JP3278904B2 - 電気自動車用空気調和装置 - Google Patents

電気自動車用空気調和装置

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JP3278904B2 JP15256092A JP15256092A JP3278904B2 JP 3278904 B2 JP3278904 B2 JP 3278904B2 JP 15256092 A JP15256092 A JP 15256092A JP 15256092 A JP15256092 A JP 15256092A JP 3278904 B2 JP3278904 B2 JP 3278904B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載電源の充電時に加
熱された温水を電気自動車の運転時に暖房用熱源として
使用するようにした電気自動車用空気調和装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気自動車のようにエンジン
冷却水を有さないものにおいては、ヒートポンプを用い
て車室内の暖房を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ヒートポン
プにより車室内を暖房する電気自動車においては、とく
に低外気温(例えば0℃)における暖房の立ち上がり時
に、ヒートポンプの冷媒圧縮機も低外気温(例えば0
℃)まで冷却されているため、暖房の立ち上がりに時間
がかかる。また、定常時においても、冷媒圧縮機が冷却
されていると、大きな暖房能力が必要となるため、冷媒
圧縮機の消費電力が大きくなるという課題があった。本
発明は、電動式の冷媒圧縮機を暖めておいて暖房運転の
開始時に暖房の立ち上がり時間を早め、且つ定常時にお
いても電動式の冷媒圧縮機で消費する電力の低減化を図
る電気自動車用空気調和装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】〔請求項1〕 本発明は、外部電源により充電される車載電源を有する
電気自動車に用いられる空調装置であって、前記車載電
源より電力の供給を受けると冷媒を圧縮して吐出する電
動式の冷媒圧縮機、暖房運転時に冷媒凝縮器として働く
第1室内熱交換器、冷房運転時に冷媒蒸発器として働く
第2室内熱交換器、冷房運転時に冷媒凝縮器として働
き、暖房運転時に冷媒蒸発器として働く室外熱交換器、
およびこれらを環状に接続する冷媒配管を有するヒート
ポンプと、このヒートポンプの冷房運転と暖房運転とで
冷媒の流れ方向を切り替える冷媒流路切替弁と、内部に
前記冷媒圧縮機を収めると共に、前記冷媒圧縮機の周囲
の温水を保温する蓄熱タンク、流入した温水と車室外空
気とを熱交換させて温水を冷却するラジエータ、および
これらに温水を循環させる温水循環路を有する温水式暖
房装置と、前記車載電源の充電時に、前記蓄熱タンク内
の温水を加熱する加熱手段と、前記ヒートポンプの冷房
運転時に、前記温水循環路内に温水の水流を発生させる
循環ポンプとを備えた技術手段を採用した。
【0005】〔請求項3〕 本発明は、外部電源により充電される車載電源を有する
電気自動車に用いられる空調装置であって、前記車載電
源より電力の供給を受けると冷媒を圧縮して吐出する電
動式の冷媒圧縮機、およびこの冷媒圧縮機より吐出され
た冷媒と車室内に吹き出す空気とを熱交換させる室内熱
交換器を有するヒートポンプと、流入した温水と車室内
に吹き出す空気とを熱交換させる室内放熱器と、内部に
前記冷媒圧縮機を収めると共に、前記冷媒圧縮機の周囲
の温水を保温する蓄熱タンクと、前記室内放熱器および
前記蓄熱タンクに温水を循環させる温水循環路と、前記
車載電源の充電時に、前記蓄熱タンク内の温水を加熱す
る加熱手段とを備えた技術手段を採用した。
【0006】
【作用】〔請求項1〕 本発明は、車載電源の充電中に外部電源より電力が加熱
手段に供給されると蓄熱タンク内の温水が加熱される。
そして、電気自動車への乗車時に車載電源より電力が電
動式の冷媒圧縮機に供給されるとヒートポンプが暖房運
転されるが、冷媒圧縮機が加熱手段で加熱した蓄熱タン
ク内の温水によって暖められているので、低外気温にお
ける暖房の立ち上がり時間が短くなる。また、定常暖房
