JP2001034331A - 工程監視装置及び工程監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

工程監視装置及び工程監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001034331A
JP2001034331A JP2000036860A JP2000036860A JP2001034331A JP 2001034331 A JP2001034331 A JP 2001034331A JP 2000036860 A JP2000036860 A JP 2000036860A JP 2000036860 A JP2000036860 A JP 2000036860A JP 2001034331 A JP2001034331 A JP 2001034331A
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Japan
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data
external data
display
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Tsutomu Furuya
努 古谷
Seiji Fujita
誠二 藤田
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Japan Tobacco Inc
JT Engineering Inc
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Japan Tobacco Inc
JT Engineering Inc
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

(57)【要約】 【課題】工程の状態が監視員にとって視認しやすいよう
な工程監視画面の切り替えを行う。 【解決手段】現在表示中の工程監視画面(元の工程監視
画面)31から新たな工程監視画面32に切り替え表示
する際に、元の工程監視画面31と新たな工程監視画面
32とを合成して合成画面を作成する動作を、新たな工
程監視画面32の占める割合αの値を所定%(例えば2
5%)ずつ段階的に増加させながら繰り返し、合成画面
(33,34,35)を作成する毎に、その合成画面に
切り替え表示する。そして、αの値が100%以上とな
った段階で、新たな工程監視画面32のみの表示に切り
替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場等における工
程監視に好適な工程監視装置及び工程監視プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、工程監視装置を用いて工場等での
工程を監視するためには、工程全体を描いた全体画像
(全体画面)と、その一部の工程を拡大した複数の画像
(部分画面)を別々に準備し、それらの各画像(画面)
を切り替えて表示するのが一般的であった。
【0003】この従来方式では、工程間を移動する(例
えば工程間に敷設されたレール上を移動する)搬送車
(自走車)を追跡して工程表示を行う場合、当該搬送車
が画面の端まで移動すると別の画面に唐突に切り替えら
れる。すると、監視員が注目していた搬送車の画面上の
位置(絶対位置)は切り替え前とは全く異なる位置に飛
ぶことになる。この場合、監視員が搬送車を一瞬見失う
虞がある。つまり、従来の工程監視装置では、画面の切
り替えが唐突に行われ、本来連続する工程が切り替え前
後の画面上では不連続となるため、画面の切り替え時は
監視員にとって監視しにくくなる。
【0004】また、従来の工程監視装置には、複数種類
の工程監視画面(工程図)を用意することで、定期的に
或いは予め設定した状態となる毎に或いは監視員からの
切り替え指示に応じて工程監視画面が切り替えられるよ
うにしたものがある。この切り替えは(1フレーム周期
内で)瞬時に行われる。
【0005】上記工程監視画面は、工程の性格上、類似
した絵柄(図形)の構成となる場合が多い。このため、
類似の工程監視画面に切り替えられることも多々ある。
ところが従来は、上記したように工程監視画面(工程
図)を一瞬で切り替えているため、絵柄が類似した工程
監視画面に切り替えられた場合には、監視員は画面(工
程図)が切り替わったのに気づかずに(つまり画面が切
り替わっていないものとして)、漠然と画面が切り替わ
るのを待ったり、重要な画面に切り替わったのを気づか
ずに対処が遅れる虞がある。
【0006】ところで、工程監視画面(工程図)の中に
電気配線図や液体が流れるパイプの図が含まれている場
合がある。工程監視装置では、このような工程監視画面
上の電気配線やパイプを表す例えば線図形の色を変える
ことで、その電気配線での電流の流れやパイプでの液体
の流れの状態を表現する手法がよく使われる。
【0007】従来、電気配線やパイプ等を表す線図形の
色の切り替え変更は、スイッチのオン/オフやバルブの
オン/オフに応じて一度に行われていた。このように、
線図形全体の色が一度に変更されると、監視員は工程監
視画面から(例えばスイッチ操作やバルブ操作に伴う)
工程の変化状況を視認することは困難である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
工程監視装置では、工程全体を描いた全体画像と、その
一部の工程を拡大した複数の画像を別々に用意して、そ
れらの各画像を切り替えて表示するため、工程間を移動
する搬送車を追跡して工程表示を行う場合などにおい
て、画面の切り替えが唐突に行われ、本来連続する工程
が切り替え前後の画面上では不連続となるため、監視員
にとって監視しにくいという問題があった。
【0009】また従来の工程監視装置では、複数種類の
工程監視画面(工程図)を適宜切り替えて表示する場合
に、その切り替えが一瞬で行われるため、絵柄が類似し
た工程監視画面に切り替えられた場合には、その切り替
えに監視員が気づかないという問題もあった。
【0010】更に従来の工程監視装置では、電気配線や
パイプ等を表す線図形の色の切り替え変更が、スイッチ
やバルブのオン/オフに応じて一度に行われていたた
め、監視員は工程監視画面からは(例えばスイッチ操作
やバルブ操作に伴う)工程の変化状況を視認しにくいと
いう問題もあった。
【0011】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、工程の状態が監視員にとって視認しやす
いように工程監視画面の切り替えを行うことができる工
程監視装置及び工程監視プログラムを記録した記録媒体
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、工程図を構成
する各監視対象工程要素(工程図部品、工程図表示部
品)の画像を定義すると共に、当該工程要素に対する当
該工程要素に固有の外部データの対応付けをその外部デ
ータを示す情報を用いて定義した定義ファイルを格納す
る定義ファイル格納手段と、監視対象となる各工程で発
生する各種外部データを取り込む外部データ取り込み手
段と、上記定義ファイルに従って、定義された各監視対
象工程要素の画像が配置された工程図の全体画面データ
であって、上記外部データ取り込み手段により取り込ま
れた外部データのうち各監視対象工程要素に対応付けら
れている外部データが当該工程要素に反映された全体画
面データを作成する全体画面作成手段と、上記全体画面
データ中の任意の範囲のデータを表示装置の画面上に任
意の大きさで表示する画面表示制御手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0013】このような構成においては、全体画面を1
枚用意するだけで、注目する工程要素を含む任意の範囲
のデータを、一般にウインドウと呼ばれる任意の大きさ
