JPH11304227A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents
空気調和機の制御方法Info
- Publication number
- JPH11304227A JPH11304227A JP10107331A JP10733198A JPH11304227A JP H11304227 A JPH11304227 A JP H11304227A JP 10107331 A JP10107331 A JP 10107331A JP 10733198 A JP10733198 A JP 10733198A JP H11304227 A JPH11304227 A JP H11304227A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control circuit
- dew formation
- indoor
- outdoor
- expansion valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Duct Arrangements (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】冷凍サイクルで冷房・除湿・暖房運転を行う空
気調和機において、吐出口に発生する結露を精度よく検
知し、また効果的に結露の発生を防止する手段を提供す
る。 【解決手段】吐出口等結露し易い箇所又はその近傍に結
露センサを設置し、結露の状況を直接感知できるように
するとともに、結露防止の手段も冷凍サイクル自体の特
性を変化させて、結露しにくくする方法を発明した。
気調和機において、吐出口に発生する結露を精度よく検
知し、また効果的に結露の発生を防止する手段を提供す
る。 【解決手段】吐出口等結露し易い箇所又はその近傍に結
露センサを設置し、結露の状況を直接感知できるように
するとともに、結露防止の手段も冷凍サイクル自体の特
性を変化させて、結露しにくくする方法を発明した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の結露
を防止するための制御方法に関するもので特に、圧縮機
の回転数,室内・室外ファンモータの回転数等を自由に
制御できるだけでなく、電動膨張弁を搭載し冷媒の流通
量も制御可能な機種に最適である。
を防止するための制御方法に関するもので特に、圧縮機
の回転数,室内・室外ファンモータの回転数等を自由に
制御できるだけでなく、電動膨張弁を搭載し冷媒の流通
量も制御可能な機種に最適である。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、特開平8−49908号
公報で公開されているように、室内空気の温度・湿度を
検知して、吐出口等が結露するか否かを推定し結露が発
生しそうな場合は、吐出口等の設置してあるヒータによ
り吐出口を加熱し、結露を防止するものがある。
公報で公開されているように、室内空気の温度・湿度を
検知して、吐出口等が結露するか否かを推定し結露が発
生しそうな場合は、吐出口等の設置してあるヒータによ
り吐出口を加熱し、結露を防止するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のものは、吐出口
等が結露しているか否かを室内空気の温度・湿度から間
接的に推定しているため、結露するか否かの判定が不正
確であるばかりでなく、推定するための条件設定等が機
種の違いによっても異なり非常に複雑であるという問題
があった。
等が結露しているか否かを室内空気の温度・湿度から間
接的に推定しているため、結露するか否かの判定が不正
確であるばかりでなく、推定するための条件設定等が機
種の違いによっても異なり非常に複雑であるという問題
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、吐出口
等結露し易い箇所又はその近傍に結露を検知するための
結露センサを専用に設置してあるため、結露の状態を直
接感知できるようになり結露検知の精度の向上を図るこ
とができる。
等結露し易い箇所又はその近傍に結露を検知するための
結露センサを専用に設置してあるため、結露の状態を直
接感知できるようになり結露検知の精度の向上を図るこ
とができる。
【0005】また、結露を防止する方法も従来はヒータ
により加熱する方法をとっていたが、本発明では冷凍サ
イクルの特性を変化させる方法としているため、安全性
に優れ価格の面でも有利である。
により加熱する方法をとっていたが、本発明では冷凍サ
イクルの特性を変化させる方法としているため、安全性
に優れ価格の面でも有利である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の詳細な説明を図1のセパ
レートタイプ空気調和機の制御ブロック図により説明す
る。
レートタイプ空気調和機の制御ブロック図により説明す
る。
【0007】図1において、11は室内制御部、12は
室内ファンモータ制御回路、13は室内電動膨張弁制御
回路、14は室内ファンモータ、15は室内電動膨張
弁、21は室外制御部、22は室外ファンモータ制御回
路、23は室外電動膨張弁制御回路、24は室外ファン
モータ、25は室外電動膨張弁、26は圧縮機制御回
路、27は圧縮機、31は温度センサ、そして32が本
発明の請求項1に記載された結露センサである。室内制
御部11と室外制御部21とは互いに室内・室外通信に
より必要な情報の伝達を行っている。
室内ファンモータ制御回路、13は室内電動膨張弁制御
回路、14は室内ファンモータ、15は室内電動膨張
弁、21は室外制御部、22は室外ファンモータ制御回
