JP3274405B2 - 静電潜像担持体及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

静電潜像担持体及びそれを用いた画像形成装置

Info

Publication number
JP3274405B2
JP3274405B2 JP4564798A JP4564798A JP3274405B2 JP 3274405 B2 JP3274405 B2 JP 3274405B2 JP 4564798 A JP4564798 A JP 4564798A JP 4564798 A JP4564798 A JP 4564798A JP 3274405 B2 JP3274405 B2 JP 3274405B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrostatic latent
latent image
image carrier
photosensitive layer
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4564798A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11242350A (ja
Inventor
恵三 木元
充司 辻田
信之 柏城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP4564798A priority Critical patent/JP3274405B2/ja
Publication of JPH11242350A publication Critical patent/JPH11242350A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3274405B2 publication Critical patent/JP3274405B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレンペーパーコ
ピー(PPC)、レーザビームプリンター(LBP)、
プレンペーパーファックス(PPF)、マルチファンク
ションペリフェラル(MPF)等の電子写真プロセス等
に使用する静電潜像担持体、及びそれを用いた画像形成
装置に関するもので、より詳細には静電潜像担持体の回
転振れ精度の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した画像形成装置
は、上記の各種用途に対して一般的であり、導電性ドラ
ムに感光層を設けた静電潜像担持体を使用し、この担持
体に帯電、露光、現像及び転写等の各工程をとおして画
像形成を行っている。
【0003】導電性ドラム基体の外周面を切削してその
外径をその全長にわたって等しくすることは広く知られ
ており、例えば特開平7−210029号公報には、両
端の外径を軸方向外向きに漸次小さくする円筒状の感光
体基体と、その感光体基体の外周に設ける均一な厚さの
感光層で感光体筒を形成し、その感光体筒の両端内に、
軸方向外方から内向きにそれぞれフランジを圧入し、前
記感光体筒の外径をその全長にわたって等しくしてな
る、電子写真装置用の感光体ドラムが記載されており、
両端の外径を軸方向外向きに漸次小さくする円筒状の感
光体基体を製造するために、円筒状の感光体基体の両端
内に、軸方向外方から内向きにそれぞれ円錐外面を有す
る保持具を挿入することにより、それら両端の外径を軸
方向外向きに漸次大きくし、前記保持具の軸芯を中心と
して該保持具を回転しながら前記感光体基体の外周面を
旋削することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の静電潜
像担持体の保持機構の場合、各部品を嵌合させているた
め、以下の部品の偏心公差、即ち ドラムの内径と外径の偏心公差 フランジと貫通軸の偏心公差 が全て累積し、最終的なドラムの偏心となる。このよう
な偏心が生じると、軸とドラム表面との距離が近くなっ
た時点ではドラム周速が遅くなり、逆に軸とドラム表面
との距離が遠くなった時点ではドラム周速が速くなり、
ドラム周速の時間的分布はサインカーブとなり、ドラム
周速の偏りは、最大で±ω・d(ω:角速度、d:ドラ
ムの中心と偏心した軸との距離)に達する。この周速の
偏りに対応して、転写画像には拡大部と縮小部とが周期
的に発生して、正確な画像形成が困難となる。
