JP2000509631A - リップスティックホルダカップ及びリップスティックホルダカップを備えるリップスティック製品収容部 - Google Patents
リップスティックホルダカップ及びリップスティックホルダカップを備えるリップスティック製品収容部Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、スティックの基部を維持するためのスティック支持覆い部(20)を構成し、軸(X)を有する筒状の壁部(20)と、横断底部(22)と、該スティックを保持するための手段(M)とを備え、少なくとも一つの溝孔(29)が筒状の壁部(20)に設けられている、収容部内にスライドして取り付けられるように個々に構成されることを条件とした、固体の製品のスティックを支持するためのリップスティックホルダ(30)に関するものである。本発明は、溝孔(29)が底部に向けて延び、かつ該底部に対向する上端部により連結される2つの側端部により範囲が定められる。前記開口部は、前記スティック(40)を保持するための手段(M)を構成している。本発明は、リップスティックホルダを具備するリップスティック用収容部に関するものでもある。
Description
【発明の詳細な説明】
リップスティックホルダカップ及び
リップスティックホルダカップを備えるリップスティック製品収容部
本発明は、スティックホルダカップを備える製品用の収容部とともに、収容部
内にスライド可能に取り付けられることを意図された、もろい固形製品を支持す
ることができるスティックホルダカップに関するものである。例えば、この製品
のスティックは、色のついたリップスティックや色のないリップスティック、も
しくは例えば皮膚科薬のスティックのようなスティックである。
周知のリップスティックは、ユーザが保管場所においてスティックの頭頂部が
上方を向くようにリップスティックを配置することを注意している限り、満足を
与えるものである。実際上、例えば上記スティックがユーザのハンドバック内に
収納されている場合には、上記注意を守ることは不可能である。実際には衝撃や
振動のために結果として、スティックがカップから突出する傾向がある。スティ
ックが温度変化を受けている場合には、このスティックがカップから突出する効
果がさらに著しくなることを注意すべきである。ある種のスティックが30°の
温度にさらされると、周囲の温度での正常なスティックの直径と比較して、直径
が0.6〜0.7mmだけ膨張する。結果としては、温度が下がるにつれてステ
ィックの基部において脆化が生じる。よって、従来のカップ内にスティックを保
持することは、スティックが微少な衝撃で二次的にカップから離れてしまうとい
う危険があるので、まるで架空のことのようである。
リップスティックの収容部は、例えば、仏国特許第2 548 880号公報から、ア
ンダーカット様式で、スティックを締結するための弾性タブを有する底部に、対
向する側に供給されたカップが備えられていることが知られている。これらのタ
ブは、収容部の外殻の内側部分に対して荷重がかかる。しかしながら、このカッ
プは、カップが収容部内へスライドする場合に、このタブが、収容部の内側の不
完全性のために振動を受けるという欠点を有している。タブの振動は、これらの
タブと接触するスティックの基部の変形を生じる。ついで、カップ内にスティッ
クを保持することは、ほとんど確実でなくなり、わずかな衝撃でスティックが
カップから離れるという危険がある。さらに、カップ/スティック・ユニットが
この収容部に取り付けられた場合に、スティックの基部の変形もまた生じる。こ
の現象は、スティックの組成が糊のような粘稠性(pasty consistency)である
場合に一層著しくなる。
さらに、仏国特許第909 021号公報から、側壁がカップの高さ全体にわたり延
びている溝孔を有しているカップを具備しているリップスティック収容部が知ら
れている。この溝孔は、収容部内のカップのスライド特性を向上するので、この
溝孔はカップ内のスティックを弱く保持している。
よって、本発明の第一の目的は、スティックの全ての位置で、変化する温度の
もとで、カップ内でスティックを適切に保持することを確実にするリップスティ
ック製品用のカップを提供することである。
