JP3279041B2 - アニメーション作成装置 - Google Patents

アニメーション作成装置

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JP3279041B2
JP3279041B2 JP03128494A JP3128494A JP3279041B2 JP 3279041 B2 JP3279041 B2 JP 3279041B2 JP 03128494 A JP03128494 A JP 03128494A JP 3128494 A JP3128494 A JP 3128494A JP 3279041 B2 JP3279041 B2 JP 3279041B2
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、教育ソフト及び娯楽ソ
フト等に使用される複雑な対話性、高いシミュレーショ
ン性を持つアニメーションを作成するアニメーション作
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアニメーション作成装置では、ア
ニメーションを作成する単位としてただ一つの絶対的時
間軸でスライスした電子的フィルムおよびフィルムの集
合を用い、情報をそのフィルムに張りつけることによっ
てアニメーションを作成する。アニメーションを提示す
る時は、前記時間軸において表示時間および遅延時間を
制御する。対話性の記述は前記時間軸上の単純ブランチ
および条件ブランチとなる場合が多い。
【0003】従来のアニメーション作成装置は、例えば
図7に示すような構成をしている。図7において、1は
アニメーション作成装置、2はアニメーション作成に必
要な各種パラメータを入力する入力手段、3はアニメー
ションのデータを表示する表示手段、4はキャストの位
置、大きさなどの可視属性を設定する可視属性作成手
段、8は作成されたアニメーションやアニメーション作
成に必要なデータを格納する格納手段、18はアニメー
ションに必要な対話処理を作成する対話処理作成手段、
19は対話処理作成手段と可視属性作成手段の2つによ
り作成されたアニメーションのデータを統合するアニメ
ーション統合手段であって、以下の動作によりアニメー
ションの作成を行なっている。
【0004】以上のように構成された従来例の動作につ
いて説明すると、まず、入力手段2により各コマでの各
キャストの位置、大きさ等の可視属性値あるいはキーフ
レームでの各キャストの位置、大きさ等の可視属性値を
入力する。可視属性作成手段4は入力手段2からの入力
を受けて各コマでのキャストの可視属性を設定し、デー
タをアニメーション統合手段19に渡す。また入力手段
2によりアニメーションの対話処理を記述する文字列を
対話処理作成手段18に入力する。対話処理入力手段1
8は入力されたデータより対話処理を作成し、アニメー
ション統合手段19に渡す。
【0005】アニメーション統合手段19は対話処理作
成手段18及び可視属性作成手段4から渡されたデータ
を統合し、各コマでの画像を記述するデータを作成して
格納手段8に格納する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな従来の構成では、アニメーションは基本的に電子的
フィルムでの各コマ単位で作成、実行されるため、予め
ストーリーが決まっており、それほど複雑な対話性を要
求しない従来のフィルムアニメーションの領域からあま
り逸脱しないアニメーションの作成には簡単かつ有効で
あるが、電子的フィルムに張り付けられるキャスト単位
での制御、各キャスト間の相互作用の自由な記述がなさ
れていないため、アニメーション実行中にユーザの指示
あるいは他のキャストとの相互作用により次の単位時間
に各キャストがどう行動するかが複雑に変化するアニメ
ーション、つまり複雑な対話性、高いシミュレーション
性を持つアニメーションを作成することは非常に困難で
ある。
【0007】本発明はかかる点に鑑み、従来のアニメー
ション作成装置のようにアニメーションを絶対的時間軸
でスライスした電子的フィルムを単位として構成するの
ではなく、情報のデータ部とこれを処理する手続き部の
組で構成されるオブジェクトを単位として構成し、どの
アニメーションでも共通に使用される位置、大きさ等の
可視属性を処理するための可視属性オブジェクトとアニ
メーションにより異なりアニメーション作成者によって
作成されるユーザ定義属性を制御するためのユーザ定義
属性オブジェクトの組によって、キャストの性質を記述
し、さらにキャストの基本的な動きとキャストの属性パ
ラメータとキャストの振舞い方を記述するメッセージと
を別々に作成し、クラス継承関係作成手段によって以前
作成されたユーザ定義属性を再利用することによりユー
ザ定義属性オブジェクトを作成し、複数キャスト同士の
振舞い方の関係がシーケンシャルであるか、パラレルで
あるか、遅延関係であるか、あるいは衝突関係であるか
を定義することによってアニメーションのシナリオを作
成し、アニメーションを記述するプログラムを自動生成
する機能を有することで従来のアニメーション作成装置
では非常に困難であった複雑な対話性、高いシミュレー
ション性を持つアニメーションを容易に作成することが
できるアニメーション作成装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、アニメー
ションを構成する要素であるキャストの位置、大きさな
どの可視属性を定義する可視属性作成手段と、作成する
アニメーションに依存するキャストの性質の雛型を作成
するユーザ定義属性テンプレート作成手段と、前記可視
属性作成手段と前記ユーザ定義属性作成手段により作成
された属性を統合し、情報のデータ部とこれを処理する
手続き部の組で構成されるオブジェクトとして前記キャ
ストを作成するオブジェクトインスタンス作成手段と、
アニメーションのシナリオを作成するアニメーションシ
ナリオ作成手段と、前記オブジェクトインスタンス作成
手段と前記アニメーションシナリオ作成手段からデータ
を受けとり、アニメーションを記述するプログラムを作
成するスクリプト変換手段と、アニメーションを記述す
るプログラムとデータを格納する格納手段と、アニメー
ション作成に必要なパラメータを入力する入力手段と、
作成したアニメーションのデータを表示する表示手段と
から構成され、前記可視属性作成手段と前記ユーザ定義
属性テンプレート作成手段は前記キャストの性質の雛型
を作成し、前記オブジェクトインスタンス作成手段はそ
れを統合して前記キャストを作成し、前記アニメーショ
ンシナリオ作成手段はアニメーションのシナリオを作成
し、前記スクリプト変換手段は前記オブジェクトインス
タンス作成手段によって作成された前記キャストと前記
アニメーションシナリオ作成手段によって作成されたア
ニメーションのシナリオを統合してアニメーションを記
述するプログラムを自動生成する構成である。
【0009】第2の発明は、第1の発明に加えて、前記
キャストの基本的な動きを作成する動き作成手段とキャ
ストのユーザ定義属性のパラメータを作成する属性パラ
メータ作成手段と前記キャストの振舞い方を記述するメ
ッセージを作成するメッセージ作成手段とを有し、前記
動き作成手段と前記属性パラメータ作成手段と前記メッ
セージ作成手段によってキャストのユーザ定義属性のテ
ンプレートを作成する構成である。
【0010】第3の発明は第2の発明に加えて、前記キ
ャストのユーザ定義属性テンプレートのクラス継承関係
を作成するクラス継承関係作成手段を有し、クラス継承
関係作成手段によって継承された以前に作成したユーザ
定義属性を再利用して新しいユーザ定義属性を作成する
構成である。
【0011】第4の発明は第1の発明に加えて、複数キ
ャストが連続的に1つづつアニメーションする関係を記
述するシーケンシャル同期リンク作成手段と、複数キャ
ストが同時にアニメーションする関係を記述するパラレ
ル同期リンク作成手段と、アニメーションの遅延及び一
定時間毎の繰り返し処理を記述するタイマー作成手段
と、前記キャスト間の衝突時の処理を記述する衝突処理
作成手段とを有し、前記シーケンシャル同期リンク作成
手段と前記パラレル同期リンク作成手段と前記タイマー
作成手段と前記衝突関係作成手段によって、アニメーシ
ョンのシナリオを作成する構成である。
【0012】第5の発明は第2の発明に加えて、複数キ
ャストが連続的に1つづつアニメーションする関係を記
述するシーケンシャル同期リンク作成手段と、複数キャ
ストが同時にアニメーションする関係を記述するパラレ
ル同期リンク作成手段と、アニメーションの遅延及び一
定時間毎の繰り返し処理を記述するタイマー作成手段
と、前記キャスト間の衝突時の処理を記述する衝突処理
作成手段とを有し、前記シーケンシャル同期リンク作成
手段と前記パラレル同期リンク作成手段と前記タイマー
作成手段と前記衝突関係作成手段によって、アニメーシ
ョンのシナリオを作成する構成である。
【0013】第6の発明は第3の発明に加えて、複数キ
ャストが連続的に1つづつアニメーションする関係を記
述するシーケンシャル同期リンク作成手段と、複数キャ
ストが同時にアニメーションする関係を記述するパラレ
ル同期リンク作成手段と、アニメーションの遅延及び一
定時間毎の繰り返し処理を記述するタイマー作成手段
と、前記キャスト間の衝突時の処理を記述する衝突処理
作成手段とを有し、前記シーケンシャル同期リンク作成
手段と前記パラレル同期リンク作成手段と前記タイマー
作成手段と前記衝突関係作成手段によって、アニメーシ
ョンのシナリオを作成する構成である。
【0014】
【作用】前記した構成により、第1の発明は、入力手段
からパラメータを入力することにより前記可視属性作成
手段と前記ユーザ定義属性テンプレート作成手段は前記
キャストの性質の雛型を作成し、前記オブジェクトイン
スタンス作成手段はそれを統合して前記キャストを作成
し、入力手段からパラメータを入力することにより前記
アニメーションシナリオ作成手段はアニメーションのシ
