JP3279113B2 - 周波数判別方法とビデオプロジェクター - Google Patents

周波数判別方法とビデオプロジェクター

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JP3279113B2 JP03832895A JP3832895A JP3279113B2 JP 3279113 B2 JP3279113 B2 JP 3279113B2 JP 03832895 A JP03832895 A JP 03832895A JP 3832895 A JP3832895 A JP 3832895A JP 3279113 B2 JP3279113 B2 JP 3279113B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号の同期信号周
波数を高精度に判別し、かつ多少の周波数の乱れにも安
定した周波数判定を行う周波数判別方法およびビデオプ
ロジェクターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア化の流れの中、ビ
デオプロジェクターの分野では、1台でテレビ放送から
パソコン、ワークステーションまでの映像信号を表示可
能にするマルチスキャン対応ビデオプロジェクターが注
目を浴びている。
【0003】従来の周波数判別方法としては特開昭63
−286076号広報に記載の同期周波数モード判定回
路が挙げられる。該判定回路について図4、5を用いて
説明する。マイコン6で検出した周波数11を中心に同
一周波数範囲14の範囲内で複数回検出された場合に検
出周波数11を確定周波数12と置き換える。そして確
定周波数12を中心に同一周波数範囲14で登録済み信
号周波数を検索し合致するデータを呼び出し確定周波数
12として動作する。確定周波数12として動作中も入
力周波数検出を行い同一周波数範囲14の範囲を外れた
別信号周波数15で確定された場合、別信号周波数15
を中心に同一周波数範囲14の範囲内で登録済み信号周
波数を検索し合致するデータを呼び出し別信号周波数1
5を確定周波数12に置き換え同様の動作を継続する。
【0004】以上のような周波数判別方法を備えたビデ
オプロジェクターについて、以下図5を用いて説明す
る。入力された同期信号17をカウンタ18に入力しカ
ウンタ18の出力をマイコン6に入力し周波数判定を行
い、確定された周波数について不揮発性メモリ(以下E
EPROMと呼ぶ)8から合致するデータを検索し、デ
ータをマイコン6へ呼び出す。そのデータをもとに各種
調整値をデジタル−アナログ変換器(以下DACと呼
ぶ)9へ出力しビデオプロジェクター1を動作させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の周
波数判別方法では、確定周波数12決定時の同一周波数
範囲14と、データ検索時の同一周波数検索範囲14
と、別信号周波数15判定時の同一周波数範囲14が同
じである。このため、高精度の周波数判定をさせるため
に範囲を小さくした場合、ビデオテープレコーダー(以
下VTRと呼ぶ)特殊再生時のように、通常再生時とは
同期周波数が変化するような信号源に対し、同一源から
の信号なのに別の信号であると判定して確定周波数動作
が不安定になることがあり、入力信号別に設置調整デー
タを調整登録するビデオプロジェクターではコンバーゼ
ンスずれなどを生じる。
【0006】また、上記問題を解決しようとし同一周波
数範囲14を広くした場合、近接した異なる信号の判別
が出来ないという問題を有していた。
【0007】本発明は上記問題に鑑み、入力された信号
周波数を高精度に検出確定し、さらにVTR特殊再生時
などにも同一信号であるという判定を行い安定した確定
動作を行うことを目的とした周波数判別方法およびビデ
オプロジェクターを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の周波数判別方法は、映像信号の同期信号を検
出し、前記検出された同期信号の周波数が所定の周波数
確定範囲内である時に特定信号源からの入力であると判
定し、前記判定した周波数から該当する登録済データを
データ検索範囲内で検出し、前記所定の周波数確定範囲
内の周波数変化に対しては同一信号であると判定し、周
波数変化が前記所定の周波数確定範囲よりも広い範囲を
有する別信号判定範囲外になった時に別信号と判定する