運転時においても大きな暖房能力が不要となるので、電
動式の冷媒圧縮機の消費電力が減少する。また、ヒート
ポンプの冷房運転時に、循環ポンプを作動させることに
より、ラジエータで冷却された温水が冷媒圧縮機および
蓄熱タンクに循環するので冷媒圧縮機が冷却され、冷媒
圧縮機の効率が向上するので、電動式の冷媒圧縮機の電
力消費が減少する。
【0007】〔請求項3〕本発明は、車載電源の充電中
に外部電源より電力が加熱手段に供給されると蓄熱タン
ク内の温水が加熱される。そして、電気自動車への乗車
時に、加熱手段で加熱した蓄熱タンク内の温水を室内放
熱器に流入させることにより、車室内の暖房の立ち上が
りが早くなる。また、電気自動車への乗車時に車載電源
より電力が電動式の冷媒圧縮機に供給されるとヒートポ
ンプが暖房運転されるが、冷媒圧縮機が加熱手段で加熱
した蓄熱タンク内の温水によって暖められているので、
低外気温における暖房の立ち上がり時間が短くなり、且
つ定常時においても大きな暖房能力が不要となるので冷
媒圧縮機の消費電力が減少する。
【0008】
【実施例】つぎに、本発明の電気自動車用空気調和装置
を図1ないし図5に示す実施例に基づいて説明する。図
1ないし図4は本発明の第1実施例を示し、図1は冷媒
圧縮機と蓄熱タンクを示した図で、図2は電気自動車用
空気調和装置の室内ユニットを示した図で、図3はアキ
ュームレータ式のヒートポンプを示した図で、図4は温
水式暖房装置を示した図である。電気自動車は、電源切
換分配器1と充電器2を介して外部電源3により充電さ
れるバッテリ(車載電源)4と、電源切換分配器1を介
してバッテリ4より電力が供給されるインバータ5、こ
のインバータ5により周波数を変換されることにより回
転数が変わる走行用モータ6、および車室内の空調を行
う空気調和装置(エアコン)7を搭載している。なお、
走行用モータ6は車室内に設置された運転スイッチ(図
示せず)が運転者によりオンされアクセルペダル(図示
せず)が踏み込まれるとインバータ5を介してバッテリ
4より電力が供給されて回転する。
【0009】空気調和装置7は、車室内に空気を送るた
めの送風ダクト8、この送風ダクト8内に車室内に向か
う空気流を発生させるブロワ9、車室内を冷暖房するア
キュームレータ式のヒートポンプ10、車室内を暖房す
る温水式暖房装置11、および空気調和装置7を制御す
るエアコン制御装置12を備える。送風ダクト8の内部
には、内気導入口13から導入した内気(車室内空気)
または外気導入口14から導入した外気(車室外空気)
を、デフ吹出口15、ベント吹出口16またはフット吹
出口17へ送る空気流路18が形成されている。また、
空気流路18内には、バッテリ4からの電力の供給によ
って、空気流路18内を流れる空気を加熱する電気ヒー
タ801が配されている。ブロワ9は、空気流路18の
風上側に配され、ブロワモータ19により回転駆動され
る。そのブロワモータ19は、電気自動車に搭載された
バッテリ4より電力が供給されるとブロワ9を所定の回
転数で回転させる。
【0010】ヒートポンプ10は、冷媒圧縮機20、第
1室内熱交換器21、第1減圧装置22、室外熱交換器
23、第2減圧装置24、第2室内熱交換器25、アキ
ュームレータ26等を接続している。また、ヒートポン
プ10は、四方弁27、逆止弁28、29、電磁弁30
〜32によって冷媒の流れ方向を暖房運転と冷房運転と
除湿運転と除霜運転とで切り替えるようにしている。冷
媒圧縮機20は、図1に示したように、後記する蓄熱タ
ンク52内に収納されている。この冷媒圧縮機20は、
蓄熱タンク52内に取り付けられた電動モータ33によ
り回転駆動され、吸入側パイプ34よりシリンダ35内
に吸入した冷媒ガスをピストン36で圧縮して高温高圧
の冷媒ガスを吐出側パイプ37より吐出する。電動モー
タ33は、三相誘導式交流モータで、ステータ38とロ
ータ39よりなり、電源切換分配器1を介してバッテリ
4より電力が供給されるインバータ39により周波数を
変換されることにより冷媒圧縮機20の回転軸40を所
定の回転数で回転駆動する。
【0011】第1室内熱交換器21は、後記する室内放
熱器51の風下側の空気流路18に配され、第1減圧装
置22および電磁弁30と四方弁27との間に接続され
ている。そして、第1室内熱交換器21の風上側には、