本発明の他の目的は、容易にかつ、高価でなく作られるカップを提供すること
である。さらに、本発明の他の目的は、カップ内にスティックを容易に工業的に
位置づけることができ、かつ、スティックの組成とは関係なく位置づけることが
できることである。
さらに、本発明の第三の目的は、スティックの直径よりも大きな直径を有する
カップを提供することにある。このカップは、スティックがカップに取り付けら
れた後に、基部の位置でスティックが破損する危険を避けることができるもので
ある。
よって、本発明の第一の態様は、もろい固形製品のスティックを支持すること
ができ、かつ、収容部にスライド可能に取り付けられるように意図されたスティ
ックホルダカップに関するものである。このスティックホルダカップは、適切な
位置にスティックの基部を保持することを意図された軸対称でかつスティックを
保持するための覆い部を構成する実質的に筒状の壁部と、横断底部と、スティッ
クを保持するための手段とを備えている。筒状の壁部には、底部まで延びており
かつ底部と対向する上端部により結合された2つの側端部により範囲が定められ
た少なくとも一つの開口部が形成されている。この開口部は、スティックを保持
するための手段を構成している。この開口部は、カップ内にスティックを位置づ
ける際に、保持手段および/または内側部分により変位した製品の行き過ぎを避
けるための手段をも構成している。
「実質的に筒状の壁部」という用語は、用語の適切な意味において筒状の壁部
、または底部に対向する側の自由端部に向けて内側で分岐する幾分フラストコニ
カルな壁(frustoconical wall)を意味するものと理解されたい。さらに、この
自由端部は、カップを収容するための収容部の形状に従って、斜めの切り込みを
有していてもよい。必要であるならば、カップの底部は貫通していてもよい。
概して、カップの断面は円形や楕円形や三角形である。通常、筒形状が好まし
い。
筒状の壁部が筒状の壁部と並んで底部に結合された筒状の案内覆い部により横
断底部を越えて延びているのが、好都合である。この覆い部は、リップスティッ
ク収容部に取り付けられた場合に、カップの滑らかなスライドを確実にする。
本発明の特別な実施の形態によると、筒状の壁部における開口部の切り込みは
、カップの軸に平行な方向を有する長手方向の溝孔である。しかしながら、長方
形形状または円弧形状で開口部を形成することが可能である。もし必要であれば
、この開口部はカップの底部を介して通過してもよい。
筒状の壁部の周りに、通常配置されている複数の開口部(または溝孔)を具備
していることが好都合である。よって、各開口部(または各溝孔)は、複数の舌
部を形成する案内覆い部の高さ全体を通過している。各舌部の自由端部は、筒状
の壁部の直径よりやや大きな直径を有している。よって、これらの舌部は、例え
ば外部芯出しボス(external centring boss)を設けることができる。このよう
にして、舌部は、収容部の鞘部側との弾性接触を恒久的に確実にし、かつ収容部
内でカップがクリアランスなしに容易にスライドすることを確実にし、かつ衝撃
吸収の役目を果たしている。特に組立や搬送やリップスティック収容部の操作の
際に、この衝撃吸収効果によって、スティックの基部が破損する危険を減少させ
、もしくは避けることができる。
上述した溝孔と舌部の各配置のために、底部に対向する側の筒状の壁部は連続
的な端部を有している。
スティックの基部に入ることができる投錨手段が、各開口部(または溝孔)に
取り付けられている。
実施の形態の第一の変形によると、筒状の壁部で切り込まれた各開口部(また
は溝孔)は、「丸ひだ装飾(gadroon)」と呼ばれる余分な厚み部により囲まれ
ている。各丸ひだ装飾は、保持する覆い部の内側部分の周辺に丸みを帯びた端部
を有している。溝孔の側では、丸ひだ装飾が筒状側内部と実質的に90°の角度
を形成している。余分な厚み部は、0.1mmから5mmの大きさであるのが好
都合である。これらの丸ひだ装飾の配置により、カップ内でのスティックの保持
をさらになお強化することができる。筒状の壁部への結合用の領域において、丸
ひだ装飾はカップ内にスティックを工業的に位置づけることを容易にする丸みを
帯びた端部を有している。スティックの位置決めは、周囲の温度よりも低い温度
