JP2750628B2 - 塗擦用棒状非流動物質の容器 - Google Patents
塗擦用棒状非流動物質の容器Info
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- JP2750628B2 JP2750628B2 JP2122850A JP12285090A JP2750628B2 JP 2750628 B2 JP2750628 B2 JP 2750628B2 JP 2122850 A JP2122850 A JP 2122850A JP 12285090 A JP12285090 A JP 12285090A JP 2750628 B2 JP2750628 B2 JP 2750628B2
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D40/00—Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
- A45D40/02—Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a sliding movement
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
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- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
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Description
本発明は塗擦用棒状非流動物質の容器に関する。
本発明は、口紅等の化粧品、クレヨン、止血剤等のス
ティック状医薬品、並びに、艶出し剤等のスティック状
メンテナンス用品の如き、対象表面に塗擦して使用する
棒状非流動物質を収容するための容器に関する。 このような棒状非流動物質(以下、スティックとい
う。)は、通常、保護容器に収納されており、使用する
ときには、摺動摘みを一方向に摺動させ、あるいは回動
摘みを回すことによって、容器から押し出されるように
構成されている。また、摘みを逆の方向に操作すること
により、スティックは容器内の外部から保護される位置
に引き戻され、次回の使用に備えられる。 摺動摘みを採用した容器においては、スティックは、
その摺動方向に対して直角方向に湾曲する容器の溝内を
摺動させられる帯に連結されたカップに支持されてお
り、この容器については、特に、フランス特許第663−7
21号に開示されている。このような容器は、片手で操作
できるという利点があるにもかかわらず、需要者は、両
手で操作しなければならない回動操作摘みを備えた容器
の方を好む傾向がある。 一方、回動操作摘みを備えた従来の容器においては、
スティックは2個の同心状スリーブの内側を摺動するカ
ップに支持されており、内方のスリーブは操作摘みとと
もに回動するように連結されるとともに、対向する軸方
向のスリットを備える一方、外側のスリーブは固定さ
れ、対向する2個の螺旋溝を備えている。カップから延
出する2個の半径方向の突起は、軸方向のスリットを通
って螺旋溝に延入している。 このため、操作摘みを回動させて内方のスリーブを外
方のスリーブに対して相対回動させると、上記カップ
は、摘みの回動方向にしたがって、容器の中で前進ある
いは後退する。このような容器は、数多くの特許に開示
されており、その代表例としてフランス特許第916237号
がある。これらの、回動摘みを備える容器は、広く需要
者に好まれるのであるが、それらは、製造および組立て
に関して取り扱いが困難な部品を含んでおり、特に、上
記スリットを形成したスリーブは壊れやすいという欠点
がある。 また、米国特許第2250876号明細書に開示されている
塗擦用棒状非流動物質の容器は、スティックを保持する
カップを摺動させる円筒状の本体と、上記本体と同軸状
に設けられ、容器の一端において回動しうる操作体とを
備え、上記カップを摺動させて、上記スティックを本体
の一方の開口部から突出させ、あるいは、操作体を反対
方向に回動させることにより、スティックを本体の中へ
引き入れるように構成されている。本体内部の上記カッ
プには、少なくとも1本の半可撓性の巻回可能な条体の
一端部が連結されている。上記条体は、横方向には柔軟
であるが軸方向には剛性を有し、その他端は回動操作体
に同軸状に形成された巻き胴部に連結されている。ま
た、上記円筒状本体の内周面には、上記条体を案内する
少なくとも1個の軸方向案内溝が形成されている。 上記米国特許明細書に開示された容器においては、上
記スティックを容器から延出させるために、上記操作体
は一方向にのみ回動させるように構成されている。 本発明は、製造が容易であり、容易に組立てられる最
少数の部品点数で構成され、安価であり、また、回動操
作体をいずれの方向に回動させても、容器からスティッ
クを突出させることのできる容器を提供することをその
目的とする。
ティック状医薬品、並びに、艶出し剤等のスティック状
メンテナンス用品の如き、対象表面に塗擦して使用する
棒状非流動物質を収容するための容器に関する。 このような棒状非流動物質(以下、スティックとい
う。)は、通常、保護容器に収納されており、使用する
ときには、摺動摘みを一方向に摺動させ、あるいは回動
摘みを回すことによって、容器から押し出されるように
構成されている。また、摘みを逆の方向に操作すること
により、スティックは容器内の外部から保護される位置
に引き戻され、次回の使用に備えられる。 摺動摘みを採用した容器においては、スティックは、
その摺動方向に対して直角方向に湾曲する容器の溝内を
摺動させられる帯に連結されたカップに支持されてお
り、この容器については、特に、フランス特許第663−7
21号に開示されている。このような容器は、片手で操作