【0005】感光体ドラム等の静電潜像担持体の偏心に
よる画質への影響は、複数の静電潜像担持体を使用する
画像形成装置、特にフルカラーの画像形成装置において
特に顕著である。例えば、タンデム型フルカラープリン
ターにおいては、転写紙搬送路に沿って、ブラック、マ
ゼンタ、シアン及びイエローの感光体ユニットを配置
し、感光体表面の各色トナーを転写紙に転写するが、従
来技術による感光体ドラム保持機構では、ドラムの偏心
が比較的大きく、ドラムの周速むらが発生して、色ずれ
のある画像が形成されることになる。この色ずれは、た
とえ僅かのずれであっても認識されやすいものであり、
ずれが80μm程度であっても認識される場合がある。
【0006】従って、本発明の目的は、偏心による回転
振れの発生が解消され、正確な画像形成が可能となる静
電潜像担持体を提供するにある。本発明の他の目的は、
タンデム型フルカラープリンター等の複数の静電潜像担
持体を使用する装置に適用した場合にも、色ずれ等の発
生なしに鮮明で高品質のカラー画像を形成しうる静電潜
像担持体を提供するにある。
【0007】本発明によれば、外表面上に感光層を有す
る中空円筒状の金属乃至合金製基体と、該基体の両端部
開放側面に嵌合固定されたフランジとから成る静電潜像
担持体であって、該金属乃至合金製基体の外表面の形成
と、該フランジの回転中心孔の成形とが、回転下での切
削によって行なわれると共に、これら切削のための回転
が同一の回転中心を有していることを特徴とする静電潜
像担持体が提供される。本発明によればまた、複数本の
静電潜像担持体が使用される画像形成装置において、前
記静電潜像担持体が使用されることを特徴とする画像形
成装置が提供される。本発明においては、 1.感光層が有機材料で形成されていること、 2.感光層がブレード塗工によって設けられるか、或い
は基体の少なくとも一方端にキャップを嵌合し浸漬塗工
法により感光層が形成されていること、が好ましい。
【0008】本発明は、中空円筒状の金属乃至合金製基
体の外表面上に感光層を有する静電潜像担持体に関する
が、金属乃至合金製基体の外表面の形成と、この基体の
両端部開放側面に嵌合固定されたフランジの回転中心孔
の成形とを、同一回転での研削によって行ったことが特
徴である。即ち、これら切削のための回転は、同一の回
転中心を有している。
【0009】最も代表的な静電潜像担持体は、図1に示
すとおり、円筒状の基体(ドラム)101、基体の両開
放端に取り付けられたフランジ102、及び該基体表面
上に設けられた感光層103からなっている。フランジ
102の中心には回転中心孔104とその周囲のボス
(環状厚肉部)106が設けられ、この孔104には回
転中心となる軸105が相互に回転不能に設けられてい
る。
【0010】従来の静電潜像担持体では、図2(従来技
術)に示すとおり、円筒状基体(素管)101aをチャ
ック等(図示せず)で保持し、その表面を工具(バイ
ト)107により切削して表面形成を行い(工程A)、
次いで塗工具108による感光体組成物の塗工により感
光層103を基体表面に形成し(工程B)、感光層が形
成された円筒状基体101の両端に別途形成されたフラ
ンジ102をはめ込み(工程C)、軸105を取り付け
て、静電潜像担持体として使用する。この場合、既に指
摘したとおり、ドラムの内径と外径の偏心公差及び
フランジと貫通軸の偏心公差が全て累積し、ドラムの振
れは30乃至80μmのレベルにも達する。
【0011】本発明の静電潜像担持体では、図3に示す
とおり、円筒状基体(素管)101aにフランジ102
をはめ込み、フランジ102のボス106の周囲を切削
機のチャック109で保持して、フランジ及び基体を回
転させる。ボス106のほぼ中心には切削開始用の孔1
10が形成されている。この回転下に、切削工具107
により基体表面を切削して表面形成を行い(工程A)、
次いで切削工具111によりフランジ中心孔110の切
削を行う(工程B)。基体表面の切削とフランジ中心孔
の切削とは、回転中心が同一である限り、この順序に行
っても、逆の順序に行っても、或いは同時に行ってもよ
い。切削が終了したフランジ付円筒状基体に対して、図
2の工程(B)と同様に感光層形成を行う。
【0012】即ち、この静電潜像担持体では、固有の円
筒状素管101aに対して、固有のフランジ102が、
表面及び中心孔切削時から静電潜像担持体としての使用
時まで、常にはめ込まれた状態となっており、切削時の
