JP3278617B2 - 紙容器の再利用方法 - Google Patents
紙容器の再利用方法Info
- Publication number
- JP3278617B2 JP3278617B2 JP32630498A JP32630498A JP3278617B2 JP 3278617 B2 JP3278617 B2 JP 3278617B2 JP 32630498 A JP32630498 A JP 32630498A JP 32630498 A JP32630498 A JP 32630498A JP 3278617 B2 JP3278617 B2 JP 3278617B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- waterproof sheet
- sheet
- container
- processing step
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 17
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 claims description 16
- 239000008267 milk Substances 0.000 claims description 13
- 210000004080 milk Anatomy 0.000 claims description 13
- 235000013336 milk Nutrition 0.000 claims description 13
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 10
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 5
- 239000005871 repellent Substances 0.000 claims 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 12
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 6
- 238000004064 recycling Methods 0.000 description 4
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 3
- 101100160821 Bacillus subtilis (strain 168) yxdJ gene Proteins 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Package Specialized In Special Use (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
プ、紙皿等として使用された紙容器等を再利用する紙容
器の再利用方法に関する。
て、ハガキやカード等に使用することができず、手漉き
和紙にするため、牛乳容器を適当に切断して水に漬けた
後、表面の防水シートを手作業で除去している。
方法では牛乳容器を適当な大きさに切断して水に漬ける
ため、牛乳容器の紙部分がふやけるまでに長時間かか
り、防水シートの除去作業までに長時間必要になるとと
もに、除去する防水シートに多くの紙が付着してしま
い、その除去作業が大変になるか、あるいはそのまま捨
てると多くのゴミになってしまうという欠点があった。
使用された紙容器等を手漉き和紙にしなくても、短時間
に名刺やカードに再利用することができる紙容器の再利
用方法を提供すること目的としている。
シートを短時間に除去することができる紙容器の再利用
方法を提供することを目的としている。
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
に、本発明は牛乳容器、紙コップ、紙皿等の紙容器を平
面状に開き、コーティングされている防水シートを剥ぎ
取る防水シート剥ぎ取り工程と、この防水シート剥ぎ取
り工程で剥ぎ取られた防水シートに付着している紙を風
合が出るように所定量除去する防水シート処理工程と、
この防水シート処理工程で処理された防水シートの表面
部分を裏面になるようにして紙や布あるいは前記防水シ
ート剥ぎ取り工程で防水シートが剥ぎ取られた紙等の台
紙の所定位置に、押葉を配置した上に位置させて覆い、
アイロンあるいはラミネーター等で熱を加えて防水シー
トを台紙に一体化させる一体化工程とで紙容器の再利用
方法を構成している。
等の紙容器の少なくとも印刷面の防水シートに多数の傷
を付けるようにサンドペーパーかけるサンドペーパー処
理工程と、このサンドペーパー処理工程を経た紙容器を
所定時間水に漬け、少なくとも印刷面の防水シートを除
去する防水シート除去工程とで紙容器の再利用方法を構
成している。
り、本発明を詳細に説明する。
の形態において、1は図2に示すように牛乳容器、紙コ
ップ、紙皿等の使用済の紙容器2を洗浄するとともに、
平面状に開き、乾燥させてコーティングされている防水
シート3を剥ぎ取る防水シート剥ぎ取り工程で、この防
水シート剥ぎ取り工程1は使用済の紙容器を平面状に開
いてから洗浄、乾燥させてもよく、また未使用廃棄物あ
るいはきれいな紙容器2は洗浄しなくてもよい。なお、
使用する紙容器2に応じて、両面の防水シート3を剥ぎ
取ったり、外側面にプリントされていない紙容器2の場
合には内側面の防水シート3のみを剥ぎ取る。この際、
洗浄して濡れた状態の方が防水シート3の剥ぎ取りがよ
い場合には、濡れた状態で防水シート3を剥ぎ取る。
取られた防水シート3に付着している紙を風合が出るよ
うに所定量除去する防水シート処理工程で、この防水シ
ート処理工程4は図3に示すように、防水シート3を水
に漬け、紙の付着している部分をこすって、適当に除去
した防水シート3Aにする。
ぎ取り工程1で防水シート3が剥ぎ取られた紙6の所定
位置に押葉7を配置した後、前記防水シート処理工程4
で処理された防水シート3Aの表面部分を裏面になるよ
うに位置させて、押葉7を覆い、アイロン8をかけて熱
を加え防水シート3Aと紙6を一体化させる一体化工程
で、この一体化工程5では防水シートが剥ぎ取られた紙
6を後で切断する寸法部位を考慮して押葉7を配置する
