JP3275870B2 - マルチ形空気調和機 - Google Patents
マルチ形空気調和機Info
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- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/02—Compressor control
- F25B2600/021—Inverters therefor
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
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Description
より多室の暖房運転を行うマルチ形空気調和機に関す
る。
転開始時、圧縮機の駆動するインバータの初期周波数
を、各部屋の設定温度と室内温度との温度差および運転
部屋の室内機の能力に基づいて決定するものがある。こ
のマルチ形空気調和機は、図5に示すように、複数の室
内機のうちの運転中または運転を開始する室内機36A,
36Bは、リモートコントローラ(以下、リモコンとい
う)39A,39Bからの設定信号により設定された設定温
度と室内温度との温度差△Dを表わす信号と、室内機能
力を表わす信号とを室外機40に出力する。そして、上
記室外機40は、各室内機36A,36Bからの温度差△
Dを表わす信号と室内機能力を表わす信号とを受けて、
温度差△Dの最大値と室内機能力の合計とに基づいてイ
ンバータの初期周波数を決定する。
形空気調和機では、暖房運転において、停止部屋の室内
機の室内熱交換器に冷媒が溜まらないように、その室内
機に対応する電動膨張弁の開度を少し開いているので、
運転部屋の室内熱交換器だけでなく、停止部屋の室内熱
交換器にも冷媒が流れる。このため、上記マルチ形空気
調和機では、停止部屋の室内機の放熱ロスにより、接続
部屋数が多くなるほど暖房運転の立ち上がり性能が悪く
なるという欠点がある。
よらず、暖房運転の立ち上がり性能を向上できるマルチ
形空気調和機を提供することにある。
め、請求項1のマルチ形空気調和機は、複数の室内機と
上記各室内機が接続された室外機とを備えたマルチ形空
気調和機において、圧縮機を駆動するインバータと、上
記各室内機に夫々設けられた室内温度を検出する室内温
度センサと、上記各室内機の設定温度と上記室内温度セ
ンサにより検出された室内温度との温度差を算出する温
度差算出部と、上記温度差算出部により算出された上記
各室内機の温度差の最大値を算出する最大値算出部と、
上記各室内機のうちの運転部屋の室内機の放熱能力の合
計を算出する第1能力算出部と、上記各室内機のうちの
停止部屋の室内機の放熱能力の合計を算出する第2能力
算出部と、暖房運転時、上記温度差の最大値,上記運転
部屋の室内機の放熱能力の合計および上記停止部屋の室
内機の放熱能力の合計に基づいて、上記圧縮機の初期周
波数を算出する初期周波数算出部と、上記初期周波数算
出部により算出された上記初期周波数で上記圧縮機を運
転するように、上記インバータの出力周波数を制御する
インバータ制御部とを備えたことを特徴としている。
ば、上記各室内機の設定温度と上記室内温度センサによ
り検出された室内温度との温度差を上記温度差算出部に
より算出し、その算出された各室内機の温度差の最大値
を上記最大値算出部により算出する。そして、暖房運転
時、上記温度差の最大値と、上記第1能力算出部により
算出された運転部屋の室内機の放熱能力の合計と、上記
第2能力算出部により算出された停止部屋の室内機の放
熱能力の合計とに基づいて、上記初期周波数算出部によ
り初期周波数を算出する。そうして、上記インバータ制
御部は、初期周波数算出部により算出された初期周波数
になるように、圧縮機を駆動するインバータの出力周波
数を制御する。したがって、暖房運転時に停止部屋があ
っても、その停止部屋の室内機の室内熱交換器による放
熱ロスを考慮して、停止部屋の室内機の放熱能力の合計
も初期周波数の算出条件に入れて、停止部屋の室内機の
放熱ロスによる吹き出し温度の低下を防ぐことが可能に
なる。したがって、接続部屋数によらず、暖房運転の立
ち上がり性能を向上できる。
和機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
空気調和機の回路図であり、1は圧縮機、2は上記圧縮