できるという利点があるにもかかわらず、需要者は、両
手で操作しなければならない回動操作摘みを備えた容器
の方を好む傾向がある。 一方、回動操作摘みを備えた従来の容器においては、
スティックは2個の同心状スリーブの内側を摺動するカ
ップに支持されており、内方のスリーブは操作摘みとと
もに回動するように連結されるとともに、対向する軸方
向のスリットを備える一方、外側のスリーブは固定さ
れ、対向する2個の螺旋溝を備えている。カップから延
出する2個の半径方向の突起は、軸方向のスリットを通
って螺旋溝に延入している。 このため、操作摘みを回動させて内方のスリーブを外
方のスリーブに対して相対回動させると、上記カップ
は、摘みの回動方向にしたがって、容器の中で前進ある
いは後退する。このような容器は、数多くの特許に開示
されており、その代表例としてフランス特許第916237号
がある。これらの、回動摘みを備える容器は、広く需要
者に好まれるのであるが、それらは、製造および組立て
に関して取り扱いが困難な部品を含んでおり、特に、上
記スリットを形成したスリーブは壊れやすいという欠点
がある。 また、米国特許第2250876号明細書に開示されている
塗擦用棒状非流動物質の容器は、スティックを保持する
カップを摺動させる円筒状の本体と、上記本体と同軸状
に設けられ、容器の一端において回動しうる操作体とを
備え、上記カップを摺動させて、上記スティックを本体
の一方の開口部から突出させ、あるいは、操作体を反対
方向に回動させることにより、スティックを本体の中へ
引き入れるように構成されている。本体内部の上記カッ
プには、少なくとも1本の半可撓性の巻回可能な条体の
一端部が連結されている。上記条体は、横方向には柔軟
であるが軸方向には剛性を有し、その他端は回動操作体
に同軸状に形成された巻き胴部に連結されている。ま
た、上記円筒状本体の内周面には、上記条体を案内する
少なくとも1個の軸方向案内溝が形成されている。 上記米国特許明細書に開示された容器においては、上
記スティックを容器から延出させるために、上記操作体
は一方向にのみ回動させるように構成されている。 本発明は、製造が容易であり、容易に組立てられる最
少数の部品点数で構成され、安価であり、また、回動操
作体をいずれの方向に回動させても、容器からスティッ
クを突出させることのできる容器を提供することをその
目的とする。
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するために、本発明では、次の技術的
手段を講じている。 すなわち、本発明は、スティックを保持するカップが
摺動可能に装着された円筒状本体と、 上記本体の一端部に回動可能に装着された操作体と、 一端が上記カップに止着され、他端が上記操作体の一
部に形成された巻き胴部に止着された少なくとも1本の
可撓性(semi−rigid)の条体と、 上記本体に形成され、上記条体を案内する少なくとも
1個軸方向案内溝と、 を備える塗擦用棒状非流動物質の容器において、 上記条体の端部が、上記巻き胴部の側面において巻き
胴部の軸方向に向けて止着され、 上記条体を巻回するための環状空間を備え、 さらに、上記巻き胴部と本体との間において、 上記本体の内周面上に、本体大径部に接続し且つ上記
軸方向案内溝につながる第一段部を形成する一方、 上記巻き胴部の外周面上には、巻き胴部の大径部に接
続し、上記条体が止着された部分につながる第二段部を
形成したことを特徴とする。
手段を講じている。 すなわち、本発明は、スティックを保持するカップが
摺動可能に装着された円筒状本体と、 上記本体の一端部に回動可能に装着された操作体と、 一端が上記カップに止着され、他端が上記操作体の一
部に形成された巻き胴部に止着された少なくとも1本の
可撓性(semi−rigid)の条体と、 上記本体に形成され、上記条体を案内する少なくとも
1個軸方向案内溝と、 を備える塗擦用棒状非流動物質の容器において、 上記条体の端部が、上記巻き胴部の側面において巻き
胴部の軸方向に向けて止着され、 上記条体を巻回するための環状空間を備え、 さらに、上記巻き胴部と本体との間において、 上記本体の内周面上に、本体大径部に接続し且つ上記
軸方向案内溝につながる第一段部を形成する一方、 上記巻き胴部の外周面上には、巻き胴部の大径部に接
続し、上記条体が止着された部分につながる第二段部を
形成したことを特徴とする。
本発明に係る容器の操作体をいずれかの方向に回動さ
せると、軸方向に配置された上記条体は、上述した対向
する段部の間で自動的に変形させられ、上記環状空間に
おいて、上記巻き胴部にいずれかの方向に巻回される。
これによって、スティックを保持するカップが摺動させ
られ、スティックを容器の開口部から外側へ突出させ、
あるいは容器の内部に引き入れる。 本発明は、本体の内周面に軸方向に案内溝を形成し、
この案内溝に可撓性のの条体を容器の軸方向に摺動させ
ることにより、スティックを保持するカップを軸方向に
移動させるように構成されている。このため、従来の容
器のように、スリット等を形成した壊れやすいスリーブ
等を備えず、部品の製造組み立てがきわめて容易であ
る。 また、上記カップは、本体の内部を回動することなく
軸方向に摺動させられるため、従来の容器において必要
であった回動可能な同心状のスリーブを必要とせず、種
々の断面形状を有するスティックに適用することが可能
となる。その結果、本発明に係る容器は、種々の断面形
状を有するスティックに適用できるという摺動摘みを備
えた容器の利点と、滑らかに作動させることができると
いう回動操作体によって操作される容器の利点とを併せ
持つことになる。 請求項2に記載された発明に係る容器の回動操作体
は、容器の基部に装着され、本体内部に延出する円筒状
の巻き胴部を備え、上記巻き胴部の端部の直径は、その
基部の直径より、少なくとも上記条体の直径の2倍分小
さく設定されており、円筒状本体の内周面に形成される
環状空間に上記条体を巻回して収容しうるように構成さ