で、例えば10℃で行われるのが好都合である。この温度で、スティックは、周
囲の温度でスティックが有している直径よりも数10分の1だけ小さな直径を有
しており、かつカップの内径よりも数10分の1ミリメートルだけ小さな直径を
有している。周囲温度に戻ったときに、スティックは膨張し、溝孔および/また
は丸ひだ装飾に「投錨された」状態を維持する。この膨張の間に、スティックを
構成している材料の一部は、開口部に向けて変位し入り込んでいる。このため、
カップ内にスティックを保持することを確実にしている。よって、カップ内に配
置されたスティックは、高温及び低温の際に、従来のカップに配置されたスティ
ックよりも明らかによい方法により落下及び振動に抵抗する。
他の変形によれば、各溝孔同士の適切な形状の丸ひだ装飾を配置することも可
能である。
実施の形態の他の変形によれば、投錨手段は、スティックが適切に配置されか
つスティックの基部に向けて入り込む場合に、半径方向外側に向けて曲げること
ができる弾性的に柔軟な部材である。この部材は、カップの側壁の内部表面また
はカップの厚み部における開口部に対向する側に位置づけられることが好都合で
ある。この部材は、カップの軸を通る平面に沿って配置されたフィン形状(例え
ば、三角形や台形形状)を取ることができる。フィンの一側部分は、筒状壁部の
内側に結合している。フィン形状は、スティックの基部をカップに挿入すること
を容易にするために選ばれることが好都合である。
概して、丸ひだ装飾またはフィンは、カップの内側壁部の様々な高さで配置さ
れてもよい。
もし必要であれば、カップは、収容部に取り付けられる場合に、カップを変位
させるように2つの突出したつめをカップの外側に有している。
本発明の第二の態様は、リップ用製品のための収容部に関することであり、基
部が上述された第一の態様によるカップに係合されているスティックを備えてい
る。このカップは、半径方向外側に向けて突出している2つのつめを備えたもの
である。2つのつめはそれぞれ溝孔を通り抜けており、これらの溝孔はカップが
実質的に軸方向へ動く鞘部の側壁に配置されている。他方、各螺旋溝でのつめと
の係合が、殻により外方に鞘がつけられた筒状のスリーブの内側部分にて配置さ
れている。この鞘部は、殻に対して回動可能に取り付けられており、固定された
軸位置に保持されている。一方でカップの端からつめを離間させる軸方向距離と
、他方で鞘部および/またはスリーブにおけるそれぞれの溝孔の端部および/ま
たは溝の軸位置とが、スティックが抜き取られる最大位置にある場合にカップの
端部が鞘部から出ないように構成されている。
本発明を容易に理解できるように描写するために、本発明によるカップの複数
の実施の形態を純粋に図示により以下で記載する。また添付した図面は例示した
ものであって、本発明を制限するものではない。
図1は、本発明によるカップを備えたリップスティック収容部の軸方向断面を
示している。
図2は、図1の収容部の部材を分解させた図を示しており、スティックは単純
化のために図示していない。
図3は、図1のカップの拡大斜視図である。
図4は、本発明によるカップの実施の形態の変形例の斜視図である。
図5は、図4の平面Pに沿う断面である。
図6は、図5を軸方向に切断したの部分拡大斜視図である。
図7は、本発明によるカップの他の変形例の斜視図である。
図8は、図7の平面Pに沿う断面である。
図9は、スティックを締結するための手段の変形例を示した図7の部分拡大斜
視図である。
図10は、図9の締結手段の実施の形態の変形例の部分拡大斜視図である。
図11は、リップスティック収容部の好ましい実施の形態の軸方向断面図であ
る。
図12は、図11の鞘部の斜視図を示している。
図13は、図11のカップに取り付けられたリップスティックの部分拡大斜視
図を示している。
図1から図3を参照すると、リップ用製品のための収容部を見ることができる
。長手方向軸Xを有し、円形断面を有する筒形状の外部保護殻1(例えば金属殻
)を備えている。外部保護殻の一端部は、軸Xに向けて丸められたフランジ2に
曲げられている。この端部は中央円形通路3の範囲を定めている。殻1内部では
、プラスチック材料からなる薄い円形断面の筒状スリーブ4が固定されている。
