JP3442322B2 - ディスプレイ装置及びその駆動方法 - Google Patents
ディスプレイ装置及びその駆動方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TMDS伝送又は
LVDS伝送で映像信号が入力され、映像を表示するデ
ィスプレイ装置及びその駆動方法に関するものである。
LVDS伝送で映像信号が入力され、映像を表示するデ
ィスプレイ装置及びその駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ(PC)
やワークステーション(WS)等の信号源から映像信号
が出力されたとき、アナログ入力のディスプレイ装置に
おける映像の表示位置調整に関する技術の一例が特開平
7−219486号公報に記載されている。
やワークステーション(WS)等の信号源から映像信号
が出力されたとき、アナログ入力のディスプレイ装置に
おける映像の表示位置調整に関する技術の一例が特開平
7−219486号公報に記載されている。
【0003】図11は従来のアナログ入力のディスプレ
イ装置の構成を示すブロック図である。このディスプレ
イ装置は、映像信号の入力端子41、A/D変換器4
2、映像信号処理回路43、液晶パネル44、水平同期
信号(HD)の入力端子45、垂直同期信号(VD)の
入力端子46、同期再生・タイミング発生回路47、液
晶駆動回路48、アンド回路50,51,52,53か
らなる検出手段49、比較手段61を含んで構成され
る。
イ装置の構成を示すブロック図である。このディスプレ
イ装置は、映像信号の入力端子41、A/D変換器4
2、映像信号処理回路43、液晶パネル44、水平同期
信号(HD)の入力端子45、垂直同期信号(VD)の
入力端子46、同期再生・タイミング発生回路47、液
晶駆動回路48、アンド回路50,51,52,53か
らなる検出手段49、比較手段61を含んで構成され
る。
【0004】同期再生・タイミング発生回路47は、水
平同期信号及び垂直同期信号に基づいて、サンプリング
クロックを発生すると共に、画面の非表示期間を示す非
表示信号を発生する回路である。同期再生・タイミング
発生回路47は、検出手段49から出力される制御信号
に伴い、非表示信号のタイミングを変更することができ
る。比較手段61はコンパレータ62,64と、積分回
路63とからなり、入力された映像信号が一定レベル以
上であるか否かを判定する回路である。検出手段49は
比較手段61の出力と、同期再生・タイミング発生回路
47より出力される非表示信号の位相ずれ量を検出し、
同期再生・タイミング発生回路47へ制御信号を出力す
るものである。
平同期信号及び垂直同期信号に基づいて、サンプリング
クロックを発生すると共に、画面の非表示期間を示す非
表示信号を発生する回路である。同期再生・タイミング
発生回路47は、検出手段49から出力される制御信号
に伴い、非表示信号のタイミングを変更することができ
る。比較手段61はコンパレータ62,64と、積分回
路63とからなり、入力された映像信号が一定レベル以
上であるか否かを判定する回路である。検出手段49は
比較手段61の出力と、同期再生・タイミング発生回路
47より出力される非表示信号の位相ずれ量を検出し、
同期再生・タイミング発生回路47へ制御信号を出力す
るものである。
【0005】A/D変換器42は、同期再生・タイミン
グ発生回路47より出力されるサンプリングクロックを
用い、入力映像信号をデジタル信号に変換する回路であ
る。映像信号処理回路43はA/D変換器42のデジタ
ル映像信号を処理し、液晶表示パネル44に供給する回
路である。液晶駆動回路48は同期再生・タイミング回
路47からの信号を用いて、液晶表示パネル44を駆動
するためのタイミング信号を作成する回路である。
グ発生回路47より出力されるサンプリングクロックを
用い、入力映像信号をデジタル信号に変換する回路であ
る。映像信号処理回路43はA/D変換器42のデジタ
ル映像信号を処理し、液晶表示パネル44に供給する回
路である。液晶駆動回路48は同期再生・タイミング回
路47からの信号を用いて、液晶表示パネル44を駆動
するためのタイミング信号を作成する回路である。
【0006】このような構成のディスプレイ装置の動作
について説明する。同期再生・タイミング発生回路47
では、映像信号から分離された水平同期信号(HD)と
垂直同期信号(VD)に基づいてサンプリングクロック
を生成すると共に、画面の非表示期間を示す非表示信号
を発生する。比較手段61が入力映像信号における映像
部分を検出すると、検出手段49は検出された映像期間
と、同期再生・タイミング発生回路47からの非表示期
間との重なる期間を検出し、この検出信号を表示期間変
更用制御信号として同期再生・タイミング発生回路47
に与える。こうして非表示信号のタイミングを変更する
ことにより、映像の表示期間、即ち画面表示位置を、画
面欠けが生じないように液晶パネル44の適切な位置に
調整することができる。
について説明する。同期再生・タイミング発生回路47
では、映像信号から分離された水平同期信号(HD)と
垂直同期信号(VD)に基づいてサンプリングクロック
を生成すると共に、画面の非表示期間を示す非表示信号
を発生する。比較手段61が入力映像信号における映像
部分を検出すると、検出手段49は検出された映像期間
と、同期再生・タイミング発生回路47からの非表示期
間との重なる期間を検出し、この検出信号を表示期間変
更用制御信号として同期再生・タイミング発生回路47
に与える。こうして非表示信号のタイミングを変更する
ことにより、映像の表示期間、即ち画面表示位置を、画
面欠けが生じないように液晶パネル44の適切な位置に
調整することができる。
【0007】近年、アクティブドットマトリクスディス
プレイとして、液晶ディスプレイ装置が急成長してい
る。液晶ディスプレイ装置は、入力されたアナログ映像
信号をA/D変換して画像を出力しているが、ディスプ
レイ装置に映像信号を与えるPCやWSでは、映像信号
をデジタルで扱っており、CRTディスプレイ装置に映
像信号を出力する際にアナログ信号に変換して出力して
いる。従ってPCやWSの映像信号を液晶ディスプレイ
装置に与えるには、PC→D/A変換→アナログ伝送→
A/D変換→表示媒体(液晶パネル)と多くの課程を踏
むことになる。このような方法では、それぞれの課程で
映像信号に劣化が生じる。
プレイとして、液晶ディスプレイ装置が急成長してい
る。液晶ディスプレイ装置は、入力されたアナログ映像
信号をA/D変換して画像を出力しているが、ディスプ
レイ装置に映像信号を与えるPCやWSでは、映像信号
をデジタルで扱っており、CRTディスプレイ装置に映
像信号を出力する際にアナログ信号に変換して出力して
いる。従ってPCやWSの映像信号を液晶ディスプレイ
装置に与えるには、PC→D/A変換→アナログ伝送→
A/D変換→表示媒体(液晶パネル)と多くの課程を踏
むことになる。このような方法では、それぞれの課程で
映像信号に劣化が生じる。
【0008】これを受け、液晶などのアクティブマトリ
クス表示用のI/FをPCに設けるため、米VESA
(Video Electronics Standard Association)では、ア
ナログ信号で伝送するのではなく、デジタル映像信号、
ドットクロック、同期信号、及びパネルイネーブル信号
を伝送する規格が定められた。この規格としてTMDS
伝送やLVDS伝送がある。
クス表示用のI/FをPCに設けるため、米VESA
(Video Electronics Standard Association)では、ア
ナログ信号で伝送するのではなく、デジタル映像信号、
ドットクロック、同期信号、及びパネルイネーブル信号
を伝送する規格が定められた。この規格としてTMDS
