JP3280039B2 - 紙ウェブの巻取装置および紙ウェブの巻取方法 - Google Patents

紙ウェブの巻取装置および紙ウェブの巻取方法

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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は請求項1の前段に基づく紙ウェブ、布帛ウェ
ブ、プラスチックウェブもしくは他の材料からなるウェ
ブの巻取装置に関する。さらに本発明は請求項8の前段
によるそのようなウェブの巻取方法に関する。
紙ウェブ、布帛ウェブ、プラスチックウェブもしくは
他の材料からなるウェブをリール上に巻取り、次いでリ
ールをほどくことによってそれらを印刷、切断もしくは
梱包装置のようなさらなる処理プロセスに供給すること
が知られている。
リール巻取り時における主要機能はウェブ上での張力
の発生である。リールの巻取り品質およびこれと関連す
るほどき特性は巻取り作用時に存在するウェブテンショ
ンに大きく影響される。
本発明の目的はより多くの有利な巻取り特性を有しか
つ/またはウェブ上に作用するテンションがより有利に
発生させるのを許容する紙ウェブ、布帛ウェブ、プラス
チックウェブもしくは他の材料からなるウェブの巻取装
置を提案することである。
この目的は請求項1の特徴を有する巻取装置により達
成される。従属請求項2から7までは本巻取装置のさら
に有利な改良点に関する。本目的は請求項8の特徴を有
するウェブの巻取方法によりさらに達成される。従属請
求項9から13まではさらに有利な方法の工程に関する。
本目的は紙ウェブ、布帛ウェブ、プラスチックウェブ
もしくは他の材料からなるウェブの巻取装置であって、
供給方向にウェブを運搬しかつリール上に巻き取るため
にリールを駆動するリール駆動装置と、ウェブテンショ
ンロールとを具備し、ウェブテンションロールは供給方
向と反対方向にウェブに作用するテンションを発生する
ために供給方向に関しリールの上流に配置されており、
ウェブテンションロールが駆動装置に連結され、駆動装
置が自己施錠機構および駆動機を具備し、さらに自己施
錠機構が駆動機とウェブテンションロール間に配置され
た巻取装置により特に達成される。
ウェブテンションロールと駆動機との間に自己施錠機
構を作用的に配置することにより、ウェブテンションロ
ールの駆動機の適切に制御された速度でもって、制動エ
ネルギを自己施錠機構を介し取出することができ、取出
された制動エネルギを自己施錠機構のハウジングを介し
て分散可能であるという利点が得られる。
有利な実施態様では、駆動装置はウェブテンションロ
ールと駆動機との間に作用的に配置されたクラッチを有
する。
本目的は紙ウェブ、布帛ウェブ、プラスチックウェブ
もしくは他の材料からなるウェブの巻取装置であって、
供給方向にウェブを運搬しかつリール上に巻き取るため
にリールを駆動するリール駆動装置と、ウェブテンショ
ンロールとを具備し、ウェブテンションロールは供給方
向と反対方向にウェブに作用するテンションを発生する
ために供給方向に関しリールの上流に配置されており、
ウェブテンションロールが駆動装置に連結され、駆動装
置はクラッチおよび駆動機を具備し、それにより、駆動
装置が駆動機とウェブテンションロール間に作用的に配
置され、さらにクラッチが駆動機およびウェブ間のすべ
りを許容するようにした巻取装置によってさらに特に達
成される。
例えば紙からなるウェブを損傷させないため、もしく
はウェブに跡を残さないために、ウェブテンションロー
ルと移送されたウェブ間に摩擦もすべりも発生してはな
らない。
本発明の巻取装置の一の利点は紙ウェブが停止してい
るときでさえ、紙ウェブ上に張力を発生させることがで
きるという事実であることが分かる。駆動装置は移送方
向と反対方向に作用するウェブテンションロールにトル
クを適用する。駆動機とウェブテンションロール間に配
置されたクラッチはすべりをともなって作用され、さら
に同時に駆動機の速度および/またはクラッチのすべり
はウェブテンションロールが静止したままになるように
制御される。
好ましい実施態様ではウェブテンションロール上に作
用する駆動機は制御可能な可変速度原動機として構成さ
れる。さらに好ましい実施態様では伝達可能な最大トル
クを制御するために、クラッチは例えば磁気もしくは空
気により制御されうる手段を有し、それにより、すべり
を制御装置の援助によって制御することができる。
特に有利な実施態様では自己施錠機構は駆動機とクラ
