JP3279411B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3279411B2
JP3279411B2 JP28267393A JP28267393A JP3279411B2 JP 3279411 B2 JP3279411 B2 JP 3279411B2 JP 28267393 A JP28267393 A JP 28267393A JP 28267393 A JP28267393 A JP 28267393A JP 3279411 B2 JP3279411 B2 JP 3279411B2
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ディジタル複
写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置であっ
て、外部からの入力操作を受ける装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の中には、使用者が
良く用いる画像形成態様を所定の入力操作でプログラム
として登録できるようにし、登録後は使用者が上記プロ
グラムを選択操作するだけで上記画像形成態様を直ちに
呼出すことができるようにしたものが知られている。こ
の種の装置におけるプログラム登録手順は、一般に次の
ようになっている。
【0003】予め所望のプログラムメモリ番号を入力
しておく。
【0004】各種設定キーの操作により所望の画像形
成態様を設定する。
【0005】プログラム登録キーの操作等によりプロ
グラム登録指令を入力する。この指令により、現在の画
像形成態様が上記プログラムメモリ番号をもつプログラ
ムとしてプログラムメモリに登録される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置では、予
めプログラムメモリ番号を入力しておかなければ、現在
の画像形成態様をプログラム登録することができない。
これに対して実際の画像形成装置の操作では、使用者が
まず各種設定キーを用いて所望の画像形成態様を設定
し、この態様で実際に画像形成を行った後、この画像形
成結果を見てそれが良好であると判断し、この時点で現
在の画像形成態様のプログラム登録を希望する場合が多
い。この場合、上記従来装置では、現在の画像形成態様
を一旦消去してプログラムメモリ番号を入力し、その後
改めて上記画像形成態様を各種設定キーの操作等で設定
しなければならず、その作業は極めて面倒なものとな
る。
【0007】なお、特開平2−48681号公報には、
実行された画像形成態様を順次ヒストリメモリに登録
し、数回前に実行された画像形成態様を上記ヒストリメ
モリから直ちに呼び出せるようにしたものが開示されて
いるが、このヒストリメモリに記憶される画像形成態様
の数には限りがあり、ヒストリメモリが満杯の状態で次
の画像形成動作が実行された場合にはその態様が新しく
登録される代わりに古い画像形成態様が消去されるた
め、所望の画像形成態様を半永久的に保存されるプログ
ラムとして登録するといったことはできない。
【0008】本発明は、このような事情に鑑み、実際に
画像形成動作を行った後に、その画像形成態様をプログ
ラムとして登録し、保存することができる画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、過去に実行された画像形成態
様を所定数だけ記憶するヒストリ記憶手段を備えた画像
形成装置において、上記ヒストリ記憶手段に記憶された
画像形成態様を表示するヒストリ表示手段と、上記ヒス
トリ記憶手段に記憶された画像形成態様のうち外部から
の入力操作で指定された画像形成態様を保存プログラム
として設定する保存設定手段と、実行された画像形成態
様を上記ヒストリ記憶手段に順次登録するとともにこの
登録時にヒストリ記憶手段の画像形成態様記憶数が既に
上記所定数に達している場合には上記保存プログラムに
設定された画像形成態様以外の画像形成態様を消去して
新しい画像形成態様を登録するヒストリ登録手段と、上
記ヒストリ記憶手段に登録されている画像形成態様の中
から選択された画像形成態様を呼出すヒストリ呼出し手
段とを備えたものである(請求項1)。
【0010】ここで、上記ヒストリ表示手段は、各画像
形成態様の内容とその画像形成態様が保存プログラムに
設定されているか否かの判別とを並べて表示するもの
が、より好ましい(請求項2)。
【0011】また、上記装置において、初期設定モード
における画像形成態様を記憶するための初期設定記憶手
段と、上記ヒストリ記憶手段に記憶される画像形成態様
