JP3278325B2 - 気流式分級装置及びトナーの製造方法 - Google Patents

気流式分級装置及びトナーの製造方法

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JP3278325B2 JP18915695A JP18915695A JP3278325B2 JP 3278325 B2 JP3278325 B2 JP 3278325B2 JP 18915695 A JP18915695 A JP 18915695A JP 18915695 A JP18915695 A JP 18915695A JP 3278325 B2 JP3278325 B2 JP 3278325B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コアンダ効果を利
用して粉体を分級するための気流式分級装置及びその装
置を利用して静電荷像現像用トナーを製造する方法に関
する。特に、本発明は、重量平均粒径20μm以下の粒
子を50個数%以上含有する粉体の分級を効率よく行な
うために、粉体を気流に乗せて運ぶと共にコアンダ効
果、粉体中の各粒子の粒径に応じた慣性力、遠心力等の
差に基づいて所定の粒度を有する粒子を分級するための
気流式分級装置及びその装置を利用してトナーを製造す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】粉体の分級について様々な方法の気流式
分級装置が提案されている。この中で回転翼を用いる分
級機と可動部分を有しない分級機がある。このうち、可
動部分のない分級機として固定壁遠心式分級機と慣性力
分級機があるが、慣性力を利用する分級機としてLof
fier.F.and K.Maly:Symp on
Powder Techn D2(1981)に記載さ
れ、日鉄鉱業製として商品化されているエルボジェット
分級機や、Okuda.S.and Yasukun
i.J.Proc.Inter.Symposium
on Powder Techn ’81、771(1
981)で例示される分級機が微粉域で分級できる慣性
力分級機として提案されている。
【0003】これらの気流式分級装置は、図7及び図8
に示すように、分級室の分級域に開口部を有する供給ノ
ズル16から高速で気流とともに粉体を分級域内へ噴出
し、分級室内にはコアンダブロック26に沿って流れる
湾曲気流の遠心力によって粗粉と、中粉と、微粉とに分
離し、先端の細かくなったエッジ117、118によ
り、粗粉と、中粉と、微粉の分級を行なっている。
【0004】しかしながら、従来の分級装置101で
は、微粉砕原料が原料供給ノズル16から導入され、角
錐筒内部を流動する粉粒体は管壁に平行にまっすぐに推
進力をもって流れる傾向を有する。該原料供給ノズル1
6中では原料を上部から導入するとき、おおまかに上部
流れと下部流れに分れて、上部流れには軽い微粉が多く
含有し、下部流れには重い粗粉が多く含有しやすく、そ
れぞれの粒子が独立して流れるため、分級室内への導入
部位によって、それぞれ異なった軌跡を描くことや、粗
粉が微粉の軌跡を撹乱するために、分級精度の向上に限
界が生じ、20μm以上の粗粉の多い粉体の分級では精
度が低下する傾向があった。また、一般に、分級エッジ
ブロック124及び125は分級機本体に固定され、分
級エッジ117及び118の先端位置を調節し、それに
応じて分級のための気流の流量を調節することにより、
分級点(すなわち分級の境となる粒子の大きさ)を所望
の値に設定していた。更に、粉体の比重及び所定分級点
に応じた分級エッジの先端位置を検知して移動させ、そ
れに応じて所定流量になるように制御していた。このよ
うに、分級エッジ117及び118の先端位置のみを調
節するだけでは、角度によってそのエッジ先端付近で気
流の乱れが起こりやすく、その結果、精度の良い分級が
得られない場合があり、本来であれば大きさが均一でな
ければならない粒子群の中に他の粒子群に入るべき大き
さの粒子が混入してしまうという場合があった。また、
分級点を変更したい場合でも分級エッジの先端位置を変
更させ、それに応じて所定流量になるように制御しても
気流方向に沿って分級エッジの位置を制御することがで
きず、結局、分級点を所定の値に合わせるのに時間を要
するばかりでなく、分級精度も低下しやすいなどの改善
すべき問題を有していた。特に、複写機、プリンターな
どに用いられる静電荷像現像用トナーを製造するための
分級の際に、かかる問題点が顕在化しやすかった。
【0005】一般に、トナーには数多くの異なった性質
が要求されるために、かかる要求を満たすには、使用す
る原材料は勿論のこと、トナーの特性が製造方法によっ