回転中心と使用時の回転中心とが、貫通孔104と軸1
05との嵌合クリアランスを除く範囲でほぼ一致してお
り、静電潜像担持体の振れ精度を顕著に向上させ、正確
な画像形成が可能となる。
【0013】静電潜像担持体の振れ精度を測定する装置
の概略を示す図4において、静電潜像担持体120の軸
105を支持する軸受け121、121が配置され、一
方の軸105には駆動用モータ122が連結されてい
る。静電潜像担持体120を間に挟んで、一方の側には
レーザ発光素子123が、他方の側には受光素子124
が配置され、これらの各素子は結線125、126によ
り、振れ測定用コンピュータ127に接続されており、
静電潜像担持体の振れが光電的に検出される。
【0014】静電潜像担持体120の振れは、一般に図
5に示すサインカーブの形で検出される場合がある。こ
の振れは、図5の曲線の山と谷の高さ(H)で表され
る。本発明によれば、切削時の回転中心と使用時の回転
中心とを、貫通孔104と軸105との嵌合クリアラン
スを除く範囲でほぼ一致させることが可能となり、静電
潜像担持体の振れ(H)を20μm以下、特に10μm
以下に抑制することが可能となり、更に特に7μm以下
も可能となる。
【0015】
【実施例】[静電潜像担持体] 感光層を設ける基体101aとしては、導電性を有する
金属乃至合金、例えば、アルミニウム、銅、錫、白金、
金、銀、バナジウム、モリブデン、クロム、カドミウ
ム、チタン、ニッケル、インジウム、ステンレス鋼、真
等からなる中空円筒状の基体が使用される。この基体
は、中空であることから、経済性及び軽量性の点で優れ
ている。一般に、アルミニウム或いはアルミニウム合金
の引き抜き加工や押出加工で形成された中空円筒状の素
管が入手の容易さ及び加工の容易さの点で好適である。
【0016】一方、円筒状の基体に対して使用されるフ
ランジ102としては、前述した金属製のものや、機械
部品用プラスチック、例えばポリオキシメチレン樹脂、
ナイロン樹脂等から成るものが使用される。振れ精度の
点では、アルミニウムダイカスト等の金属製のものが適
している。
【0017】フランジ102は、一般に円筒状基体を支
持する外周部と、切削の際に掴み代となるボス106と
ほぼ中心の切削開始用孔110とを有するものである。
【0018】本発明によれば、図3に示したとおり、円
筒状基体101aにフランジ102、102を圧入し、
これらのフランジ102の掴み代106を把持して、フ
ランジ及び基体を回転させ、表面用の切削バイト107
を円筒状基体101aに噛み合わせて、切削加工による
表面形成を行う。また、上記と同一回転中心での回転下
に、中心孔用の切削バイト111をフランジ102の切
削開始用中心孔110に噛み合わせて、中心孔の切削を
行う。尚、切削加工には、NC旋盤等のそれ自体公知の
切削工作機械を用いることができる。
【0019】一例として、円筒状基体の肉厚は0.6m
m以上、好ましくは1.0mm以上、5.5mm以下の
範囲が適当であり、一方基体及びフランジの削り代は直
径基準で0.05mm以上、好ましくは0.2mm以上
が適当である。円筒状基体の肉厚が上記範囲よりも小さ
い場合には、円筒体の長手方向中心部における遠心力に
よる撓みが大きくなる傾向があり、一方上記範囲よりも
厚い場合には、基体の重量が大きくなり、画像形成装置
の重量が大きくなったり、駆動力も増大するので好まし
くない。また、削り代が上記範囲よりも小さい場合に
は、振れ精度を十分に向上させるための切削加工が困難
となる。
【0020】円筒状基体の表面形成は、切削後設ける感
光層の密着性が向上し、画像露光にレーザ光を使用する
場合には干渉光の発生が防止され、しかも画質の低下が
ないような表面粗度となるように行う。一般に、JIS
B 0601(表面粗さ)で規定される算術平均粗さ
(Ra)は0.1乃至0.5μm、最大高さ粗さ(R
y)は0.4乃至2.0μm及び十点平均粗さ(Rz)
は0.3乃至1.9μmの範囲にあることが好ましい。
粗さが上記範囲を下回ると、感光層の密着性が低下した
り、画像露光に際して干渉光が発生したりする傾向があ
り、一方上記範囲を上回ると、画質の低下が著しくなる
傾向がある。
【0021】本発明の静電潜像担持体への駆動力の伝達
は、それ自体公知の任意の手段で行うことができる。例
えば、フランジの貫通孔と軸との間にキーを打ち込むこ
とにより、両者を係合させることもできる。しかしなが
ら、一般には、静電潜像担持体の寿命が来たときに、そ
の交換が可能なように、静電潜像担持体と軸とは、駆動