伝送やLVDS伝送がある。
【0009】一般に、液晶ディスプレイ装置に映像信号
を与える方式として、前記の規格のものを含めて次の種
類がある。 (a)CRT(Cathode Ray Tube)用アナログRGB方式 (b)LVDS(Low Voltage Differential Signaling)
方式 (c)LDI(LVDS Display Interface)方式 (d)TMDS(Transition Minimized Differential S
ignaling) 方式 (e)GVIF(Giga-bit Video Interface)方式
を与える方式として、前記の規格のものを含めて次の種
類がある。 (a)CRT(Cathode Ray Tube)用アナログRGB方式 (b)LVDS(Low Voltage Differential Signaling)
方式 (c)LDI(LVDS Display Interface)方式 (d)TMDS(Transition Minimized Differential S
ignaling) 方式 (e)GVIF(Giga-bit Video Interface)方式
【0010】これらの方式について簡単に説明する。
(a)のCRT用アナログRGB方式とは、VESA、
DSUB15ピンのコネクタを介して映像信号を入出力
させるもので、アメリカ合衆国のVESA規格で定めら
れるモニタ・インタフェイスである。詳細については、
「VESA STANDARD VGA PASS−T
HROUGH CONNECTOR、VS89080
3」を参照すれば、その内容が明記されている。
(a)のCRT用アナログRGB方式とは、VESA、
DSUB15ピンのコネクタを介して映像信号を入出力
させるもので、アメリカ合衆国のVESA規格で定めら
れるモニタ・インタフェイスである。詳細については、
「VESA STANDARD VGA PASS−T
HROUGH CONNECTOR、VS89080
3」を参照すれば、その内容が明記されている。
【0011】(b)のLVDS方式とは、低電圧振幅差
動伝送方式のひとつで、元来、パラレルのデジタル信号
をパラレル・シリアル変換し、ノイズに強い低電圧振幅
の差動電送を行う方式である。この方式を液晶ディスプ
レイ装置に対応させるべく、シリアル伝送のペア数を1
から3〜4に増やし、更にクロック・ペアを追加したも
のがその後に開発された。
動伝送方式のひとつで、元来、パラレルのデジタル信号
をパラレル・シリアル変換し、ノイズに強い低電圧振幅
の差動電送を行う方式である。この方式を液晶ディスプ
レイ装置に対応させるべく、シリアル伝送のペア数を1
から3〜4に増やし、更にクロック・ペアを追加したも
のがその後に開発された。
【0012】(c)のLDI方式とは、低電圧振幅差動
伝送方式のひとつで、前記のLVDS方式を2回路分を
組み合わせ、シリアル伝送のペア数を8としたものであ
る。
伝送方式のひとつで、前記のLVDS方式を2回路分を
組み合わせ、シリアル伝送のペア数を8としたものであ
る。
【0013】(d)のTMDS方式とは、低電圧振幅差
動伝送方式のひとつで、前記のLVDSと基礎的な部分
は共通しているが、信号に冗長性を持たせ、伝送線路の
前後で符号化、復号化を夫々行い、よりEMI(Electro
Magnetic Interference) に強くしていることが特徴で
ある。
動伝送方式のひとつで、前記のLVDSと基礎的な部分
は共通しているが、信号に冗長性を持たせ、伝送線路の
前後で符号化、復号化を夫々行い、よりEMI(Electro
Magnetic Interference) に強くしていることが特徴で
ある。
【0014】(e)のGVIF方式とは、低電圧振幅差
動伝送方式のひとつで、1つのペアのみで信号を高速に
伝送する方式である。伝送線として光ファイバーも使用
できる。
動伝送方式のひとつで、1つのペアのみで信号を高速に
伝送する方式である。伝送線として光ファイバーも使用
できる。
【0015】これらの規格に合わせて、P&D(Plu
g&Display)規格が制定され、PCからTMD
S伝送されたデジタル映像信号が液晶パネルに直接入力
可能となった。
g&Display)規格が制定され、PCからTMD
S伝送されたデジタル映像信号が液晶パネルに直接入力
可能となった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のディ
スプレイ装置においては、水平同期信号又は垂直同期信
号を基準に、走査期間中の最初及び最後に現れる映像信
号の位置を検出して、ディスプレイにおける表示位置を
調整している。このため、映像信号の状態、例えば全黒
画面映像などの場合によっては、輝度レベルが0に等し
く、映像の表示位置を正確に調整できなくなるという問
題が生じていた。
スプレイ装置においては、水平同期信号又は垂直同期信
号を基準に、走査期間中の最初及び最後に現れる映像信
号の位置を検出して、ディスプレイにおける表示位置を
調整している。このため、映像信号の状態、例えば全黒
画面映像などの場合によっては、輝度レベルが0に等し
く、映像の表示位置を正確に調整できなくなるという問
題が生じていた。
【0017】また、VESAによるP&D規格において
も、液晶パネルでは固有の解像度しか表示ができないた
め、TMDS伝送される映像信号を出力するディスプレ
イ装置で、様々な解像度の映像信号に対応することがで
きないという問題があった。
も、液晶パネルでは固有の解像度しか表示ができないた
め、TMDS伝送される映像信号を出力するディスプレ
イ装置で、様々な解像度の映像信号に対応することがで
きないという問題があった。
【0018】また、映像信号処理回路で映像信号処理を
行った場合、回路遅延が生じるため、入力映像信号と同
期信号の関係に差が生じ、入力映像信号から検出した結
果が正しく反映できなくなり、適切な映像位置が再現さ
れなくなるという問題もあった。
行った場合、回路遅延が生じるため、入力映像信号と同
期信号の関係に差が生じ、入力映像信号から検出した結
果が正しく反映できなくなり、適切な映像位置が再現さ
れなくなるという問題もあった。
【0019】また、TMDS伝送又はLVDS伝送で映
像信号が入力され、その輝度値が実質的に0の場合、外
乱の影響により水平同期信号及び垂直同期信号とパネル
イネーブル信号が誤って出力されるという問題があっ
た。これでは不正規な信号が液晶パネルに入力されるこ
ととなり、液晶パネルの特性劣化につながる恐れがあ
る。
像信号が入力され、その輝度値が実質的に0の場合、外
乱の影響により水平同期信号及び垂直同期信号とパネル
イネーブル信号が誤って出力されるという問題があっ
た。これでは不正規な信号が液晶パネルに入力されるこ
ととなり、液晶パネルの特性劣化につながる恐れがあ
る。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】本発明は、TMDS伝送又はLVDS伝送
で映像信号が入力されるディスプレイ装置において、入
力映像信号の解像度を検出することにより、様々な解像
度の映像信号を入力可能にし、且つ映像信号の状態によ
らず、最適な表示位置で表示可能にすると共に、不正規
な映像信号に対してはディスプレイパネルの誤動作と劣
化を防止することを目的とする。
で映像信号が入力されるディスプレイ装置において、入
力映像信号の解像度を検出することにより、様々な解像
度の映像信号を入力可能にし、且つ映像信号の状態によ
らず、最適な表示位置で表示可能にすると共に、不正規
な映像信号に対してはディスプレイパネルの誤動作と劣
化を防止することを目的とする。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、TMDS伝送又はLVDS伝送で映像信号が入力さ