ッチ間に配置される。この実施態様の一の利点は特に、
自己施錠機構を介してウェブテンションロールから取出
された制動エネルギを静止したハウジングへ分散するた
めに自己施錠機構が使用されるという事実であることが
分かる。この場合、クラッチが例えば5%から10%とい
った比較的低いすべりを有するように駆動機の速度は有
利に制御され、それにより一方では比較的少量の摩擦熱
がクラッチに発生し、それゆえに他方ではクラッチを比
較的小さい寸法にすることができる。自己施錠機構は制
動エネルギの大部分をハウジングへ伝達するので、小さ
い動力の駆動原動機で足りる。有利な改良では、速度が
動力制御装置で制御されうる小さい非同期の原動機とし
て駆動原動機が構成される。動力制御装置はまた、周波
数変換器とも称される。
例えば、駆動原動機が制御されてクラッチのすべりが
常に5%となり、ウェブが比較的高速のときには駆動原
動機がウェブの移動方向と同方向に作動し、ウェブが比
較的低速のとき、特にウェブが停止しているときには反
対方向に駆動され、ウェブが停止しているときでさえウ
ェブテンションロールを介しウェブに張力が適用される
ように駆動原動機が駆動される。
有利な改良では、自己施錠機構がウォーム駆動機構と
して構成される。
紙ウェブを巻き取るリールを中心部でもその周辺部で
も駆動することができる。
本発明はいくつかの典型的な実施例を参照することに
より、詳細に説明される。図面は以下の通りである。
図1は巻取装置の略図である。
図1aはクラッチの詳細図である。
図2は別の巻取装置の側面図である。
図3は図2による巻取装置の平面図である。
図4はクラッチの典型的な実施態様を示す図である。
図5aおよび5bは自己施錠機構の断面図である。
図1により概略的に図示した巻取装置1は紙ウェブ2
をリール3上に巻き取るのに使用される。巻取シャフト
4上に取り付けられたリール3はリール駆動装置5によ
り駆動され、それにより、ウェブ2が供給方向Zに移動
させられる。リール駆動装置5は一側では巻取シャフト
を駆動するために歯付きベルト7を介して巻取シャフト
4に連結され、他側では電気線8を介して周波数変換器
9に接続された電動機6を具備している。原動機6はAC
モータとして構成され、さらに周波数変換器9はACモー
タ6を駆動するための回転磁界を形成するのに適した動
力電子部品を具備している。モータ6は別の歯付きベル
ト10を介してモータ速度Dを測定するための検出器11に
連結されている。回転速度を測定するために検出器11は
例えばモータ6の内部もしくは巻取シャフト4のように
異なる場所にも配置されうる。ウェブテンションロール
12が供給方向Zに関しリール3の上流に配置され、ウェ
ブ2がウェブテンションロール12の外周上の一部分でウ
ェブテンションロール12と接触するようにウェブテンシ
ョンロール12に関し二つの回転ロール13、14が配置され
ている。ウェブテンションロール12はウェブテンション
ロール12に続くウェブ2の部分上に、供給方向Zと反対
に作用するウェブテンションを発生する目的で使用され
る。ウェブテンションロール12はウェブテンションロー
ル12上に係止しているウェブ2の前記部分がすべること
なしにウェブテンションロール12の動きに追従するよう
に構成されかつ作用される。これにより、ウェブテンシ
ョンロール12と紙ウェブ2間にあらゆる摩擦もしくはあ
らゆる互いの相対移動が妨げられ、さもなければ紙ウェ
ブ2が損傷し、紙に跡が残りうる。図示した典型的な実
施態様では、ウェブテンションロール12の表面はゴムで
被覆されている。特に、形成可能な最大ウェブテンショ
ンはウェブテンションロール12周りのウェブ2の接触角
に応じて定まり、それにより、大きな接触角で対応する
大きな最大ウェブテンションが得られるが、条件はウェ
ブテンションロール12と紙ウェブ2間ですべりが発生し
ないことを常時満たさなければならない。したがって、
ウェブテンションロール12の回転速度はウェブ2のウェ
ブ速度vzにより決定される。ウェブテンションロール12
に作用する駆動装置15は供給方向Zと反対の方向に作用
するトルクをウェブテンションロール12に伝えるために
使用され、最大トルクは紙ウェブ2とウェブテンション
ロール12間ですべりが起きないという要求により決定さ
れる。駆動装置15は周波数変換器16を介して制御される
ことが可能でかつACモータとして同様に構成される可変
速度モータ17を具備する。モータ17のシャフトは自己施
錠機構18と歯付きベルト19とを介してクラッチ20に連結
