JP3275660B2 - 車両用盗難防止装置 - Google Patents

車両用盗難防止装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両用盗難防止装
置に係り、特に盗難防止制御手段とエンジン制御手段と
を設けるとともに、ローリングコードを記憶する第1、
第2記憶部を夫々設け、第1、第2記憶部にローリング
コードを記憶させる際に、ローリングコードの記憶され
るアドレスを毎回移動させて書換可能回数を延長する車
両用盗難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両においては、不正解錠に
よる車両の盗難を防止すべく、種々方策を講じた車両用
盗難防止装置が開発されている。
【0003】前記車両用盗難防止装置としては、特開昭
63−93649号公報に開示されるものがある。この
公報に開示される車両用キー装置は、車両用錠前のキー
挿入孔周囲に配設された環状コアと、環状コアに巻回さ
れたロータコイルと、ロータコイルに情報検出用信号を
供給する信号発生手段と、ロータコイルを伝送する信号
を検出する信号検出手段と、信号検出手段の出力信号を
取り込み該信号による情報と判定用情報とを比較して両
者の内容が一致したときにのみエンジン駆動許可信号を
エンジン駆動部へ出力する制御手段と、錠前のキー挿入
孔に挿入可能に形成されたキーとを備え、キーは、キー
挿入時に環状コアと、環状コアに巻回されキー挿入時に
ロータコイルと磁気結合されるキーコイルと、キーコイ
ルに誘起された信号に応答して特定の情報を含む信号を
キーコイルから発生させる情報発生手段とを有し、信頼
性を向上させている。
【0004】また、特開平6−270764号公報に開
示されるものがある。この公報に開示される車両用盗難
防止装置は、キーユニットと、キー検出回路と、エンジ
ン制御回路とを備える車両用盗難防止装置において、キ
ー検出回路とエンジン制御回路との間に複数の通信線を
設け、キー検出回路はキーユニットからキーコードと設
定コードが一致した場合にすべての通信線にエンジン始
動許可信号を送出し、エンジン制御回路は通信線のいず
れかにエンジン始動許可信号が入力されればエンジンを
始動させ、また、エンジン制御回路は通信線が断線した
か否かを検出し、複数の通信線が断線した場合にはその
断線した時間間隔を計測して盗難か否かを判断し、通信
線の断線の原因を検出している。
【0005】更に、特開平7−69173号公報に開示
されるものがある。この公報に開示される車両の盗難防
止装置は、キーのキーシリンダへの挿入時に、キーに保
持されているメモリのIDコードを読出し、車両側のメ
モリのIDコードと比較し、その一致を判別し、一致時
にはエンジン始動許可状態とし、そしてキーが時間方
向、即ちスタータ方向に回転したときに一定時間のみ許
可信号を出力し、車両のバッテリの消耗を大幅に低減し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の車両
用盗難防止装置においては、セキュリティ上、盗難防止
制御手段とエンジン制御手段間のコードとして毎回コー
ドが変更されるローリングコード方式を採用しているも
のがある。
【0007】盗難防止制御手段及びエンジン制御手段の
記憶部(EEPROM)116(118)内に、図4に
示す如く、アドレスの順番(「0000」、「000
1」等)毎に対応するコード(「コード1」、「コード
2」等)を使用するものがある。このとき、コードは、
記憶部(EEPROM)116(118)に予め書き込
まれている。
【0008】この結果、記憶部(EEPROM)の容量
に限界があり、ローリングコードの組み合わせが制限さ
れ、実用上不利であるとともに、制限を回避すべく記憶
部(EEPROM)として大容量のものを使用すると、
コストがアップし、経済的に不利であるという不都合が
ある。
【0009】また、図5に示す如く、盗難防止制御手段
側の記憶部(EEPROM)216とエンジン制御手段
側の記憶部(EEPROM)218とに今回のコードと
次回のコードとを記憶させるアドレスを夫々形成し、盗
難防止制御手段側のランダム機能によってコードをラン
ダムに変化させ、今回のコードの送信時に次回のコード