れるディスプレイ装置において、パネルイネーブル信号
の開始エッジと終了エッジとの位相差を検出することに
より水平解像度情報を取得し、パネルイネーブル信号の
開始エッジと水平同期信号との位相差を検出することに
より水平出力位置報を取得し、1垂直期間におけるパネ
ルイネーブル信号の継続期間を検出することにより垂直
解像度情報を取得し、パネルイネーブル信号の開始位置
と垂直同期信号との位相差を検出することにより垂直出
力位置報を取得し、前記水平及び垂直解像度情報と前記
水平及び垂直出力位置情報とを複数回に渡って取得し、
複数回で得られた各水平及び垂直解像度情報と各水平及
び垂直出力位置情報とに変化がないとき、入力映像信号
が正常に入力されていると判定し、正常と判定された場
合は映像信号処理を行い、ドットマトリックスディスプ
レイパネルに映像を出力するようにしたことを特徴とす
るものである。
は、TMDS伝送又はLVDS伝送で映像信号が入力さ
れるディスプレイ装置において、パネルイネーブル信号
の開始エッジと終了エッジとの位相差を検出することに
より水平解像度情報を取得し、パネルイネーブル信号の
開始エッジと水平同期信号との位相差を検出することに
より水平出力位置報を取得し、1垂直期間におけるパネ
ルイネーブル信号の継続期間を検出することにより垂直
解像度情報を取得し、パネルイネーブル信号の開始位置
と垂直同期信号との位相差を検出することにより垂直出
力位置報を取得し、前記水平及び垂直解像度情報と前記
水平及び垂直出力位置情報とを複数回に渡って取得し、
複数回で得られた各水平及び垂直解像度情報と各水平及
び垂直出力位置情報とに変化がないとき、入力映像信号
が正常に入力されていると判定し、正常と判定された場
合は映像信号処理を行い、ドットマトリックスディスプ
レイパネルに映像を出力するようにしたことを特徴とす
るものである。
【0031】本願の請求項2の発明は、パーソナルコン
ピュータを含む信号源よりTMDS伝送又はLVDS伝
送された映像信号をデコードし、デジタル映像信号、水
平同期信号、垂直同期信号、パネルイネーブル信号、ド
ットクロックを夫々出力するデジタルI/F回路と、前
記デジタルI/F回路から出力されるパネルイネーブル
信号の極性を判別し、極性の固定化されたパネルイネー
ブル信号を出力する極性判別回路と、前記極性判別回路
から出力されたパネルイネーブル信号の開始エッジと前
記水平同期信号との位相差を、前記デジタルI/F回路
から出力されるドットクロック単位で計測し、計数結果
を水平出力位置情報として出力すると共に、前記極性判
別回路から出力されたパネルイネーブル信号の開始エッ
ジと終了エッジとの位相差を、前記デジタルI/F回路
から出力されるドットクロック単位で計測し、計数結果
を水平解像度情報として出力する第1のカウンタと、1
垂直期間に入力され前記極性判別回路から出力されたパ
ネルイネーブル信号の開始位置と前記垂直同期信号との
位相差を、前記デジタルI/F回路から出力される水平
同期信号単位で計測し、計数結果を垂直出力位置情報と
して出力すると共に、1垂直期間に入力され、前記極性
判別回路から出力されたパネルイネーブル信号の継続期
間を、前記デジタルI/F回路から出力される水平同期
信号単位で計測し、計数結果を垂直解像度情報として出
力する第2のカウンタと、複数回で得られた前記水平及
び垂直解像度情報と前記水平及び垂直出力位置情報とに
変化がないとき、入力映像信号が正常に入力されている
と判定する判別部と、前記判別部で入力映像信号が正常
に入力されていると判定されたとき、前記デジタルI/
F回路より出力されるデジタル映像信号に対して、前記
第1及び第2のカウンタより得られる水平及び垂直出力
位置情報と水平及び垂直解像度情報とに基づいて映像信
号処理を行い、ドットマトリックスディスプレイパネル
の所定位置に表示用映像信号を与える映像信号処理回路
と、を具備することを特徴とするものである。
ピュータを含む信号源よりTMDS伝送又はLVDS伝
送された映像信号をデコードし、デジタル映像信号、水
平同期信号、垂直同期信号、パネルイネーブル信号、ド
ットクロックを夫々出力するデジタルI/F回路と、前
記デジタルI/F回路から出力されるパネルイネーブル
信号の極性を判別し、極性の固定化されたパネルイネー
ブル信号を出力する極性判別回路と、前記極性判別回路
から出力されたパネルイネーブル信号の開始エッジと前
記水平同期信号との位相差を、前記デジタルI/F回路
から出力されるドットクロック単位で計測し、計数結果
を水平出力位置情報として出力すると共に、前記極性判
別回路から出力されたパネルイネーブル信号の開始エッ
ジと終了エッジとの位相差を、前記デジタルI/F回路
から出力されるドットクロック単位で計測し、計数結果
を水平解像度情報として出力する第1のカウンタと、1
垂直期間に入力され前記極性判別回路から出力されたパ
ネルイネーブル信号の開始位置と前記垂直同期信号との
位相差を、前記デジタルI/F回路から出力される水平
同期信号単位で計測し、計数結果を垂直出力位置情報と
して出力すると共に、1垂直期間に入力され、前記極性
判別回路から出力されたパネルイネーブル信号の継続期
間を、前記デジタルI/F回路から出力される水平同期
信号単位で計測し、計数結果を垂直解像度情報として出
力する第2のカウンタと、複数回で得られた前記水平及
び垂直解像度情報と前記水平及び垂直出力位置情報とに
変化がないとき、入力映像信号が正常に入力されている
と判定する判別部と、前記判別部で入力映像信号が正常
に入力されていると判定されたとき、前記デジタルI/
F回路より出力されるデジタル映像信号に対して、前記
第1及び第2のカウンタより得られる水平及び垂直出力
位置情報と水平及び垂直解像度情報とに基づいて映像信
号処理を行い、ドットマトリックスディスプレイパネル
の所定位置に表示用映像信号を与える映像信号処理回路
と、を具備することを特徴とするものである。
【0032】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1におけるディスプレイ装置及びその駆動方法につ
いて、図面を参照しつつ説明する。図1は実施の形態1
におけるディスプレイ装置の主要部の構成を示すブロッ
ク図である。このディスプレイ装置は、デジタルI/F
回路1A、映像信号処理回路2A、液晶パネル3、極性
判別回路4、第1のカウンタ5A、第2のカウンタ6A
を含んで構成される。
形態1におけるディスプレイ装置及びその駆動方法につ
いて、図面を参照しつつ説明する。図1は実施の形態1
におけるディスプレイ装置の主要部の構成を示すブロッ
ク図である。このディスプレイ装置は、デジタルI/F
回路1A、映像信号処理回路2A、液晶パネル3、極性
判別回路4、第1のカウンタ5A、第2のカウンタ6A
を含んで構成される。
【0033】デジタルI/F回路1Aは、PCやWSな
どの信号源よりTMDS伝送又はLVDS伝送された映
像信号等をデコードし、デジタル映像信号、同期信号、
パネルイネーブル信号、ドットクロックを出力する回路
である。極性判別回路4はデジタルI/F回路1Aから
出力されるパネルイネーブル信号の極性を判別し、極性
を常に固定して出力する回路である。第1のカウンタ5
Aは、極性判別回路4により極性が固定されたパネルイ
ネーブル信号を入力し、パネルイネーブル信号の開始エ
ッジと終了エッジ間の位相差(パルス幅)を、デジタル
I/F回路1Aから出力されるドットクロック単位で計
測するカウンタである。第1のカウンタ5Aの出力は、
水平解像度情報として映像信号処理回路2Aに与えられ
る。
どの信号源よりTMDS伝送又はLVDS伝送された映
像信号等をデコードし、デジタル映像信号、同期信号、
パネルイネーブル信号、ドットクロックを出力する回路
である。極性判別回路4はデジタルI/F回路1Aから
出力されるパネルイネーブル信号の極性を判別し、極性