て影響されることも多い。トナーを製造するための分級
工程においては、また、低コストで効率良く安定的に品
質の良いトナーを作り出すことが要求される。
【0006】一般的に、トナーに使用される結着樹脂と
しては、低融点、低軟化点又は低ガラス転移点の樹脂が
使用されるが、このような樹脂を含有する粉体を分級域
に導入して分級すると、分級装置内での付着あるいは融
着が発生しやすい。
【0007】近年、例えば、複写機の省エネルギー対策
として、圧力により転写材の如き記録材に定着させるた
めに、結着樹脂としてワックスのような軟質のものを使
用したり、加熱式定着の場合であっても定着スピードを
速くしたり、定着に要する消費電力を少なくかつ低温で
定着させるために、低ガラス転移点の、または、低軟化
点の結着樹脂を使用するようになってきている。
【0008】さらには、複写機やプリンターにおける画
質向上のために、トナー粒子が徐々に微小化されている
傾向にある。一般に、物質は細かくなるに従い粒子間力
の働きが大きくなってくるが、樹脂粒子やトナー粒子も
同様で、微小サイズになると粒子同士の凝集性が大きく
なってくる。
【0009】このような凝集体に、衝撃力や摩擦力など
の外力が働くと、図9に示す原料供給方式では粒子が原
料導入口と高圧エアー供給口との付近に融着しやすく、
また、分級装置内においても融着しやすい。特に、原料
導入口のスロート部及び分級エッジ先端への融着が起こ
りやすく、このような現象が発生すると分級精度が低下
し、安定した状態で分級装置が稼働しなくなるために、
良質の分級品を長期にわたり得ることが困難である場合
がある。
【0010】このような点に鑑み、特にトナーのごとき
樹脂微粉体を安定かつ効率的に精度良く分級できる気流
式分級装置が待望されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点を解消した気流式分級装置及びその装置を利用し
てトナーを製造する方法を提供することにある。
【0012】本発明の目的は、正確な分級点を設定する
ことにより、より高精度の分級を可能にし精緻な粒度分
布を有する粉体を効率良く生成し得る気流式分級装置及
びその装置を利用してトナーを製造する方法を提供する
ことにある。
【0013】また、本発明の他の目的は、融着等が発生
しにくく装置内での分級点の変動が生じなく、安定な分
級が可能な気流式分級装置及びその装置を利用してトナ
ーを製造する方法を提供することにある。
【0014】さらに、本発明の目的は、分級点を大幅に
変更し得る気流式分級装置及びその装置を利用してトナ
ーを製造する方法を提供することにある。
【0015】さらに、本発明の目的は、分級点の変更を
短時間に成しえる気流式分級装置及びその装置を利用し
てトナーを製造する方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくともコ
アンダブロック及び複数の分級エッジにより形成される
分級域にて、原料供給ノズルから供給される粉体原料
を、コアンダ効果により少なくとも粗粉体群、中粉体群
及び微粉体群に分級するための気流式分級装置におい
て、原料供給ノズルを気流式分級装置の上面部に具備
し、 該原料供給ノズルにおいて、 (i)該粉体原料を供給するとともにその先端部が該原
料供給ノズルの後端部に接続される粉体原料導入ノズル
と、 (ii)該粉体原料導入ノズルの軸芯部に配置されてい
るとともにその先端部が該粉体原料導入ノズルの先端部
に位置する高圧エアー導入管とが、 設けられており、
原料供給ノズルの前端部の側面側にコアンダブロックを
具備し、 該粉体原料が該原料供給ノズルの先端部のみか
ら噴出することを特徴とする気流式分級装置に関する。
【0017】更に、本発明は、結着樹脂及び着色剤を少
なくとも含有する着色樹脂粒子をコアンダ効果を利用し
た気流式分級装置で分級し、分級された分級粉からトナ
ーを製造する方法において、気流式分級装置の上面部に
設置されている原料供給ノズルの端部に接続される着
色樹脂粒子を供給するための粉体原料導入ノズルを設
け、該粉体原料導入ノズルの軸芯部に配置されるととも
にその先端部が該粉体原料導入ノズルの先端部に位置す
る高圧エアー導入管を設けることで、該高圧エアー導入
管からの高圧エアーを用いて該粉体原料導入ノズルから
着色樹脂粒子を該原料供給ノズルに供給し、該原料供給
ノズルの前端部の側面側に設置されたコアンダブロック
及び複数の分級エッジにより形成される分級域にて、該
原料供給ノズルの先端部のみから噴出することにより供
給される着色樹脂粒子を、コアンダ効果により少なくと
も粗粉体群、中粉体群及び微粉体群に分級し、分級され
た中粉体群からトナーを生成することを特徴とするトナ
