JP2001339308A - 離散的信号の符号化装置および復号化装置 - Google Patents

離散的信号の符号化装置および復号化装置

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JP2001339308A
JP2001339308A JP2000153862A JP2000153862A JP2001339308A JP 2001339308 A JP2001339308 A JP 2001339308A JP 2000153862 A JP2000153862 A JP 2000153862A JP 2000153862 A JP2000153862 A JP 2000153862A JP 2001339308 A JP2001339308 A JP 2001339308A
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Kazutaka Nogami
一孝 野上
Katsuki Hazama
克樹 挾間
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M5/00Conversion of the form of the representation of individual digits
    • H03M5/02Conversion to or from representation by pulses
    • H03M5/04Conversion to or from representation by pulses the pulses having two levels
    • H03M5/06Code representation, e.g. transition, for a given bit cell depending only on the information in that bit cell

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】離散的信号の符号化または復号化を高速かつ低
消費電力で実現することである。 【解決手段】ビット遷移検出回路101と、ビット遷移
検出回路の出力結果に対応するアナログ値変換するアナ
ログ変換回路102と、参照値を出力する参照回路10
3と、アナログ変換回路と参照回路の出力を比較する比
較回路104を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の産業上の利用分野は、離
散的信号の符号化装置および復号化装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶パネルの画素数増加・高精細
化や、スペース的な関係、消費電力の関係から、CRT
に代わるディスプレーとして液晶モニタの要求が多くな
っている。
【0003】ここで、パソコンと液晶ディスプレーを接
続し、画像の情報を通信する信号について、TMDS
(Transition Minimized Dif
ferential Signal)方式というものが
提案されている(USP5,825,824)。この方
式では、信号がアナログ信号ではなく、デジタル信号
で、画質の劣化が少ないという点が特長とされている。
【0004】画像の情報をデジタル信号でやりとりする
場合、複数の信号伝送路を用いるのが一般的であるが、
このとき、各伝送路の遅延が異なり、スキューが存在す
ることが問題となる。TMDS方式では、この問題を解
決するため、受信機でスキューを調整できるように、送
信機が画像情報を符号化し、受信機がそれを復号化する
手法を取っている。
【0005】一般的に、画像信号は、画素データが含ま
れているタイミングと、画素データは含まれておらず、
水平同期信号や垂直同期信号が含まれているタイミング
がある。TMDS方式では、10ビットを1ワードとし
て、1ワードの中で状態が遷移するビットの数が6以下
であれば前者、7以上であれば後者であるように符号化
し、復号化している。したがって、TMDS方式の符号
化と復号化には、1ワードに含まれるビットの遷移を数
えて、7未満か7以上かを判断する必要がある。従来の
技術では、この判断を遷移のビット数をデジタル式の加
算器で計算する方法が採られてきたが、回路規模が大き
くなり、消費電力が増え、チップの面積が大きくなるた
め製造コストも高くなっていた。
【0006】また、TMDS方式では、スキュー調整用
のデータとして、画素データが含まれないタイミング
に、0010101011または110101010
0、0010101010、1101010101のい
ずれかのデータをシリアル信号として送って、シリアル
・パラレル信号変換をした結果が、スキューが調整され
て正しい結果になっているか否かを判断する。例えば、
送信側の符号化装置が0010101011を送信して
いるとき、スキューが調整されているときは00101
01011とパラレル変換されるが、調整されていない