ナリオを作成し、前記スクリプト変換手段は前記オブジ
ェクトインスタンス作成手段によって作成された前記キ
ャストと前記アニメーションシナリオ作成手段によって
作成されたアニメーションのシナリオを統合してアニメ
ーションを記述するプログラムを自動生成する。このた
め、電子的フィルムを基本にしてアニメーションを作成
する従来のアニメーション作成装置では非常に困難であ
った、複雑な対話性と高いシミュレーション性を持つア
ニメーションを比較的容易に作成することができる。
【0015】第2の発明は、入力手段からパラメータを
入力することにより、前記動き作成手段と前記属性パラ
メータ作成手段と前記メッセージ作成手段によってキャ
ストのユーザ定義属性のテンプレートを作成することに
よってアニメーションを作成する。このため、キャスト
の複雑な動きを簡単に作成することができる。
【0016】第3の発明は、クラス継承関係作成手段に
よって、以前に作成したユーザ定義属性のテンプレート
の属性も参照できる新しいユーザ定義属性のテンプレー
トを作成することによってアニメーションを作成する。
このため以前に作成したアニメーションを有効かつ容易
に再利用することができ、アニメーション作成の効率を
あげることが出来る。
【0017】第4の発明は、入力手段からパラメータを
入力し、複数キャスト間のシーケンシャル同期、パラレ
ル同期、遅延、衝突関係を前記シーケンシャル同期リン
ク作成手段と前記パラレル同期リンク作成手段と前記タ
イマー作成手段と前記衝突関係作成手段によって記述す
ることによりアニメーションのシナリオを作成する。こ
のためキャスト間の複雑な関係を簡単に作成でき、複雑
な対話性と高いシミュレーション性を持つアニメーショ
ンを容易に作成することができる。
【0018】第5の発明は、入力手段からパラメータを
入力し、複数キャスト間のシーケンシャル同期、パラレ
ル同期、遅延、衝突関係を前記シーケンシャル同期リン
ク作成手段と前記パラレル同期リンク作成手段と前記タ
イマー作成手段と前記衝突関係作成手段によって記述す
ることによりアニメーションのシナリオを作成する。こ
のためキャスト間の複雑な関係を簡単に作成でき、複雑
な対話性と高いシミュレーション性を持つアニメーショ
ンを容易に作成することができる。
【0019】第6の発明は、入力手段からパラメータを
入力し、複数キャスト間のシーケンシャル同期、パラレ
ル同期、遅延、衝突関係を前記シーケンシャル同期リン
ク作成手段と前記パラレル同期リンク作成手段と前記タ
イマー作成手段と前記衝突関係作成手段によって記述す
ることによりアニメーションのシナリオを作成する。こ
のためキャスト間の複雑な関係を簡単に作成でき、複雑
な対話性と高いシミュレーション性を持つアニメーショ
ンを容易に作成することができる。
【0020】
【実施例】以下本発明のアニメーション作成装置の第1
の実施例を図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の第1の実施例におけるアニメーション作成装置のブロ
ック図である。
【0021】図1において、100はアニメーション作
成装置、2はアニメーションの作成に必要なパラメータ
を入力する入力手段、3はアニメーションのデータの表
示を行なう表示手段、4はキャストの可視属性の作成を
行なう可視属性作成手段、5はキャストのユーザ定義属
性のテンプレートを作成するユーザ定義属性テンプレー
ト作成手段、6は可視属性作成手段4とユーザ定義属性
テンプレート作成手段5により作成された可視属性とユ
ーザ定義属性を統合しキャストを作成するオブジェクト
インスタンス作成手段、7はオブジェクトインスタンス
作成手段6とアニメーションシナリオ作成手段9により
作成されたキャストとアニメーションシナリオを統合し
てアニメーションを記述するプログラムを自動生成する
スクリプト変換手段、8は可視属性作成手段4、ユーザ
定義属性テンプレート作成手段5、オブジェクトインス
タンス作成手段6、スクリプト変換手段7、アニメーシ
ョンシナリオ作成手段9により作成されたデータとプロ
グラムを格納する格納手段、9はアニメーションのシナ
リオを作成するアニメーションシナリオ作成手段であっ
て、アニメーション作成装置100は、以下の動作でア
ニメーションの作成を行なっている。
【0022】まず、ユーザはキャストの可視属性を設定
するため、入力手段2から可視属性作成手段4に起動信
号を送る。可視属性作成手段4は入力手段2からの信号
を受けて、1つ或は複数のイメージで構成されているか
長方形で構成されているかといったシステムで予め定義
されている可視属性の種類のリストを表示手段3に表示
する。ユーザは入力手段2により表示されたリスト中か
ら可視属性の種類を選択する。
【0023】ユーザ定義属性テンプレートの作成を行う
ために、ユーザは入力手段2によりユーザ定義属性テン
プレート作成手段5に起動信号を送る。ユーザ定義属性
テンプレート作成手段5は入力手段2からの信号を受け
て、表示手段3にユーザ定義属性テンプレート作成の為
の作業領域を表示する。ユーザは入力手段2によりキャ
ストの振る舞い方、例えばキャスト「魚」がどういうふ
うに泳ぐか、またどういうふうに餌を食べるかなどを入
力する。
【0024】次に前記の処理で作成した可視属性とユー
ザ定義属性からキャストを作成するために、ユーザは入
力手段2によりオブジェクトインスタンス作成手段6に
起動信号を送る。オブジェクトインスタンス作成手段6
は入力手段2からの信号を受けてキャスト作成のための
データ入力を促すダイアログボックスを表示手段3に表
示する。ユーザは入力手段2により必要なパラメータを
入力する。オブジェクトインスタンス作成手段6は指定
されたユーザ定義属性テンプレートと可視属性を格納手
段8から取りだし、オブジェクトインスタンスとしてキ
ャストを1つ作成し、格納手段8に格納する。そして前
記可視属性作成の処理あるいは前記ユーザ定義属性テン
プレート作成の処理あるいは前記オブジェクトインスタ
ンス作成の処理を繰り返しアニメーションに必要なキャ
ストを作成する。
【0025】次にアニメーションのシナリオの作成を行
なうために、ユーザはまず入力手段2によりアニメーシ
ョンシナリオ作成手段9に起動信号を送る。入力手段2
からの信号を受けてアニメーションシナリオ作成手段9
はアニメーションのシナリオ作成のために必要な作業領
域を表示手段3に表示する。ユーザはアニメーションが
どういうふうに進行するか、例えばプログラム起動時に
自動的に全ての「魚」が泳ぎだし、水草が揺らぎ始め
る、そしてボタンを押すと餌が落ちてきて魚が餌に向か
って泳ぐなどといったことをそれぞれのキャストが他の
キャストにメッセージを送るという形式で入力する。
【0026】そしてユーザは入力手段2によりアニメー
ションシナリオ作成手段9にシナリオの保存を行なうよ
う要求する。アニメーションシナリオ作成手段9は入力
手段2からの要求をうけて、前記の処理により作成され
たアニメーションのシナリオを格納手段8に格納する。
【0027】最後にアニメーションを記述するプログラ
ムを作成するために、ユーザは入力手段2によりスクリ
プト変換手段7にアニメーション作成の要求を送る。ス
クリプト変換手段7は入力手段2からの要求を受けて、
前記の処理でオブジェクトインスタンス作成手段6によ
り作成されたキャストとアニメーションシナリオ作成手
段9により作成されたアニメーションのシナリオとから
アニメーションを記述するプログラムを自動生成し、格
納手段8に格納する。
【0028】以下本発明のアニメーション作成装置の第
2の実施例を図面を参照しながら説明する。図2におい
て、本発明の第2の実施例におけるアニメーション作成
装置のブロック図である。
【0029】図2において、200はアニメーション作
成装置、2はアニメーションの作成に必要なパラメータ
を入力する入力手段、3はアニメーションのデータの表
示を行なう表示手段、4はキャストの可視属性の作成を
行なう可視属性作成手段、5はキャストのユーザ定義属
性のテンプレートを作成するユーザ定義属性テンプレー
ト作成手段、6は可視属性作成手段4とユーザ定義属性
テンプレート作成手段5により作成された可視属性とユ
ーザ定義属性を統合しキャストを作成するオブジェクト
インスタンス作成手段、7はオブジェクトインスタンス
作成手段6とアニメーションシナリオ作成手段9により
作成されたキャストとアニメーションシナリオを統合し
てアニメーションを記述するプログラムを自動生成する
スクリプト変換手段、8は可視属性作成手段4、ユーザ
定義属性テンプレート作成手段5、オブジェクトインス
タンス作成手段6、スクリプト変換手段7、アニメーシ
ョンシナリオ作成手段9により作成されたデータとプロ
グラムを格納する格納手段、9はアニメーションのシナ
リオを作成するアニメーションシナリオ作成手段、10
はキャストのユーザ定義属性の内動きを作成する動き作
成手段、11はキャストのユーザ定義属性の内属性パラ
メータを作成する属性パラメータ作成手段、12はキャ
ストのユーザ定義属性の内キャストの振舞い方を記述す
るメッセージを作成するメッセージ作成手段であって、
アニメーション作成装置200は以下の動作でアニメー
ションの作成を行なっている。
【0030】まず、ユーザはキャストの可視属性を設定
するため、入力手段2から可視属性作成手段4に起動信
号を送る。可視属性作成手段4は入力手段2からの信号
を受けて、1つ或は複数のイメージで構成されているか
長方形で構成されているかといったシステムで予め定義
されている可視属性の種類のリストを表示手段3に表示
する。ユーザは入力手段2により表示されたリスト中か
ら可視属性の種類を選択する。
【0031】ユーザ定義属性テンプレート作成のための
データを作成するために、まずユーザは入力手段2によ
り動き作成手段10に起動信号を送る。動き作成手段1
0は入力手段2からの信号を受けて移動開始点、移動終
了点、移動速度等の動きの作成に必要なパラメータの入
力を促すダイアログボックスを表示手段3に表示する。