の実表示領域に画面表示することが可能となるため、工
程図の画面を作成するのに必要な作業量が軽減される。
【0014】特に、工程間を移動する搬送車の移動経路
と移動速度(または、工程間を仮想的に移動する仮想の
搬送車の上記定義ファイルで定義された移動経路と移動
速度)に従い、その移動経路に沿って全体画面中の表示
範囲を逐次切り替えて表示する構成を適用するならば、
画面が連続的に切り替わることから、監視員にとって監
視しやすい工程図の表示を実現できる。
【0015】また、各工程の制御機器等に設けられた例
えばPLC(プログラマブル・ロジック・アレイ)で検
出・発生される種々の外部データを通信回線、或いはネ
ットワーク等の通信媒体を介して取り込んで工程図中の
対応する工程要素(工程図部品)に反映させることを可
能とするために、そのデータの供給元を示す情報と当該
データに割り当てられる任意のタグ名との対応関係を登
録した外部データ・タグ対応テーブルを設けると共に、
上記定義ファイル中で各工程要素に対応付けられる(リ
ンクされる)外部データを示す情報には、上記テーブル
上で当該外部データの供給元を表す情報と対をなすタグ
名が用いられる構成とすることで、工程監視装置の利用
者(工程図の作成者)はタグ名だけを意識するだけでよ
く、PLCの機種変更などにも柔軟に対処可能となる。
【0016】また本発明は、現在表示中の第1の工程監
視画面から新たな第2の工程監視画面に切り替え表示す
る際に、上記第1の工程監視画面と第2の工程監視画面
とを合成する動作を、第2の工程監視画面の占める割合
が0%の状態から100%の状態に至るまで当該割合を
段階的に増加させながら繰り返し、その都度合成した画
面を切り替え表示するようにしたことをも特徴とする。
【0017】このような構成においては、従来のように
工程監視画面が一瞬で切り替えられるのではなく、第2
の工程監視画面の占める割合が0%の状態から100%
の状態に至るまでその割合を段階的に増加させながら、
徐々に第2の工程監視画面に切り替えられるため、たと
え第1の工程監視画面と第2の工程監視画面とが類似し
ていたとしても、監視員は工程監視画面の切り替えを確
実に視認することが可能となる。
【0018】また本発明は、工程監視画面に配置された
各工程要素の画像の中に、外部データに応じた表示色の
切り替えの対象となる線図形を含む工程要素の画像が存
在し、対応する外部データに応じて上記線図形の表示色
を第1の表示色から第2の表示色に切り替える際には、
上記線図形の始端から終端までの経路上で上記第2の表
示色の占める割合が始端を基準に0%の状態から100
%の状態に至るまで当該割合を段階的に増加させながら
繰り返し切り替え表示するようにしたことをも特徴とす
る。
【0019】このような構成においては、工程の状態変
化を、対応する線図形の表示色の変化で表す場合に、そ
の表示色が第1の表示色から第2の表示色に一度に切り
替えられるのではなく、第2の表示色の占める割合が線
図形の始端を基準に0%の状態から100%の状態に至
るまでその割合を段階的に増加させながら、徐々に第2
の表示色に切り替えられるため、監視員は線図形の表示
色の切り替え、即ち対応する工程の状態変化を確実に視
認することが可能となる。
【0020】また本発明は、工程図を構成する各監視対
象工程要素の画像を定義すると共に、当該工程要素に対
する当該工程要素に固有の外部データの対応付けをその
外部データを示す情報を用いて定義した定義ファイルに
従って、定義された各工程図部品(監視対象工程要素)
の画像が配置された工程図の画面データであって、外部
データ取り込み手段により取り込まれた外部データのう
ち上記各工程図部品に対応付けられている外部データが
当該工程図部品に反映された工程図画面データを作成し
て画面表示すると共に外部からの指示に応じて画面操作
を行う機能を備えることにより、ユーザが工程図表示用
の特別のプログラムを作成することなく、上記定義ファ
イルに従う工程図表示及び画面操作を実現可能としたこ
とをも特徴とする。
【0021】なお、本発明は、コンピュータに当該発明
に相当する手順を実行させるための(或いはコンピュー
タを当該発明に相当する手段として機能させるための、
或いはコンピュータに当該発明に相当する機能を実現さ
せるための)工程監視プログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体としても成立する。また本発
明は、方法に係る発明としても成立する。
【0022】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]以下、本発明
の実施の形態につき図面を参照して説明する。図1は本
発明の第1の実施形態に係る工程監視装置の構成を示す
ブロック図である。図1の工程監視装置は、制御装置1
1、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ等の表示装
置12、キーボード、マウス等の入力装置13、及びハ
ードディスク装置等の外部記憶装置14等から構成され
る。
【0023】制御装置11は、主記憶等の記憶装置11
0と、工場等における工程を表す工程図(例えば1つの
工場内における、或いは複数の工場にまたがる工程を表
す工程図)の画面(工程監視画面)の作成・編集機能を
持つ工程図エディタ111を有している。この工程図エ
ディタ111は、入力装置13を用いた操作員の入力操
作に従って、工程図を構成する各監視対象工程要素(工
程図部品、工程監視画面要素)の画像(図形、絵柄、文
字)を作成・定義する画像定義機能と、各工程要素(工
程図部品)の画像に対して、各工程で発生する種々の外
部データのうち、その工程要素(工程図部品)に固有の
外部データ(監視対象データ)を表す(識別情報として
の)任意のタグ名を対応付け(リンク付け)する外部デ
ータ連結定義機能とを持つ。
【0024】制御装置11はまた、各工程の制御機器等
に設けられたPLC(プログラマブル・ロジック・アレ
イ)で検出・発生される種々の外部データを通信回線、
或いはネットワーク等の通信媒体を介して取り込み・収
集する外部データ取り込み装置112を有している。こ
の外部データ取り込み装置112は、各種PLCと通信
を行うための複数種のPLC通信ドライバ(図示せず)
を内蔵している。
【0025】制御装置11は更に、工程図エディタ11
1の画像定義機能及び外部データ連結定義機能により作
成・定義された工程図の定義情報(のファイルである後
述する画面定義ファイル141)と、外部データ取り込
み装置112により取り込まれたデータをもとに、定義
された状態の変化に応じて、その時点の工程状態を表す
工程図の画面(全体画面)を作成し、その一部の表示範
囲を任意の倍率で表示装置12に画面表示する画面表示
制御装置113を有する。この画面表示制御装置113
は、工程図の画面(工程監視画面)を種類の異なる他の
新たな工程図の画面に切り替え表示する際に、両画面を
合成して表示する動作を、新たな工程図の画面の占める
割合が0%の状態から100%の状態に至るまで当該割
合を段階的に増加させながら繰り返す機能を持つ。画面
表示制御装置113はまた、工程図の画面に配置された
各工程要素の画像の中に、外部データに応じた表示色の
切り替えの対象となる線図形を含む工程要素の画像が存
在し、対応する外部データに応じて当該線図形の表示色
を切り替える際に、当該線図形の始端から終端までの経
路上で新たな表示色の占める割合が始端を基準に0%の
状態から100%の状態に至るまで当該割合を段階的に
増加させながら繰り返し表示する機能も持つ。
【0026】外部記憶装置14には、工程図エディタ1
11により作成された工程図の定義情報が画面定義ファ
イル141として保存される。外部記憶装置14にはま
た、(PLCからの)各外部データの供給元を示す情報
としてのアドレス(デバイス名)と当該データ(のアド
レス)に割り当てられるタグ名との対応関係を登録した
外部データ・タグ対応テーブル142が置かれる。この