力が伝達可能でしかも着脱自在に設けられていることが
好ましい。
【0022】この目的のために、第一に、一方のフラン
ジの外側に直接ギアを設けることができる。第二に、軸
としてピンが植え込まれた軸を使用すると共に、一方の
フランジ102のボス106に、径方向に延びる切り欠
きを設け、軸のピンと切り欠きとが係合して、軸の駆動
力がフランジに伝達されるようにすることができる。第
二の手段の変形として、両方のフランジ102のボス1
06に、径方向に延びる切り欠きを設け、軸のピンと切
り欠きとが係合して、軸の駆動力がフランジに伝達され
るようにすることもできる。この後者の場合、フランジ
102の孔は、貫通孔である必要はなく、軸としては、
同一軸心上に位置する二個に分割された軸が使用される
ことになる。
【0023】第三の手段として、軸を挿入する側のフラ
ンジに円状の貫通孔を設けると共に、反対側のフランジ
に軸の回転が伝達されるような軸との係止部を設ける。
図6は、この第三の手段を示す側面図であり、軸挿入側
のフランジ102aには軸を嵌挿できる円状の貫通孔1
04が形成されており、反対側のフランジ102bに
は、扁平な内側開口112と円状の外側開口113とが
形成されており、これら両開口の重なり部分114で貫
通している。図6のフランジと組み合わされて使用され
る軸は、先端から反対側フランジ102bに挿入される
部分までが、重なり部分114に相当する断面形状とな
っているものであり、フランジ102bの位置決めは、
円状の外側開口113の部分により、また軸からの回転
の伝達は扁平な内側開口112の部分によりそれぞれ行
われることになる。図6に示す反対側フランジ102b
においては、切削による回転中心孔の形成は、円状の外
側開口113の部分について行われることになる。
【0024】本発明において、表面形成した円筒状基体
に設ける感光層は任意のものであってよく、従来電子写
真法に使用されている感光層、例えばセレン感光層、非
晶質シリコン感光層、酸化亜鉛感光層、セレン化カドミ
ウム感光層、硫化カドミウム感光層、各種有機感光体層
等が全て使用される。しかしながら、本発明において
は、有機感光体層を用いるのが特に好ましい。即ち、有
機感光体層は、低コストで提供可能であるのみならず、
円筒状基体への感光層の形成作業性にも特に優れている
からである。有機感光体層としては、電荷輸送剤、特に
正孔輸送剤及び電荷発生剤を樹脂媒質中に含有する単一
分散層型感光体であっても、また、電荷輸送剤を含有す
る電荷輸送層及び電荷発生剤を含有する電荷発生層の積
層型感光体であってもよく、この場合、電荷発生層(C
GL)と電荷輸送層(CTL)とを、この順序、或いは
逆の順序に積層した感光体であってよい。
【0025】電荷発生剤としては、例えば、セレン、セ
レン−テルル、アモルファスシリコン、ピリリウム塩、
アゾ系顔料、ジスアゾ系顔料、アンサンスロン系顔料、
フタロシアニン系顔料、インジコ系顔料、スレン系顔
料、トルイジン系顔料、ピラゾリン系顔料、ペリレン系
顔料、キナクリドン系顔料等が例示され、所望の領域に
吸収波長域を有するよう、一種または二種以上混合して
用いられる。
【0026】また、電荷発生剤を分散させる樹脂媒質と
しては、種々の樹脂が使用でき、例えば、スチレン系重
合体、アクリル系重合体、スチレン−アクリル系重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、
アイオノマー等のオレフィン系重合体、ポリ塩化ビニ
ル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、
アルキッド樹脂、ポリアミド、ポリウレタン、エポキシ
樹脂、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリスルホ
ン、ジアリルフタレート樹脂、シリコーン樹脂、ケトン
樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエーテル樹脂、
フェノール樹脂や、エポキシアクリレート等の光硬化型
樹脂等、各種の重合体が例示できる。これらの結着樹脂
は、一種または二種以上混合して用いることもできる。
【0027】好適な樹脂は、ポリカーボネート、帝人化
成社製パンライト、三菱瓦斯化学社製PCZ等である。
【0028】電荷輸送剤としてはそれ自体公知の任意の
電子輸送性或いは正孔輸送性のものを使用できる。その
適当な例は、次の通りである。