ようにしたものであります。
【0009】そして、確定周波数を中心に上記の周波数
確定範囲と同一の範囲で登録済み信号周波数を検索し合
致するデータを呼び出し確定周波数として動作する。確
定周波数として動作中も入力周波数検出を行い上記周波
数確定範囲よりも広い別信号判定範囲を越えた周波数で
確定された場合、確定した別信号周波数を中心に周波数
確定範囲の範囲内で登録済み信号周波数を検索し合致す
るデータを呼び出し別信号周波数を確定周波数に置き換
え同様の動作を継続するものである。
【0010】また、本発明のビデオプロジェクターは、
上記周波数判定方法により確定した周 波数もとに入力
信号周波数別に設置調整データの切り換えを行うもので
ある。
【0011】
【作用】上記手段により本発明の周波数判別方法は、確
定周波数決定時及びデータ検索時の周波数範囲を狭くす
ることで入力された信号周波数を高精度に決定すること
が出来る。さらに一度確定した信号周波数を別信号と判
断するためには確定周波数決定時及びデータ検索時の周
波数範囲よりも広い周波数範囲を越える入力がない限り
は同一信号とみなし現状の動作を維持する。
【0012】また、本発明のビデオプロジェクターは、
上記周波数判別方法を導入することにより入力された信
号周波数を高精度に確定し、一度確定した周波数は多少
の周波数変動に対しそれを無視し安定した動作を行うも
のである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例の周波数判別方法お
よびビデオプロジェクターについて、図面を参照しなが
ら説明する。図1は本発明の一実施例におけるビデオプ
ロジェクターのブロック構成図、図2,図3は本発明の
周波数判別方法を説明するための略線図を示す。入力さ
れた映像信号の垂直同期信号3の立ち上がりで8bit
カウンタ4の値を0とする。以後8bitカウンタ4は
入力されている水平同期信号2を数える。8bitカウ
ンタ4の値が20になった時の1.25MHzの16b
itフリーランニングタイマ5の値T20と220になっ
た時の値T220をマイコン6に入力し次式で水平同期信
号2の検出周波数11を計算する。 (検出周波数11)=(T220−T20)/(1.25M
×200) 200回分の水平同期信号から周波数を計算することで
高精度に水平周波数を検出することが可能となる。
【0014】垂直同期信号3に関しては直接16bit
フリーランニングタイマ5に入力し最初の入力時の値T
1と次に入力された時の値T2を用いマイコン6で下記式
を用い検出周波数11を計算する。 (検出周波数11)=(T2−T1)/1.25M 水平垂直共に同様の検出を4回行い、図2のように全て
の検出周波数が確定範囲13(水平周波数:+−0.2
kHz、垂直周波数:+−1.0Hz)内に入っている
場合に、4回目の検出周波数11を確定周波数12とす
る。
【0015】次に、この確定周波数12でEEPROM
8に登録されている設置調整データを確定範囲13(水
平周波数:+−0.2kHz、垂直周波数:+−1.0
Hz)で検索し、該当するデータを揮発性メモリ(RA
M)7に書き込み、このデータをもとに各DAC9出力
を行い各制御回路10を駆動する。以上の動作により高
精度に入力信号周波数を検出、確定し動作することが可
能となる。
【0016】例を上げると、NTSC倍密信号(水平周
波数:31.5kHz、垂直周波数:60.0Hz)と
ハイビジョン信号(水平周波数:33.75kHz、垂
直周波数:60.0Hz)のように非常に近接した別の
信号の識別を可能にする。
【0017】次に、上記確定動作終了後も同様の検出動
作を行い続け、図3の別信号判別範囲14(水平周波
数:+−0.5kHz、垂直周波数:4.0Hz)を越
えた周波数で水平周波数もしくは垂直周波数のどちらか
一方でも確定した場合は、その再確定した周波数で再び
EEPROM8に登録されている設置調整データを確定
範囲13(水平周波数:+−0.2kHz、垂直周波
数:+−1.0Hz)で検索し、該当するデータを揮発
性メモリ(以下RAMと呼ぶ)7に書き込み、このデー
タをもとに各DAC9出力を行い各制御回路10を駆動
する。
【0018】この動作により、NTSC方式VTRを例
に説明すると、通常再生時にはNTSC規格どうり水平
周波数:15.75kHz、垂直周波数:60.0Hz
で出力されるが、早送り再生や巻き戻し再生などの特殊
