JP3275251B2 - 弾性セパレーター - Google Patents

弾性セパレーター

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土木、建築用の構造
物、特に地下鉄等の振動を伴う地下構造物の山留壁等に
隣接してビル等の建築構造物のコンクリート壁を防振ゴ
ムマットを介在させて打設する際に、前記山留壁とコン
クリートスラブの型枠とに連結されて使用されるセパレ
ーターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地下鉄等の振動を伴う地下構造物
に隣接してビル等の建築構造物を建設する際には、図7
に示すように、地下鉄トンネル22側の地下構造物の山
留壁1とビル等の建築構造物のコンクリート壁5との間
に防振ゴムマット2、3を配置し、地下構造物からの振
動や騒音が建築構造物に伝わらないように種々の工夫が
なされている。図7のB−B断面として拡大した図8で
分かるように、通常、山留壁1とビル等の建築構造物の
コンクリート壁5との間に防振ゴムマット2、3を配置
して施工する際、施工後にコンクリート壁5となるコン
クリートスラブ5’を打設するには、前記山留壁1に順
次第1防振ゴムマット2、第2防振ゴムマット3を積層
配置し、これらの積層体から所定間隔を置いてコンクリ
ート壁の厚さを画成するために型枠4を枠組みしたうえ
で、前記山留壁(通常芯材としてH型鋼が埋設され
る。)1と該型枠4とを型枠保持部材としてのセパレー
ター6によって連結し、前記積層体と型枠4間の空隙に
流動状態のコンクリートスラブ5’を流し込み、所定時
間の経過後コンクリートスラブ5’は固化してコンクリ
ート壁5が打設されたことになる。通常、山留壁1とビ
ル等の建築構造物のコンクリート壁5との間に単層の防
振ゴムマットによって施工するが、この場合、施工上生
じやすい防振ゴムマットの隙間に地下水やコンクリート
が流れ込んで直柱状になり、該直柱状コンクリートが振
動伝播部材となってしまうことがある。これを避けるた
めに、防振ゴムマットの層毎に継目をずらした2層以上
の構造を採用することが多い。
【0003】より詳細には、山留壁1と型枠4との間を
セパレーター6によって連結するには、山留壁1に打ち
込み固着したアンカー12に対して防振ゴムマット2、
3を抑える座金15を有するセパレーター筒部6Dが螺
合され、該セパレーター筒部6Dにセパレーター棒部6
Aの螺子部6Bが螺合される。そして、セパレーター6
の型枠4の外方の螺子部6Cにナット8が螺合されて、
型枠4が枠組みされる。コンクリートスラブ5’の固化
後に、切断線Cの部分でセパレーター6は切断され、型
枠4が外されてコンクリート壁5が施工完成されること
になる。図9にD部を拡大して示すように、切断された
セパレーター6の端部はコーンボンド19の介在による
モルタルコンクリート18によって端部処理される。
【0004】このようにして施工されたコンクリート壁
は、第1、第2防振ゴムマット2、3の介在によって、
地下鉄トンネル22側の地下構造物の山留壁1からの振
動や騒音は有効に遮断されることになるものであった。
ところが、前記山留壁1からの振動や騒音は、山留壁1
に固着されたアンカー12からこれに螺合されたセパレ
ーター筒部6Dに通じ、コンクリート壁5に拡散されて
建築物に伝えられる結果、型枠保持のために欠かせない
セパレーターの存在が折角配置した防振ゴムマットの効
力を減じることになってしまったのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明で
は上記したような従来のセパレーターにおける課題を解
決して、自らが防振効果を有することで、防振ゴムマッ
トの振動および騒音の遮断効果を充分に活用して引き出
せることを可能にする弾性セパレーターを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、地
下構造物の山留壁等に防振ゴムマットを介在させてコン
クリートスラブを打設する際に、前記山留壁と前記コン
クリートスラブの型枠とに連結されて使用されるセパレ