れている。上記巻き胴部の端部は、その基部に止着され
た条体の端部に向かって弯曲する円弧状の段部を介し
て、上記基部に連続形成されている。上記巻き胴部に
は、上記条体に対接するようにして上述の平坦面が形成
されており、この平坦面は、少なくとも上記条体の直径
に等しい高さを有する円弧の弦に対応するように形成さ
れている。この平坦面によって、容器の組み立て作業を
より容易に行えるように構成されている。 請求項4に記載された発明に係る容器は、上記本体と
カップとの間に摺動自在に収容されるとともに、上記本
体の案内溝から延長され上記条体を案内する少なくとも
1個の軸方向案内溝を内側に有し、上記カップの摺動を
規制する半径方向延出部が上下両端部近傍にそれぞれ形
成された円筒状スリーブを備え、該スリーブは、上記条
体によって作動させられる上記カップによって作動させ
られ、上記回動操作体を回動操作することによって、上
記本体からテレスコピックに突出し、あるいは上記本体
に引き入れられることを特徴としている。これによっ
て、使用者に、取扱いが容易で、しかも容器を閉じたと
きの1.5倍の長さを有するスティックの支持体を提供す
ることができる。 請求項5に記載された発明に係る容器の上記回動操作
体は、円筒状に形成されて上記容器の開口端を取り囲む
ようにして容器の先端部に装着されるとともに、上記容
器の内部において、巻き胴部として機能する円筒状部が
延出形成され、さらに、該巻き胴部の内端部には、上記
条体の直径より大きい幅を有し、該巻き胴部の基部に固
定された条体の端部に向かって弯曲した段部が形成され
る一方、上記円筒状本体の内周部には、上記条体を上記
巻き胴部の基部に対接するようにして巻回収納しうる環
状空間が形成されていることを特徴としている。これに
より、収容しようとするスティックに対について、比較
的短寸の容器を構成することが可能となる。また、この
発明においては、スティックの収納状態において上記条
体が緊張されるように構成されているため、操作体を何
れの方向に回動させてもスティックを突出させることが
できる。 本発明に係る容器は、一般に、少なくとも2本の条体
を対称的に配置して構成するのが好ましい。 実際の実施例においては、回動操作体、スティック保
持カップおよび条体を、単一のユニットとして組み立
て、上記回動操作体は本体の一端部に回動自在に係着す
るとよい。 本発明に係る容器は、その部材の所要部を透明な素材
で形成して、容器内部に収容されたスティックを透視で
きるように構成し、スティックを容器から突出させなく
ても使用者が容器内部のスティックの色を視認できるよ
うに構成するのが特に好ましい。
せると、軸方向に配置された上記条体は、上述した対向
する段部の間で自動的に変形させられ、上記環状空間に
おいて、上記巻き胴部にいずれかの方向に巻回される。
これによって、スティックを保持するカップが摺動させ
られ、スティックを容器の開口部から外側へ突出させ、
あるいは容器の内部に引き入れる。 本発明は、本体の内周面に軸方向に案内溝を形成し、
この案内溝に可撓性のの条体を容器の軸方向に摺動させ
ることにより、スティックを保持するカップを軸方向に
移動させるように構成されている。このため、従来の容
器のように、スリット等を形成した壊れやすいスリーブ
等を備えず、部品の製造組み立てがきわめて容易であ
る。 また、上記カップは、本体の内部を回動することなく
軸方向に摺動させられるため、従来の容器において必要
であった回動可能な同心状のスリーブを必要とせず、種
々の断面形状を有するスティックに適用することが可能
となる。その結果、本発明に係る容器は、種々の断面形
状を有するスティックに適用できるという摺動摘みを備
えた容器の利点と、滑らかに作動させることができると
いう回動操作体によって操作される容器の利点とを併せ
持つことになる。 請求項2に記載された発明に係る容器の回動操作体
は、容器の基部に装着され、本体内部に延出する円筒状
の巻き胴部を備え、上記巻き胴部の端部の直径は、その
基部の直径より、少なくとも上記条体の直径の2倍分小
さく設定されており、円筒状本体の内周面に形成される
環状空間に上記条体を巻回して収容しうるように構成さ
れている。上記巻き胴部の端部は、その基部に止着され
た条体の端部に向かって弯曲する円弧状の段部を介し
て、上記基部に連続形成されている。上記巻き胴部に
は、上記条体に対接するようにして上述の平坦面が形成
されており、この平坦面は、少なくとも上記条体の直径
に等しい高さを有する円弧の弦に対応するように形成さ
れている。この平坦面によって、容器の組み立て作業を
より容易に行えるように構成されている。 請求項4に記載された発明に係る容器は、上記本体と
カップとの間に摺動自在に収容されるとともに、上記本
体の案内溝から延長され上記条体を案内する少なくとも
1個の軸方向案内溝を内側に有し、上記カップの摺動を
規制する半径方向延出部が上下両端部近傍にそれぞれ形
成された円筒状スリーブを備え、該スリーブは、上記条
体によって作動させられる上記カップによって作動させ
られ、上記回動操作体を回動操作することによって、上
記本体からテレスコピックに突出し、あるいは上記本体
に引き入れられることを特徴としている。これによっ
て、使用者に、取扱いが容易で、しかも容器を閉じたと
きの1.5倍の長さを有するスティックの支持体を提供す
ることができる。 請求項5に記載された発明に係る容器の上記回動操作
体は、円筒状に形成されて上記容器の開口端を取り囲む
ようにして容器の先端部に装着されるとともに、上記容
器の内部において、巻き胴部として機能する円筒状部が
延出形成され、さらに、該巻き胴部の内端部には、上記
条体の直径より大きい幅を有し、該巻き胴部の基部に固
定された条体の端部に向かって弯曲した段部が形成され
る一方、上記円筒状本体の内周部には、上記条体を上記
巻き胴部の基部に対接するようにして巻回収納しうる環
状空間が形成されていることを特徴としている。これに
