JP2006211374A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置において、画面サイズに関係なく、カスタマイズされた情報に応じて操作部の表示を行うことを可能とする。
【解決手段】本発明に係る画像形成装置100によれば、機能設定用の複数の設定画面の各画面に表示すべき各操作ボタン及び/又は各グループキーのそれぞれについて登録されたフロントページ表示有無情報及び表示優先順位の情報を入力された登録IDに対応付けてカスタム操作部データ保存部143に記憶し、登録IDが入力され設定画面の表示が指示された際に、入力された登録IDに対応付けて記憶されている情報、表示が指示された設定画面に表示すべき各操作ボタン及び/又は各グループキーに対して予め設定されている表示基準サイズ並びに表示画面上のタッチパネルの検出可能領域サイズに基づいて、表示が指示された設定画面を作成し表示画面上に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、機能設定用の設定画面上の操作部をカスタマイズすることが可能な画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置においては、ユーザインターフェースとして、LCD等の表示部と、表示部の表示画面上に透明タッチパネルが重畳され、透明タッチパネルの押下により操作指示の入力が可能な操作部により構成される操作表示部が用いられている。この操作表示部の操作性を向上させるため、各種技術が開発されている。例えば、特許文献1には、指サイズを検知し、その検知結果に応じて表示画面上に表示された入力範囲内の反応エリアサイズの設定を行うタッチパネル式入力装置が記載されている。また、特許文献2には、表示画面上の押下位置の個々の機能ボタンの最小表示エリアに対応した位置に少なくとも一個の記録処理機能入力用タッチパネルキーを配置し、このタッチパネルキーを格子状に配列してタッチパネルキーパネルを構成することにより、機能ボタンの表示デザインを自由に行うことができるようにした技術が記載されている。更に、特許文献3には、外部装置の機能設定に必要な情報を各外部装置側にもたせることで、装置本体の制御手順に関わらず外部装置に関する操作部制御情報を設計、変更することを可能とする技術が記載されている。
また、ユーザ毎に使い勝手のよい操作部をカスタマイズする機能や利用頻度に応じた操作部のカスタマイズを行う機能が知られている。
特開2000−357045号公報 特開平4−191757号公報 特開平6−78097号公報
しかしながら、従来の画像形成装置においてカスタマイズされた操作部は、画像形成装置に接続される画面のサイズが小さくなると表示できなくなったり、指サイズに応じてボタン間隔が狭くなったり、接続する外部装置や新規機能を追加した場合にその機能に対応するボタンが表示されなかったりする等の問題があった。
本発明の課題は、画像形成装置において、画面サイズに関係なく、カスタマイズされた情報に応じて操作部の表示を行うことを可能とすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
機能設定用の複数の設定画面を切り換えて表示画面上に表示する表示部と、前記表示画面上に透明タッチパネルが重ねられ、前記表示画面上に表示された操作ボタンに対応する前記透明タッチパネルの押下位置の座標情報を検出することにより操作指示の入力を検出する操作部と、を備えた画像形成装置において、
前記複数の各設定画面は、前記操作ボタン及び/又は切り離して表示できない相関関係を有する一以上の前記操作ボタンからなるグループキーが表示されるものであり、
前記操作部又は別途設けられたハードキーを介しての登録IDの入力操作を要求するとともに、前記各設定画面に表示すべき各操作ボタン及び/又は各グループキーのそれぞれに対して、少なくとも前記複数の設定画面のそれぞれの最初のページであるフロントページ画面に表示するか否かのフロントページ表示有無情報及び表示優先順位の情報を登録するための登録画面を前記表示画面上に表示し、前記入力された登録IDに前記登録画面から登録操作された情報を対応付けてカスタム操作部データ保存部に記憶する操作部カスタマイズ処理手段と、
前記操作部又は別途設けられたハードキーを介して前記登録IDが入力され前記設定画面の少なくとも一つの表示が指示された際に、前記カスタム操作部データ保存部において前記入力された登録IDに対応付けて記憶されている情報、前記表示が指示された設定画面に表示すべき前記各操作ボタン及び/又は前記各グループキーに対して予め設定されている表示基準サイズ並びに前記表示画面上のタッチパネルの検出可能領域サイズに基づいて、前記表示が指示された設定画面を作成し前記表示画面上に表示するカスタム操作部画面作成手段と、
を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、
機能設定用の複数の設定画面を切り換えて表示画面上に表示する表示部と、前記表示画面上に透明タッチパネルが重ねられ、前記表示画面上に表示された操作ボタンに対応する前記透明タッチパネルの押下位置の座標情報を検出することにより操作指示の入力を検出する操作部と、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を入力操作するための識別情報入力手段と、前記識別情報入力手段から入力されたユーザ識別情報に基づいてユーザの認証を行うユーザ認証手段と、を備えた画像形成装置において、
前記複数の各設定画面は、前記操作ボタン及び/又は切り離して表示できない相関関係を有する一以上の前記操作ボタンからなるグループキーが表示されるものであり、
前記各設定画面に表示すべき各操作ボタン及び/又は各グループキーのそれぞれに対して、少なくとも前記複数の設定画面のそれぞれの最初のページであるフロントページ画面に表示するか否かのフロントページ表示有無情報及び表示優先順位の情報を登録するための登録画面を前記表示画面上に表示し、前記ユーザ認証手段による認証時に入力されたユーザ識別情報に前記登録画面から登録操作された情報を対応付けてカスタム操作部データ保存部に記憶する操作部カスタマイズ処理手段と、
前記操作部又は別途設けられたハードキーを介して前記設定画面の少なくとも一つの表示が指示された際に、前記ユーザ認証手段による認証時に入力されたユーザ識別情報に対応付けて前記カスタム操作部データ保存部に記憶されている情報、前記表示が指示された設定画面に表示すべき前記各操作ボタン及び/又は前記各グループキーに対して予め設定されている表示基準サイズ並びに前記表示画面上のタッチパネルの検出可能領域サイズに基づいて、前記表示が指示された設定画面を作成し前記表示画面上に表示するカスタム操作部画面作成手段と、
を備えたことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、
機能設定用の複数の設定画面を切り換えて表示画面上に表示する表示部と、前記表示画面上に透明タッチパネルが重ねられ、前記表示画面上に表示された操作ボタンに対応する前記透明タッチパネルの押下位置の座標情報を検出することにより操作指示の入力を検出する操作部と、を備えた画像形成装置において、
前記複数の各設定画面は、前記操作ボタン及び/又は切り離して表示できない相関関係を有する一以上の前記操作ボタンからなるグループキーが表示されるものであり、
前記各設定画面の最初のページであるフロントページ画面に前記各操作ボタン及び/又は前記各グループキーを表示するか否かのフロントページ表示有無情報及び表示優先順位の情報を含む、前記各設定画面を表示する際のパターン情報を、各パターン情報を識別するためのパターンIDに対応付けて記憶するカスタム操作部データ保存部と、
前記操作部又は別途設けられたハードキーを介しての登録IDの入力操作を要求するとともに、前記カスタム操作部データ保存部に記憶されたパターンIDの一覧画面を前記表示画面上に表示して何れかのパターンIDの選択操作を要求し、入力された前記登録ID及び選択された前記パターンIDを対応付けて登録する操作部カスタマイズ処理手段と、
前記操作部又は別途設けられたハードキーを介して前記登録IDが入力され前記複数の設定画面の少なくとも一つの表示が指示された際に、前記入力された登録IDに対応するパターンIDに対応付けて前記カスタム操作部データ保存部において記憶されているパターン情報、前記表示が指示された設定画面に表示すべき前記各操作ボタン及び/又は前記各グループキーに対して予め設定されている表示基準サイズ並びに前記表示画面上のタッチパネルの検出可能領域サイズに基づいて前記指示された設定画面を作成し前記表示画面上に表示するカスタム操作部画面作成手段と、
を備えたことを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、
機能設定用の複数の設定画面を切り換えて表示画面上に表示する表示部と、前記表示画面上に透明タッチパネルが重ねられ、前記表示画面上に表示された操作ボタンに対応する前記透明タッチパネルの押下位置の座標情報を検出することにより操作指示の入力を検出する操作部と、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を入力操作するための識別情報入力手段と、前記識別情報入力手段から入力されたユーザ識別情報に基づいてユーザの認証を行うユーザ認証手段と、を備えた画像形成装置において、
前記複数の各設定画面は、前記操作ボタン及び/又は切り離して表示できない相関関係を有する一以上の前記操作ボタンからなるグループキーが表示されるものであり、
前記各設定画面の最初のページであるフロントページ画面に前記各操作ボタン及び/又は前記各グループキーを表示するか否かのフロントページ表示有無情報及び表示優先順位の情報を含む、前記各設定画面を表示する際のパターン情報を、各パターン情報を識別するためのパターンIDに対応付けて記憶するカスタム操作部データ保存部と、
前記カスタム操作部データ保存部に記憶されたパターンIDの一覧画面を前記表示画面上に表示して何れかのパターンIDの選択操作を要求し、前記ユーザ認証手段による認証時に入力されたユーザ識別情報と選択された前記パターンIDとを対応付けて登録する操作部カスタマイズ処理手段と、