される。クラッチ20は同心配置された二つのプーリ22、
23を有し、影響されるプーリ間でのすべりを許容する。
クラッチ20はプーリ23および歯付きベルト21を介してウ
ェブテンションロール12に連結されている。クラッチ20
はウェブテンションロール12とモータ17間で制御可能な
すべりを発生させる目的で、例えば磁気もしくは空気に
よって制御されうるよう構成された制御可能な摩擦クラ
ッチを具備している。制御装置24は巻取装置1を制御す
るために設けられ、かつデータバス25を介してさらなる
制御装置もしくは高位コンピュータに接続される。周波
数変換器9、16は電気信号線26、27を介して制御され
る。モータ17は接続線43を介して周波数変換器16に接続
される。制御可能な摩擦クラッチ20の制動力は電気信号
線28を介して制御される。ウェブ2の速度vzは検出器29
により検出され、さらに電気信号線30を介して制御装置
24に供給される。検出器11により記録されたモータ6も
しくは巻取シャフト4の回転速度Dは信号線31を介して
制御装置24に供給される。モータ6は歯付きベルト7も
しくはさらなる機構を介して巻取シャフト4に剛固に連
結されているので、モータ6の回転速度および巻取シャ
フト4の回転速度の両方を検出器11の信号から算出する
ことができる。
図1による装置の作用時、モータ6は供給方向Zにリ
ール3を駆動し、それによりウェブ2が供給方向Zにウ
ェブ速度vzで移送される。ウェブ2に作用する張力はウ
ェブテンションロール12により発生せしめられる。制動
力、およびそれによるウェブテンションは制御調整装置
24においてパラメータによって設定されうる。設定した
制動力が発生するようにクラッチ20はパルス幅変調を使
用する制御装置24によって直接制御される。クラッチ20
の摩擦損失および磨耗を減少するために、クラッチ20は
モータ17により減じられた速度で自己施錠機構18を介し
て追従せしめられる。ウェブテンションを維持もしくは
形成するために、ウェブ2が停止しているときでさえ、
モータ17およびクラッチ20のプーリ22は低速で逆回転せ
しめられる。
ウェブ2が停止しているとき、クラッチ20がトルクを
ウェブ2に適用するように駆動装置15は作用され、ウェ
ブテンションロール12は停止し続ける。クラッチ20がす
べりを有することによってウェブテンションロール12が
停止したままになるように、モータ17はクラッチ20にト
ルクを伝達し、モータ17の速度および/またはクラッチ
20は電気線26、28を介して制御される。例えばクラッチ
20のすべりが回転速度に関係なく約5%であるようにウ
ェブ速度vzが増加するにつれてモータ17の速度もしくは
クラッチ20の制動力が追従せしめられる。ウェブテンシ
ョンロール12から取出される制動エネルギは概略的にの
み図示する自己施錠機構18にクラッチ20を介して供給さ
れ、自己施錠機構18は反対向きのトルクを発生すると共
に、ハウジング(図示しない)にエネルギを伝達する。
この型の自己施錠機構18を使用することにより、モータ
17は比較的小さいトルクを発生すれば足り、それゆえに
低い動力で作用されることができる。クラッチ20のすべ
りは例えば2%から10%といった相対的に小さい値に保
持され、この原因のためクラッチ20で発生する摩擦熱は
低く、これにより小さくかつそれ相応の費用効果のある
クラッチ20が使用されうる。これによりウェブ2の低い
制動エネルギが確保される。
測定ホイールといった検出器29により測定されたウェ
ブ速度vz、および検出器11により計算されうるリール3
の回転速度はリールの直径を計算するために制御装置24
によって使用されうる。リール3の直径が小さいときウ
ェブ2に対して高テンションが発生せしめられ、リール
3の直径が大きいときウェブ2に対してより小さいテン
ションが発生せしめられるように、モータ17が周波数変
換器16を介して制御される。特に、巻取り作用の開始時
はリール3の直径は非常に小さいため、高ウェブテンシ
ョンが必要である。
図1aは方向Bから見たクラッチ20を示しており、プー
リ22、23の上を通る歯付きベルト19、21は図示されてい
ない。二つのプーリ22、23は互いに並んだ配置で取り付
けられ、それにより、これらプーリが共通軸線A回りに
回転可能であり、クラッチ20は制御可能な方法で二つの
プーリ22、23を互いに連結するための付加的な手段(図
示しない)を有する。
さらに典型的な実施態様においては、ウェブテンショ
ンロール12を、自己施錠機構18を使用し、歯付きベルト
