JP3276104B2 - 強誘電体メモリ装置 - Google Patents

強誘電体メモリ装置

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JP3276104B2
JP3276104B2 JP20036996A JP20036996A JP3276104B2 JP 3276104 B2 JP3276104 B2 JP 3276104B2 JP 20036996 A JP20036996 A JP 20036996A JP 20036996 A JP20036996 A JP 20036996A JP 3276104 B2 JP3276104 B2 JP 3276104B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強誘電体キャパシ
タを用いた強誘電体メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、メモリセルのキャパシタに強誘電
体材料を用いることにより記憶データの不揮発性を実現
した強誘電体メモリ装置が考案されている。強誘電体キ
ャパシタはヒステリシス特性を有し、電界が零のときで
も履歴に応じた異なる極性の残留分極が残る。記憶デー
タを強誘電体キャパシタの残留分極で表わすことにより
不揮発性メモリ装置を実現することができる。
【0003】米国特許4,873,664号には、二つの
タイプの強誘電体メモリ装置が開示されている。第1の
タイプは、メモリセルを1ビット当たり1個のトランジ
スタと1個のキャパシタ(1T1C)で構成したもので
ある。たとえば256個の本体メモリセル(ノーマルセ
ル)毎に1個のダミーメモリセル(リファレンスセル)
が設けられる。
【0004】第2のタイプは、ダミーメモリセルを設け
ずに、メモリセルを1ビット当たり2個のトランジスタ
と2個のキャパシタ(2T2C)で構成したものであ
る。1対の相補データが1対の強誘電体キャパシタに記
憶される。
【0005】キャパシタを構成する強誘電体材料として
は、KNO3、PbLa23−ZrO2−TiO2、およ
びPbTiO3−PbZrO3などが知られている。PC
T国際公開第WO93/12542公報には、強誘電体
メモリ装置に適した、PbTiO3−PbZrO3に比べ
て極端に疲労の小さい強誘電体材料も開示されている。
【0006】上記米国特許4,873,664号の1T1
Cタイプの強誘電体メモリ装置によれば、ダミーメモリ
セルキャパシタは、本体メモリセルキャパシタの少なく
とも2倍の容量、すなわち少なくとも2倍の面積を有す
る。しかも、本体メモリセルキャパシタは、読み出しの
際に記憶データに応じて、分極が反転した後に元の分極
状態に戻り、あるいは反転せずに元の分極状態を保持す
る。これに対して、ダミーメモリセルキャパシタは、本
体メモリセルの記憶データの如何にかかわらず、反転せ
ずに元の分極状態を保持する。つまり、本体メモリセル
キャパシタは電極間にかかる電圧を正および負の両極性
で動作させるのに対して、ダミーメモリセルキャパシタ
は電極間にかかる電圧をつねに片極性で動作させる。
【0007】本体メモリセルキャパシタのセルプレート
電極の印加電圧、ダミーメモリセルキャパシタのセルプ
レート電極(ダミーセルプレート電極)の印加電圧、本
体メモリセルトランジスタのゲート電極に接続されたワ
ード線の印加電圧、およびダミーメモリセルトランジス
タのゲート電極に接続されたワード線(ダミーワード
線)の印加電圧は、いずれも電源電圧と等しく5Vであ
る。
【0008】データの読み出し時にはワード線およびセ
ルプレート電極に同時に電圧を印加する。しかも、本体
メモリセルの記憶データの如何にかかわらず、本体メモ
リセルキャパシタのセルプレート電極の電圧を立ち下げ
た後にワード線およびダミーワード線の電圧を立ち下
げ、その後にビット線をプリチャージする。また、ワー
ド線およびダミーワード線の電圧の立ち下げと同時にダ
ミーメモリセルキャパシタのセルプレート電極の電圧を
立ち下げる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の1T1Cタイプ
の強誘電体メモリ装置は、上記のように本体メモリセル
キャパシタに電界が残った状態でワード線を立ち下げる
ため、キャパシタに電界が残った状態が継続する。この
結果、キャパシタに電界ストレスが掛り、特に高電圧や
高温の条件下ではキャパシタを劣化させる要因となる。
また、メモリセルキャパシタに電界が残らないようにす
るために、ビット線をセルプレートと同じ電位にする
際、セルプレートの駆動能力が小さければ、セルプレー
ト電位が負の電位となる場合がある。この場合、セルプ
レートに接続されているメモリセルキャパシタの”L”
データが破壊されるおそれがある。
【0010】また、電源電圧が高くなると、メモリセル
キャパシタにかかる電界がメモリセルキャパシタの特性
を劣化させ、その結果、動作マージンが少なくなるとい
う問題もある。これらの問題は、1T1Cタイプと2T
2Cタイプとに共通の問題である。
【0011】本発明の目的は、強誘電体キャパシタの電
界印加の影響を緩和し、強誘電体メモリ装置の誤動作を
防止することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成によ
る強誘電体メモリ装置は、第1および第2のビット線
と、本体メモリセルを構成するように前記第1のビット
線に第1のメモリセルトランジスタを介して接続された
第1の強誘電体キャパシタとを備え、第1の強誘電体キ
ャパシタに所定の電界を印加した後に、その電界をゼロ
にする動作を行うことを特徴とする。
【0013】本発明の第2の構成による強誘電体メモリ
装置は、上記第1の構成に加えて、ダミーメモリセルを
構成するように前記第2のビット線に第2のメモリセル
トランジスタを介して接続された第2の強誘電体キャパ
シタと、リセット回路とを備える。そして、前記第1の
強誘電体キャパシタに所定の電界を印加した後に、第1
のビット線を通してその電界をゼロとし、前記第2の強
誘電体キャパシタに電界を印加した後に、前記リセット
回路によってその電界をゼロにする。
【0014】本発明の第3の構成による強誘電体メモリ
装置は、上記第1の構成に加えて、前記第2のビット線
に第2のメモリセルトランジスタを介して接続された第
2の強誘電体キャパシタを備え、前記第1および第2の
強誘電体キャパシタに電界を印加した後に、それぞれ第
1および第2のビット線を通してその電界をゼロにす
る。
【0015】本発明の第4の構成による強誘電体メモリ
装置は、上記第1の構成に加えて、ダミーメモリセルを
構成するように前記第2のビット線に第2のメモリセル
トランジスタを介して接続された第2の強誘電体キャパ