タグ名は、対応するアドレスとは異なって利用者が任意
に設定可能である。このためタグ名として、対応するア
ドレスの外部データを直接的に表す、或いは連想させる
意味のある名前(用語)を用いることができる。利用者
(クライアント)からは、このタグ名でデータを読み書
きできることから、PLCの機種変更などにも柔軟に対
処可能となる。
【0027】次に、図1の構成の工程監視装置の動作を
説明する。
【0028】画面表示制御装置113は、外部記憶装置
14内の画面定義ファイル141に基づいて、当該ファ
イル141で定義されている各監視対象工程要素(工程
図部品、工程監視画面要素)の画像が指定位置に配置さ
れた工程図の全体画面(のデータ)を予め作成して、記
憶装置110上に確保した全体画面領域に格納してお
く。この全体画面のサイズは、表示装置12に表示可能
なサイズより十分大きいものとなっており、したがって
通常(縮小表示しない場合)は工程図の一部が表示され
る。つまり、この全体画面は仮想的な工程図の画面(工
程監視画面)である。
【0029】外部データ取り込み装置112は、各工程
の制御機器等に設けられたPLCで検出・発生される種
々のデータを、そのデータ(に固有のアドレス)で決ま
る周期で取り込む。そして外部データ取り込み装置11
2は、取り込んだ各データについて、以前に取り込んで
内部保持しておいた同一種類のデータと比較し、(各デ
ータ種類毎に設定されている基準量を超えて)変化した
と認められた場合に、内部保持データを今回取り込んだ
データに更新すると共に、当該取り込んだデータを対応
するアドレスを付して画面表示制御装置113に供給す
る。
【0030】画面表示制御装置113は、外部データ取
り込み装置112から供給されるアドレス付きのデータ
を受け取ると、そのアドレスにより外部記憶装置14内
の外部データ・タグ対応テーブル142を参照して、対
応するタグ名を取得する。次に画面表示制御装置113
は、取得したタグ名により外部記憶装置14内の画面定
義ファイル141を参照して、そのタグ名と対応付けさ
れている工程要素(工程図部品)を確認する。そして画
面表示制御装置113は、工程図の上記全体画面上の当
該確認した工程要素(工程図部品)に、外部データ取り
込み装置112から受け取ったデータを反映させる。つ
まり画面表示制御装置113は、全体画面(のデータ)
を最新の状態に更新する。ここでのデータの反映(によ
る全体画面の更新)の仕方は、画面定義ファイル141
で定義されている。例えば、工程要素(工程図部品)が
タンクを表し、当該タンクにタンク容量を表すデータが
対応付けられ、そのタンク容量をタンク(を表す工程図
部品)の所定位置に表示する文字列で表現することが定
義されているならば、外部データ取り込み装置112か
ら受け取ったデータの示すタンク容量を表す文字列が更
新設定される。また、タンク容量をタンク内の液面の高
さで表現することが定義されているならば、受け取った
データの示すタンク容量で決まる高さの液面が更新設定
される。
【0031】さて本実施形態では、工程間を移動する搬
送車(自走車)を追跡することで当該搬送車の位置を基
準に画面が動くようになっている。この搬送車の全体画
面(仮想画面)上の位置データ(X,Y座標)Xc ,Y
c は当該搬送車に実装された位置センサの位置検出結果
に基づきPLCから与えられる。本実施形態では、図2
に示すように、全体画面(仮想画面)21の中で表示装
置12に実際に表示される矩形の表示範囲22を、全体
画面(仮想画面)21上の搬送車23の位置(全体画面
座標)Xc ,Yc 、並びに表示範囲22の幅W及び高さ
Hの4つのパラメータで特定できるようにしている。こ
こではXc ,Yc は、上記表示範囲22の中心を示す。
但し、表示範囲22のデータを全体画面21のデータか
ら取り出すことを考慮すると、当該表示範囲22の中心
座標Xc ,Yc に代えて、当該表示範囲22の開始座標
(例えば表示範囲22の左上端位置の全体画面21上の
座標)Xs ,Ys を用いた方が都合がよい。
【0032】そこで画面表示制御装置113は、次式 Xs =Xc −W/2 Ys =Yc −H/2 により、表示範囲22の開始座標Xs ,Ys を算出する
ようにしている。なお、ここでは全体画面21の左上端
位置を原点とする。
【0033】パラメータW,Hは外部から変更可能であ
るが、本実施形態では画面定義ファイル141上で、上
記Xc ,Yc で示される搬送車23が位置する(正確に
は、搬送車23に最も近い位置にある)工程要素(工程
図部品)に対応付けて予め設定されている。つまり、パ
ラメータW,Hの値は、搬送車23が位置する工程要素
(工程図部品)に応じて可変設定される。
【0034】画面表示制御装置113は、全体画面を更
新すると、全体画面(仮想画面)21上の搬送車23の
位置データ(全体画面座標)Xc ,Yc から、該当位置
の工程要素(工程図部品)に対応付けて画面定義ファイ
ル141により定義されている表示範囲22の幅W及び
高さHを求める。また画面表示制御装置113は、Xc
,Yc とW,Hから表示範囲22の開始座標Xs ,Ys
を求める。そして画面表示制御装置113は、Xs ,
Ys ,W,Hの4つのパラメータで決まる表示範囲22
のデータを全体画面21のデータの中から取り出して、
表示装置12に表示する表示データに変換する。
【0035】ここで、表示データへの変換は、表示範囲
22における任意データの全体画面21上の位置(全体
画面座標)をX,Y、対応する表示装置12の表示画面
上の位置(実画面座標)をx,y、表示画面上の開始位
置(開始座標)をxs ,ysとすると、次の計算式に従
って行われる。 x=横拡大係数×(X−Xs )+xs y=縦拡大係数×(Y−Ys )+ys 但し、横拡大係数(横縮小係数)は、Wに対する表示装
置12の表示画面上に確保される実表示領域(いわゆる
ウインドウ)24の幅w(のドットサイズ)の比率、縦
拡大係数(縦縮小係数)は、Hに対する上記実表示領域
24の高さh(のドットサイズ)の比率である。ここ
で、表示画面上の実表示領域(ウインドウ)24の大き
さ(w,h)は、その最大サイズを超えない範囲で任意
に設定可能である。
【0036】なお、予め設定した表示範囲22が、表示
装置12の実表示領域24に入り切らない場合にも、一
般にはOS(オペレーティングシステム)の持つ描画機
能で実表示領域24の範囲外に表示しないように縮小し
て設定することができるため、特に問題とならない。
【0037】画面表示制御装置113は、上記のように
して、パラメータXs ,Ys ,W,Hで決まる表示範囲
22のデータを全体画面21のデータの中から取り出し
て、実際の画面表示のための表示データに変換(座標変
換)すると、当該変換したデータを図示せぬビデオメモ
リ(ビデオRAM)を介して当該表示装置12の工程監
視画面表示用の実表示領域(ウインドウ)24に表示す
る。これにより、全体画面21のうちの表示範囲22の
データが表示装置12の表示画面(の実表示領域24)
に拡大または縮小されて、もしくは等倍で表示される。
ここで拡大時の補間データの生成、縮小時の間引きにつ
いては従来から種々の方法が提案されており、且つ本願
発明の要旨とは直接関係しないため説明を省略する。
【0038】このように、工程図の全てを表す全体画面
(仮想画面)を作成し、その中から、搬送車23が位置
する工程要素(工程図部品)に対応付けて定義されてい
るサイズの表示範囲のデータを選択的に取り出して表示
データに変換して画面表示する動作を、搬送車23の位
置データを含む各種外部データの変化に応じて繰り返し
実行することで、搬送車23の移動経路に沿って当該搬
送車23が位置する工程要素(工程図部品)を含む全体
画面中の表示範囲を、表示装置12の表示画面に拡大ま
たは縮小して、もしくは等倍で連続的に(つまり搬送車
23の位置が前とは全く異なる不連続な位置に飛ぶこと
なく)切り替え表示することができる。この結果、監視
員による工程監視がしやすくなる。