第1室内熱交換器21を通過する空気量と第1室内熱交
換器21を迂回する空気量とを調節して車室内への吹出
空気の温度を調節するエアミックスドア211が回動自
在に取り付けられている。この第1室内熱交換器21
は、暖房運転と除湿運転と除霜運転時に高温の冷媒ガス
と空気流路18内を流れる空気とを熱交換させて空気を
加熱すると共に冷媒を凝縮させる冷媒凝縮器として働
く。第1減圧装置22は、第1室内熱交換器21で凝縮
された高温の液冷媒を急激に断熱膨張させる温度作動式
の膨張弁であって、第1室内熱交換器21の過冷却度に
応じた冷媒流量となるように弁開度を変更する。
【0012】室外熱交換器23は、電気自動車の走行時
に走行風を受けるように電気自動車の進行方向前方に配
され、第2減圧装置24および電磁弁31、32と四方
弁27との間に接続されている。そして、室外熱交換器
23の電気自動車の進行方向前方は、室外熱交換器23
を通過する空気の流れを遮断することが可能なシャット
ドア411が取り付けられている。この室外熱交換器2
3は、冷房運転時に高温の冷媒ガスと走行風および電動
ファン41により送られる車室外空気(外気)とを熱交
換させて冷媒を凝縮させる冷媒凝縮器として働く。ま
た、室外熱交換器23は、暖房運転時と除湿運転時に第
1減圧装置22で減圧された霧状冷媒と前述の外気とを
熱交換させて冷媒を蒸発させる冷媒蒸発器として働く。
さらに、室外熱交換器23は、除霜運転時のみシャット
ドア411が閉じられることによって冷媒通路として働
く。
【0013】第2減圧装置24は、例えば室外熱交換器
23で凝縮された高温の液冷媒を急激に断熱膨張させる
キャピラリチューブ等の固定絞りが用いられている。第
2室内熱交換器25は、後記する室内放熱器51の風上
側の空気流路18に配され、第2減圧装置24および電
磁弁31とアキュームレータ26との間に接続されてい
る。この第2室内熱交換器25は、冷房運転時と除霜運
転時に第2減圧装置24で減圧された霧状冷媒と空気流
路18内を流れる空気とを熱交換させて空気を冷却する
と共に冷媒を蒸発させる冷媒蒸発器として働く。また、
第2室内熱交換器25は、除湿運転時に第2減圧装置2
4で減圧され室外熱交換器23を通過した霧状冷媒と空
気流路18内を流れる空気とを熱交換させて空気を冷却
すると共に冷媒を蒸発させる冷媒蒸発器として働く。ア
キュームレータ26は、冷媒圧縮機20の吸入側パイプ
34と電磁弁32および第2室内熱交換器25との間に
接続されている。このアキュームレータ26は、室外熱
交換器23または第2室内熱交換器25より流入した冷
媒を液冷媒と冷媒ガスとに分離して冷媒ガスのみ吸入側
パイプ34を介して冷媒圧縮機20に供給する。
【0014】四方弁27は、図示実線側(暖房運転側)
に切り替えられると、暖房運転、除湿運転または除霜運
転を行うように冷媒の流れ方向を切り替える。また、四
方弁27は、図示破線側(冷房運転側)に切り替えられ
ると、冷房運転を行うように冷媒の流れ方向を切り替え
る。逆止弁28、29は、冷媒の逆流を防止するもので
ある。電磁弁30は、第1減圧装置22を迂回する迂回
通路42に配され、除霜運転時のみ通電されて迂回通路
42を開く。電磁弁31は、第2減圧装置24を迂回す
る迂回通路43に配され、除湿運転時のみ通電されて迂
回通路43を開く。電磁弁32は、室外熱交換器23と
アキュームレータ26を短絡する連絡通路44に配さ
れ、暖房運転時のみ通電されて連絡通路44を開く。
【0015】温水式暖房装置11は、室内放熱器51、
蓄熱タンク52、廃熱回収器53、54、ラジエータ5
5、循環ポンプ56、57、三方弁58、59およびこ
れらに温水を循環させる温水循環路60により構成され
ている。室内放熱器51は、低い温度まで有効的に熱エ
ネルギーを回収するために第1室内熱交換器21の風上
側の空気流路18に配され、三方弁58、59間に接続
さている。そして、室内放熱換器51の風上側には、室
内放熱換器51を通過する空気量と室内放熱換器51を
迂回する空気量とを調節して車室内への吹出空気の温度
を調節するエアミックスドア511が回動自在に取り付
けられている。この室内放熱器51は、暖房運転時に内
部を流れる温水(使用環境において凍結しない程度の濃
度のエチレングリコール水溶液)と空気流路18内を流