ーの製造方法に関する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の気流式分級装置及びその
装置を利用してトナーを製造する方法においては、鉛直
方向に対して好ましくはθ=45°以下の角度で設置さ
れている原料供給ノズルの後端部に、高圧エアー導入管
と粉体原料導入ノズルを具備し、粉体原料導入ノズルの
上方に有する原料供給口から原料粉体を供給し、供給さ
れた原料粉体は粉体原料導入口下部から高圧エアー導入
管の外周より放射され、高圧エアーに乗って加速されて
良好に分散し、良好に分散された粉体原料を原料供給ノ
ズルに供給できる。そして、分級域の形状を変更する場
合には、分級域が拡大し、分級点を大幅に変更できると
共に、分級エッジ先端付近での気流の乱れを発生させる
ことなく分級点を精度良く調整できるものである。粉体
原料供給部における粉体原料の吸引吐出の原理は、高圧
エアー導入管からの高圧エアーの粉体原料供給ノズルに
おける膨張減圧によるエゼクター効果による。
【0019】
【実施例】以下に本発明を添付図面に基づいてより詳細
に説明する。
【0020】本発明の気流式分級機の一例として図1
(断面図)及び図2、及び図に示す形式の装置を一具
体例として例示する。
【0021】図1及び図2及び図3において、側壁22
及び23は分級室の一部を形成し、分級エッジブロック
24及び25は分級エッジ17及び18を具備してい
る。分級エッジ17及び18は、軸17a及び18aを
中心にして、回動可能であり、分級エッジを回動して分
級エッジ先端位置を変えることができる。各分級エッジ
ブロック24及び25は上下に設置位置をスライドさせ
ることが可能であり、それにともなってそれぞれのナイ
フエッジ型の分級エッジ17及び18も上下にスライド
する。この分級エッジ17及び18により、分級室32
の分級ゾーンは3分画されている。
【0022】原料供給口から導入された原料粉体を原料
供給ノズル16の後端部に導入するための粉体原料導入
ノズル42を有し、原料供給ノズル16の後端部に高圧
エアー導入管41粉体原料供給部を有する粉体原料導
入ノズル42とともに設けられており、分級室32に開
口部を有する原料供給ノズル16を側壁22の右側に設
け、該原料供給ノズル16の右側接線の延長方向に対し
て長楕円弧を描いたコアンダブロック26が設置されて
いる。分級室32の左側ブロック27は、分級室32の
左側方向にナイフエッジ型の入気エッジ19を具備し、
更に分級室32の左側には分級室32に開口する入気管
14及び15を設けてある。また、入気管14及び15
にはダンパーのごとき第1気体導入調節手段20及び第
2気体導入調節手段21と静圧計28及び静圧計29を
設けてある。
【0023】分級エッジ17及び18及び入気エッジ1
9の位置は、被分級処理原料である粉体の種類及び所望
の粒径により調節される。
【0024】また、分級室32の右側にはそれぞれの分
画域に対応させて、分級室内に開口する排出口11、1
2及び13を有し、排出口11、12及び13にはパイ
プの如き連通手段が接続されており、それぞれにバルブ
手段のごとき開閉手段を設けてよい。
【0025】原料供給ノズル16は直角筒部と角錐筒部
とから成り、直角筒部の内径と角錐筒部の最も狭い箇所
の内径の比を20:1から1:1、好ましくは10:1
から2:1に設定すると、良好な導入速度から得られ
る。
【0026】以上のように構成してなる多分割分級域で
の分級操作は例えば次のようにして行なう。すなわち、
排出口11、12、13の少なくとも1つを介して分級
室内を減圧し、分級室内に開口部を有する原料供給ノズ
ル16中を高圧エアーと該減圧によって流動する気流に
よって、好ましくは流速50〜300m/秒の速度で粉
体を原料供給ノズル16を介して分級室に噴出する。
【0027】分級室に導入された粉体中の粒子はコアン
ダブロック26のコアンダ効果による作用と、その際流
入する空気のごとき気体の作用とにより湾曲線30a、
30b、30c等を描いて移動し、それぞれの粒子の粒
径及び慣性力の大小に応じて、大きい粒子(粗粒子)は
気流の外側、すなわち分級エッジ18の外側の第1分
画、中間の粒子は分級エッジ18と17の間の第2分
画、小さい粒子は分級エッジ17の内側の第3分画に分
級され、分級された大きい粒子は排出口11より排出さ
れ、分級された中間の粒子は排出口12より排出され、
分級された小さい粒子は排出口13よりそれぞれ排出さ
れる。
【0028】本実施例による粉体の分級において、分級
点は粉体が分級室32内へ飛び出す位置であるコアンダ
ブロック26の下端部分に対する分級エッジ17及び1
8のエッジ先端位置によって主に決定される。さらに、
分級点は分級気流の流量あるいは原料供給ノズル16か