【0039】なお、以上の説明では、搬送車23の位置
データが当該搬送車23から与えられるものとしたが、
これに限るものではない。例えば、工程間を仮想的に移
動する仮想の搬送車を用意すると共に、当該仮想の搬送
車が仮想的に走行する全体画面21上の経路データ(と
しての座標列)と移動速度を予め画面定義ファイル14
1で定義し、その定義に従って搬送車を全体画面21上
で走行させることで、当該搬送車の経路に沿って表示範
囲22を連続的に切り替えるようにしてもよい。このと
き、搬送車は必ずしも画面表示する必要はない。これ
は、先の例の搬送車23についても同様である。また、
監視員(操作員)が入力装置13のマウス等を操作して
移動経路(監視経路)を指定入力することで、その指定
された経路に沿って表示範囲22を連続的に切り替える
ことも可能である。
【0040】以上の説明は、同一種類の工程監視画面の
表示の場合である。しかし本実施形態では、複数種類の
工程監視画面の切り替え表示も行うことができる。そこ
で、この工程監視画面の切り替えについて、図3の画面
切り替え状態遷移図及び図4のフローチャートを参照し
て詳述する。なお、各工程監視画面個々の表示方法は、
上記の説明と同様である。
【0041】今、図3(a)に示す工程監視画面31の
表示状態で、定期的な或いは予め設定した状態となった
ことによる画面切り替えタイミングの到来により、或い
は入力装置13を用いた監視員(操作員)の操作による
工程監視画面の切り替え指示により、図3(e)に示す
別の工程監視画面32に切り替える必要があるものとす
る。
【0042】この場合、まず画面表示制御装置113
は、現在表示中の工程監視画面31、つまり元の工程監
視画面31の表示データを記憶装置110上に確保した
一時記憶領域に退避する(ステップA1)。また画面表
示制御装置113は、新たな工程監視画面の表示割合を
表すパラメータα(単位は%)を初期値、例えば25%
に設定する(ステップA2)。
【0043】次に画面表示制御装置113は、新たな工
程監視画面である工程監視画面32の全体画面データを
生成して記憶装置110上に確保した全体画面領域に格
納する(ステップA3)。
【0044】次に、画面表示制御装置113は、元の工
程監視画面31の例えば左側の(100−α)%と、新
たな工程監視画面32の右側のα%とを合成し、図3
(b)のように合成画面33として、表示装置12の表
示画面上に(図3(a)の画面から)切り替え表示する
(ステップA4)。ここでは、α%は25%であり、元
の工程監視画面31の左側の75%、つまり3/4と、
新たな工程監視画面32の右側の25%、つまり1/4
とが表示される。
【0045】次に画面表示制御装置113は、時間Tを
計測するタイマ(図示せず)を起動して時間T(例えば
1秒)を待つ(ステップA5,A6)。そして時間Tが
経過すると、つまり最初の画面切り替え時から時間Tの
間だけ、図3(b)に示したようにα=25%で決まる
割合(3対1の割合)で工程監視画面31(の左3/
4)と工程監視画面32(の右1/4)を合成した画面
33を表示すると、画面表示制御装置113はαを所定
%、例えば25%だけ増加し、その増加後のαが100
%以上となったか否かをチェックする(ステップA7,
A8)。
【0046】もし、増加後のαが100%未満であるな
らば(ここではα=50%)、画面表示制御装置113
はステップA4に戻り、元の工程監視画面31の左側の
100−α=50%、つまり半分と、新たな工程監視画
面32の右側のα=50%、つまり半分とを合成し、図
3(c)のように合成画面34として(図3(b)の画
面から)切り替え表示する。この図3(c)の合成画面
34は、次の時間Tの間、つまり最初の画面切り替え時
から時間Tを経過した時点を基準とする時間Tの間表示
される。
【0047】以下、同様にして、次の時間Tの間、つま
り最初の画面切り替え時から時間2Tを経過した時点を
基準とする時間Tの間は、α=75%で決まる割合(1
対3の割合)で工程監視画面31の左1/4と工程監視
画面32の右3/4が合成され、図3(d)のように合
成画面35として(図3(c)の画面から)切り替え表
示される。
【0048】さて、αの次の値は75%から100%と
なる(ステップA7)。画面表示制御装置113は、α
の値が100%以上となった場合(ステップA8)、α
の値を段階的に増加させながらのタイマによる時間T毎
の画面切り替えのループから抜けて、記憶装置110の
一時記憶領域に保存しておいた元の工程監視画面31の
データを破棄し、図3(e)に示すように、新たな工程
監視画面32のみの表示に切り替える(ステップA9,
A10)。
【0049】このように、元の工程監視画面31から新
たな工程監視画面32に従来のように一瞬で切り替える
のではなく、工程監視画面31の一部を見せながら工程
監視画面32の占める割合が(右から左方向に)徐々に
大きくなって最終的には工程監視画面32のみの表示と
なるような画面切り替えを行うことにより、たとえ工程
監視画面31と工程監視画面32とが類似していたとし
ても、工程監視画面31から工程監視画面32に画面が
切り替えられたことを、監視員に容易に視認可能なよう
に知らせることができる。
【0050】なお、以上の説明では、工程監視画面31
から工程監視画面32への段階的切り替えが画面右から
左方向に行われるものとしたがこれに限るものではな
く、画面左から右方向に、或いは画面上から下方向に、
或いは画面下から上方向に、或いは画面周辺から中心方
向に、或いは画面中心から周辺方向に、段階的に切り替
えられるものであっても構わない。また、この画面切り
替え方向が、監視員の操作により入力装置13から選択
指定可能な構成であっても構わない。また、以上の説明
では、便宜的にαの増分を25%、時間Tを1秒とした
が、より小さな値を用いることで、工程監視画面31か
ら工程監視画面32への切り替えを一層滑らかに行うこ
とができる。また、αの増分と時間Tを外部から任意に
設定可能なようにすると便利である。また、工程監視画
面31から工程監視画面32への切り替えが完了するま
での時間Tt と、αの増加回数nを外部から設定可能と
し、その設定値からαの増分(例えば100/n)と時
間T(例えばTt /n)とを画面表示制御装置113内
で決定するようにしてもよい。
【0051】次に、図1の構成の工程監視装置において
工程状態の変化を色の変更で表示する場合の動作を、パ
イプを表す線図形の表示色の切り替えを例に、図5の表
示色切り替え状態遷移図及び図6のフローチャートを参
照して説明する。
【0052】今、工程監視画面にパイプを表す図5
(a)に示す例えば直線の線図形50が含まれており、
当該線図形50は液体が流れていない状態を示す第1の
表示色51で表示されているものとする。この状態で、
線図形50の示すパイプのバルブがオン(開)操作され
た結果、直ちに当該パイプに液体が流れたものとする。
従来は、このバルブがオンされたことを示す外部データ
を取り込んだ場合、その新たな工程状態を表すために、
線図形50全体の表示色を、図5(a)のような第1の
表示色51から、図5(e)のような、液体が流れてい
る状態を示す第2の表示色52の表示に一度に切り替え
ていた。これに対して本実施形態では、以下に述べるよ
うに、先の工程監視画面の切り替えと同様に、表示色を
段階的に徐々に切り替えるようにしている。
【0053】まず画面表示制御装置113は、線図形5
0がこの例のように直線の場合、その全長に対する第2
の表示色(52)の表示割合を表すパラメータα(単位
は%)を初期値、例えば25%に設定する(ステップB
1)。
【0054】次に画面表示制御装置113は、線図形5
0の両端の座標(X1,Y1),(X2,Y2)と、パ
ラメータαの値をもとに、当該線図形50(の示すパイ
プ)上の開始点(液体の流入端)の座標(X1,Y1)
からα%の位置の座標(X,Y)を、次式 X=(X2−X1)×(α/100)+X1 Y=(Y2−Y1)×(α/100)+Y1 により算出する(ステップB2)。ここでは、α=25