れる空気とを熱交換させて空気を加熱する。
【0016】蓄熱タンク52は、図1に示したように、
外周面が発泡材等の断熱材61に覆われている。蓄熱タ
ンク52は、熱伝導性に優れた鋼やアルミニウム等の金
属製で冷媒圧縮機20のハウジング200を取り囲むよ
うに略円筒状に形成されており、ハウジング200に対
して着脱自在に嵌着されている。そして、蓄熱タンク5
2の蓄熱室521内には、冬季の夜間等の充電時に蓄熱
タンク52内の温水を加熱して冷媒圧縮機20を暖める
ための電気ヒータ62、および蓄熱タンク52内の温水
の水温を検出するための水温センサ63が取り付けられ
ている。電気ヒータ62は、本発明の加熱手段であっ
て、例えばPTCヒータやニクロム線ヒータ等が用いら
れる。また、蓄熱タンク52は、電気ヒータ62に加熱
された温水を蓄熱するだけでなく、ヒートポンプ10の
運転時に冷媒圧縮機20と電動モータ33の作動に伴っ
て生ずる廃熱を回収し、冷媒圧縮機20と電動モータ3
3の過熱を防止すると共に温水を加熱する廃熱回収器と
しても働く。
【0017】廃熱回収器53は、インバータ5に組み込
まれるトランジスタ等の発熱体を固定する熱伝導性に優
れる板材の外周に温水が流れ込む温水室(図示せず)を
備え、電気自動車の運転時にインバータ5の作動に伴っ
て生ずる廃熱を回収し、発熱体の過熱を防止すると共に
温水を加熱する。そして、温水室内には、温水室内の温
水の水温を検出するための水温センサ64が取り付けら
れている。廃熱回収器54は、走行用モータ6の外周部
に温水が流れ込むウォータジャケット(図示せず)を備
え、電気自動車の運転時に走行用モータ6の作動に伴っ
て生ずる廃熱を回収し、発熱体の過熱を防止すると共に
温水を加熱する。そして、ウォータジャケット内には、
ウォータジャケット内の温水の水温を検出するための水
温センサ65が取り付けられている。ラジエータ55
は、電気自動車の進行方向前方の走行風を受け易い場所
に設置され、温水放熱路67に設けられている。このラ
ジエータ55は、高温の温水と電動ファン66により送
られる冷却風とを熱交換させて温水を冷却する。
【0018】循環ポンプ56は、蓄熱タンク52と三方
弁58との間に接続され、エアコン制御装置12より通
電されると羽根車(図示せず)を回転させて温水循環路
60内に温水の水流を発生させる。循環ポンプ57は、
廃熱回収器54とラジエータ55との間に接続され、エ
アコン制御装置12より通電されると羽根車(図示せ
ず)を回転させて温水放熱路67内に温水の水流を発生
させる。三方弁58は、エアコン制御装置12より通電
されると図示実線矢印に示したように蓄熱タンク52よ
り室内放熱器51に温水が向かうよう切り替わり、通電
が停止されると図示破線矢印に示したように蓄熱タンク
52よりバイパス路68を介してラジエータ55に温水
が向かうよう切り替わる。三方弁59は、エアコン制御
装置12より通電されると図示実線矢印に示したように
室内放熱器51よりバイパス路69を介して蓄熱タンク
52に温水が向かうよう切り替わり、通電が停止される
と図示破線矢印に示したように廃熱回収器53、54よ
り蓄熱タンク52に温水が向かうよう切り替わる。
【0019】エアコン制御装置12は、電気自動車の制
御用コンピュータ70からの運転信号や充電信号、さら
に空調制御パネル(図示せず)、外気温センサ(図示せ
ず)、水温センサ63〜65等からの電気信号に基づい
て、ブロワモータ19、電磁弁30〜32、四方弁2
7、電動モータ33、電動ファン41、66、循環ポン
プ56、57、三方弁58、59、電気ヒータ62の通
電(以下オンと呼ぶ)および通電の停止(以下オフと呼
ぶ)を制御する。
【0020】つぎに、この空気調和装置7のエアコン制
御装置12の作動を図1ないし図5に基づいて簡単に説
明する。 〔バッテリ4の充電時〕 制御用コンピュータ70から充電信号が入力されてお
り、水温センサ63で検出した蓄熱タンク52内の温水
の温度が設定温度(例えば10℃)以下に低下している
場合に、電気ヒータ62をオンして、蓄熱タンク52内
の温水の温度が設定温度(例えば80℃)となるよう
に、電気ヒータ62を通電制御する。このため、電気自
動車への乗車時の暖房運転の即効暖房のために温水が蓄
熱される。さらに、蓄熱タンク52が冷媒圧縮機20と