ときは本来のデータから0と1の位置がずれて、010
1010110などとなり、これらは、前述4種類のデ
ータのいずれとも異なり、調整されていないことが認識
できる。この判定についても、従来の技術では、すべて
デジタルの論理回路で行っていて、回路規模が大きくな
らざるを得なかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、TMDS方式の符号化と復号化の回路にお
いて、回路規模が大きくなり、消費電力が増え、チップ
の面積が大きくなるため製造コストも高くなることであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明において、課題を
解決するための手段は、1ワード内に存在するビット間
遷移の数をアナログ的な加算で処理することである。
【0009】
【作用】本発明により、TMDS方式の符号化と復号化
の回路において、回路規模が大きくなり、消費電力が増
え、チップの面積が大きくなるため製造コストも高くな
る問題を解決できた。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の第一の実施例を模式的に書
いた図である。
【0011】本実施例は、TMDS方式で符号化された
デジタル画像信号を復号化する半導体装置で、入力され
るデジタル画像信号の1ワードは10ビット長で、判定
対象のワード10ビット(a<SUB>n,0</SU
B>〜a<SUB>n,9</SUB>)のうち、前の
ビットと状態が遷移したビットが7個以上の時は偽を、
7個未満のときは真と判定して、復号化する。
【0012】本実施例には、ビット間遷移検出回路10
1と、ビット間遷移検出回路の出力結果に対応する電流
値にアナログ変換する回路102と、定電流源である参
照回路103と、電流値を比較する比較回路104が具
備されている。
【0013】ビット間遷移検出回路101では、判定対
象の一つ前のワードで最後のビット(a<SUB>n−
1,9</SUB>)と、判定対象のワードの10ビッ
ト(a<SUB>n,0</SUB>〜a<SUB>
n,0</SUB>)とが入力され、隣り合うビットを
比較し、状態が遷移しているかどうかを判定する。本実
施例の場合は、図2のように排他的論理和を演算するこ
とで判定を行っている。つまり、入力された11ビット
の隣り合うビット同士を比較し、状態が遷移していたら
Hを、遷移していなかったらLを出力する。そして、判
定を行った結果は、xor<SUB>0</SUB>〜
xor<SUB>9</SUB>として、アナログ変換
回路102に出力される。
【0014】アナログ変換回路102は、ビット間遷移
検出回路101の判定結果xor<SUB>0</SU
B>〜xor<SUB>9</SUB>の10個の入力
を受けると、10個の入力のうちHである入力の数に対
応するアナログ値を出力する。本実施例では、図3に示
すような回路になっている。すなわち、本実施例におい
ては、ビット間遷移検出回路101の判定結果xor<
SUB>0</SUB>〜xor<SUB>9</SU
B>は、Hの入力の数に対応する数のp型MOSトラン
ジスタ301がオフとなり、Lの入力の数に対応するp
型MOSトランジスタ301がオンになる。したがっ
て、隣り合うビットで遷移したビットの数が少ないほど
多くの電流が出力され、隣り合うビットで遷移したビッ
ト数が多いほど少ない電流が出力される。参照回路10
3は、本実施例の場合、図4に示すように、MOSトラ
ンジスタ401で形成されている。本実施例の場合、ア
ナログ変換回路102の各MOS型トランジスタの長さ
が0.35μm、幅が2μmであり、定電流源103の
MOS型トランジスタ401の長さが0.35μm、幅
7μmとなっていて、参照回路103のMOS型トラン
ジスタ401が流す電流は、アナログ変換回路102の
各MOSトランジスタがオンになった時に流す電流の約
3.5倍でほぼ一定になっている。すなわち、アナログ
変換回路102のMOS型トランジスタのうち3個がオ
ンになった時にアナログ変換回路102が出力する電流
よりも多く、4個がオンになった時にアナログ変換回路
102が出力する電流よりも少ない電流を出力するよう
になっている。結果として、参照回路103が出力する
定電流は、隣り合うビットで遷移したビットの数が6個
の時にアナログ変換回路102が出力する電流より少な
く、隣り合うビットで遷移したビットの数が7個の時に
出力する電流より多くなる。
【0015】図5は、本実施例の比較回路104の回路
図である。アナログ変換回路102から供給される電流
I<SUB>1</SUB>と参照回路103から供給
される定電流I<SUB>2</SUB>を比較して、
I<SUB>1</SUB>の方が大きいと端子503
の電位が高くなり、I<SUB>1</SUB>の方が
小さいと端子503の電位が低くなる。したがって、隣
り合うビットで遷移したビットの数が7以上だと端子5
03の電位が高くなり、7未満だと低くなる。インバー
タ504は、I<SUB>1</SUB>とI<SUB