%であることから、座標(X,Y)は、座標(X1,Y
1)から25%の位置となる。
【0055】次に画面表示制御装置113は、線図形5
0上の座標(X1,Y1)から座標(X,Y)まで、即
ち線図形50の開始点(X1,Y1)からα=25%の
部分を、図5(b)に示すように第2の表示色52で表
示する(ステップB3)。
【0056】次に画面表示制御装置113は、時間Tを
計測するタイマを起動して時間T(例えば1秒)を待つ
(ステップB4,B5)。そして時間Tが経過すると、
つまり最初の表示色切り替え時から時間Tの間だけ、図
5(b)に示したように線図形50の開始点からα=2
5%の部分を第2の表示色52で表示すると、画面表示
制御装置113はαを所定%、例えば25%だけ増加
し、その増加後のαが100%以上となったか否かをチ
ェックする(ステップB6,B7)。
【0057】もし、この例のように、増加後のαが10
0%未満であるならば(ここではα=50%)、画面表
示制御装置113はステップB2に戻って線図形50の
開始点(X1,Y1)からα%の位置の座標(X,Y)
を算出し、その(X1,Y1)からα%の位置の座標
(X,Y)までの部分を、第2の表示色(52)で表示
する(ステップB3)。ここではα=50%であること
から、線図形50の開始点(X1,Y1)からα=50
%の部分が、図5(c)に示すように第2の表示色52
で表示される。この図5(c)の表示状態は、次の時間
Tの間続く。なお、線図形50の開始点(X1,Y1)
から今回算出した座標(X,Y)までの部分(線分)を
第2の表示色52で表示するのに、開始点(X1,Y
1)から前回算出した座標(X,Y)までの部分は既に
第2の表示色52で表示されていることから、前回算出
した座標(X,Y)から今回算出した座標(X,Y)ま
での部分だけを第1の表示色51から第2の表示色52
に切り替えて表示(描画)してもよい。
【0058】以下、同様にして、次の時間Tの間、線図
形50の開始点(X1,Y1)からα=75%の部分
が、図5(d)に示すように第2の表示色52で表示さ
れる。
【0059】さて、αの次の値は75%から100%と
なる(ステップB6)。画面表示制御装置113は、α
の値が100%以上となった場合(ステップB7)、タ
イマによる時間T毎の第2の表示色52の割合(α%)
を段階的に増加させるループから抜けて、図5(e)に
示すように、線図形50の開始点(X1,Y1)から終
了点(X2,Y2)までを、即ち線図形50の全て(1
00%)を第2の表示色52で表示する(ステップB
8)。
【0060】このように、パイプのバルブがオンされた
場合に、当該パイプを表す線図形50の表示色を(液体
が流れていない状態を表す)第1の表示色51から(液
体が流れている状態を表す)第2の表示色52に従来の
ように一度に切り替えるのではなく、第2の表示色52
が表示される割合を線図形50の開始点(始端)側から
終了点(終端)に向かって徐々に増加させていき、最終
的には線図形50の終了点まで全て第2の表示色52で
表示されるようにすることにより、バルブ操作に伴う工
程の変化状況を視認しやすくすることができる。
【0061】以上は、1本の帯状の直線からなる線図形
(50)の表示色を、第1の状態を表す第1の表示色
(51)から第2の状態を表す第2の表示色(52)
に、段階的に切り替える場合について説明したが、複数
の直線(線分)からなる線図形(折れ線図形)の表示色
を切り替える場合にも同様に適用できる。但し、開始点
からα%の位置を算出するには、線図形(折れ線図形)
を構成する各線分の長さに基づいてα%の位置がいずれ
の線分上となるかを判断した後、その判断した線分に先
行する全ての線分の合計長が線図形の全長に対して占め
る割合β(%)を求め、上記判断した線分の両端点の座
標と(α−β)%に基づいて、上記1本の直線からなる
線図形上の開始点からα%の位置を算出したのと同様の
計算を行う必要がある。ここでは、開始点からα%の位
置となる線分、つまり新たに第2の表示色に切り替え表
示される部分を持つ線分は常に1本である。したがっ
て、開始点からα%の位置となる線分を対象に、その開
始点から(α−β)%の部分を第2の表示色に切り替え
て表示すればよい。
【0062】また、線図形が曲線の場合にも、計算自体
は複雑となるものの、直線の場合と同様にして、αの値
を段階的に増加させながら、その都度開始点からα%の
位置を算出することで、第2の表示色が表示される割合
を線図形の開始点側から終了点に向かって徐々に増加さ
せていき、最終的には線図形の終了点まで全て第2の表
示色で表示されるようにすることができる。なお、線図
形とは、必ずしも線分だけで構成されている必要はな
く、例えばパイプの形状をした3次元モデルの図形であ
ってもよく、要は長さを持った図形として扱えるもので
あればよい。
【0063】以上に述べたように本実施形態では、入力
装置13を用いた操作員の入力操作に従って、工程図エ
ディタ111により、工程図を構成する各監視対象工程
要素の画像が作成・定義されると共に、各工程要素の画
像と、各工程で発生する種々の外部データのうち、その
工程要素に固有の外部データを表す任意のタグ名との対
応付けが定義され、その定義された工程図の定義情報が
画面定義ファイル141として外部記憶装置14に保存
される。
【0064】上記画面定義ファイル141により定義さ
れた工程図を画面表示して工程監視に供するようにする
には、当該ファイル141の定義内容を解釈して、定義
された各工程図部品(監視対象工程要素)の画像が配置
された工程図の画面データであって、外部データ取り込
み装置112により取り込まれた外部データのうち上記
各工程図部品に対応付けられている外部データが当該工
程図部品に反映された工程図画面データを作成して画面
表示する機能(表示用のアプリケーションプログラム)
が必要である。本実施形態では、この機能を画面表示制
御装置113に持たせることで、ユーザが工程図表示用
の特別のプログラムを作成することなく、画面定義ファ
イル141に従う工程図表示が行えるようにしている。
【0065】[第2の実施形態]前記第1の実施形態で
は、工程図エディタ111により作成・定義された画面
定義ファイル141に従う工程図表示の種々の形態につ
いて説明したが、外部データ取り込み装置112により
取り込まれる監視対象時系列データのトレンド(トレン
ドグラフ)を表示することも可能である。そこで、時系
列データのトレンド表示も可能とした本発明の第2の実
施形態について図面を参照して説明する。
【0066】図7は本発明の第2の実施形態に係る工程
監視装置の構成を示すブロック図であり、図1と同一部
分には同一符号を付してある。図7の構成が図1の構成
と異なる点は、工程図定義情報の画面定義ファイル14
1の他に、トレンドを定義した2種の画面定義ファイル
141′,141″が適用可能なことと、外部記憶装置
14内にデータベース、例えば汎用データベース(以
下、汎用DBと称する)143が置かれることである。
汎用DB143には、入力装置13を通してユーザによ
り指定された時系列データ(のDB)が、例えば図8に
示すような表形式で保存される。ここでは、表内の各行
には、日時と、データ1〜データnとが設定される。な
お、汎用DB143は、工程監視装置の外部記憶装置1
4内に置かれる必要はなく、当該工程監視装置とネット
ワーク(通信回線)を介して接続されている他の装置
(例えばデータベースサーバ)の外部記憶装置に置かれ
るものであっても構わない。
【0067】画面定義ファイル141′は、汎用DB1
43に保存されている時系列データをトレンドグラフ形
式で表示するための定義情報(ヒストリカルトレンド定
義情報)のファイルであり、画面定義ファイル141″
は外部データ取り込み装置112により入力されている
データをトレンドグラフ形式でリアルタイムで表示する
ための定義情報(リアルタイムトレンド定義情報)のフ
ァイルである。
【0068】図7の構成が図1の構成と異なる他の点