とともに、防水シート3Aと紙6との溶着が確実にで
き、かつ焦げたりしないように注意してアイロン8をか
ける。なお、この一体化工程5では防水シートが剥ぎ取
られた紙6以外の普通の紙あるいは布を用いてもよく、
また、アイロン8の代わりにラミネータ等で押し圧状態
で熱を加えてもよい。
後に、前記防水シート3Aと紙6とをハガキや名刺、カ
ード等10として使用できる所定の形状に切断する切断
工程で、この切断工程9は従来から一般に行なわれてい
るハサミや紙裁断機等を用いて行なう。
示すように、前記切断工程9で切断除去された使用済の
部分12あるいは前記防水シート剥ぎ取り工程1時に生
じる紙容器2の不使用部分の表面部位の防水シート3
に、多数の傷を付けるようにサンドペーパー13をかけ
るサンドペーパー処理工程である。
パー処理工程11で処理されたものを水に所定時間漬
け、紙がふやけたところで防水シート3を除去して、和
紙の原料15を取り出す防水シート除去工程である。
カード等10は図5に示すように、押葉7が防水シート
3Aによって覆われているとともに、防水シート3Aに
紙が付着している部位が表面に位置しているため、該部
位に筆記具を用いて文字や絵等も自由に記載して使用す
ることができる。また、防水シート処理工程4で、防水
シート3Aで押葉7を覆った時に風合が出るように防水
シート3に付着している紙が除去されているため、押葉
7をきれいに見せることができる。
示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、
これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前
記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符
号を付して重複する説明を省略する。
施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主
に異なる点は、図9に示すように一方の面に印刷された
紙容器2の印刷面の防水シート3に多数の傷を付けるよ
うにサンドペーパー13をかけるサンドペーパー処理工
程11を行なうとともに、該サンドペーパー処理工程1
1を経た紙容器2Aを所定時間水に漬け、印刷面の防水
シート3を除去する防水シート除去工程14Aを行なっ
た点で、このように印刷面の防水シート3を除去するこ
とにより、印刷が除去された紙面を表面に位置させるこ
とができ、そのまま記入面にしたり、該部位に押葉7を
介して防水シート3Aを溶着させたり、一方の防水シー
ト3付着面に押葉7を配置し、その上を和紙16で覆っ
てアイロン8をかけて和紙16と防水シート3とを溶着
させてもよい。
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、紙容器2の防水シート3で覆われてい
る部位に多数個の傷を付けるようにサンドペーパー13
をかけるサンドペーパー処理工程11と、このサンドペ
ーパー処理工程11を経た紙容器2Bを所定時間水に漬
け、紙をふやかすことにより防水シート3を除去する防
水シート除去工程14Aを行なった点で、このようにし
て防水シート3を除去することにより、短時間に防水シ
ート3が除去でき、押葉7を介して防水シート3Aを溶
着させる台紙に使用したり、和紙の原料15として使用
することもできる。
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、図15に示すように牛乳容器、紙コッ
プ、紙皿等の紙容器2を平面状に開き、印刷されていな
いコーティングされている防水シート3部位の所定位置
に押葉7を配置し、その上を剥離紙17で覆い、アイロ
ンあるいはラミネーター等で熱を加えて防水シート3に
押葉7を一体化させた後に剥離紙17を除去する一体化
工程5Aを行った点で、このようにすることにより、よ
り簡単に紙容器の再利用方法を図ることができる。な
お、印刷がない紙容器の場合には防水シート剥ぎ取り工
程1と防水シート処理工程4は不要で、一側面に印刷が
されている紙容器の場合には印刷がされている防水シー
トを剥ぎ取ればよい。
にあっては次に列挙する効果が得られる。
器を平面状に開き、コーティングされている防水シート
を剥ぎ取る防水シート剥ぎ取り工程と、この防水シート
剥ぎ取り工程で剥ぎ取られた防水シートに付着している
紙を風合が出るように所定量除去する防水シート処理工
程と、この防水シート処理工程で処理された防水シート
の表面部分を裏面になるようにして紙や布あるいは前記
防水シート剥ぎ取り工程で防水シートが剥ぎ取られた紙
等の台紙の所定位置に押葉を配置した上に位置させて覆
い、アイロンあるいはラミネーター等で熱を加えて防水
シートを台紙に一体化させる一体化工程とからなるの
で、防水シートで押葉が覆われたハガキや名刺、カード
等を作ることができる。したがって、使用済あるいは不
用な紙容器の防水シートを剥ぎ取ったものを用いて、ハ
ガキや名刺、カード等を作ることができる。
理工程によって、剥ぎ取った防水シートに付着している
紙の量を調整するので、押葉を風合が出るきれいな状態
に見せることができる。
剥ぎ取ったり、アイロンあるいはラミネータ等で押し圧
して熱をかけて一体化したり、切断する作業だけである
ので、誰でもが容易に気軽に紙容器の再利用を行なうこ
とができる。
と同様な効果が得られるとともに、印刷面の防水シート
を容易に短時間に除去することができる。
り工程の説明図。
程の説明図。
図。
図。
理工程の説明図。
程の説明図。
理工程の説明図。
工程の説明図。
処理工程の説明図。
工程の説明図。
明図。
器、 3、3A:防水シート、4:防水シート処理工
程、 5、5A:一体化工程、6:防水シートが剥ぎ取
られた紙、7:押葉、 8:アイロン、
9:切断工程、 10:カード等、11:サ
ンドペーパー処理工程、12:使用済の部分、 1
3:サンドペーパー、14、14A:防水シート除去工
程、15:和紙の原料、 16:和紙、17:剥
離紙。
Claims (4)
- 【請求項1】 牛乳容器、紙コップ、紙皿等の紙容器を
平面状に開き、コーティングされている防水シートを剥
ぎ取る防水シート剥ぎ取り工程と、この防水シート剥ぎ
取り工程で剥ぎ取られた防水シートに付着している紙を
風合が出るように所定量除去する防水シート処理工程