のうち外部からの入力操作で指定されたものを上記初期
設定記憶手段に登録する初期設定登録手段と、オートク
リア指令が入力された場合に上記初期設定記憶手段に登
録された画像形成態様を呼出す初期設定呼出し手段とを
備えることにより、後述のようなより優れた効果が得ら
れる(請求項3)。
【0012】この装置においても、上記ヒストリ表示手
段は、各画像形成態様の内容とその画像形成態様が初期
設定記憶手段に登録されているか否かの判別とを並べて
表示するものが、より好ましい(請求項4)。
【0013】
【作用】上記装置によれば、ある画像形成態様が実行さ
れる度に、その態様がヒストリ記憶手段に自動的に登録
される。ここで、ヒストリ記憶手段に記憶される画像形
成態様の数は所定数に限られているが、そのうち保存が
必要な画像形成態様を保存プログラムとして指定してお
けば、画像形成態様の記憶数が上記所定数に達しても、
その後新しい画像形成態様の登録の際には、上記保存プ
ログラムとして設定された画像形成態様以外の画像形成
態様が消去されることにより、保存プログラムは保護さ
れる。そして、上記ヒストリ記憶手段に記憶されている
画像形成態様がヒストリ表示手段により表示され、その
うち使用者で選択されたものがヒストリ呼出し手段で直
ちに呼び出される。
【0014】さらに、請求項3記載の装置では、上記ヒ
ストリ記憶手段に記憶される画像形成態様のうちの所望
のものを初期設定モードにおける画像形成態様として設
定し、上記初期設定記憶手段に登録しておくことが可能
であり、その後のオートクリア指令の入力時には、上記
初期設定記憶手段で記憶された(すなわち初期設定登録
された)画像形成態様が自動的に呼び出されることとな
る。
【0015】ここで、請求項2,4記載の装置では、上
記ヒストリ表示手段により、各プログラムの内容に加
え、その画像形成態様が保存プログラムに設定されてい
るか否かの判別や初期設定登録されているか否かの判別
が並べて表示されることにより、どの画像形成態様が保
存プログラムとして設定されているか、また初期設定登
録されているかの情報が使用者に即座に与えられる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、この実施例では図2に示すようなディジタル
複写機10について説明するが、本発明はその他の複写
機、ファクシミリ、複合機といった各種画像形成装置に
も適用できるものである。
【0017】図2に示すように、上記ディジタル複写機
10は、図略のコンタクトガラスを覆う原稿押え12、
複数の給紙カセット13,14、排紙トレイ16等を備
え、その側壁には電源スイッチ18が、上面には操作部
20がそれぞれ設けられている。また、このディジタル
複写機10は、複写倍率調節機能、両面原稿複写機能、
用紙サイズ選択機能、画像濃度設定機能、画像反転機
能、製本用複写機能等、周知の複写機等に設けられてい
る各種機能を備えている。
【0018】図3に示すように、上記操作部20には、
テンキー21、エンターキー22、表示部24、スター
トキー26、オールクリアキー27等の各種キーが設け
られている。表示部24は、画面表示機能とともに、こ
の表示画面上の透明シートに使用者が指等で触った位置
を静電容量や電気抵抗値の変化等で読み取ってこの位置
に応じた指令信号を出力する入力装置の機能も有してい
る。この表示部24及び各種キーは入出力装置30を介
して複写機内蔵の制御装置40に接続されている。この
制御装置40は、CPU32、RAM34、ROM3
6、及び後述のヒストリ登録に関するテーブル38を備
え、上記入出力装置30を介して複写機本体11内の所
定部品に接続されている。
【0019】この制御装置40は、ヒストリ登録に関わ
る機能として、図1に示すような入力読取手段41、表
示制御手段42、メインメモリ43、複写制御手段4
4、ヒストリ登録手段45、ヒストリメモリ46、アン
カフラグ切換手段47、ヒストリ呼出し手段48、初期
設定登録手段49A、初期設定メモリ49B、及び初期
設定呼出し手段49Cを備えている。
【0020】入力読取手段41は、操作部20に設けら
れた各種キーの操作内容及び表示部24からの入力信号
を読み取るものである。表示制御手段42は、外部から
の入力操作に応じて図4,5に示される画面を表示部2
4に表示させるものであり、この表示部24とともに、
後述のヒストリメモリ46の記憶内容を表示するための
ヒストリ表示手段を構成している。その具体的な表示内
容については後に詳述する。
【0021】メインメモリ43は、上記操作部20の操
作で設定される現在の複写態様を一時的に記憶するもの