を常に固定して出力する回路である。第1のカウンタ5
Aは、極性判別回路4により極性が固定されたパネルイ
ネーブル信号を入力し、パネルイネーブル信号の開始エ
ッジと終了エッジ間の位相差(パルス幅)を、デジタル
I/F回路1Aから出力されるドットクロック単位で計
測するカウンタである。第1のカウンタ5Aの出力は、
水平解像度情報として映像信号処理回路2Aに与えられ
る。
【0034】第2のカウンタ6Aは、極性判別回路4に
より極性が固定されたパネルイネーブル信号を1垂直期
間分入力し、最初のパネルイネーブル信号の先頭エッジ
と、最後のパネルイネーブル信号の後部エッジと位相
差、即ちパネルイネーブル信号の継続時間を、デジタル
I/F回路1Aから出力される水平同期信号単位で計測
するカウンタである。第2のカウンタ6Aの出力は、垂
直解像度情報として映像信号処理回路2Aに与えられ
る。
より極性が固定されたパネルイネーブル信号を1垂直期
間分入力し、最初のパネルイネーブル信号の先頭エッジ
と、最後のパネルイネーブル信号の後部エッジと位相
差、即ちパネルイネーブル信号の継続時間を、デジタル
I/F回路1Aから出力される水平同期信号単位で計測
するカウンタである。第2のカウンタ6Aの出力は、垂
直解像度情報として映像信号処理回路2Aに与えられ
る。
【0035】映像信号処理回路2AはデジタルI/F回
路1Aより出力されるデジタル映像信号を、第1のカウ
ンタ5A及び第2のカウンタ6Aより得られる解像度情
報に基づいて、液晶パネル3の表示用映像信号となるよ
う信号処理を行う回路である。液晶パネル3は映像信号
処理回路2Aより出力される映像信号を液晶マトリック
スを用いて表示するドットマトリックスディスプレイパ
ネルである。
路1Aより出力されるデジタル映像信号を、第1のカウ
ンタ5A及び第2のカウンタ6Aより得られる解像度情
報に基づいて、液晶パネル3の表示用映像信号となるよ
う信号処理を行う回路である。液晶パネル3は映像信号
処理回路2Aより出力される映像信号を液晶マトリック
スを用いて表示するドットマトリックスディスプレイパ
ネルである。
【0036】上記の構成のディスプレイ装置の動作につ
いて、第1のカウンタ5A及び第2のカウンタ6Aを中
心にして説明する。図2は第1のカウンタ5Aの動作を
示すタイミング図である。図2(a)は極性判別回路4
から出力されるパネルイネーブル信号であり、出力極性
として本例では正極性として1水平期間を示している。
このパネルイネーブル信号がHである期間が映像の有効
水平表示期間Aである。第1のカウンタ5Aは図2
(b)に示すドットクロックを有効水平表示期間Aで計
数し、その計数値を水平解像度情報として出力する。
いて、第1のカウンタ5A及び第2のカウンタ6Aを中
心にして説明する。図2は第1のカウンタ5Aの動作を
示すタイミング図である。図2(a)は極性判別回路4
から出力されるパネルイネーブル信号であり、出力極性
として本例では正極性として1水平期間を示している。
このパネルイネーブル信号がHである期間が映像の有効
水平表示期間Aである。第1のカウンタ5Aは図2
(b)に示すドットクロックを有効水平表示期間Aで計
数し、その計数値を水平解像度情報として出力する。
【0037】また、図3は第2のカウンタ6Aの動作を
示すタイミング図である。図3(a)のパネルイネーブ
ル信号は、極性判別回路4から1垂直期間に出力される
状態を示している。本例ではパネルイネーブル信号が所
定個継続される期間が有効垂直表示期間であり、このパ
ネルイネーブル信号がHとなる期間の集合が有効表示期
間Bである。第2のカウンタ6Aはこの期間Bの水平同
期信号の数を計数し、計数値を垂直解像度情報として出
力する。
示すタイミング図である。図3(a)のパネルイネーブ
ル信号は、極性判別回路4から1垂直期間に出力される
状態を示している。本例ではパネルイネーブル信号が所
定個継続される期間が有効垂直表示期間であり、このパ
ネルイネーブル信号がHとなる期間の集合が有効表示期
間Bである。第2のカウンタ6Aはこの期間Bの水平同
期信号の数を計数し、計数値を垂直解像度情報として出
力する。
【0038】このようにして得られた水平及び垂直解像
度情報に基づいて、映像信号処理回路2Aが種々の解像
度を持つ入力デジタル映像信号に対して最適な解像度変
換を行い、液晶パネル3で表示可能な表示用映像信号に
変換する。この結果、様々な解像度を持った映像信号が
入力可能となる。
度情報に基づいて、映像信号処理回路2Aが種々の解像
度を持つ入力デジタル映像信号に対して最適な解像度変
換を行い、液晶パネル3で表示可能な表示用映像信号に
変換する。この結果、様々な解像度を持った映像信号が
入力可能となる。
【0039】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2におけるディスプレイ装置及びその駆動方法につい
て説明する。図4は実施の形態2におけるディスプレイ
装置の主要部の構成を示すブロック図である。尚、実施
の形態1と同一部分は同一の符号を付け、詳細な説明は
省略する。このディスプレイ装置は、デジタルI/F回
路1B、映像信号処理回路2B、液晶パネル3、極性判
別回路4、第1のカウンタ5B、第2のカウンタ6Bを
含んで構成される。
態2におけるディスプレイ装置及びその駆動方法につい
て説明する。図4は実施の形態2におけるディスプレイ
装置の主要部の構成を示すブロック図である。尚、実施
の形態1と同一部分は同一の符号を付け、詳細な説明は
省略する。このディスプレイ装置は、デジタルI/F回
路1B、映像信号処理回路2B、液晶パネル3、極性判
別回路4、第1のカウンタ5B、第2のカウンタ6Bを
含んで構成される。
【0040】デジタルI/F回路1Bは、信号源よりT
MDS伝送又はLVDS伝送された映像信号等をデコー
ドし、デジタル映像信号、水平同期信号、垂直同期信
号、パネルイネーブル信号、ドットクロックを出力する
回路である。極性判別回路4はデジタルI/F回路1B
から出力されるパネルイネーブル信号の極性を判別し、
極性を常に固定して出力する回路である。第1のカウン
タ5Bは、極性判別回路4により極性が固定されたパネ
ルイネーブル信号と、水平同期信号とを入力し、水平同
期信号の入力時点からパネルイネーブル信号の開始エッ
ジまでの位相差(時間遅れ)を、デジタルI/F回路1
Bから出力されるドットクロック単位で計測するカウン
タである。第1のカウンタ5Bの出力は、画像の水平出
力位置情報として映像信号処理回路2Bに与えられる。
MDS伝送又はLVDS伝送された映像信号等をデコー
ドし、デジタル映像信号、水平同期信号、垂直同期信
号、パネルイネーブル信号、ドットクロックを出力する
回路である。極性判別回路4はデジタルI/F回路1B
から出力されるパネルイネーブル信号の極性を判別し、
極性を常に固定して出力する回路である。第1のカウン
タ5Bは、極性判別回路4により極性が固定されたパネ
ルイネーブル信号と、水平同期信号とを入力し、水平同
期信号の入力時点からパネルイネーブル信号の開始エッ
ジまでの位相差(時間遅れ)を、デジタルI/F回路1
Bから出力されるドットクロック単位で計測するカウン
タである。第1のカウンタ5Bの出力は、画像の水平出
力位置情報として映像信号処理回路2Bに与えられる。
【0041】第2のカウンタ6Bは、極性判別回路4に
より極性が固定されたパネルイネーブル信号を1垂直期
間分入力すると共に、垂直同期信号を入力し、垂直同期
信号の入力時点とパネルイネーブル信号の開始位置との
位相差を、デジタルI/F回路1Bから出力される水平
同期信号単位で計測するカウンタである。第2のカウン
タ6Bの出力は、画像の垂直出力位置情報として映像信
号処理回路2Bに与えられる。
より極性が固定されたパネルイネーブル信号を1垂直期