ーターにおいて、前記防振ゴムマット内に位置するセパ
レーターの一部を弾性体としたことを特徴とするもの
で、前記防振ゴムマット内に位置するセパレーターの弾
性体は、セパレーターの端部を構成するところの軸方向
に対向する一対の内外フランジに固着配置され、前記セ
パレーターは、前記山留壁等に固着されたアンカーに対
して軸方向の位置を調整できるように構成されていても
よい。また、前記内外フランジに、これら両フランジが
軸方向に所定距離以上離れることを防止するストッパー
を設け、施工中に前記弾性体を過大伸びから保護できる
ように構成してもよい。さらに、前記両フランジに代え
て、フック状金具からなるセパレーター継具間にリング
状弾性体を介在させる構成としてもよい。そして、前記
内外フランジの一方を、他方のフランジを越えてこれを
筒状に囲んで延設して前記一方のフランジと対向する第
2フランジを形成し、該第2フランジと前記他方のフラ
ンジとの間に圧縮ゴムを介在させ、弾性体を圧縮方向で
使用する構造としてもよい。
【0007】
【作用】本発明は、地下構造物の山留壁等に防振ゴムマ
ットを介在させてコンクリートスラブを打設する際に、
前記山留壁と前記コンクリートスラブの型枠とに連結さ
れて使用されるセパレーターにおいて、前記防振ゴムマ
ット内に位置するセパレーターの一部を弾性体としたの
で、山留壁1に順次第1防振ゴムマット2、第2防振ゴ
ムマット3を積層配置し、これらの積層体から所定間隔
を置いてコンクリート壁の厚さを画成するために型枠4
を枠組みしたうえで、前記山留壁1と該型枠4とを型枠
保持部材としてのセパレーター6によって連結し、前記
積層体と型枠4間の空隙に流動状態のコンクリートスラ
ブ5’を流し込む際には、前記セパレーターの一部の弾
性体9はコンクリートスラブ5’による型枠4を押し広
げようとする引張り圧力(通常600kg程度)に耐
え、型枠保持部材として機能した後はコンクリートスラ
ブ5’は固化してしまうので弾性体9に作用する引張り
圧力は殆どなくなる。このように、前記弾性体9はコン
クリートスラブ5’が固化する間だけ型枠4を押し広げ
ようとする引張り圧力に耐えればよく、施工後に前記防
振ゴムマット2、3内に位置する弾性体9は、従来のセ
パレーターのように防振ゴムマット2、3内で山留壁1
からコンクリート壁5側に振動や騒音を短絡することが
なく、自らが防振効果を有することで、前記防振ゴムマ
ット2、3の振動および騒音の遮断効果を充分に活用し
て引き出すことになる。また、前記セパレーターは、前
記山留壁1等に固着されたアンカー12に対して軸方向
の位置を調整できるように構成され、防振ゴムマット
2、3への座金15の押圧力や弾性体9への予荷重の調
整等も可能になる。さらに、弾性体が固着配置された軸
方向に対向する一対の外フランジ10、内フランジ11
には、これら両フランジが軸方向に所定距離以上離れる
ことを防止するストッパー10B、11Bが設けられ
て、施工中の予期せぬ荷重や地震等による過大伸びから
前記弾性体9を保護できるものである。そして、前記内
外フランジの一方10を、他方のフランジ11を越えて
これを筒状に囲んで延設して前記一方のフランジ10と
対向する第2フランジ10B’を形成し、該第2フラン
ジ10B’と前記他方のフランジ11との間に圧縮ゴム
からなる弾性体を介在させ、該弾性体を圧縮方向で使用
する構造とした場合には、強力な耐荷重性を得ることが
できる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の第1実施例を示すもので、地下鉄ト
ンネル等の地下構造物側の山留壁1(芯材としてH型鋼
等が埋設される。)に隣接してビル等の建築構造物のコ
ンクリート壁5を建設するに、前記山留壁1等に適宜特
性の第1、第2防振ゴムマット2、3を組み合わせて積
層し、山留壁1に打ち込み固着したアンカー7とコンク
リートスラブ5’の型枠4とに連結されて使用される型
枠保持部材としてのセパレーター6において、前記防振
ゴムマット2、3内に位置するセパレーターの一部を弾
性体9としたものである。型枠4の建築物の内側には足