であり、複写制御手段44は、プリントキー26が操作
された時点で、上記メインメモリ43に記憶された複写
態様すなわち現在設定されている複写態様で複写機本体
11に複写動作を開始させるものである。
【0022】ヒストリ登録手段45は、上記プリントキ
ー26が操作される度に、その時点でメインメモリ43
に記憶されている複写態様(すなわち実行された複写態
様)を順次ヒストリメモリ46に自動的に登録するもの
である。ヒストリメモリ46は、ヒストリ登録手段45
により登録指令が出された複写態様を次の表1に示すよ
うなヒストリ番号及び後述のアンカフラグ(「0」また
は「1」)と組合せて記憶するものであり、このヒスト
リメモリ46による複写態様の記憶数は所定数Nに限ら
れている。ここで、ヒストリ登録手段45は、ヒストリ
メモリ46による複写態様の記憶数が既に上記所定数N
に到達している状態で上記プリントキー26が操作され
た場合には、上記ヒストリメモリ46に記憶されている
複写態様のうちアンカフラグが「0」であって最も古い
複写態様をヒストリメモリ46から消去し、これに代え
て、上記プリントキー26が操作された時点での複写態
様を新しくヒストリメモリ46に登録するように構成さ
れている。
【0023】
【表1】
【0024】アンカフラグ切換手段47は、ヒストリ登
録手段45によりヒストリメモリ46に新しく登録され
る複写態様のアンカフラグを自動的に「0」に設定する
とともに、その後の上記表示部24での操作(詳細後
述)に応じて各複写態様のアンカフラグを「0」と
「1」との間で相互に切換えるように構成されている。
すなわち、このアンカフラグ切換手段47は、ヒストリ
登録手段45で登録された複写態様(アンカフラグ
「0」の複写態様)のうち、外部からの入力操作で指定
された複写態様を保存プログラム(アンカフラグ「1」
の複写態様)に設定する保存設定手段となっている。
【0025】ヒストリ呼出し手段48は、上記ヒストリ
メモリ46に記憶されている複写態様のうち、上記表示
部24の操作によって指定された複写態様を、直ちにメ
インメモリ43に転送するものである。
【0026】初期設定登録手段49Aは、上記ヒストリ
メモリ46に記憶されている複写態様のうち、上記表示
部24の操作によって指定された複写態様を、初期設定
モードにおける複写態様として初期設定メモリ49Bに
記憶させるものであり、初期設定呼出し手段49Cは、
上記オートクリアキー27が操作された時や操作部20
が操作されずに一定時間以上放置された時に上記初期設
定メモリ49Bに記憶された複写態様をメインメモリ4
3に転送するものである。
【0027】次に、この装置において実際に行われる制
御動作を図4,図5並びに図6〜図10のフローチャー
トを併せて参照しながら説明する。
【0028】A)通常複写(図6) この通常複写モードでは、表示制御手段42は表示部2
4に図4に示すようなビギナー用画面50を表示させ
る。この画面50には、操作案内部50と原稿種類選択
部51と複写態様選択部52とを表示し、原稿種類選択
部51には複数の原稿選択枝を、複写態様選択部52に
は複数の複写態様選択枝をそれぞれ表示する。そして、
いずれかの原稿種類選択枝の表示個所及び複写態様選択
枝の表示個所が表示部24の透明シートの上から接触操
作された場合に、その選択枝に適応した複写態様を自動
的に設定し、メインメモリ43に転送する。
【0029】なお、上記複写態様選択枝は多数存在する
ので、これらの選択枝はアイウエオ順に整理し、画面下
部に表示されたタグ53のうちのいずれかの表示個所が
操作された場合に、そのタグ53の見出しの行の文字を
文頭に有する選択枝を表示するようにする。なお、白星
のタグ53の表示個所が操作された場合には、図4に示
すようにアイウエオ順に関係なく頻繁に選択されると思
われる選択枝を表示する。
【0030】また、このようなビギナー用画面50上で
の操作でなく、操作部20に設けられた通常の操作キー
(テンキー22等)が操作された場合にも、その操作内
容に応じた複写態様を設定する。
【0031】このようにして各種設定キーの操作による
複写態様の設定が行われた後(ステップS1)、プリン
トキー26が操作された時点で(ステップS2でYE
S)、この操作時点での複写態様をヒストリメモリ46
に登録し(ステップS3)、この態様による複写動作を
実行する(ステップS4)。
【0032】上記プリントキー26が操作された時点
で、ヒストリメモリ46における複写態様の記憶数が所
定数Nに満たない場合には、プリントキー操作時点の複
写態様をそのままヒストリメモリ45に追加登録する。
この時、最新の複写態様にはヒストリ番号1を付し、既