間分入力すると共に、垂直同期信号を入力し、垂直同期
信号の入力時点とパネルイネーブル信号の開始位置との
位相差を、デジタルI/F回路1Bから出力される水平
同期信号単位で計測するカウンタである。第2のカウン
タ6Bの出力は、画像の垂直出力位置情報として映像信
号処理回路2Bに与えられる。
【0042】映像信号処理回路2Bは、デジタルI/F
回路1Bより出力されるデジタル映像信号を、第1のカ
ウンタ5A及び第2のカウンタ6Aより得られる位置情
報に基づいて、液晶パネル3の最適な位置に映像信号が
出力されるよう、表示用映像信号に変換する回路であ
る。液晶パネル3は映像信号処理回路2Bより出力され
る映像信号を表示するドットマトリックスディスプレイ
パネルである。
回路1Bより出力されるデジタル映像信号を、第1のカ
ウンタ5A及び第2のカウンタ6Aより得られる位置情
報に基づいて、液晶パネル3の最適な位置に映像信号が
出力されるよう、表示用映像信号に変換する回路であ
る。液晶パネル3は映像信号処理回路2Bより出力され
る映像信号を表示するドットマトリックスディスプレイ
パネルである。
【0043】上記の構成のディスプレイ装置の動作につ
いて、第1のカウンタ5B及び第2のカウンタ6Bを中
心にして説明する。図5は第1のカウンタ5Bの動作を
示すタイミング図である。図5(a)は極性判別回路4
から出力されるパネルイネーブル信号であり、本例では
正極性として1水平期間とその前の期間を示している。
このパネルイネーブル信号がHである期間が映像の有効
表示期間である。図5(b)はデジタルI/F回路1B
より出力される水平同期信号であり、パネルイネーブル
信号の先頭エッジより期間Cだけ先に出力される。第1
のカウンタ5Bは図5(c)に示すドットクロックを期
間Cで計数し、その計数値を水平出力位置情報として出
力する。
いて、第1のカウンタ5B及び第2のカウンタ6Bを中
心にして説明する。図5は第1のカウンタ5Bの動作を
示すタイミング図である。図5(a)は極性判別回路4
から出力されるパネルイネーブル信号であり、本例では
正極性として1水平期間とその前の期間を示している。
このパネルイネーブル信号がHである期間が映像の有効
表示期間である。図5(b)はデジタルI/F回路1B
より出力される水平同期信号であり、パネルイネーブル
信号の先頭エッジより期間Cだけ先に出力される。第1
のカウンタ5Bは図5(c)に示すドットクロックを期
間Cで計数し、その計数値を水平出力位置情報として出
力する。
【0044】また、図6は第2のカウンタ6Bの動作を
示すタイミング図である。図6(a)のパネルイネーブ
ル信号は、極性判別回路4から1垂直期間に出力される
状態を示している。本例では正極性となる期間の集合が
有効垂直表示期間である。図6(b)はデジタルI/F
回路1Bより出力される垂直同期信号であり、最初のパ
ネルイネーブル信号の先頭エッジより期間Dだけ先に出
力される。第2のカウンタ6Bは、図6(c)に示すよ
うに期間Dに存在する水平同期信号の数を計数し、計数
値を垂直出力位置情報として出力する。
示すタイミング図である。図6(a)のパネルイネーブ
ル信号は、極性判別回路4から1垂直期間に出力される
状態を示している。本例では正極性となる期間の集合が
有効垂直表示期間である。図6(b)はデジタルI/F
回路1Bより出力される垂直同期信号であり、最初のパ
ネルイネーブル信号の先頭エッジより期間Dだけ先に出
力される。第2のカウンタ6Bは、図6(c)に示すよ
うに期間Dに存在する水平同期信号の数を計数し、計数
値を垂直出力位置情報として出力する。
【0045】こうして水平同期信号を基準に水平有効映
像信号の開始点のタイミングが得られ、垂直同期信号を
基準に、垂直有効映像信号の開始点のタイミングが得ら
れる。このようにして得られた水平出力位置情報及び垂
直出力位置情報に基づいて、映像信号処理回路2Bは液
晶パネル3での表示位置において、画面欠けのないよう
信号処理を行う。この結果、映像信号の状態によらず
に、画面欠けのない最適な表示位置の自動調整を行うこ
とができる。
像信号の開始点のタイミングが得られ、垂直同期信号を
基準に、垂直有効映像信号の開始点のタイミングが得ら
れる。このようにして得られた水平出力位置情報及び垂
直出力位置情報に基づいて、映像信号処理回路2Bは液
晶パネル3での表示位置において、画面欠けのないよう
信号処理を行う。この結果、映像信号の状態によらず
に、画面欠けのない最適な表示位置の自動調整を行うこ
とができる。
【0046】(実施の形態3)次に本発明の実施の形態
3におけるディスプレイ装置及びその駆動方法について
説明する。図7は実施の形態3におけるディスプレイ装
置の主要部の構成を示すブロック図である。本実施の形
態では、デジタルI/F回路1C、映像信号処理回路2
C、第1のカウンタ5C、第2のカウンタ6Cの機能が
実施の形態2に示すものと異なる。
3におけるディスプレイ装置及びその駆動方法について
説明する。図7は実施の形態3におけるディスプレイ装
置の主要部の構成を示すブロック図である。本実施の形
態では、デジタルI/F回路1C、映像信号処理回路2
C、第1のカウンタ5C、第2のカウンタ6Cの機能が
実施の形態2に示すものと異なる。
【0047】デジタルI/F回路1Cは、信号源よりT
MDS伝送又はLVDS伝送された映像信号等をデコー
ドし、デジタル映像信号、水平同期信号、垂直同期信
号、パネルイネーブル信号、ドットクロックを出力する
回路である。極性判別回路4はデジタルI/F回路1C
から出力されるパネルイネーブル信号の極性を判別し、
極性を常に固定して出力する回路である。第1のカウン
タ5Cは、極性判別回路4により極性が固定されたパネ
ルイネーブル信号と、水平同期信号とを入力し、水平同
期信号の入力時点からパネルイネーブル信号の開始エッ
ジまでの位相差(期間Cのクロック数)、パネルイネー
ブル信号の1水平期間A、及び水平同期信号の繰り返し
周期を、デジタルI/F回路1Cから出力されるドット
クロック単位で夫々計測するカウンタである。第1のカ
ウンタ5Cの出力は、画像の水平出力位置情報、水平解
像度情報、及び水平ドット数情報として映像信号処理回
路2Cに与えられる。
MDS伝送又はLVDS伝送された映像信号等をデコー
ドし、デジタル映像信号、水平同期信号、垂直同期信
号、パネルイネーブル信号、ドットクロックを出力する
回路である。極性判別回路4はデジタルI/F回路1C
から出力されるパネルイネーブル信号の極性を判別し、
極性を常に固定して出力する回路である。第1のカウン
タ5Cは、極性判別回路4により極性が固定されたパネ
ルイネーブル信号と、水平同期信号とを入力し、水平同
期信号の入力時点からパネルイネーブル信号の開始エッ
ジまでの位相差(期間Cのクロック数)、パネルイネー
ブル信号の1水平期間A、及び水平同期信号の繰り返し
周期を、デジタルI/F回路1Cから出力されるドット
クロック単位で夫々計測するカウンタである。第1のカ
ウンタ5Cの出力は、画像の水平出力位置情報、水平解
像度情報、及び水平ドット数情報として映像信号処理回
路2Cに与えられる。
【0048】第2のカウンタ6Cは、極性判別回路4に
より極性が固定されたパネルイネーブル信号を1垂直期
間分入力すると共に、垂直同期信号を入力し、垂直同期
信号の入力時点とパネルイネーブル信号の開始位置との
位相差、パネルイネーブル信号の1垂直期間B、及び垂
直同期信号の繰り返し周期を、デジタルI/F回路1B
から出力される水平同期信号単位で計測するカウンタで
ある。第2のカウンタ6Bの出力は、画像の垂直出力位
置情報、垂直解像度情報、垂直ドット数情報として映像
信号処理回路2Cに与えられる。
より極性が固定されたパネルイネーブル信号を1垂直期
間分入力すると共に、垂直同期信号を入力し、垂直同期
信号の入力時点とパネルイネーブル信号の開始位置との