【0029】電子輸送剤としては、パラジフェノキノン
誘導体、ベンゾキノン誘導体、ナフトキノン誘導体、テ
トラシアノエチレン、テトラシアノキノジメタン、クロ
ルアニル、ブロモアニル、2,4,7−トリニトロ−9
−フルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロ−9−
フルオレノン、2,4,7−トリニトロ−9−ジシアノ
メチレンフルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロ
キサントン、2,4,8−トリニトロチオキサントンな
どの電子吸引性物質や、これら電子吸引性物質を高分子
化したものが挙げられる。
【0030】一方、正孔輸送性物質としては、例えば次
のものが知られており、これらの内から、溶解性や、正
孔輸送性に優れているものが使用される。ピレン、N−
エチルカルバゾール、N−イソプロピルカルバゾール、
N−メチル−N−フエニルヒドラジノ−3−メチリデン
−9−カルバゾール、N,N−ジフエニルヒドラジノ−
3−メチリデン−9−エチルカルバゾール、N,N−ジ
フエニルヒドラジノ−3−メチリデン−10−エチルフ
エノチアジン、N,N−ジフエニルヒドラジノ−3−メ
チリデン−10−エチルフエノキサジン、p−ジエチル
アミノベンズアルデヒド−N,N−ジフエニルヒドラゾ
ン、p−ジエチルアミノベンズアルデヒド−α−ナフチ
ル−N−フエニルヒドラゾン、p−ピロリジノベンズア
ルデヒド−N,N−ジフエニルヒドラゾン、1,3,3
−トリメチルインドレニン−ω−アルデヒド−N,N−
ジフエニルヒドラゾン、p−ジエチルベンズアルデヒド
−3−メチルベンズチアゾリノン−2−ヒドラゾンなど
のヒドラゾン塩、2,5−ビス(p−ジエチルアミノフ
エニル)−1,3,4−オキサジゾール、1−フエニル
−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジ
エチルアミノフエニル)ピラゾリン、1−[キノニル
(2)]−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−
(p−ジエチルアミノフエニル)ピラゾリン、1−[ピ
リジル(2)]−3−(p−ジエチルアミノスチリル)
−5−(p−ジエチルアミノフエニル)ピラゾリン、1
−[6−メトキシ−ピリジル(2)]−3−(p−ジエ
チルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフエ
ニル)ピラゾリン、1−[ピリジル(3)]−3−(p
−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミ
ノフエニル)ピラゾリン、1−[レピジル(3)]−3
−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチ
ルアミノフエニル)ピラゾリン、1−[ピリジル
(2)]−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−4−
メチル−5−(p−ジエチルアミノフエニル)ピラゾリ
ン、1−[ピリジル(2)]−3−(α−メチル−p−
ジエチルアミノスチリル)−3−(p−ジエチルアミノ
フエニル)ピラゾリン、1−フエニル−3−(p−ジエ
チルアミノスチリル)−4−メチル−5−(p−ジエチ
ルアミノフエニル)ピラゾリン、スピロピラゾリンなど
のピラゾリン類、2−(p−ジエチルアミノスチリル)
−3−ジエチルアミノベンズオキサゾール、2−(p−
ジエチルアミノフエニル)−4−(p−ジメチルアミノ
フエニル)−5−(2−クロロフエニル)オキサゾール
などのオキサゾール系化合物、2−(p−ジエチルアミ
ノスチリル)−6−ジエチルアミノベンゾチアゾールな
どのチアゾール系化合物、ビス(4−ジエチルアミノ−
2−メチルフエニル)フエニルメタンなどのトリアリ−
ルメタン系化合物、1,1−ビス(4−N,N−ジエチ
ルアミノ−2−メチルフエニル)ヘプタン、1,1,
2,2−テトラキス(4−N,N−ジメチルアミノ−2
−メチルフエニル)エタンなどのポリアリールアルカン
類、N,N´−ジフエニル−N,N´−ビス(メチルフ
エニル)ベンジベン、N,N´−ジフエニル−N,N´
−ビス(エチルフエニル)ベンジジン、N,N´−ジフ
エニル−N,N´−ビス(プロピルフエニル)ベンジジ
ン、N,N´−ジフエニル−N,N´−ビス(ブチルフ
