JP3280525B2 - 微細構造の構造寸法計測方法 - Google Patents

微細構造の構造寸法計測方法

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JP3280525B2 JP21692394A JP21692394A JP3280525B2 JP 3280525 B2 JP3280525 B2 JP 3280525B2 JP 21692394 A JP21692394 A JP 21692394A JP 21692394 A JP21692394 A JP 21692394A JP 3280525 B2 JP3280525 B2 JP 3280525B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は走査プローブ顕微鏡
(SPM:Scanning Probe Microscope)により微細構
造の特徴的な構造寸法を計測する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】LSI製造技術に代表される微細加工技
術においては、その技術の進展にともないより一層の微
細化が進められている。このような、微細加工技術を支
える重要な技術分野に各種の顕微鏡による検査技術があ
る。その検査技術の中には、微細な構造の特徴的な長さ
を測定するいわゆる測長技術があり、微細化の進展と共
に測長技術に対する要求値(分解能、精度等)もより厳
しいものになってきている。当初、光学式の顕微鏡によ
る測長が行われていたが、現在ではより分解能の良い走
査型電子顕微鏡(SEM)が主流を占めている。しか
し、走査型電子顕微鏡は電子線をプローブとしているか
ら、高い空間分解能(1nm以下)が得られるものの、
観測しているのは2次電子像であり、計測対象の形状を
忠実に反映しているわけではない。また、材料によって
は2次電子放出領域の広がりのために10nm程度以上
の分解能は得ることはできない。さらに、チャージアッ
プ、コンタミネーション等が像に対して大きな影響を与
え、これらの影響が本来2次電子像は実際の構造の形状
を正確には反映していないという事実とあいまってその
微細構造把握を非常に困難なものとする。このため、微
細な構造の形状を正確に把握できる顕微鏡技術が求めら
れている。
【0003】その候補として微細な探針(プローブ)を
用いた走査プローブ顕微鏡として知られる技術がある。
その中でも、いわゆる原子間力顕微鏡(AFM:Atomic
Force Microscope)はその得られる情報は探針が接触
している部分の高さ情報であるため、微細な構造の3次
元的形状の情報を直接的に得ることができる可能性があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、原子間力顕微
鏡に用いられている探針はおおむねコーン状の形状をし
ており、これを用いて高さのある構造を観察すると、探
針の形状が測定形状に大きな影響を与える。特に、LS
I等の微細加工技術で測長の対象となるライン状凸部な
どの場合には、測定形状の大部分に探針の形状が影響を
与える。
【0005】図3は原子間力顕微鏡によりライン状凸部
を測定する状態を示す図である。図に示すように、ライ
ン状凸部1の形状を探針2で測定するときには、探針2
がライン状凸部1の角部と接触している間は、探針2の
最先端部は平面部3と接触しないから、原子間力顕微鏡
によるライン状凸部1の測定形状は図4に示すようにな
り、ライン状凸部1の実際の形状と大きく相違してしま
う。
【0006】この問題は測長の観点からは非常に大きな
問題である。原理的には探針2の形状が判っていれば、
ライン状凸部1の測定形状から探針2の形状の影響をあ
る程度除去することが可能であると考えられる。しかし
ながら、実際上はいくつかの大きな問題があり実用的で
はない。1つの問題としては、探針2の形状把握がかな
り困難であることが揚げられる。すなわち、原理的に
は、先鋭なエッジを有するライン状凸部1の段差の構造
を探針2で走査し得られた測定形状から探針2の形状を
知ることができるが、実際上の問題として、段差上面の
平坦部分と探針2形状の寄与部分は漸近的に接続してお
り、これを分離することは実際上の問題として段差上面
のラフネス、測定上のノイズ等があるため困難である。
また、別の問題として、得られた探針2の形状を測定形
状から除去するためには、膨大な逐次的な計算が必要で
あり、これもまた困難である。
【0007】また、従来の走査型電子顕微鏡等のビーム
計測手段では用いることができる分解能向上の手段であ
るいわゆるデコンボリューションの手法を原子間力顕微
鏡では用いることができないことも問題を困難にしてい
る。例えば、走査型電子顕微鏡のようにビームを照射し
て2次電子信号を得てそれを画像化する手法であれば、
ビームの分布関数をg(x)(簡単のため1次元で記述す
るが実際は2次元)、対象構造の2次電子放出確率分布
をf(x)とすれば、測定データF(x)は次式で表され
る。
【0008】
【数1】F(x)=∫f(x)g(x−s)ds この場合、分布関数g(x)をある程度仮定すれば、デコ