位相差、パネルイネーブル信号の1垂直期間B、及び垂
直同期信号の繰り返し周期を、デジタルI/F回路1B
から出力される水平同期信号単位で計測するカウンタで
ある。第2のカウンタ6Bの出力は、画像の垂直出力位
置情報、垂直解像度情報、垂直ドット数情報として映像
信号処理回路2Cに与えられる。
【0049】映像信号処理回路2CはデジタルI/F回
路1Cより出力されるデジタル映像信号を、第1のカウ
ンタ5C及び第2のカウンタ6Cより得られる水平及び
垂直出力位置情報、水平及び垂直解像度情報、水平及び
垂直ドット数情報に基づいて、液晶パネル3の最適な位
置に映像信号が出力されるよう信号処理を行う回路であ
る。また映像信号処理回路2Cは、信号処理に伴う遅延
時間をデジタルI/F回路1Cに通知する。液晶パネル
3は映像信号処理回路2Bより出力される映像信号を表
示するドットマトリックスディスプレイパネルである。
路1Cより出力されるデジタル映像信号を、第1のカウ
ンタ5C及び第2のカウンタ6Cより得られる水平及び
垂直出力位置情報、水平及び垂直解像度情報、水平及び
垂直ドット数情報に基づいて、液晶パネル3の最適な位
置に映像信号が出力されるよう信号処理を行う回路であ
る。また映像信号処理回路2Cは、信号処理に伴う遅延
時間をデジタルI/F回路1Cに通知する。液晶パネル
3は映像信号処理回路2Bより出力される映像信号を表
示するドットマトリックスディスプレイパネルである。
【0050】上記の構成のディスプレイ装置の動作につ
いて、第1のカウンタ5C及び第2のカウンタ6Cを中
心にして説明する。図8は第1のカウンタ5Cの一部の
動作を示すタイミング図である。図8(a)は極性判別
回路4から出力される正極性のパネルイネーブル信号で
あり、1周期以上の期間について示している。図8
(b)はデジタルI/F回路1Cより出力される水平同
期信号であり、期間Eで示す繰り返し周期を有してい
る。第1のカウンタ5Cは図8(c)に示すドットクロ
ックを期間Eで計数し、その計数値NE (CLK)を液
晶パネル3の水平ドット数情報として出力する。この計
数値NE (CLK)は、映像信号処理回路2Cでの信号
処理に大きな遅延を伴うとき、デジタルI/F回路1C
がパネルイネーブル信号を出力する際に、その出力タイ
ミングを調整する情報の一部として用いられる。
いて、第1のカウンタ5C及び第2のカウンタ6Cを中
心にして説明する。図8は第1のカウンタ5Cの一部の
動作を示すタイミング図である。図8(a)は極性判別
回路4から出力される正極性のパネルイネーブル信号で
あり、1周期以上の期間について示している。図8
(b)はデジタルI/F回路1Cより出力される水平同
期信号であり、期間Eで示す繰り返し周期を有してい
る。第1のカウンタ5Cは図8(c)に示すドットクロ
ックを期間Eで計数し、その計数値NE (CLK)を液
晶パネル3の水平ドット数情報として出力する。この計
数値NE (CLK)は、映像信号処理回路2Cでの信号
処理に大きな遅延を伴うとき、デジタルI/F回路1C
がパネルイネーブル信号を出力する際に、その出力タイ
ミングを調整する情報の一部として用いられる。
【0051】図9は第2のカウンタ6Cの動作を示すタ
イミング図である。図9(a)のパネルイネーブル信号
は、極性判別回路4から1垂直期間に出力される状態を
示している。図9(b)はデジタルI/F回路1Cより
出力される垂直同期信号であり、その繰り返し周期はF
である。第2のカウンタ6Cは、図9(b)の期間Fに
存在する水平同期信号の数を計数し、計数値を液晶パネ
ル3の垂直ドット数情報として出力する。
イミング図である。図9(a)のパネルイネーブル信号
は、極性判別回路4から1垂直期間に出力される状態を
示している。図9(b)はデジタルI/F回路1Cより
出力される垂直同期信号であり、その繰り返し周期はF
である。第2のカウンタ6Cは、図9(b)の期間Fに
存在する水平同期信号の数を計数し、計数値を液晶パネ
ル3の垂直ドット数情報として出力する。
【0052】映像信号処理回路2Cで画質改善を行った
り、FIFO等を用いてメモリ演算などの信号処理を行
った場合に遅延が生じる。第1のカウンタ5Cは、各所
望値のプリセットカウンタとして用いることができる
が、計数上限値はNE である。従って、映像信号処理回
路2Cから出力される映像信号が、水平同期信号の範囲
を跨いで遅延するような場合には、その遅延時間が計数
値NE (CLK)を越えてしまう。
り、FIFO等を用いてメモリ演算などの信号処理を行
った場合に遅延が生じる。第1のカウンタ5Cは、各所
望値のプリセットカウンタとして用いることができる
が、計数上限値はNE である。従って、映像信号処理回
路2Cから出力される映像信号が、水平同期信号の範囲
を跨いで遅延するような場合には、その遅延時間が計数
値NE (CLK)を越えてしまう。
【0053】例えば、映像信号処理回路2Cでの遅延時
間が1/2NE (CLK)とし、入力映像信号の水平解
像度が2/3NE (CLK)とし、水平同期信号に対す
る水平出力位置を1/6NE (CLK)とする。この場
合、デジタルI/F回路1Cが出力するパネルイネーブ
ル信号の開始位置を、1/6NE +1/2NE =4/6
NE (CLK)に設定し、パネルイネーブル信号の終了
位置を、1/6NE +1/2NE +2/3NE =8/6
NE (CLK)に設定しなければならない。これではパ
ネルイネーブル信号の終了位置が第1のカウンタ5Cの
計数範囲であるNE を越えてしまう。この場合、第1の
カウンタ5Cにおいて、ある周期のパネルイネーブル信
号の開始位置を4/6NE (CLK)とし、パネルイネ
ーブル信号の終了位置を次の周期のタイミングにおい
て、8/6NE −(NE +1)=1/3NE −1(CL
K)に再設定すれば、上記の問題を解決できる。こうす
ると、映像信号処理回路2Cでの遅延時間に係わらず、
液晶パネル3での画像が画面欠けの無い最適な表示位置
に出力されることになる。また映像信号の状態によら
ず、表示位置を自動調整することができ、様々な解像度
をもつ信号入力があった場合でも、入力解像度と異なる
解像度を有するドットマトリックスディスプレイパネル
に、画像を表示することができる。
間が1/2NE (CLK)とし、入力映像信号の水平解
像度が2/3NE (CLK)とし、水平同期信号に対す
る水平出力位置を1/6NE (CLK)とする。この場
合、デジタルI/F回路1Cが出力するパネルイネーブ
ル信号の開始位置を、1/6NE +1/2NE =4/6
NE (CLK)に設定し、パネルイネーブル信号の終了
位置を、1/6NE +1/2NE +2/3NE =8/6
NE (CLK)に設定しなければならない。これではパ
ネルイネーブル信号の終了位置が第1のカウンタ5Cの
計数範囲であるNE を越えてしまう。この場合、第1の
カウンタ5Cにおいて、ある周期のパネルイネーブル信
号の開始位置を4/6NE (CLK)とし、パネルイネ
ーブル信号の終了位置を次の周期のタイミングにおい
て、8/6NE −(NE +1)=1/3NE −1(CL
K)に再設定すれば、上記の問題を解決できる。こうす
ると、映像信号処理回路2Cでの遅延時間に係わらず、
液晶パネル3での画像が画面欠けの無い最適な表示位置
に出力されることになる。また映像信号の状態によら
ず、表示位置を自動調整することができ、様々な解像度
をもつ信号入力があった場合でも、入力解像度と異なる
解像度を有するドットマトリックスディスプレイパネル
に、画像を表示することができる。
【0054】(実施の形態4)次に本発明の実施の形態
4におけるディスプレイ装置及びその駆動方法について
説明する。図10は実施の形態4におけるディスプレイ
装置の主要部の構成を示すブロック図である。本実施の
形態では、実施の形態3のディスプレイ装置の構成要素