筒状スリーブは、フランジ2の側にフランジとスリーブ4の第1の端部4aとに
より区分された環状室5を形成するために、殻1よりも低くなっている。フラン
ジ2に対向する側において、環状後退部6は殻1とスリーブ4の第2の端部4b
との間に範囲が定められている。同一のものであるが正反対の螺旋溝7は、スリ
ーブ4の内側部分に配置されている。
殻1とスリーブ4により形成されたユニットには、軸Xの周りに自由回転する
が軸位置に固定するための硬プラスチック材料からなる鞘部8が取り付けられて
いる。鞘部8は、スリーブ4の内径よりも幾分小さな外径を有する管状の筒状中
間部分を有している。鞘部の端部において、この鞘部はそれぞれ保持ビード10
と操作端部調整部15とを備えている。
対向位置にあって2つの同一形状の長手方向溝孔11は、管状部分9の垂直方
向高さ全体にわたり軸方向に延びている。各溝孔は、それぞれ側方ノッチ12及
び13で終端する2つの端部を有している。溝孔11に対して、溝孔11の第一
の端部に位置づけられたノッチ12は、溝孔11の第二の端部に位置づけられた
ノッチ13とは反対方向に配置されている。
後退部6とは反対側の端部において、管状部分9は、外部半径方向肩部14を
介して、内径が管状部分9の内径と等しくかつ外径が殻1の直径に事実上等しい
筒状操作端部調整部15に結合されている。自由端部において端部調整部15は
内径フランジ16を有している。
管状部分9がスリーブ4に配置される場合には、環状保持ビード10(図1)
はスリーブ4の端部4bに接しかつ室5に係合しており、スリーブ4の鞘部を軸
方向に保持することを確実にしている。同様に、外部半径方向肩部14は、環状
後退部6に収容される。そのため、スリーブ4はビード10と肩部14との間で
軸方向に挟み込まれている。よって、鞘部は、操作端部調整部15を操作するこ
とによりスリーブ4内で回転駆動することができる。
本発明によると、概して筒形状のカップ30は鞘部8に取り付けられている。
このカップ30は、底部22により互いに離間された筒状の壁部20と筒状の案
内覆い部21とを有している。筒状の壁部の外方側壁において、筒状の壁部20
は外側に向けて突出している2つのつめ24を有している。各つめは、つめが鞘
部8の溝孔11を介して通ることができ、かつスリーブ4の溝7に係合すること
ができるような大きさである。
筒状の壁部20の側方において、軸Xに平行に実質的に中間の高さまで立ち上
がった長手方向の溝孔29が切り込まれている。溝孔は、底部22の方向に開口
しかつ案内覆い部21の側方の高さ全体にわたって通っている。よって、複数の
延びた開口部29aは、筒状の壁部20内に範囲が定められ、スティック40が
適切な位置に置かれた場合に投錨手段としての役目を果たす。
案内覆い部21に対するように、溝孔29は、舌部23の範囲を定めている。
カップ30を構成する材料(例えば、ポリアセタールやポリスチレンやポリプロ
ピレン)のおかげで、これらの舌部23は、鞘部8内で軸が進む間弾性様式でカ
ップを案内するために十分な弾性を有している。ボス21aが、カップ30と鞘
部8との間の生じうる遊びを抑制するために意図された各舌部23の外側に取り
付けられていることが好都合である。
鞘部がスリーブ4に対して回転させかつ殻1がその長手方向軸Xの周りを回転
する場合に、溝孔11と溝7内のつめ24の案内のおかげで、カップ30が鞘部
8の管部分9内で軸方向に変位するということは理解できよう。鞘部の回転によ
り、2端部位置間でスリーブ4の螺旋溝7内でのカップの軸方向変位を生じる。
2端部のうちのいずれか一方が図1に示したスティックの引っ込んだ位置である
。このカップ30の引っ込んだ位置において、案内覆い部21は、内部フランジ
16の周辺における端部調整部15内側に収容される。
図4から図6は、図3のカップの実施の形態の変形例を示している。図3のカ
ップと同様の部材、または同様の機能を果たすカップを構成する部材については
、100だけ増加した同一の参照符号を付す。各部材の記載は部分的にのみ繰り
返される。
図3の実施の形態と同様の方法で、図4のカップ130が実質的に筒形状を有
している。筒状の壁部120と案内覆い部121とは、実質的に筒状の壁部12
0の中間から案内覆い部121の自由端部121bまで立ち上がって開口してい
る溝孔129を有している。よって、複数の延びた開口部129aは、筒状の壁
部120の比較的低い部分で形成されている。筒状の壁部120の内側において
、各開口部129aは、余分な厚み部150を有する強化領域すなわち「丸ひだ
装飾」により囲まれている。余分な厚み部150は、0.6mmの大きさである
。図4の平面Pに沿う断面図を示す図5から分かるように、余分な厚み部150
の外方端部151は、カップ130にスティックを容易に位置づけるために丸め
られている。
溝孔129の側方において、開口部129aは、図6で示すように筒状の壁部
とともに実質的に90°に等しい鋭角Yを形成している。
丸ひだ装飾150は、半固体(semi-solid)の堅さのスティックに対して優れ
た投錨手段を形成しており、特に30℃前後の高温下でスティックの保持を確実
にしている。
図7から図9は、カップ230の他の変形例を表している。
図3の部材と同じくカップを構成する部材または同様の機能を果たす部材に対
しては、200だけ増加した同一の参照符号を付す。これらの部材の記載は、部
分的にのみ繰り返し行われる。
カップ230は、図1のカップ30と筒状の壁部220が複数の内部投錨フィ
ン250を有しているという点において異なっている。これらのフィン250は
直角三角形の形状を有しており、かつカップの半径方向内側に向けて延びている
。
これらのフィンは、各溝孔229の上部251よりも上に位置する高さの筒状
の壁部220に取り付けられている。そのため鋭角αが覆い部220と三角形の
斜辺とで決められる。角αは、通常20°から45°である。三角形の長さの一
部のみで、各αで隣り合う側面が筒状の壁部220に結合している。この構成に
よりフィン220の弾性的に移動可能な配置を得ることができる。スティックが
カップ内に取り付けられた場合に、フィン250を溝孔229により残された空
間内に半径方向外側に曲げることができることが理解できよう。スティックが適
切な位置に配置された後、フィンは反発力によりスティックの底部に戻り、カッ
プ内にスティックの保持と投錨とを確実にする。底部222では、各溝孔229
の延び部分において、溝孔229とフィン250の底部252とを形成する成形
ピンの抵抗のために働くノッチ260が底部222に配置されている。
図10は、スティックを取り付けるための手段の異なる構成を示している。図
10において、壁320に切り込まれた開口部329の上端部が、舌部350を
有している。この舌部は半径方向に弾性がある。舌部はカップの底部322に向
けられ、かつ舌部の内側に対して鈍感αに沿って配置されている。舌部の自由端
部352は、投錨端を有している。スティックがカップ内に導入された場合、舌
部350が外側に曲げられ、次いで徐々にスティックの主要部内に入る。投錨端
352は、さらに一層スティックの保持力を上げ、かつスティックが偶然突出す
ることに抵抗する。この操作中に変位した製品は、開口部329を通ることがで
きる。
図11から図13は、リップスティック収容部を表す本発明の好ましい実施の
形態を表している。図1の部材と同じ部材や同じ機能を果たすこのカップを構成
する部材については、400だけ増加した同一の参照符号を付す。これらの部材
の記載は、部分的にのみ繰り返されよう。
図11の収容部400は、筒状の鞘部408が押し込まれて嵌合された閉鎖底
部416を備える筒状の基部415を有している。この鞘部の比較的低い部分は
、半径方向外側に向けて突出する薄いリング部材415a,415b,415c
の形態で3つの丸ひだ装飾により囲まれている。機構の組立を容易にしている鞘
部の軸方向への各リング部材の柔軟性を向上させるために、これらのリング部材
は不連続である。互いに反対の位置に配置され、かつ軸方向に配置された2つの
溝孔411は、鞘部408の筒状の壁部409に切り込まれている。カップ40
3の2つのつめ424は、これらの溝孔に配置されている。
カップ430は図10で示されたものと実質的に同じ構成である。
特に図12において分かるように、鞘部は弾性材料からなるOリング414a
が配置されている周辺部に肩部414を有している。このリング414aの外側
周辺部は、筒状の金属殻401の低い内側部分と幾分摩擦のある接触をしている