より、収容しようとするスティックに対について、比較
的短寸の容器を構成することが可能となる。また、この
発明においては、スティックの収納状態において上記条
体が緊張されるように構成されているため、操作体を何
れの方向に回動させてもスティックを突出させることが
できる。 本発明に係る容器は、一般に、少なくとも2本の条体
を対称的に配置して構成するのが好ましい。 実際の実施例においては、回動操作体、スティック保
持カップおよび条体を、単一のユニットとして組み立
て、上記回動操作体は本体の一端部に回動自在に係着す
るとよい。 本発明に係る容器は、その部材の所要部を透明な素材
で形成して、容器内部に収容されたスティックを透視で
きるように構成し、スティックを容器から突出させなく
ても使用者が容器内部のスティックの色を視認できるよ
うに構成するのが特に好ましい。
以下、本願発明の実施例を第1図ないし第10図に基づ
いて具体的に説明する。なお、第1図ないし第10図にお
いて、同様の部材には同一の参照番号が付されており、
それらのいくつかは図面の簡単な説明の欄に掲記されて
いる。なお、これらの部材の寸法および寸法比は、図面
による理解の容易さを重視したため、かならずしも性格
に図示されているものではない。 第1図ないし第6図に示す容器は、略円筒状の本体
1、該本体2に被せられるキャップ20並びに組立てられ
たユニット(第4図ないし第6図)とから大略構成さ
れ、該ユニットは、基台3と、一対の条体即ちコードあ
るいはワイヤ4,4′と、スティック10を保持するカップ
2とを備える。上記条体の各一端6,6′は、基台3上部
上に同心円筒状に延出形成された巻き胴部17の基部9の
側部に止着される。なお、この巻き胴部17の端部7も円
筒状に形成されているが、その周囲に上記条体を巻回す
る必要上、上記基部9の直径よりも小径としてある。上
記条体の各他端5,5′は、カップ2の側部に固定され
る。上記基部9と端部7は、段部12を介して連続してお
り、該段部には上記条体の各端部6,6′に向かって弯曲
し、該段部12の面は、条体の各端部の外側面と面一とな
る平坦面13を有している。該平坦面13の半径方向の後退
寸法は、条体の直径より若干大きく設定され、上記本体
1の内周面に対接する基台3の自由動が許容されてい
る。上記端部7の直径は、カップ2の直径とほぼ同一で
あり、上記本体1の上部の内径より若干小さく、また、
上記基部9の直系より条体の直径の約2倍分小さく設定
されている。上記本体1の上部内周面には、摺動する上
記条体のガイドとして機能する一対の軸方向案内溝8,
8′が形成されている。これらの案内溝の横断面は、上
記条体を軸方向に円滑に案内するとともに、側方への動
きが確実に規定されるように、上記条体の横断面より若
干大きい相似形に形成されている。 上記本体1の底部には、上記基部9の直径より若干大
きい内径を有する内径拡大部が本体1の内壁に段落状に
拡張形成されており、上記案内溝8,8′は、上記端部7
と上記基部9間の段部12上面に対向するように弯曲状に
形成されたフレア部19を介して上記内径拡大部内の空間
に連通している。即ち、このフレア部19は、上記段落部
に設けた環状の下方開放案内溝21に連続し、その横断面
形状は、上記条体の横断面の上半分より若干大きい相似
径に形成されている。上記段部12と下方開放案内溝21の
間に形成される環状の自由空間11には、上記端部7に巻
回された条体が収容される。基台3は、環状のリブ22に
よって本体1の基部に回動自在に嵌合されている。 上記基台3に形成されたストッパ23は、本体1の端部
のストッパー受部と協働して、基台と条体とカップとか
ら構成される上記ユニットの回動を規制し、上記本体内
部におけるスティックの収納および突出位置を定める。
上記基台3は、本体1の直径より大きい外径を備え、容
器を作動させる回動操作体として機能する。美観上、そ
の外径は上記キャップ20の外径と同一にするのが好まし
く、また、上記本体、キャップおよび基台の色彩は統一
してもよく、あるいは異ならせてもよい。 第7図および第8図に示す第二実施例に係る構造は、
上述の実施例とは上下が逆になるように構成されてお
り、回動操作体3aが、本体1aの開口部および収納位置に
あるスティック10aの上端部を囲むように設けられてい
る。容器の内部には、円筒状の巻き胴部17が延出形成さ
れ、該巻き胴部の端部9aに、巻き胴部の基部7aとカップ
2aとを連結する条体4aが巻回される。 第1図ないし第6図に示した第一実施例のように、上
記巻き胴部の基部および端部の間に形成される段部12a
と、上記基部7aが回動軸として内挿される本体内径拡大
部の境界をなす棚部21aは、基部7aの外壁に止着された
条体4aの端部6aに向かって反対方向に弯曲せしめられ、
上記条体を案内して、上記段部12aと棚部21aの間に形成
される自由空間に上記条体が巻回されるように構成され
ている。 本体の内壁に形成された軸方向の案内溝は、上記条体
を摺動させて案内する。閉塞部材24は、上記本体の基部
に装着されて端部を閉じる。 この第二実施例は、収容しようとするスティック10a
に対して、比較的短寸の容器を構成できるという利点が
ある。また、スティック10aを容器から突出させた状態
において、上記条体4aが巻き胴部に巻回される一方、ス
ティックを収納した状態において条体が緊張させられて
いるため、スティックを収納した状態から回転操作体を
何れの方向に回転させても、スティックを突出させるこ
とができる。 第9図および第10図には、本発明に係る容器の第三実
施例を示し、第1図および第2図に示した第一実施例の
基本的特徴を、本体1bの基部における回動操作体3bに取
り入れたものである。条体4b,4b′を収容する本体1bの
案内溝8b,8b′は、比較的短縮され上記本体1bの大径部2
5に連通しおり、該大径部には、スティック10bを保持す
るカップ2bが摺動可能に挿入された円筒状スリーブ14が