電動モータ33の周囲に設けられており、蓄熱タンク5
の周囲が断熱材61で外気と遮断されているので、
に外気温が0℃以下のような極寒時であって電気ヒータ
62で加熱された温水によって冷媒圧縮機20と電動モ
ータ33が所定温度以上に暖められる。
【0021】〔空気調和装置7の蓄熱暖房運転〕制御用
コンピュータ70から運転信号を入力し、空調制御パネ
ルから暖房信号を入力すると、ブロワモータ19、電磁
弁32、電動モータ33、電動ファン41がオンされ、
電磁弁30、31がオフされると共に、四方弁27が暖
房運転側(図示実線側)に切り替えられて、ヒートポン
プ10の暖房運転が開始される。なお、このヒートポン
プ10の暖房運転時の冷媒の流れは、冷媒圧縮機20の
吐出側パイプ37→四方弁27→第1室内熱交換器21
→第1減圧装置22→逆止弁28→室外熱交換器23→
連絡通路44→アキュームレータ26→冷媒圧縮機20
の吸入側パイプ34となる。また、このヒートポンプ2
0の暖房運転時には、エアミックスドア211とシャッ
トドア411が開かれ、第1室内熱交換器21が冷媒凝
縮器として働き、室外熱交換器23が冷媒蒸発器として
働く。
【0022】そして、ヒートポンプ10の暖房運転と同
時に、水温センサ63で検出した蓄熱タンク52内の温
水の温度が設定温度(例えば40℃)以上に上昇してい
る場合に、循環ポンプ56がオンされると共に、三方弁
58、59がオンされて三方弁58、59が図示実線位
置に切り替えられて、温水式暖房装置11の蓄熱回収運
転も開始される。なお、この温水式暖房装置11の蓄熱
回収運転時には、温水循環路60、すなわち、蓄熱タン
ク52→循環ポンプ56→三方弁58→室内放熱器51
→バイパス路69→三方弁59→蓄熱タンク52を温水
が循環する。また、暖房運転時には、エアミックスドア
511が開かれる。
【0023】このため、ブロワ9により発生した空気流
路18内を流れる空気流は、室内放熱換器51と第1室
内熱交換器21で加熱される。よって、吹出口より吹き
出される空気の温度が高く、車室内の温度が早く上昇す
るので、低外気温(例えば0℃)においても車室内の暖
房の立ち上がりを早くすることができる。また、冷媒圧
縮機20と電動モータ33が周囲に設けられた蓄熱タン
ク52内の温水により暖められているので、車室内の暖
房の立ち上がり時間が非常に短縮できる。そして、冷媒
圧縮機20の周囲から外気への放熱を蓄熱室521内の
温水および断熱材61の存在により抑えることができる
ので、暖房運転の立ち上がり時だけでなく定常暖房運転
時にも暖房能力が向上し、ヒートポンプ10の効率が向
上する。このため、電動モータ33の消費電力を軽減す
ることができるので、バッテリ4の充電量の減少が抑え
られ、電気自動車の走行距離が長くなる。さらに、冷媒
圧縮機20が周囲に設けられた蓄熱タンク52内の温水
により暖められているので、冷媒圧縮機20の運転停止
時の冷媒の寝込みを防止できる。
【0024】〔空気調和装置7の廃熱暖房運転〕ヒート
ポンプ10の暖房運転中に、水温センサ64で検出した
廃熱回収器53の温水室内の温水の温度が設定温度(例
えば30℃)以上に上昇するか、あるいは水温センサ6
5で検出した廃熱回収器54のウォータジャケット内の
温水の温度が設定温度(例えば30℃)以上に上昇した
場合には、循環ポンプ56がオンされると共に、三方弁
58がオンされて三方弁58が図示実線位置に切り替え
られ、三方弁59がオフされて三方弁59が図示破線位
置に切り替えられて、温水式暖房装置11の廃熱回収運
転が開始される。
【0025】なお、この温水式暖房装置11の廃熱回収
運転時には、温水循環路60、すなわち、廃熱回収器5
3→廃熱回収器54→三方弁59→蓄熱タンク52→循
環ポンプ56→三方弁58→室内放熱器51→廃熱回収
器53を温水が循環する。このため、インバータ5、走
行用モータ6、冷媒圧縮機20および電動モータ33の
廃熱を廃熱回収器53、54および蓄熱タンク52で回
収して、室内放熱器51で空気流路18内に放熱するこ
とによって、車室内が暖房される。また、蓄熱タンク5
2により電気自動車の走行パターンの変化によるインバ
ータ5と走行用モータ6の廃熱の多少が平滑化されるの
で暖房感に優れる。
【0026】〔空気調和装置7の除湿運転〕空調制御パ
ネルから暖房信号を入力している時に、窓ガラスに曇り