ンボリューションの手法により確率分布f(x)を導出す
ることができる。しかし、デコンボリューションの手法
においてはビームが常に分布関数g(x)で表される分布
で試料上に照射されていることが仮定となっているのに
対して、原子間力顕微鏡では任意の1点でのみ試料と探
針とが接触しているから、デコンボリューションの手法
を用いることができない。
【0009】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、容易に構造寸法を計測することができる
微細構造の構造寸法計測方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明においては、走査プローブ顕微鏡の探針に
より測定対象である微細構造を走査してその特徴的な構
造寸法を計測する方法において、上記構造寸法の理論測
定寸法を上記微細構造の少なくとも1つの構造寸法
上記探針の少なくとも1つの形状寸法とを定数とする数
学的表現として定式化し、次に、上記構造寸法の実際測
定寸法と定式化した上記理論測定寸法とから上記構造寸
上記形状寸法とを変数として用いてパラメータフィ
ッティング法により上記構造寸法を決定する。
【0011】また、走査プローブ顕微鏡の探針により測
定対象である微細構造を走査してその特徴的な構造寸法
を計測する方法において、上記構造寸法の理論測定寸法
上記微細構造の少なくとも1つの構造寸法と上記探
の少なくとも1つの形状寸法とを定数とする数学的表
現として定式化し、次に、上記構造寸法の実際測定寸法
と定式化した上記理論測定寸法とから上記構造寸法を変
数として用いてパラメータフィッティング法により上記
構造寸法を決定する。
【0012】これらの場合、上記探針の形状を球の一部
からなる先端と上記球に外接する円錐とからなる形状と
し、上記形状寸法として上記球の半径、上記円錐の頂角
の少なくとも一方を用いる。
【0013】
【作用】この微細構造の構造寸法計測方法においては、
微細構造の全体の正確な形状を計算によって求めないか
ら、膨大な計算を要することがない。
【0014】また、構造寸法の実際測定寸法と定式化し
た理論測定寸法とから構造寸法形状寸法とを変数とし
て用いてパラメータフィッティング法により構造寸法を
決定するときには、探針の形状寸法を測定することなく
構造寸法を決定することができるから、容易に構造寸法
を決定することができる。
【0015】また、構造寸法の実際測定寸法と定式化し
た理論測定寸法とから構造寸法を変数として用いてパラ
メータフィッティング法により構造寸法を決定するとき
には、パラメータフィッティング法における変数の数が
少なくなる。
【0016】また、探針の形状を球の一部からなる先端
と球に外接する円錐とからなる形状とし、形状寸法とし
て球の半径、円錐の頂角の少なくとも一方を用いたとき
には、理論測定寸法を数学的表現として定式化すること
が容易である。
【0017】
【実施例】通常の場合、測定対象となる微細構造も、測
定に用いられる探針もいわゆる微細加工技術を用いて形
成されているから、微細構造、探針の大まかな形状は推
測することが可能である。そこで、理論測定寸法を微細
構造の少なくとも1つの構造寸法および探針の少なくと
も1つの形状寸法を定数とする数学的表現として定式化
し、実際測定寸法と定式化した理論測定寸法とから構造
寸法および形状寸法を変数として用いて既知のパラメー
タフィッティング法により構造寸法を決定する。
【0018】その手順をやや具体的に示す。まず、測定
対象の微細構造を代表する特徴的な構造寸法、探針の形
状を代表する特徴的な形状寸法を決め、形状のモデル化
を行う。すなわち、測定対象の微細構造の構造寸法をP
s1,Ps2,……とし、探針の形状寸法をPt1,Pt2,…
…とし、モデル化した測定対象の微細構造をモデル化し
た探針で測定した場合に得られるであろうモデル化した
理論測定寸法F(x)(簡単のため1次元とするが原理的
には2次元でもよい)を構造寸法Ps1,Ps2,……およ
び形状寸法Pt1,Pt2,……を定数とし、xを探針の位
置を示す変数として、数学的表現として定式化する。つ
ぎに、実際に測定することにより実際測定寸法G(x)を
得て、実際測定寸法G(x)と定式化した理論測定寸法F
(x)とから構造寸法Ps1,Ps2,……、形状寸法Pt1
t2,……を変数として用いてパラメータフィッティン
グ法により構造寸法Ps1,Ps2,……、形状寸法Pt1
t2,……を決定する。この場合、構造寸法Ps1
s2,……、形状寸法Pt1,Pt2,……の数は実際測定
寸法G(x)の測定データ数により制限されるが、通常の
原子間力顕微鏡では1ライン当たりの測定データ数を1
00以上に採るのは困難ではないから、常識的な数の構
造寸法Ps1,Ps2,……を求める際には問題とならな
い。また、実際測定寸法G(x)の測定データ数は導出す
べき構造寸法Ps1,Ps2,……および形状寸法Pt1,P
t2,……の数より多ければよいことはいうまでもない
が、あまり多くても計算に時間が掛かるので、実際測定
寸法G(x)の測定データ数を適切な数にすればよい。
【0019】つぎに、図1に示すようなライン状凸部1
の特徴的な構造寸法であるライン幅Lを導出する微細構