自由摺動可能に挿入されている。このスリーブは、その
内面に、上記条体4b,4b′を案内するための、上記本体1
bの溝8b,8b′に連続する軸方向溝18,18′を備えてい
る。このスリーブ14の上下両端部には、上記カップの摺
動を規制する半径方向延出部15,16がそれぞれ形成され
ている。上記構成の容器において、操作体3bを、上記ス
ティックが収納位置(第9図)にある状態から、巻回さ
れた上記条体を弛める方向に回動させると、カップ2b
は、スリーブ14の内部を下方の内方延出部16から外方の
内方延出部15まで摺動し、次に、第10図に示すように、
上記条体の巻回が完全に解かれるまで、上記スリーブが
上記本体1bの外部へ押し出される。これによって、使用
者に、取扱いが容易で、しかも使用時においては、容器
の長さが不使用時の約1.5倍の長さとなるスティック支
持体が提供されるのである。上記スティックを容器に収
納するには、上記条体を再び上記巻胴部に巻回せしめ、
上記カップ2bをスリーブ14の内部において下方の内方延
出部16まで摺動させる。而して、9図に示すように、上
記スリーブが上記本体1bの内部に完全に収納される。 上述の種々の実施例においては、いずれも条体の数を
2本としたが、条体の数を1本とするほか、等間隔で配
置された3本以上の条体を用いることもできる。 上記カップ、条体および回動操作体から構成されるユ
ニットは、本体に装着される前に、種々の素材で形成さ
れた種々の部品を、接着、溶接あるいは半田付け、機械
的な接合手段、あるいは他の既知の接合手段によって組
みつけることにより製造される。また、かかるユニット
は、アセタール樹脂等の樹脂素材を型成形することによ
り、ワンピース構造とすることもできる。また、前記本
体、キャプ、スリーブおよび基台も、種々の素材から形
成され、例えば、ポリスチレンのような樹脂素材によっ
て形成することができる。 また、容器の内部のスティックを視認し、スティック
の外観、とくに色彩を確認できるように、上記容器の一
部あるいは全部を、透明素材で形成することも容易にで
きる。 本発明にかかる容器のカップを移動させるための上述
した特殊な機構は、従来の容器において必要であった回
動可能な同心状のスリーブを必要とせず、非回動断面形
状を有する容器への適用を可能にするものである。 その結果、本発明は、摺動つまみによって操作される
容器のスティックの形状に左右されないという利点と、
回動操作体によって操作される容器の滑らかな作動の利
点とを併わせて持つことになる。
いて具体的に説明する。なお、第1図ないし第10図にお
いて、同様の部材には同一の参照番号が付されており、
それらのいくつかは図面の簡単な説明の欄に掲記されて
いる。なお、これらの部材の寸法および寸法比は、図面
による理解の容易さを重視したため、かならずしも性格
に図示されているものではない。 第1図ないし第6図に示す容器は、略円筒状の本体
1、該本体2に被せられるキャップ20並びに組立てられ
たユニット(第4図ないし第6図)とから大略構成さ
れ、該ユニットは、基台3と、一対の条体即ちコードあ
るいはワイヤ4,4′と、スティック10を保持するカップ
2とを備える。上記条体の各一端6,6′は、基台3上部
上に同心円筒状に延出形成された巻き胴部17の基部9の
側部に止着される。なお、この巻き胴部17の端部7も円
筒状に形成されているが、その周囲に上記条体を巻回す
る必要上、上記基部9の直径よりも小径としてある。上
記条体の各他端5,5′は、カップ2の側部に固定され
る。上記基部9と端部7は、段部12を介して連続してお
り、該段部には上記条体の各端部6,6′に向かって弯曲
し、該段部12の面は、条体の各端部の外側面と面一とな
る平坦面13を有している。該平坦面13の半径方向の後退
寸法は、条体の直径より若干大きく設定され、上記本体
1の内周面に対接する基台3の自由動が許容されてい
る。上記端部7の直径は、カップ2の直径とほぼ同一で
あり、上記本体1の上部の内径より若干小さく、また、
上記基部9の直系より条体の直径の約2倍分小さく設定
されている。上記本体1の上部内周面には、摺動する上
記条体のガイドとして機能する一対の軸方向案内溝8,
8′が形成されている。これらの案内溝の横断面は、上
記条体を軸方向に円滑に案内するとともに、側方への動
きが確実に規定されるように、上記条体の横断面より若
干大きい相似形に形成されている。 上記本体1の底部には、上記基部9の直径より若干大
きい内径を有する内径拡大部が本体1の内壁に段落状に
拡張形成されており、上記案内溝8,8′は、上記端部7
と上記基部9間の段部12上面に対向するように弯曲状に
形成されたフレア部19を介して上記内径拡大部内の空間
に連通している。即ち、このフレア部19は、上記段落部
に設けた環状の下方開放案内溝21に連続し、その横断面
形状は、上記条体の横断面の上半分より若干大きい相似
径に形成されている。上記段部12と下方開放案内溝21の
間に形成される環状の自由空間11には、上記端部7に巻
回された条体が収容される。基台3は、環状のリブ22に
よって本体1の基部に回動自在に嵌合されている。 上記基台3に形成されたストッパ23は、本体1の端部
のストッパー受部と協働して、基台と条体とカップとか
ら構成される上記ユニットの回動を規制し、上記本体内
部におけるスティックの収納および突出位置を定める。
上記基台3は、本体1の直径より大きい外径を備え、容
器を作動させる回動操作体として機能する。美観上、そ
の外径は上記キャップ20の外径と同一にするのが好まし
く、また、上記本体、キャップおよび基台の色彩は統一
してもよく、あるいは異ならせてもよい。 第7図および第8図に示す第二実施例に係る構造は、
上述の実施例とは上下が逆になるように構成されてお
り、回動操作体3aが、本体1aの開口部および収納位置に
あるスティック10aの上端部を囲むように設けられてい
る。容器の内部には、円筒状の巻き胴部17が延出形成さ