ユーザは入力手段2により必要なパラメータを入力或は
選択する。そしてユーザは入力手段2により属性パラメ
ータ作成手段11に起動信号を送る。属性パラメータ作
成手段11は入力手段2からの信号を受けて「温度」、
「空腹度」、「成長促進度」等のシステムで予め定義さ
れていない属性パラメータの定義を促すダイアログボッ
クスを表示手段3に表示する。ユーザは入力手段2によ
り必要なパラメータを入力あるいは選択する。それから
ユーザは入力手段2によりメッセージ作成手段12に起
動信号を送る。メッセージ作成手段12は入力手段2か
らの信号を受けて「右に向かって泳ぐ」、「餌を食べ
る」等のキャストの振舞い方の作成を促すダイアログボ
ックスを表示手段3に表示する。ユーザは入力手段2に
より必要なパラメータを入力あるいは選択する。
【0032】ユーザ定義属性テンプレートの作成を行な
うために、ユーザは入力手段2によりユーザ定義属性テ
ンプレート作成手段5に起動信号を送る。ユーザ定義属
性テンプレート作成手段5は入力手段2からの信号を受
けて動き作成手段10、属性パラメータ作成手段11、
メッセージ作成手段12にそれぞれデータを送るように
要求する。ユーザ定義属性テンプレート作成手段5から
の要求を受けて、動き作成手段10、属性パラメータ作
成手段11、メッセージ作成手段12はそれぞれのデー
タをユーザ定義属性テンプレート作成手段5に送る。ユ
ーザ定義属性テンプレート作成手段5は受けとったデー
タよりユーザ定義属性テンプレートを作成し、格納手段
8に格納する。
【0033】次にアニメーションに登場するキャストを
作成するために、ユーザはまず入力手段2によりオブジ
ェクトインスタンス作成手段6に起動信号を送る。オブ
ジェクトインスタンス作成手段6は入力手段2からの信
号を受けてキャスト作成のためのデータ入力を促すダイ
アログボックスを表示手段3に表示する。ユーザは入力
手段2により必要なパラメータを入力する。オブジェク
トインスタンス作成手段6は指定されたユーザ定義属性
テンプレートと可視属性を格納手段8から取りだし、オ
ブジェクトインスタンスとしてキャストを1つ作成し、
格納手段8に格納する。
【0034】そして前記可視属性作成の処理あるいは前
記ユーザ定義属性テンプレート作成の処理あるいは前記
オブジェクトインスタンス作成の処理を繰り返しアニメ
ーションに必要なキャストを作成する。
【0035】次にアニメーションのシナリオの作成を行
なうために、本発明の第1の実施例と同様に、ユーザは
まず入力手段2によりアニメーションシナリオ作成手段
9に起動信号を送る。入力手段2からの信号を受けてア
ニメーションシナリオ作成手段9はアニメーションのシ
ナリオ作成のために必要な作業領域を表示手段3に表示
する。ユーザはアニメーションがどういうふうに進行す
るか、例えばプログラム起動時に自動的に全ての「魚」
が泳ぎだし、水草が揺らぎ始める、そしてボタンを押す
と餌が落ちてきて魚が餌に向かって泳ぐなどといったこ
とをそれぞれのキャストが他のキャストにメッセージを
送るという形式で入力する。
【0036】そしてユーザは入力手段2によりアニメー
ションシナリオ作成手段9にシナリオの保存を行なうよ
う要求する。アニメーションシナリオ作成手段9は入力
手段2からの要求をうけて、前記の処理により作成され
たアニメーションのシナリオを格納手段8に格納する。
【0037】最後にアニメーションを記述するプログラ
ムを作成するために、ユーザは入力手段2によりスクリ
プト変換手段7にアニメーション作成の要求を送る。ス
クリプト変換手段7は入力手段2からの要求を受けて、
前記の処理でオブジェクトインスタンス作成手段6によ
り作成されたキャストとアニメーションシナリオ作成手
段9により作成されたアニメーションのシナリオとから
アニメーションを記述するプログラムを自動生成し、格
納手段8に格納する。
【0038】以下本発明のアニメーション作成装置の第
3の実施例を図面を参照しながら説明する。図3は本発
明の第3の実施例におけるアニメーション作成装置のブ
ロック図である。
【0039】図3において、300はアニメーション作
成装置、2はアニメーションの作成に必要なパラメータ
を入力する入力手段、3はアニメーションのデータの表
示を行なう表示手段、4はキャストの可視属性の作成を
行なう可視属性作成手段、5はキャストのユーザ定義属
性のテンプレートを作成するユーザ定義属性テンプレー
ト作成手段、6は可視属性作成手段4とユーザ定義属性
テンプレート作成手段5により作成された可視属性とユ
ーザ定義属性を統合しキャストを作成するオブジェクト
インスタンス作成手段、7はオブジェクトインスタンス
作成手段6とアニメーションシナリオ作成手段9により
作成されたキャストとアニメーションシナリオを統合し
てアニメーションを記述するプログラムを自動生成する
スクリプト変換手段、8は可視属性作成手段4、ユーザ
定義属性テンプレート作成手段5、オブジェクトインス
タンス作成手段6、スクリプト変換手段7、アニメーシ
ョンシナリオ作成手段9により作成されたデータとプロ
グラムを格納する格納手段、9はアニメーションのシナ
リオを作成するアニメーションシナリオ作成手段、10
はキャストのユーザ定義属性の内動きを作成する動き作
成手段、11はキャストのユーザ定義属性の内属性パラ
メータを作成する属性パラメータ作成手段、12はキャ
ストのユーザ定義属性の内キャストの振舞い方を記述す
るメッセージを作成するメッセージ作成手段、13はユ
ーザ定義属性のクラス継承関係を作成するクラス継承関
係作成手段であって、アニメーション作成装置300は
以下の動作でアニメーションの作成を行なっている。
【0040】ユーザはキャストの可視属性を設定するた
め、入力手段2から可視属性作成手段4に起動信号を送
る。可視属性作成手段4は入力手段2からの信号を受け
て、1つ或は複数のイメージで構成されているか長方形
で構成されているかといったシステムで予め定義されて
いる可視属性の種類のリストを表示手段3に表示する。
ユーザは入力手段2により表示されたリスト中から可視
属性の種類を選択する。
【0041】ユーザ定義属性テンプレート作成のための
データを作成するために、まずユーザは入力手段2によ
って動き作成手段10に起動信号を送る。動き作成手段
10は入力手段2からの信号を受けて移動開始点、移動
終了点、移動速度等の動きの作成に必要なパラメータの
入力を促すダイアログボックスを表示手段3に表示す
る。ユーザは入力手段2により必要なパラメータを入力
或は選択する。次にユーザは入力手段2によりクラス継
承関係作成手段13に起動信号を送る。クラス継承関係
作成手段13は入力手段2からの信号を受けて継承する
ユーザ定義属性テンプレートの入力を促すダイアログボ
ックスを表示手段3に表示する。ユーザは入力手段2に
より必要なパラメータを入力あるいは選択する。そして
ユーザは入力手段2により属性パラメータ作成手段11
に起動信号を送る。属性パラメータ作成手段11は入力
手段2からの信号を受けて「温度」、「空腹度」、「成
長促進度」等のシステムで予め定義されていない属性パ
ラメータの定義を促すダイアログボックスを表示手段3
に表示する。ユーザは入力手段2により必要なパラメー
タを入力あるいは選択する。それからユーザは入力手段
2によりメッセージ作成手段12に起動信号を送る。メ
ッセージ作成手段12は入力手段2からの信号を受けて
「右に向かって泳ぐ」、「餌を食べる」等のキャストの
振舞い方の作成を促すダイアログボックスを表示手段3
に表示する。ユーザは入力手段2により必要なパラメー
タを入力あるいは選択する。
【0042】ユーザ定義属性テンプレートの作成を行な
うために、ユーザは入力手段2によりユーザ定義属性テ
ンプレート作成手段5に起動信号を送る。ユーザ定義属
性テンプレート作成手段5は入力手段2からの信号を受
けて動き作成手段10、属性パラメータ作成手段11、
メッセージ作成手段12、クラス継承関係作成手段13
にそれぞれデータを送るように要求する。ユーザ定義属
性テンプレート作成手段5からの要求を受けて、動き作
成手段10、属性パラメータ作成手段11、メッセージ
作成手段12、クラス継承関係作成手段13はそれぞれ
のデータをユーザ定義属性テンプレート作成手段5に送
る。ユーザ定義属性テンプレート作成手段5は受けとっ
たデータよりユーザ定義属性テンプレートを作成し、格
納手段8に格納する。
【0043】次にアニメーションに登場するキャストを
作成するために、ユーザはまず入力手段2によりオブジ
ェクトインスタンス作成手段6に起動信号を送る。オブ
ジェクトインスタンス作成手段6は入力手段2からの信
号を受けてキャスト作成のためのデータ入力を促すダイ
アログボックスを表示手段3に表示する。ユーザは入力
手段2により必要なパラメータを入力する。オブジェク
トインスタンス作成手段6は指定されたユーザ定義属性
テンプレートと可視属性を格納手段8から取りだし、オ
ブジェクトインスタンスとしてキャストを1つ作成し、
格納手段8に格納する。
【0044】そして前記可視属性作成の処理あるいは前
記ユーザ定義属性テンプレート作成の処理あるいは前記
オブジェクトインスタンス作成の処理を繰り返しアニメ
ーションに必要なキャストを作成する。
【0045】次にアニメーションのシナリオの作成を行
なうために、本発明の第1の実施例と同様にユーザはま
ず入力手段2によりアニメーションシナリオ作成手段9
に起動信号を送る。入力手段2からの信号を受けてアニ
メーションシナリオ作成手段9はアニメーションのシナ
リオ作成のために必要な作業領域を表示手段3に表示す
る。ユーザはアニメーションがどういうふうに進行する
か、例えばプログラム起動時に自動的に全ての「魚」が
泳ぎだし、水草が揺らぎ始める、そしてボタンを押すと
餌が落ちてきて魚が餌に向かって泳ぐなどといったこと
をそれぞれのキャストが他のキャストにメッセージを送
るという形式で入力する。
【0046】そしてユーザは入力手段2によりアニメー
ションシナリオ作成手段9にシナリオの保存を行なうよ