らの粉体の噴出速度等の影響を受ける。
【0029】本発明の気流式分級装置において、原料供
給口から原料粉体を粉体原料導入ノズル42に供給し、
供給された原料粉体は粉体原料導入口40から高圧エア
ー導入管41の外周より放射され、高圧エアー導入管4
1から噴出している高圧エアーに乗って加速されて良好
に分散し、瞬時に原料供給ノズル16から分級室内へ導
入され分級されて、分級機系外へ排出されるため、分級
機へ導入される粉体は原料供給ノズル16から分級室内
の導入口部位によって、個々の粒子の軌跡が撹乱せずに
凝集粉が一次粒子まで分散された状態で推進力をもって
飛翔することが重要である。原料供給ノズル16内から
流動する粒子流は原料を上部から導入するとき、原料供
給ノズル16の開口部より側位にコアンダブロック26
を具備している分級室32に粉体流を導入すると、粒子
の飛翔軌跡が乱れることなく粒子の大きさに応じて分散
して粒子流が形成されるので、その流線に沿った向きに
分級エッジを移動させ、次いで分級エッジのエッジ先端
位置を固定し、所定の分級点に設定することができる。
この分級エッジ17及び18の移動に際し、分級エッジ
ブロック24及び25との同時移動により、コアンダブ
ロック26に沿って飛翔する粒子流の流れ方向にエッジ
の向きを沿わすことができる。
【0030】具体的には、図5において、原料供給ノズ
ル16の先端開口部16aの側面部に対応するコアンダ
ブロック26中の例えば位置Oを中心として、分級エッ
ジ17の先端とコアンダブロック26の側面との距離L
4 及び分級エッジ17の側面とコアンダブロック26の
側面との距離L1 は、分級エッジブロック24を位置決
め部材33に沿って上下に移動させることで、位置決め
部材34に沿って分級エッジ17を上下に移動させ、さ
らに分級エッジ17の先端を軸17aを中心にして回動
させることにより調節可能である。
【0031】同様に、分級エッジ18の先端とコアンダ
ブロック26の側壁との距離L5 及び分級エッジ17の
側面と分級エッジ18の側面との距離L2 もしくは分級
エッジ18の側面と側壁23の側面との距離L3 は、分
級エッジブロック25を位置決め部材35に沿って上下
に移動させることで、位置決め部材36に沿って分級エ
ッジ18を上下に移動させ、さらに分級エッジ18の先
端を軸18aを中心にして回動させることにより調整可
能である。
【0032】すなわち、原料供給ノズル16の先端開口
部16aの側面部にコアンダブロック26、分級エッジ
17及び18を設置させ、なおかつ分級エッジブロック
24または/及び分級エッジブロック25の設置位置の
変更に伴って、分級室の分級域が拡大し、分級点を容易
に且つ大幅に変更することができる。
【0033】そのため、分級エッジ先端部による流れの
乱れが防止でき、排出導管11a、12a及び13aを
介しての減圧による吸引流の流量を調節することで粒子
の飛翔速度を増加させて分級域での粉体原料の分散をよ
り向上させ、より高い粉塵濃度でも良好な分級精度が得
られ、製品の収率低下を防止できるだけでなく、同じ粉
塵濃度でもより良好な分級精度と製品の収率の向上が可
能になる。
【0034】また、入気エッジ19の先端とコアンダブ
ロック26の壁面との距離L6 は、軸19aを中心とし
て入気エッジ19先端を回動させることにより調節可能
であり、これにより、入気管14及び15からの気体の
流入量及び流入速度を調節することで、分級点のさらな
る調整が可能である。
【0035】上記の設定距離は粉体原料の特性等に応じ
て適宜決定されるが、着色樹脂粒子の真密度が0.3〜
1.4g/cm3 のとき、 L0 <L1 +L2 <nL3 (n≧1:実数) 1.4g/cm3 を越える場合、 L0 <L3 <L1 +L2 を満足することが好ましい。この条件を満足する場合
は、シャープな粒度分布を有する製品(中粉体)を効率
良く得ることができる。
【0036】通常、本発明の気流式分級装置は、相互の
機器をパイプのごとき連通手段で連結し、装置システム
に組み込まれて使用される。そうした装置システムの好
ましい例を図6に示す。図6に示す一体装置システム
は、3分割分級機1(図1及び図2に示される分級装
置)、定量供給機2、振動フィーダー3、捕集サイクロ
ン4、5、6を連通手段で連結してなるものである。
【0037】この装置システムにおいて、粉体は、適宜
の手段により、定量供給機2に送り込まれ、ついで振動
フィーダー3を介し、原料供給ノズル16により3分割
分級機1内に導入される。導入に際しては、50〜30
0m/秒の流速で3分割分級機1内に粉体を導入する。
3分割分級機1の分級室を構成する大きさは通常[10
〜50cm]×[10〜50cm]なので、粉体は0.
