外部芯出しボス(21
a)を備えていることを特徴とする請求項5または6記
載のカップ。 - 【請求項8】前記保持する覆い部(20,120,220,320,42
0)は、前記案内覆い部(21,121,221)に対向する側に
連続する自由端部(25,125,225)を有することを特徴と
する請求項1から7のいずれか一つに記載のカップ。 - 【請求項9】カップは、外側に2つの突出するつめ(2
4,124,224,424)を有しており、これらのつめが該カッ
プの変位を作動させるものであることを特徴とする請求
項1から8のいずれか一つに記載のカップ。 - 【請求項10】前記スティックを保持するための覆い部
の内側には、各開口部(129)が、前記覆い部よりも厚
く形成された厚み部(150)により縁取られていること
を特徴とする請求項1から9のいずれか一つに記載のカ
ップ。 - 【請求項11】前記覆い部よりも厚く形成された前記各
厚み部(150)は、前記筒状の壁部(120)に結合するた
めに、丸味が形成された領域(151)を有することを特
徴とする請求項10記載のカップ。 - 【請求項12】前記各厚み部(150)の開口部の開口角
度は、前記筒状の壁部(120)に対して、90゜の角
(Y)を形成していることを特徴とする請求項10または
11記載のカップ。 - 【請求項13】前記覆い部よりも厚く形成された前記厚
み部(150)が、0.1mmから5mmの大きさであることを特
徴とする請求項10から12のいずれか一つに記載のカップ
(130)。 - 【請求項14】前記スティック(40)が適切な位置に配
置される場合に半径方向外側に向けて曲がることがで
き、かつ該スティックの前記底部に入り込むことができ
る柔軟な投錨手段(250,350,450)が、前記各開口部に
形成されていることを特徴とする請求項1から9のいず
れか一つに記載のカップ。 - 【請求項15】前記投錨手段(250,350,450)が、前記
筒状の壁部(220,320,420)の内部表面または前記筒状
の壁部の前記厚み部に、前記開口部(229,329,429)に
対向して配置されていることを特徴とする請求項14記載
のカップ。 - 【請求項16】前記投錨手段(250)はフィンであり、
該フィンの一側部分が前記保持覆い部(220)の前記内
側部と結合しており、このフィンが前記カップの軸
(X)を通る平面に沿って配置されていることを特徴と
する請求項14または15記載のカップ。 - 【請求項17】前記投錨手段が半径方向に柔軟な舌部
(350,450)であり、該舌部の一端部が前記開口部(32
9,429)の端部に結合されていることを特徴とする請求
項14または15記載のカップ。 - 【請求項18】請求項1から17のいずれか一つに一致す
ることを特徴とするカップ(30,130,230)により支持さ
れるリップスティック(40)を備えるリップ用製品のた
めの収容部。 - 【請求項19】筒状の殻(1,401)と、該殻により覆わ
れた筒状のスリーブ(4,404)と、該スリーブの内側で
前記軸(X)の周りに自由回転する鞘部(8,408)と、
該鞘部の内部に取り付けられた前記カップとを備えてな
り、 前記カップ(30,130,230,430)が半径方向外方に突出し
ている2つのつめ(24,124,224,424)を有し、 前記つめが前記鞘部(8,408)の側壁に形成された溝孔
(11,411)を介して通過し、これにより前記カップが実
質的に軸方向に移動し、他方、前記つめが前記筒状のス
リーブ(4,404)の内側に設けられた螺旋溝(7,407)と
係合し、かつ、前記鞘部(8,408)が前記殻に対して回
動可能に取り付けられており、かつ固定された軸方向位
置に保持されていることを特徴とする請求項18に記載の
収容部。
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