う要求する。アニメーションシナリオ作成手段9は入力
手段2からの要求をうけて、前記の処理により作成され
たアニメーションのシナリオを格納手段8に格納する。
【0047】最後にアニメーションを記述するプログラ
ムを作成するために、ユーザは入力手段2によりスクリ
プト変換手段7にアニメーション作成の要求を送る。ス
クリプト変換手段7は入力手段2からの要求を受けて、
前記の処理でオブジェクトインスタンス作成手段6によ
り作成されたキャストとアニメーションシナリオ作成手
段9により作成されたアニメーションのシナリオとから
アニメーションを記述するプログラムを自動生成し、格
納手段8に格納する。
【0048】以下本発明のアニメーション作成装置の第
4の実施例を図面を参照しながら説明する。図4は本発
明の第4の実施例におけるアニメーション作成装置のブ
ロック図である。
【0049】図4において、400はアニメーション作
成装置、2はアニメーションの作成に必要なパラメータ
を入力する入力手段、3はアニメーションのデータの表
示を行なう表示手段、4はキャストの可視属性の作成を
行なう可視属性作成手段、5はキャストのユーザ定義属
性のテンプレートを作成するユーザ定義属性テンプレー
ト作成手段、6は可視属性作成手段4とユーザ定義属性
テンプレート作成手段5により作成された可視属性とユ
ーザ定義属性を統合しキャストを作成するオブジェクト
インスタンス作成手段、7はオブジェクトインスタンス
作成手段6とアニメーションシナリオ作成手段9により
作成されたキャストとアニメーションシナリオを統合し
てアニメーションを記述するプログラムを自動生成する
スクリプト変換手段、8は可視属性作成手段4、ユーザ
定義属性テンプレート作成手段5、オブジェクトインス
タンス作成手段6、スクリプト変換手段7、アニメーシ
ョンシナリオ作成手段9により作成されたデータとプロ
グラムを格納する格納手段、9はアニメーションのシナ
リオを作成するアニメーションシナリオ作成手段、14
は複数キャストの振舞いが1つづつ連続的に実行される
関係を作成するシーケンシャル同期リンク作成手段、1
5は複数キャストの振舞いが同時に実行される関係を作
成するパラレル同期リンク作成手段、16はキャストの
振舞いが一定時間毎あるいは一定時間後に実行される関
係を作成するタイマー作成手段、17は複数キャスト間
の衝突関係を作成する衝突関係作成手段であって、アニ
メーション作成装置400は以下の動作でアニメーショ
ンの作成を行なっている。
【0050】まず、ユーザはキャストの可視属性を設定
するため、入力手段2から可視属性作成手段4に起動信
号を送る。可視属性作成手段4は入力手段2からの信号
を受けて、1つ或は複数のイメージで構成されているか
長方形で構成されているかといったシステムで予め定義
されている可視属性の種類のリストを表示手段3に表示
する。ユーザは入力手段2により表示されたリスト中か
ら可視属性の種類を選択する。
【0051】ユーザ定義属性テンプレートの作成を行う
ために、ユーザは入力手段2によりユーザ定義属性テン
プレート作成手段5に起動信号を送る。ユーザ定義属性
テンプレート作成手段5は入力手段2からの信号を受け
て、表示手段3にユーザ定義属性テンプレート作成の為
の作業領域を表示する。ユーザは入力手段2によりキャ
ストの振る舞い方、例えばキャスト「魚」がどういうふ
うに泳ぐか、またどういうふうに餌を食べるかなどを入
力する。
【0052】次に前記の処理で作成した可視属性とユー
ザ定義属性からキャストを作成するために、ユーザは入
力手段2によりオブジェクトインスタンス作成手段6に
起動信号を送る。オブジェクトインスタンス作成手段6
は入力手段2からの信号を受けてキャスト作成のための
データ入力を促すダイアログボックスを表示手段3に表
示する。ユーザは入力手段2により必要なパラメータを
入力する。オブジェクトインスタンス作成手段6は指定
されたユーザ定義属性テンプレートと可視属性を格納手
段8から取りだし、オブジェクトインスタンスとしてキ
ャストを1つ作成し、格納手段8に格納する。
【0053】そして前記可視属性作成の処理あるいは前
記ユーザ定義属性テンプレート作成の処理あるいは前記
オブジェクトインスタンス作成の処理を繰り返しアニメ
ーションに必要なキャストを作成する。
【0054】次にアニメーションのシナリオの作成を行
なうために、ユーザはまず入力手段2によりシーケンシ
ャル同期リンク作成手段14に起動信号を送る。シーケ
ンシャル同期リンク作成手段14は入力手段2からの信
号を受けて連続的に実行される関係を持つ属性の選択を
促すダイアログボックスを表示手段3に表示する。ユー
ザは入力手段2により前記の処理により作成されたキャ
ストの属性の中から、連続的に実行される関係を持つ属
性を順に選択する。シーケンシャル同期リンク作成手段
14は入力手段2からの入力に応じて、シーケンシャル
同期リンクを作成し、アニメーションシナリオ作成手段
9に送る。アニメーションシナリオ作成手段9はシーケ
ンシャル同期リンク作成手段14より送られたシーケン
シャル同期リンクのデータを内部データに登録する。
【0055】次にユーザは入力手段2によりパラレル同
期リンク作成手段15に起動信号を送る。パラレル同期
リンク作成手段15は入力手段2からの信号を受けて同
時に実行される関係を持つ属性の選択を促すダイアログ
ボックスを表示手段3に表示する。ユーザは入力手段2
により前記の処理により作成されたキャストの属性の中
から、同時に実行される関係を持つ属性を順に選択す
る。パラレル同期リンク作成手段15は入力手段2から
の入力に応じて、パラレル同期リンクを作成し、アニメ
ーションシナリオ作成手段9に送る。アニメーションシ
ナリオ作成手段9はパラレル同期リンク作成手段15よ
り送られたパラレル同期リンクのデータを内部データに
登録する。そしてユーザは入力手段2によりタイマー作
成手段16に起動信号を送る。
【0056】タイマー作成手段16は入力手段2からの
信号を受けて一定時間毎あるいは一定時間後に実行され
る属性の選択を促すダイアログボックスを表示手段3に
表示する。ユーザは入力手段2により前記の処理により
作成されたキャストの属性の中から、一定時間毎あるい
は一定時間後に実行される属性を選択し、必要なパラメ
ータを入力する。タイマー作成手段16は入力手段2か
らの入力に応じて、タイマーを作成し、アニメーション
シナリオ作成手段9に送る。アニメーションシナリオ作
成手段9はタイマー作成手段16より送られたタイマー
のデータを内部データに登録する。
【0057】それからユーザは入力手段2により衝突関
係作成手段17に起動信号を送る。衝突関係作成手段1
7は入力手段2からの信号を受けて衝突を起こしうるキ
ャストの選択を促すダイアログボックスを表示手段3に
表示する。ユーザは入力手段2により前記の処理により
作成されたキャストの中から、衝突を起こしうるキャス
トを選択し、必要なパラメータを入力する。衝突関係作
成手段17は入力手段2からの入力に応じて、衝突関係
を作成し、アニメーションシナリオ作成手段9に送る。
アニメーションシナリオ作成手段9は衝突関係作成手段
17より送られた衝突関係のデータを内部データに登録
する。
【0058】そしてユーザは入力手段2によりアニメー
ションシナリオ作成手段9にシナリオの保存を行なうよ
う要求する。アニメーションシナリオ作成手段9は入力
手段2からの要求をうけて、前記の処理により作成され
たアニメーションのシナリオを格納手段8に格納する。
【0059】最後にアニメーションを記述するプログラ
ムを作成するために、ユーザは入力手段2によりスクリ
プト変換手段7にアニメーション作成の要求を送る。ス
クリプト変換手段7は入力手段2からの要求を受けて、
前記の処理でオブジェクトインスタンス作成手段6によ
り作成されたキャストとアニメーションシナリオ作成手
段9により作成されたアニメーションのシナリオとから
アニメーションを記述するプログラムを自動生成し、格
納手段8に格納する。
【0060】以下本発明のアニメーション作成装置の第
5の実施例を図面を参照しながら説明する。図5は本発
明の第5の実施例におけるアニメーション作成装置のブ
ロック図である。
【0061】図5において、500はアニメーション作
成装置、2はアニメーションの作成に必要なパラメータ
を入力する入力手段、3はアニメーションのデータの表
示を行なう表示手段、4はキャストの可視属性の作成を
行なう可視属性作成手段、5はキャストのユーザ定義属
性のテンプレートを作成するユーザ定義属性テンプレー
ト作成手段、6は可視属性作成手段4とユーザ定義属性
テンプレート作成手段5により作成された可視属性とユ
ーザ定義属性を統合しキャストを作成するオブジェクト
インスタンス作成手段、7はオブジェクトインスタンス
作成手段6とアニメーションシナリオ作成手段9により
作成されたキャストとアニメーションシナリオを統合し
てアニメーションを記述するプログラムを自動生成する
スクリプト変換手段、8は可視属性作成手段4、ユーザ
定義属性テンプレート作成手段5、オブジェクトインス
タンス作成手段6、スクリプト変換手段7、アニメーシ
ョンシナリオ作成手段9により作成されたデータとプロ
グラムを格納する格納手段、9はアニメーションのシナ
リオを作成するアニメーションシナリオ作成手段、10
はキャストのユーザ定義属性の内動きを作成する動き作
成手段、11はキャストのユーザ定義属性の内属性パラ
メータを作成する属性パラメータ作成手段、12はキャ
ストのユーザ定義属性の内キャストの振舞い方を記述す
るメッセージを作成するメッセージ作成手段、14は複
数キャストの振舞いが1つづつ連続的に実行される関係
を作成するシーケンシャル同期リンク作成手段、15は
複数キャストの振舞いが同時に実行される関係を作成す
るパラレル同期リンク作成手段、16はキャストの振舞
いが一定時間毎あるいは一定時間後に実行される関係を
作成するタイマー作成手段、17は複数キャスト間の衝
突関係を作成する衝突関係作成手段であって、アニメー