機1の吐出側に一端が接続された四路弁、3は上記四路
弁2の他端に一端が接続された室外熱交換器、4は上記
室外熱交換器3の他端に一端が接続されたヘッダ、5A
〜5Dは上記ヘッダ4の他端に一端が夫々接続された電
動膨張弁、6A〜6Dは上記電動膨張弁5A〜5Dの他端に
一端が夫々接続された室内熱交換器、7は上記室内熱交
換器6A〜6Dの一端に一端が夫々接続されたヘッダ、8
は上記ヘッダ7の他端に四路弁2を介して一端が接続さ
れ、他端が圧縮機1の吸入側に接続されたアキュムレー
タである。上記室外熱交換器3とヘッダ4との間に閉鎖
弁14を配設すると共に、ヘッダ7と四路弁2との間に
閉鎖弁15を配設している。また、上記マルチ型空気調
和機は、圧縮機1の吐出管温度を検出する吐出管温度セ
ンサ11と、上記室外熱交換器3の温度を検出する室外
熱交換器温度センサ12とを備えている。また、上記室
外熱交換器6A〜6Dを有する室内機16A〜16Dは、各
室の室内温度を夫々検出する室内温度センサ13A〜1
3Dと、リモコン(図示せず)により設定された設定温度
と上記室内温度センサ13A〜13Dにより検出された各
室の室内温度との温度差△Dを夫々算出する温度差算出
部17A〜17Dとを備えている。
縮機1を駆動するインバータ21と、上記インバータ2
1,電動膨張弁5A〜5D等を制御する制御装置22とを
備えている。上記制御装置22は、入出力回路とマイク
ロコンピュータ等からなり、室内機16A〜16Dで算出
された温度差△Dの最大値を算出する最大値算出部22
aと、上記室内機6A〜6Dのうちの運転部屋の室内機の
放熱能力の合計を算出する第1能力算出部22bと、上記
室内機6A〜6Dのうちの停止部屋の室内機の放熱能力の
合計を算出する第2能力算出部22cと、上記温度差△
Dの最大値,上記運転部屋の室内機の放熱能力の合計お
よび上記停止部屋の室内機の放熱能力の合計に基づい
て、初期周波数を算出する初期周波数算出部22dと、
上記初期周波数でインバータ21の出力電圧と出力周波
数とを制御するインバータ制御部22eとを有してい
る。
ック図を示し、室内機16A,16Bは運転中または運転
を開始しており、室内機16C,16Dは停止している。
図3に示すように、運転中または運転を開始する室内機
16A,16Bは、リモコン9A,9Bからの設定信号により
設定された設定温度と室内温度との温度差△Dを表わす
信号と、室内機の放熱能力を表わす信号とを室外機40
に出力する一方、停止中の室内機6C,6Dは室内機の放
熱能力を表わす信号を出力する。そして、上記室外機1
0において、室内機6A,6Bからの温度差△Dを表わす
信号と室内機の放熱能力を表わす信号および室内機6C,
6Dからの室内機の放熱能力を表わす信号を受けて、最
大値算出部22aにより温度差△Dの最大値を算出し、
第1能力算出部22bにより運転部屋の室内機の放熱能力
の合計を算出し、第2能力算出部22cにより停止部屋
の室内機の放熱能力を算出して、温度差△Dの最大値,
運転部屋の室内機の放熱能力の合計および停止部屋の室
内機の放熱能力の合計に基づいて、初期周波数算出部2
2dにより初期周波数を決定する。
22の動作を説明するフローチャートを示しており、図
4に従って上記制御装置22の初期周波数を決定する処
理を説明する。
1で起動時時か否かを判別して、起動時でないと判別す
ると、ステップS2に進む一方、起動時であると判別す
ると、ステップS3に進む。
変化の有無を判別して、運転部屋の室内機の変化が有る
と判別すると、すなわち、運転部屋数に変化がないと判
別すると、ステップS1に戻る一方、運転部屋数に変化
があると判別すると、ステップS3に進む。すなわち、
運転部屋数に変化があるときおよび起動時に初期周波数
を決定するのである。
により各室内機からの温度差(=設定温度−室内温度)を
表わす△D信号の最大値を求める。次に、ステップS4
に進み、第1能力算出部22bにより各運転部屋の室内
機の放熱能力の合計(運転部屋合計能力(ΣS))を求め
る。そして、ステップS5に進み、△D信号の最大値と
運転部屋合計能力(ΣS)から初期周波数1(FINI1)
を決定する。
冷房か暖房かを判別して、運転モードが暖房であると判
別すると、ステップS7に進み、第2能力算出部22c
により停止部屋の室内機の合計の能力(ΣST)を求め、
ステップS8に進み、初期周波数算出部22dにより初
期周波数(=FINI1+K×ΣST)を算出して、この
処理を終了する。