再生を行うと水平周波数で0.3kHz、垂直周波数で
3.0Hz程度ずれた周波数で出力されることがある。
このような入力信号に対し、通常再生時に周波数確定及
び登録を行っていれば、動作中に特殊再生を行い水平垂
直周波数がずれても通常再生時の周波数を中心とする別
信号判別範囲を越えていないため通常動作のまま動作し
続けることとなる。 よって、VTRの特殊再生を行う
度に別信号判別を行い不安定な状態にならず、動作して
いる設置調整データが変化しないためコンバーゼンスず
れなども生じることは無い。
【0019】なお、以上説明した以外は、前述した第1
実施例と同様であるのでその説明を省略する。
【0020】
【発明の効果】本発明の周波数判別方法及びビデオプル
ジェクターによれば、確定周波数決定時及びデータ検索
時の周波数範囲を狭くすることで入力された信号周波数
を高精度に決定することが出来る。
【0021】さらに、一度確定した信号周波数を別信号
と判断するためには確定周波数決定時及びデータ検索時
の周波数範囲よりも広い周波数範囲で判別しているため
に、同一信号源で多少の周波数変動に対しても安定した
周波数判別を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるビデオプロジェクタ
ーのブロック構成図
【図2】本発明の周波数判別方法を説明するための略線
【図3】本発明の周波数判別方法を説明するための略線
【図4】従来の技術を説明するための略線図
【図5】従来のビデオプロジェクターのブロック構成図
【符号の説明】
1 ビデオプロジェクター 4 カウンタ 5 タイマー 6 マイコン 7、8 メモリ(RAM) 9 ディジタルーアナログ変換器 10 制御回路 11 検出周波数 12 確定周波数 13 確定範囲 14 別信号判別範囲

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の同期信号を検出し、前記検出
    された同期信号の周波数が前記検出周波数を中心にして
    所定の周波数確定範囲内である時に特定信号源からの入
    力であると判定し、前記判定した周波数から該当する登
    録済データをデータ検索範囲内で検出し、前記所定の周
    波数確定範囲内の周波数変化に対しては前記検出された
    登録済データと同一信号であると判定し、周波数変化が
    前記所定の周波数確定範囲よりも広い範囲を有する別信
    号判定範囲外になった時に前記検出された登録済データ
    とは別信号と判定する周波数判別方法であり、下記の式
    により判定することを特徴とする周波数判別方法。 ・水平同期信号の検出周波数:Fh Fh=(T220−T20)/(1.25M×200) ・垂直同期信号の検出周波数:Fv Fv=(T2−T1)/1.25M ・水平周波数確定範囲: −0.2kHz〜+0.2k
    Hz ・垂直周波数確定範囲: −1.0Hz〜+1.0Hz ・水平別信号判定範囲: −0.5kHz〜+0.5k
    Hz ・垂直別信号判定範囲: −4.0Hz〜+4.0Hz・Fh−0.2kHz<水平周波数<Fh+0.2kH
    で且つ、Fv−1.0Hz<垂直周波数<Fv+1.0Hz
    時は同一信号・水平周波数<Fh−0.5kHz又は、水平周波数>
    Fh+0.5kHz で且つ、 垂直周波数<Fv−4.0Hz又は、垂直周波数>Fv
    +4.0Hz の時は別信号 ・但し、上記のTnは、入力映像信号の垂直同期信号の
    立上りから水平 同期信号及び垂直同期信号をカウントして、前記カウン
    タの値が所定の値になった時のタイマー値である
  2. 【請求項2】 入力映像信号の垂直同期信号の立上りか
    ら水平同期信号及び垂直同期信号をカウントするカウン
    タと、前記カウンタのカウント値が所定値になった時間
    を計測するタイマーと、前記タイマー値から水平同期信
    号及び垂直同期信号の検出周波数を計算するとともに、
    検出周波数が所定範囲にある時は同一信号と判定し、前
    記所定範囲より広い周波数範囲を超えている時には別信
    号と判定するマイコンとを備え、前記請求項1記載の周
    波数判別方法により入力映像信号の同期周波数を判定す
    るようにしたことを特徴とするビデオプロジェクター。
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