ション作成装置500は以下の動作でアニメーションの
作成を行なっている。
【0062】まず、ユーザはキャストの可視属性を設定
するため、入力手段2から可視属性作成手段4に起動信
号を送る。可視属性作成手段4は入力手段2からの信号
を受けて、1つ或は複数のイメージで構成されているか
長方形で構成されているかといったシステムで予め定義
されている可視属性の種類のリストを表示手段3に表示
する。ユーザは入力手段2により表示されたリスト中か
ら可視属性の種類を選択する。
【0063】ユーザ定義属性テンプレート作成のための
データを作成するために、本発明の第2の実施例と同様
に、まずユーザは入力手段2により動き作成手段10に
起動信号を送る。動き作成手段10は入力手段2からの
信号を受けて移動開始点、移動終了点、移動速度等の動
きの作成に必要なパラメータの入力を促すダイアログボ
ックスを表示手段3に表示する。ユーザは入力手段2に
より必要なパラメータを入力或は選択する。そしてユー
ザは入力手段2により属性パラメータ作成手段11に起
動信号を送る。属性パラメータ作成手段11は入力手段
2からの信号を受けて「温度」、「空腹度」、「成長促
進度」等のシステムで予め定義されていない属性パラメ
ータの定義を促すダイアログボックスを表示手段3に表
示する。ユーザは入力手段2により必要なパラメータを
入力あるいは選択する。それからユーザは入力手段2に
よりメッセージ作成手段12に起動信号を送る。メッセ
ージ作成手段12は入力手段2からの信号を受けて「右
に向かって泳ぐ」、「餌を食べる」等のキャストの振舞
い方の作成を促すダイアログボックスを表示手段3に表
示する。ユーザは入力手段2により必要なパラメータを
入力あるいは選択する。
【0064】ユーザ定義属性テンプレートの作成を行な
うために、ユーザは入力手段2によりユーザ定義属性テ
ンプレート作成手段5に起動信号を送る。ユーザ定義属
性テンプレート作成手段5は入力手段2からの信号を受
けて動き作成手段10、属性パラメータ作成手段11、
メッセージ作成手段12にそれぞれデータを送るように
要求する。ユーザ定義属性テンプレート作成手段5から
の要求を受けて、動き作成手段10、属性パラメータ作
成手段11、メッセージ作成手段12はそれぞれのデー
タをユーザ定義属性テンプレート作成手段5に送る。ユ
ーザ定義属性テンプレート作成手段5は受けとったデー
タよりユーザ定義属性テンプレートを作成し、格納手段
8に格納する。
【0065】次にアニメーションに登場するキャストを
作成するために、ユーザはまず入力手段2によりオブジ
ェクトインスタンス作成手段6に起動信号を送る。オブ
ジェクトインスタンス作成手段6は入力手段2からの信
号を受けてキャスト作成のためのデータ入力を促すダイ
アログボックスを表示手段3に表示する。ユーザは入力
手段2により必要なパラメータを入力する。オブジェク
トインスタンス作成手段6は指定されたユーザ定義属性
テンプレートと可視属性を格納手段8から取りだし、オ
ブジェクトインスタンスとしてキャストを1つ作成し、
格納手段8に格納する。
【0066】そして前記可視属性作成の処理あるいは前
記ユーザ定義属性テンプレート作成の処理あるいは前記
オブジェクトインスタンス作成の処理を繰り返しアニメ
ーションに必要なキャストを作成する。
【0067】次にアニメーションのシナリオの作成を行
なうために、本発明の第4の実施例と同様に、ユーザは
まず入力手段2によりシーケンシャル同期リンク作成手
段14に起動信号を送る。シーケンシャル同期リンク作
成手段14は入力手段2からの信号を受けて連続的に実
行される関係を持つ属性の選択を促すダイアログボック
スを表示手段3に表示する。ユーザは入力手段2により
前記処理により作成されたキャストの属性の中から、連
続的に実行される関係を持つ属性を順に選択する。シー
ケンシャル同期リンク作成手段14は入力手段2からの
入力に応じて、シーケンシャル同期リンクを作成し、ア
ニメーションシナリオ作成手段9に送る。アニメーショ
ンシナリオ作成手段9はシーケンシャル同期リンク作成
手段14より送られたシーケンシャル同期リンクのデー
タを内部データに登録する。
【0068】次にユーザは入力手段2によりパラレル同
期リンク作成手段15に起動信号を送る。パラレル同期
リンク作成手段15は入力手段2からの信号を受けて同
時に実行される関係を持つ属性の選択を促すダイアログ
ボックスを表示手段3に表示する。ユーザは入力手段2
により前記の処理により作成されたキャストの属性の中
から、同時に実行される関係を持つ属性を順に選択す
る。パラレル同期リンク作成手段15は入力手段2から
の入力に応じて、パラレル同期リンクを作成し、アニメ
ーションシナリオ作成手段9に送る。アニメーションシ
ナリオ作成手段9はパラレル同期リンク作成手段15よ
り送られたパラレル同期リンクのデータを内部データに
登録する。そしてユーザは入力手段2によりタイマー作
成手段16に起動信号を送る。タイマー作成手段16は
入力手段2からの信号を受けて一定時間毎あるいは一定
時間後に実行される属性の選択を促すダイアログボック
スを表示手段3に表示する。
【0069】ユーザは入力手段2により前記の処理によ
り作成されたキャストの属性の中から、一定時間毎ある
いは一定時間後に実行される属性を選択し、必要なパラ
メータを入力する。タイマー作成手段16は入力手段2
からの入力に応じて、タイマーを作成し、アニメーショ
ンシナリオ作成手段9に送る。アニメーションシナリオ
作成手段9はタイマー作成手段16より送られたタイマ
ーのデータを内部データに登録する。それからユーザは
入力手段2により衝突関係作成手段17に起動信号を送
る。衝突関係作成手段17は入力手段2からの信号を受
けて衝突を起こしうるキャストの選択を促すダイアログ
ボックスを表示手段3に表示する。ユーザは入力手段2
により前記の処理により作成されたキャストの中から、
衝突を起こしうるキャストを選択し、必要なパラメータ
を入力する。衝突関係作成手段17は入力手段2からの
入力に応じて、衝突関係を作成し、アニメーションシナ
リオ作成手段9に送る。アニメーションシナリオ作成手
段9は衝突関係作成手段17より送られた衝突関係のデ
ータを内部データに登録する。
【0070】そしてユーザは入力手段2によりアニメー
ションシナリオ作成手段9にシナリオの保存を行なうよ
う要求する。アニメーションシナリオ作成手段9は入力
手段2からの要求をうけて、前記の処理により作成され
たアニメーションのシナリオを格納手段8に格納する。
【0071】最後にアニメーションを記述するプログラ
ムを作成するために、ユーザは入力手段2によりスクリ
プト変換手段7にアニメーション作成の要求を送る。ス
クリプト変換手段7は入力手段2からの要求を受けて、
前記の処理でオブジェクトインスタンス作成手段6によ
り作成されたキャストとアニメーションシナリオ作成手
段9により作成されたアニメーションのシナリオとから
アニメーションを記述するプログラムを自動生成し、格
納手段8に格納する。
【0072】以下本発明のアニメーション作成装置の第
6の実施例を図面を参照しながら説明する。図6は本発
明の第6の実施例におけるアニメーション作成装置のブ
ロック図である。
【0073】図6において、600はアニメーション作
成装置、2はアニメーションの作成に必要なパラメータ
を入力する入力手段、3はアニメーションのデータの表
示を行なう表示手段、4はキャストの可視属性の作成を
行なう可視属性作成手段、5はキャストのユーザ定義属
性のテンプレートを作成するユーザ定義属性テンプレー
ト作成手段、6は可視属性作成手段4とユーザ定義属性
テンプレート作成手段5により作成された可視属性とユ
ーザ定義属性を統合しキャストを作成するオブジェクト
インスタンス作成手段、7はオブジェクトインスタンス
作成手段6とアニメーションシナリオ作成手段9により
作成されたキャストとアニメーションシナリオを統合し
てアニメーションを記述するプログラムを自動生成する
スクリプト変換手段である。
【0074】8は可視属性作成手段4、ユーザ定義属性
テンプレート作成手段5、オブジェクトインスタンス作
成手段6、スクリプト変換手段7、アニメーションシナ
リオ作成手段9により作成されたデータとプログラムを
格納する格納手段、9はアニメーションのシナリオを作
成するアニメーションシナリオ作成手段、10はキャス
トのユーザ定義属性の内動きを作成する動き作成手段、
11はキャストのユーザ定義属性の内属性パラメータを
作成する属性パラメータ作成手段、12はキャストのユ
ーザ定義属性の内キャストの振舞い方を記述するメッセ
ージを作成するメッセージ作成手段、13はユーザ定義
属性のクラス継承関係を作成するクラス継承関係作成手
段、14は複数キャストの振舞いが1つづつ連続的に実
行される関係を作成するシーケンシャル同期リンク作成
手段、15は複数キャストの振舞いが同時に実行される
関係を作成するパラレル同期リンク作成手段、16はキ
ャストの振舞いが一定時間毎あるいは一定時間後に実行
される関係を作成するタイマー作成手段、17は複数キ
ャスト間の衝突関係を作成する衝突関係作成手段であっ
て、アニメーション作成装置600は以下の動作でアニ
メーションの作成を行なっている。
【0075】まず、ユーザはキャストの可視属性を設定
するため、入力手段2から可視属性作成手段4に起動信
号を送る。可視属性作成手段4は入力手段2からの信号
を受けて、1つ或は複数のイメージで構成されているか
長方形で構成されているかといったシステムで予め定義
されている可視属性の種類のリストを表示手段3に表示
する。ユーザは入力手段2により表示されたリスト中か
ら可視属性の種類を選択する。
【0076】ユーザ定義属性テンプレート作成のための
データを作成するために、本発明の第3の実施例と同様
に、まずユーザは入力手段2により動き作成手段10に
起動信号を送る。動き作成手段10は入力手段2からの
信号を受けて移動開始点、移動終了点、移動速度等の動