>2</SUB>の大小関係の逆転で端子503が変化
する電位で出力が反転するように調整されている。よっ
て、比較回路104の出力は、隣り合うビットで遷移し
たビットの数が7以上だとLに、7未満だとHとなる。
【0016】以上により、本実施例において、判定対象
となるワードの各ビットについて、そのビットから状態
が遷移したビットが7個以上だとLが、7未満だとHが
出力されることは明白である。よって、本実施例によ
り、目的とした復号化が実現できた。ここで、ビットの
遷移した数をデジタル的に加算すると、多くの加算器な
どが必要で、多くのトランジスタと消費電力、遅延が生
じていたところが、アナログ的な加算を行うことのよ
り、トランジスタ数を削減できて、低消費電力で高速な
回路を実現できた。
【0017】本実施例において、1ワードのワード長を
10としたが、ワード長は任意であるし、遷移したビッ
トが7以上の場合と7未満の場合で出力を変化させた
が、遷移するビット数も任意である。各ビットの比較対
象を、一つ前のビットとの比較を行う実施例を示した
が、一つ後のビットとの比較を行うことも可能であるこ
とは言うまでもない。さらに、本実施例の各ビットは0
または1の二値であるが、例えば0、1、2、3という
ような4値であってもよく、二値に限られるものではな
い。
【0018】本実施例のビット遷移検出器101では、
デジタル的に排他的論理和で判定しているが、隣り合う
ビットを比較する手段であれば、例えばアナログ的なコ
ンパレータを使っても良い。
【0019】また、ビット遷移検出器101に排他的論
理和の負論理xnorを用いてもよい。この場合を第2
の実施例として、以下に述べる。
【0020】本実施例においては、後段のアナログ変換
回路102を第一実施例と同様の回路にした場合、隣り
合うビットで遷移したビットの数が多いほど多くの電流
が出力され、隣り合うビットで遷移したビット数が少な
いほど少ない電流が出力されるから、参照回路103が
供給する定電流は、隣り合うビットで遷移したビットの
数が6個の時にアナログ変換回路102が出力する電流
より多く、隣り合うビットで遷移したビットの数が7個
の時に出力する電流より少なくすればよい。そして、比
較器104は、アナログ変換回路102から供給される
電流I<SUB>1</SUB>と参照回路103から
供給される定電流I<SUB>2</SUB>を比較し
て、I<SUB>1</SUB>の方が小さいとHが、
I<SUB>1</SUB>の方が大きいとLが出力さ
れる。したがって、全体では、第一の実施例と同様の動
作を行う。
【0021】本実施例の場合、参照回路103に流れる
電流が第一の実施例に比べて大きいため、消費電力が大
きくなる欠点があるが、比較回路104の安定性が高く
なり、動作が速くなるという利点がある。
【0022】次に、本発明の第三の実施例として、TM
DS方式でスキュー調整用のデータとして、画素データ
が含まれないタイミングに、0010101011また
は1101010100、0010101010、11
01010101のいずれかのシリアルデータa<SU
B>n,0</SUB>〜a<SUB>n,9</SU
B>を受信し、シリアル・パラレル信号変換をした結果
が、スキューが調整されて正しい結果になっているか否
かを判断する回路について述べる。
【0023】スキュー調整ができているとき、パラレル
変換されたデータa<SUB>n,0</SUB>〜a
<SUB>n,9</SUB>について、前のビットか
ら遷移するビットは、a<SUB>n,2</SUB
>、a<SUB>n,3</SUB>、a<SUB>
n,4</SUB>、a<SUB>n,5</SUB
>、a<SUB>n,6</SUB>、a<SUB>
n,7</SUB>、a<SUB>n、8</SUB>
の6個で、a<SUB>n、1</SUB>は遷移しな
い。これに対して、スキュー調整ができず、正しくパラ
レル変換できていないときは、a<SUB>n,2</
SUB>、a<SUB>n,3</SUB>、a<SU
B>n、4</SUB>、a<SUB>n,5</SU
B>、a<SUB>n,6</SUB>、a<SUB>
n、7</SUB>、a<SUB>n、8</SUB>
で遷移しないか、a<SUB>n,1</SUB>が遷
移することになる。したがって、a<SUB>n,1<
/SUB>、a<SUB>n、2</SUB>、a<S
UB>n、3</SUB>、a<SUB>n、4</S
UB>、a<SUB>n、5</SUB>、a<SUB
>n、6</SUB>、a<SUB>n、7</SUB
>、a<SUB>n、8</SUB>とその一つ前のビ
ットとの遷移を調べれば、スキュー調整ができているこ
とがわかる。
【0024】図6は、本実施例の回路図を示すものであ
る。a<SUB>n、1</SUB>、a<SUB>
n、2</SUB>、a<SUB>n、3</SUB
>、a<SUB>n、4</SUB>、a<SUB>
n、5</SUB>、a<SUB>n、6</SUB
>、a<SUB>n、7</SUB>、a<SUB>