1〜0.01秒以下の瞬時に3種以上の粒子群に分級し
得る。そして、3分割分級機1に、大きい粒子(粗粒
子)、中間の粒子、小さい粒子に分級される。その後、
大きい粒子は排出導管11aを通って、捕集サイクロン
6に送られ回収される。中間の粒子は排出導管12aを
介して系外に排出され捕集サイクロン5で捕集される。
小さい粒子は、排出導管13aを介して系外に排出され
捕集される。捕集サイクロン4、5、6は粉体を原料供
給ノズル16を介して分級室に吸引導入するための吸引
減圧手段としての働きをすることも可能である。
【0038】本発明の気流式分級装置は、特に電子写真
法による画像形成法に用いられるトナー又はトナー用着
色樹脂粉体を分級する場合に有効である。特に、低融
点、低軟化点又は低ガラス転移点を有する結着樹脂を含
有するトナー組成物を分級する場合に有効である。
【0039】このような樹脂を用いたトナー組成物を従
来の分級機に供すると、インジェクションエアー導入
先端部から原料供給ノズルにかけての粒子流路管と分
級エッジ先端に融着物が発生しやすく、融着物が発生し
た場合には適切な分級点からずれてしまう。さらに、吸
引減圧による流量調節を行なっても、要求される粉体の
粒度分布は得られにくく、分級効率が低下しやすい。更
に分級した粉体の中に融着物が混入しやすい。
【0040】本発明の分級装置では、粒子流の流れ方向
に分級エッジ17及び18を分級エッジブロック24及
び25との同時移動によりコアンダブロック26に沿っ
て飛翔する粒子流の流れ方向に分級エッジの向きを沿わ
したうえで、吸引減圧手段として排出導管11a、12
a、13aを通して吸引流の流量を調節することで粒子
の飛翔速度を増加させて分級域での粉体の分散がより向
上できるために、分級収率が良好になり、かつ、分級エ
ッジ先端への融着を防止又は抑制し、高精度な分級がで
きる効果がある。
【0041】本発明の分級装置では、粉体の粒子径が小
さい程、効果がより顕著であり、特に重量平均径が10
μm以下の粉体を分級する場合にシャープな粒度分布を
有する分級品を得ることが可能であり、さらには重量平
均径が6μm以下の粉体からシャープな粒度分布を有す
る分級品を良好に得ることが可能である。
【0042】また、本発明の分級装置においては、分級
エッジの向き及びエッジ先端位置の移動に移動手段とし
てステッピングモーター等を用い、エッジ先端位置の検
知に検知手段としてポテンショメーター等を用いて、こ
れらを制御する制御装置により分級エッジ先端位置を制
御し、更に流量調節の自動化を行なえば、所望の分級点
が短時間に、かつ、より正確に得られるのでより好まし
い。
【0043】(実施例1) ・スチレン−ブチルアクリレートジビニルベンゼン共重
合体 100重量部(モノマー重合重量比80.0/1
9.0/1.0、重量平均分子量Mw35万) ・磁性酸化鉄(平均粒径0.18μm) 100重量部 ・ニグロシン 2重量部 ・低分子量エチレン−プロピレン共重合体 4重量部
【0044】上記材料をヘンシェルミキサー(FM−7
5型、三井三池化工機(株)製)でよく混合した後、温
度150℃に設定した2軸混練機(PCM−30型、池
貝鉄工(株)製)にて混練した。得られた混練物を冷却
し、ハンマーミルにて1mm以下に粗粉砕し、トナー製
造用の粗砕物を得た。該粗砕物を衝突式気流粉砕機で微
粉砕し、重量平均径6.7μmの粉砕原料を得られ、真
密度が1.73g/cm3 であった。
【0045】この得られた粉砕原料を供給機2を介し
て、振動フィーダー3及び原料供給ノズル16(粉体原
導入ノズル42,高圧エアー導入管41及び変形筒部
43)を介して35.4kg/hの割合でコアンダ効果
を利用して粗粉体、中粉体及び微粉体の3種に分級する
ために図1に示す多分割分級機1に導入した。
【0046】導入に際しては排出口11、12、13に
連通している捕集サイクロン4、5、6の吸引減圧によ
る系内の減圧から派生する吸引力と原料供給ノズル16
に取付けた高圧エアー導入管41のインジェクションエ
アー導入31からの圧縮空気を利用した。