きの作成に必要なパラメータの入力を促すダイアログボ
ックスを表示手段3に表示する。ユーザは入力手段2に
より必要なパラメータを入力或は選択する。次にユーザ
は入力手段2によりクラス継承関係作成手段13に起動
信号を送る。クラス継承関係作成手段13は入力手段2
からの信号を受けて継承するユーザ定義属性テンプレー
トの入力を促すダイアログボックスを表示手段3に表示
する。
【0077】ユーザは入力手段2によって必要なパラメ
ータを入力あるいは選択する。そしてユーザは入力手段
2によって属性パラメータ作成手段11に起動信号を送
る。属性パラメータ作成手段11は入力手段2からの信
号を受けて「温度」、「空腹度」、「成長促進度」等の
システムで予め定義されていない属性パラメータの定義
を促すダイアログボックスを表示手段3に表示する。ユ
ーザは入力手段2により必要なパラメータを入力あるい
は選択する。それからユーザは入力手段2によりメッセ
ージ作成手段12に起動信号を送る。メッセージ作成手
段12は入力手段2からの信号を受けて「右に向かって
泳ぐ」、「餌を食べる」等のキャストの振舞い方の作成
を促すダイアログボックスを表示手段3に表示する。ユ
ーザは入力手段2により必要なパラメータを入力あるい
は選択する。
【0078】ユーザ定義属性テンプレートの作成を行な
うために、ユーザは入力手段2によりユーザ定義属性テ
ンプレート作成手段5に起動信号を送る。ユーザ定義属
性テンプレート作成手段5は入力手段2からの信号を受
けて動き作成手段10、属性パラメータ作成手段11、
メッセージ作成手段12、クラス継承関係作成手段13
にそれぞれデータを送るように要求する。ユーザ定義属
性テンプレート作成手段5からの要求を受けて、動き作
成手段10、属性パラメータ作成手段11、メッセージ
作成手段12、クラス継承関係作成手段13はそれぞれ
のデータをユーザ定義属性テンプレート作成手段5に送
る。ユーザ定義属性テンプレート作成手段5は受けとっ
たデータよりユーザ定義属性テンプレートを作成し、格
納手段8に格納する。
【0079】次にアニメーションに登場するキャストを
作成するために、ユーザはまず入力手段2によりオブジ
ェクトインスタンス作成手段6に起動信号を送る。オブ
ジェクトインスタンス作成手段6は入力手段2からの信
号を受けてキャスト作成のためのデータ入力を促すダイ
アログボックスを表示手段3に表示する。ユーザは入力
手段2により必要なパラメータを入力する。オブジェク
トインスタンス作成手段6は指定されたユーザ定義属性
テンプレートと可視属性を格納手段8から取りだし、オ
ブジェクトインスタンスとしてキャストを1つ作成し、
格納手段8に格納する。
【0080】そして前記可視属性作成の処理あるいは前
記ユーザ定義属性テンプレート作成の処理あるいは前記
オブジェクトインスタンス作成の処理を繰り返しアニメ
ーションに必要なキャストを作成する。
【0081】次にアニメーションのシナリオの作成を行
なうために、本発明の第4の実施例と同様に、ユーザは
まず入力手段2によってシーケンシャル同期リンク作成
手段14に起動信号を送る。シーケンシャル同期リンク
作成手段14は入力手段2からの信号を受けて連続的に
実行される関係を持つ属性の選択を促すダイアログボッ
クスを表示手段3に表示する。ユーザは入力手段2によ
り前記の処理により作成されたキャストの属性の中か
ら、連続的に実行される関係を持つ属性を順に選択す
る。シーケンシャル同期リンク作成手段14は入力手段
2からの入力に応じて、シーケンシャル同期リンクを作
成し、アニメーションシナリオ作成手段9に送る。アニ
メーションシナリオ作成手段9はシーケンシャル同期リ
ンク作成手段14より送られたシーケンシャル同期リン
クのデータを内部データに登録する。
【0082】次にユーザは入力手段2によりパラレル同
期リンク作成手段15に起動信号を送る。パラレル同期
リンク作成手段15は入力手段2からの信号を受けて同
時に実行される関係を持つ属性の選択を促すダイアログ
ボックスを表示手段3に表示する。ユーザは入力手段2
により前記の処理により作成されたキャストの属性の中
から、同時に実行される関係を持つ属性を順に選択す
る。パラレル同期リンク作成手段15は入力手段2から
の入力に応じて、パラレル同期リンクを作成し、アニメ
ーションシナリオ作成手段9に送る。アニメーションシ
ナリオ作成手段9はパラレル同期リンク作成手段15よ
り送られたパラレル同期リンクのデータを内部データに
登録する。そしてユーザは入力手段2によりタイマー作
成手段16に起動信号を送る。
【0083】タイマー作成手段16は入力手段2からの
信号を受けて一定時間毎あるいは一定時間後に実行され
る属性の選択を促すダイアログボックスを表示手段3に
表示する。ユーザは入力手段2により前記の処理により
作成されたキャストの属性の中から、一定時間毎あるい
は一定時間後に実行される属性を選択し、必要なパラメ
ータを入力する。タイマー作成手段16は入力手段2か
らの入力に応じて、タイマーを作成し、アニメーション
シナリオ作成手段9に送る。アニメーションシナリオ作
成手段9はタイマー作成手段16より送られたタイマー
のデータを内部データに登録する。それからユーザは入
力手段2により衝突関係作成手段17に起動信号を送
る。
【0084】衝突関係作成手段17は入力手段2からの
信号を受けて衝突を起こしうるキャストの選択を促すダ
イアログボックスを表示手段3に表示する。ユーザは入
力手段2により前記の処理により作成されたキャストの
中から、衝突を起こしうるキャストを選択し、必要なパ
ラメータを入力する。衝突関係作成手段17は入力手段
2からの入力に応じて、衝突関係を作成し、アニメーシ
ョンシナリオ作成手段9に送る。アニメーションシナリ
オ作成手段9は衝突関係作成手段17より送られた衝突
関係のデータを内部データに登録する。
【0085】そしてユーザは入力手段2によりアニメー
ションシナリオ作成手段9にシナリオの保存を行なうよ
う要求する。アニメーションシナリオ作成手段9は入力
手段2からの要求をうけて、前記の処理により作成され
たアニメーションのシナリオを格納手段8に格納する。
【0086】最後にアニメーションを記述するプログラ
ムを作成するために、ユーザは入力手段2によりスクリ
プト変換手段7にアニメーション作成の要求を送る。ス
クリプト変換手段7は入力手段2からの要求を受けて、
前記の処理でオブジェクトインスタンス作成手段6によ
り作成されたキャストとアニメーションシナリオ作成手
段9により作成されたアニメーションのシナリオとから
アニメーションを記述するプログラムを自動生成し、格
納手段8に格納する。
【0087】それでは前記第6の実施例を具体的なモデ
ルを設定して説明する。このモデルは水槽の中を魚が泳
いでいるシミュレーション的なアニメーションであり、
その実行時の画面を図8に示す。図8において、801
〜803は魚、804〜806は餌、807は水草、8
08は砂、809は魚に餌を与えるボタンである。
【0088】まず、キャスト「魚」を作成する。図9に
本実施例のメイン画面、図10に可視属性作成画面を示
す。図9において、901はメインメニュー、902は
ツールサブメニューである。また図10において、10
01はメインメニュー、1002は可視属性設定ウィン
ドウ、1003はcancelボタン、1004はOKボタンで
ある。ユーザは「魚」の可視属性を設定するため、入力
手段2により、メイン画面の「ツールメニュー」から
「可視属性作成」を選択する。入力手段2からの入力を
受けとり、可視属性作成手段4は可視属性設定のための
ウィンドウ1002を開き、表示手段3に表示する。
【0089】ユーザは入力手段2により「ColorImage」
を選択し、「OKボタン」1004を押す。可視属性作成
手段4は入力手段2により選択された可視属性を設定
し、イメージファイルの選択のためのウィンドウを開
く。ユーザは入力手段2により使用するイメージファイ
ルを選択する。可視属性作成手段は入力手段2により選
択されたイメージファイルを設定する。
【0090】次にユーザは「魚」のユーザ定義属性テン
プレートを作成する。図11にユーザ定義属性テンプレ
ート作成画面を示す。図11において、1101はメイ
ンメニュー、1102はユーザ定義属性作成ウィンド
ウ、1103は動き作成ボタン、1104は属性パラメ
ータ作成ボタン、1105はメッセージ作成ボタン、1
106はクラス継承関係作成欄、1107はOKボタンで
ある。
【0091】ユーザは入力手段2により「ツールサブメ
ニュー」から「ユーザ定義属性作成」を選択する。入力
手段2からの入力を受けとり、ユーザ定義属性テンプレ
ート作成手段5はユーザ定義属性作成のためのウィンド
ウ1102を開き、表示手段3に表示する。ユーザは入
力手段2により「動き作成ボタン」を選択する。
【0092】動き作成手段10は入力手段2からの入力
を受けとり、図12に示すように動き作成ウィンドウ1
202を開く。ユーザは入力手段2により動きの名前、
始点位置、終点位置、速度を入力し、動き作成ウインド
ウ1202のchangeImage作成ボタンを押す。入力手段
2からの入力を受けとり、動き作成手段10はchangeIm
age作成ウインドウ1205を開く。ユーザは入力手段
2により使用イメージNo.、速度を入力し、OKボタン1
206を押す。動き作成手段10は入力手段2からの入
力を受けてchangeImage作成ウィンドウ1205を閉じ
る。ユーザは設定を完了するために入力手段2によりOK
ボタン1204を押す。動き作成手段10は入力手段2
からの入力を受けて、設定されたパラメータを登録し、
動き作成ウィンドウ1202を閉じる。再び前記と同様
の処理により、「魚」を作成するために必要な動きを作
成する。
【0093】次に入力手段2により「属性パラメータ作
成ボタン」を選択する。属性パラメータ作成手段11は
入力手段2からの入力を受けとり、図13に示すように
属性パラメータ作成ウィンドウ1302を開く。ユーザ
は、入力手段2により新規作成ボタン1303を押す。