シタを備え、前記第1および第2の強誘電体キャパシタ
に所定の電界を印加した後に、それぞれ第1または第2
のビット線を通してその電界をゼロにする。
【0016】本発明の第5の構成による強誘電体メモリ
装置は、上記第1の構成に加えて、ダミーメモリセルを
構成するように前記第2のビット線に第2のメモリセル
トランジスタを介して接続された第2の強誘電体キャパ
シタを備え、前記第1の強誘電体キャパシタに所定の電
界を印加した後に第1のビット線を通してその電界をゼ
ロとし、前記第2の強誘電体キャパシタに第1の方向の
電界を印加した後に、第1の方向とは逆の電界がかから
ないように第2のビット線を通してその電界をゼロにす
る。
【0017】上記のような本発明の第1〜5の構成によ
れば、読み出し時に強誘電体キャパシタに電界が印加さ
れた後に電界をゼロにする動作が行われることにより、
キャパシタへの電界ストレスが低減され、キャパシタの
劣化が緩和される。
【0018】本発明の第6の構成による強誘電体メモリ
装置は、1対のビット線と、本体メモリセルを構成する
ように前記1対のビット線のうちの一方のビット線に第
1のメモリセルトランジスタを介して接続された第1の
強誘電体キャパシタとを備え、第1の強誘電体キャパシ
タの電界をゼロにした後に所定の電界を印加することを
特徴とする。このように、読み出し動作前に強誘電体キ
ャパシタの電界をゼロにすることにより、キャパシタに
電荷がない状態すなわち分極のみの状態で読み出し動作
を行うので、短時間のリテンション試験を行うことがで
きる。
【0019】本発明の第7の構成による強誘電体メモリ
装置は、第1および第2のビット線と、本体メモリセル
を構成するように前記第1のビット線に第1のメモリセ
ルトランジスタを介して接続された第1の強誘電体キャ
パシタと、前記第2のビット線に第2のメモリセルトラ
ンジスタを介して接続された第2の強誘電体キャパシタ
とを備える。前記第1および第2のビット線は、ゲート
信号が第1の制御信号である第3および第4のトランジ
スタを介してビット線プリチャージ電圧源に接続される
と共に、ゲート信号が第2の制御信号である第5のトラ
ンジスタを介してイコライズ接続される。前記第1、第
2の強誘電体キャパシタに電界を印加した後にそれぞれ
前記第1または第2のビット線を通してその電界をゼロ
にするとき、前記第1の制御信号で第1および第2のビ
ット線をビット線プリチャージ電圧源に接続した後に、
第1および第2のビット線がイコライズ接続される。
【0020】ビット線のイコライズとプリチャージを別
の制御信号で制御することにより、例えば2T2C型の
メモリセル構成において、相補データのLデータの破壊
の恐れを低減できる。
【0021】本発明の第8の構成による強誘電体メモリ
装置は、第1および第2のビット線と、本体メモリセル
を構成するように前記第1のビット線に第1のメモリセ
ルトランジスタを介して接続された第1の強誘電体キャ
パシタと、前記第2のビット線に第2のメモリセルトラ
ンジスタを介して接続された第2の強誘電体キャパシタ
と、前記第1のビット線をビット線プリチャージ電圧源
に接続する回路と、前記第2のビット線をビット線プリ
チャージ電圧源に接続する回路とを備える。前記第1お
よび第2の強誘電体キャパシタに電界を印加した後にそ
れぞれ前記第1または第2のビット線を通してその電界
をゼロとするとき、前記第1および第2のビット線のう
ち論理電圧“L”であるビット線をフローティング状態
とし、論理電圧“H”であるビット線をビット線プリチ
ャージ電圧源へ接続したのちに、論理電圧“L”である
ビット線をビット線プリチャージ電圧源へ接続する。
【0022】Lデータのビット線をフローティング状態
として、Hデータのビット線をビット線プリチャージ電
圧源とすることにより、セルプレートの電位がLレベル
からさらに低下すると、フローティング状態のLデータ
ビット線の電位も低下するので、Lデータの破壊の恐れ
を低減できる。
【0023】本発明の第9の構成による強誘電体メモリ
装置は、第1および第2のビット線と、本体メモリセル
を構成するように前記第1のビット線に第1のメモリセ
ルトランジスタを介して接続された第1の強誘電体キャ
パシタと、前記第2のビット線に第2のメモリセルトラ
ンジスタを介して接続された第2の強誘電体キャパシタ
と、前記第1の強誘電体キャパシタに接続された第1の
セルプレート電極と、前記第2の強誘電体キャパシタに
接続された第2のセルプレート電極とを備えていること
を特徴とする。例えば2T2C型メモリセル構成におい
て、相補データのセルプレート電極を別電極とし、駆動
回路もそれぞれ別個に設けることにより、各セルプレー
ト電極の相互影響を無くして、ビット線をLとし電界を
ゼロにする動作の際にLデータが破壊されるおそれを低
減することができる。
【0024】本発明の第10の構成による強誘電体メモ
リ装置は、第1および第2のビット線と、本体メモリセ
ルを構成するように前記第1のビット線に第1のメモリ
セルトランジスタを介して接続された第1の強誘電体キ
ャパシタと、前記第2のビット線に第2のメモリセルト
ランジスタを介して接続された第2の強誘電体キャパシ
タとを備える。前記第1のメモリセルトランジスタのゲ
ートが第1のワード線に接続され、第2のメモリセルト
ランジスタのゲートが第2のワード線に接続され、前記
第1および第2のメモリセルトランジスタが共にオンに
なり、前記第1のビット線がLレベル、かつ、前記第2
のビット線がHレベルになった後、前記第2のメモリセ
ルトランジスタがオフになり、その後に前記第2のビッ
ト線がHレベルからLレベルに変化する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を実施例
と図面を用いて説明する。 (実施例1)第1の実施例に係る強誘電体メモリ装置の
回路構成を図1に示す。この強誘電体メモリ装置の動作
タイミングを図2に示す。この強誘電体メモリ装置のメ
モリセルは、1ビットのデータを一つのトランジスタと
一つの強誘電体キャパシタとで記憶する。
【0026】図1において、WL0〜WL255はワー
ド線、DWL0,DWL1はダミーワード線、BL,/
BLはビット線、CPはセルプレート電極、DCPはダ
ミーセルプレート電極、BPはビット線プリチャージ制
御信号、DCRSTはダミーメモリセルデータ初期化用
制御信号、SAEはセンスアンプ制御信号、VSSは接
地電圧、SAはセンスアンプ、C0〜C255は本体メ
モリセルキャパシタ、DC0,DC1はダミーメモリセ
ルキャパシタ、Qn0〜Qn255、QnD0、QnD
1、QnR0,QnR1、および、QnBP0,QnB
P1はNチャネル型MOSトランジスタである。以下、
Qn0〜Qn255を本体メモリセルトランジスタ、Q