前記操作部又は別途設けられたハードキーを介して前記複数の設定画面の少なくとも一つの表示が指示された際に、前記ユーザ認証手段による認証時に入力されたユーザ識別情報に対応するパターンIDに対応付けて前記カスタム操作部データ保存部に記憶されているパターン情報、前記表示が指示された設定画面に表示すべき前記各操作ボタン及び/又は前記各グループキーに対して予め設定されている表示基準サイズ並びに前記表示画面上のタッチパネルの検出可能領域サイズに基づいて前記指示された設定画面を作成し前記表示画面上に表示するカスタム操作部画面作成手段と、
を備えたことを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の発明において、
前記操作部カスタマイズ処理手段は、前記パターンIDの一覧を表示する際に、各パターンIDに対応付けて前記カスタム操作部データ保存部に記憶されている内容を表示することを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の発明において、
前記グループキーは、大小2種類の表示基準サイズが用意されており、
前記カスタム操作部画面作成手段は、前記大きいサイズの表示基準サイズが前記表示画面に形成されるタッチパネルの検出可能領域を超える場合は、小さいサイズの表示基準サイズで表示すべきグループキーの表示を行うことを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の発明において、
ユーザの指サイズを検知する指サイズ検知手段を備え、
前記カスタム操作部画面作成手段は、前記検知された指サイズと表示する操作ボタンの表示基準サイズとを比較し、大きい方のサイズで前記操作ボタンを表示することを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、
前記指サイズ検知手段は、指紋情報を入力するための指紋入力センサであることを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の何れか一項に記載の発明において、
前記機能設定用の複数の設定画面は、機能の種類を示す複数の属性のうち設定を行う属性を選択するための操作ボタンを表示する属性選択画面と、前記属性選択画面から選択された属性の詳細条件を設定するためのグループキーを表示する属性別の詳細設定画面により構成されるものであり、
前記画像形成装置において新しい機能が追加された際に、その追加された機能の種類を示す属性を選択するための操作ボタンについて、前記属性選択画面のフロントページ画面への表示を有りと設定するとともに前記属性選択画面における表示優先順位をマイナス値で昇順に設定して前記カスタム操作部データ保存部に記憶する新規機能追加手段を有し、
前記カスタム操作部画面作成手段は、前記表示優先順位がマイナスかつ数値が大きい方から優先的に表示することで、新規機能をフロントページ画面に最優先で表示することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、機能設定用の設定画面上の操作部をユーザの使い勝手が良いようにカスタマイズ登録することが可能であり、画面サイズに変更があっても、再登録を行うことなくカスタマイズされたとおりに操作ボタン及び/又はグループキーを表示して機能設定用の設定画面を表示することが可能となる。また、登録された情報は、登録IDにより管理されるので、一人のユーザにつき複数の登録を行うことができ、設定を行いたい機能に応じて複数登録された操作部の中から最も使い勝手のよい操作部を表示する画面を表示することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、機能設定用の設定画面上の操作部をユーザの使い勝手が良いようにカスタマイズすることが可能であり、画面サイズに変更があっても、再登録を行うことなくカスタマイズされたとおりに操作ボタン及び/又はグループキーを表示して機能設定用の設定画面を表示することが可能となる。また、登録された情報は、ユーザ認証時に入力されたユーザ識別情報により管理されるので、個人別に容易に登録を行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、機能設定用の設定画面上の操作部を、予め登録されたパターン情報のパターンIDを選択するだけで容易にカスタマイズすることが可能となる。また、登録された情報は、登録IDにより管理されるので、一人のユーザにつき、複数の登録を行うことができ、設定を行いたい機能に応じて複数登録された操作部の中から最も使い勝手のよい操作部を表示する画面を表示することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、機能設定用の設定画面上の操作部を、予め登録されたパターン情報のパターンIDを選択するだけで、容易にカスタマイズすることが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項3又は4に記載の発明において、パターンIDの一覧画面を表示する際に、パターンID及びパターンIDに対応付けてカスタム操作部データ保存部に記憶されているパターン情報の内容を表示するので、ユーザは容易に操作部のパターンを選択することが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、グループキーは、大小2種類の表示基準サイズが用意されており、大きいサイズの表示基準サイズが表示画面に形成されるタッチパネルの検出可能領域を超える場合は、小さいサイズの表示基準サイズで表示すべきグループキーの表示を行うので、画面の大きさに応じた操作性の良いサイズでグループキーを表示することが可能となる。
請求項7、8に記載の発明によれば、指サイズに応じたサイズで操作ボタンが表示されるので、操作性を向上させることが可能となる。
請求項9に記載の発明によれば、新しい機能が追加された場合に、新しい機能に関する操作ボタンをフロントページ画面に最優先で表示することが可能となる。
以下、図を参照して、本発明に係る画像形成装置100について説明する。
まず、構成を説明する。
画像形成装置100は、例えばデジタル複写機であり、制御部11、操作表示部12、指紋入力部13、カスタム操作部データ保存部14、画像入力部15、画像処理部16、画像出力部17、ユーザ認証手段18等を備えて構成され、各部はバス19により接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリ等により構成される。制御部11のCPUは、操作表示部12の操作により、ROMに記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って、画像形成装置100を構成する各部及び各装置の動作を集中制御する。
操作表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、制御部11から入力される表示信号の指示に従って、ユーザが画像形成装置100におけるモード選択を行うためのモード選択画面、複写機能の設定を入力するための設定画面等の各種画面の表示を行う表示部101と、LCDの各種画面上に構成された透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルにより、画面上を手指で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号として制御部11に出力する操作部102とにより構成されている。表示部101に表示される各種画面には操作指示を入力するための操作ボタンが表示され、操作部102は、手指等により押下された座標情報を検出し、その位置信号を操作信号として制御部11に出力することにより、押下された操作ボタンに対応する操作指示の入力を検出する。
また、操作表示部12は、上述の表示部101に形成される操作部102とは別に、テンキー、クリアキー、メニューキー、スタートキー等のハードキー103を備え、キー操作による操作信号を制御部11に出力する。
ここで、表示部101の画面サイズの制約により画像形成装置100における全ての複写機能に対応する操作ボタンを1画面の設定画面に表示することは不可能である。そこで、設定画面においては、まず、複写機能の種類を示す属性を選択するための属性選択画面121が表示され、次いで、属性選択画面121(図2(a)(b)参照)において選択された属性についての詳細条件を設定するための詳細設定画面122(図2(c)参照)が表示されるようになっている。図3に、属性とその詳細条件の例を示す。属性選択画面121、詳細設定画面122のそれぞれにおいて最初に表示される画面をフロントページ画面と呼ぶ。フロントページ画面には、属性選択画面121、詳細設定画面122のそれぞれにおいて、使用頻度の高い操作ボタン等、最優先で表示すべき操作ボタンが表示される。優先度の低い操作ボタンはフロントページとは別画面に表示される。
図2(a)に、属性選択画面121のフロントページ画面121aの一例を示す。図2(a)に示すように、フロントページ画面121aは、属性を選択するための操作ボタン(属性選択ボタン;例えば、「読込/出力モード設定」ボタン、「紙サイズ設定」ボタン等)が表示されている。属性とは、上述したように複写機能の種類を表すものであり、例えば、読込/出力モード設定、出力濃度/EE(Electric Eye;自動濃度)設定、倍率設定、紙サイズ設定、原稿画質、応用機能設定等が挙げられる。フロントページ画面121aにおいて「次へ」ボタンが押下されると、図2(b)に示す次の属性選択画面121bが表示される。この属性選択画面121bは、フロントページ画面121aが1頁で表示しきれない場合に表示されるフロントページ画面121a、或いは、フロントページ画面121aより表示優先度の低い属性選択ボタンを表示する別画面である。
属性選択画面121から属性選択ボタンの何れかが押下されると、選択された属性の詳細設定画面122が表示される(図2(c)参照)。この詳細設定画面122は、各属性の詳細条件を設定するための画面である。