に記憶されている複写態様のヒストリ番号は1ずつ順次
繰り下げる。すなわち、複写態様が新しいほど若いヒス
トリ番号を設定するような登録動作を行う。(表1
(a)〜(c)参照)。これに対し、ヒストリメモリに
おける複写態様の記憶数が既に所定数Nに達している場
合には、図7に示すようなヒストリ登録動作を行う。
【0033】B)ヒストリ登録動作(図7) まず、検討対象となる複写態様のヒストリ番号nを最大
値「N」に設定し(ステップS10)、このヒストリ番
号Nの複写態様に設定されているアンカフラグが1であ
る場合、すなわち該複写態様が保存プログラムである場
合(ステップS11でYES)には、その消去を行わず
に検討ヒストリ番号nをカウントダウンする(ステップ
S12)。
【0034】このようにしてヒストリ番号Nのものから
順に検索していき、最初にアンカフラグが「0」のもの
を見出した時点で(ステップS11でYES)、この複
写態様が記憶されているメモリブロックアドレスをtm
pとおく(ステップS13)。そして、ヒストリ番号
(n−1)のメモリブロックアドレス及びアンカフラグ
をそれぞれヒストリ番号nのメモリブロックアドレス及
びアンカフラグにそれぞれ繰下げる動作(ステップS1
4,S15)をヒストリ番号2のものまで続ける(ステ
ップS16,S17)。
【0035】そして、ヒストリ番号1のメモリブロック
アドレスには、上記ステップS13でtmpに設定した
アドレス、すなわちアンカフラグが「0」のうちヒスト
リ番号が最も大きいもののメモリブロックアドレスを設
定し(ステップS18)、このメモリブロックにメイン
メモリのデータを転送する(ステップS19)。この動
作により、上記tmpに記憶されていた複写態様(アン
カフラグが「0」の複写態様)が消去され、これに代え
て現時点での複写態様が更新登録されることになる。従
って、ヒストリメモリ46内の所望の複写態様を確実に
保存しておくためには、そのアンカフラグを1に切換え
る動作、すなわち次のプログラム登録動作が必要にな
る。
【0036】C)プログラム登録(図8) 上記複写動作が終了した後、図4に示す「メモリ」のタ
グ53aの表示個所が接触操作されることにより(ステ
ップS21)、表示制御手段42は図5に示すようなヒ
ストリ一覧画面56を表示部24に表示させる(ステッ
プS22)。このヒストリ一覧画面56では、記憶され
た複写態様の内容表示部57と、この複写態様が保存プ
ログラムとして設定されているか否かの判別を表示する
アンカフラグ表示部58と、同複写態様が初期登録され
ているか否かの判別を表示する初期設定表示部59とを
並べて表示する。アンカフラグ表示部58では、複写態
様が既にプログラム設定されている場合には黒塗りの正
方形を、プログラム設定されていない場合には白抜きの
正方形をそれぞれ表示する。初期設定表示部59では、
初期設定登録されている複写態様については黒塗りの正
方形を、それ以外の複写態様については白抜きの正方形
をそれぞれ表示する。
【0037】そして、いずれかのアンカフラグ表示部5
8が使用者に接触操作された時点で(ステップS2
3)、そのアンカフラグの切換を行う。すなわち、操作
前のアンカフラグが0の場合は(ステップS24でYE
S)、アンカフラグを1にする(ステップS25)。す
なわちその複写態様を保存プログラムとして設定する。
逆に操作前のアンカフラグが1の場合は(ステップS2
4でNO)、アンカフラグを0にする(ステップS2
6)。すなわち、その複写態様についての保存プログラ
ムの設定を解除する。
【0038】このような動作によって所望の複写態様を
保存プログラムとして設定しておけば、後の複写動作で
新しい複写態様がヒストリ登録されても、上記複写態様
が消去されるのを防ぐことができる。
【0039】D)複写態様呼出し(図9) 「メモリ」タグ53aの表示個所の操作(ステップS3
1)及び上記ヒストリ一覧画面56の表示(ステップS
32)は前記ステップS21,S22と同様であるが、
上記ヒストリ一覧画面56で内容表示部57が操作され
た場合に(ステップS33)、プログラム呼出し手段4
8は、操作された個所に対応するメモリブロックアドレ
スにおけるデータ(すなわち複写態様)をメインメモリ
43に転送する(ステップS34)。これにより、上記
複写態様が直ちに呼び出されて複写機本体11に現出
し、この状態で使用者はプリントキー26を操作するだ
けで上記複写態様での複写動作を複写機本体11に実行
させることができる。
【0040】E)初期設定登録(図10) 「メモリ」タグ53aの表示個所の操作(ステップS4
1)及び上記ヒストリ一覧画面56の表示(ステップS