n、8</SUB>の7ビットについて、一つ前のビッ
トとの排他的論理和を計算する遷移検出回路601と、
この出力結果に対応する電流を出力するアナログ変換回
路602と、定電流を出力する参照回路603と、電流
を比較する比較回路604からなる。
【0025】ここで、遷移検出回路601において、a
<SUB>n,1</SUB>とその一つ前のビットと
の遷移の検出結果についてのみ、遷移をしていない時に
Hを出力する論理としている。つまり、a<SUB>
n,2</SUB>、a<SUB>n,3</SUB
>、a<SUB>n,4</SUB>、a<SUB>
n,5</SUB>、a<SUB>n,6</SUB
>、a<SUB>n,7</SUB>、a<SUB>
n,8</SUB>の6個すべてが前のビットから遷移
して、a<SUB>n,1</SUB>が遷移しない場
合に、遷移検出回路601の7個の出力すべてがHにな
る。<BR>次に、参照回路703から出力される定電
流は、アナログ変換回路602に入力された7個のデー
タのうち6個がHのときの電流よりも少なく、全てがH
のときの電流よりも多くなっており、この回路の出力
は、スキュー調整ができているときにのみHを出力す
る。
【0026】以上により、TMDS方式で送信されたシ
リアル信号のスキューが調整され、正しくパラレル変換
できているか、否かを判断できる。本発明により、従来
は、7個のデータのすべて論理積を計算しなくてはなら
ず、多くのトランジスタと消費電力、遅延が生じていた
ところが、トランジスタ数を削減できて、低消費電力で
高速な回路を実現できた。
【0027】本実施例では、スキュー調整が正しくでき
ていることを確認する回路についてのみ説明したが、T
MDS方式で送信されたシリアル信号を受信し、復号化
する半導体装置において、第一の実施例で述べた回路と
ともに集積することが可能であることは明らかであり、
また、ビット間遷移検出回路を両者で強要できることも
自明である。
【0028】ところで、本実施例のアナログ変換回路に
用いたトランジスタはMOS型トランジスタであるが、
入力電圧に応じて出力電流が変化する素子であれば、M
OS型トランジスタに限られるものではない。また、電
流の大小でアナログ値を表現したが、電流に限られるも
のではなく、例えば電圧であっても良い。この場合、参
照回路は定電圧源にすればよく、比較回路は電圧を比較
する回路にすればよい。電圧でアナログ値を表現する場
合、アナログ変換回路に用いるスイッチング素子とし
て、バイポーラトランジスタを用いてもよい。
【0029】さらに、参照回路のMOS型トランジスタ
は、一個である必要はなく、複数のMOS型トランジス
タが流す電流の合計で、所望の定電流を発生させても良
い。また、この定電流源はMOS型トランジスタを使用
する必然性はなく、例えば、抵抗器などで形成しても良
い。
【0030】また、本実施例の比較器の出力はシングル
エンドの電圧で出力しているが、この方法に限られるこ
となく、差動信号として出力しても良いし、電流値で出
力しても良い。
【0031】本発明では、TMDS方式の復号化で必要
な1ワードに含まれるビットの遷移を数えるのに、遷移
のビット数をデジタル式の加算器で計算する方法が採ら
ず、アナログ的な加算を行っているため、回路規模が小
さくなり、消費電力を抑えられ、チップの面積が小さく
なり、製造コストも小さくなった。
【0032】本実施例においては、TMDS方式のデジ
タル画像信号の復号化に用いる半導体装置について述べ
たが、TMDS方式のデジタル画像信号の符号化に用い
る半導体装置のみならず、状態が遷移したビットを数え
る必要のある符号化装置や復号化装置に応用できること
は、言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】本発明により、TMDS方式の符号化と
復号化の回路において、回路規模が大きくなり、消費電
力が増え、チップの面積が大きくなるため製造コストも
高くなる問題を解決できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を模式的に描いた回路図
である。
【図2】本発明の第一の実施例のビット間遷移検出回路
を模式的に描いた回路図である。
【図3】本発明の第一の実施例のアナログ変換回路を模
式的に描いた回路図である。
【図4】本発明の第一の実施例の参照回路を模式的に描
いた回路図である。
【図5】本発明の第一の実施例の比較回路を模式的に描
いた回路図である。
【図6】本発明の第三の実施例をも模式的に描いた回路
図である。
【符号の説明】
101 ビット間遷移検出回路 102 アナログ変換回路 103 参照回路 104 比較回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月26日(2000.7.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】本実施例は、TMDS方式で符号化された
デジタル画像信号を復号化する半導体装置で、入力され