場用単管パイプ20が組付けられ、カモメ座金21が添
設されてセパレーターの端部の螺子部に螺合されるナッ
ト8によって型枠4の枠組みを完了する。これによっ
て、施工後のコンクリート壁5の厚さが画成される。か
くして、前記山留壁1と前記型枠4とを型枠保持部材と
してのセパレーター6によって連結し、前記積層体と型
枠4とで形成される空隙に流動状態のコンクリートスラ
ブ5’を流し込む際には、前記セパレーターの一部の弾
性体9はコンクリートスラブ5’による型枠4を押し広
げようとする引張り圧力(通常600kg程度)に耐え
ることになる。セパレーター6が施工中に型枠保持部材
として機能した後はコンクリートスラブ5’は固化して
しまうので、弾性体9に作用する引張り圧力は殆どなく
なる。このように、前記弾性体9はコンクリートスラブ
5’が固化する間だけ型枠4を押し広げようとする引張
り圧力に耐えればよく、施工後に前記防振ゴムマット
2、3内に位置する弾性体9は、従来のセパレーターの
ように防振ゴムマット2、3内で山留壁1からコンクリ
ート壁5側に振動や騒音を短絡することがなく、自らが
防振効果を有することで、前記防振ゴムマット2、3の
振動および騒音の遮断効果を充分に活用して引き出すこ
とが可能になる。
【0009】次に、図1のA部を拡大して断面図で示し
た図2によって明らかなように、前記セパレーター6
は、前記山留壁1等に固着されたアンカー12に対して
軸方向の位置を調整できるように構成されている。前記
防振ゴムマット2、3内に位置する弾性体9は、セパレ
ーター6の端部を構成するところの軸方向に対向する一
対の内フランジ11と外フランジ10とに焼き付け等に
より固着配置されており、前記外フランジ10の螺筒部
14が前記山留壁1のH型鋼等に打ち込み固着されたア
ンカー12の螺子部13に螺合される。また、セパレー
ター6の棒部6Aの前記内フランジ11に続く部分は螺
子部6Bとされて、前記第1、第2防振ゴムマット2、
3を適宜押圧する座金15に対する位置決めも兼用でき
る調整ナット16が螺合される。かくして、前記アンカ
ー12の螺子部13に対する外フランジ10の螺筒部1
4の螺合具合と前記セパレーターの螺子部6Bに対する
調整ナット16の螺合具合を選択することで、第1、第
2防振ゴムマット2、3への座金15の押圧力や弾性体
9への予荷重の調整等も可能になる。
【0010】次に、本発明の第2実施例を説明すると、
図3によって明らかなように、弾性体9が固着配置され
た軸方向に対向する一対の外フランジ10、内フランジ
11にはそれぞれアンカー12へ螺合する螺筒部14、
セパレーター棒部6Aの端部に形成されたセパレーター
棒部螺筒部6A’に螺合する内フランジ螺子部6B’が
軸方向に設けられたもので、該内フランジ螺子部6B’
が言わばセパレーター継具を構成し、弾性体9とセパレ
ーター棒部6Aとを中継している。これによって、前記
弾性体9が、セパレーター継具を介してセパレーター棒
部6Aに対して軸方向の位置を調整できるので、コンク
リート壁5の厚さに応じてセパレーター6の長さを調整
できるものとなる。
【0011】次に、本発明の第3実施例を説明すると、
図4に示したように、前記第2実施例における両フラン
ジ10、11に代えて、フック状の金具によってセパレ
ーター外継具10’、セパレーター内継具11’を構成
し、これら両継具間にリング状弾性体9を掛け回したも
のである。前記リング状弾性体9の内部に金属あるいは
繊維状の補強ケーブルを埋設すれば、その引張り強度が
増し、万一の過負荷時の破断を防止できる。
【0012】次に、本発明の第4実施例を説明すると、
図2と同様に図1のA部を拡大して断面図で示した図5
によって明らかなように、弾性体9が固着配置された軸
方向に対向する一対の外フランジ10、内フランジ11
には延設部10A、11Aが軸方向に延設され、それら
延設部の端部にはそれぞれ軸線と直交して前記両フラン
ジ10、11と平行な、これら両フランジが軸方向に所
定距離以上離れることを防止するストッパー10B、1
1Bが設けられる。前述したように、流動状態のコンク
リートスラブ5’を流し込む際には、前記セパレーター