nD0およびQnD1をダミーメモリセルトランジスタ
という。
【0027】まず、図1の回路構成図について説明す
る。センスアンプSAにビット線BL,/BLが接続さ
れている。センスアンプSAはセンスアンプ制御信号S
AEで制御される。ダミーメモリセルキャパシタDC0
の第1の電極は、ゲート電極がダミーワード線DWL0
に接続されたダミーメモリセルトランジスタQnD0を
介してビット線/BLに接続され、第2の電極はダミー
セルプレート電極DCPに接続されている。
【0028】ダミーメモリセルキャパシタDC1の第1
の電極は、ゲート電極がダミーワード線DWL1に接続
されたダミーメモリセルトランジスタQnD1を介して
ビット線BLに接続され、第2の電極はダミーセルプレ
ート電極DCPに接続されている。また、両ダミーメモ
リセルキャパシタDC0,DC1の第1の電極は、ダミ
ーメモリセルデータ初期化用制御信号DCRSTがゲー
ト電極に印加されるNチャネル型MOSトランジスタQ
nR0,QnR1を介して、ダミーメモリセルデータ初
期化電圧である接地電圧VSSに接続されている。
【0029】一方、本体メモリセルキャパシタC0の第
1の電極は、ゲート電極がワード線WL0に接続された
本体メモリセルトランジスタQn0を介してビット線B
Lに接続され、第2の電極はセルプレート電極CPに接
続されている。本体メモリセルキャパシタC1の第1の
電極は、ゲート電極がワード線WL1に接続された本体
メモリセルトランジスタQn1を介してビット線/BL
に接続され、第2の電極はセルプレート電極CPに接続
されている。
【0030】本体メモリセルキャパシタC0の保持デー
タを読み出す場合の動作タイミングを図2に示す。ま
ず、初期状態として、ビット線プリチャージ制御信号B
Pを論理電圧“H”とすることによって、ビット線B
L,/BLを論理電圧“L”とする。また、ワード線W
L0〜WL255、ダミーワード線DWL0,DWL
1、セルプレート電極CP、ダミーセルプレート電極D
CPを論理電圧“L”とする。また、ダミーメモリセル
データ初期化用制御信号DCRSTを論理電圧“H”と
し、両ダミーメモリセルキャパシタDC0,DC1を初
期化する。
【0031】次に、ビット線プリチャージ制御信号BP
を論理電圧“L”とすることによってビット線BL,/
BLをフローティング状態とし、かつダミーメモリセル
データ初期化用制御信号DCRSTを論理電圧“L”と
することによって両ダミーメモリセルキャパシタDC
0,DC1の第1の電極をフローティング状態とする。
【0032】次に、ワード線WL0とダミーワード線D
WL0とセルプレート電極CPとダミーセルプレート電
極DCPを論理電圧“H”とすることによって、本体メ
モリセルキャパシタC0のデータをビット線BLに、ダ
ミーメモリセルキャパシタDC0のデータをビット線/
BLに読み出す。
【0033】次に、センスアンプ制御信号SAEを論理
電圧“H”とし、センスアンプSAを動作させる。次
に、セルプレート電極CPを論理電圧“L”とすること
により、本体メモリセルキャパシタC0のデータを再書
き込みする。次に、ダミーワード線DWL0を論理電圧
“L”とすることにより、ダミーメモリセルキャパシタ
DC0をビット線/BLから切り離す。次に、センスア
ンプ制御信号SAEを論理電圧“L”とすることにより
センスアンプSAの動作を停止させる。次に、ビット線
プリチャージ制御信号BPを論理電圧“H”とすること
によってビット線BL,/BLを接地電圧VSSとす
る。
【0034】この状態で本体メモリセルキャパシタC0
に電界がかからない状態とすることができる。また、ダ
ミーメモリセルデータ初期化用制御信号DCRSTを論
理電圧“H”とすることによってダミーメモリセルキャ
パシタDC0に電界を印加し、ダミーメモリセルキャパ
シタDC0の状態を確実に復帰させる。
【0035】次に、ダミーセルプレート電極DCPを論
理電圧“L”とし、ダミーメモリセルキャパシタDC0
にかかる電界をゼロとする。また、ワード線WL0を論
理電圧“L”とすることにより、本体メモリセルキャパ
シタC0をビット線BL,/BLから切り離す。これに
より、本体メモリセルキャパシタC0およびダミーメモ
リセルキャパシタDC0に電荷が残らず電界がかからな
い状態でデータの読み出しおよび再書き込みを終了す
る。ここで示した回路構成および動作タイミングはあく
まで一例であり、メモリセルキャパシタにかかる電界の
関係が上記のような状態であれば充分である。
【0036】本実施例の強誘電体メモリ装置の特徴は、
メモリセルキャパシタに電荷が残らず電界がかからない
状態でデータの再書き込みが終了することにある。も
し、ビット線を接地電圧VSSにプリチャージする前に
ワード線を論理電圧“L”とした場合、メモリセルキャ
パシタに電荷が残り、電荷がリークなどによってなくな
るまで、メモリセルキャパシタに電界がかかり続ける。
この場合、メモリセルキャパシタが劣化するおそれがあ
る。
【0037】たとえば200×10-9秒のサイクル(周
期)で動作し、このうちメモリセルキャパシタに電界が
かかる時間が20×10-9秒であるデバイスでは、メモ
リセルキャパシタに電界がかかっている時間は1/10
であるため、寿命は10倍向上する。動作サイクルが長
いほど寿命は向上する。ちなみに、従来のようにメモリ
セルキャパシタに電荷が残るような動作の場合では、サ
イクル時間には関係なく全体の動作時間で寿命が決ま
る。
【0038】(実施例2)第1の実施例では強誘電体メ
モリセルが1ビットのデータを一つのトランジスタと一
つの強誘電体キャパシタとで記憶する。これに対して、
第2の実施例では強誘電体メモリセルが1ビットのデー
タを二つのトランジスタと二つの強誘電体キャパシタで
記憶するように構成され、それぞれの強誘電体キャパシ
タに相補データが記憶される。図3に本実施例に係る強
誘電体メモリ装置の回路構成を示し、図4にその動作タ
イミングを示す。
【0039】図3において、WL0〜WL255はワー
ド線、BL,/BLはビット線、CPはセルプレート電
極、BPはビット線プリチャージ制御信号、SAEはセ
ンスアンプ制御信号、VSSは接地電圧、SAはセンス
アンプ、C0〜C255、C0B〜C255Bはメモリ
セルキャパシタ、Qn0〜Qn255、Qn0B〜Qn
255B、QnBP0〜QnBP2はNチャネル型MO
Sトランジスタである。
【0040】まず、図3の回路構成図について説明す
る。センスアンプSAにビット線BL,/BLが接続さ
れている。センスアンプSAはセンスアンプ制御信号S
AEで制御される。メモリセルキャパシタC0の第1の
電極は、ゲート電極がワード線WL0に接続されたメモ
リセルトランジスタQn0を介してビット線BLに接続
され、第2の電極はセルプレート電極CPに接続されて