に加えて、判別部7を設けたことが特徴である。判別部
7と映像信号処理回路2D以外については図7に示すも
のと同一であるため、詳細な説明を省略する。
4におけるディスプレイ装置及びその駆動方法について
説明する。図10は実施の形態4におけるディスプレイ
装置の主要部の構成を示すブロック図である。本実施の
形態では、実施の形態3のディスプレイ装置の構成要素
に加えて、判別部7を設けたことが特徴である。判別部
7と映像信号処理回路2D以外については図7に示すも
のと同一であるため、詳細な説明を省略する。
【0055】デジタルI/F回路1Cは、信号源よりT
MDS伝送又はLVDS伝送された映像信号等をデコー
ドし、デジタル映像信号、水平同期信号、垂直同期信
号、パネルイネーブル信号、ドットクロックを出力する
回路である。極性判別回路4は極性の固定されたパネル
イネーブル信号を出力する回路である。第1のカウンタ
5Cは、パネルイネーブル信号と水平同期信号とを入力
し、水平同期信号の入力時点からパネルイネーブル信号
の開始エッジまでの期間C、及びパネルイネーブル信号
の1水平出力期間A、及び水平同期信号の繰り返し周期
Eを、夫々ドットクロック単位で計測するカウンタであ
る。第1のカウンタ5Cの出力は、画像の水平出力位置
情報、水平解像度情報、及び水平ドット数情報として映
像信号処理回路2Dに与えられる。
MDS伝送又はLVDS伝送された映像信号等をデコー
ドし、デジタル映像信号、水平同期信号、垂直同期信
号、パネルイネーブル信号、ドットクロックを出力する
回路である。極性判別回路4は極性の固定されたパネル
イネーブル信号を出力する回路である。第1のカウンタ
5Cは、パネルイネーブル信号と水平同期信号とを入力
し、水平同期信号の入力時点からパネルイネーブル信号
の開始エッジまでの期間C、及びパネルイネーブル信号
の1水平出力期間A、及び水平同期信号の繰り返し周期
Eを、夫々ドットクロック単位で計測するカウンタであ
る。第1のカウンタ5Cの出力は、画像の水平出力位置
情報、水平解像度情報、及び水平ドット数情報として映
像信号処理回路2Dに与えられる。
【0056】第2のカウンタ6Cは、パネルイネーブル
信号を1垂直期間分入力する共に、垂直同期信号を入力
し、垂直同期信号の入力時点と最初のパネルイネーブル
信号の先頭エッジとの期間D、パネルイネーブル信号の
1垂直出力期間B、及び垂直同期信号の繰り返し周期F
を、水平同期信号単位で計測するカウンタである。第2
のカウンタ6Cの出力は、画像の垂直出力位置情報、垂
直解像度情報、垂直ドット数情報として映像信号処理回
路2Dに与えられる。
信号を1垂直期間分入力する共に、垂直同期信号を入力
し、垂直同期信号の入力時点と最初のパネルイネーブル
信号の先頭エッジとの期間D、パネルイネーブル信号の
1垂直出力期間B、及び垂直同期信号の繰り返し周期F
を、水平同期信号単位で計測するカウンタである。第2
のカウンタ6Cの出力は、画像の垂直出力位置情報、垂
直解像度情報、垂直ドット数情報として映像信号処理回
路2Dに与えられる。
【0057】判別部7は複数回の第1のカウンタ5Cの
計数結果と第2のカウンタ6Cの計数結果とに基づい
て、水平同期信号及び垂直同期信号が正しく入力されて
いるか、即ち入力映像信号が正常に入力されているか否
かを判別するものである。映像信号処理回路2Dは、デ
ジタルI/F回路1Cより出力されるデジタル映像信号
を、第1のカウンタ5C及び第2のカウンタ6Cより得
られる出力位置情報、解像度情報、ドット数情報、及び
判別部7の判定結果に基づいて、液晶パネル3に対して
最適な信号処理を行う回路である。液晶パネル3は映像
信号処理回路2Dより出力される映像信号を表示するド
ットマトリックスディスプレイパネルである。
計数結果と第2のカウンタ6Cの計数結果とに基づい
て、水平同期信号及び垂直同期信号が正しく入力されて
いるか、即ち入力映像信号が正常に入力されているか否
かを判別するものである。映像信号処理回路2Dは、デ
ジタルI/F回路1Cより出力されるデジタル映像信号
を、第1のカウンタ5C及び第2のカウンタ6Cより得
られる出力位置情報、解像度情報、ドット数情報、及び
判別部7の判定結果に基づいて、液晶パネル3に対して
最適な信号処理を行う回路である。液晶パネル3は映像
信号処理回路2Dより出力される映像信号を表示するド
ットマトリックスディスプレイパネルである。
【0058】本実施の形態の動作説明として、判別部7
を中心に説明する。図5に示す期間C、図6に示す期間
D、図8に示す期間E、図9に示す期間Fにおいて夫々
得られたドットクロック数の情報は、映像の位置情報と
同期信号を基準として計数された値である。これらは入
力信号が同一(同一周期性)のものであれば、複数回の
入力に際しても常に一定値を保ち続ける。しかし、無信
号入力の場合や入力映像信号の規格が刻々変わる場合に
は、これらの情報が変化する。特に無信号の場合、TM
DSによる高周波伝送のため、伝送経路での外乱に影響
を受けると、誤った同期信号、パネルイネーブル信号、
ドットクロックが夫々発生してしまう。その際には正し
い出力位置情報と同期信号を受けることができない。
を中心に説明する。図5に示す期間C、図6に示す期間
D、図8に示す期間E、図9に示す期間Fにおいて夫々
得られたドットクロック数の情報は、映像の位置情報と
同期信号を基準として計数された値である。これらは入
力信号が同一(同一周期性)のものであれば、複数回の
入力に際しても常に一定値を保ち続ける。しかし、無信
号入力の場合や入力映像信号の規格が刻々変わる場合に
は、これらの情報が変化する。特に無信号の場合、TM
DSによる高周波伝送のため、伝送経路での外乱に影響
を受けると、誤った同期信号、パネルイネーブル信号、
ドットクロックが夫々発生してしまう。その際には正し
い出力位置情報と同期信号を受けることができない。
【0059】そこで、判別部7は複数回の映像の出力位
置情報と同期信号を取得し、常に一定で正しい映像信号
が入力されていることを判定した場合、映像信号処理部
2Dに前述した実施の形態の映像信号処理を行うための
指示を伝える。即ち不正規な信号が入力されていると
き、又は無信号には判別部7が映像信号処理部2Dに対
して電源のOFFや液晶パネル3のミュートなどの保護
機能を働かせる。この結果、画面欠けのない、最適な表
示位置に映像信号を出力するだけではなく、入力映像信
号が不正規ならば、液晶パネル3の劣化を未然に防止す
ることもできる。
置情報と同期信号を取得し、常に一定で正しい映像信号
が入力されていることを判定した場合、映像信号処理部
2Dに前述した実施の形態の映像信号処理を行うための
指示を伝える。即ち不正規な信号が入力されていると
き、又は無信号には判別部7が映像信号処理部2Dに対
して電源のOFFや液晶パネル3のミュートなどの保護
機能を働かせる。この結果、画面欠けのない、最適な表
示位置に映像信号を出力するだけではなく、入力映像信
号が不正規ならば、液晶パネル3の劣化を未然に防止す
ることもできる。
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】
【発明の効果】また、本願の請求項1又は2の発明によ
れば、TMDS伝送又はLVDS伝送で映像信号が入力
されるディスプレイ装置において、入力映像信号の解像
度情報と有効映像領域の位置情報とを複数回検出するこ
とにより、入力映像信号が正常に入力されているか否か
を判定することができる。特に無信号時(輝度値が0の
場合)には、液晶パネルをミュート状態にすることによ
り、液晶パネルの誤動作や劣化を未然に防止することが
できる。
れば、TMDS伝送又はLVDS伝送で映像信号が入力
されるディスプレイ装置において、入力映像信号の解像
度情報と有効映像領域の位置情報とを複数回検出するこ