造の構造寸法計測方法について説明する。まず、探針2
の形状を最先端部の形状は半径がrの球であり、それ以
外の部分は頂角がθの円錐状の形状であるとモデル化す
る。そして、ライン状凸部1の構造はそのエッジが水平
面と垂直面との交線で構成されているとする。このよう
なモデル化をすると、探針2とライン状凸部1とは、ラ
イン状凸部1の上面平坦部では探針2の最下端部の1点
でのみ接触し、ライン状凸部1の平坦部の両側の探針2
が平面部3に接触しない領域では、探針2は常にライン
状凸部1のエッジ部に接触することになる。この場合の
原子間力顕微鏡による理論測定寸法である理論測定ライ
ン幅FL(x)を構造寸法であるライン幅L、形状寸法で
ある半径rを定数とし、ライン状凸部1の上面平坦部か
らの距離xを変数とする関数として次式のように数学的
表現として定式化する。
【0020】
【数2】FL(x)=L+2√{r2−(r−x)2} つぎに、実際にライン状凸部1を測定することにより、
図2に示すような距離xがx1、x2のときの実際測定寸
法G(x1)、G(x2)を求めて、実際測定寸法G(x1)、
G(x2)と定式化した理論測定ライン幅FL(x)とからラ
イン幅L、半径rを変数として用いてパラメータフィッ
ティング法によりライン幅L、半径rを決定する。
【0021】なお、ライン状凸部1の複数個所で実際測
定寸法G(x1)、G(x2)を測定し、これらの平均値を実
際測定寸法G(x1)、G(x2)としてライン幅L、半径r
を算出すれば、ライン幅Lを正確に測定することができ
る。また、距離xの領域としては、(数2)式が適用で
きるであろう領域であることはいうまでもなく、経験的
には距離xの範囲は装置のノイズレベルか試料表面のラ
フネス以上でかつ半径rの半分以下が適切である。
【0022】上述の実施例は、探針2の先端部の球に仮
定できる部分がライン状凸部1に接触している領域での
算出方法であったが、探針2の円錐状部分がライン状凸
部1に接触している領域では、探針2の円錐状部分の頂
角をθとすると、理論測定ライン幅FL(x)はライン幅
L、半径r、頂角θを定数とし、距離xを変数とする関
数として次式のように表される。
【0023】
【数3】FL(x)=L+r/tan(π/4+θ/4)+2x
tan(θ/2) この場合、通常の線形パラメータフィッティング法によ
り抽出されるパラメータはL+r/tan(π/4+θ/
4)とθとなり、ライン幅Lと半径rとは分離できな
い。しかし、ライン幅Lに比べて半径rが小さいような
場合、例えば半径rが10nm以下で、ライン幅Lが1
μm程度の場合には、r/tan(π/4+θ/4)の項は
無視することができる。また、例えばガウス・ニュート
ン法などの非線形最小自乗法を用いれば、ライン幅L、
半径r、頂角θの分離も可能である。
【0024】これらの微細構造の構造寸法計測方法にお
いては、微細構造の全体の正確な形状を計算によって求
めないから、膨大な計算を要することがないので、容易
に構造寸法を計測することができる。また、探針2の形
状寸法である半径r、頂角θを測定することなくライン
幅Lを計測することができるから、容易にライン幅Lを
計測することができる。また、探針2の形状を球の一部
からなる先端と球に外接する円錐とからなる形状とし、
形状寸法として球の半径rと円錐の頂角θとを用いてい
るから、理論測定寸法を数学的表現として定式化するこ
とが容易であるので、容易に構造寸法を計測することが
できる。
【0025】また、上述実施例ではライン状凸部1の構
造寸法であるライン幅Lを計測したが、ライン状凹部の
構造寸法である溝幅Dを計測する場合には、理論測定寸
法である理論測定溝幅FD(x)は溝幅D、半径r、頂角
θを定数とし、距離xを変数とする関数として次式で表
される。
【0026】
【数4】FD(x)=D−2√{r2−(r−x)2}
【0027】
【数5】FD(x)=D−r/tan(π/4+θ/4)−2x
tan(θ/2) つぎに、この発明に係る他の微細構造の構造寸法計測方
法について説明する。まず、探針2の球状部の半径r0
を測定する。つぎに、原子間力顕微鏡による理論測定寸
法である理論測定ライン幅FL(x)をライン幅L、半径
0を定数とし、距離xを変数とする関数として次式の
ように数学的表現として定式化する。
【0028】
【数6】FL(x)=L+2√{r0 2−(r0−x)} つぎに、実際にライン状凸部1を測定することにより、
実際測定寸法G(x)を求めて、実際測定寸法G(x)と
定式化した理論測定ライン幅FL(x)とからライン幅L
を変数として用いてパラメータフィッティング法により
ライン幅Lを決定する。
【0029】また、探針2が円錐状部分に接触している
領域では、探針2の円錐状部の頂角の測定値をθ0とす
ると、理論測定ライン幅FL(x)は次式のように表され
る。
【0030】
【数7】FL(x)=L+r0/tan(π/4+θ0/4)+2
xtan(θ0/2) これらの微細構造の構造寸法計測方法においては、実際
測定寸法G(x)と定式化した理論測定ライン幅FL(x)
とからライン幅Lを変数として用いてパラメータフィッ
ティング法によりライン幅Lを決定しており、形状寸法