るデジタル画像信号の1ワードは10ビット長で、判定
対象のワード10ビット(an,0〜an,9)のう
ち、前のビットと状態が遷移したビットが7個以上の時
は偽を、7個未満のときは真と判定して、復号化する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】ビット間遷移検出回路101では、判定対
象の一つ前のワードで最後のビット(an−1,9
と、判定対象のワードの10ビット(an,0〜a
n,0)とが入力され、隣り合うビットを比較し、状態
が遷移しているかどうかを判定する。本実施例の場合
は、図2のように排他的論理和を演算することで判定を
行っている。つまり、入力された11ビットの隣り合う
ビット同士を比較し、状態が遷移していたらHを、遷移
していなかったらLを出力する。そして、判定を行った
結果は、xor〜xorとして、アナログ変換回路
102に出力される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】アナログ変換回路102は、ビット間遷移
検出回路101の判定結果xor〜xorの10個
の入力を受けると、10個の入力のうちHである入力の
数に対応するアナログ値を出力する。本実施例では、図
3に示すような回路になっている。すなわち、本実施例
においては、ビット間遷移検出回路101の判定結果x
or〜xorは、Hの入力の数に対応する数のp型
MOSトランジスタ301がオフとなり、Lの入力の数
に対応するp型MOSトランジスタ301がオンにな
る。したがって、隣り合うビットで遷移したビットの数
が少ないほど多くの電流が出力され、隣り合うビットで
遷移したビット数が多いほど少ない電流が出力される。
参照回路103は、本実施例の場合、図4に示すよう
に、MOSトランジスタ401で形成されている。本実
施例の場合、アナログ変換回路102の各MOS型トラ
ンジスタの長さが0.35μm、幅が2μmであり、定
電流源103のMOS型トランジスタ401の長さが
0.35μm、幅7μmとなっていて、参照回路103
のMOS型トランジスタ401が流す電流は、アナログ
変換回路102の各MOSトランジスタがオンになった
時に流す電流の約3.5倍でほぼ一定になっている。す
なわち、アナログ変換回路102のMOS型トランジス
タのうち3個がオンになった時にアナログ変換回路10
2が出力する電流よりも多く、4個がオンになった時に
アナログ変換回路102が出力する電流よりも少ない電
流を出力するようになっている。結果として、参照回路
103が出力する定電流は、隣り合うビットで遷移した
ビットの数が6個の時にアナログ変換回路102が出力
する電流より少なく、隣り合うビットで遷移したビット
の数が7個の時に出力する電流より多くなる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図5は、本実施例の比較回路104の回路
図である。アナログ変換回路102から供給される電流
と参照回路103から供給される定電流Iを比較
して、Iの方が大きいと端子503の電位が高くな
り、Iの方が小さいと端子503の電位が低くなる。
したがって、隣り合うビットで遷移したビットの数が7
以上だと端子503の電位が高くなり、7未満だと低く
なる。インバータ504は、IとIの大小関係の逆
転で端子503が変化する電位で出力が反転するように
調整されている。よって、比較回路104の出力は、隣
り合うビットで遷移したビットの数が7以上だとLに、
7未満だとHとなる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】本実施例においては、後段のアナログ変換
回路102を第一実施例と同様の回路にした場合、隣り
合うビットで遷移したビットの数が多いほど多くの電流
が出力され、隣り合うビットで遷移したビット数が少な
いほど少ない電流が出力されるから、参照回路103が
供給する定電流は、隣り合うビットで遷移したビットの
数が6個の時にアナログ変換回路102が出力する電流
より多く、隣り合うビットで遷移したビットの数が7個
の時に出力する電流より少なくすればよい。そして、比
較器104は、アナログ変換回路102から供給される
電流Iと参照回路103から供給される定電流I
比較して、Iの方が小さいとHが、I の方が大きい
とLが出力される。したがって、全体では、第一の実施
例と同様の動作を行う。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】次に、本発明の第三の実施例として、TM
DS方式でスキュー調整用のデータとして、画素データ
が含まれないタイミングに、0010101011また
は1101010100、0010101010、11
01010101のいずれかのシリアルデータan,0
〜an,9を受信し、シリアル・パラレル信号変換をし
た結果が、スキューが調整されて正しい結果になってい