とにより、入力映像信号が正常に入力されているか否か
を判定することができる。特に無信号時(輝度値が0の
場合)には、液晶パネルをミュート状態にすることによ
り、液晶パネルの誤動作や劣化を未然に防止することが
できる。
【図1】本発明の実施の形態1におけるディスプレイ装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1によるディスプレイ装置におい
て、第1のカウンタの動作を示すタイミング図である。
て、第1のカウンタの動作を示すタイミング図である。
【図3】実施の形態1によるディスプレイ装置におい
て、第2のカウンタの動作を示すタイミング図である。
て、第2のカウンタの動作を示すタイミング図である。
【図4】本発明の実施の形態2におけるディスプレイ装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図5】実施の形態2によるディスプレイ装置におい
て、第1のカウンタの動作を示すタイミング図である。
て、第1のカウンタの動作を示すタイミング図である。
【図6】実施の形態2によるディスプレイ装置におい
て、第2のカウンタの動作を示すタイミング図である。
て、第2のカウンタの動作を示すタイミング図である。
【図7】本発明の実施の形態3におけるディスプレイ装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図8】実施の形態3によるディスプレイ装置におい
て、第1のカウンタの動作を示すタイミング図である。
て、第1のカウンタの動作を示すタイミング図である。
【図9】実施の形態3によるディスプレイ装置におい
て、第2のカウンタの動作を示すタイミング図である。
て、第2のカウンタの動作を示すタイミング図である。
【図10】本発明の実施の形態4におけるディスプレイ
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図11】従来のディスプレイ装置の構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
1A,1B,1C デジタルI/F回路
2A,2B,2C,2D 映像信号処理回路
3 液晶パネル
4 極性判別回路
5A,5B,5C 第1のカウンタ
6A,6B,6C 第2のカウンタ
7 判別部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平10−247077(JP,A)
特開 平11−85091(JP,A)
特開 平10−171397(JP,A)
特開 平8−87244(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G09G 3/20 670
G09G 3/20 650
G09G 3/36
H04N 5/66
Claims (2)
- 【請求項1】 TMDS伝送又はLVDS伝送で映像信
号が入力されるディスプレイ装置において、 パネルイネーブル信号の開始エッジと終了エッジとの位
相差を検出することにより水平解像度情報を取得し、 パネルイネーブル信号の開始エッジと水平同期信号との
位相差を検出することにより水平出力位置報を取得し、 1垂直期間におけるパネルイネーブル信号の継続期間を
検出することにより垂直解像度情報を取得し、 パネルイネーブル信号の開始位置と垂直同期信号との位
相差を検出することにより垂直出力位置報を取得し、 前記水平及び垂直解像度情報と前記水平及び垂直出力位
置情報とを複数回に渡って取得し、 複数回で得られた各水平及び垂直解像度情報と各水平及
び垂直出力位置情報とに変化がないとき、入力映像信号
が正常に入力されていると判定し、 正常と判定された場合は映像信号処理を行い、ドットマ
トリックスディスプレイパネルに映像を出力するように
したことを特徴とするディスプレイ装置の駆動方法。 - 【請求項2】 パーソナルコンピュータを含む信号源よ
りTMDS伝送又はLVDS伝送された映像信号をデコ
ードし、デジタル映像信号、水平同期信号、垂直同期信
号、パネルイネーブル信号、ドットクロックを夫々出力
するデジタルI/F回路と、 前記デジタルI/F回路から出力されるパネルイネーブ
ル信号の極性を判別し、極性の固定化されたパネルイネ
ーブル信号を出力する極性判別回路と、 前記極性判別回路から出力されたパネルイネーブル信号
の開始エッジと前記水平同期信号との位相差を、前記デ
ジタルI/F回路から出力されるドットクロック単位で
計測し、計数結果を水平出力位置情報として出力すると
共に、前記極性判別回路から出力されたパネルイネーブ
ル信号の開始エッジと終了エッジとの位相差を、前記デ
ジタルI/F回路から出力されるドットクロック単位で
計測し、計数結果を水平解像度情報として出力する第1
のカウンタと、 1垂直期間に入力され前記極性判別回路から出力された
パネルイネーブル信号の開始位置と前記垂直同期信号と
の位相差を、前記デジタルI/F回路から出力される水
平同期信号単位で計測し、計数結果を垂直出力位置情報
として出力すると共に、1垂直期間に入力され、前記極
性判別回路から出力されたパネルイネーブル信号の継続
期間を、前記デジタルI/F回路から出力される水平同
期信号単位で計測し、計数結果を垂直解像度情報として
出力する第2のカウンタと、 複数回で得られた前記水平及び垂直解像度情報と前記水
平及び垂直出力位置情報とに変化がないとき、入力映像
信号が正常に入力されていると判定する判別部と、 前記判別部で入力映像信号が正常に入力されていると判
定されたとき、前記デジタルI/F回路より出力される
デジタル映像信号に対して、前記第1及び第2のカウン
タより得られる水平及び垂直出力位置情報と水平及び垂
直解像度情報とに基づいて映像信号処理を行い、ドット
マトリックスディスプレイパネルの所定位置に表示用映
像信号を与える映像信号処理回路と、を具備することを
特徴とするディスプレイ装置。
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---|---|---|---|
JP25991899A JP3442322B2 (ja) | 1999-09-14 | 1999-09-14 | ディスプレイ装置及びその駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25991899A JP3442322B2 (ja) | 1999-09-14 | 1999-09-14 | ディスプレイ装置及びその駆動方法 |
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---|---|
JP2001083927A JP2001083927A (ja) | 2001-03-30 |
JP3442322B2 true JP3442322B2 (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=17340749
Family Applications (1)
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JP25991899A Expired - Fee Related JP3442322B2 (ja) | 1999-09-14 | 1999-09-14 | ディスプレイ装置及びその駆動方法 |
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-
1999
- 1999-09-14 JP JP25991899A patent/JP3442322B2/ja not_active Expired - Fee Related
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