JP3277279B2 - ロボット聴覚装置 - Google Patents

ロボット聴覚装置

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JP3277279B2
JP3277279B2 JP34124099A JP34124099A JP3277279B2 JP 3277279 B2 JP3277279 B2 JP 3277279B2 JP 34124099 A JP34124099 A JP 34124099A JP 34124099 A JP34124099 A JP 34124099A JP 3277279 B2 JP3277279 B2 JP 3277279B2
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    • B25J19/02Sensing devices
    • B25J19/026Acoustical sensing devices
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L15/00Speech recognition
    • G10L15/20Speech recognition techniques specially adapted for robustness in adverse environments, e.g. in noise, of stress induced speech
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
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    • G10L21/02Speech enhancement, e.g. noise reduction or echo cancellation
    • G10L21/0208Noise filtering
    • G10L21/0216Noise filtering characterised by the method used for estimating noise
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    • G10L21/0216Noise filtering characterised by the method used for estimating noise

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロボット、特に人型
または動物型ロボットにおける聴覚装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、このような人型または動物型ロボ
ットにおいては、視覚,聴覚の能動知覚が注目されてき
ている。能動知覚とは、ロボット視覚やロボット聴覚等
の知覚を担当する知覚装置を、知覚すべき目標に追従す
るように、これらの知覚装置を支持する例えば頭部を、
駆動機構により姿勢制御するものである。
【0003】ここで、能動視覚に関しては、少なくとも
知覚装置であるカメラが、駆動機構による姿勢制御によ
ってその光軸方向が目標に向かって保持され、目標に対
して自動的にフォーカシングやズームイン,ズームアウ
ト等が行なわれることにより、目標がカメラによって撮
像されるようになっており、種々の研究が行なわれてい
る。
【0004】これに対して、能動聴覚に関しては、少な
くとも知覚装置であるマイクが、駆動機構による姿勢制
御によって、その指向性が目標に向かって保持され、目
標からの音がマイクによって集音される。このとき、能
動聴覚の不利な点として、駆動機構が作動している間
は、マイクが駆動機構の作動音を拾ってしまうため、目
標からの音に比較的大きなノイズが混入してしまい、目
標からの音を認識できなくなってしまうことがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな駆動機構を停止させた状態での聴覚研究では、特に
目標が移動しているような場合、目標の移動に追従しな
がらの所謂能動聴覚を行なうことが困難であった。
【0006】さらに、上述した駆動機構だけでなく、ロ
ボット内部で発生する各種動作音及び定常的に発生する
ノイズも、聴覚装置としてのマイクが集音してしまうの
で、同様に完全な能動聴覚を得ることが困難であった。
【0007】この発明は、以上の点にかんがみて、駆動
機構等のロボット内部で発生するノイズに影響されるこ
となく、外部の目標からの音を集音して能動知覚を行な
うことができるようにした、ロボット聴覚装置を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、この発明に
よれば、内部にノイズ発生源を備えたロボットにおい
て、少なくともロボットの一部を覆う防音性の外装と、
この外装の外側に設けられ主として外部の音を集音する
少なくとも一つの外部マイクと、上記外装の内側に設け
られ主として内部のノイズ発生源からのノイズを集音す
る少なくとも一つの内部マイクと、上記外部マイクの指
向性の方向をロボット外部の目標に追従させるよう姿勢
制御を行う駆動機構と、少なくとも上記駆動機構による
姿勢制御中に、上記外部マイク及び内部マイクからの信
号に基づいて外部マイクからの音響信号から内部のノイ
ズ発生源からのノイズ信号をキャンセルする処理回路と
を含んでいるロボット聴覚装置により、達成される。
【0009】また、上記目的は、この発明によれば、内
部に駆動機構等のノイズ発生源を備えた人型または動物
型のロボットにおいて、少なくともロボットの頭部を覆
う防音性の外装と、この外装の外側にて両側の耳に対応
する両耳位置に設けられ主として外部の音を集音する一
対の外部マイクと、上記外装の内側に設けられ主として
内部のノイズ発生源からのノイズを集音する少なくとも
一つの内部マイクと、上記外部マイクの指向性の方向を
ロボット外部の目標に追従させるために姿勢制御を行う
駆動機構と、少なくとも上記駆動機構による姿勢制御中
に、上記外部マイク及び内部マイクからの信号に基づい
て外部マイクからの音響信号から内部のノイズ発生源か
らのノイズ信号をキャンセルする処理回路と、を含んで
いるロボット聴覚装置により、達成される。
【0010】この発明によるロボット聴覚装置は、好ま
しくは、上記内部マイクが外部マイクと同様に両側にそ
れぞれ設けられている。本発明によるロボット聴覚装置
は、好ましくは、上記内部マイクが外装の内側にて各外
部マイクの近傍に配設されている。本発明によるロボッ
ト聴覚装置は、好ましくは、上記内部マイクが外装の内
側にて移動可能に配設されている。本発明によるロボッ
ト聴覚装置は、好ましくは、上記外部マイクが頭部の両
耳位置にて前方に向かって指向性を有するように配設さ
れている。本発明によるロボット聴覚装置は、好ましく
は、上記外装の両耳位置付近の領域が、外部マイクが前
方に向かって指向性を有するように、形成されている。
【0011】上記構成によれば、外部マイクが主として
外部の目標からの音を集音し、内部マイクが主としてロ
ボット内部の駆動機構等のノイズ発生源からのノイズを
集音する。その際、外部マイクが集音した音響信号に
は、ロボット内部のノイズ発生源からのノイズ信号が混
入しているが、この混入したノイズ信号は、内部マイク
が集音したノイズ信号によりキャンセルされることによ
り著しく低減される。したがって、外部マイクからの音
響信号は、ロボット内部の駆動機構等のノイズ発生源か
らのノイズが著しく低減されることにより、そのS/N
比が大幅に改善され、能動知覚をより一層良好に行なう
ことができる。
【0012】上記内部マイクが、外部マイクと同様に両
側にそれぞれ設けられている場合には、各外部マイクの
音響信号に含まれるノイズ信号を、対応する内部マイク
が集音するノイズ信号により、それぞれ良好にキャンセ
ルすることができる。
【0013】上記内部マイクが、外装の内側にて各外部
マイクの近傍に配設されている場合には、各内部マイク
が、それぞれ対応する外部マイクが集音する音響信号に
混入するノイズと近似したノイズを集音するので、各外
部マイクのノイズ信号を、対応する内部マイクが集音す
るノイズ信号によって、より良好にキャンセルすること
ができる。
【0014】上記内部マイクが、外装の内側にて移動可
能に配設されている場合には、ロボット内部のノイズ発
生源からのノイズをより良好に集音するように内部マイ
クを移動することができ、外部マイクが集音する音響信
号からより良好にノイズをキャンセルすることができ
る。
【0015】上記外部マイクが、頭部の両耳位置にて前
方に向かって指向性を有するように配設されていて、特
に上記外装の両耳位置付近の領域が、外部マイクが前方
に向かって指向性を有するように形成されている場合に
は、外部マイクが所謂両耳聴マイク(バイノーラルマイ
ク)として作用することになり、外部マイクが集音する
音が、より人間の聴覚に近い音になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態に基
づいて、この発明を詳細に説明する。図1乃至図4はこ
の発明によるロボット聴覚装置の一実施形態を備えた実
験用の人型ロボットの全体構成を示している。図1にお
いて、人型ロボット10は、4DOF(自由度)のロボ
ットとして構成されており、ベース11と、ベース11
上にて一軸(垂直軸)周りに回動可能に支持された胴体
部12と、胴体部12上にて、三軸方向(垂直軸,左右
方向の水平軸及び前後方向の水平軸)の周りに揺動可能
に支持された頭部13と、を含んでいる。
【0017】上記ベース11は固定配置されていてもよ
く、脚部として動作可能としてもよい。また、ベース1
1は、移動可能な台車等の上に載置されていてもよい。
【0018】上記胴体部12は、ベース11に対して垂
直軸の周りに、図1にて矢印Aで示すように回動可能に
支持されており、図示しない駆動手段によって回転駆動
されると共に、図示の場合、防音性の外装によって覆わ
れている。
【0019】上記頭部13は胴体部12に対して連結部
材13aを介して支持されており、この連結部材13a
に対して前後方向の水平軸の周りに、図1にて矢印Bで
示すように揺動可能に、また左右方向の水平軸の周り
に、図2にて矢印Cで示すように揺動可能に支持されて
いると共に、上記連結部材13aが、胴体部12に対し
てさらに前後方向の水平軸の周りに、図1にて矢印Dで
示すように揺動可能に支持されており、それぞれ図示し
ない駆動手段によって、各矢印A,B,C,D方向に回
転駆動される。
【0020】ここで、上記頭部13は、図3に示すよう
に全体が防音性の外装14により覆われていると共に、
前側にロボット視覚を担当する視覚装置としてのカメラ
15を、また両側にロボット聴覚を担当する聴覚装置と
しての一対の外部マイク16(16a,16b)を備え
ている。さらに、上記頭部13は、図3に示すように、
外装14の内側にて左右に離隔して配設された一対の内
部マイク17(17a,17b)を備えている。
【0021】上記外装14は、例えばウレタン樹脂等の
吸音性の合成樹脂から構成されており、頭部13の内部
をほぼ完全に密閉することにより、頭部13の内部の遮
音を行なうように構成されている。尚、胴体部12の外
装も、同様にして吸音性の合成樹脂から構成されてい
る。
【0022】上記カメラ15は公知の構成であって、例
えば所謂パン,チルト,ズームの3DOF(自由度)を
有する市販のカメラが適用され得る。
【0023】上記外部マイク16は、それぞれ頭部13
の側面において、前方に向かって指向性を有するように
取り付けられている。ここで、外部マイク16の左右の
各外部マイク16a,16bは、それぞれ図1及び図2
に示すように、外装14の両側にて前方に向いた段部1
4a,14bにて、内側に取り付けられ、段部14a,
14bに設けられた貫通穴を通して、前方の音を集音す
ると共に、外装14の内部の音を拾わないように、適宜
の手段により遮音されている。これにより、外部マイク
16a,16bは、所謂バイノーラルマイクとして構成
されている。尚、外部マイク16a,16bの取付位置
の近傍において、外装14は人間の外耳形状に形成され
ていてもよい。
【0024】上記内部マイク17は、それぞれ外装14
の内側において、上述した各外部マイク16a,16b
の近傍に、図示の場合には、前記カメラ15の両端付近
の上方に配設されている。尚、上記内部マイク17は、
外装14の内側に任意の位置に備えられていてもよい。
【0025】図4は、上記外部マイク16及び内部マイ
ク17を含む音響処理のための電気的構成を示してい
る。図4において、各外部マイク16a,16b及び内
部マイク17a,17bからの音響信号S1,S2,S
3,S4は、それぞれ処理回路18に入力される。この
処理回路18は、外部マイク16a,16bからの音響
信号を、内部マイク17a,17bが集音したロボット
内部のノイズ発生源からのノイズ信号に基づいて、例え
ば最も簡便には、外部マイク16a,16bからの音響
信号から、レベル調整した内部マイク17a,17bか
らの音響信号を減算する等の適宜の演算処理によるノイ
ズキャンセル処理によって、外部マイク16a,16b
からの音響信号S1,S2に混入したロボット内部の各
駆動機構等のノイズ発生源からのノイズを除去する。
【0026】本発明実施形態による人型ロボット10は
以上のように構成されており、外部マイク16a,16
bが集音しようとする目標からの音は、以下のようにし
て集音され、ノイズキャンセルされる。先ず、外部マイ
ク16a,16bが、主として目標からの外部の音を集
音してそれぞれ音響信号S1,S2を出力する。ここ
で、外部マイク16a,16bはロボット内部からのノ
イズも集音するが、外装14自体が頭部13の内部を密
閉しており、また外部マイク16a,16bが頭部13
の内部に対して遮音されていることにより、混入するノ
イズが比較的低いレベルに抑えられている。
【0027】これに対して、内部マイク17a,17b
は、主としてロボット内部からのノイズ、例えば前述し
た各駆動機構の作動音や冷却ファンの作動音等のノイズ
発生源からのノイズを集音する。ここで、内部マイク1
7a,17bは、外部からの音も集音するが、外装14
が内部を密閉していることから、そのレベルは比較的低
く抑えられている。
【0028】このようにして集音された外部マイク16
a,16b及び内部マイク17a,17bからの音響信
号S1,S2,S3,S4は、それぞれ処理回路18に
入力される。処理回路18は、外部マイク16a,16
bからの音響信号S1,S2と、内部マイク17a,1
7bからの音響信号S3,S4とを適宜に演算処理する
ことにより、外部マイク16a,16bからの音響信号
S1,S2から、ロボット内部のノイズ発生源からのノ
イズ信号を除去することにより、ノイズを除去した音響
信号SL,SRを外部に出力する。そして、この音響信
号SL,SRに基づいて、図示しない制御部により音響
認識を行ない、能動知覚を行なうことができる。
【0029】このようにして、本発明実施形態による人
型ロボット10によれば、処理回路18により、外部マ
イク16a,16bからの音響信号S1,S2から、内
部マイク17a,17bからの音響信号に基づいて、ノ
イズキャンセルを行なうことにより、各駆動機構によっ
て外部マイク16a,16bの指向性の方向を目標に向
けながら、S/N比の良好な音響信号を得ることがで
き、より正確な音声認識を行なうことができる。従っ
て、例えば目標が移動している場合であっても、各駆動
機構によって、外部マイク16a,16bの指向性の方
向を常に目標に対して追従させながら、目標の音響認識
を行なうことができる。
【0030】上述した実施形態において、人型ロボット
10は、4DOF(自由度)を有するように構成されて
いるが、これに限らず、任意の動作を行なうように構成
されたロボットに本発明によるロボット聴覚装置を組み
込むことも可能である。また、上述した実施形態におい
ては、本発明によるロボット聴覚装置を人型ロボット1
0に組み込んだ場合について説明したが、これに限ら
ず、犬型等の各種動物型ロボットや、その他の形式のロ
ボットに組み込むことも可能であることは明らかであ
る。さらに、上述した実施形態においては、内部マイク
17は、一対のマイク17a,17bから構成されてい
るが、唯一つのマイクであってもよく、また例えばノイ
ズ発生源毎に設けられた多数のマイクであってもよい。
さらにまた、上述した実施形態においては、外部マイク
16は、一対のマイク16a,16bから構成されてい
るが、唯一つのマイクであってもよく、また三つ以上の
マイクから構成されていてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
外部マイクが主として外部の目標からの音を集音し、内
部マイクが主としてロボット内部の駆動機構等のノイズ
発生源からのノイズを集音する。その際、外部マイクが
集音した音響信号には、ロボット内部のノイズ発生源か
らのノイズ信号が混入しているが、この混入したノイズ
信号が、内部マイクが集音したノイズ信号によりキャン
セルされることにより、ノイズ信号は著しく低減され
る。したがって、外部マイクからの音響信号は、ロボッ
ト内部の駆動機構等のノイズ発生源からのノイズ信号が
著しく低減されることにより、そのS/N比が大幅に改
善され、能動知覚をより一層良好に行なうことができ
る。これにより、本発明によれば、駆動機構等のロボッ
ト内部で発生するノイズに影響されることなく、外部の
目標からの音を集音して能動知覚を行なうことができる
ようにした、極めて優れたロボット聴覚装置が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるロボット聴覚装置の一実施形態
を組み込んだ人型ロボットの外観を示す正面図である。
【図2】図1の人型ロボットの側面図である。
【図3】図1の人型ロボットにおける頭部の構成を示す
概略拡大図である。
【図4】図1の人型ロボットにおけるロボット聴覚装置
の電気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 人型ロボット 11 ベース 12 胴体部 13 頭部 13a 連結部材 14 外装 15 カメラ(ロボット知覚) 16,16a,16b 外部マイク 17,17a,17b 内部マイク 18 処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−246599(JP,A) 特開 平10−99558(JP,A) 特開 平9−127982(JP,A) 三田太一(外5名),雑音環境下にお ける音声認識,日本機械学会ロボティク ス・メカトロニクス’97講演会講演論文 集Vol.B,日本,(社)日本機会学 会,1997年 6月 4日,971−972 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 13/08 B25J 5/00 B25J 19/02 G10L 15/20 G10L 21/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にノイズ発生源を備えたロボットに
    おいて、 少なくともロボットの一部を覆う防音性の外装と、 上記外装の外側に設けられ、主として外部の音を集音す
    る少なくとも一つの外部マイクと、 上記外装の内側に設けられ、主として内部のノイズ発生
    源からのノイズを集音する少なくとも一つの内部マイク
    と、上記外部マイクの指向性の方向をロボット外部の目標に
    追従させるよう姿勢制御を行う駆動機構と、 少なくとも上記駆動機構による姿勢制御中に、 上記外部
    マイク及び内部マイクからの信号に基づいて、外部マイ
    クからの音響信号から内部のノイズ発生源からのノイズ
    信号をキャンセルする処理回路と、 を含んでいることを特徴とする、ロボット聴覚装置。
  2. 【請求項2】 内部にノイズ発生源を備えた人型または
    動物型のロボットにおいて、 少なくともロボットの頭部を覆う防音性の外装と、 上記外装の外側にて両側の耳に対応する両耳位置に設け
    られ、主として外部の音を集音する一対の外部マイク
    と、 上記外装の内側に設けられた、主として内部のノイズ発
    生源からのノイズを集音する少なくとも一つの内部マイ
    クと、上記外部マイクの指向性の方向をロボット外部の目標に
    追従させるよう姿勢制御を行う駆動機構と、 少なくとも上記駆動機構による姿勢制御中に、 上記外部
    マイク及び内部マイクからの信号に基づいて、外部マイ
    クからの音響信号から内部のノイズ発生源からのノイズ
    信号をキャンセルする処理回路と、 を含んでいることを特徴とする、ロボット聴覚装置。
  3. 【請求項3】 前記内部マイクが、外部マイクと同様に
    両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする、請求
    項2に記載のロボット聴覚装置。
  4. 【請求項4】 前記内部マイクが、外装の内側にて各外
    部マイクの近傍に配設されていることを特徴とする、請
    求項3に記載のロボット聴覚装置。
  5. 【請求項5】 前記内部マイクが、外装の内側にて移動
    可能に配設されていることを特徴とする、請求項3に記
    載のロボット聴覚装置。
  6. 【請求項6】 前記外部マイクが、頭部の両耳位置にて
    前方に向かって指向性を有するように配設されているこ
    とを特徴とする、請求項1から5の何れかに記載のロボ
    ット聴覚装置。
  7. 【請求項7】 前記外装の両耳位置付近の領域が、外部
    マイクが前方に向かって指向性を有するように形成され
    ていることを特徴とする、請求項6に記載のロボット聴
    覚装置。
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