属性パラメータ作成手段11は新しい属性パラメータを
作成し、そのデータのデフォルト値を表示手段3に表示
する。ユーザは入力手段2により、属性パラメータの
型、名前、初期値を入力する。再び前記と同様の処理に
より、「魚」を作成するために必要な属性パラメータを
すべて作成する。ユーザは入力手段2によりOKボタン1
305を押す。属性パラメータ作成手段11は入力手段
2からの入力を受けとり、作成された属性パラメータを
登録し、属性パラメータ作成ウィンドウ1302を閉じ
る。
【0094】そしてユーザは「魚」の振舞い方であるメ
ッセージを作成するために、入力手段2により図11に
示すようにメッセージ作成ボタン1105を選択する。
メッセージ作成手段12は入力手段2からの入力を受け
とり、図14に示すようにメッセージ作成ウィンドウ1
402を開く。ユーザは入力手段2によりメッセージの
新規作成ボタン1403を押す。メッセージ作成手段1
2は入力手段2からの入力を受けとり、新しいメッセー
ジを作成し、そのデータのデフォルト値を表示手段3に
表示する。ユーザは入力手段2によりメッセージの名前
を入力し、システムに予め登録されている、メッセージ
と以前に作成したメッセージ、動きのリスト中から必要
なメッセージを選択する。
【0095】メッセージ作成手段12は入力手段2から
の入力を受けて新しいメッセージを作成する。再び前記
と同様の処理により、「魚」を作成するために必要なメ
ッセージをすべて作成する。ユーザは入力手段2により
OKボタン1405を押す。メッセージ作成手段12は入
力手段2にからの入力を受けてメッセージ作成ウィンド
ウ1402を閉じる。それからユーザ定義属性テンプレ
ートを保存するために、ユーザは入力手段2により名前
を「fish_scr」と入力し、OKボタン1107を押す。ユ
ーザ定義属性作成手段5は前記の処理により作成された
ユーザ定義属性テンプレートを登録し、格納手段8に格
納する。
【0096】そして、ユーザは入力手段2によりツール
サブメニュー902より「キャスト作成」を選択する。
オブジェクトインスタンス作成手段6は入力手段2から
の入力を受けて、図15に示すようにキャスト作成ウィ
ンドウ1502を開き、データのデフォルト値を表示手
段3に表示する。可視属性、ユーザ定義属性は前記の処
理によって作成されたものがデフォルト値として表示さ
れているので、ユーザは入力手段2によりキャスト名と
して「魚1」を入力し、OKボタン1503を押す。オブ
ジェクトインスタンス作成手段6はキャスト「魚1」を
格納手段8に格納する。
【0097】再びユーザはツールサブメニュー902よ
り「キャスト作成」を選択する。そして前記の処理と同
様にして「魚1」と同じ属性を持つキャスト「魚2」を
作成する。
【0098】今度は、ユーザは入力手段2によってツー
ルサブメニュー902から「ユーザ定義属性作成」を選
択し、前記と同様の処理によってメッセージ作成ボタン
1105を選択し、新しいメッセージ「成長する」を作
成する。そしてユーザは入力手段2によって、「クラス
継承設定欄」に継承する前記のキャスト「魚1」を作成
する処理で作成したユーザ定義属性テンプレート「fish
_scr」を入力する。それからユーザ定義属性テンプレー
トを保存するために、ユーザは入力手段2により名前を
「fish2_scr」と入力し、OKボタン1107を押す。ユ
ーザ定義属性作成手段5は前記の処理により作成された
ユーザ定義属性テンプレートを登録し、格納手段8に格
納する。
【0099】再びユーザはツールサブメニュー902よ
り「キャスト作成」を選択する。そして前記の処理と同
様にして「魚1」の持つ属性に加えて「成長する」とい
う属性を持つキャスト「魚3」を作成する。
【0100】そして前記可視属性作成の処理あるいは前
記ユーザ定義属性テンプレート作成の処理あるいは前記
オブジェクトインスタンス作成の処理を繰り返しアニメ
ーションに必要なキャスト餌1〜餌3、水草、砂、餌や
りボタンを作成する。
【0101】次にアニメーションシナリオの作成を行な
うために、ユーザは入力手段2によってツールサブメニ
ュー902から「シナリオ作成」を選択する。アニメー
ションシナリオ作成手段9は入力手段2からの入力を受
けて、図16に示すようにシナリオ作成ウィンドウ16
02を開く。ここで各キャストの振舞いの間の関係を作
成する。まず、ユーザは入力手段2によりパラレル同期
リンク作成ボタン1604を押す。
【0102】パラレル同期リンク作成手段15は入力手
段2からの入力を受けて、パラレル同期リンクを作成
し、シナリオ作成ウインドウ1602上に表示し、最初
のメッセージの入力を促す。ユーザは入力手段2によっ
てメッセージ「start」を入力する。パラレル同期リン
ク作成手段15は入力手段2によって入力されたメッセ
ージを表示し、次のメッセージの入力を促す。
【0103】ユーザは入力手段2によって次のメッセー
ジ「魚1」の「泳ぐ」を入力する。前記と同様の処理に
よって、「魚2」の「泳ぐ」、「魚3」の「泳ぐ」、
「水草」の「ゆらめく」をパラレル同期リンクに設定す
る。これでアニメーションが「start」したら魚1、
2、3が同時に泳ぎ、水草がゆらめくというパラレル同
期リンクの作成が終了した。前記の処理と同様にして
「餌やりボタン」を「押す」と同時に「餌1、2、3」
が「落ち」て、「魚1、2、3」が「餌に向かって泳
ぐ」というパラレル同期リンクを作成する。
【0104】次にユーザは入力手段2によりシーケンシ
ャル同期リンク作成ボタン1603を押す。シーケンシ
ャル同期リンク作成手段14は入力手段2からの入力を
受けて、シーケンシャル同期リンクを作成し、シナリオ
作成ウインドウ1602上に表示し、最初のメッセージ
の入力を促す。ユーザは入力手段2によってメッセージ
魚3の「餌と衝突する」を入力する。シーケンシャル同
期リンク作成手段14は入力手段2によって入力された
メッセージを表示し、次のメッセージの入力を促す。ユ
ーザは入力手段2によって次のメッセージ「魚3」の
「成長する」を入力する。これで「魚3」と「餌」が衝
突した後、「魚3」が「成長する」というシーケンシャ
ル同期リンクの作成が終了した。
【0105】そして、ユーザは入力手段2によりタイマ
ー作成ボタン1605を押す。タイマー作成手段16は
入力手段2からの入力を受けて、タイマーを作成し、タ
イマー作成ウィンドウ1608を開く。ユーザは入力手
段2によってタイマー名「空腹タイマー」、タイマーを
スタートさせるメッセージ名「魚3の衝突」、タイマー
によって呼び出されるメッセージ名「魚3の弱る」、メ
ッセージの呼び出される時間間隔「10秒」、呼びだし
回数「1回」を入力し、OKボタン1609を押す。タイ
マー作成手段16は魚3が餌を食べて10秒たったら空
腹になり弱るというタイマーを登録し、タイマー作成ウ
ィンドウ1608を閉じる。
【0106】その後、ユーザは入力手段2により衝突関
係作成ボタン1606を押す。衝突関係作成手段17は
入力手段2からの入力を受けて、パラメータの入力を促
す。ユーザは入力手段2により、第1グループとして餌
1、2、3を入力し、第2グループとして魚1、2、3
を入力する。衝突関係作成手段17は入力手段2からの
入力を受けて、餌同士あるいは魚同士は衝突することは
なく、餌と魚は衝突しうるという衝突関係を作成する。
【0107】それから前記の処理で作成したシナリオを
保存するために、ユーザは入力手段2によりOKボタン1
610を押す。アニメーションシナリオ作成手段9は格
納手段8に前記の処理により作成されたアニメーション
のシナリオを格納する。
【0108】最後にユーザは入力手段2によってツール
サブメニュー902から「スクリプト作成」を選択す
る。スクリプト変換手段7は入力手段2からの入力を受
けて、前記の処理で作成したキャストとアニメーション
シナリオを統合し、アニメーションを記述するスクリプ
トを自動生成し、格納手段8に格納する。
【0109】
【発明の効果】本発明はアニメーションにおける複雑な
各キャストの振舞いと各キャスト間の相互作用を容易に
且つ効率良く記述できるアニメーション作成の手法であ
る。教育ソフト及び娯楽ソフトの分野において、対話性
のあるシミュレーション性の高いアニメーションの作成
などに利用すると効果が高い。従来はCMフィルム的な
絶対時間に沿ったビデオ編集型ソフトウェアであった。
そのため、予め決定されたいくつかのパターンを視聴者
との対話によって切替えるといった程度の簡単な対話性
のあるアニメーション以上のものの作成は困難であっ
た。また、パターンが予め決定されているため、互いに
関連し合うオブジェクト同士の振舞い方によってどのよ
うな展開になるか予め予測のつかないようなアニメーシ
ョン、つまりシミュレーション性の高いアニメーション
等の作成も困難であった。
【0110】しかし本発明により情報のデータ部とこれ
を処理する手続き部の組で構成されるオブジェクトを単
位としてアニメーションを作成し、アニメーションの登
場人物であるキャストをアニメーションの種類によらず
一般的に使用される属性である位置、大きさ等の可視属
性パラメータとその処理手続きの組である可視属性オブ
ジェクトとアニメーションの種類により異なる属性パラ
メータとその処理手続きの組であるユーザ定義属性オブ
ジェクトの2種類のオブジェクトの組で表し、各キャス
トの独立な振舞いと各キャスト間の関係を別々に作成
し、それらを統合してアニメーションを記述するプログ
ラムを自動生成することによって、これまで困難であっ
た複雑な対話性や高いシミュレーション性を持つアニメ
ーションを容易に作成することができるようになった。
【0111】さらに、ユーザ定義属性をキャストの基本
的な動きとキャストのユーザ定義属性のパラメータとキ
ャストの振舞い方を記述するメッセージの3つにわけて
それぞれを対話形式で必要なパラメータを入力していく
ことにより作成することによってキャストの複雑な振舞
いを容易に記述できるようになった。
【0112】また、ユーザ定義属性オブジェクトにクラ