れ、該巻き胴部の端部9aに、巻き胴部の基部7aとカップ
2aとを連結する条体4aが巻回される。 第1図ないし第6図に示した第一実施例のように、上
記巻き胴部の基部および端部の間に形成される段部12a
と、上記基部7aが回動軸として内挿される本体内径拡大
部の境界をなす棚部21aは、基部7aの外壁に止着された
条体4aの端部6aに向かって反対方向に弯曲せしめられ、
上記条体を案内して、上記段部12aと棚部21aの間に形成
される自由空間に上記条体が巻回されるように構成され
ている。 本体の内壁に形成された軸方向の案内溝は、上記条体
を摺動させて案内する。閉塞部材24は、上記本体の基部
に装着されて端部を閉じる。 この第二実施例は、収容しようとするスティック10a
に対して、比較的短寸の容器を構成できるという利点が
ある。また、スティック10aを容器から突出させた状態
において、上記条体4aが巻き胴部に巻回される一方、ス
ティックを収納した状態において条体が緊張させられて
いるため、スティックを収納した状態から回転操作体を
何れの方向に回転させても、スティックを突出させるこ
とができる。 第9図および第10図には、本発明に係る容器の第三実
施例を示し、第1図および第2図に示した第一実施例の
基本的特徴を、本体1bの基部における回動操作体3bに取
り入れたものである。条体4b,4b′を収容する本体1bの
案内溝8b,8b′は、比較的短縮され上記本体1bの大径部2
5に連通しおり、該大径部には、スティック10bを保持す
るカップ2bが摺動可能に挿入された円筒状スリーブ14が
自由摺動可能に挿入されている。このスリーブは、その
内面に、上記条体4b,4b′を案内するための、上記本体1
bの溝8b,8b′に連続する軸方向溝18,18′を備えてい
る。このスリーブ14の上下両端部には、上記カップの摺
動を規制する半径方向延出部15,16がそれぞれ形成され
ている。上記構成の容器において、操作体3bを、上記ス
ティックが収納位置(第9図)にある状態から、巻回さ
れた上記条体を弛める方向に回動させると、カップ2b
は、スリーブ14の内部を下方の内方延出部16から外方の
内方延出部15まで摺動し、次に、第10図に示すように、
上記条体の巻回が完全に解かれるまで、上記スリーブが
上記本体1bの外部へ押し出される。これによって、使用
者に、取扱いが容易で、しかも使用時においては、容器
の長さが不使用時の約1.5倍の長さとなるスティック支
持体が提供されるのである。上記スティックを容器に収
納するには、上記条体を再び上記巻胴部に巻回せしめ、
上記カップ2bをスリーブ14の内部において下方の内方延
出部16まで摺動させる。而して、9図に示すように、上
記スリーブが上記本体1bの内部に完全に収納される。 上述の種々の実施例においては、いずれも条体の数を
2本としたが、条体の数を1本とするほか、等間隔で配
置された3本以上の条体を用いることもできる。 上記カップ、条体および回動操作体から構成されるユ
ニットは、本体に装着される前に、種々の素材で形成さ
れた種々の部品を、接着、溶接あるいは半田付け、機械
的な接合手段、あるいは他の既知の接合手段によって組
みつけることにより製造される。また、かかるユニット
は、アセタール樹脂等の樹脂素材を型成形することによ
り、ワンピース構造とすることもできる。また、前記本
体、キャプ、スリーブおよび基台も、種々の素材から形
成され、例えば、ポリスチレンのような樹脂素材によっ
て形成することができる。 また、容器の内部のスティックを視認し、スティック
の外観、とくに色彩を確認できるように、上記容器の一
部あるいは全部を、透明素材で形成することも容易にで
きる。 本発明にかかる容器のカップを移動させるための上述
した特殊な機構は、従来の容器において必要であった回
動可能な同心状のスリーブを必要とせず、非回動断面形
状を有する容器への適用を可能にするものである。 その結果、本発明は、摺動つまみによって操作される
容器のスティックの形状に左右されないという利点と、
回動操作体によって操作される容器の滑らかな作動の利
点とを併わせて持つことになる。
本発明は、添付した図面についての詳細な説明によって
より容易に理解される。これらの図面には、本発明に係
る多くの実施例、応用例および変形例から単なる一例と
して選ばれたものが開示されており、本発明の技術内容
を理解するために役立つものである。 第1図は、本発明に係る容器の第一実施例の部分断面図
であり、スティックが容器の中に完全に収容されるとと
もに、キャプが被せられている状態を示す。 第2図は、第1図と同一の容器を示す部分断面図であ
り、キャップを外し、スティックを最外側に突出させた
状態を示す。 第3図は、第1図および第2図に示した容器の本体の一
部を破断して示した斜視図である。 第4図、第5図および第6図は、回動操作体、条体、ス
ティック保持カップから構成された、第1図および第2
図に示した容器の主要部の斜視図であり、スティックを
収容した状態と、スティックが中間位置にある状態と、
スティックが完全に突出させた状態をそれぞれ示す。 第7図および第8図は、本発明に係る容器の第二実施例
の部分断面図であり、第1図ないし第6図に示した実施
例とは異なり、スティックの収容時と突出時における位
置関係が上下逆になった構造を備えてたものを示す。 第9図および第10図は、テレスコピック構造を備えた、
本発明に係る第三実施例を示すもので、第7図および第
8図に対応する図面である。 2……カップ、3……操作体、4……条体、7……巻き
胴部、10……棒状非流動物質(スティック)。
より容易に理解される。これらの図面には、本発明に係
る多くの実施例、応用例および変形例から単なる一例と
して選ばれたものが開示されており、本発明の技術内容
を理解するために役立つものである。 第1図は、本発明に係る容器の第一実施例の部分断面図
であり、スティックが容器の中に完全に収容されるとと
もに、キャプが被せられている状態を示す。 第2図は、第1図と同一の容器を示す部分断面図であ