【0047】又、分級域の形状を変更するために、各々
の設定距離を L0 =6mm(原料供給ノズル排出口16aの高さ径) L1 =34mm(分級エッジ17の側面とコアンダブロ
ック26の側面との距離) L2 =33mm(分級エッジ17の側面と分級エッジ1
8の側面との距離) L3 =37mm(分級エッジ18の側面と側壁23の側
面との距離) L4 =15mm(分級エッジ17の先端とコアンダブロ
ック26の側面との距離) L5 =35mm(分級エッジ18の先端とコアンダブロ
ック26の壁面との距離) L6 =25mm(入気エッジ19の先端とコアンダブロ
ック26の壁面との距離) R=14mm(コアンダブロック26の弧の半径) にして分級を行なった。
【0048】導入された微粉砕原料は0.1秒以下の瞬
時に分級された。分級された中粉体は重量平均粒径が
6.9μm(粒径4.0μm以下の粒子を22個数%含
有し、粒径10.08μm以上の粒子を1.0体積%含
有する)のシャープな分布を有する中粉体を分級収率
(投入された粉砕原料の全量に対する最終的に得られた
中粉体との比率)92.5%で得ることができ、トナー
用として優れた性能を有していた。
【0049】尚、この分級された粗粉は前記粉砕工程に
再度循環した。
【0050】トナー微粉砕粉の真密度は、本発明におい
て、次の測定装置を用いて行なった。即ち、測定装置と
してはマイクロメトリックス アキュピック1330
(島津製作所製)を用い、トナー微粉砕粉を5g計り取
って真密度を求めた。
【0051】トナーの粒度分布は種々の方法によって測
定できるが、本発明においては、次の測定装置を用いて
行なった。
【0052】即ち、測定装置としてはコールターカウン
ターTA−II型あるいはコールターマルチサイザーI
I(コールター社製)を用いて。電解液は1級塩化ナト
リウムを用いて約1%NaCl水溶液を調整する。例え
ば、ISOTONR−II(コールターサイエンティフ
ィックジャパン社製)が使用できる。測定法としては前
記電解液水溶液100〜150ml中に分散剤として界
面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩を
0.1〜5ml加え、さらに測定資料を2〜20mg加
える。試料を懸濁した電解液は超音波分散機で約1〜3
分間分散処理を行ない、前記測定装置により、アパチャ
ーとして100μアパチャーを用い、トナーの体積、個
数を測定して体積分布と個数分布とを算出した。それか
ら、本発明の係るところの体積分布から求める重量基準
の重量平均系を求めた。
【0053】(実施例2〜4)実施例1と同様のトナー
製造用の粗砕物を衝突式気流粉砕機で粉砕して得た表1
に示す粉砕原料を用いて、表1に示す分級域の設定距離
とした他は同様の装置システムで分級を行なった。
【0054】表2及び表3に示すように、いずれもシャ
ープな分布を有する中粉体を効率良く得ることができ、
トナー用として優れた性能を有していた。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】
【表3】
【0058】(実施例5〜6) ・不飽和ポリエステル樹脂 100重量部 ・銅フタロシアニン顔料 4.5重量部 (C.I.Pigment Blue 15) ・荷電制御剤 4.0重量部
【0059】上記材料をヘンシェルミキサー(FM−7
5型、三井三池化工機(株)製)でよく混合した後、温
度100℃に設定した2軸混練機(PCM−30型、池
貝鉄工(株)製)にて混練した。得られた混練物を冷却
し、ハンマーミルにて1mm以下に粗粉砕し、トナー製
造用の粗砕物を得た。該粗砕物を衝突式気流粉砕機で微
粉砕し、重量平均径6.5μmの粉砕原料を得られ、真
密度が1.08g/cm3 であった。
【0060】この粉砕原料を用いて、表4に示す分級条
件とした他は実施例1と同様の装置システムで分級を行
なった。
【0061】また、上記粗砕物を衝突式気流粉砕機で微
粉砕し、重量平均粒径5.5μmの粉砕原料(実施例
6)を得、表4に示す分級条件で分級を行なった。
【0062】表5及び表6に示すように、いずれもシャ