路、23は室外電動膨張弁制御回路、24は室外ファン
モータ、25は室外電動膨張弁、26は圧縮機制御回
路、27は圧縮機、31は温度センサ、そして32が本
発明の請求項1に記載された結露センサである。室内制
御部11と室外制御部21とは互いに室内・室外通信に
より必要な情報の伝達を行っている。
【0008】空気調和機の通常の運転制御方法について
以下説明する。空気調和機の運転モードは大きく分け
て、冷房・除湿・暖房の3つがあるがここでは代表的な
例として冷房運転時の制御方法について説明する。リモ
コン等により運転が開始されると、室内制御部11は温
度センサ31により感知した室内温度と運転開始時にリ
モコン等から送信された設定温度とを比較し、設定温度
に対し室内温度が高い場合は、冷房運転を開始する。
以下説明する。空気調和機の運転モードは大きく分け
て、冷房・除湿・暖房の3つがあるがここでは代表的な
例として冷房運転時の制御方法について説明する。リモ
コン等により運転が開始されると、室内制御部11は温
度センサ31により感知した室内温度と運転開始時にリ
モコン等から送信された設定温度とを比較し、設定温度
に対し室内温度が高い場合は、冷房運転を開始する。
【0009】冷房運転を行うため室内制御部11は、室
内ファンモータ制御回路12及び室内電動膨張弁制御回
路13に対し、冷房運転のためにあらかじめ設定された
所定の設定を行うとともに、室外制御部21に対しても
冷房運転を行うため、圧縮機27の回転数、室外ファン
モータ及び室外電動膨張弁設定等に関する指令を通信す
る。
内ファンモータ制御回路12及び室内電動膨張弁制御回
路13に対し、冷房運転のためにあらかじめ設定された
所定の設定を行うとともに、室外制御部21に対しても
冷房運転を行うため、圧縮機27の回転数、室外ファン
モータ及び室外電動膨張弁設定等に関する指令を通信す
る。
【0010】室内制御部11から上記指令を受けた室外
制御部21が、上記指令に基づき室外ファンモータ制御
回路,室外膨張弁制御回路,圧縮機制御回路の設定を行
うことにより冷房運転が開始される。
制御部21が、上記指令に基づき室外ファンモータ制御
回路,室外膨張弁制御回路,圧縮機制御回路の設定を行
うことにより冷房運転が開始される。
【0011】以上の冷房運転において通常の運転環境に
おいては、室内ユニットの露付きと言った問題は発生し
ないが、あらかじめ想定された温・湿度条件よりも厳し
い環境において運転された場合は、室内ユニットの結露
が発生することがある。本発明はかかる問題を解決する
ためのもので、吐出口等結露し易い箇所又はその近傍に
結露センサ32を設置することにより結露の発生を直接
感知し、結露が発生した場合は、前述の室内ファンモー
タ制御回路12,室内電動膨張弁制御回路13,室外フ
ァンモータ制御回路22,室外電動膨張弁制御回路2
3,圧縮機制御回路26のどれか1つもしくは、2つ以
上の制御回路の設定を変更することにより、結露しにく
い冷凍サイクルに特性を変化させ結露を防止するもので
ある。
おいては、室内ユニットの露付きと言った問題は発生し
ないが、あらかじめ想定された温・湿度条件よりも厳し
い環境において運転された場合は、室内ユニットの結露
が発生することがある。本発明はかかる問題を解決する
ためのもので、吐出口等結露し易い箇所又はその近傍に
結露センサ32を設置することにより結露の発生を直接
感知し、結露が発生した場合は、前述の室内ファンモー
タ制御回路12,室内電動膨張弁制御回路13,室外フ
ァンモータ制御回路22,室外電動膨張弁制御回路2
3,圧縮機制御回路26のどれか1つもしくは、2つ以
上の制御回路の設定を変更することにより、結露しにく
い冷凍サイクルに特性を変化させ結露を防止するもので
ある。
【0012】本発明の制御フローチャート(冷房運転
時)を図2に示す。
時)を図2に示す。
【0013】本発明は、電動膨張弁を使用した除湿運転
モードのある高級タイプの家庭用空気調和機において実
施するのが一番有効である。また、結露センサは従来か
ら使用されている湿度センサを使用してもよいが、本発
明の目的である結露を感知するという点では、VTR等
でテープの巻き付き防止のために一般的に使用されてい
る結露センサの方が、価格的にも有利でありセンサとし
ての特性の点でも優れている。
モードのある高級タイプの家庭用空気調和機において実
施するのが一番有効である。また、結露センサは従来か
ら使用されている湿度センサを使用してもよいが、本発
明の目的である結露を感知するという点では、VTR等
でテープの巻き付き防止のために一般的に使用されてい
る結露センサの方が、価格的にも有利でありセンサとし
ての特性の点でも優れている。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、従来よりも安全な方法
でより精度良く吐出口等の結露を防止することができ
る。さらに、以下の効果がある。
でより精度良く吐出口等の結露を防止することができ
る。さらに、以下の効果がある。
【0015】(1)結露の状況を直接感知できるため、
結露感知の精度の向上が図れる。
結露感知の精度の向上が図れる。
【0016】(2)機種やユニットの形状による変化が
ないため、汎用性のある制御方法とすることができる。
ないため、汎用性のある制御方法とすることができる。
【0017】(3)結露防止の手段は、冷凍サイクル自
体の特性を変化させる方法としているため、ヒータ等の
追加部品が不要となり価格的にも有利であり、かつ安全
性にも優れている。
体の特性を変化させる方法としているため、ヒータ等の
追加部品が不要となり価格的にも有利であり、かつ安全
性にも優れている。
【図1】本発明の実施例であるセパレートタイプ空気調
和機の制御ブロック図。
和機の制御ブロック図。