り、キャップを外し、スティックを最外側に突出させた
状態を示す。 第3図は、第1図および第2図に示した容器の本体の一
部を破断して示した斜視図である。 第4図、第5図および第6図は、回動操作体、条体、ス
ティック保持カップから構成された、第1図および第2
図に示した容器の主要部の斜視図であり、スティックを
収容した状態と、スティックが中間位置にある状態と、
スティックが完全に突出させた状態をそれぞれ示す。 第7図および第8図は、本発明に係る容器の第二実施例
の部分断面図であり、第1図ないし第6図に示した実施
例とは異なり、スティックの収容時と突出時における位
置関係が上下逆になった構造を備えてたものを示す。 第9図および第10図は、テレスコピック構造を備えた、
本発明に係る第三実施例を示すもので、第7図および第
8図に対応する図面である。 2……カップ、3……操作体、4……条体、7……巻き
胴部、10……棒状非流動物質(スティック)。
Claims (9)
- 【請求項1】棒状非流動物質を保持するカップが摺動可
能に装着された円筒状本体と、 上記本体の一端部に回動可能に装着された操作体と、 一端が上記カップに止着され、他端が上記操作体の一部
に形成された巻き胴部に止着された少なくとも1本の可
撓性条体と、 上記本体に形成され、上記条体を案内する少なくとも1
個の軸方向案内溝と、 を備える塗擦用棒状非流動物質の容器であって、 上記条体の端部が、上記巻き胴部の側面において巻き胴
部の軸方向に止着され、 上記条体を巻回するための環状空間を備え、 さらに、上記巻き胴部と本体との間において、上記本体
の内周面上に、巻き胴部の大径部に接続し且つ上記軸方
向案内溝につながる第一段部を形成する一方、 上記巻き胴部の外周面上に、巻き胴部の大径部に接続し
且つ上記条体が止着された部分につながる第二段部を形
成したことを特徴とする、塗擦用棒状非流動物質の容
器。 - 【請求項2】上記条体が止着される部分に、両側が上記
巻き胴部の大径部につながる平坦面が形成されているこ
とを特徴とする、請求項1に記載された塗擦用棒状非流
動物質の容器。 - 【請求項3】上記回動操作体が容器の基端部に配置され
ていることを特徴とする、請求項1または2のいずれか
に記載された塗擦用棒状非流動物質の容器。 - 【請求項4】上記本体とカップとの間に摺動自在に収容
されるとともに、上記本体の案内溝から延長され且つ上
記条体を案内する少なくとも1個の軸方向案内溝を内側
に有し、上記カップの摺動を規制する半径方向延出部が
上下両端部の近傍にそれぞれ形成された円筒状スリーブ
を備え、 上記スリーブは、上記条体によって作動させられる上記
カップによって作動させられ、上記回動操作体を回動操
作することによって、上記本体からテレスコピックに前
進後退することを特徴とする、請求項1、請求項2また
は請求項3のいずれかに記載の塗擦用棒状非流動物質の
容器。 - 【請求項5】上記回動操作体は、円筒状に形成されて上
記容器の開口部を取り囲むように容器の先端部に装着さ
れるとともに、上記容器の内部において、巻き胴部とし
て機能する円筒状部が延出形成され、 さらに、上記巻き胴部の内端部には、上記条体の直径よ
り大きい幅を有し、該巻き胴部の基部に固定された条体
の端部に向かって弯曲する段部が形成される一方、 上記円筒状本体の内周部には、上記条体を上記巻き胴部
の基部に対接するようにして巻回収納しうる環状空間が
形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の塗
擦用棒状非流動物質の容器。 - 【請求項6】対称的に離して配置される少なくとも2本
の条体を備えることを特徴とする、請求項1ないし請求
項5のいずれかに記載された塗擦用棒状非流動物質の容
器。 - 【請求項7】回動操作体、棒状非流動物質を保持するカ
ップおよび条体が、単一のユニットを形成することを特
徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の
塗擦用棒状非流動物質の容器。 - 【請求項8】上記回動操作体が、上記本体の一端部に回
動自在に係着されていることを特徴とする、請求項1な
いし請求項7のいずれかに記載の塗擦用棒状非流動物質
の容器。 - 【請求項9】上記棒状非流動物質を囲む容器の構成部材
の少なくとも一部が透明であることを特徴とする、請求
項1ないし請求項8のいずれかに記載の塗擦用棒状非流
動物質の容器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8906243A FR2646836B1 (fr) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | Etui pour baton de substance non fluide, applicable par frottement sur une surface |
FR8906243 | 1989-05-12 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0314482A JPH0314482A (ja) | 1991-01-23 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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AT (1) | ATE100681T1 (ja) |
DE (1) | DE69006255T2 (ja) |
DK (1) | DK0397550T3 (ja) |
ES (1) | ES2050392T3 (ja) |
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US5851078A (en) * | 1996-12-17 | 1998-12-22 | Anchor Advanced Products, Inc. | Mechanism for extending and retracting a cosmetic pomade |