いる。このメモリセルキャパシタC0と対をなすメモリ
セルキャパシタC0Bの第1の電極は、ゲート電極がワ
ード線WL0に接続されたメモリセルトランジスタQn
0Bを介してビット線/BLに接続され、第2の電極は
セルプレート電極CPに接続されている。
【0041】他のメモリセルキャパシタC1〜C255
およびC1B〜C255Bの接続は、メモリセルキャパ
シタC0およびC0Bと同様である。また、ビット線B
Lと/BLはNチャネル型MOSトランジスタQnBP
2で接続され、ビット線BLと接地電圧VSS、ビット
線/BLと接地電圧VSSはそれぞれNチャネル型MO
SトランジスタQnBP0、QnBP1で接続され、N
チャネル型MOSトランジスタQnBP0〜QnBP2
のゲート電極はビット線プリチャージ制御信号BPに接
続されている。
【0042】この強誘電体メモリ装置の回路の動作につ
いて、図4の動作タイミング図を参照しながら説明す
る。まず、メモリセルのデータを読み出すために、ビッ
ト線プリチャージ制御信号BPを論理電圧“H”とする
ことによって、ビット線BL,/BLを論理電圧“L”
とする。また、ワード線WL0〜WL255、セルプレ
ート電極CPを論理電圧“L”である接地電圧VSSと
する。
【0043】次に、ビット線プリチャージ制御信号BP
を論理電圧“L”とすることによって、ビット線BL,
/BLをフローティング状態とする。次に、ワード線W
L0とセルプレート電極CPを論理電圧“H”とし、メ
モリセルキャパシタC0およびC0Bのデータをビット
線BLおよびビット線/BLに読み出す。次に、センス
アンプ制御信号SAEを論理電圧“H”とし、センスア
ンプSAを動作させる。次に、セルプレート電極CPを
論理電圧“L”とすることにより、メモリセルキャパシ
タC0およびC0Bのデータを再書き込みする。
【0044】次に、センスアンプ制御信号SAEを論理
電圧“L”とすることによりセンスアンプSAの動作を
停止させる。次に、ビット線プリチャージ制御信号BP
を論理電圧“H”とすることによってビット線BL,/
BLを接地電圧VSSとする。この状態でメモリセルキ
ャパシタC0およびC0Bに電界がかからない状態とす
ることができる。
【0045】次に、ワード線WL0を論理電圧“L”と
することにより、メモリセルキャパシタC0およびC0
Bをビット線BL,/BLから切り離す。これにより、
メモリセルキャパシタに電荷が残らず電界がかからない
状態でデータの読み出しおよび再書き込みを終了する。
ここで示した回路構成および動作タイミングはあくまで
一例であり、メモリセルキャパシタにかかる電界の関係
が上記のような状態であれば充分である。
【0046】本実施例の強誘電体メモリ装置の特徴は、
第1の実施例と同様にメモリセルキャパシタに電荷が残
らず電界がかからない状態でデータの再書き込みが終了
することにある。つまり、メモリセルキャパシタに電界
がかかっている時間を短縮することにより、メモリセル
キャパシタの劣化を防止し寿命を長くすることができ
る。
【0047】(実施例3)第2の実施例ではメモリセル
キャパシタに電荷が残らない状態を再書き込み終了後に
実現するが、本実施例(第3の実施例)では読み出し開
始前にも実現する。第2の実施例と同様に、本実施例の
強誘電体メモリ装置においても、強誘電体メモリセルが
1ビットのデータを二つのトランジスタと二つの強誘電
体キャパシタで記憶する。もちろん、第1の実施例のよ
うに、1ビットのデータを一つのトランジスタと一つの
強誘電体キャパシタで記憶するように強誘電体メモリセ
ルを構成することもできる。回路構成図は図3に示した
第2の実施例の強誘電体メモリ装置と同様であるので説
明を省略する。
【0048】本実施例の強誘電体メモリ装置の動作タイ
ミングを図5を参照しながら説明する。まず、メモリセ
ルのデータを読み出すために、ビット線プリチャージ制
御信号BPを論理電圧“H”とすることによって、ビッ
ト線BL,/BLを論理電圧“L”とする。また、ワー
ド線WL0〜WL255、セルプレート電極CPを論理
電圧“L”である接地電圧VSSとする。
【0049】次に、ワード線WL0を論理電圧“H”と
し、メモリセルキャパシタとビット線を接続する。この
時ビット線プリチャージ制御信号BPはまだ論理電圧
“H”であるため、メモリセルキャパシタの両電極の電
圧は共に接地電圧VSSであるため、電界がかからない
状態となる。次に、ビット線プリチャージ制御信号BP
を論理電圧“L”とすることによって、ビット線BL,
/BLをフローティング状態とする。
【0050】次に、セルプレート電極CPを論理電圧
“H”とし、メモリセルキャパシタC0およびC0Bの
データをビット線BLおよびビット線/BLに読み出
す。次に、センスアンプ制御信号SAEを論理電圧
“H”とし、センスアンプSAを動作させる。次に、セ
ルプレート電極CPを論理電圧“L”とすることによ
り、メモリセルキャパシタC0およびC0Bのデータを
再書き込みする。
【0051】次に、センスアンプ制御信号SAEを論理
電圧“L”とすることによりセンスアンプSAの動作を
停止させる。次に、ビット線プリチャージ制御信号BP
を論理電圧“H”とすることによってビット線BL,/
BLを接地電圧VSSとする。この状態でメモリセルキ
ャパシタC0およびC0Bに電界がかからない状態とす
ることができる。次に、ワード線WL0を論理電圧
“L”とすることにより、メモリセルキャパシタC0お
よびC0Bをビット線BL,/BLから切り離す。これ
により、メモリセルキャパシタに電荷が残らず電界がか
からない状態でデータの読み出しおよび再書き込みを終
了する。
【0052】本実施例の強誘電体メモリ装置は、第2の
実施例と同様にメモリセルキャパシタに電荷が残らず電
界がかからない状態でデータの再書き込みが終了するこ
との他に、次の特徴を有する。つまり、データの読み出
し前にもメモリセルキャパシタの両電極に電界がかから
ない状態を実現するので、メモリセルキャパシタの電極
のうちセルプレート電極とは逆のフローティング状態の
電極の電圧をリセットすることができ、これによってデ
ータ読み出し時の動作が安定する。
【0053】(実施例4)第4の実施例に係る強誘電体
メモリ装置の回路構成を図6に示す。また、この強誘電
体メモリ装置の動作タイミングを図7に示す。この強誘
電体メモリ装置のメモリセルは1ビットのデータを一つ
のトランジスタと一つの強誘電体キャパシタとで記憶す
る。
【0054】図6において、WL0〜WL255はワー
ド線、DWL0,DWL1はダミーワード線、BL,/
BLはビット線、CPはセルプレート電極、DCPはダ
ミーセルプレート電極、BPはビット線プリチャージ制
御信号、SAEはセンスアンプ制御信号、VSSは接地
電圧、SAはセンスアンプ、C0〜C255は本体メモ
リセルキャパシタ、DC0,DC1はダミーメモリセル