42)は前記ステップS21,S22と同様であるが、
上記ヒストリ一覧画面56で初期設定表示部59が操作
された場合に(ステップS43)、初期設定登録手段4
9Aは、それまで初期設定メモリ49Bに記憶されてい
た初期設定モードにおける複写態様のデータを消去し、
操作された個所に対応するメモリブロックアドレスにお
けるデータ(すなわち複写態様)を初期設定メモリ49
Bに転送する(ステップS34)。これにより、上記初
期設定表示部59における黒塗り正方形の表示個所が移
動することになる。さらに、この初期設定登録された複
写態様のアンカフラグがまだ1に切換えられていない場
合には、このアンカフラグを1に切換えて他の保存プロ
グラムと同様にヒストリメモリ46に保存しておくよう
にする。その後、オートクリアキー27が操作された時
点で、初期設定呼出し手段49Cは上記初期設定メモリ
49Bに記憶されている複写態様を直ちに呼出し、複写
機本体11に現出させる。
【0041】以上のように、この装置は、プリントキー
26が操作される度にその操作時点における複写態様、
すなわち実際に実行される複写態様をヒストリメモリ4
6に順次記憶し、その後、保存プログラムとして指定さ
れた複写態様については、新しい複写態様が追加登録さ
れても消去しないようにしたものであるので、使用者
は、実際の複写動作が終了してその複写態様の良否を判
定した後に、上記ヒストリ一覧画面56を呼び出して所
望の複写態様を保存プログラムとして登録することがで
きる。
【0042】特に、この装置では、上記ヒストリ一覧画
面56に内容表示部57と並べてアンカフラグ表示部5
8を表示しているので、使用者は各複写態様が保存プロ
グラムとして指定されているか否かを一目で把握するこ
とができる。また、このアンカフラグ表示部58の接触
操作で保存プログラム指定が行われるようにしているの
で、その指定操作も簡単である。
【0043】さらに、この装置では、記憶された複写態
様のうち初期設定登録指定がなされた複写態様を初期設
定メモリ49Bに登録するようにしているので、使用者
は、過去に使用した複写態様の中から特に良く用いる態
様を上記初期設定メモリ49Bに登録することができ
る。特に、この実施例では、上記内容表示部57及びア
ンカフラグ表示部58と並べて初期設定表示部59を表
示しているので、使用者はどの複写態様が初期設定登録
されているかを一目で把握することができる。また、上
記初期設定表示部59の接触操作で保存プログラム指定
が行われるようにしているので、その指定操作も簡単で
ある。
【0044】なお、上記実施例では、ヒストリ一覧画面
56を直接接触操作することにより、保存プログラムの
指定や複写態様呼出し、初期設定登録等がなされるもの
を示したが、これに代え、内容表示部57と並べてヒス
トリ番号を表示し、このヒストリ番号をテンキー21等
の他のキーで入力できるようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明は、画像形成動作が
実行される度に、その態様をヒストリ記憶手段に自動的
に登録する一方、これらの画像形成態様のうち所望のも
のを保存プログラムとして指定できるようにし、この指
定後は、新しい画像形成態様が追加登録されても上記保
存プログラムの消去は禁止するようにしたものであるの
で、従来のように画像形成態様の設定前にプログラム登
録操作を行わなければならないものと異なり、実際に画
像形成動作を実行してその態様の良否を確認した後にこ
れを半永久的な保存プログラムとして指定することがで
きる。従って使用者は、実際の使用により画像形成態様
の必要性を判断した後に、その画像形成態様を保存プロ
グラムに指定するだけの操作で簡単にプログラム登録す
ることができる効果がある。
【0046】さらに、請求項3記載の装置では、上記ヒ
ストリ記憶手段に記憶される画像形成態様のうちの所望
のものを初期設定モードにおける画像形成態様として設
定し、上記初期設定記憶手段に登録しておくようにした
ものであるので、使用者は、過去に使用した画像形成態
様の中から初期設定登録するものを選択するだけの簡単
な操作で、特に良く用いる画像形成態様をオートクリア
指令入力後の画像形成態様として登録することができる
効果がある。
【0047】ここで、請求項2,4記載の装置では、上
記ヒストリ表示手段により、各プログラムの内容に加
え、その画像形成態様が保存プログラムに設定されてい
るか否かの判別や初期設定登録されているか否かの判別
を並べて表示しているので、使用者は、どの画像形成態
様が保存プログラムとして設定されているか、また初期
設定登録されているかを即座に把握することができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるディジタル複写機に
内蔵される制御装置の機能構成を示すブロック図であ
る。
【図2】上記ディジタル複写機の全体斜視図である。
【図3】上記ディジタル複写機に設けられる操作部の平
面図及び上記制御装置のハード構成を示すブロック図で
ある。
【図4】上記操作部の表示部に表示されるビギナー用画
面を示す図である。
【図5】上記操作部の表示部に表示されるヒストリ一覧
画面を示す図である。
【図6】上記制御装置の行う通常複写動作を示すフロー
チャートである。
【図7】上記制御装置の行うヒストリ登録動作を示すフ
ローチャートである。
【図8】上記制御装置の行うプログラム登録動作を示す
フローチャートである。
【図9】上記制御装置の行う複写態様呼出し動作を示す
フローチャートである。
【図10】上記制御装置の行う初期設定登録動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10 ディジタル複写機(画像形成装置) 11 複写機本体 20 操作部 24 表示部(ヒストリ表示手段を構成) 40 制御装置 42 表示制御手段(ヒストリ表示手段を構成) 45 ヒストリ登録手段 46 ヒストリメモリ(ヒストリ記憶手段) 47 アンカフラグ切換手段(保存指定手段) 48 ヒストリ呼出し手段 49A 初期設定登録手段 49B 初期設定メモリ(初期設定記憶手段) 49C 初期設定呼出し手段 56 ヒストリ一覧画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−48681(JP,A) 特開 昭63−90956(JP,A) 特開 昭59−123858(JP,A) 特開 平2−287569(JP,A) 特開 昭62−270973(JP,A) 特開 平5−191450(JP,A) 特開 平5−108423(JP,A) 特開 昭59−218564(JP,A) 実開 昭62−60945(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/02 - 21/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過去に実行された画像形成態様を所定数
    だけ記憶するヒストリ記憶手段を備えた画像形成装置に
    おいて、上記ヒストリ記憶手段に記憶された画像形成態
    様を表示するヒストリ表示手段と、上記ヒストリ記憶手
    段に記憶された画像形成態様のうち外部からの入力操作
    で指定された画像形成態様を保存プログラムとして設定
    する保存設定手段と、実行された画像形成態様を上記ヒ
    ストリ記憶手段に順次登録するとともにこの登録時にヒ
    ストリ記憶手段の画像形成態様記憶数が既に上記所定数
    に達している場合には上記保存プログラムに設定された
    画像形成態様以外の画像形成態様を消去して新しい画像
    形成態様を登録するヒストリ登録手段と、上記ヒストリ
    記憶手段に登録されている画像形成態様の中から選択さ
    れた画像形成態様を呼出すヒストリ呼出し手段とを備え
    たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記ヒストリ表示手段を、各画像形成態様の内容とその
    画像形成態様が保存プログラムに設定されているか否か
    の判別とを並べて表示するように構成したことを特徴と
    する画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の画像形成装置に
    おいて、初期設定モードにおける画像形成態様を記憶す
    るための初期設定記憶手段と、上記ヒストリ記憶手段に
    記憶される画像形成態様のうち外部からの入力操作で指
    定されたものを上記初期設定記憶手段に登録する初期設
    定登録手段と、オートクリア指令が入力された場合に上
    記初期設定記憶手段に登録された画像形成態様を呼出す
    初期設定呼出し手段とを備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像形成装置において、
    上記ヒストリ表示手段を、各画像形成態様の内容とその
    画像形成態様が初期設定記憶手段に登録されているか否
    かの判別とを並べて表示するように構成したことを特徴
    とする画像形成装置。
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