が発生した場合には、電磁弁31、電動モータ33、電
動ファン41がオンされ、電磁弁30、32がオフされ
て、ヒートポンプ10の除湿運転が開始される。なお、
このヒートポンプ10の除湿運転時の冷媒の流れは、冷
媒圧縮機20の吐出側パイプ37→四方弁27→第1室
内熱交換器21→第1減圧装置22→逆止弁28→室外
熱交換器23→迂回通路43→第2室内熱交換器25→
アキュームレータ26→冷媒圧縮機20の吸入側パイプ
34となる。また、このヒートポンプ10の除湿運転時
には、エアミックスドア211とシャットドア411が
開かれ、第1室内熱交換器21が冷媒凝縮器として働
き、室外熱交換器23と第2室内熱交換器25が冷媒蒸
発器として働く。このため、車室内が除湿暖房されるの
で、窓ガラスの曇りが除去され、快適な視界が得られ
る。また、このとき、第1室内熱交換器21は冷媒凝縮
器として働くので除湿運転時でも車室内の暖房状態が確
保される。なお、このとき、前述した廃熱暖房運転を併
用することにより、省電力化を図ることができる。
【0027】〔空気調和装置7の除霜運転〕制御用コン
ピュータ70から運転信号を入力し、空調制御パネルか
ら暖房信号を入力している時に、室外熱交換器23が着
霜した場合には、電磁弁30、電動モータ33がオンさ
れ、電磁弁31、32、電動ファン41がオフされて、
ヒートポンプ10の除霜運転が開始される。なお、この
ヒートポンプ10の除霜運転時の冷媒の流れは、冷媒圧
縮機20の吐出側パイプ37→四方弁27→第1室内熱
交換器21→迂回通路42→逆止弁28→室外熱交換器
23→第2減圧装置24→第2室内熱交換器25→アキ
ュームレータ26→冷媒圧縮機20の吸入側パイプ34
となる。また、このヒートポンプ10の除霜運転時に
は、エアミックスドア211が開かれ、シャットドア4
11が閉じられ、第1室内熱交換器21が冷媒凝縮器と
して働き、室外熱交換器23が冷媒通路として働き、第
2室内熱交換器25が冷媒蒸発器として働く。このた
め、室外熱交換器23内を、第1室内熱交換器21で凝
縮された高温の液冷媒が通過することによって室外熱交
換器23の着霜が除去される。また、このとき、第1室
内熱交換器21は冷媒凝縮器として働くので除霜運転時
でも車室内の暖房状態が確保される。また、このとき、
前述した廃熱暖房運転を併用することにより、暖房感を
増すことができる。
【0028】〔暖房運転時のオーバーヒート防止運転〕
ヒートポンプ10の暖房運転中に、水温センサ64で検
出した廃熱回収器53の温水室内の温水の温度が設定温
度(例えば80℃)以上に上昇するか、あるいは水温セ
ンサ65で検出した廃熱回収器54のウォータジャケッ
ト内の温水の温度が設定温度(例えば80℃)以上に上
昇している場合には、循環ポンプ57と電動ファン66
がオンされると共に、三方弁59がオンされて三方弁5
9が図示実線位置に切り替えられて、廃熱放熱運転が開
始される。なお、この廃熱放熱運転時には、廃熱回収器
53→廃熱回収器54→循環ポンプ57→ラジエータ5
5→廃熱回収器53を温水が循環する。このため、ラジ
エータ55でインバータ5と走行用モータ6より奪った
熱を放熱して冷却された温水を廃熱回収器53、54に
循環させるようにしているので、インバータ5と走行用
モータ6を冷却することができ、インバータ5と走行用
モータ6のオーバーヒートを防止できる。
【0029】〔空気調和装置7の冷房運転〕制御用コン
ピュータ70から運転信号を入力し、空調制御パネルか
ら冷房信号を入力すると、ブロワモータ19、電動モー
タ33、電動ファン41がオンされ、電磁弁30、3
1、32がオフされると共に、四方弁27が冷房運転側
(図示破線側)に切り替えられて、ヒートポンプ10の
冷房運転が開始される。 なお、このヒートポンプ10
の冷房運転時の冷媒の流れは、冷媒圧縮機20の吐出側
パイプ37→四方弁27→逆止弁29→室外熱交換器2
3→第2減圧装置24→第2室内熱交換器25→アキュ
ームレータ26→冷媒圧縮機20の吸入側パイプ34と
なる。また、このヒートポンプ10の冷房運転時には、
エアミックスドア211が閉じられ、シャットドア41
1が開かれ、室外熱交換器23が冷媒凝縮器として働
き、第2室内熱交換器25が冷媒蒸発器として働く。こ
のため、ブロワ9により発生した空気流路18内を流れ