をも送信させるものがある。
【0010】このとき、記憶部(EEPROM)21
6、218は、互いに次回のコードを記憶する。
【0011】しかし、書換領域が1箇所であることによ
り、この領域の書換回数がそのままキーの使用回数とな
ってしまう。
【0012】この結果、一般的には10万回以上必要な
書換回数に対して、約1〜5万回に極端に書換回数が減
少し、車両の耐用年数に対して書換回数が不足する不具
合があり、書換可能回数を延長できる車両用盗難防止装
置の実現が切望されている。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、キーの始動操作によってイ
グニションがON動作され車両に搭載される内燃機関を
始動させた際にイグニションのON動作時の電力供給に
よって前記キーの鍵山に対応する電気的な所定コードを
出力すべくキーに埋設されるトランスポンダを設け、こ
のトランスポンダからの所定コードを入力しこの所定コ
ードが正しいコードである場合にのみ所定のローリング
コードを出力する盗難防止制御手段を設け、盗難防止制
御手段からの所定のローリングコードを入力し所定のロ
ーリングコードが正しいローリングコードである場合に
前記内燃機関の始動動作を継続させるとともに誤ったロ
ーリングコードである場合あるいは所定時間内にローリ
ングコードの送信がない場合には前記内燃機関の始動動
作を停止させるべく制御するエンジン制御手段を設けた
車両用盗難防止装置において、前記盗難防止制御手段及
びエンジン制御手段にローリングコードを記憶する第
1、第2記憶部を夫々設けるとともにこれら第1、第2
記憶部にローリングコードを記憶させる際にはローリン
グコードの記憶されるアドレスを毎回移動させ書換可能
回数を延長すべく制御する機能を前記エンジン制御手段
に付加して設けたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】上述の如く構成したことにより、
盗難防止制御手段及びエンジン制御手段の第1、第2記
憶部にローリングコードを記憶させる際には、エンジン
制御手段によってローリングコードの記憶されるアドレ
スを毎回移動させ、書換可能回数を延長させている。
【0015】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0016】図1〜図3はこの発明の実施例を示すもの
である。図2において、2は図示しない車両に搭載され
る内燃機関(図示せず)のエンジン制御手段、4はこの
エンジン制御手段2に接続される盗難防止制御手段
(「イモビライザー」とも言う)である。
【0017】前記エンジン制御手段2は、盗難防止制御
手段4からの所定のローリングコードを入力し、所定の
ローリングコードが正しいローリングコードである場合
に図示しない内燃機関の始動動作を継続させるととも
に、誤ったローリングコードである場合あるいは所定時
間内にローリングコードの送信がない場合には内燃機関
の始動動作を停止させるべく制御する。
【0018】すなわち、エンジン制御手段2は、盗難防
止制御手段4から正しいローリングコードを受けた場合
にのみ、図示しない内燃機関の始動動作を継続させる。
この内燃機関が、例えばガソリンエンジンの際には、点
火及び燃料噴射動作を継続させるものである。
【0019】逆に、誤ったローリングコードである場合
あるいは所定時間内にローリングコードの送信がない場
合には、内燃機関が、例えばガソリンエンジンの際に、
点火及び燃料をカットする。そしてこのとき、告示ラン
プ(図示せず)を点灯させ、異常を告示する。
【0020】前記エンジン制御手段2には、図示しない
インジェクタやコイルが接続されている。
【0021】また、キー6の始動操作によって図示しな
いイグニションがON動作され車両に搭載される内燃機
関を始動させた際にイグニションのON動作時の電力供
給によって前記キー6の鍵山に対応する電気的な所定コ
ードを出力すべくキー6に埋設されるトランスポンダ8
を設けるとともに、キー6を挿入させるコイルユニット
10を設け、このコイルユニット10を前記盗難防止制
御手段4に接続させている。
【0022】この盗難防止制御手段4とコイルユニット
10間の通信は、FIXコードを使用した前記トランス