19を介してモータ17により直接駆動することにより、図
1による巻取装置1内のクラッチ20を省略することが可
能である。この解決法と比較すると、クラッチは制御お
よび調整が単純であるため、ウェブテンションロール12
と機構18間の速度の変動が単純な方法で補償されること
をクラッチ20が許容するという利点がクラッチ20を使用
することにより得られる。
図2に示す別の巻取装置1の側面図すなわち図3によ
る線A−Aを通る横断面はハウジング32を図示し、ハウ
ジング32内には巻取シャフト4、ウェブテンションロー
ル12、および回転ロール13、14が配置されている。この
典型的な実施態様においては、回転ロール13、14はゴム
で被覆されたウェブテンションロール12の表面上に紙ウ
ェブ2を直接押圧する。一方の回転ロール13、14がウェ
ブテンションロール12を押圧するのに対して他方の回転
ロール14、13がウェブテンションロール12の表面から距
離をおいて配置されるようにも回転ロール13、14を配置
することができる。供給方向Zに関しウェブテンション
ロール12の上流に配置されているのはダンサーと呼ばれ
る蓄積装置33である。蓄積装置33は二つの回転ロール33
を有し、両ロール間では紙ウェブ2の供給分が蓄積され
ている。多数の光学検出器35を使用することにより、蓄
積された紙ウェブ2の長さが記録され、さらにこの測定
された変数は例えば線25といった電気信号線を介して制
御装置24に供給される。
図3による平面図から、リール1の中心に巻取シャフ
ト4が取り付けられていることがわかる。歯付きベルト
7と、多段式歯車機構として構成されたさらなるトルク
伝達装置36とを介して巻取シャフト4はモータ6により
駆動せしめられる。ウェブテンションロール12上に作用
する駆動装置15はモータ17を具備し、モータ17のシャフ
トはウォーム歯車機構として構成された自己施錠機構18
を連結せしめられる。自己施錠機構18の出力シャフトは
クラッチ20に連結せしめられる。クラッチ20は別のシャ
フトを介してウェブテンションロール12に連結せしめら
れる。機構18はハウジング32に剛固に連結される。
図2および3による典型的な実施態様は蓄積装置33内
に蓄積されたウェブ2の長さを記録するために検出器35
が使用され、さらにこの値が制御調整装置24に供給され
るように作用される。高位制御ループを使用することに
より、蓄積装置33内に蓄積される長さが常にほぼ等しく
なるようにモータ6を介してリール3の回転速度もしく
は巻取速度が制御される。収納された制御ループを使用
することにより、クラッチ20のすべりが例えば常時5%
となるようにモータ17および/またはクラッチ20が制御
され、制御装置24であらかじめ設定されたテンションが
リール3の直径に応じウェブ2で発生される。
図4は受動的に作動するクラッチ20の典型的な実施態
様を示す。巻取シャフト4は玉軸受え37を介してハウジ
ング32に連結せしめられるシャフト延長部38を有する。
クラッチ20の構成要素を形成するクラッチ板39はシャフ
ト延長部38に剛固に連結せしめられる。さらにクラッチ
20の別の構成要素を形成するクラッチプーリ40は玉軸受
け41を介して回転可能にシャフト延長部38に連結せしめ
られる。歯付きベルト19はクラッチプーリ40の外周に作
用する。すべりが生じたときにクラッチ板39と回転速度
が異なり、かつクラッチ板39にトルクを伝達する摩擦ラ
イニング42をクラッチプーリ40は有する。制御された方
法によりクラッチ板39とクラッチプーリ40間の接触力に
影響を与えるために、クラッチ20は電磁気的もしくは空
気的作動手段のようなさらなる能動手段(図示しない)
を具備してもよい。
すべての図示した典型的な実施態様においてはリール
3は供給方向Zに関して右回転するよう図示されてい
る。もちろん、リール3が左回転することによりウェブ
2が巻き取られるような運転でウェブ2を供給すること
もできる。
図5aおよび図5bはウォーム駆動機構として構成された
自己施錠機構18の典型的な実施態様を示す。機構18はハ
ウジング18aを具備し、このハウジング18aには玉軸受18
bにより2本のシャフト18c、18fが取り付けられる。第
1のシャフト18cにはスリーブ18dが固定され、このスリ
ーブ18dは第2のシャフト18f上でウォーム18gと係合す
るリングギア18eを有する。仮にこの自己施錠機構18が
図3の典型的な実施態様において使用されるならば、ク
ラッチ20が第1のシャフト18cに連結せしめられるのに