【図2】本発明の制御フローチャート(冷房運転時)。
11…室内制御部、12…室内ファンモータ制御回路、
13…室内電動膨張弁制御回路、14…室内ファンモー
タ、15…室内電動膨張弁、21…室外制御部、22…
室外ファンモータ制御回路、23…室外電動膨張弁制御
回路、24…室外ファンモータ、25…室外電動膨張
弁、26…圧縮機制御回路、27…圧縮機、31…温度
センサ、32…結露センサ。
13…室内電動膨張弁制御回路、14…室内ファンモー
タ、15…室内電動膨張弁、21…室外制御部、22…
室外ファンモータ制御回路、23…室外電動膨張弁制御
回路、24…室外ファンモータ、25…室外電動膨張
弁、26…圧縮機制御回路、27…圧縮機、31…温度
センサ、32…結露センサ。
Claims (1)
- 【請求項1】冷凍サイクルで冷房・除湿・暖房運転を行
う空気調和機において、吐出口等の結露し易い箇所又は
その近傍に結露センサを直接設置し、結露の状況を制御
部に直接入力する事を特徴とする空気調和機の制御方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10107331A JPH11304227A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | 空気調和機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10107331A JPH11304227A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | 空気調和機の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11304227A true JPH11304227A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14456351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10107331A Pending JPH11304227A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | 空気調和機の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11304227A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100386576C (zh) * | 2003-01-21 | 2008-05-07 | 三洋电机株式会社 | 空调装置和空调装置的控制方法 |
JP2008209051A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置 |
CN105571084A (zh) * | 2016-02-29 | 2016-05-11 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器防吹水控制方法及空调器 |
CN108168026A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-06-15 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 防止空调凝露的方法及空调器 |
CN112682908A (zh) * | 2020-12-21 | 2021-04-20 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调防凝露控制方法、装置、存储介质及空调 |
-
1998
- 1998-04-17 JP JP10107331A patent/JPH11304227A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100386576C (zh) * | 2003-01-21 | 2008-05-07 | 三洋电机株式会社 | 空调装置和空调装置的控制方法 |
JP2008209051A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置 |
JP4697470B2 (ja) * | 2007-02-26 | 2011-06-08 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
CN105571084A (zh) * | 2016-02-29 | 2016-05-11 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器防吹水控制方法及空调器 |
CN108168026A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-06-15 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 防止空调凝露的方法及空调器 |
CN112682908A (zh) * | 2020-12-21 | 2021-04-20 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调防凝露控制方法、装置、存储介质及空调 |
CN112682908B (zh) * | 2020-12-21 | 2021-12-03 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调防凝露控制方法、装置、存储介质及空调 |
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