ポンダ8を採用し、トランスポンダ8は、コイルユニッ
ト10が通電状態となった場合に電磁結合により作動を
開始する。
【0023】以下に盗難防止制御手段4とコイルユニッ
ト10間の通信に関する詳細を、参考として列記する。 通信方式 :間欠駆動型 変調方式 :FSK 使用周波数 :134KHz(駆動)、 134KHz(0)、123KHz(1) 通信コード :NRZ(リードオンリ) データ長 :64ビット データ転送時間:90mSEC
【0024】前記エンジン制御手段2と盗難防止制御手
段4間はマスタ・スレープ方式にて接続され、この通信
プロトコルは、故障診断ツール12を流用している。
【0025】前記マスタ・スレープ方式とは、スター形
式のLANで用いられ、ポーリング方式とも言われるも
のであり、マスタが、接続される各ノードに、順番に”
通信要求の有無”を問いかけ、この問いかけに対してノ
ードは、通信要求の有無を返送し、”有”のときには返
送”有”の後に通信データを続けて送信し、クローズさ
れた1つのシステム内を制御するものである。
【0026】また、故障診断ツール12を流用する際に
は、図2に示す如く、故障診断ツール12と図示しない
イグニションとの間にリレー14の接点部14aを介設
するとともに、リレー14のコイル部14bを盗難防止
制御手段4側に接続し、故障診断ツール12とエンジン
制御手段2とを接続する通信回路に盗難防止制御手段4
からの通信回路を接続、すなわち割り込ませている。
【0027】前記盗難防止制御手段4にローリングコー
ドを記憶する第1記憶部(「EEPROM」)16を設
けるとともに、前記エンジン制御手段2にローリングコ
ードを記憶する第2記憶部(「EEPROM」)18を
設ける。
【0028】そして、これら第1、第2記憶部16、1
8にローリングコードを記憶させる際にはローリングコ
ードの記憶されるアドレスを毎回移動させ書換可能回数
を延長すべく制御する機能を前記エンジン制御手段2に
付加して設ける構成とする。
【0029】詳述すれば、図3に示す如く、第1、第2
記憶部16、18を、例えば「1」〜「12」のアドレ
スに12分割した際に、「1」の次に「2」へ、つまり
通信データがローリングする毎に使用するアドレスを移
動させるものである。
【0030】また、前記エンジン制御手段2は、第1、
第2記憶部16、18への書き込み結果をチェックし、
書き込み不能となったアドレスへの書き込みを行わず、
次のアドレスに移動させるべく制御する機能を有する。
【0031】つまり、第1、第2記憶部16、18への
書き込みが正常に行われずに終了した場合に、書き込み
不能となったアドレスへの書き込みを行わず、次のアド
レスに移動させて次のアドレスへ書き込みを行うもので
ある。
【0032】更に、前記エンジン制御手段2は、第1、
第2記憶部16、18にローリングコードを記憶させる
際に、アドレスに既に同一のローリングコードが記憶さ
れている場合にはアドレスへの書き込みを行わず、記憶
されているローリングコードを使用すべく制御する機能
を有する。
【0033】つまり、第1、第2記憶部16、18に既
に記憶されている前回の通信データと今回書き込もうと
する通信データとが同一である場合に、新たな通信デー
タの書き込みを行わず、既に記憶されている前回の通信
データを最新データとして使用するものである。
【0034】次に図1の車両用盗難防止装置の制御用フ
ローチャートに沿って作用を説明する。
【0035】EEPROMへの書き込み、つまり第1、
第2記憶部16、18への書き込みがスタート(30
0)すると、通信データが前回と同一であるか否かの判
断(302)を行う。
【0036】この判断(302)がYESの場合には、
書き込み動作を行わず、そのまま終了(アドレス変更な
し)させ(304)、判断(302)がNOの場合に
は、次のアドレスへ新しい通信データとして書き込みを
行う(306)。
【0037】このアドレスへ新しい通信データとして書
き込みを行う処理(306)の後に、アドレスへの書き
込みが正常に行われた後に終了したか否かの判断(30
8)を行う。なお、この判断(308)は、具体的に
は、書き込み後に、書き込まれた通信データを読み出
し、通信側データと比較している。
【0038】そして、この判断(308)がNOの場合