。この金属殻401の上部分において、筒状のスリーブ404が取り付けられて
いる。内側が、カップ403のつめ424を受け入れるようにされた2つの内部
溝を具備している(図13も参照されたい)。リップスティック440が、カッ
プ430内に取り付けられている。
スティックを保護するために、このユニットは筒状のキャップ460により閉
じられている。キャップの底部には、スティックに対して回転する側が柔軟で漏
れないフィルム401bで覆われている多孔性の気泡ゴム401aの固まりが配
置されている。この気泡ゴムの固まりは、搬送中のスティック440の偶然の突
出を避けるものであり、さらにもし必要ならばスティックの乾燥を減じるために
、収容部の密閉を確実にする。
図13は、カップ430内のスティック440の構成を表している。スティッ
クがカップ内に導入された場合に、開口部429の頭頂部に配置された舌部45
0は、スティックの基部で、軸方向に配置された経路を作る。カップ内でのステ
ィックの保持を強めるために、スティックは矢印F方向に例えば10°や20°
の角度だけ回転させられる。この操作により経路はエルボ形状となる。この操作
中に変位した製品は、開口部429から抜け出ることができ、かつスティックの
保持に寄与することができる。
本実施の形態の全ての種々のものにおいて、カップ内にスティックの位置決め
をすることは容易である。上記操作中にスティックの基部の圧縮が、特にフィン
250や舌部350,450や丸ひだ装飾150により生じる場合に、カップ3
0,130,230の溝孔29,129,229を介して製品の突出を避けるこ
とができるとともに、カップ内のスティックの基部に投錨することに寄与するこ
とができる。図3のカップは、比較的堅い粘稠性のスティックを取り付けるため
に構成されている。ここで、図4,図7,図10,図13のカップは、半固体の
粘稠性のスティックを支持及び保持のために使用することができる。
さらに本発明は、スティックを取り付ける新しいシステムであるためカップの
直径にとても近い直径のスティックを有することを可能にするという点において
特に好都合である。このことは、スティックがカップ内に斜めに取り付けられる
ことを防止することができる。溝孔の存在のおかげで、カップが適切な位置に配
置される場合にカップの内側部分及び時には丸ひだ装飾により、スティックの基
部に配置された製品の突出が、溝孔を介して避けることができる。さらに本発明
は、従来のリップスティック機構や従来の機構よりも細長い形状を有するリップ
ペンシルに適用することができる。この場合に、カップには側壁の外側につめを
設けず、しかしカップはカップの底部から軸方向に延びるねじに結合される。上
記ペンシルは、目にメーキャップを施すコールペンシルやメーキャップチョーク
のようなカップに固定することができる他の脆性製品を使用するために用いられ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 適切な位置にスティックの底部を保持するように意図された前記スティッ クを保持するための覆い部(20,120,220,320,420)を構成し かつ軸(X)を有する筒状の壁部(20,120,220,320,420)と 、横断底部(22,122,222,322,422)と、前記スティックを保 持するための手段(M)とを備えてなり、少なくとも一つの開口部(29,12 9,229,329,429)が前記筒状の壁部(20,120,220,32 0,420)にて切り込まれた、もろい固形製品のスティックを支持することが でき、かつ、収容部にスライド可能に取り付けられるように意図されたスティッ クホルダカップにおいて、 前記開口部(29,129,229,329,429)が、前記底部まで延び 、かつ該底部に対向する上端部により結合された2つの側端部により範囲が定め られ、かつ前記開口部がスティック(40)を保持するための手段(M)を構成 していることを特徴とするカップ。 2. 前記筒状の壁部(20,120)と並んで前記底部(22,122)と結 合され筒状の案内覆い部(21,121)により、前記筒状の壁部が、前記横断 底部を越えて延びていることを特徴とする請求項1記載のカップ(30,130 )。 3. 