をパラメータフィッティング法における変数とはしてい
ないから、パラメータフィッティング法における変数の
数が少なくなるので、容易に構造寸法を計測することが
できる。
【0031】また、ライン状凹部の構造寸法である溝幅
Dを計測する場合には、理論測定寸法である理論測定溝
幅FD(x)は次式で表される。
【0032】
【数8】FD(x)=D−2√{r0 2−(r0−x)2}
【0033】
【数9】FD(x)=D−r0/tan(π/4+θ0/4)−2
xtan(θ0/2) なお、上述実施例においては、ライン状の微細構造の構
造寸法を計測する場合について説明したが、この発明が
適用可能であるのはライン状の微細構造に限らない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る微
細構造の構造寸法計測方法においては、微細構造の全体
の正確な形状を計算によって求めないから、膨大な計算
を要することがないので、容易に構造寸法を計測するこ
とができる。
【0035】また、構造寸法の実際測定寸法と定式化し
た理論測定寸法とから構造寸法形状寸法とを変数とし
て用いてパラメータフィッティング法により構造寸法を
決定するときには、探針の形状寸法を測定することなく
構造寸法を計測することができるから、容易に構造寸法
を計測することができる。
【0036】また、構造寸法の実際測定寸法と定式化し
た理論測定寸法とから構造寸法を変数として用いてパラ
メータフィッティング法により構造寸法を決定するとき
には、パラメータフィッティング法における変数の数が
少なくなるから、容易に構造寸法を計測することができ
る。
【0037】また、探針の形状を球の一部からなる先端
と球に外接する円錐とからなる形状とし、形状寸法とし
て球の半径、円錐の頂角の少なくとも一方を用いたとき
には、理論測定寸法を数学的表現として定式化すること
が容易であるから、容易に構造寸法を計測することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る微細構造の構造寸法計測方法の
説明図である。
【図2】この発明に係る微細構造の構造寸法計測方法の
説明図である。
【図3】原子間力顕微鏡によりライン状凸部を測定する
状態を示す図である。
【図4】図3に示したライン状凸部の形状を測定した結
果を示す図である。
【符号の説明】
1…ライン状凸部 2…探針
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩立 和己 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 村瀬 克実 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−117844(JP,A) 特開 平3−122514(JP,A) 特開 平6−66512(JP,A) 特開 平5−172510(JP,A) 特開 平7−174769(JP,A) 特開 平7−248332(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 13/10 - 13/24 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走査プローブ顕微鏡の探針により測定対象
    である微細構造を走査してその特徴的な構造寸法を計測
    する方法において、上記構造寸法の 理論測定寸法を上記微細構造の少なく
    とも1つの構造寸法と上記探針の少なくとも1つの形状
    寸法とを定数とする数学的表現として定式化し、次に、上記構造寸法の 実際測定寸法と定式化した上記理
    論測定寸法とから上記構造寸法上記形状寸法とを変数
    として用いてパラメータフィッティング法により上記構
    造寸法を決定することを特徴とする微細構造の構造寸法
    計測方法。
  2. 【請求項2】走査プローブ顕微鏡の探針により測定対象
    である微細構造を走査してその特徴的な構造寸法を計測
    する方法において、上記構造寸法の 理論測定寸法を上記微細構造の少なく
    とも1つの構造寸法と上記探針の少なくとも1つの形状
    寸法とを定数とする数学的表現として定式化し、次に、上記構造寸法の 実際測定寸法と定式化した上記理
    論測定寸法とから上記構造寸法を変数として用いてパラ
    メータフィッティング法により上記構造寸法を決定する
    ことを特徴とする微細構造の構造寸法計測方法。
  3. 【請求項3】上記探針の形状を球の一部からなる先端と
    上記球に外接する円錐とからなる形状とし、上記形状寸
    法として上記球の半径、上記円錐の頂角の少なくとも一
    方を用いることを特徴とする請求項1または2に記載の
    微細構造の構造寸法計測方法。
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JP3472127B2 (ja) * 1998-03-26 2003-12-02 日本電子株式会社 ビームの測定方法
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