キャパシタ、Qn0〜Qn255、QnD0、QnD
1、および、QnBP0,QnBP1はNチャネル型M
OSトランジスタである。以下、Qn0〜Qn255を
本体メモリセルトランジスタ、QnD0およびQnD1
をダミーメモリセルトランジスタという。
【0055】まず、図6の回路構成図について説明す
る。センスアンプSAにビット線BL、/BLが接続さ
れている。センスアンプSAはセンスアンプ制御信号S
AEで制御される。ダミーメモリセルキャパシタDC0
の第1の電極は、ゲート電極がダミーワード線DWL0
に接続されたダミーメモリセルトランジスタQnD0を
介してビット線/BLに接続され、第2の電極はダミー
セルプレート電極DCPに接続されている。ダミーメモ
リセルキャパシタDC1の第1の電極は、ゲート電極が
ダミーワード線DWL1に接続されたダミーメモリセル
トランジスタQnD1を介してビット線BLに接続さ
れ、第2の電極はダミーセルプレート電極DCPに接続
されている。
【0056】一方、本体メモリセルキャパシタC0の第
1の電極は、ゲート電極がワード線WL0に接続された
本体メモリセルトランジスタQn0を介してビット線B
Lに接続され、第2の電極はセルプレート電極CPに接
続されている。本体メモリセルキャパシタC1の第1の
電極は、ゲート電極がワード線WL1に接続された本体
メモリセルトランジスタQn1を介してビット線/BL
に接続され、第2の電極はセルプレート電極CPに接続
されている。
【0057】本体メモリセルキャパシタC0の保持デー
タを読み出す場合の動作タイミングを図7に示す。ま
ず、初期状態として、ビット線プリチャージ制御信号B
Pを論理電圧“H”とすることによって、ビット線B
L,/BLを論理電圧“L”とする。また、ワード線W
L0〜WL255、ダミーワード線DWL0,DWL
1、セルプレート電極CP、ダミーセルプレート電極D
CPを論理電圧“L”とする。
【0058】次に、ビット線プリチャージ制御信号BP
を論理電圧“L”とすることによってビット線BL,/
BLをフローティング状態とる。次に、ワード線WL0
とダミーワード線DWL0とセルプレート電極CPとダ
ミーセルプレート電極DCPを論理電圧“H”とするこ
とによって、本体メモリセルキャパシタC0のデータを
ビット線BLに、ダミーメモリセルキャパシタDC0の
データをビット線/BLに読み出す。
【0059】次に、センスアンプ制御信号SAEを論理
電圧“H”とし、センスアンプSAを動作させる。次
に、セルプレート電極CPを論理電圧“L”とすること
により、本体メモリセルキャパシタC0のデータを再書
き込みする。次に、センスアンプ制御信号SAEを論理
電圧“L”とすることによりセンスアンプSAの動作を
停止させる。次に、ビット線プリチャージ制御信号BP
を論理電圧“H”とすることによってビット線BL,/
BLを接地電圧VSSとする。この状態で本体メモリセ
ルキャパシタC0に電界がかからない状態とすることが
できる。
【0060】次に、ダミーセルプレート電極DCPを論
理電圧“L”とし、ダミーメモリセルキャパシタDC0
にかかる電界をゼロにする。次に、ワード線WL0およ
びダミーワード線DWL0とを論理電圧“L”とするこ
とにより、本体メモリセルキャパシタC0およびダミー
メモリセルキャパシタDC0をビット線/BLから切り
離す。これにより、本体メモリセルキャパシタC0およ
びダミーメモリセルキャパシタDC0に電荷が残らず電
界がかからない状態でデータの読み出しおよび再書き込
みを終了する。
【0061】ここで示した回路構成および動作タイミン
グはあくまで一例であり、メモリセルキャパシタにかか
る電界の関係が上記のような状態であれば充分である。
また、先に説明した第3の実施例と本実施例とを組み合
わせて、データの読み出し前にもメモリセルキャパシタ
の両電極に電界がかからない状態を実現するようにする
ことも可能である。
【0062】本実施例の強誘電体メモリ装置の特徴は、
第1の実施例と同様にメモリセルキャパシタに電荷が残
らず電界がかからない状態でデータの再書き込みが終了
することにある。また、第1の実施例ではダミーメモリ
セルデータを初期化するための制御信号とNチャネル型
MOSトランジスタが必要であったが本実施例ではダミ
ーメモリセルデータを初期化するための特別な回路要素
が不要である。
【0063】(実施例5)図8に第5の実施例に係る強
誘電体メモリ装置の回路構成を示す。図9にその動作タ
イミングを示す。本実施例の強誘電体メモリ装置では、
メモリセル部のビット線プリチャージ部とビット線イコ
ライズ部とが独立している。
【0064】まず、図8の回路構成図について説明す
る。センスアンプSAにビット線BL,/BLが接続さ
れている。センスアンプSAはセンスアンプ制御信号S
AEで制御される。メモリセルキャパシタC0の第1の
電極は、ゲート電極がワード線WL0に接続されたメモ
リセルトランジスタQn0を介してビット線BLに接続
され、第2の電極はセルプレート電極CPに接続されて
いる。
【0065】このメモリセルキャパシタC0と対をなす
メモリセルキャパシタC0Bの第1の電極は、ゲート電
極がワード線WL0に接続されたメモリセルトランジス
タQn0Bを介してビット線/BLに接続され、第2の
電極はセルプレート電極CPに接続されている。他のメ
モリセルキャパシタC1〜C255およびC1B〜C2
55Bの接続は、メモリセルキャパシタC0およびC0
Bと同様である。
【0066】また、ビット線BLと/BLはNチャネル
型MOSトランジスタQnBP2で接続され、ビット線
BLと接地電圧VSS、ビット線/BLと接地電圧VS
SはそれぞれNチャネル型MOSトランジスタQnBP
0、QnBP1で接続され、Nチャネル型MOSトラン
ジスタQnBP0〜QnBP1のゲート電極はビット線
プリチャージ制御信号BPに接続され、Nチャネル型M
OSトランジスタQnBP2のゲート電極はビット線イ
コライズ制御信号BP2に接続されている。
【0067】この強誘電体メモリ装置の動作について、
図9のタイミング図を参照しながら説明する。まず、メ
モリセルのデータを読み出すために、ビット線プリチャ
ージ制御信号BPを論理電圧“H”とすることによっ
て、ビット線BL,/BLを論理電圧“L”とする。ま
た、ワード線WL0〜WL255、セルプレート電極C
Pを論理電圧“L”である接地電圧VSSとする。次
に、ビット線制御信号BP、BP2を論理電圧“L”と
することによって、ビット線BL,/BLをフローティ
ング状態とする。
【0068】次に、ワード線WL0とセルプレート電極
CPを論理電圧“H”とし、メモリセルキャパシタC0
およびC0Bのデータをビット線BLおよびビット線/
BLに読み出す。次に、センスアンプ制御信号SAEを