には、このアドレスへの書き込みが不能であると判断
し、書き込み不能となったアドレスへの書き込みを行わ
ず、次のアドレスに移動させて次のアドレスへ書き込み
を行う(310)。
【0039】また、判断(308)がYESの場合に
は、制御用フローチャートをエンド(312)させる。
【0040】これにより、前記エンジン制御手段2に付
加した、ローリングコードの記憶されるアドレスを毎回
移動させ書換可能回数を延長すべく制御する機能によっ
てアドレスの書換可能となる回数を延長させることがで
き、耐用回数(耐用回数=1バイトの可能回数×バイト
数)を増加し得る。
【0041】また、前記エンジン制御手段2の制御用プ
ログラムの変更のみで対処できることにより、構成が複
雑化する惧れが全くなく、コストを低廉に維持し得るも
のである。
【0042】更に、前記エンジン制御手段2に付加し
た、第1、第2記憶部16、18への書き込み結果をチ
ェックし、書き込み不能となったアドレスへの書き込み
を行わず、次のアドレスに移動させるべく制御する機能
により、書き込み不能となったアドレスの使用を阻止
し、使い勝手を向上し得るとともに、前記エンジン制御
手段2の制御用プログラムの変更のみで対処でき、構成
が複雑化する惧れが全くなく、コストを低廉に維持し得
る。
【0043】更にまた、前記エンジン制御手段2に付加
した、第1、第2記憶部16、18にローリングコード
を記憶させる際に、アドレスに既に同一のローリングコ
ードが記憶されている場合にはアドレスへの書き込みを
行わず、記憶されているローリングコードを使用すべく
制御する機能により、同一のローリングコードが既に記
憶されている場合には、ローリングコードの書き込みを
行わず、記憶されているローリングコードを使用するこ
とにより、耐用回数の延長に寄与し得るとともに、前記
エンジン制御手段2の制御用プログラムの変更のみで対
処でき、構成が複雑化する惧れが全くなく、コストを低
廉に維持し得る。
【0044】なお、この発明は上述実施例に限定される
ものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0045】例えば、この発明の実施例においては、第
1、第2記憶部を、「1」〜「12」のアドレスに12
分割した構成について説明したが、第1、第2記憶部を
12分割以外の複数の個数に分割し、これら分割された
アドレスを使用することも可能である。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、キーの始動操作によってイグニションがON動作さ
れ車両に搭載される内燃機関を始動させた際にイグニシ
ョンのON動作時の電力供給によってキーの鍵山に対応
する電気的な所定コードを出力すべくキーに埋設される
トランスポンダを設け、このトランスポンダからの所定
コードを入力しこの所定コードが正しいコードである場
合にのみ所定のローリングコードを出力する盗難防止制
御手段を設け、盗難防止制御手段からの所定のローリン
グコードを入力し所定のローリングコードが正しいロー
リングコードである場合に内燃機関の始動動作を継続さ
せるとともに誤ったローリングコードである場合あるい
は所定時間内にローリングコードの送信がない場合には
内燃機関の始動動作を停止させるべく制御するエンジン
制御手段を設けた車両用盗難防止装置において、盗難防
止制御手段及びエンジン制御手段にローリングコードを
記憶する第1、第2記憶部を夫々設けるとともに、これ
ら第1、第2記憶部にローリングコードを記憶させる際
にはローリングコードの記憶されるアドレスを毎回移動
させ書換可能回数を延長すべく制御する機能をエンジン
制御手段に付加して設けたので、前記エンジン制御手段
に付加した、ローリングコードの記憶されるアドレスを
毎回移動させ書換可能回数を延長すべく制御する機能に
よってアドレスの書換可能となる回数を延長させること
ができ、耐用回数を増加し得る。また、前記エンジン制
御手段2の制御用プログラムの変更のみで対処できるこ
とにより、構成が複雑化する惧れが全くなく、コストを
低廉に維持し得る。
【0047】また、前記エンジン制御手段に、第1、第
2記憶部への書き込み結果をチェックし、書き込み不能
となったアドレスへの書き込みを行わず、次のアドレス