ープな分布を有する中粉体を効率良く得ることができ、
トナー用として優れた性能を有していた。
【0063】
【表4】
【0064】
【表5】
【0065】
【表6】
【0066】(比較例1〜3)実施例1と同様のトナー
原料を用いて、トナー製造用の粗砕物を衝突式気流粉砕
機で微粉砕し、重量平均粒径6.9μmの粉砕原料(比
較例1)と重量平均粒径5.5μmの粉砕原料(比較例
2)を得た。
【0067】また、トナー原料を実施例5のものに代
え、重量平均粒径6.0μmの粉砕原料(比較例3)を
得た。
【0068】分級は図10のフローチャートに従って行
ない、多分割分級装置は図7、図8及び図9のものを用
いた。
【0069】各々の分級条件は表7に示す通りであり、
分級によって得られた中粉体の粒度分布等は表8〜表1
0に示す通りであった。
【0070】
【表7】
【0071】
【表8】
【0072】
【表9】
【0073】
【表10】
【0074】
【発明の効果】本発明の気流式分級装置によれば、分級
エッジ先端部における融着を良好に防止し得、また、分
級エッジ先端における分級気流の乱流を良好に防止し、
様々な粉体の比重及び分級気流条件に応じて正確な分級
点が得られ、装置が連動稼働しているときも分級点がず
れることなく分級収率の向上が図れる。特に、重量平均
粒径10μm以下のトナーを良好に、収率良く分級する
場合に有効てある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の気流式分級装置の概略断面図である。
【図2】本発明の気流式分級装置の斜視図である。
【図3】原料供給口、高圧エアー導入管及び粉体原料導
入口に関する説明図である。
【図4】図1におけるA−A′断面図である。
【図5】図1の要部を示す図である。
【図6】本発明を用いた分級プロセスの一例を示す説明
図である。
【図7】従来の気流式分級装置の概略断面図である。
【図8】従来の気流式分級装置の斜視図である。
【図9】従来の原料供給部の斜視図である。
【図10】従来の分級プロセスの一例を示す図である。
【符号の説明】
1、101 気流式分級装置 2 定量供給機 3 振動フィーダー 4、5、6 捕集サイクロン 11、12、13 排出口 11a、12a、13a 排出導管 14、15 入気管 16 原料供給ノズル 17、18、117、118 分級エッジ 19 入気エッジ 20 第1気体導入調節手段 21 第2気体導入調節手段 22、23 側壁 24、25、124、125 分級エッジブロック 26 コアンダブロック 27 上部ブロック 28、29 静圧計 30a、30b、30c 固体粒子飛散方向 31 インジェクションエアー導入 32 分級室 33、34、35、36 位置決め部材 40 粉体原料導入口 41 高圧エアー導入管 42 粉体原料導入ノズル 43 変形筒部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07B 1/00 - 15/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともコアンダブロック及び複数の
    分級エッジにより形成される分級域にて、原料供給ノズ
    ルから供給される粉体原料を、コアンダ効果により少な
    くとも粗粉体群、中粉体群及び微粉体群に分級するため
    の気流式分級装置において、 原料供給ノズルを気流式分級装置の上面部に具備し、 該原料供給ノズルにおいて、 (i)該粉体原料を供給するとともにその先端部が該原
    料供給ノズルの後端部に接続される粉体原料導入ノズル
    と、 (ii)該粉体原料導入ノズルの軸芯部に配置されてい
    るとともにその先端部が該粉体原料導入ノズルの先端部
    に位置する高圧エアー導入管とが、 設けられており、 該原料供給ノズルの前端部の側面側にコアンダブロック
    を具備し、 該粉体原料が該原料供給ノズルの先端部のみから噴出す
    ことを特徴とする気流式分級装置。
  2. 【請求項2】 原料供給ノズルは、鉛直方向に対してθ