る空気流は、第2室内熱交換器25で冷却され、吹出口
より吹き出される空気によって車室内が冷房される。
【0030】そして、ヒートポンプ10の冷房運転と同
時に、水温センサ63で検出した蓄熱タンク52内の温
水の温度が設定温度(例えば35℃)以上に上昇した場
合には、循環ポンプ56がオンされると共に、三方弁5
8がオフ(図示破線位置)に切り替えられ、冷媒圧縮機
20と電動モータ33の水冷運転が開始される。また、
水温センサ64で検出した廃熱回収器53の温水室内の
温水の温度が設定温度(例えば35℃)以上に上昇する
か、あるいは水温センサ65で検出した廃熱回収器54
のウォータジャケット内の温水の温度が設定温度(例え
ば35℃)以上に上昇している場合には、循環ポンプ5
7がオンされると共に、三方弁58、59が前述と同様
に切り替えられて、温水式暖房装置11の廃熱放熱運転
も開始される。
【0031】なお、冷媒圧縮機20と電動モータ33の
水冷運転時には、蓄熱タンク52→循環ポンプ56→三
方弁58→バイパス路68→ラジエータ55→蓄熱タン
ク52を冷却水が循環する。また、温水式暖房装置11
の廃熱放熱運転時には、廃熱回収器53→廃熱回収器5
4→循環ポンプ57→ラジエータ55→廃熱回収器53
を冷却水が循環する。さらに、これらの2つの同時冷却
も可能である。このため、ラジエータ55でインバータ
5と走行用モータ6および冷媒圧縮機20と電動モータ
33より奪った熱を放熱して冷却された温水を廃熱回収
器53、54および蓄熱タンク52に循環させるように
しているので、インバータ5と走行用モータ6および冷
媒圧縮機20と電動モータ33を冷却することができ、
インバータ5と走行用モータ6のオーバーヒートを防止
でき、且つ冷媒圧縮機20と電動モータ33の効率が向
上し電力消費を軽減できる。上述した第1実施例におい
ては、前述したように、蓄熱タンク52は冷媒圧縮機2
0のハウジング200に対して着脱自在に装着してある
ので、温水回路が不要となる冷房運転時には冷媒圧縮機
20のハウジング200から蓄熱タンク52を取り外し
て、冷媒圧縮機20の放熱を促進する。
【0032】図5は本発明の第2実施例を示し、冷媒圧
縮機と蓄熱タンクを示した図である。この実施例の蓄熱
タンク52は、冷媒圧縮機20の外側ハウジング71と
内側ハウジング200により構成され、外側ハウジング
71と内側ハウジング200との間に蓄熱室521が形
成され、外側ハウジング71の外周面に断熱材61が覆
っている。なお、75は蓄熱室521内に温水を流入さ
せる温水流入路であり、76は蓄熱室521より温水を
流出させる温水流出路である。この実施例では、外側ハ
ウジング71と内側ハウジング200とは一体構造で成
形されている。
【0033】〔変形例〕本実施例では、バッテリ(車載
電源)4の充電時に温水を加熱する加熱手段として電気
ヒータ62を用いたが、電気ヒータ62に替えて冷媒圧
縮機20の電動モータ33に微小電流を流して、この電
動モータ33自身を加熱手段として利用し、この電動モ
ータ33の熱により温水を加熱するようにしても良い。
また、蓄熱タンク52内に潜熱を利用した蓄熱剤を別容
器に入れてその蓄熱剤に蓄熱された熱を温水の加熱に利
用する方式を用いても良い。本実施例では、第1室内熱
交換器21や室内放熱器51を送風ダクト8内に配した
が、第1室内熱交換器21または室内放熱器51を直接
車室内に設置しても良い。本実施例では、温水による室
内暖房が可能な温水式暖房装置11を備えた空気調和装
置7を説明したが、ヒートポンプ10のみで室内暖房を
行うようにすれば室内放熱器51、温水循環路60を設
けなくても良い。すなわち、蓄熱タンク52内の温水を
室内側へ循環させなくても良い。
【0034】
〔請求項3〕
本発明は、車室内の暖房の立ち上がりが早くなるので、
車室内を即効暖房することができる。また、低外気温時
における暖房の立ち上がり時間が短くなり、且つ定常
房運転時においても暖房能力が増大するので、電動式の
冷媒圧縮機の消費電力を減少させることができる。これ
により、車載電源の充電量の減少が抑えられ、電気自動
車の走行距離が長くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる冷媒圧縮機と蓄熱