と、この防水シート処理工程で処理された防水シートの
表面部分を裏面になるようにして紙や布あるいは前記防
水シート剥ぎ取り工程で防水シートが剥ぎ取られた紙等
の台紙の所定位置に押葉を配置した上に位置させて覆
い、アイロンあるいはラミネーター等で熱を加えて防水
シートを台紙に一体化させる一体化工程とを含むことを
特徴とする紙容器の再利用方法。 - 【請求項2】 牛乳容器、紙コップ、紙皿等の紙容器を
平面状に開き、印刷されていないコーティングされてい
る防水シート部位の所定位置に押葉を配置し、その上を
剥離紙で覆い、アイロンあるいはラミネーター等で熱を
加えて防水シートに押葉を一体化させた後に剥離紙を除
去する一体化工程とを含むことを特徴とする紙容器の再
利用方法。 - 【請求項3】 牛乳容器、紙コップ、紙皿等の紙容器の
少なくとも印刷面の防水シートに多数の傷を付けるよう
にサンドペーパーかけるサンドペーパー処理工程と、こ
のサンドペーパー処理工程を経た紙容器を所定時間水に
漬け、少なくとも印刷面の防水シートを除去する防水シ
ート除去工程とを含むことを特徴とする紙容器の再利用
方法。 - 【請求項4】 牛乳容器、紙コップ、紙皿等の紙容器の
防水シートで覆われている部位に、多数の傷を付けるよ
うにサンドペーパーをかけるサンドペーパー処理工程
と、このサンドペーパー処理工程を経た紙容器を所定時
間水に漬け、防水シートを除去する防水シート除去工程
とを含むことを特徴とする紙容器の再利用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32630498A JP3278617B2 (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 紙容器の再利用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32630498A JP3278617B2 (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 紙容器の再利用方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000142831A JP2000142831A (ja) | 2000-05-23 |
JP3278617B2 true JP3278617B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=18186278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32630498A Expired - Lifetime JP3278617B2 (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 紙容器の再利用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3278617B2 (ja) |
-
1998
- 1998-11-17 JP JP32630498A patent/JP3278617B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000142831A (ja) | 2000-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6305717B1 (en) | Self laminating clean release card | |
JPH0467043A (ja) | イレーザブルペーパ | |
JPH0489271A (ja) | 印字除去装置 | |
JP3278617B2 (ja) | 紙容器の再利用方法 | |
JP4167323B2 (ja) | 紙容器の再利用方法 | |
EP1248156A3 (en) | Process for the removal of resist material | |
KR100771499B1 (ko) | 헤어라인 필름 제조 방법 및 이 방법으로 제조된 필름 | |
JP3118696B2 (ja) | 洋紙製書画等の修復方法 | |
DE69504430D1 (de) | Vorrichtung zur Verarbeitung von ausgestossenen Druckplatten in einer Schablonendruckmaschine | |
JP3118695B2 (ja) | 和紙製書画等の修復方法 | |
JP4390880B2 (ja) | 打ち抜き加工におけるカス取り方法 | |
JP4641735B2 (ja) | 印刷用シリンダー端面汚れ防止法及び汚れ防止フィルム | |
JP3044341B2 (ja) | 部分的ラミネート方法及びその装置 | |
JPH0315545B2 (ja) | ||
JP3079570U (ja) | 装飾板 | |
JPH06262881A (ja) | カードの外周縁構造 | |
JPS63137897A (ja) | カ−ドの製造方法 | |
KR200357667Y1 (ko) | 전사무늬가 코팅처리된 합성피혁을 소재로 한 핸들커버 | |
JP2000343896A (ja) | 転写方法 | |
JPS61198186A (ja) | 表示パネル等の表示面加工方法 | |
JPS5896894A (ja) | 加飾方法 | |
JPS6318020Y2 (ja) | ||
KR200310085Y1 (ko) | 리필용 에머리보드 | |
JPS63307995A (ja) | プリント層を有する磁気カ−ドの製造方法 | |
JPS63178099A (ja) | 図画の転写方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090215 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090215 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150215 Year of fee payment: 13 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |