JP3277137B2 - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置の製造
方法に関するものであり、より詳しくはTFT基板側に
カラーフィルタを形成した液晶表示装置の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、薄膜トランジスタを液晶駆動用の
スイッチング素子として用いるアクティブマトリクス型
液晶表示装置の開発が活発に行われている。一例とし
て、従来の液晶表示装置の平面模式図を図6に示す。ガ
ラスまたは石英よりなる基板31上に、ゲートドライバ
32、ソースドライバ33、及びTFT(Thin F
ilm Transistor)アレイ部34が配置さ
れている。ゲートドライバ32は、シフトレジスタ32
a及びバッファ32bから構成されている。ソースドラ
イバ33は、シフトレジスタ33aと、バッファ33b
と、ビデオライン38のサンプリングを行うアナログス
イッチ39とから構成されている。TFTアレイ部34
には、ゲートドライバ32から延びる多数の平行するゲ
ートバスライン116が配設されている。ソースドライ
バ33からは多数のソ−スバスライン120がゲートバ
スライン116に直交して配設されている。そしてゲー
トバスライン116に平行して付加容量共通配線114
が配設されている。
【0003】2本のゲートバスライン116、ソ−スバ
スライン120、及び付加容量共通配線114に囲まれ
た矩形の領域には、TFT35、画素36、及び付加容
量37が設けられている。TFT35のゲート電極はゲ
ートバスライン120に接続され、ソ−ス電極はソ−ス
バスライン120に接続されている。TFT35のドレ
イン電極に接続された画素電極と対向基板上の対向電極
との間に液晶が封入され、画素36が構成されている。
また、付加容量共通配線114は対向電極と同じ電位の
電極に接続されている。
【0004】通常、対向基板の内面には、画素電極の隙
間からの光漏れを防止するためのブラックマトリクス
と、それぞれの画素電極に対応して赤色(R)カラーフ
ィルタ、緑色(G)カラーフィルタ、青色(B)カラー
フィルタとが形成され、その上部には透明導電膜によっ
て対向電極が形成されている。このように、対向基板に
ブラックマトリクス及びカラーフィルタを形成した場合
には、TFT基板と対向基板との貼り合わせ時に貼り合
わせずれが生じるため、その分ブラックマトリクスを大
きく形成しておく必要があり、開口率が低下する。ま
た、対向基板にカラーフィルタを形成する場合、寸法精
度が良いカラーフィルタを形成する必要があるため、例
えばフォトリソグラフィー工程が必要となりコスト高と
なってしまう。
【0005】この問題を解決するために、特開平5−5
874に示されているようにTFT基板側にカラーフィ
ルタを形成することが考えられている。これは、フォト
リソグラフィー工程を用いず画素電極上にR、G、Bの
電着カラーフィルタを形成するものである。この従来例
は、画素電極に電圧を印加するためにゲートバスライン
に順次走査電圧を印加し、これに同期させて所定の画素
電極に対応するデ−タ配線に電着カラーフィルタを形成
するための電圧を印加している。このようにして、各ゲ
ートバスラインを順次選択するごとに、選択したゲート
バスラインに接続された画素電極のうち所定の画素電極
のみにソ−スバスラインから電圧が印加され、電圧の印
加された画素電極上に電着カラーフィルタが形成され
る。
【0006】また、特開平3−87702には、同一着
色を意図する群ごとに一括して電圧を印加しカラーフィ
ルタを形成することが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、1枚の基板から複数のTFT基板を取り
出す、いわゆる多数枚取りの基板にカラーフィルタを形
成する場合には、それぞれの基板にR、G、Bの3回の
カラーフィルタの形成を行う必要があり、例えば3枚取
りの場合3(R,G,B)×3(3枚取り)=9
(回)、カラーフィルタの形成を行う必要がある。
【0008】さらに、上記従来例においては、電着カラ
ーフィルタ形成時に少なくともゲートバスラインとRの
画素に対応するソースバスラインとGの画素に対応する
ソースバスラインとBの画素に対応するソースバスライ
ンとが互いに分離されている必要があるが、この前後の
工程でこれらのバスライン同士が分離されていると、例
えば静電気によってダメージを受け薄膜トランジスタが
破壊され、この薄膜トランジスタの破壊によって液晶表
示装置の表示部に点欠陥が起こる。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、1枚の基板から複数のTFT基板を
取り出す、いわゆる多数枚取りの液晶表示装置の製造方
法において、カラーフィルタを簡便に形成する方法を提
供することを目的とする。さらには、静電気対策をとり
つつ簡単な方法でカラーフィルタを形成することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、1枚の絶縁性
基板から複数のTFT基板を取り出す液晶表示装置の製
造方法において、複数のTFT基板のそれぞれのゲート
バスラインが短絡されたゲート用ショートリングと、複
数のTFT基板にそれぞれ設けられ、それぞれの系列の
ソース用ショートリングが短絡された3系列のソース用
ショートリングとを前記絶縁性基板上に形成する工程
と、前記ゲート用ショートリングが接続したゲート信号
入力端子に電圧を印加するとともにソース用ショートリ
ングが接続したソース信号入力端子に電圧を印加し、そ
れぞれのTFT基板に順次カラーフィルタを形成する工
程とカラーフィルタを形成後に、ゲート信号入力端子近
傍に形成されたソース信号入力端子とゲート信号入力端
子との短絡を行う工程とを含むことを特徴とし、それに
よって上記目的が達成される。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】前記ソース信号入力端子とゲート信号入力
端子との短絡は、レーザーを用いて行うことが好まし
い。
【0015】
【0016】
【0017】以下、作用について説明を行う。
【0018】本発明は、1枚の絶縁性基板から複数のT
FT基板を取り出す液晶表示装置の製造方法において、
複数のTFT基板のそれぞれのゲートバスラインが短絡
されたゲート用ショートリングと、複数のTFT基板に
それぞれ設けられそれぞれの系列のソース用ショートリ
ングが短絡された3系列のソース用ショートリングとを
前記絶縁性基板上に形成する工程と、前記ゲート用ショ
ートリングが接続したゲート信号入力端子に電圧を印加
するとともにソース用ショートリングが接続したソース
信号入力端子に電圧を印加し、それぞれのTFT基板に
順次カラーフィルタを形成する工程とカラーフィルタを
形成後に、ゲート信号入力端子近傍に形成されたソース
信号入力端子とゲート信号入力端子との短絡を行う工程
を含むことを特徴としているので、R、G、Bのカラ
ーフィルタの形成がそれぞれ1回づつで済むので、カラ
ーフィルタの形成プロセスが大幅に短縮できる。またド
ライバーを動作させずにショートリングを利用してカラ
ーフィルタ形成用の信号を入力するので、必要となる入
力信号数も少なく簡便にカラーフィルタの形成を行うこ
とができる。
【0019】
【0020】
【0021】また、カラーフィルタ形成後に、ソース信
号入力端子とゲート信号入力端子との短絡を行う工程を
含むので、後の工程例えばラビング工程において静電気
が発生したとしてもスイッチング素子アレイがダメージ
を受けることはなく点欠陥が発生しない。その結果、T
FT基板の良品率が向上する。
【0022】前記ソース信号入力端子とゲート信号入力
端子との短絡をレーザーを用いて行うので、例えば銀ペ
ーストなど他の導電材料によってショートリングの短絡
を行った場合のように、この導電材料が不純物となって
後の工程例えば洗浄工程において装置が汚染されること
がない。
【0023】
【0024】
【0025】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)図1に本発明の実施形態1における画素
1個分のレイアウト図を、図2に図1におけるA−Aの
断面図を示す。以下、図1及び図2に従って本発明を説
明する。
【0026】まず、従来例と同様に絶縁性基板10上に
活性層となる多結晶シリコン薄膜11を40nm〜80
nmの厚さで形成する。次に、ゲート絶縁膜13をスパ
ッタリングもしくはCVD法を用いてSiO2 もしくは
SiNX により80nmの厚さで形成する。次に、斜線
部の付加容量領域11Aにリンイオンを導入し、この部
分の低抵抗化を行う。この斜線部は付加容量下部電極と
なる。次に、付加容量上部電極14及びゲート電極16
をAlもしくは多結晶シリコンを用いて形成する。
【0027】次に、この薄膜トランジスタの導電型を決
定するために、ゲート電極16上方からゲート電極16
をマスクとして、リンイオンを1×1015cm-2で導入
し、活性層のゲート電極16下部にノンドープのチャン
ネル部12を形成し、チャンネル部12以外の領域は高
濃度の不純物領域とする。TFTの活性層において、チ
ャンネル部12近傍に低濃度不純物領域もしくはノンド
ープ領域を設けてTFTのオフ時にリーク電流が少ない
構造としてもよい。次に、第1の層間絶縁膜15を全面
に形成後、コンタクトホール18及び19の形成を行
う。次に、ソ−スバスライン20及びドレイン電極21
をAlなどの低抵抗の金属を用いて形成する。次に、第
2の層間絶縁膜24を形成するが、例えば透明な感光性
の有機膜をスピンコート法を用いて形成することができ
る。また、本実施形態においては、このTFT基板を透
過型液晶表示装置として使用するため、層間絶縁膜24
の材質としては着色のある有機材料ではなく、透明なア
クリル樹脂を使用した。
【0028】次に、ドレイン電極21にコンタクトホー
ル23を形成し、コンタクトホール23を覆って画素電
極25をITOなどの透明導電膜材料によって形成す
る。この画素電極25は少なくともTFT基板の開口部
に形成する。
【0029】次に、この基板をR用の電着溶液に浸漬
し、R用の画素電極に電着電圧を印加することにより画
素電極上部にRの電着カラーフィルタ30Rを形成し、
続いて、同じようにしてGの電着カラーフィルタ30
G、Bの電着カラーフィルタ(図示せず)を形成する。
【0030】本実施形態における電着カラーフィルタの
形成方法を図3を用いて説明する。図3は、1枚のガラ
ス基板に2枚のTFT基板を形成した場合を示す。それ
ぞれの基板上に、TFTアレイ101、ゲートバスライ
ン104に接続されたゲートドライバ102、ソースバ
スライン105に接続されたソースドライバ103を配
置するが、ドライバ一体型液晶表示装置においてはゲー
トドライバ102及びソ−スドライバ103はTFTア
レイ101と同時に基板上に形成し、それ以外の場合
は、TFT基板と対向基板が貼り合わされた後でドライ
バICが基板に実装する。尚、カラーフィルタを形成す
るために、ゲートバスライン104の一端は短絡してゲ
ート信号入力端子107に接続する。また、ソースバス
ライン105の一端は3本おきに短絡して3系列のショ
ートリングを形成する。それぞれのショートリングはソ
ース信号入力端子108、109、110に接続する。
また、それぞれの基板のゲート用ショートリング同士、
ソース用ショートリング同士は接続して、ゲート信号入
力端子107、ソース信号入力端子108、109、1
10に接続する。
【0031】カラーフィルタ形成前の静電気対策は、4
つの入力端子107、108、109、110を短絡す
ることによって行う。この短絡部は、カラーフィルタ形
成時には、図3の点線の部分112で端子間の分離を行
う。ここでは分離の方法として、レーザーによって短絡
部を切断する方法を用いた。
【0032】次に、基板をR用の電着溶液に浸漬し、ゲ
ート信号入力端子107に15V、R用のソース信号入
力端子108に5V、G用のソース信号入力端子109
に0V、B用のソース信号入力端子110に0Vの電圧
を印加する。2枚のTFT基板のそれぞれのゲート用シ
ョートリング、ソース用ショートリングは、信号入力端
子において短絡されているので、この信号入力端子に電
着カラーフィルタ形成用の電圧を印加することによって
複数のTFT基板に同時にカラーフィルタを形成するこ
とができる。
【0033】このようにして、2枚のTFT基板のRに
対応する画素電極にRの電着カラーフィルタを形成す
る。続いて、同様の工程によって2枚のTFT基板の
G,Bの電着カラーフィルタを形成する。
【0034】次に、後の工程で配向膜を塗布しラビング
を行って液晶材料の配向を行うが、この工程でソース用
ショートリングとゲート用ショートリングが接続されて
いないと、この工程において静電気により表示部の薄膜
トランジスタが破壊され点欠陥となってしまう。従っ
て、カラーフィルタ形成後ソース用ショートリングとゲ
ート用ショートリングを再び短絡させることが望まし
い。この短絡方法として本実施形態においてはレーザー
を用いた。この際、レーザー照射によりショートリング
を短絡させるために、予め図4(a)に示すような短絡
用パターンを形成しておく。図4(a)F−Fにおける
断面図を図4(b)に示す。この短絡用パターンは、ゲ
ート信号入力端子107とソース信号入力端子108、
109、110との間に設け、例えばゲート信号入力端
子107とゲート電極材料107aを介して電気的に接
続したゲート電極材料107bとソース信号入力端子1
08と電気的に接続したソース電極材料108aを絶縁
膜を介して積層し、斜線部120においてパターンをオ
ーバーラップさせておく。このような短絡パターンの斜
線部120にレーザーを照射することにより、107b
と108aの短絡を行う。こうして、ゲート信号入力端
107とソース信号入力端子108の電気的な接続を
行いゲート用ショートリングとソース用ショートリング
が同電位となるようにする。本実施形態では、レーザー
を照射することによってパターンの短絡を行っているの
で、例えば銀ペーストを用いてパターンの短絡を行った
場合のようにダストは発生しない。
【0035】このパターンの短絡方法としては、他にレ
ーザーCVD法によって金属配線を形成し、ゲート用シ
ョートリングとソース用ショートリングの短絡を行うこ
とも可能である。本実施形態において、ゲート信号入力
端子107近傍にソース信号入力端子108、109、
110が形成されているのでレーザーCVDによる入力
端子同士の短絡を容易に行うことができる。このように
レーザーCVDを用いた場合においてもダストの発生は
起こらない。
【0036】次に、TFT基板と対向基板との貼りあわ
せを行い、基板間に液晶材料の封入及び封止を行って液
晶セルを作成する。
【0037】最後に全ての隣り合うショートリング同士
の短絡を解除するためにガラスの端部においてショート
リングの分断を行う。
【0038】このように、本実施形態においては、カラ
ーフィルタ形成工程以外はショートリングは短絡してい
るので、静電気による薄膜トランジスタの破壊を防止す
ることができる。
【0039】また、本実施形態においては半導体層とし
て多結晶シリコンを使用しTFTの構造としてはコプラ
ナ型のものを使用したが、これに限るものではなく半導
体層として他の半導体材料を使用してもよく、TFTの
構造として逆スタガなど他の構造を採用してもよい。ま
た、カラーフィルタの作製法として電着法を利用したが
他の方法として、例えばミセル電解法が利用できる。
【0040】(実施形態2)実施形態1においては、複
数のTFT基板のショートリングを共用化することによ
って複数のTFT基板に同時にカラーフィルタを形成し
ているが、図5に示すように上下のTFT基板のソ−ス
バスラインを51において短絡させることによって上下
のTFT基板のカラーフィルタを同時に形成することが
できる。以下、実施形態2のカラーフィルタ形成方法を
図5を用いて説明する。
【0041】図5において、1枚の絶縁性基板に2つの
TFT基板が上下に配置され、それらのソ−スバスライ
ン同士は短絡部51において短絡されている。カラーフ
ィルタ形成時、ゲートバスラインには、それぞれのTF
Tアレイに配置されたゲート駆動回路52及び53が接
続される。また、それぞれのTFT基板にはソース駆動
回路54及び55が配置されている。これらゲート駆動
回路及びソース駆動回路は高移動度の素子を使用すれば
TFTアレイと同時に形成することもできる。ゲート駆
動回路52の出力はゲート駆動回路53の入力部に接続
され、ゲート駆動回路52と53が順次動作するように
なっている。
【0042】まず、基板をR用の電着溶液に浸漬し、ス
タートパルスSP及びクロック信号CLKを入力しゲー
ト駆動回路52、53順次動作させ、ゲート駆動回路と
同期して同様にソース駆動回路54または55を動作さ
せる。そして、端子部56もしくは57から電着用の電
圧を印加することによってTFTアレイにおけるRの画
素電極に順次電圧を印加し、電着カラーフィルタを形成
する。このようにしてカラーフィルタ形成用の信号を入
力することによって1本のソースバスラインに1色の画
素が対応する画素配列だけではなく、任意の画素配列の
カラーフィルタが形成可能である。
【0043】続いて、同様にしてG、Bの電着カラーフ
ィルタを形成する。カラーフィルタ形成前後の工程は実
施形態1と同様である。
【0044】このように上下のTFT基板のソ−スバス
ラインを短絡部51において短絡させて電着カラーフィ
ルタの形成を行っているので、1枚の基板から複数のT
FT基板を取り出す場合であってもR、G、Bそれぞれ
1回の工程で複数のTFT基板のカラーフィルタが形成
可能であり、製造プロセスが短縮される。
【0045】なお、上述した実施形態においては、基板
上にTFT基板が上下に2枚形成された場合について説
明を行ったが本発明はこれに限ったものではなく、左右
に2枚TFT基板を形成し、左右のゲートバスラインを
短絡させることによって2枚同時にカラーフィルタの形
成を行ってもよい。さらには、2(縦方向)×2(横方
向)=4枚以上のTFT基板が1枚の基板から取りださ
れる場合に上下方向のTFT基板のソ−スバスラインを
短絡させるとともに左右方向のゲートバスラインを短絡
させることによって4枚以上のTFT基板に同時にカラ
ーフィルタを形成することもできる。
【0046】
【発明の効果】本発明は、1枚の絶縁性基板から複数の
TFT基板を取り出す液晶表示装置の製造方法におい
て、複数のTFT基板のそれぞれのゲートバスラインが
短絡されたゲート用ショートリングと、複数のTFT基
板にそれぞれ設けられそれぞれの系列のソース用ショー
トリングが短絡された3系列のソース用ショートリング
とを前記絶縁性基板上に形成する工程と、前記ゲート用
ショートリングが接続したゲート信号入力端子に電圧を
印加するとともにソース用ショートリングが接続したソ
ース信号入力端子に電圧を印加し、それぞれのTFT基
板に順次カラーフィルタを形成する工程とカラーフィル
タを形成後に、ゲート信号入力端子近傍に形成されたソ
ース信号入力端子とゲート信号入力端子との短絡を行う
工程とを含むことを特徴としているので、R、G、Bの
カラーフィルタの形成がそれぞれ1回づつで済むので、
カラーフィルタの形成プロセスが大幅に短縮できる。ま
た、ドライバーを動作させずにショートリングを利用し
てカラーフィルタ形成用の信号を入力するので必要とな
る入力信号数も少なく簡便にカラーフィルタの形成を行
うことができる。
【0047】
【0048】
【0049】カラーフィルタ形成後にソース信号入力端
子とゲート信号入力端子との短絡を行う工程を含むの
で、後の工程例えばラビング工程において静電気が発生
したとしてもスイッチング素子アレイはダメージを受け
ることはなく点欠陥が発生しない。従って、TFT基板
の良品率が向上する。
【0050】前記ソース信号入力端子とゲート信号入力
端子との短絡を行う工程はレーザーを用いて行われるの
で、例えば銀ペーストなど他の導電材料によってショー
トリングの短絡を行った場合のようにこの導電材料が不
純物となって後の工程例えば洗浄工程において装置が汚
染されることはない。
【0051】
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による液晶表示装置の画素1
個分の平面図である。
【図2】本発明の実施形態による液晶表示装置の画素1
個分の断面図である。
【図3】本発明の実施形態による電着カラーフィルタの
形成方法説明する図である。
【図4】本発明の実施形態によるショートリング部分を
示す図である。
【図5】本発明の実施形態による電着カラーフィルタの
形成方法説明する図である。
【図6】従来の液晶表示装置の構成を示す平面模式図で
ある。
【符号の説明】
10 絶縁性基板 11 多結晶シリコン薄膜 12 チャネル部 13 ゲート絶縁膜 14 付加容量上部電極 15 第1の層間絶縁膜 16 ゲート電極 18 コンタクトホール 19 コンタクトホール 20 ソ−ス電極 21 ドレイン電極 23 コンタクトホール 24 第2の層間絶縁膜 25 画素電極 26 カラーフィルタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の絶縁性基板から複数のTFT基板
    を取り出す液晶表示装置の製造方法において、 前記複数のTFT基板のそれぞれのゲートバスラインが
    短絡されたゲート用ショートリングと、複数のTFT基
    板にそれぞれ設けられ、それぞれの系列のソース用ショ
    ートリングが短絡された3系列のソース用ショートリン
    グとを前記絶縁性基板上に形成する工程と、 前記ゲート用ショートリングが接続したゲート信号入力
    端子に電圧を印加するとともにソース用ショートリング
    が接続したソース信号入力端子に電圧を印加しそれぞれ
    のTFT基板に順次カラーフィルタを形成する工程と、カラーフィルタを形成後に、ゲート信号入力端子近傍に
    形成されたソース信号入力端子とゲート信号入力端子と
    の短絡を行う工程とを含む液晶表示装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ソース信号入力端子とゲート信号入
    力端子との短絡を、レーザーを用いて行うことを特徴と
    する請求項1記載の液晶表示装置の製造方法。
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