論理電圧“H”とし、センスアンプSAを動作させる。
次に、セルプレート電極CPを論理電圧“L”とするこ
とにより、メモリセルキャパシタC0およびC0Bのデ
ータを再書き込みする。次に、センスアンプ制御信号S
AEを論理電圧“L”とすることによりセンスアンプS
Aの動作を停止させる。次に、ビット線制御信号BPを
論理電圧“H”とすることによってビット線BL,/B
Lを接地電圧VSSとする。この状態でメモリセルキャ
パシタC0およびC0Bに電界がかからない状態とする
ことができる。次に、ワード線WL0を論理電圧“L”
とすることにより、メモリセルキャパシタC0およびC
0Bをビット線BL,/BLから切り離す。これによ
り、メモリセルキャパシタに電荷が残らず電界がかから
ない状態でデータの読み出しおよび再書き込みを終了す
る。
【0069】さらに、ビット線制御信号BP2を論理電
圧“H”とすることによってビット線BLと/BLをイ
コライズする。第2の実施例のように、ビット線のプリ
チャージとイコライズの信号を同じにしているとビット
線BLと/BLがイコライズされるときにLであるべき
ビット線の電位が上昇することがあり、Lデータの破壊
をまねく恐れがあるが、本実施例ではその恐れは低減さ
れる。
【0070】ここで示した回路構成および動作タイミン
グはあくまで一例である。メモリセルキャパシタにかか
る電界の関係およびビット線の電位関係が上記のような
状態であれば充分である。
【0071】(実施例6)図10に第6の実施例に係る
強誘電体メモリ装置の回路構成を示す。図11にその動
作タイミングを示す。本実施例のメモリ装置におけるメ
モリセル部は第1の実施例や第5の実施例と同様に、独
立した2つのビット線プリチャージ部を備え、Lデータ
のビット線をフローティング状態として、Hデータのビ
ット線をビット線プリチャージ電圧源とする。
【0072】まず、図10の回路構成図について説明す
る。第1のビット線プリチャージ部は第5の実施例と同
様である。ビット線BLと接地電圧VSS、ビット線/
BLと接地電圧VSSはそれぞれNチャネル型MOSト
ランジスタQnBP0、QnBP1で接続され、Nチャ
ネル型MOSトランジスタQnBP0〜QnBP1のゲ
ート電極はビット線プリチャージ制御信号BPに接続さ
れている。
【0073】第2のビット線プリチャージ部はビット線
BLと接地電圧VSS、ビット線/BLと接地電圧VS
Sはそれぞれ直列に接続されたNチャネル型MOSトラ
ンジスタQnBP3とQnBP4、QnBP6とQnB
P5を介して接続されている。Nチャネル型MOSトラ
ンジスタQnBP3のゲートはビット線BLに接続され
ている。Nチャネル型MOSトランジスタQnBP6の
ゲートはビット線/BLに接続されている。Nチャネル
型MOSトランジスタQnBP4、QnBP5のゲート
電極はビット線プリチャージ制御信号BP3に接続され
ている。
【0074】この強誘電体メモリ装置の回路の動作につ
いて、図11の動作タイミング図を参照しながら説明す
る。まず、メモリセルのデータを読み出すために、ビッ
ト線プリチャージ制御信号BPを論理電圧“H”とする
ことによって、ビット線BL,/BLを論理電圧“L”
とする。また、ワード線WL0〜WL255、セルプレ
ート電極CPを論理電圧“L”である接地電圧VSSと
する。次に、ビット線制御信号BP、BP3を論理電圧
“L”とすることによって、ビット線BL,/BLをフ
ローティング状態とする。
【0075】次に、ワード線WL0とセルプレート電極
CPを論理電圧“H”とし、メモリセルキャパシタC0
およびC0Bのデータをビット線BLおよびビット線/
BLに読み出す。次に、センスアンプ制御信号SAEを
論理電圧“H”とし、センスアンプSAを動作させる。
次に、セルプレート電極CPを論理電圧“L”とするこ
とにより、メモリセルキャパシタC0およびC0Bのデ
ータを再書き込みする。
【0076】次に、センスアンプ制御信号SAEを論理
電圧“L”とすることによりセンスアンプSAの動作を
停止させる。次に、ビット線制御信号BP3を論理電圧
“H”とすることによってHのビット線のみを接地電圧
VSSとし、Lのビット線はフローティング状態とす
る。この状態でメモリセルキャパシタC0およびC0B
に電界がかからない状態とすることができる。
【0077】さらに、ビット線制御信号BPを論理電圧
“H”とすることによってビット線BLと/BLを接地
電圧VSSとする。次に、ワード線WL0を論理電圧
“L”とすることにより、メモリセルキャパシタC0お
よびC0Bをビット線BL,/BLから切り離す。これ
により、メモリセルキャパシタに電荷が残らず電界がか
からない状態でデータの読み出しおよび再書き込みを終
了する。
【0078】本実施例では、Lデータのビット線をフロ
ーティングとしてからHデータのビット線をプリチャー
ジするので、セルプレートの電位がノイズによって変化
すると、Lデータのメモリセルのセルプレートと反対の
電極の電位も変化する。従って、メモリセルにノイズの
電界がかかりにくくなり、Lデータの破壊のおそれが低
減される。
【0079】(実施例7)図12に第7の実施例に係る
強誘電体メモリ装置の回路構成を示す。図13にその動
作タイミングを示す。この実施例のメモリ装置における
メモリセル部は第6の実施例と同様に、独立した2つの
ビット線プリチャージ部より構成し、Lデータのビット
線をフローティング状態として、Hデータのビット線を
ビット線プリチャージ電圧源とする。
【0080】まず、図12の回路構成図について説明す
る。第1のビット線プリチャージ部は第6の実施例と同
様である。ビット線BLと接地電圧VSS、ビット線/
BLと接地電圧VSSはそれぞれNチャネル型MOSト
ランジスタQnBP0、QnBP1で接続され、Nチャ
ネル型MOSトランジスタQnBP0〜QnBP1のゲ
ート電極はビット線プリチャージ制御信号BPに接続さ
れている。
【0081】第2のビット線プリチャージ部はビット線
BLと接地電圧VSS、ビット線/BLと接地電圧VS
Sはそれぞれ直列に接続されたNチャネル型MOSトラ
ンジスタQnBP3とQnBP4、QnBP6とQnB
P5を介して接続されている。Nチャネル型MOSトラ
ンジスタQnBP3のゲートはビット線BLをセンスア
ンプで増幅した信号に接続されている。Nチャネル型M
OSトランジスタQnBP6のゲートはビット線/BL
をセンスアンプで増幅した信号に接続されている。Nチ
ャネル型MOSトランジスタQnBP4、QnBP5の
ゲート電極はビット線プリチャージ制御信号BP3に接
続されている。
【0082】この強誘電体メモリ装置の回路の動作につ
いて、図13の動作タイミング図を参照しながら説明す
る。まず、メモリセルのデータを読み出すために、ビッ
ト線プリチャージ制御信号BPを論理電圧“H”とする