前記開口部(29,129,229,329,429)が軸(X)と平行 な配置を有する長手方向の溝孔であることを特徴とする請求項1または2記載の カップ。 4. 前記筒状の壁部(20,120,220,320,420)の周辺に規則 的に配置された複数の開口部を具備していることを特徴とする請求項1から3の いずれか一つに記載のカップ。 5. 前記開口部(29,129,229)は、複数の舌部(23,123,2 23)を定めるために、前記筒状の案内覆い部(21,121,221)の高さ 全体を通ることを特徴とする請求項2から4のいずれか一つに記載のカップ。 6. 前記カップは、円形断面を有していることを特徴とする請求項1から5の いずれか一つに記載のカップ。 7. 各舌部(23,123)は、外部芯出しボス(21a)を備えていること を特徴とする請求項5または6記載のカップ。 8. 前記保持する覆い部(20,120,220,320,420)は、前記 案内覆い部(21,121,221)に対向する側に連続する自由端部(25, 125,225)を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記 載のカップ。 9. カップは、外側に2つの突出するつめ(24,124,224,424) を有しており、これらのつめが該カップの変位を作動させるものであることを特 徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載のカップ。 10. 前記保持する覆い部(120)の内側には、各溝孔(129)が、余分 の厚み部(150)により縁取られていることを特徴とする請求項1から9のい ずれか一つに記載のカップ。 11. 前記各余分な厚み部(150)は、前記筒状の壁部(120)に結合す るために、丸い形状の領域(151)を有することを特徴とする請求項10記載 のカップ。 12. 前記溝孔の側方には、前記各余分な厚み部(150)が、前記筒状の壁 部(120)とともに、およそ90°の角(Y)を形成していることを特徴とす る請求項10または11記載のカップ。 13. 前記余分の厚み部(150)が、0.1mmから5mmの大きさである ことを特徴とする請求項10から12のいずれか一つに記載のカップ(130) 。 14. 前記各開口部とともに、前記スティック(40)が適切な位置に配置さ れる場合に半径方向外側に向けて曲がることができ、かつ該スティックの前記基 部に入り込むことができる柔軟な投錨手段.(250,350,450)が連携 していることを特徴とする請求項1から9のいずれか一つに記載のカップ。 15. 前記投錨手段(250,350,450)が、前記筒状の壁部(220 ,320,420)の内部表面または前記筒状の壁部の前記厚み部に、前記開口 部(229,329,429)に対向して配置されていることを特徴とする請求 項14記載のカップ。 16. 前記投錨手段(250)はフィンであり、該フィンの一側部分が前記保 持覆い部(220)の前記内側部と結合しており、このフィンが前記カップの軸 (X)を通る平面に沿って配置されていることを特徴とする請求項14または1 5記載のカップ。 17.前記投錨手段が半径方向に柔軟な舌部(350,450)であり、該舌部 の一端部が前記開口部(329,429)の端部に結合されていることを特徴と する請求項14または15記載のカップ。 18. 請求項1から17のいずれか一つに一致することを特徴とするカップ( 30,130,230)により支持されるリップスティック(40)を備えるリ ップ用製品のための収容部。 19. 前記カップ(30,130,230,430)が半径方向外方に突出し ている2つのつめ(24,124,224,424)を有し、かつ、溝孔(11 ,411)を通る各経路が、前記カップが実質的に軸方向に移動するように鞘部 (8,408)の前記側壁に配置されている一方で、螺旋溝(7,407)にお ける各係合が殻(1,401)により覆われた筒状のスリーブ(4,404)の 前記内側部内に設けられており、かつ、前記鞘部(8,408)が前記殻に対し て回動可能に取り付けられており、かつ固定された軸方向位置に保持されている ことを特徴とする請求項18に記載の収容部。
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