対して、モータ17は第2のシャフト18fを駆動する。ク
ラッチ20から自己施錠機構18に伝達されるエネルギの大
部分はウォーム18gおよびリングギア18eを介して熱に変
換され、それにより、制動動作がウェブテンションロー
ル12上に発生されるように第2のシャフト18fを駆動す
るのに、比較的小さい動力のモータ17で足りる。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 23/14 B65H 23/195

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウェブを巻取るための巻取装置であって、 ウェブを巻取るためのリールと、 前記リールを駆動させてウェブを供給方向Zに移送させ
    て該ウェブを前記リール上に巻取るためのリール駆動装
    置と、 供給方向Zに対して反対方向に前記ウェブに作用するテ
    ンションを発生させるために前記リールの上流に配置さ
    れたウェブテンションロールと、 前記ウェブテンションロールに連結された駆動装置とを
    具備し、該駆動装置は、 制御可能な可変速度原動機を有する駆動機と、 前記駆動機に連結された自己施錠歯車機構と、 前記自己施錠歯車機構と前記ウェブテンションロールと
    の間に配置されたクラッチとを含み、該クラッチは前記
    駆動機と前記ウェブテンションロールとの間にすべりを
    発生させることができる巻取装置。
  2. 【請求項2】さらに、前記リール駆動装置と前記駆動装
    置とを制御するために検出器を備えた制御装置を具備す
    る請求項1に記載の巻取装置。
  3. 【請求項3】自己施錠歯車機構がウォーム駆動機構とし
    て構成される請求項1または2に記載の巻取装置。
  4. 【請求項4】クラッチが摩擦ライニングクラッチとして
    構成され、さらにクラッチの伝達可能な最大トルクが制
    御されうる請求項1から3までのいずれか一項に記載の
    巻取装置。
  5. 【請求項5】ウェブがウェブテンションロールの外周の
    一部に亙って接触するように、偏向ロールがウェブテン
    ションロールに関して配置される請求項1から4までの
    いずれか一項に記載の巻取装置。
  6. 【請求項6】駆動されることができかつリールの中心に
    配置される巻取りシャフトをリール駆動装置が有する請
    求項1から5までのいずれか一項に記載の巻取装置。
  7. 【請求項7】リール上にウェブを巻取る巻取方法であっ
    て、リールが駆動されかつ結果としてウェブが供給方向
    Zに移送され、ウェブ上で供給方向Zと反対向きに作用
    するテンションが供給方向Zに関しリールの上流に配置
    されるウェブテンションロールにより発生され、ウェブ
    テンションロールを駆動させるために制御可能な可変速
    度原動機を有する駆動装置を設け、該可変速度原動機は
    クラッチによってウェブテンションロールを駆動させる
    自己施錠歯車機構を駆動させ、すべりを伴ってクラッチ
    を動作させ、ウェブテンションロールから取出される制
    動エネルギの少なくとも一部が自己施錠歯車機構を介し
    分散されるように、駆動装置が制御される巻取方法。
  8. 【請求項8】少なくともウェブの速度vZとリールの回転
    速度とを測定し、ウェブのテンションを制御するために
    駆動装置の原動機の速度およびクラッチのすべりのうち
    の少なくとも一方が変更される請求項7に記載の巻取方
    法。
  9. 【請求項9】すべりが0から10%の範囲内に保持される
    請求項7または8に記載の巻取方法。
  10. 【請求項10】最高速度から停止までの間でウェブテン
    ションロールの速度が変更可能であり、ウェブテンショ
    ンロールに関するより高速度の範囲で駆動装置内の駆動
    機が同方向に作用され、さらにより低速度の範囲で駆動
    機が予め定められたすべりの値を維持するための反対方
    向に作用される請求項7から9までのいずれか一項に記
    載の巻取方法。
  11. 【請求項11】ウェブの速度vZおよびリールの回転速度
    Dからリールの直径が算出され、さらに該直径が増加す
    るにつれてウェブテンションが減少される請求項7から
    10までのいずれか一項に記載の巻取方法。
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