ことによって、ビット線BL,/BLを論理電圧“L”
とする。また、ワード線WL0〜WL255、セルプレ
ート電極CPを論理電圧“L”である接地電圧VSSと
する。次に、ビット線制御信号BP、BP3を論理電圧
“L”とすることによって、ビット線BL,/BLをフ
ローティング状態とする。
【0083】また、ビット線BL、/BLとデータ線D
L、/DLとを接続するスイッチトランジスタのゲート
制御信号CSを論理電圧“H”としビット線とデータ線
を接続する。次に、ワード線WL0とセルプレート電極
CPを論理電圧“H”とし、メモリセルキャパシタC0
およびC0Bのデータをビット線BLおよびビット線/
BLに読み出す。次に、センスアンプ制御信号SAEを
論理電圧“H”とし、センスアンプSAを動作させる。
【0084】次に、セルプレート電極CPを論理電圧
“L”とすることにより、メモリセルキャパシタC0お
よびC0Bのデータを再書き込みする。次に、制御信号
CSを論理電圧“L”とすることによりセンスアンプS
Aをビット線から切り離す。次に、ビット線制御信号B
P3を論理電圧“H”とすることによってHのビット線
のみを接地電圧VSSとし、Lのビット線はフローティ
ング状態とする。この状態でメモリセルキャパシタC0
およびC0Bに電界がかからない状態とすることができ
る。
【0085】さらに、ビット線制御信号BPを論理電圧
“H”とすることによってビット線BLと/BLを接地
電圧VSSとする。次に、ワード線WL0を論理電圧
“L”とすることにより、メモリセルキャパシタC0お
よびC0Bをビット線BL,/BLから切り離す。これ
により、メモリセルキャパシタに電荷が残らず電界がか
からない状態でデータの読み出しおよび再書き込みを終
了する。最後に、センスアンプ制御信号SAEを論理電
圧“L”とすることによりセンスアンプSAの動作を停
止させる。
【0086】前述の第6実施例では第2のビット線プリ
チャージ部のトランジスタのゲートがビット線に接続さ
れているため、ビット線電位が低くなるとビット線はプ
リチャージされにくくなる。これに対して本実施例で
は、ビット線の電位をセンスアンプで増幅してそのデー
タをラッチするので、第2のビット線プリチャージ部の
トランジスタのゲートには、ビット線電位が低下しても
十分な電圧が印加される。つまり、ビット線はトランジ
スタのしきい値の影響を受けずに十分にプリチャージさ
れる。
【0087】(実施例8)図14に第8の実施例に係る
強誘電体メモリ装置の回路構成を示す。本実施例の回路
構成は第2の実施例の回路構成において、相補データを
構成するメモリセルキャパシタのセルプレート電極を独
立にしたものである。これらの独立したセルプレート電
極は個別の駆動ドライバーによって駆動される。
【0088】この回路構成では、それぞれのセルプレー
ト電極が相互に影響し合うことなく、Hのビット線をL
とし電界をゼロとする動作において、Lのビット線に接
続されたLデータが破壊するおそれが少なくなる効果が
ある。
【0089】(実施例9)図15に第9の実施例に係る
強誘電体メモリ装置の回路構成を示す。この実施例の回
路構成は第8の実施例の回路構成において、相補データ
を構成するメモリセルキャパシタと独立のセルプレート
電極をワード線方向に構成したものである。
【0090】この回路構成では、それぞれのセルプレー
ト電極が相互に影響し合うことがなく、Hのビット線を
Lとし電界をゼロとする動作において、Lのビット線に
接続されたLデータが破壊するおそれが少なくなる効果
がある。この効果は、本実施例の方が第8の実施例より
大きい。なぜなら、選択メモリセルを介してセルプレー
ト電極に接続されるビット線の数が本実施例の方が多い
からである。
【0091】(実施例10)図16に第10の実施例に
係る強誘電体メモリ装置の回路構成を示す。図17に、
その動作タイミングを示す。この実施例の強誘電体メモ
リ装置は、相補データを構成するメモリセルキャパシタ
に独立にワード線を構成したものである。センスアンプ
動作後、Lのビット線のワード線をオフとした後に、H
のビット線をプリチャージすることにより、第8の実施
例と同様の効果を得ることができる。つまり、Lのビッ
ト線に接続されたメモリセルのワード線をオフにしてい
るため、メモリセルのLデータがセルプレートの電位の
ノイズを受けず、破壊するおそれが少なくなる。
【0092】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、メモリセルキャパシタの電界がゼロの状態でメモリ
セルのデータ読み出し、書き込み動作を終了するので、
キャパシタに電界ストレスがかかることがなく、強誘電
体キャパシタの電界印加の影響が緩和され、寿命が長く
なると共に信頼性の高い強誘電体メモリ装置を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の強誘電体メモリ装置の
回路構成図
【図2】図1の強誘電体メモリ装置の動作タイミング図
【図3】本発明の第2の実施例の強誘電体メモリ装置の
回路構成図
【図4】図3の強誘電体メモリ装置の動作タイミング図
【図5】本発明の第3の実施例の強誘電体メモリ装置の
動作タイミング図
【図6】本発明の第4の実施例の強誘電体メモリ装置の
回路構成図
【図7】図6の強誘電体メモリ装置の動作タイミング図
【図8】本発明の第5の実施例の強誘電体メモリ装置の
回路構成図
【図9】図8の強誘電体メモリ装置の動作タイミング図
【図10】本発明の第6の実施例の強誘電体メモリ装置
の回路構成図
【図11】図10の強誘電体メモリ装置の動作タイミン
グ図
【図12】本発明の第7の実施例の強誘電体メモリ装置
の回路構成図
【図13】図12の強誘電体メモリ装置の動作タイミン
グ図
【図14】本発明の第8の実施例の強誘電体メモリ装置
の回路構成図
【図15】本発明の第9の実施例の強誘電体メモリ装置
の回路構成図
【図16】本発明の第10の実施例の強誘電体メモリ装
置の回路構成図
【図17】図16の強誘電体メモリ装置の動作タイミン
グ図
【符号の説明】
WL0〜WL255 ワード線 DWL0,DWL1 ダミーワード線 BL,/BL ビット線およびその信号 CP,CP1,CP2,CP0A〜CP255A,CP
0B〜CP255Bセルプレート電極およびその信号 DCP ダミーセルプレート電極およびその信号 BP,BP3 ビット線プリチャージ制御信号 BP2 ビット線イコライズ制御信号 DCRST ダミーメモリセルデータ初期化用制御信号 SAE センスアンプ制御信号 S1,WLG1〜WLG3,WLS,WLCP,DWL
DCP,CS 制御信号 VSS 接地電圧 VCC 電源電圧 SA センスアンプ C0〜C255,C0B〜C255B 本体メモリセル