6の一部の弾性体9はコンクリートスラブ5’による型
枠4を押し広げようとする引張り圧力に耐え、型枠保持
部材として機能した後はコンクリートスラブ5’は固化
してしまうので弾性体9に作用する引張り圧力は殆どな
くなるので、前記弾性体9はコンクリートスラブ5’が
固化する間だけ型枠4を押し広げようとする引張り圧力
に耐えればよいが、施工中に予期せぬ原因や地震等によ
り型枠4に過大な荷重が作用した場合に、前記両フラン
ジ10、11が軸方向に所定距離以上離れて前記弾性体
9が過大に伸びようとすると、前記ストッパー10Bと
11Bとが衝接して、それ以上の弾性体9の伸びを阻止
し、弾性体9を破壊、損傷から有効に保護できるもので
ある。
【0013】次に、本発明の第5実施例を説明すると、
図6に示すように、内外フランジの一方例えば外フラン
ジ10を、他方のフランジ11を越えてこれを筒状に囲
んで軸方向に延設して延設部10Aとし、該延設部10
Aの端部を半径方向に向け、前記一方のフランジ10と
対向する第2フランジ10B’を形成する。該第2フラ
ンジ10B’と前記他方のフランジ11との間に圧縮ゴ
ムからなる弾性体9’を介在させ、該弾性体9’を圧縮
方向で使用する構造として強力な耐荷重性を得ることが
できるようにしたものである。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明してきたように、本発明
によれば、地下構造物の山留壁等に防振ゴムマットを介
在させてコンクリートスラブを打設する際に、前記山留
壁と前記コンクリートスラブの型枠とに連結されて使用
されるセパレーターにおいて、前記防振ゴムマット内に
位置するセパレーターの一部を弾性体としたので、山留
壁に順次第1、第2防振ゴムマットを積層配置し、これ
らの積層体から所定間隔を置いてコンクリート壁の厚さ
を画成するために型枠を枠組みしたうえで、前記山留壁
と該型枠とを型枠保持部材としてのセパレーターによっ
て連結し、前記積層体と型枠間の空隙に流動状態のコン
クリートスラブを流し込む際には、前記セパレーターの
一部の弾性体はコンクリートスラブによる型枠を押し広
げようとする引張り圧力に耐え、型枠保持部材として機
能した後はコンクリートスラブは固化してしまうので弾
性体に作用する引張り圧力は消え、前記弾性体はコンク
リートスラブが固化する間だけ型枠を押し広げようとす
る引張り圧力に耐えればよく、施工後には前記防振ゴム
マット内に位置する弾性体が、従来のセパレーターのよ
うに防振ゴムマット内で山留壁からコンクリート壁側に
振動や騒音を短絡することが全くないので、セパレータ
のみの構造改変により、自らが防振効果を有すること
で、前記防振ゴムマットの振動および騒音の遮断効果を
充分に活用して引き出すことになる。また、前記セパレ
ーターは、前記山留壁等に固着されたアンカーに対し
て、またその棒部をセパレーター継具に対して軸方向の
位置を調整できるように構成して、防振ゴムマットへの
座金の押圧力や弾性体への予荷重の調整さらにはコンク
リート壁厚さに対応してのセパレーターの長さの調整等
も可能になる。さらに、弾性体が固着配置された軸方向
に対向する一対の内外フランジには、これら両フランジ
が軸方向に所定距離以上離れることを防止するストッパ
ーが設けられて、施工中の予期せぬ荷重や地震等による
過大伸びから前記弾性体を保護できるものである。そし
て、弾性体を圧縮方向で使用する構成を採用することで
強力な耐荷重性を得ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の弾性セパレーターを示す
図である。
【図2】図1のA部を拡大した断面図である。
【図3】本発明の第2実施例の弾性セパレーターを示す
図である。
【図4】本発明の第3実施例の弾性セパレーターを示す
図である。
【図5】本発明の第4実施例の弾性セパレーターを示す
断面図である。
【図6】本発明の第5実施例の弾性セパレーターを示す
断面図である。
【図7】地下構造物に隣接して建設されたビル等の建築
構造物を示す断面図である。
【図8】図7のB−B断面における従来のセパレーター