に移動させるべく制御する機能を付加する構成とすれ
ば、書き込み不能となったアドレスの使用を阻止し、使
い勝手を向上し得るとともに、エンジン制御手段の制御
用プログラムの変更のみで対処でき、構成が複雑化する
惧れが全くなく、コストを低廉に維持し得る。
【0048】更に、前記エンジン制御手段に、第1、第
2記憶部にローリングコードを記憶させる際に、アドレ
スに既に同一のローリングコードが記憶されている場合
にはアドレスへの書き込みを行わず、記憶されているロ
ーリングコードを使用すべく制御する機能を付加する構
成とすれば、同一のローリングコードが既に記憶されて
いる場合には、ローリングコードの書き込みを行わず、
記憶されているローリングコードを使用することによ
り、耐用回数の延長に寄与し得るとともに、エンジン制
御手段の制御用プログラムの変更のみで対処でき、構成
が複雑化する惧れが全くなく、コストを低廉に維持し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す車両用盗難防止装置の
制御用フローチャートである。
【図2】車両用盗難防止装置の概略構成図である。
【図3】第1、第2記憶部の12個のアドレスに分割し
た状態を示す図である。
【図4】この発明の従来技術の第1、第2記憶部の記憶
状態を示すマップである。
【図5】他の従来技術の第1、第2記憶部の記憶状態を
示す図である。
【符号の説明】
2 エンジン制御手段 4 盗難防止制御手段 6 キー 8 トランスポンダ 10 コイルユニット 12 故障診断ツール 14 リレー 16 第1記憶部 18 第2記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 25/04 E05B 19/00 G08B 13/00 H04L 9/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーの始動操作によってイグニションが
    ON動作され車両に搭載される内燃機関を始動させた際
    にイグニションのON動作時の電力供給によって前記キ
    ーの鍵山に対応する電気的な所定コードを出力すべくキ
    ーに埋設されるトランスポンダを設け、このトランスポ
    ンダからの所定コードを入力しこの所定コードが正しい
    コードである場合にのみ所定のローリングコードを出力
    する盗難防止制御手段を設け、盗難防止制御手段からの
    所定のローリングコードを入力し所定のローリングコー
    ドが正しいローリングコードである場合に前記内燃機関
    の始動動作を継続させるとともに誤ったローリングコー
    ドである場合あるいは所定時間内にローリングコードの
    送信がない場合には前記内燃機関の始動動作を停止させ
    るべく制御するエンジン制御手段を設けた車両用盗難防
    止装置において、前記盗難防止制御手段及びエンジン制
    御手段にローリングコードを記憶する第1、第2記憶部
    を夫々設けるとともにこれら第1、第2記憶部にローリ
    ングコードを記憶させる際にはローリングコードの記憶
    されるアドレスを毎回移動させ書換可能回数を延長すべ
    く制御する機能を前記エンジン制御手段に付加して設け
    たことを特徴とする車両用盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 前記エンジン制御手段は、第1、第2記
    憶部への書き込み結果をチェックし、書き込み不能とな
    ったアドレスへの書き込みを行わず、次のアドレスに移
    動させるべく制御するエンジン制御手段である特許請求
    の範囲の請求項1に記載の車両用盗難防止装置。
  3. 【請求項3】 前記エンジン制御手段は、第1、第2記
    憶部にローリングコードを記憶させる際に、アドレスに
    既に同一のローリングコードが記憶されている場合には
    アドレスへの書き込みを行わず、記憶されているローリ
    ングコードを使用すべく制御するエンジン制御手段であ
    る特許請求の範囲の請求項1に記載の車両用盗難防止装
    置。
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