は、入力装置13を用いたユーザの入力操作に応じてト
レンド(ヒストリカルトレンド、リアルタイムトレン
ド)を定義するためのトレンドエディタ114と、汎用
DB143との間のデータの入出力を行うDB(データ
ベース)インタフェース115とが、制御装置113内
に新たに設けられていることである。DBインタフェー
ス115は、外部データ取り込み装置112により取り
込まれたデータを汎用DB143に表形式で時系列順に
保存する機能と、画面表示制御装置113からの要求に
応じて汎用DB143から該当するデータを読み出して
当該画面表示制御装置113に送出する機能とを有して
いる。
【0069】次に、図1の構成におけるトレンドの定義
処理と、トレンドの定義により作成された画面定義ファ
イル141′,141″に従うトレンド(トレンドグラ
フ)表示について説明する。
【0070】まず本実施形態において、外部データ取り
込み装置112により取り込まれる時系列データを汎用
DB143内に図8の表形式で保存するには、そのため
の設定(論理表設定)が必要となる。ここでは、保存し
ようとするデータ群(図8の例ではデータ1〜データ
n)と、保存周期と、表名とを、ユーザが入力装置13
を操作して所定の設定画面上で入力設定する。なお、保
存周期の設定には、指定時間間隔で保存する際の当該時
間間隔の設定と、データ変更時に保存することを指定す
るための設定とがあり、いずれかが選択可能である。
【0071】DBインタフェース115は、上記の設定
に従い、外部データ取り込み装置112により取り込ま
れるデータのうち、該当するデータだけを指定の保存周
期で汎用DB143内の該当する表の該当するデータフ
ィールドに書き込む。この際、同じ行の日時フィールド
に、その時点の日時(日時分秒)を書き込む。このよう
にして、汎用DB143には、図8の表形式のデータが
保存される。また、汎用DB143に、他のDBに保存
されている表形式のデータをコピーすることも可能であ
る。
【0072】さて、トレンド定義を行うためには、入力
装置13を操作してトレンドエディタ114を起動する
必要がある。この場合、表示装置12にトレンド定義の
ための設定画面が表示される。ここでは、ヒストリカル
トレンド定義画面またはリアルタイムトレンド定義画面
を選択することができる。
【0073】以下、ヒストリカルトレンド定義画面を用
いたトレンド定義手順について、図9のフローチャート
を参照して説明する。ユーザは入力装置13を操作する
ことで、ヒストリカルトレンド表示の対象とするデータ
が格納されている表を保存したDBの名前(DB名)を
指定入力する。これによりトレンドエディタ114は、
ユーザ指定のDB名をヒストリカルトレンド表示の定義
情報の1つとして設定する(ステップC1)。ここで、
DB名の指定は、図7の装置で利用可能なDBの一覧を
表示して、その一覧からユーザに選択させることで実現
される。
【0074】次にユーザは、自身が指定したDBに保存
されている表の中から、ヒストリカルトレンド表示の対
象とするデータが格納されている表の名前(表名)を指
定する。これによりトレンドエディタ114は、ユーザ
指定の表名をヒストリカルトレンド表示の定義情報の1
つとして設定する(ステップC2)。ここで、表名の指
定は、ユーザ指定のDBに保存されている表の一覧を表
示して、その一覧からユーザに選択させることで実現さ
れる。
【0075】次にユーザは、自身が指定した表中のデー
タ列の中から、ヒストリカルトレンド表示の対象とする
種類のデータが格納されている列を選択指定する。これ
によりトレンドエディタ114は、ユーザ指定の列の番
号(列番号)をヒストリカルトレンド表示の定義情報の
1つとして設定する(ステップC3)。
【0076】またユーザは、ヒストリカルトレンド定義
画面上で、ヒストリカルトレンドの表示開始の日時と、
表示する時間範囲とをそれぞれ入力する。これによりト
レンドエディタ114は、ユーザにより入力されたヒス
トリカルトレンド表示開始日時と表示する時間範囲と
を、それぞれヒストリカルトレンド表示の定義情報の1
つとして設定する(ステップC4,C5)。
【0077】以上により、ヒストリカルトレンド表示の
ための定義情報の入力設定処理が終了となり、表示テス
トが可能となる。そこで、ユーザにより表示テストが指
定されると、トレンドエディタ114は、設定された定
義情報に従うヒストリカルトレンドの表示テストを行う
(ステップC6)。
【0078】最後にユーザが保存を指定してファイル名
を入力すると、トレンドエディタ114は、上記ステッ
プC1〜C5で設定されたヒストリカルトレンド表示の
ための定義情報を指定のファイル名の画面定義ファイル
141′として外部記憶装置14に保存する(ステップ
C7)。
【0079】次に、リアルタイムトレンド定義画面を用
いたトレンド定義手順について、図10のフローチャー
トを参照して説明する。まずトレンドエディタ114
は、ユーザの指定に応じて、リアルタイムトレンド表示
の対象とするデータの名前と、当該データのサンプリン
グ周期とを、それぞれリアルタイムレンド表示の定義情
報の1つとして設定する(ステップD1)。
【0080】またトレンドエディタ114は、ユーザの
指定に応じて、リアルタイムトレンドの表示開始の日時
と表示する時間範囲とを、それぞれリアルタイムレンド
表示の定義情報の1つとして設定する(ステップD
2)。
【0081】以上により、リアルタイムトレンド表示の
ための定義情報の入力設定処理が終了となり、表示テス
トが可能となる。そこで、ユーザにより表示テストが指
定されると、トレンドエディタ114は、設定された定
義情報に従うリアルタイムトレンドの表示テストを行う
(ステップD3)。
【0082】最後にユーザが保存を指定してファイル名
を入力すると、トレンドエディタ114は、上記ステッ
プD1,D2で設定されたリアルタイムトレンド表示の
ための定義情報をユーザ指定のファイル名の画面定義フ
ァイル141″として外部記憶装置14に保存する(ス
テップD4)。
【0083】次に画面定義ファイル141′または14
1″に基づくトレンド(トレンドグラフ)表示について
説明する。まず、ユーザが入力装置13を用いて画面表
示制御装置113を起動するための操作を行うと、当該
画面表示制御装置113が起動される。すると画面表示
制御装置113は、前記第1の実施形態で述べた工程監
視用の工程図、または上述のトレンドを表示するための
専用画面を表示装置12に表示する。
【0084】この状態で、ユーザが入力装置13を用い
て、画面表示の対象とする定義情報のファイル(即ち画
面定義ファイル141、画面定義ファイル141′、ま
たは画面定義ファイル141″)を選択指定すると、そ
の選択指定された定義ファイルに従って画面表示制御装
置113による工程図またはトレンド(トレンドグラ
フ)の上記専用画面への表示が行われる。ここでは、
(工程図を定義した)画面定義ファイル141は、工程
図定義ファイルの一覧から選択可能であり、(トレンド
を定義した)画面定義ファイル141′または141″
は、トレンド定義ファイルの一覧から選択可能である。
【0085】もし、ある画面定義ファイル141′、即
ちヒストリカルトレンドを定義した画面定義ファイル1
41′が選択指定された場合、画面表示制御装置113
はDBインタフェース115を制御して、当該定義ファ
イル141′で定義されているDB名、表名、列番号、
表示開始日時及び表示時間範囲の各情報に従い、指定さ
れたDB内の指定された表の中から、指定された全ての
列の時系列データを、指定の表示開始日時より指定の表
示時間範囲分だけ、先頭から順次取り出させる。そして
画面表示制御装置113は、DBインタフェース115
により取り出された全ての時系列データをトレンドグラ
フ形式で表示装置12に表示する。
【0086】一方、ある画面定義ファイル141″、即
ちリアルタイムトレンドを定義した画面定義ファイル1
41″が選択指定された場合、画面表示制御装置113
は、当該定義ファイル141″で定義されているサンプ
リング周期、データ名及び表示時間範囲の各情報に従
い、その時点以降に外部データ取り込み装置112によ
り取り込まれるデータのうち、指定されたデータ名のデ
ータを指定のサンプリング周期で指定の表示時間範囲だ
け順次入力する。そして画面表示制御装置113は、入
力したデータをトレンドグラフ形式で表示装置12に表
示する。
【0087】なお、画面定義ファイル141に従う工程
図の表示については前記第1の実施形態で述べた通りで
あるため、説明を省略する。
【0088】さて本実施形態では、上記専用画面上での
画面操作、特に画面切り替え操作を実現するためのイン
タフェースを有している。このインタフェースでは、画
面定義ファイル141で定義される工程図部品(監視対
象工程要素)のうち、ユーザ指定の工程図部品をオブジ
ェクトとして扱い、そのオブジェクトがマウス等で指定
された場合に、そのオブジェクトに定義されたイベント
を発生させるものとして、対応する画面切り替えが行わ
れる設定が、ユーザ操作により簡単に実現できるように
している。即ち本実施形態では、任意のオブジェクト
(工程図部部品)が指定(クリック)された状態で、画
面切り替えのための設定が指定されると(例えば設定ボ
タンがクリックされると)、「ファイルの表示」(例え
ば指定の画面定義ファイル141に従う工程図画面の切
り替え)、「別ウィンドウへのファイルの表示」(例え
ば指定の画面定義ファイル141に従う別ウィンドウへ
の工程図画面の表示)といった、画面切り替えのための
イベントの一覧が表示され、当該一覧からユーザが任意
のイベントを選択できるようになっている。ここでは、
選択したイベントの発生により表示される新たな画面の
定義ファイル(例えば画面定義ファイル141)もユー
ザにより指定できるようになっており、これにより上記
専用画面上での画面切り替えを伴う画面操作が実現でき
る。
【0089】以上に述べた各実施形態に係る工程監視装
置の各機能、特に制御装置11内の工程図エディタ11
1、外部データ取り込み装置112及び画面表示制御装
置113(とトレンドエディタ114)は、ソフトウェ
アを用いて実現可能である。
【0090】また本実施形態は、コンピュータに工程監
視のための所定の手順を実行させるための(或いはコン
ピュータを工程監視装置をなす所定の手段として機能さ
せるための、或いはコンピュータに工程監視装置として
の所定の機能を実現させるための)工程監視プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能なCD−ROM等
の記録媒体として実施することもできる。また、このプ
ログラムが通信媒体を介してダウンロードされるもので
あっても構わない。
【0091】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、工
程図の全てを表す全体画面(仮想画面)を作成し、その
中から、任意の表示範囲、特に工程間を移動する搬送車
の移動経路上の任意の表示範囲のデータを選択的に取り
出して表示装置の画面上に任意の大きさで表示するよう
にしたので、工程図の画面を作成するのに必要な作業量
が軽減できる他、監視員が着目している工程要素の画像
位置を画面切り替え前後で連続させることができ、監視
員にとって監視しやすい工程監視の画面表示を実現でき
る。
【0092】また本発明によれば、現在表示中の工程監
視画面から新たな工程監視画面への表示の切り替えを段
階的に行うようにしたので、たとえ類似した工程監視画
面への切り替え時でも、監視員はその切り替えを確実に
視認することができる。
【0093】また本発明によれば、工程の状態変化を対
応する線図形の表示色の変化で表す場合に、その表示色
の切り替えを段階的に行うようにしたので、監視員はそ
の切り替えを確実に視認することができる。
【0094】このように本発明によれば、工程の状態が
監視員にとって視認しやすいように工程監視画面の切り
替えを行うことができる。
【0095】また本発明によれば、ユーザ操作に従って
作成・定義された工程図の定義情報である定義ファイル
に従う工程図表示と画面操作が、ユーザ側で工程図表示
用の特別のプログラムを作成することなく実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る工程監視装置の
構成を示すブロック図。
【図2】全体画面(仮想画面)と表示範囲と表示画面と
の関係を示す図。
【図3】種類の異なる工程監視画面の切り替えを説明す
るための画面切り替え状態遷移図。
【図4】種類の異なる工程監視画面の切り替えを説明す
るためのフローチャート。
【図5】線図形の表示色の切り替えを説明するための表
示色切り替え状態遷移図。
【図6】線図形の表示色の切り替えを説明するためのフ
ローチャート。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る工程監視装置の
構成を示すブロック図。
【図8】ヒストリカルトレンド表示に使用可能なヒスト
リカルトレンドデータ表の一例を示す図。
【図9】ヒストリカルトレンド表示のための定義処理を
説明するためのフローチャート。
【図10】リアルタイムトレンド表示のための定義処理
を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
11…制御装置 12…表示装置 13…入力装置 14…外部記憶装置(定義ファイル格納手段) 110…記憶装置 111…工程図エディタ 112…外部データ取り込み装置 113…画面表示制御装置(全体画面作成手段、画面表
示制御手段) 114…トレンドエディタ 115…DBインタフェース 141,141′,141″…画面定義ファイル 142…外部データ・タグ対応テーブル
フロントページの続き (72)発明者 藤田 誠二 東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 日本た ばこ産業株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB07 BB31 CC21 CC31 DD05 EE07 EE56 FF03 FF04 FF09 5C082 AA12 AA36 BA12 CA55 CA76 CB01 DA87 MM10 5E501 AC02 AC15 AC32 BA03 EB05 FA14 FA46 FB03 FB34 5H223 CC03 CC08 DD03 DD09 EE05 EE06 EE30 FF03 FF08 9A001 BB01 BB03 BB04 DD03 DD06 DD13 HH24 HH28 HH29 HH31 JJ27 JJ46 JJ77 KK31 KK37

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工程図を構成する各監視対象工程要素の
    画像を定義すると共に、当該工程要素に対する当該工程
    要素に固有の外部データの対応付けをその外部データを
    示す情報を用いて定義した定義ファイルを格納する定義
    ファイル格納手段と、 監視対象となる各工程で発生する各種外部データを取り
    込む外部データ取り込み手段と、 前記定義ファイルに従って、定義された各監視対象工程
    要素の画像が配置された工程図の全体画面データであっ
    て、前記外部データ取り込み手段により取り込まれた外
    部データのうち前記各監視対象工程要素に対応付けられ
    ている外部データが当該工程要素に反映された全体画面
    データを作成する全体画面作成手段と、 前記全体画面データ中の任意の範囲のデータを表示装置
    の画面上に任意の大きさで表示する画面表示制御手段と
    を具備することを特徴とする工程監視装置。
  2. 【請求項2】 工程図を構成する各監視対象工程要素の
    画像を定義すると共に、当該工程要素に対する当該工程
    要素に固有の外部データの対応付けをその外部データを
    示す情報を用いて定義した定義ファイルを格納する定義
    ファイル格納手段と、 工程間を移動する搬送車の位置データ及び監視対象とな
    る各工程で発生する各種外部データを取り込む外部デー
    タ取り込み手段と、 前記定義ファイルに従って、定義された各監視対象工程
    要素の画像が配置された工程図の全体画面データであっ
    て、前記外部データ取り込み手段により取り込まれた外
    部データのうち前記各監視対象工程要素に対応付けられ
    ている外部データが当該工程要素に反映された全体画面
    データを作成する全体画面作成手段と、 前記外部データ取り込み手段により取り込まれた前記搬
    送車の位置データに基づいて当該搬送車を追跡し、当該
    搬送車の移動に従って当該搬送車の位置を基準とする前
    記全体画面データ中の任意の範囲のデータを表示装置の
    画面上に任意の大きさで表示する画面表示制御手段とを
    具備することを特徴とする工程監視装置。
  3. 【請求項3】 前記各外部データの供給元を示す情報と
    当該データに割り当てられる任意のタグ名との対応関係
    を登録した外部データ・タグ対応テーブルを更に具備す
    ると共に、前記定義ファイル中の前記外部データを示す
    情報には、前記外部データ・タグ対応テーブルで対応付
    けられている前記タグ名が用いられており、 前記画面表示制御手段は、前記外部データ取り込み手段
    により取り込まれた外部データの反映先となる工程要素
    を、前記外部データ・タグ対応テーブルにより当該デー
    タの供給元を示す情報と対応付けられているタグ名で前
    記定義ファイルを参照することで特定することを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の工程監視装置。
  4. 【請求項4】 複数種類の工程監視画面を切り替え表示
    可能な工程監視装置において、 現在表示中の第1の工程監視画面から新たな第2の工程
    監視画面に切り替え表示する際に、前記第1の工程監視
    画面と前記第2の工程監視画面とを合成する動作を、前
    記第2の工程監視画面の占める割合が0%の状態から1
    00%の状態に至るまで当該割合を段階的に増加させな
    がら繰り返し、その都度合成した画面を切り替え表示す
    る画面表示制御手段を具備することを特徴とする工程監
    視装置。
  5. 【請求項5】 監視対象となる各工程で発生する外部デ
    ータが、工程図を構成し対応する工程要素の画像に反映
    された工程監視画面を表示する工程監視装置において、 前記工程監視画面に配置された各工程要素の画像の中
    に、外部データに応じた表示色の切り替えの対象となる
    線図形を含む工程要素の画像が存在し、対応する外部デ
    ータに応じて前記線図形の表示色を第1の表示色から第
    2の表示色に切り替える際には、前記線図形の始端から
    終端までの経路上で前記第2の表示色の占める割合が始
    端を基準に0%の状態から100%の状態に至るまで当
    該割合を段階的に増加させながら繰り返し切り替え表示
    する画面表示制御手段を具備することを特徴とする工程
    監視装置。
  6. 【請求項6】 コンピュータに、工程図を構成する各監
    視対象工程要素の画像を定義すると共に、当該工程要素
    に対する当該工程要素に固有の外部データの対応付けを
    その外部データを示す情報を用いて定義した定義ファイ
    ルを予め作成する機能と、 前記定義ファイルに従って、定義された各監視対象工程
    要素の画像が配置された工程図の全体画面データであっ
    て、監視対象となる各工程で発生する各種外部データの
    うち前記各監視対象工程要素に対応付けられている外部
    データが当該工程要素に反映された全体画面データを作
    成する機能と、 前記全体画面データ中の任意の範囲のデータを表示装置
    の画面上に任意の大きさで表示する機能とを実現するた
    めの工程監視プログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 コンピュータに、 現在表示中の第1の工程監視画面から新たな第2の工程
    監視画面に切り替え表示する際に、前記第1の工程監視
    画面と前記第2の工程監視画面とを合成する第1のステ
    ップと、 前記第1のステップを、前記第2の工程監視画面の占め
    る割合が0%の状態から100%の状態に至るまで当該
    割合を段階的に増加させながら繰り返させる第2のステ
    ップと、 前記第1のステップが実行される都度、当該第1のステ
    ップで合成された画面を切り替え表示する第3のステッ
    プとを実行させるための工程監視プログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 コンピュータに、 工程監視画面に配置された各工程要素の画像の中に、外
    部データに応じた表示色の切り替えの対象となる線図形
    を含む工程要素の画像が存在し、対応する外部データに
    応じて前記線図形の表示色を第1の表示色から第2の表
    示色に切り替える際に、前記線図形の始端から終端まで
    の経路上で前記第2の表示色の占める割合が始端を基準
    にα%(αは0以上100以下)となるように表示する
    第1のステップと、 前記第1のステップを、前記αの値が0から100に至
    るまで、当該αの値を段階的に増加させながら繰り返さ
    せる第2のステップとを実行させるための工程監視プロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  9. 【請求項9】 工程図を構成する各監視対象工程要素の
    画像を定義すると共に、当該工程要素に対する当該工程
    要素に固有の外部データの対応付けをその外部データを
    示す情報を用いて定義するための工程図エディタと、 前記工程図エディタで定義された工程図の定義情報が画
    面定義ファイルとして格納される定義ファイル格納手段
    と、 監視対象となる各工程で発生する各種外部データを取り
    込む外部データ取り込み手段と、 前記定義ファイルに従って、定義された各監視対象工程
    要素の画像が配置された工程図の画面データであって、
    前記外部データ取り込み手段により取り込まれた外部デ
    ータのうち前記各監視対象工程要素に対応付けられてい
    る外部データが当該工程要素に反映された工程図画面デ
    ータを作成する画面作成手段と、 前記工程図画面データを表示装置に表示すると共に外部
    からの指示に応じて画面操作を行う画面表示制御手段と
    を具備することを特徴とする工程監視装置。
  10. 【請求項10】 コンピュータに、工程図を構成する各
    監視対象工程要素の画像を定義すると共に、当該工程要
    素に対する当該工程要素に固有の外部データの対応付け
    をその外部データを示す情報を用いて定義した定義ファ
    イルを予め作成する機能と、 前記定義ファイルに従って、定義された各監視対象工程
    要素の画像が配置された工程図の画面データであって、
    監視対象となる各工程で発生する各種外部データのうち
    前記各監視対象工程要素に対応付けられている外部デー
    タが当該工程要素に反映された工程図画面データを作成
    する機能と、 前記工程図画面データを表示装置に表示すると共に外部
    からの指示に応じて画面操作を行う機能とを実現するた
    めの工程監視プログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
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