DE19811803A1 (de) * | 1998-03-18 | 1999-09-23 | Alfred Von Schuckmann | Dreh-Schiebestift, insbesonere für kosmetische Zwecke |
JP3570490B2 (ja) | 1999-03-01 | 2004-09-29 | 信越化学工業株式会社 | 泡抑制剤組成物 |
US6346492B1 (en) | 1999-05-06 | 2002-02-12 | American Medical Systems, Inc. | Fabric for use in prosthetics |
US6991601B2 (en) * | 2002-12-02 | 2006-01-31 | Ams Research Corporation | Implantable pump |
US6808490B1 (en) * | 2003-04-25 | 2004-10-26 | Ams Research Corporation | Penile prosthesis with improved tubing junction |
US9394680B2 (en) | 2013-12-14 | 2016-07-19 | Simpson Strong-Tie Company | Drywall joist hanger |
US10024049B2 (en) | 2013-12-31 | 2018-07-17 | Columbia Insurance Company | Hanger for fire separation wall |
USD818641S1 (en) * | 2016-03-16 | 2018-05-22 | HCT Group Holdings Limited | Cosmetics applicator with cap |
US11142902B2 (en) | 2017-06-07 | 2021-10-12 | Simpson Strong-Tie Company, Inc. | Drywall hanger |
US11225787B2 (en) | 2018-06-06 | 2022-01-18 | Simpson Strong-Tie Company, Inc. | Drywall spacing joist hanger |
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---|---|---|---|---|
US2250876A (en) * | 1939-11-10 | 1941-07-29 | Chase Brass & Copper Co | Adjustable holder for lipsticks and the like |
US2491722A (en) * | 1947-05-03 | 1949-12-20 | Gelardin Albert | Lipstick case |
US2655261A (en) * | 1951-01-30 | 1953-10-13 | Stephen J Clark | Cosmetic container |
-
1989
- 1989-05-12 FR FR8906243A patent/FR2646836B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-05-04 EP EP90401196A patent/EP0397550B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1990-05-04 ES ES90401196T patent/ES2050392T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1990-05-04 DE DE69006255T patent/DE69006255T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-05-04 DK DK90401196.2T patent/DK0397550T3/da active
- 1990-05-04 AT AT90401196T patent/ATE100681T1/de active
- 1990-05-08 US US07/520,639 patent/US5033893A/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-05-12 JP JP2122850A patent/JP2750628B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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FR2646836B1 (fr) | 1991-08-30 |
EP0397550B1 (fr) | 1994-01-26 |
JPH0314482A (ja) | 1991-01-23 |
DK0397550T3 (da) | 1994-02-28 |
ATE100681T1 (de) | 1994-02-15 |
EP0397550A1 (fr) | 1990-11-14 |
DE69006255D1 (de) | 1994-03-10 |
US5033893A (en) | 1991-07-23 |
ES2050392T3 (es) | 1994-05-16 |
DE69006255T2 (de) | 1994-05-19 |
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