キャパシタ DC0,DC1 ダミーメモリセルキャパシタ Qn0〜Qn255,Qn0B〜Qn255B,QnD
0,QnD1,QnR0,QnR1,QnBP0〜Qn
BP6 Nチャネル型MOSトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−301093(JP,A) 特開 平4−78098(JP,A) 特開 平6−223583(JP,A) 特開 平1−158691(JP,A) 特開 平4−258883(JP,A) 特開 平4−295690(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 14/00 G11C 11/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2のビット線と、本体メモ
    リセルを構成するように前記第1のビット線に第1のメ
    モリセルトランジスタを介して接続された第1の強誘電
    体キャパシタと、ダミーメモリセルを構成するように前
    記第2のビット線に第2のメモリセルトランジスタを介
    して接続された第2の強誘電体キャパシタを備え、前記第1および第2のビット線は、ゲート信号が制御信
    号である第3および第4のトランジスタを介してビット
    線プリチャージ電圧源に接続され、 前記第1の強誘電体キャパシタに所定の電界を印加した
    後に、前記第3のトランジスタをオンして前記第1のビ
    ット線と前記ビット線プリチャージ電圧源とを接続し、
    前記第1のビット線を通して前記第1の強誘電体キャパ
    シタの電界をゼロとし、 前記第2の強誘電体キャパシタに第1の方向の電界を印
    加した後に、前記第4のトランジスタをオンして前記第
    2のビット線と前記ビット線プリチャージ電圧源とを接
    続し、前記第1の方向とは逆方向の電界がかからないよ
    うに、前記第2のビット線を通して前記第2の強誘電体
    キャパシタの電界をゼロにすることを特徴とする強誘電
    体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 第1および第2のビット線と、本体メモ
    リセルを構成するように前記第1のビット線に第1のメ
    モリセルトランジスタを介して接続された第1の強誘電
    体キャパシタと、本体メモリセルを構成するように前記
    第2のビット線に第2のメモリセルトランジスタを介し
    て接続された第2の強誘電体キャパシタとを備え、 前記第1および第2のビット線は、ゲート信号が第1の
    制御信号である第3および第4のトランジスタを介して
    論理電圧“H”または“L”であるビット線プリチャー
    ジ電圧源に接続され、 かつゲート信号が第2の制御信号である第5のトランジ
    スタを介してイコライズ接続される構成を有し、 前記第1、第2の強誘電体キャパシタに所定の電界を印
    加した後にそれぞれ前記第1または第2のビット線を通
    してその電界をゼロするとき、前記第1および第2のビット線のうち、一方が前記ビッ
    ト線プリチャージ電圧源と同じ論理電圧に設定され、他
    方が前記ビット線プリチャージ電圧源と異なる論理電圧
    に設定された後に、 前記第1の制御信号で前記第1および第2のビット線を
    前記ビット線プリチャージ電圧源に接続し その後、 前記第2の制御信号で前記第1および第2のビ
    ット線がイコライズ接続されることを特徴とする強誘電
    体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 第1および第2のビット線と、本体メモ
    リセルを構成するように前記第1のビット線に第1のメ
    モリセルトランジスタを介して接続された第1の強誘電
    体キャパシタと、前記第2のビット線に第2のメモリセ
    ルトランジスタを介して接続された第2の強誘電体キャ
    パシタと、前記第1のビット線をビット線プリチャージ
    電圧源に接続する回路と、前記第2のビット線をビット
    線プリチャージ電圧源に接続する回路とを備え、 前記第1および第2の強誘電体キャパシタに電界を印加
    した後にそれぞれ前記第1または第2のビット線を通し
    てその電界をゼロにするとき、前記第1および第2のビ
    ット線のうち論理電圧“L”であるビット線をフローテ
    ィング状態とし、論理電圧“H”であるビット線をビッ
    ト線プリチャージ電圧源へ接続したのちに、論理電圧
    “L”であるビット線をビット線プリチャージ電圧源へ
    接続することを特徴とする強誘電体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 第1および第2のビット線と、本体メモ
    リセルを構成するように前記第1のビット線に第1のメ
    モリセルトランジスタを介して接続された第1の強誘電
    体キャパシタと、本体メモリセルを構成するように前記
    第2のビット線に第2のメモリセルトランジスタを介し
    て接続された第2の強誘電体キャパシタと、それぞれが
    個別の駆動ドライバーによって駆動される、前記第1の
    強誘電体キャパシタに接続された第1のセルプレート電
    極と、前記第2の強誘電体キャパシタに接続された第2
    のセルプレート電極とを備え、 前記第1および第2の強誘電キャパシタには相補データ
    が記憶され、前記第1および第2の強誘電キャパシタに
    電界を印加した後に、それぞれ前記第1または第2のビ
    ット線を介してその電界をゼロとすることを特徴とする
    強誘電体メモリ装置。
  5. 【請求項5】 第1および第2のビット線と、本体メモ
    リセルを構成するように前記第1のビット線に第1のメ
    モリセルトランジスタを介して接続された第1の強誘電
    体キャパシタと、前記第2のビット線に第2のメモリセ
    ルトランジスタを介して接続された第2の強誘電体キャ
    パシタとを備え、 前記第1のメモリセルトランジスタのゲートが第1のワ
    ード線に接続され、前記第2のメモリセルトランジスタ
    のゲートが第2のワード線に接続され、 前記第1および第2のメモリセルトランジスタ共にオ
    とし前記第1および第2のビット線のうち、一方を
    Lレベル、他方をHレベルとした後、 前記Lレベルのビット線に接続される メモリセルトラン
    ジスタをオフとした後、前記Hレベルのビット線をHレ
    ベルからLレベルに変化させることを特徴とする強誘電
    体メモリ装置。
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