あると判別すると、ステップS9に進み、初期周波数
(=FINI1)を算出して、この処理を終了する。
うに、インバータ制御部22eによりインバータ21の
出力周波数を制御する。
機の合計の能力(ΣST)を初期周波数の算出条件に加え
ることによって、図2に示すように、停止部屋なしの場
合は、初期周波数40Hzで室内機の吹き出し温度が4
0℃となるのに対して、吹き出し温度が全体に低くなる
停止部屋有りの場合は、初期周波数が40Hzよりも高
くなり、吹き出し温度が40℃となる(矢印で示す)。し
たがって、このマルチ形空気調和機では、停止部屋の室
内機の放熱ロスによる吹き出し温度の低下を防ぐことが
でき、接続部屋数によらず、暖房運転の立ち上がり性能
を向上することができる。
〜16Dを有するマルチ形空気調和機について説明した
が、室内機の数はこれに限らず、2,3または5以上の
室内機を有するマルチ形空気調和機にこの発明を適用し
てもよく、特に停止部屋の室内機の放熱ロスの合計が大
きくなる室内機が4以上の場合にこの発明の効果が大き
い。
行うマルチ形空気調和機について説明したが、暖房運転
のみを行うマルチ形空気調和機に適用してもよい。
明のマルチ形空気調和機は、複数の室内機と上記各室内
機が接続された室外機とを備えたマルチ形空気調和機に
おいて、各室内機の設定温度と室内温度センサにより検
出された室内温度との温度差を温度差算出部により算出
し、その算出された各室内機の温度差の最大値を最大値
算出部により算出すると共に、暖房運転時、温度差の最
大値と、第1能力算出部により算出された運転部屋の室
内機の放熱能力の合計と、第2能力算出部により算出さ
れた停止部屋の室内機の放熱能力の合計とに基づいて、
初期周波数算出部により初期周波数を算出して、初期周
波数算出部により算出された初期周波数になるように、
インバータ制御部は、圧縮機を駆動するインバータの出
力周波数を制御するものである。
気調和機によれば、暖房運転時に停止部屋があっても、
その停止部屋の室内機の室内熱交換器による放熱ロスの
合計すなわち停止部屋の室内機の放熱能力を初期周波数
の算出条件に入れることによって、停止部屋の室内機の
放熱ロスによる吹き出し温度の低下を防ぐことができ、
接続部屋数によらず、暖房運転の立ち上がり性能を向上
することができる。
気調和機の回路図である。
数に対する吹出温度の特性を示す図である。
ク図である。
動作を示すフローチャートである。
ック図である。
ッダ、5A〜5D…電動膨張弁、6A〜6D…室内熱交換
器、8…アキュムレータ、11…吐出管温度センサ、1
2…室外熱交換器温度センサ、13A〜13D…室内温度
センサ、14,15…閉鎖弁、21…インバータ、22
…制御装置、22a…最大値算出部、22b…第1能力算
出部、22c…第2能力算出部、22d…初期周波数算出
部、22e…インバータ制御部。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の室内機(6A〜6D)と上記各室内機
(6A〜6D)が接続された室外機(10)とを備えたマルチ
形空気調和機において、 圧縮機(1)を駆動するインバータ(21)と、 上記各室内機(6A〜6D)に夫々設けられた室内温度を検
出する室内温度センサ(13A〜13D)と、 上記各室内機(6A〜6D)の設定温度と上記室内温度セン
サ(13A〜13D)により検出された室内温度との温度差
を算出する温度差算出部(17A〜17D)と、 上記温度差算出部(17A〜17D)により算出された上記
各室内機(6A〜6D)の温度差の最大値を算出する最大値
算出部(22a)と、 上記各室内機(6A〜6D)のうちの運転部屋の室内機の放
熱能力の合計を算出する第1能力算出部(22b)と、 上記各室内機(6A〜6D)のうちの停止部屋の室内機の放
熱能力の合計を算出する第2能力算出部(22c)と、 暖房運転時、上記温度差の最大値,上記運転部屋の室内
機の放熱能力の合計および上記停止部屋の室内機の放熱
能力の合計に基づいて、上記圧縮機の初期周波数を算出
する初期周波数算出部(22d)と、 上記初期周波数算出部(22d)により算出された上記初
期周波数で上記圧縮機を運転するように、上記インバー
タ(21)の出力周波数を制御するインバータ制御部(2
2e)とを備えたことを特徴とするマルチ形空気調和機。
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