るか否かを判断する回路について述べる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】スキュー調整ができているとき、パラレル
変換されたデータan,0〜an, について、前のビ
ットから遷移するビットは、an,2、an,3、a
n,4、an,5、an,6、an,7、an,8の6
個で、an,1は遷移しない。これに対して、スキュー
調整ができず、正しくパラレル変換できていないとき
は、an,2、an,3、an,4、an,5、a
n,6、an,7、an,8で遷移しないか、an,1
が遷移することになる。したがって、an,1、an,
、an,3、an,4、an,5、an,6、a
n,7、an,8とその一つ前のビットとの遷移を調べ
れば、スキュー調整ができていることがわかる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】図6は、本実施例の回路図を示すものであ
る。an,1、an,2、an,3、an,4、a
n,5、an,6、an,7、an,8の7ビットにつ
いて、一つ前のビットとの排他的論理和を計算する遷移
検出回路601と、この出力結果に対応する電流を出力
するアナログ変換回路602と、定電流を出力する参照
回路603と、電流を比較する比較回路604からな
る。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】ここで、遷移検出回路601において、a
n,1とその一つ前のビットとの遷移の検出結果につい
てのみ、遷移をしていない時にHを出力する論理として
いる。つまり、an,2、an,3、an,4、a
n,5、an,6、an,7、a n,8の6個すべてが
前のビットから遷移して、an,1が遷移しない場合
に、遷移検出回路601の7個の出力すべてがHにな
る。次に、参照回路703から出力される定電流は、ア
ナログ変換回路602に入力された7個のデータのうち
6個がHのときの電流よりも少なく、全てがHのときの
電流よりも多くなっており、この回路の出力は、スキュ
ー調整ができているときにのみHを出力する。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】離散的信号に符号化する装置であって、 前記離散的信号は、少なくとも2個のビットで構成され
    るワードで構成されていて、前記ビットは少なくとも2
    個の状態に遷移するもので、 前記装置は、前記ビットの遷移を検出する第一の回路
    と、前記第一の回路の出力をアナログ変換する第二の回
    路と、参照値を出力する第三の回路と、前記第二の回路
    の出力と前記第三の回路の出力を比較する第四の回路を
    具備している。
  2. 【請求項2】離散的信号を復号化する装置であって、 前記離散的信号は、少なくとも2個のビットで構成され
    るワードで構成されていて、前記ビットは少なくとも2
    個の状態に遷移するもので、 前記装置は、前記ビットの遷移を検出する第一の回路
    と、前記第一の回路の出力をアナログ変換する第二の回
    路と、参照値を出力する第三の回路と、前記第二の回路
    の出力と前記第三の回路の出力を比較する第四の回路を
    具備している。
  3. 【請求項3】前記第二の回路は前記第一の回路が出力し
    た真の個数の増加に単調に変化する電流を出力する回路
    であって、前記第三回路は前記第二の回路が出力する最
    大の電流と最小の電流の中間の電流を出力する回路であ
    ることを特徴とする請求項1および請求項2の装置。
  4. 【請求項4】前記第二の回路は、前記第一の回路が出力
    した真の個数の増加に単調に変化する電圧を出力する回
    路であって、前記第三回路は、前記第二の回路が出力す
    る最大の電圧と最小の電圧の中間の電圧を出力する回路
    であることを特徴とする請求項1および請求項2の装
    置。
  5. 【請求項5】前記ビットは2個の状態に遷移するもの
    で、前記第一の回路は隣り合うビットの排他的論理和を
    演算することを特徴とする請求項1乃至4の装置。
  6. 【請求項6】前記ビットは2個の状態に遷移するもの
    で、前記第一の回路は隣り合うビットの排他的論理和の
    負論理を演算することを特徴とする請求項1乃至4の装
    置。
  7. 【請求項7】前記離散的信号は、映像信号でかつシリア
    ル信号であることを特徴とする請求項1乃至6の装置。
  8. 【請求項8】前記ワードは10個の前記ビットで構成さ
    れることを特徴とする請求項1乃至7の装置。
  9. 【請求項9】前記第四の回路の出力は、映像信号のブラ
    ンク期間を検出した信号であることを特徴とする請求項
    7乃至8の装置。
  10. 【請求項10】前記第四の回路の出力は、前記シリアル
    信号の同期状態を検出した信号であることを特徴とする
    請求項7乃至8の装置。
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