の使用状態を示す図である。
【図9】図8のD部の拡大断面図で、施工後に切断され
たセパレーター端部の処理状態を示す図である。
【符号の説明】
1 山留壁 2 第1防振ゴムマット 3 第2防振ゴムマット 4 型枠 5 コンクリート壁 5’ コンクリートスラブ 6 セパレーター 6A セパレーター棒部 6A’セパレーター棒部螺筒部 6B 螺子部 6B’内フランジ螺子部 6C 螺子部 6D 筒部 7 アンカー 8 ナット 9 弾性体 9’ 弾性体(圧縮ゴム) 10 外フランジ 10’ セパレーター外継具 10A 延長部 10B ストッパー 10B’第2フランジ 11 内フランジ 11’ セパレーター内継具 11A 延長部 11B ストッパー 12 アンカー 13 螺子部 14 螺筒部 15 座金 16 調整ナット 17 クッション材 18 モルタルコンクリート 19 コーンボンド 20 足場用単管パイプ 21 カモメ座金 22 地下鉄トンネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 耕治 東京都新宿区河田町 9−24−105 (72)発明者 福地 智子 東京都新宿区信濃町 10 甲山ビル 株 式会社永田音響設計内 (56)参考文献 特開 平6−173288(JP,A) 特開 昭58−135265(JP,A) 実開 昭58−75846(JP,U) 実開 平7−16860(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 31/08 E04B 1/98 E04G 17/065

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下構造物の山留壁等に防振ゴムマット
    を介在させてコンクリートスラブを打設する際に、前記
    山留壁と前記コンクリートスラブの型枠とに連結されて
    使用されるセパレーターにおいて、前記防振ゴムマット
    内に位置するセパレーターの一部を弾性体としたことを
    特徴とする弾性セパレーター。
  2. 【請求項2】 前記防振ゴムマット内に位置するセパレ
    ーターの弾性体は、セパレーターの端部を構成するとこ
    ろの軸方向に対向する一対の内外フランジに固着配置さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の弾性セパレ
    ーター。
  3. 【請求項3】 前記セパレーターは、前記山留壁等に固
    着されたアンカーに対して軸方向の位置を調整できるよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    弾性セパレーター。
  4. 【請求項4】 前記弾性体が、セパレーター継具を介し
    てセパレーターに対して軸方向の位置を調整できるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の弾
    性セパレーター。
  5. 【請求項5】 前記内外フランジに、これら両フランジ
    が軸方向に所定距離以上離れることを防止するストッパ
    ーを設け、前記弾性体を過大伸びから保護できるように
    構成したことを特徴とする請求項1に記載の弾性セパレ
    ーター。
  6. 【請求項6】 前記内外フランジの一方を、他方のフラ
    ンジを越えてこれを筒状に囲んで延設して前記一方のフ
    ランジと対向する第2フランジを形成し、該第2フラン
    ジと前記他方のフランジとの間に圧縮ゴムからなる弾性
    体を介在させたことを特徴とする請求項2に記載の弾性
    セパレーター。
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JP6383711B2 (ja) * 2015-09-18 2018-08-29 東急建設株式会社 コンクリート型枠支持体と地下コンクリート壁の施工方法と防振止水壁

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