ス継承の機能を採り入れることによって以前作成したユ
ーザ定義属性を再利用し、足りない部分のみを作成出来
るようになりキャストの振舞い方の作成効率をあげるこ
とができるようになった。
【0113】そして、アニメーションのシナリオを複数
キャストの振舞いの間の関係がどうなっているかに着目
し、それぞれの振舞いが1つづつ順番に実行されるシー
ケンシャル同期リンク、同時に実行されるパラレル同期
リンク、ある一定時間毎あるいは一定時間後に実行され
るタイマーリンク、キャスト同士が衝突した時に実行さ
れる衝突リンクにわけて作成することによって、CMフ
ィルム的なアニメーションでない複雑な対話性や高いシ
ミュレーション性を持つアニメーションを容易に作成で
きるようになった。
【0114】また、キャストの基本的な振舞いを記述し
た可視属性オブジェクトをC等の既存プログラム言語で
記述し、ユーザ定義属性オブジェクトをインタプリタ型
のオブジェクト指向言語で記述することによってアニメ
ーション実行の高速化とアニメーション作成時の高い対
話性を実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるアニメーション
作成装置のブロック図
【図2】本発明の第2の実施例におけるアニメーション
作成装置のブロック図
【図3】本発明の第3の実施例におけるアニメーション
作成装置のブロック図
【図4】本発明の第4の実施例におけるアニメーション
作成装置のブロック図
【図5】本発明の第5の実施例におけるアニメーション
作成装置のブロック図
【図6】本発明の第6の実施例におけるアニメーション
作成装置のブロック図
【図7】従来のアニメーション作成装置のブロック図
【図8】第6の実施例におけるアニメーション実行時の
画面を示す図
【図9】第6の実施例におけるメイン画面を示す図
【図10】第6の実施例における可視属性の作成の動作
を示す図
【図11】第6の実施例におけるユーザ定義属性テンプ
レートの作成の動作を示す図
【図12】第6の実施例における動き作成の動作を示す
【図13】第6の実施例における属性パラメータの作成
の動作を示す図
【図14】第6の実施例におけるメッセージの作成の動
作を示す図
【図15】第6の実施例におけるキャスト作成の動作を
示す図
【図16】第6の実施例におけるアニメーションシナリ
オの作成の動作を示す図
【符号の説明】
2 入力手段 3 表示手段 4 可視属性作成手段 5 ユーザ定義属性テンプレート作成手段 6 オブジェクトインスタンス作成手段 7 スクリプト変換手段 8 格納手段 9 アニメーションシナリオ作成手段 10 動き作成手段 11 属性パラメータ作成手段 12 メッセージ作成手段 13 クラス継承関係作成手段 14 シーケンシャル同期リンク作成手段 15 パラレル同期リンク作成手段 16 タイマー作成手段 17 衝突処理作成手段 100 アニメーション作成装置 200 アニメーション作成装置 300 アニメーション作成装置 400 アニメーション作成装置 500 アニメーション作成装置 600 アニメーション作成装置 801 キャスト「魚1」 802 キャスト「魚2」 803 キャスト「魚3」 804 キャスト「餌1」 805 キャスト「餌2」 806 キャスト「餌3」 807 キャスト「水草」 808 キャスト「砂」 809 キャスト「餌やりボタン」 901 メインメニュー 902 ツールサブメニュー 1001 メインメニュー 1002 可視属性作成ウィンドウ 1003 cancelボタン 1004 OKボタン 1101 メインメニュー 1102 ユーザ定義属性テンプレート作成ウィンドウ 1103 動き作成ボタン 1104 属性パラメータ作成ボタン 1105 メッセージ作成ボタン 1106 クラス継承関係作成欄 1107 OKボタン 1201 メインメニュー 1202 動き作成ウィンドウ 1203 changeImage作成ボタン 1204 OKボタン 1205 changeImage作成ウィンドウ 1206 OKボタン 1301 メインメニュー 1302 属性パラメータ作成ウィンドウ 1303 属性パラメータ新規作成ボタン 1304 属性パラメータ削除ボタン 1305 OKボタン 1401 メインメニュー 1402 メッセージ作成ウィンドウ 1403 メッセージ新規作成ボタン 1404 メッセージ削除ボタン 1405 OKボタン 1406 リスト表示ボタン 1501 メインメニュー 1502 キャスト作成ウィンドウ 1503 OKボタン 1601 メインメニュー 1602 アニメーションシナリオ作成ウィンドウ 1603 シーケンシャル同期リンク作成ボタン 1604 パラレル同期リンク作成ボタン 1605 タイマー作成ボタン 1606 衝突関係作成ボタン 1607 リスト表示ボタン 1608 タイマー作成ウィンドウ 1609 OKボタン 1610 OKボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 13/00 G06T 15/70

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アニメーションを構成する要素であるキャ
    ストの位置、大きさなどの可視属性を定義する可視属性
    作成手段と、作成するアニメーションに依存するキャス
    トの性質の雛型を作成するユーザ定義属性テンプレート
    作成手段と、前記可視属性作成手段と前記ユーザ定義属
    性作成手段により作成された属性を統合し、情報のデー
    タ部とこれを処理する手続き部の組で構成されるオブジ
    ェクトとして前記キャストを作成するオブジェクトイン
    スタンス作成手段と、アニメーションのシナリオを作成
    するアニメーションシナリオ作成手段と、前記オブジェ
    クトインスタンス作成手段と前記アニメーションシナリ
    オ作成手段からデータを受けとり、アニメーションを記
    述するプログラムを作成するスクリプト変換手段と、ア
    ニメーションを記述するプログラムとデータを格納する
    格納手段と、アニメーション作成に必要なパラメータを
    入力する入力手段と、作成したアニメーションのデータ
    を表示する表示手段とから構成され、前記可視属性作成
    手段と前記ユーザ定義属性テンプレート作成手段は前記
    キャストの性質の雛型を作成し、前記オブジェクトイン
    スタンス作成手段はそれを統合して前記キャストを作成
    し、前記アニメーションシナリオ作成手段はアニメーシ
    ョンのシナリオを作成し、前記スクリプト変換手段は前
    記オブジェクトインスタンス作成手段によって作成され
    た前記キャストと前記アニメーションシナリオ作成手段
    によって作成されたアニメーションのシナリオを統合し
    てアニメーションを記述するプログラムを自動生成する
    ことを特徴とするアニメーション作成装置。
  2. 【請求項2】キャストの基本的な動きを作成する動き作
    成手段と、キャストのユーザ定義属性のパラメータを作
    成する属性パラメータ作成手段と、前記キャストの振舞
    い方を記述するメッセージを作成するメッセージ作成手
    段とをさらに有し、前記動き作成手段と前記属性パラメ
    ータ作成手段と前記メッセージ作成手段によってキャス
    トのユーザ定義属性のテンプレートを作成することを特
    徴とする請求項1記載のアニメーション作成装置。
  3. 【請求項3】キャストのユーザ定義属性テンプレートの
    クラス継承関係を作成するクラス継承関係作成手段をさ
    らに有することを特徴とする請求項2記載のアニメーシ
    ョン作成装置。
  4. 【請求項4】複数キャストが連続的に1つづつアニメー
    ションする関係を記述するシーケンシャル同期リンク作
    成手段と、複数キャストが同時にアニメーションする関
    係を記述するパラレル同期リンク作成手段と、アニメー
    ションの遅延処理を記述するタイマー作成手段と、前記
    キャスト間の衝突関係を記述する衝突関係作成手段とを
    さらに有し、前記シーケンシャル同期リンク作成手段と
    前記パラレル同期リンク作成手段と前記タイマー作成手
    段と前記衝突処理作成手段とによってアニメーションの
    シナリオを作成することを特徴とする請求項1記載のア
    ニメーション作成装置。
  5. 【請求項5】複数キャストが連続的に1つづつアニメー
    ションする関係を記述するシーケンシャル同期リンク作
    成手段と、複数キャストが同時にアニメーションする関
    係を記述するパラレル同期リンク作成手段と、アニメー
    ションの遅延処理を記述するタイマー作成手段と、前記
    キャスト間の衝突関係を記述する衝突関係作成手段とを
    さらに有し、前記シーケンシャル同期リンク作成手段と
    前記パラレル同期リンク作成手段と前記タイマー作成手
    段と前記衝突処理作成手段とによってアニメーションの
    シナリオを作成することを特徴とする請求項2記載のア
    ニメーション作成装置。
  6. 【請求項6】複数キャストが連続的に1つづつアニメー
    ションする関係を記述するシーケンシャル同期リンク作
    成手段と、複数キャストが同時にアニメーションする関
    係を記述するパラレル同期リンク作成手段と、アニメー
    ションの遅延処理を記述するタイマー作成手段と、前記
    キャスト間の衝突関係を記述する衝突関係作成手段とを
    さらに有し、前記シーケンシャル同期リンク作成手段と
    前記パラレル同期リンク作成手段と前記タイマー作成手
    段と前記衝突処理作成手段とによってアニメーションの
    シナリオを作成することを特徴とする請求項3記載のア
    ニメーション作成装置。
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