タンクを示した断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に適用された電気自動車用
空気調和装置の室内ユニットを示した概略図である。
【図3】本発明の第1実施例にかかるアキュームレータ
式のヒートポンプを示した構成図である。
【図4】本発明の第1実施例にかかる温水式暖房装置を
示した構成図である。
【図5】本発明の第2実施例にかかる冷媒圧縮機と蓄熱
タンクを示した断面図である。
【符号の説明】
1 電源切換分配器 3 外部電源 4 バッテリ(車載電源) 6 走行用モータ 7 空気調和装置 10 ヒートポンプ 11 温水式暖房装置 12 エアコン制御装置 20 冷媒圧縮機 21 第1室内熱交換器(室内熱交換器)25 第2室内熱交換器 27 四方弁(冷媒流路切替弁) 28 逆止弁(冷媒流路切替弁) 29 逆止弁(冷媒流路切替弁) 30 電磁弁(冷媒流路切替弁) 31 電磁弁(冷媒流路切替弁) 32 電磁弁(冷媒流路切替弁) 33 冷媒圧縮機の電動モータ 51 室内放熱器56 循環ポンプ 57 循環ポンプ 60 温水循環路 62 電気ヒータ(加熱手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 隆久 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−204246(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/22 B60H 1/32 F25B 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)外部電源により充電される車載電源
    を有する電気自動車に用いられる空調装置であって、 (b)前記車載電源より電力の供給を受けると冷媒を圧
    縮して吐出する電動式の冷媒圧縮機、暖房運転時に冷媒
    凝縮器として働く第1室内熱交換器、冷房運転時に冷媒
    蒸発器として働く第2室内熱交換器、冷房運転時に冷媒
    凝縮器として働き、暖房運転時に冷媒蒸発器として働く
    室外熱交換器、およびこれらを環状に接続する冷媒配管
    を有するヒートポンプと、 (c)このヒートポンプの冷房運転と暖房運転とで冷媒
    の流れ方向を切り替える冷媒流路切替弁と、 (d)内部に前記冷媒圧縮機を収めると共に、前記冷媒
    圧縮機の周囲の温水を保温する蓄熱タンク、流入した温
    水と車室外空気とを熱交換させて温水を冷却するラジエ
    ータ、およびこれらに温水を循環させる温水循環路を有
    する温水式暖房装置と、 (e) 前記車載電源の充電時に、前記蓄熱タンク内の温
    水を加熱する加熱手段と (f)前記ヒートポンプの冷房運転時に、前記温水循環
    路内に温水の水流を発生させる循環ポンプと を備えた電気自動車用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 前記蓄熱タンクは、前記冷媒圧縮機に脱
    着可能に配されていることを特徴とする請求項1に記載
    の電気自動車用空気調和装置。
  3. 【請求項3】(a)外部電源により充電される車載電源
    を有する電気自動車に用いられる空調装置であって、 (b)前記車載電源より電力の供給を受けると冷媒を圧
    縮して吐出する電動式の冷媒圧縮機、およびこの冷媒圧
    縮機より吐出された冷媒と車室内に吹き出す空気とを熱
    交換させる室内熱交換器を有するヒートポンプと、 (c)流入した温水と車室内に吹き出す空気とを熱交換
    させる室内放熱器と、 (d)内部に前記冷媒圧縮機を収めると共に、前記冷媒
    圧縮機の周囲の温水を保温する蓄熱タンクと、 (e)前記室内放熱器および前記蓄熱タンクに温水を循
    環させる温水循環路と、 (f)前記車載電源の充電時に、前記蓄熱タンク内の温
    水を加熱する加熱手段とを備えた電気自動車用空気調和
    装置。
  4. 【請求項4】 前記蓄熱タンクは、前記冷媒圧縮機に脱
    着可能に配されていることを特徴とする請求項3に記載
    の電気自動車用空気調和装置。
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