    =45°以下の角度で設置されている請求項1に記載の
    気流式分級装置。
  3. 【請求項3】 分級された粗粉体群を排出するための粗
    粉排出口は、分級された微粉体群を排出するための微粉
    排出口よりも下方に設置されている請求項1または2に
    記載の気流式分級装置。
  4. 【請求項4】 該分級エッジを具備する分級エッジブロ
    ックが、分級域の形状を変更できるようにその設置位置
    を変更し得る請求項1乃至3のいずれかに記載の気流式
    分級装置。
  5. 【請求項5】 前記分級エッジの設置位置が移動可能で
    ある請求項1乃至4のいずれかに記載の気流式分級装
    置。
  6. 【請求項6】 前記分級エッジの先端が回動可能なよう
    に、分級エッジが前記分級エッジブロックに取り付けら
    ている請求項1乃至5のいずれかに記載の気流式分級
    装置。
  7. 【請求項7】 結着樹脂及び着色剤を少なくとも含有す
    る着色樹脂粒子をコアンダ効果を利用した気流式分級装
    置で分級し、分級された分級粉からトナーを製造する方
    法において、 気流式分級装置の上面部に設置されている原料供給ノズ
    ルの端部に接続される着色樹脂粒子を供給するための
    粉体原料導入ノズルを設け、該粉体原料導入ノズルの軸
    芯部に配置されるとともにその先端部が該粉体原料導入
    ノズルの先端部に位置する高圧エアー導入管を設けるこ
    とで、該高圧エアー導入管からの高圧エアーを用いて該
    粉体原料導入ノズルから着色樹脂粒子を該原料供給ノズ
    ルに供給し、 該原料供給ノズルの前端部の側面側に設置されたコアン
    ダブロック及び複数の分級エッジにより形成される分級
    域にて、該原料供給ノズルの先端部のみから噴出するこ
    とにより供給される着色樹脂粒子を、コアンダ効果によ
    り少なくとも粗粉体群、中粉体群及び微粉体群に分級
    し、 分級された中粉体群からトナーを生成することを特徴と
    するトナーの製造方法。
  8. 【請求項8】 該分級エッジを具備する分級エッジブロ
    ックが、分級域の形状を変更できるようにその設置位置
    を変更して、各々の設定距離を L0>0、L1>0、L2>0、L3>0 (式中、L0は原料供給ノズル排出口の内径を示し、 L1は中粉体群と微粉体群とに分画する分級エッジの側
    面と、これに対峙するコアンダブロックの側面との距離
    を示し、 L2は中粉体群と微粉体群とに分画する分級エッジの側
    面と、粗粉体群と中粉体群とに分画する分級エッジの側
    面との距離を示し、 L3は粗粉体群と中粉体群とに分画する分級エッジの側
    面と、これに対峙する側壁の側面との距離を示す。) と設定し、着色樹脂粒子の真密度が0.3〜1.4g/
    cm3のときL0<L1+L2<nL3(n≧1:実
    数)である条件下で分級をおこなう請求項に記載のト
    ナーの製造方法。
  9. 【請求項9】 該分級エッジを具備する分級エッジブロ
    ックが、分級域の形状を変更できるようにその設置位置
    を変更して、各々の設定距離をL0>0、L1>0、L
    2>0、L3>0 (式中、L0は原料供給ノズル排出口の内径を示し、 L1は中粉体群と微粉体群とに分画する分級エッジの側
    面と、これに対峙するコアンダブロックの側面との距離
    を示し、 L2は中粉体群と微粉体群とに分画する分級エッジの側
    面と、粗粉体群と中粉体群とに分画する分級エッジの側
    面との距離を示し、 L3は粗粉体群と中粉体群とに分画する分級エッジの側
    面と、これに対峙する側壁と側面との距離を示す) と設定し、着色樹脂粒子の真密度が1.4g/cm3を
    越える場合にL0<L3<L1+L2である条件下で分
    級をおこなう請求項に記載のトナーの製造方法。
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