この詳細設定画面122には、属性選択画面121で選択された属性の詳細条件の設定を行うためのグループキーが表示される。グループキーは、切り離して表示できない相関関係を有する一以上の操作ボタンからなる。図2(c)は、属性選択画面121において、出力濃度/EE(Electric Eye;自動濃度)設定が選択された場合に表示される詳細設定画面122のフロントページ画面122aの一例を示すものである。詳細設定画面122は、濃度レベルを設定するためのグループキーK1、濃度レベルの自動設定を指定するためのグループキーK2が表示されている。例えば、グループキーK1は、濃度レベルを設定するための[−2]〜[+2]の5つの操作ボタンにより構成されている。この5つの操作ボタンは、画面サイズの制約があったとしても切り離して表示しては操作性が悪く好ましくなく、グループキーとして管理されることで、他のページ画面に跨って表示されることがないようになっている。
本発明に係る画像形成装置100は、上述の各設定画面における操作部102をカスタマイズする操作部カスタマイズ機能を有する。この機能は、制御部11のCPUとROMに記憶された操作部カスタマイズ処理Aプログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現されるものである。詳細は後述する(図5参照)。この操作部カスタマイズ機能は、ユーザの使い勝手の良いように、属性選択画面121のフロントページ画面121aに割り当てる属性選択ボタン及び属性選択ボタンの表示優先順位、各属性の詳細設定画面122のフロントページ画面122aに割り当てるグループキー及びグループキーの表示優先順位等のカスタマイズ情報を登録しておくものである。属性選択画面121、詳細設定画面122を表示する際には、登録されたカスタマイズ情報に基づいて画面を作成して表示することにより、操作表示部12の画面サイズが変更されても、カスタマイズされたとおりに操作部102を配置して設定画面をユーザに提供することが可能である。この操作部カスタマイズ機能により操作部102がカスタマイズされた設定画面をカスタム操作部画面と呼ぶ。
図1に戻り、指紋入力部13は、静電容量式等の指紋センサにより構成され、指紋入力部13の所定位置に載置された指紋情報を読み取って指紋画像データを取得し、制御部11に出力する。指紋情報はユーザに固有の情報であるため、本実施の形態においては、指紋情報をユーザ識別情報として用い、指紋入力部13を識別情報入力手段として用いる。
データ保存部14は、不揮発性メモリ等により構成される。データ保存部14は、画像形成装置100を使用するユーザとして登録された各ユーザの識別コードであるユーザIDとそのユーザIDで識別されるユーザの指紋の特徴点データとを対応付けて格納する指紋データ保存部141と、カスタム操作部画面に表示される操作部102(カスタム操作部)のデフォルト情報(開発者が予め設定した情報)を格納するカスタム操作部デフォルトデータ保存部142と、後述する操作部カスタマイズ処理Aにおいて登録されたカスタマイズ情報を、カスタマイズ情報を識別するための識別コードである登録IDと対応付けて格納するカスタム操作部データ保存部143とを有する。
図4(a)に、カスタム操作部データ保存部143のデータ格納例を示す。図4(a)に示すように、カスタム操作部データ保存部143は、登録IDと、その登録を行ったユーザのユーザIDと、その登録IDに対して登録されたカスタマイズ情報(属性データファイルD0、各属性の詳細設定データファイルD1〜DN(Nは属性の個数))とを対応付けて格納する。
属性データファイルD0は、属性選択画面121に表示する属性選択ボタンに関する情報としての属性データを格納するためのファイルであり、図4(b)に示すように、属性名情報(例えば、読込/出力モード設定、紙サイズ設定、倍率設定、・・・)と、その属性に対応する属性選択ボタンのフロントページ表示有無情報(例えば、有、無)、表示優先順位情報(例えば、1、2、3・・・N)、ボタン表示基準サイズ情報(X、Y)、ユーザの指サイズ情報(FingerX、FingerY)、デフォルト条件情報(例えば、片面−片面、A4、100%、・・・)とを対応付けて記憶する。
属性の詳細設定データファイルD1〜DNは、各属性の詳細条件を設定するために詳細設定画面122に表示されるグループキーに関する情報としての詳細設定データを格納するためのファイルであり、図4(c)に示すように、グループキー名情報(例えば、グループキーK1、グループキーK2)と、そのグループキーのフロントページ表示有無情報(例えば、有、無)、表示優先順位情報(例えば、1、2)、大画面用のグループキーの表示基準サイズを示す大画面用キーサイズ情報(例えば、(X1、Y1)、(X2、Y2))、小画面用のグループキーの表示基準サイズを示す小画面用キーサイズ情報(例えば、(x1、y1)、(x2、y2))、大画面用表示データ(例えば、グループキー1の大画面用表示データ、グループキー2の大画面用表示データ)、小画面用表示データ(例えば、グループキー1の小画面用表示データ、グループキー2の小画面用表示データ)とを対応付けて記憶する。大小各画面用表示データには、大小各画面に表示される要素ボタン(グループキーを構成する操作ボタン;例えば、図2(c)に示すグループキーK1においては、ボタン[−2]〜ボタン[+2])の表示データが含まれる。
なお、図4においては、ボタン表示基準サイズ情報、大画面用キーサイズ情報、小画面用キーサイズ情報、大画面用表示データ及び小画面用表示データを各登録IDに対応付けて記憶する例を示しているが、これらの情報は予め設定された情報でありユーザにより登録される情報ではないので、カスタム操作部データ保存部143において各登録IDに対応付けて記憶せずに、データ保存部14に別途記憶し、必要時にRAMに読み出すようにしてもよい。
カスタム操作部デフォルトデータ保存部142は、上述の属性データファイルD0、属性の詳細設定データファイルD1〜DNと同様のファイルを格納している。格納されている情報は開発者によりデフォルトで設定されたものである。
ここで、画像形成装置100に新しい機能が追加された場合、開発者等により、追加された機能に対応する属性選択ボタンに関する情報、グループキーに関する情報がカスタム操作部デフォルトデータ保存部142及びカスタム操作部データ保存部143に設定されるが、画像形成装置100においては、属性選択ボタンのフロントページ画面121aへの表示有無の情報及び表示優先順位情報を自動的に設定するための新規機能追加手段を有している。新規機能追加手段は、制御部11のCPUとROMに記憶された新規機能追加処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現されるものであり、操作表示部12を介してこの処理の実行が指示されると、新規に追加された属性名に対応付けて、属性選択ボタンのフロントページ表示有無情報として「有」が設定されるとともに、表示優先順位情報として、0に最も近く且つ未だ使われていないマイナス値が設定される。
画像入力部15は、原稿を載置するコンタクトガラスの下部にスキャナを備えて構成され、原稿の画像を読み取る。スキャナは、光源、CCD(Charge Coupled Device)等により構成され、光源から原稿へ照明走査した光の反射光を結像して光電変換することにより原稿の画像を読み取り、読み取った画像をA/D変換器によりデジタル画像データに変換して画像処理部16に出力する。
画像処理部16は、画像入力部15から入力された画像データに空間フィルタ処理、拡大/縮小処理、回転処理、階調補正処理等の画像処理を施して画像出力部17に出力する。
画像出力部17は、パルス幅変調器、レーザ光源、感光ドラム、帯電器、現像器、給紙部、排紙部、定着装置等を備えて構成されており、画像処理部16から入力された画像データをパルス幅変調器によりパルス幅変調してレーザ光を発光させ、帯電器により帯電された感光ドラム表面にレーザ光を照射することにより静電潜像を形成する。そして、画像出力部17は、操作表示部12から入力指示されたサイズ、向きの印刷用紙を給紙部から搬送し、感光ドラム表面の静電潜像を含む領域に現像器によりトナーを付着させ、搬送された印刷用紙にトナーを転写して定着させた後、排紙部から排出する。
ユーザ認証手段18は、操作表示部12を介して指紋の入力を要求し、指紋入力部13に指紋情報が入力されて指紋画像データが取得されると、その特徴点データを算出し、これに一致する特徴点データが指紋データ保存部141に保存されているか否かの照合を行い、指紋データ保存部141に入力された指紋の特徴点データと一致する特徴点データが存在した場合、指紋を入力したユーザが許可されたユーザであると認証し、その特徴点データと対応付けて記憶されているユーザIDを取得する。ユーザ認証手段18は、制御部11のCPUと、ROMに格納されたユーザ認証処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理によって実現されるものである。
次に、本実施の形態の動作について説明する。
図5に、制御部11により実行される操作部カスタマイズ処理Aを示す。当該処理は、操作表示部12のモード選択画面から「操作部カスタマイズ機能モード」が選択された際に実行される処理である。
まず、ユーザ認証手段18においてユーザ認証が行われる(ステップS1)。即ち、操作表示部12に「個人認証を行います。指紋入力部に登録済みの指を置いてください」というメッセージが表示され、指紋入力部13から指紋情報が入力されて指紋画像データが取得されると、その特徴点データが算出され、算出された特徴点データと一致する特徴点データが指紋データ保存部141に保存されているか否かの照合が行われる。指紋データ保存部141に入力された指紋情報の特徴点データと一致する特徴点データが存在した場合、指紋情報を入力したユーザが許可されたユーザであると認証される。ユーザ認証手段18により、指紋を入力したユーザが許可されたユーザであると認証されると(ステップS2;YES)、処理はステップS3に移行する。指紋データ保存部141に入力された指紋の特徴点データと一致する特徴点データが存在せず、許可されたユーザではないと判断されると(ステップS2;NO)、本処理は終了する。
ステップS3においては、操作表示部12に「登録IDを表示されたキーボード若しくはテンキーから入力して下さい。IDの入力が終了したら終了ボタンを押してください」というメッセージ及びキーボードが表示された登録ID入力画面(図示せず)が表示され、この登録ID入力画面から登録IDの入力が行われる(ステップS3)。登録IDが入力されると、カスタム操作部データ保存部143が参照され、既に登録済みのIDであるか否かが判断され、既に登録済みのIDであると判断された場合(ステップS4;YES)、操作表示部12に「入力されたIDは登録済みです。このIDで登録されたカスタム操作部を修正しますか。」というメッセージ、修正を指示する修正ボタン及び修正しないことを指示する非修正ボタンが表示された確認画面(図示せず)が表示され、修正ボタンによりカスタム操作部の修正が指示されると(ステップS5;YES)、制御部11のRAMにカスタム操作部データ保存部143から入力された登録IDに対応付けられて記憶されているカスタマイズ情報が読み出され(ステップS6)、処理はステップS8に移行し、非修正ボタンによりカスタム操作部の修正が指示されなければ(ステップS5;NO)、本処理は終了する。ステップS4において、入力された登録IDが登録済みのIDではないと判断された場合(ステップS4;NO)、制御部11のRAMにカスタム操作部デフォルトデータ保存部142からデフォルト情報が読み出され(ステップS7)、処理はステップS8に移行する。
ユーザ認証及び登録IDの入力が終了すると、フロントページ表示属性登録処理(ステップS8)、属性の表示順位登録処理(ステップS9)、各属性のデフォルト条件登録処理(ステップS10)、各属性の詳細表示登録処理(ステップS11)、各属性の詳細表示優先順位登録処理(ステップS12)が実行される。これらのステップS8〜S12の処理は、ユーザが操作部102のカスタマイズの設定を行うための処理である。ステップS12までが終了すると、指サイズ登録処理が行われ(ステップS13)、ステップS8〜S12において登録された内容及び登録された指サイズがステップS3で入力された登録IDに対応付けられてカスタム操作部データ保存部143に保存され(ステップS14)、本処理は終了する。
図6に、図5のステップS8において制御部11により実行されるフロントページ表示属性登録処理を示す。当該処理は、属性選択画面121を表示する際に、最初のページであるフロントページ画面121aに表示する属性選択ボタンを選択するための処理であり、制御部11のCPUとROMに記憶されたフロントページ表示属性登録処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現されるものである。
まず、操作表示部12にフロントページ表示属性登録画面123が表示される(ステップT1)。このフロントページ表示属性登録画面123には、RAMに読み出されたカスタマイズ情報又はデフォルト情報における表示優先順位順に属性が一覧表示されており、一つのページに全ての属性が表示不可能な場合は、次頁ボタンが表示され、複数ページにわたってフロントページ表示属性登録画面123が表示される。図7(a)に、ステップT1で表示されるフロントページ表示属性登録画面123の一例を示す。図7(a)に示すように、フロントページ表示属性登録画面123は、現在登録されている表示優先順位順に、属性名、表示優先順位及びフロントページ表示有無が対応付けられて一覧表示されている。
次いで、フロントページ表示属性登録画面123を介して各属性選択ボタンのフロントページ画面への表示有無の登録が行われる(ステップT2)。フロントページ表示属性登録画面123は、ある属性の属性欄が押下されることにより、その属性の属性選択ボタンのフロントページ画面への表示の有無が切り換えられるようになっている。図7(b)においては、「紙サイズ設定」の欄が押下され、「紙サイズ設定」の属性選択ボタンのフロントページ画面への表示が有りから無しに切り換えられた場合を示すものである。この操作により、ユーザは各属性に対する属性選択ボタンのフロントページ画面への表示の有無の選択を行うことが可能である。ユーザの登録操作に応じて、RAM上の属性データにおけるフロントページ表示有無情報の書き換えが行われる。登録操作が終了し、決定ボタンが押下されると(ステップT3;YES)、登録されたフロントページ表示有無情報に基づいて表示優先順位が再計算されてRAM上の属性データにおける表示優先順位情報の書き換えが行われ、各属性の属性選択ボタンに対するフロントページ表示有無情報及び再計算された表示優先順位の情報がフロントページ表示属性登録画面123に所定時間表示され(ステップT4)、処理は図5のステップS9に移行する。表示優先順位として同じ数値は設定されない。図7(b)に示す内容の登録を行った場合には、フロントページ表示無しとして登録された「紙サイズ設定」ボタンの表示優先順位が、表示有りとして登録された「読込/出力モード設定」ボタン、「倍率設定」ボタン、「出力濃度/EE設定」ボタンに比べて低くなり、再計算の結果として、図7(c)に示すフロントページ表示属性登録画面123が表示される。
図8に、図5のステップS9において制御部11により実行される属性の表示優先順位登録処理を示す。当該処理は、属性選択画面121を表示する際に最初に表示するページであるフロントページ画面121aに表示する属性選択ボタンの表示優先順位及びフロントページ画面121aに表示しない属性選択ボタンの表示優先順位を登録するための処理であり、制御部11のCPUとROMに記憶された属性の表示優先順位登録処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現されるものである。
まず、操作表示部12に、属性選択ボタンのフロントページ画面121aへの表示が有りと登録された属性の表示優先順位を登録するための属性表示優先順位登録画面124が表示される(ステップT11)。属性表示優先順位登録画面124は、属性選択ボタンのフロントページ画面121aへの表示が有りと登録された属性の一覧が表示優先順位情報に従って表示されており、一つのページに全ての属性が表示不可能な場合は、次頁ボタンが表示され、複数ページにわたって属性表示優先順位登録画面124が表示される。図9(a)に、ステップT11で表示される属性表示優先順位登録画面124の一例を示す。図9(a)に示すように、属性表示優先順位登録画面124は、フロントページ表示属性登録処理で再計算された優先順位順に、属性名及び表示優先順位が対応付けられて一覧表示されている。また、属性表示優先順位登録画面124には、入力ボタン及び決定ボタンが表示されている。属性表示優先順位登録画面124は、ある属性の優先順位欄が押下されることにより、その属性の表示優先順位の修正が可能となり、ハードキー103から修正値が入力され入力ボタンが押下されることにより、入力に基づいて表示優先順位が再計算され、RAM上の属性データの表示優先順位情報の修正が行われる。決定ボタンが押下されると、フロントページにおける属性の表示優先順位が表示されている表示優先順位に決定される。
属性表示優先順位登録画面124から決定ボタンが押下されず(ステップT12;NO)、修正入力が行われると(ステップT13)、修正入力に基づいて表示優先順位情報が再計算されて修正され(ステップT14)、処理はステップT11に戻る。例えば、図9(b)に示すように、「倍率設定」の表示優先順位を押下して「3」と入力する修正入力を行った場合、表示優先順位が再計算されて修正され、図9(c)に示す属性表示優先順位登録画面124が表示される。属性表示優先順位登録画面124から決定ボタンが押下されると(ステップT12;YES)、処理はステップT15に移行し、操作表示部12に、属性選択ボタンのフロントページ画面121aへの表示が無しと登録された属性の表示優先順位を登録するための属性表示優先順位登録画面125が表示される(ステップT15)。
属性表示優先順位登録画面125は、フロントページ画面121aへの表示無しが登録された属性の一覧が優先順位に従って表示されており、一つのページに全ての属性が表示不可能な場合は、次頁ボタンが表示され、複数ページにわたって属性表示優先順位登録画面125が表示される。属性表示優先順位登録画面125は、図9で説明した属性表示優先順位登録画面124と同様であり、表示されるボタン及び操作方法も同様である。
属性表示優先順位登録画面125から決定ボタンが押下されず(ステップT16;NO)、ハードキー103から修正値が入力されると(ステップT17)、修正入力に基づいて表示優先順位情報が再計算されて修正され(ステップT18)、処理はステップT15に戻る。属性表示優先順位登録画面125から決定ボタンが押下されると(ステップT16;YES)、処理は図5のステップS10に移行する。
図10に、図5のステップS10において制御部11により実行される各属性のデフォルト条件登録処理を示す。ここで、設定画面における設定対象の属性を選択するための属性選択画面121に表示される属性選択ボタンには、図2(a)に示すように属性名とともにその属性においてデフォルトで設定されている詳細条件が表示される。当該処理は、各属性の機能に対するデフォルトの詳細条件を登録するための処理であり、制御部11のCPUとROMに記憶された各属性のデフォルト条件登録処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現されるものである。
まず、操作表示部12に属性別デフォルト条件設定画面126が表示される(ステップT21)。属性別デフォルト条件登録画面126は、属性の一覧が表示優先順位に従って表示されており、各属性には、その属性にデフォルトで設定されている詳細条件(デフォルト条件)が対応付けて表示されているものである。図11(a)に、ステップT21で表示される属性別デフォルト条件登録画面126の一例を示す。図11(a)に示すように、属性別デフォルト条件登録画面126は、表示優先順位順に、属性名及びその属性のデフォルト条件が対応付けられて一覧表示されている。また、属性別デフォルト条件登録画面126には、決定ボタンが表示されている。決定ボタンが押下されると、表示されている内容で各属性のデフォルト条件が決定される。属性別デフォルト条件登録画面126からある属性の属性欄が押下されると、その属性のデフォルト条件の修正画面127が表示される。修正画面127は、図11(b)に示すように、属性別デフォルト条件登録画面126から選択された属性に対する詳細条件の修正入力ができるようになっている。図11(b)では、属性が「読込/出力モード設定」の修正画面127を例として示す。修正画面127からデフォルトとして設定したい条件が入力(選択)され、決定ボタンが押下されると、RAMに読み出された属性データにおけるその属性のデフォルト条件情報が修正登録される。
属性別デフォルト条件登録画面126において、決定ボタンが押下されることなく、ある属性の属性欄が押下されて修正指示が行われると(ステップT22;NO)、その属性のデフォルト条件を入力するための修正画面127が表示され(ステップT23)、表示された修正画面127からデフォルト条件が修正入力されてデフォルト条件の修正登録が行われると(ステップT24)、処理はステップT21に戻り、属性別デフォルト条件登録画面126が表示される。修正が終了し、属性別デフォルト条件登録画面126から決定ボタンが押下されると(ステップT22;YES)、処理は図5のステップS11に移行する。
図12に、図5のステップS11において制御部11により実行される各属性の詳細表示登録処理を示す。ここで、属性選択画面121から属性選択ボタンが押下されると、選択された属性の詳細設定画面122が表示される。当該処理は、各属性の詳細設定画面122において、そのフロントページ画面122aに表示するグループキーを登録するための処理であり、制御部11のCPUとROMに記憶された各属性の詳細表示登録処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現されるものである。
まず、操作表示部12に属性一覧画面128が表示される(ステップT31)。この属性一覧画面128には、属性選択ボタンの表示優先順位順に属性が一覧表示されており、一つのページに全ての属性が表示不可能な場合は、次頁ボタンが表示され、複数ページにわたって属性一覧画面128が表示される。図13(a)に、ステップT31で表示される属性一覧画面128の一例を示す。属性一覧画面128に表示された属性名が押下されることにより、押下された属性の詳細設定画面のフロントページ画面122aの登録を修正できるようになっている。デフォルトは、開発者により設定されている。
属性一覧画面128からフロントページ表示有無の修正を行う属性が選択され、修正が指示されると(ステップT32;YES)、選択された属性の詳細設定画面122のフロントページ表示有無登録画面129が表示される(ステップT33)。図13(b)に、属性が「出力濃度/EE設定」が選択された場合に表示されるフロントページ表示有無登録画面129の一例を示す。フロントページ表示有無登録画面129において、切り離して表示することが不可能なグループキーは枠で囲って表示される。フロントページに表示しない設定となっているグループキーは網掛け表示される。枠で囲まれたグループキーが押下されると、そのグループキーのフロントページ画面122aへの表示の有無が切り換えられるようになっている。図13(b)においては、グループキーK1はフロントページ画面122aへの表示が無しと設定され、グループキーK2はフロントページ画面122aへの表示が有りと設定された場合の状態を示している。決定ボタンが押下されると、表示された内容でRAM上のその属性の詳細設定データのフロントページ表示有無情報が登録される。
フロントページ表示有無登録画面129から決定ボタンが押下されることなく(ステップT34;NO)、グループキーが押下され、表示有無の切り換えが指示されると、表示有無の切り換え指示に応じてRAM上の表示有無情報が修正登録され(ステップT35)、処理はステップT33に戻る。フロントページ表示有無登録画面129から決定ボタンが押下されると(ステップT34;YES)、RAM上の表示有無情報に基づいて、表示優先順位が再計算され(ステップT36)、処理はステップT31に戻り、再度属性一覧画面128が表示される。その属性のグループキーの種類がq個で表示有りと設定されたグループキーの個数がp個の場合、フロントページに割付けられている(フロントページ表示有りが設定された)グループキーの表示優先順位は1〜pとなり、フロントページに割付けられていない属性の表示優先順位はp+1〜qとなる。表示優先順位として同じ数値は設定されない。
属性一覧画面128からフロントページ画面122aへのグループキーの表示有無を修正する属性が選択されず、終了ボタンが押下されると(ステップT32;NO)、処理は図5のステップS12に移行する。
図14に、図5のステップS12において制御部11により実行される各属性の詳細表示優先順位登録処理を示す。当該処理は、各属性の詳細設定画面122を表示するグループキーの表示優先順位を登録するための処理であり、制御部11のCPUとROMに記憶された各属性の詳細表示優先順位登録処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現されるものである。
まず、操作表示部12に属性一覧画面130が表示される(ステップT41)。グループキー一覧画面130は、属性選択ボタンの表示優先順位順に属性が一覧表示されており、一つのページに全ての属性が表示不可能な場合は、次頁ボタンが表示され、複数ページにわたって属性一覧画面130が表示される。属性一覧画面130は、図13(a)に示す属性一覧画面128とほぼ同様の画面である。
属性一覧画面130から詳細設定画面のグループキーの表示優先順位の修正を行う属性が選択され、修正が指示されると(ステップT42;YES)、選択された属性において、フロントページ画面122aへの表示有りが登録されているグループキーを表示優先順位順に表示するグループキー一覧画面131が表示される(ステップT43)。ステップT42において、修正が指示されず、決定ボタンが押下されると(ステップT42;NO)、処理は図5のステップS13に移行する。
図15に、ステップT43で表示されるグループキー一覧画面131の一例を示す。図15に示すように、グループキー一覧画面131は、フロントページ表示有りが指定されたグループキーが優先順位順に、グループキー名称及び表示優先順位が対応付けられて一覧表示されている。また、グループキー一覧画面131には、入力ボタン及び決定ボタンが表示されている。グループキー一覧画面131は、あるグループキーのグループキー名称欄が押下されることにより、そのグループキーの表示優先順位の修正が可能となり、ハードキー103により修正値が入力され、入力ボタンが押下されると、表示優先順位が再計算され、RAM上のそのグループキーに対する表示優先順位情報の修正登録が行われる。決定ボタンが押下されると、フロントページ画面122aにおけるグループキーの表示優先順位が表示されている表示優先順位に決定される。
グループキー一覧画面131において決定ボタンが押下されず(ステップT44;NO)、修正するグループキー名称欄が押下されて表示優先順位の修正値が入力されると(ステップT45)、入力に基づいて表示優先順位が再計算されて登録され(ステップT46)、処理はステップT43に戻る。グループキー一覧画面131から決定ボタンが押下されると(ステップT44;YES)、処理はステップT47に移行する。
ステップT47においては、操作表示部12にグループキー一覧画面132が表示される。グループキー一覧画面132は、属性の詳細設定画面122のフロントページ画面122aへの表示無しが指定されたグループキーが表示優先順位に従って表示されており、一つのページに全てのグループキーが表示不可能な場合は、次頁ボタンが表示され、複数ページにわたってグループキー一覧画面132が表示される。グループキー一覧画面132は、図15に示すグループキー一覧画面131とほぼ同様の画面である。
グループキー一覧画面132において決定ボタンが押下されず(ステップT48;NO)、修正するグループキー名称欄が押下されて表示優先順位の修正値が入力されると(ステップT49)、入力に基づいて表示優先順位が再計算されて登録され(ステップT50)、処理はステップT47に戻る。グループキー一覧画面132から決定ボタンが押下されると(ステップT48;YES)、処理はステップT42に戻る。ステップT42において、属性一覧画面130から属性が選択されず決定ボタンが押下されると(ステップT42;NO)、処理は図5のステップS13に移行する。
図5のステップS13においては、指サイズ登録処理が行われる。指サイズ登録処理において、まず、操作表示部12に「指サイズを登録します。指紋入力部にボタン押下に使用する指を乗せてください」等のメッセージが表示され、指紋入力部13に指が載置されると、指紋入力部13から指紋画像データが入力され、指紋画像データから指サイズが計測、取得され、RAM上の指サイズ情報として登録される。なお、指サイズは、ユーザ認証時に入力された指紋情報の指紋画像データから計測し取得してもよい。
指サイズ登録処理が終了すると、新規登録の場合はステップS8〜S13で登録された内容がカスタム操作部データ保存部143に格納されて保存され、修正の場合は、ステップS8〜S13で登録された内容でカスタム操作部データ保存部143において当該登録IDに対応付けて格納されている内容が書き換えられて保存され(ステップS14)、本処理は終了する。即ち、ユーザ認証で認証されたユーザのユーザID(特徴点データでもよい)と、登録用IDと、ステップS8〜S13で登録されたカスタマイズ情報、詳細には属性データ(属性名情報/フロントページ表示有無情報/表示優先順位情報/ボタン表示基準サイズ情報、指サイズ情報、デフォルト条件情報)及び各属性の詳細設定データ(グループキー名情報/グループキーの詳細設定画面のフロントページ表示有無情報/グループキーの表示優先順位情報/グループキーサイズ情報(大画面用、小画面用)/グループキーの表示データ(大画面用、小画面用))とが対応付けられてカスタム操作部データ保存部143に保存され、本処理は終了する。
以下、カスタマイズされたカスタム操作部画面を実際にユーザが使用する際に実行されるカスタム操作部画面作成処理について説明する。
図16に、制御部11により実行されるカスタム操作部画面作成処理を示す。当該処理は、操作表示部12のモード選択画面から「カスタム操作部呼び出し機能モード」が選択された際に実行される処理であり、制御部11のCPUとROMに記憶されたカスタム操作部画面作成処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される。
まず、ユーザ認証手段18によりユーザ認証が行われる(ステップS21)。即ち、操作表示部12に「個人認証を行います。指紋入力部に登録済みの指を置いてください」というメッセージが表示され、指紋入力部13から指紋情報が入力されて指紋画像データが取得されると、その特徴点データが算出され、指紋データ保存部141に一致する特徴点データが保存されているか否かの照合が行われる。指紋データ保存部141に入力された指紋の特徴点データと一致する特徴点データが存在する場合、指紋を入力したユーザが許可されたユーザである認証される。ユーザ認証手段18により指紋を入力したユーザが許可されたユーザであると認証されると(ステップS22;YES)、処理はステップS23に移行する。指紋データ保存部141に入力された指紋の特徴点データと一致する特徴点データが存在せず、許可されたユーザではないと判断されると(ステップS22;NO)、本処理は終了する。
ステップS23においては、操作表示部12に「カスタム登録IDをキーボード若しくはテンキーから入力して下さい。IDの入力が終了したら終了ボタンを押してください」というメッセージ及びキーボードが表示された登録ID入力画面(図示せず)が表示され、この登録ID入力画面から登録IDの入力が行われる(ステップS23)。登録IDが入力されると、カスタム操作部データ保存部143が参照され、登録されているIDであるか否かが判断され、登録されていないIDであると判断された場合(ステップS24;NO)、操作表示部12に「入力されたIDは存在しません」と表示され、本処理は終了する。
入力されたIDが登録されているIDである場合(ステップS24;YES)、カスタム操作部データ保存部143から当該登録IDに対応するカスタマイズ情報が読み出される(ステップS25)。
次いで、表示すべき画面が属性選択画面121であるか又は詳細設定画面122であるかが判断され(ステップS26)、属性選択画面である場合は(ステップS26;YES)、属性選択画面作成処理が実行される(ステップS27)。表示すべき画面が詳細設定画面である場合は(ステップS26;NO)、詳細設定画面作成処理が実行される(ステップS28)。属性選択画面又は詳細設定画面の表示後、他のカスタム操作部画面の表示が指示された場合(ステップS29;YES)、処理はステップS26に戻る。他のカスタム操作部画面の表示が指示されず、カスタム操作部画面の表示終了が指示されると(ステップS29;NO)、本処理は終了する。
図17に、図16のステップS27において制御部11により実行される属性選択画面作成処理を示す。当該処理は、制御部11のCPUとROMに記憶された属性選択画面作成処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現されるものである。
まず、操作表示部12から表示画面上のタッチパネルによる検出可能領域サイズ(RX、RY)が取得される(ステップA1)。図18(a)に、表示画面の検出可能領域を模式的に示す。検出可能領域は、手指により押下された力点のXY座標を検出可能な領域であり、表示画面が大きいほど検出可能領域は大きくなる。
次いで、次に表示すべき画面がフロントページ画面121aであるか否かが判断され、フロントページ画面121aである場合は(ステップA2;YES)、読み出されたカスタマイズ情報が参照され、フロントページ表示有りが設定されているがまだ表示されていない属性選択ボタンのうち最も表示優先順位の高い属性選択ボタンが選択され、その表示基準サイズ又は指サイズの何れか大きい方のサイズがボタン表示サイズとして取得され(ステップA3)、処理はステップA5に移行する。次に表示すべき画面がフロントページ画面121aではないと判断された場合(ステップA2;NO)、読み出されたカスタマイズ情報が参照され、フロントページ表示無しが設定されているがまだ表示されていない属性選択ボタンのうち最も表示優先順位の高い属性選択ボタンが選択され、その表示基準サイズ又は指サイズの何れか大きい方のサイズがボタン表示サイズとして取得され(ステップA4)、処理はステップA5に移行する。
なお、表示優先順位にマイナス値がある場合は、マイナスかつ数値が大きい方が最も表示優先順位が高いものとして処理される。即ち、表示優先順位情報がマイナス値である新規に追加された機能の属性選択ボタンは、フロントページ画面121aに優先的に表示される。
ステップA5においては、取得されたボタン表示サイズ及びボタン配列方向に基づいて、表示画面上におけるボタン張り付け位置が決定される。図18(b)に、ボタン配列方向の一例を示す。本実施の形態においては、図18(b)に示すボタン配列方向でボタンの配置位置を決定していくこととするが、他の方向であってもよい。また、ボタン配列方向も指定に基づき変更可能としてもよい。
次いで、取得された検出可能領域サイズに基づいて、決定されたボタン張り付け位置が検出可能領域内であるか否かが判断され、検出可能領域内であると判断された場合(ステップA6;YES)、決定されたボタン張り付け位置にステップA3又はA4で選択された属性選択ボタンが表示され(ステップA7)、未表示の属性選択ボタンがあるか否かが判断され、未表示の属性選択ボタンがある場合は(ステップA8;YES)、処理はステップA2に戻る。ここで、表示する画面がフロントページ画面121aである場合は、フロントページ表示有りが設定されているがまだ表示されていない属性選択ボタンを検索することにより未表示の属性選択ボタンがあるか否かが判断される。フロントページ画面121aではない場合は、フロントページ表示無しが設定されているがまだ表示されていない属性選択ボタンを検索することにより、未表示の属性選択ボタンがあるか否かが判断される。未表示の属性選択ボタンがない場合は、処理はステップA10に移行する。
一方、決定されたボタン張り付け位置が検出可能領域内に収まらないと判断された場合(ステップA6;NO)、表示画面上の所定位置に所定のサイズで「次へ」ボタンが表示される(ステップA9)。また、前ページがある場合は(ステップA10;YES)、表示画面上の所定位置に所定サイズで「前へ」ボタンが表示され(ステップA11)、本処理は終了する。
図19に、図16のステップS28において制御部11により実行される詳細設定画面作成処理を示す。当該処理は、制御部11のCPUとROMに記憶された詳細設定画面作成処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現されるものである。
まず、操作表示部12から表示画面の検出可能領域サイズ(RX、RY)が取得される(ステップA21)。
次いで、次に表示すべき画面がフロントページ画面122aであるか否かが判断され、フロントページ画面122aである場合は(ステップA22;YES)、読み出されたカスタマイズ情報が参照され、フロントページ表示有りが設定されているがまだ表示されていないグループキーのうち最も表示優先順位の高いグループキーが選択されてその大画面用グループキーサイズが取得され(ステップA23)、処理はステップA25に移行する。次に表示すべき画面がフロントページ画面122aではないと判断された場合(ステップA22;NO)、読み出されたカスタマイズ情報が参照され、フロントページ表示無しが設定されているがまだ表示されていないグループキーのうち最も表示優先順位の高いグループキーが選択されてその大画面用グループキーサイズが取得され(ステップA24)、処理はステップA25に移行する。
ステップA25においては、取得された大画面用のグループキーサイズと検出可能領域サイズとの比較により、大画面用のグループキーが検出可能領域内に表示可能であるか否かが判断され、表示可能であると判断されると(ステップA25;YES)、グループキーの表示方法が大画面用に決定され(ステップA26)、処理はステップA28に移行する。大画面用のグループキーが検出可能領域内に表示不可能であると判断されると(ステップA25;NO)、グループキーの表示方法が小画面用に決定されて小画面用のグループキーサイズが取得され(ステップA27)、処理はステップA28に移行する。
ステップA28においては、決定されたグループキーの表示方法及びボタン配列方向に基づいてボタン張り付け位置が決定される(ステップA28)。次いで、検出可能領域サイズに基づいて、決定されたボタン張り付け位置が検出可能領域内であるか否かが判断され、検出可能領域内であると判断された場合(ステップA29;YES)、表示画面上の決定されたボタン張り付け位置に、ステップA23又はA24で選択されたグループキーがステップA26又はA27で決定された表示方法で表示され(ステップA30)、まだ表示されていない未表示グループキーがある場合は(ステップA31;YES)、処理はステップA22に戻る。ここで、表示する画面がフロントページ画面122aである場合は、フロントページ表示有りが設定されているがまだ表示されていないグループキーを検索することにより未表示グループキーがあるか否かが判断される。表示する画面がフロントページ画面122aではない場合は、フロントページ表示無しが設定されているがまだ表示されていないグループキーを検索することにより、未表示グループキーがあるか否かが判断される。未表示グループキーがない場合は、処理はステップA33に移行する。
一方、決定されたボタン張り付け位置が検出可能領域内ではないと判断された場合(ステップA29;NO)、表示画面上の所定位置に所定サイズで「次へ」ボタンが表示される(ステップA32)。また、前ページがある場合は(ステップA33;YES)、表示画面上の所定位置に所定サイズで「前へ」ボタンが表示され(ステップA34)、本処理は終了する。
操作表示部12として小画面が接続されていると、図20(a)に示すように、大画面用のグループキーが表示できない場合がある。上記詳細設定画面作成処理においては、検出可能領域と大画面用のグループキーサイズを比較し、大画面用のグループキーが検出可能領域内に表示不可能である場合は、自動的に図20(b)に示す小画面用の表示方法でグループキーを表示することができるので、画面の大きさに応じた操作性の良いサイズでグループキーを表示することが可能となる。また、たとえ接続される画面サイズが変更されても、画面サイズの大小に関係なく、登録されたカスタマイズ情報を利用してカスタム操作部画面を提供することができる。
以上説明したように、画像形成装置100によれば、ユーザは操作部カスタマイズ処理により、属性選択画面121に表示される各属性選択ボタン、詳細設定画面122に表示される各グループキーに対して、フロントページ表示有無情報、表示優先順位情報等のカスタマイズ情報を登録することができ、登録されたカスタマイズ情報は、入力された登録IDに対応付けてカスタム操作部データ保存部143に記憶される。カスタマイズされたカスタム操作部画面としての属性選択画面121又は詳細設定画面122を表示する際には、登録IDを入力することにより、入力された登録IDに対応付けてカスタム操作部データ保存部143に記憶されているフロントページ表示有無情報、表示優先順位情報と、予め設定されている表示基準サイズ、表示画面上のタッチパネルの検出可能領域サイズに基づいて、検出可能領域内に属性選択ボタンやグループキーが配置され画面が表示される。従って、機能設定するための設定画面である属性選択画面121及び詳細設定画面122上の操作部をユーザの使い勝手が良いようにカスタマイズして登録することが可能となり、また、画面サイズに変更があっても、再登録を行うことなくユーザにカスタマイズされたとおりに操作ボタン及び/又はグループキーを表示したカスタム操作部画面を提供することが可能となる。また、指サイズと表示基準サイズのうち大きい方のサイズで操作ボタンを表示するので、操作性の良い画面を提供することが可能となる。
なお、上記実施の形態においては、ユーザがそれぞれカスタマイズ情報の登録操作を行う場合について説明した。これにより、個々のユーザが所望のカスタム操作部画面をカスタマイズすることが可能となる。一方、予め開発者等により複数のカスタマイズ情報のパターン(パターン情報)をパターンIDと対応付けてデータ保存部14の図示しない簡単カスタム操作部データ保存部に保存しておけば、ユーザはパターンIDを選択するだけで、容易に操作部102のカスタマイズを行うことが可能となる。
図21に、操作部カスタマイズ処理Bを示す。当該処理の実行により、ユーザがパターンIDを選択することで操作部102のカスタマイズを行うことが可能となる。当該処理は、操作表示部12のモード選択画面から「簡単操作部カスタマイズ機能モード」が選択された際に実行される処理であり、制御部11のCPUとROMに記憶された操作部カスタマイズ処理Bプログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される。
操作部カスタマイズ処理Bを実行するため、データ保存部14は、上述の指紋データ保存部141、カスタム情報のパターン(パターン情報)をパターンIDと対応付けて記憶する図示しない簡単カスタム操作部データ保存部、並びに後述する操作部カスタマイズ処理Bにおいて、登録ID、入力された指紋情報に対応するユーザID、選択されたパターンID及び指サイズ情報を対応付けて記憶する図示しない登録情報保存部を有している。
まず、ユーザ認証手段18によりユーザ認証が行われる(ステップS41)。即ち、操作表示部12に「個人認証を行います。指紋入力部に登録済みの指を置いてください」というメッセージが表示され、指紋入力部13から指紋が入力されて指紋画像データが取得されると、その特徴点データが算出され、指紋データ保存部141に一致する特徴点データが保存されているか否かの照合が行われる。指紋データ保存部141に入力された指紋の特徴点データと一致する特徴点データが存在した場合、指紋を入力したユーザが許可されたユーザであると認証される。ユーザ認証手段18により、指紋を入力したユーザが許可されたユーザであると認証されると(ステップS42;YES)、処理はステップS43に移行する。指紋データ保存部141に入力された指紋の特徴点データと一致する特徴点データが存在せず、許可されたユーザではないと判断されると(ステップS42;NO)、本処理は終了する。
ステップS43においては、操作表示部12に「登録IDをテンキー又は表示されたキーボードから入力して下さい。IDの入力が終了したら終了ボタンを押してください」というメッセージ及びキーボードが表示された登録ID入力画面(図示せず)が表示され、この登録ID入力画面から登録IDの入力が行われる(ステップS43)。登録IDが入力されると、登録情報保存部が参照され、既に登録済みのIDであるか否かが判断され、既に登録済みのIDであると判断された場合(ステップS44)、操作表示部12に「入力されたIDは登録済みです。このIDで登録されたカスタム操作部を変更しますか。」というメッセージ、変更を指示する変更ボタン及び変更しないこと指示する非変更ボタンが表示された確認画面(図示せず)が表示され、変更ボタンによりカスタム操作部の変更が指示されると(ステップS45;YES)、処理はステップS46に移行し、非変更ボタンによりカスタム操作部の変更が指示されなければ(ステップS45;NO)、本処理は終了する。
ユーザ認証及び登録IDの入力が終了すると、データ保存部14の簡単カスタム操作部データ保存部が参照され、簡単カスタム操作部データ保存部に保存されているパターン情報の内容をパターンIDと対応付けて表示するカスタム操作部パターンID一覧画面(図示せず)が表示される(ステップS46)。このカスタム操作部パターンID一覧画面からパターンIDが選択されると(ステップS47)、指サイズ登録処理が実行される(ステップS48)。指サイズ登録処理は、図5のステップS13と同様の処理である。指サイズの登録が終了すると、入力された登録ID、入力された指紋情報に対応するユーザID、選択されたパターンID及び登録された指サイズ情報が対応付けられてデータ保存部14の登録情報保存部に保存され(ステップS49)、本処理は終了する。
上記操作部カスタマイズ処理Bで登録されたカスタム操作部画面を表示する際には、図16のカスタム操作部画面作成処理のステップS25において、入力された登録IDに対応するパターンIDに対応付けて簡単カスタム操作部データ保存部に記憶されているパターン情報が読み出され、読み出されたパターン情報に基づいて、ステップS27の属性選択画面作成処理、ステップS28の詳細設定画面作成処理が実行される。
上記操作部カスタマイズ処理Bによれば、ユーザがパターンIDを選択するだけで、煩わしい操作をすることなく操作部カスタマイズを行うことができる。また、パターンIDを選択するための簡単カスタム操作部パターンID一覧画面には、そのパターンIDに対応するパターン情報を表示するので、容易にパターンの選択を行うことが可能となる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る画像形成装置100の好適な一例を示すものであり、これに限定されるものではない。
例えば、上述の操作部カスタマイズ処理A及び操作部カスタマイズ処理Bにおいては、カスタマイズ情報を登録する際に登録IDを用い、一人のユーザが複数のカスタム操作部を登録することを可能とした。これにより、カスタマイズされた複数の画面の中から設定を行いたい機能に応じて使い勝手のよい画面を表示することが可能となるが、登録IDを要求せず、ユーザ認証時に入力される指紋情報等のユーザ識別情報と登録されたカスタマイズ情報を対応付けて記憶し、カスタム操作部画面を表示する際には、ユーザ認証時に入力されたユーザ識別情報に対応付けて記憶されているカスタマイズ情報を読み出してカスタム操作部画面作成を表示するようにしてもよい。このようにすれば、一人のユーザに対して登録可能なカスタマイズ情報は一つとなるが、ユーザがいちいち登録IDを覚えたり入力操作したりする必要がなくなり、操作性を向上させることが可能となる。
また、上記実施の形態においては、属性選択画面は属性を選択するための操作ボタンである属性選択ボタンのみ、詳細設定画面は切り離して表示できない一以上の操作ボタンからなるグループキーのみにより表示されることとしたが、これに限定されず、双方を表示するものであってもよい。また、設定画面としては、属性選択画面、詳細設定画面に限定されず、他の画面のカスタマイズに対しても本発明を適用することができる。
その他、画像形成装置100を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明に係る画像形成装置100の機能的構成を示すブロック図である。 図1の操作表示部12に表示される機能設定用の設定画面を示す図であり、(a)は、属性選択画面のフロントページ画面121aを示す図、(b)は、フロントページ画面121aの次に表示される属性選択画面121bを示す図、(c)は、詳細設定画面のフロントページ画面122aを示す図である。 属性と詳細条件の一例を示す図である。 図1のカスタム操作部データ保存部143のデータ格納例を示す図である。 図1の制御部11により実行される操作部カスタマイズ処理Aを示すフローチャートである。 図1の制御部11により実行されるフロントページ表示属性登録処理を示すフローチャートである。 図1の操作表示部12に表示されるフロントページ表示属性登録画面123の一例を示す図である。 図1の制御部11により実行される属性の表示優先順位登録処理を示すフローチャートである。 図1の操作表示部12に表示される属性表示優先順位登録画面124の一例を示す図である。 図1の制御部11により実行される各属性のデフォルト条件登録処理を示すフローチャートである。 (a)は、図1の操作表示部12に表示される属性別デフォルト条件登録画面126の一例を示す図、(b)は、属性別デフォルト条件登録画面126からデフォルト条件の修正を行う属性が選択された際に表示される修正画面127の一例を示す図である。 図1の制御部11により実行される各属性の詳細表示登録処理を示すフローチャートである。 (a)は、図1の操作表示部12に表示される属性一覧画面128の一例を示す図、(b)は、図1の操作表示部12に表示されるフロントページ表示有無登録画面129の一例を示す図である。 図1の制御部11により実行される各属性の詳細表示優先順位登録処理を示すフローチャートである。 図1の操作表示部12に表示されるグループキー一覧画面131の一例を示す図である。 図1の制御部11により実行されるカスタム操作部画面作成処理を示すフローチャートである。 図1の制御部11により実行される属性選択画面作成処理を示すフローチャートである。 (a)は、表示画面の検出可能領域を模式的に示す図であり、(b)はボタン配列方向の一例を示す図である。 図1の制御部11により実行される詳細設定画面作成処理を示すフローチャートである。 (a)は、画像形成装置100に接続された表示画面の画面サイズが小さい場合に大画面用グループキーを表示した場合の一例を示す図であり、(b)は、画像形成装置100に接続された表示画面の画面サイズが小さい場合に小画面用グループキーを表示した場合の一例を示す図である。 図1の制御部11により実行される操作部カスタマイズ処理Bを示すフローチャートである。
符号の説明
100 画像形成装置
11 制御部
12 操作表示部
101 表示部
102 操作部
103 ハードキー
14 データ保存部
141指紋データ保存部
142 カスタム操作部デフォルトデータ保存部
143 カスタム操作部データ保存部
15 画像入力部
16 画像処理部
17 画像出力部
18 ユーザ認証手段
19 バス

Claims (9)

  1. 機能設定用の複数の設定画面を切り換えて表示画面上に表示する表示部と、前記表示画面上に透明タッチパネルが重ねられ、前記表示画面上に表示された操作ボタンに対応する前記透明タッチパネルの押下位置の座標情報を検出することにより操作指示の入力を検出する操作部と、を備えた画像形成装置において、
    前記複数の各設定画面は、前記操作ボタン及び/又は切り離して表示できない相関関係を有する一以上の前記操作ボタンからなるグループキーが表示されるものであり、
    前記操作部又は別途設けられたハードキーを介しての登録IDの入力操作を要求するとともに、前記各設定画面に表示すべき各操作ボタン及び/又は各グループキーのそれぞれに対して、少なくとも前記複数の設定画面のそれぞれの最初のページであるフロントページ画面に表示するか否かのフロントページ表示有無情報及び表示優先順位の情報を登録するための登録画面を前記表示画面上に表示し、前記入力された登録IDに前記登録画面から登録操作された情報を対応付けてカスタム操作部データ保存部に記憶する操作部カスタマイズ処理手段と、
    前記操作部又は別途設けられたハードキーを介して前記登録IDが入力され前記設定画面の少なくとも一つの表示が指示された際に、前記カスタム操作部データ保存部において前記入力された登録IDに対応付けて記憶されている情報、前記表示が指示された設定画面に表示すべき前記各操作ボタン及び/又は前記各グループキーに対して予め設定されている表示基準サイズ並びに前記表示画面上のタッチパネルの検出可能領域サイズに基づいて、前記表示が指示された設定画面を作成し前記表示画面上に表示するカスタム操作部画面作成手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 機能設定用の複数の設定画面を切り換えて表示画面上に表示する表示部と、前記表示画面上に透明タッチパネルが重ねられ、前記表示画面上に表示された操作ボタンに対応する前記透明タッチパネルの押下位置の座標情報を検出することにより操作指示の入力を検出する操作部と、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を入力操作するための識別情報入力手段と、前記識別情報入力手段から入力されたユーザ識別情報に基づいてユーザの認証を行うユーザ認証手段と、を備えた画像形成装置において、
    前記複数の各設定画面は、前記操作ボタン及び/又は切り離して表示できない相関関係を有する一以上の前記操作ボタンからなるグループキーが表示されるものであり、
    前記各設定画面に表示すべき各操作ボタン及び/又は各グループキーのそれぞれに対して、少なくとも前記複数の設定画面のそれぞれの最初のページであるフロントページ画面に表示するか否かのフロントページ表示有無情報及び表示優先順位の情報を登録するための登録画面を前記表示画面上に表示し、前記ユーザ認証手段による認証時に入力されたユーザ識別情報に前記登録画面から登録操作された情報を対応付けてカスタム操作部データ保存部に記憶する操作部カスタマイズ処理手段と、
    前記操作部又は別途設けられたハードキーを介して前記設定画面の少なくとも一つの表示が指示された際に、前記ユーザ認証手段による認証時に入力されたユーザ識別情報に対応付けて前記カスタム操作部データ保存部に記憶されている情報、前記表示が指示された設定画面に表示すべき前記各操作ボタン及び/又は前記各グループキーに対して予め設定されている表示基準サイズ並びに前記表示画面上のタッチパネルの検出可能領域サイズに基づいて、前記表示が指示された設定画面を作成し前記表示画面上に表示するカスタム操作部画面作成手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 機能設定用の複数の設定画面を切り換えて表示画面上に表示する表示部と、前記表示画面上に透明タッチパネルが重ねられ、前記表示画面上に表示された操作ボタンに対応する前記透明タッチパネルの押下位置の座標情報を検出することにより操作指示の入力を検出する操作部と、を備えた画像形成装置において、
    前記複数の各設定画面は、前記操作ボタン及び/又は切り離して表示できない相関関係を有する一以上の前記操作ボタンからなるグループキーが表示されるものであり、
    前記各設定画面の最初のページであるフロントページ画面に前記各操作ボタン及び/又は前記各グループキーを表示するか否かのフロントページ表示有無情報及び表示優先順位の情報を含む、前記各設定画面を表示する際のパターン情報を、各パターン情報を識別するためのパターンIDに対応付けて記憶するカスタム操作部データ保存部と、
    前記操作部又は別途設けられたハードキーを介しての登録IDの入力操作を要求するとともに、前記カスタム操作部データ保存部に記憶されたパターンIDの一覧画面を前記表示画面上に表示して何れかのパターンIDの選択操作を要求し、入力された前記登録ID及び選択された前記パターンIDを対応付けて登録する操作部カスタマイズ処理手段と、
    前記操作部又は別途設けられたハードキーを介して前記登録IDが入力され前記複数の設定画面の少なくとも一つの表示が指示された際に、前記入力された登録IDに対応するパターンIDに対応付けて前記カスタム操作部データ保存部において記憶されているパターン情報、前記表示が指示された設定画面に表示すべき前記各操作ボタン及び/又は前記各グループキーに対して予め設定されている表示基準サイズ並びに前記表示画面上のタッチパネルの検出可能領域サイズに基づいて前記指示された設定画面を作成し前記表示画面上に表示するカスタム操作部画面作成手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 機能設定用の複数の設定画面を切り換えて表示画面上に表示する表示部と、前記表示画面上に透明タッチパネルが重ねられ、前記表示画面上に表示された操作ボタンに対応する前記透明タッチパネルの押下位置の座標情報を検出することにより操作指示の入力を検出する操作部と、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を入力操作するための識別情報入力手段と、前記識別情報入力手段から入力されたユーザ識別情報に基づいてユーザの認証を行うユーザ認証手段と、を備えた画像形成装置において、
    前記複数の各設定画面は、前記操作ボタン及び/又は切り離して表示できない相関関係を有する一以上の前記操作ボタンからなるグループキーが表示されるものであり、
    前記各設定画面の最初のページであるフロントページ画面に前記各操作ボタン及び/又は前記各グループキーを表示するか否かのフロントページ表示有無情報及び表示優先順位の情報を含む、前記各設定画面を表示する際のパターン情報を、各パターン情報を識別するためのパターンIDに対応付けて記憶するカスタム操作部データ保存部と、
    前記カスタム操作部データ保存部に記憶されたパターンIDの一覧画面を前記表示画面上に表示して何れかのパターンIDの選択操作を要求し、前記ユーザ認証手段による認証時に入力されたユーザ識別情報と選択された前記パターンIDとを対応付けて登録する操作部カスタマイズ処理手段と、
    前記操作部又は別途設けられたハードキーを介して前記複数の設定画面の少なくとも一つの表示が指示された際に、前記ユーザ認証手段による認証時に入力されたユーザ識別情報に対応するパターンIDに対応付けて前記カスタム操作部データ保存部に記憶されているパターン情報、前記表示が指示された設定画面に表示すべき前記各操作ボタン及び/又は前記各グループキーに対して予め設定されている表示基準サイズ並びに前記表示画面上のタッチパネルの検出可能領域サイズに基づいて前記指示された設定画面を作成し前記表示画面上に表示するカスタム操作部画面作成手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記操作部カスタマイズ処理手段は、前記パターンIDの一覧を表示する際に、各パターンIDに対応付けて前記カスタム操作部データ保存部に記憶されている内容を表示することを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記グループキーは、大小2種類の表示基準サイズが用意されており、
    前記カスタム操作部画面作成手段は、前記大きいサイズの表示基準サイズが前記表示画面に形成されるタッチパネルの検出可能領域を超える場合は、小さいサイズの表示基準サイズで表示すべきグループキーの表示を行うことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. ユーザの指サイズを検知する指サイズ検知手段を備え、
    前記カスタム操作部画面作成手段は、前記検知された指サイズと表示する操作ボタンの表示基準サイズとを比較し、大きい方のサイズで前記操作ボタンを表示することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記指サイズ検知手段は、指紋情報を入力するための指紋入力センサであることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記機能設定用の複数の設定画面は、機能の種類を示す複数の属性のうち設定を行う属性を選択するための操作ボタンを表示する属性選択画面と、前記属性選択画面から選択された属性の詳細条件を設定するためのグループキーを表示する属性別の詳細設定画面により構成されるものであり、
    前記画像形成装置において新しい機能が追加された際に、その追加された機能の種類を示す属性を選択するための操作ボタンについて、前記属性選択画面のフロントページ画面への表示を有りと設定するとともに前記属性選択画面における表示優先順位をマイナス値で昇順に設定して前記カスタム操作部データ保存部に記憶する新規機能追加手段を有し、
    前記カスタム操作部画面作成手段は、前記表示優先順位がマイナスかつ数値が大きい方から優先的に表示することで、新規機能をフロントページ画面に最優先で表示することを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の画像形成装置。
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