エニル)ベンジジン、N,N´−ビス(イソプロピルフ
エニル)ベンジジン、N,N´−ジフエニル−N,N´
−ビス(第2級ブチルフエニル)ベンジジン、N,N´
−ジフエニル−N,N´−ビス(第3級ブチルフエニ
ル)ベンジジン、N,N´−ジフエニル−N,N´−ビ
ス(2,4−ジメチルフエニル)ベンジベン、N,N´
−ジフエニル−N,N´−ビス(クロロフエニル)ベン
ジジンなどのベンジジン系化合物、トリフエニルアミ
ン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニルピレ
ン、ポリビニルアントラセン、ポリビニルアリクジン、
ポリ−9−ビニルフエニルアントラセン、ピレン−ホル
ムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾールホルムアルデヒ
ド樹脂。
【0031】単一分散型感光体層の場合、電荷発生剤
(CGM)は固形分当たり1乃至7重量%、特に2乃至
5重量%の量で感光層中に含有されるのがよく、また電
荷輸送剤(CTM)は固形分当たり20乃至70重量
%、特に25乃至 60重量%の量で感光層中に含有さ
れるのがよい。
【0032】また、感度の点や、反転現像を可能とする
という用途の広さからは、電子輸送剤(ET)と、正孔
輸送剤(HT)とを組み合わせで使用するのがよく、こ
の場合、ET:HTの重量比は10:1乃至1:10、
特に1:5乃至1:1の範囲にあるのが最もよい。
【0033】本発明に用いる感光体形成用組成物には、
電子写真学的特性に悪影響を及ぼさない範囲で、それ自
体公知の種々の配合剤例えば、酸化防止剤、ラジカル捕
捉剤、一重項クエンチャー、UV吸収剤、軟化剤、表面
改質剤、消 剤、増量剤、増粘剤、分散安定剤、ワック
ス、アクセプター、ドナー等を配合させることができ
る。
【0034】また、全固形分当たり0.1乃至50重量
%の立体障害性フェノール系酸化防止剤を配合すると、
電子写真学的特性に悪影響を与えることなく、感光層の
耐久性を顕著に向上させることができる。
【0035】単一分散層型感光体を形成させるには、電
荷発生材料、電荷輸送剤等と結着樹脂等を、従来公知の
方法、例えば、ロールミル、ボールミル、アトライタ、
ペイントシェイカーあるいは超音波分散機等を用いて調
製し、従来公知の塗布手段により塗布、乾燥すればよ
い。感光層の厚みは、特に制限されないが、一般に5乃
至100μm、特に10乃至50μmの範囲とすること
が望ましい。
【0036】塗布液を形成するのに使用する溶剤として
は、種々の有機溶剤が使用でき、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、ブタノール等のアルコール類、
n−ヘキサン、オクタン、シクロヘキサン等の脂肪族系
炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素、ジクロロメタン、ジクロロエタン、四塩化炭
素、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、ジメチル
エーテル、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、エ
チレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル等のエーテル類、アセトン、メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸
エチル、酢酸メチル等のエステル類、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド等、種々の溶剤が例示さ
れ、一種または二種以上混合して用いられる。塗布液の
固形分濃度は一般に5乃至50%とするのがよい。
【0037】また、積層型感光体の場合、電荷発生剤
(CGM)は電荷発生層(CGL)の固形分当たり30
乃至90重量%、特に40乃至80重量%の量で含有さ
れるのがよく、また電荷輸送剤(CTM)は電荷輸送層
(CTL)の固形分当たり20乃至70重量%、特に3
0乃至60重量%の量で含有されるのがよい。各塗布層
の成分は、単一分散層型の成分に準ずる。
【0038】基体/CGL/CTL感光体の場合、CG
Lは、一般に0.1 乃至0.5 μmの範囲にあるのがよく、
CTLは5乃至40μm、特に10乃至25μmの範囲
にあるのがよい。
【0039】基体/CTL/CGL感光体の場合、CT
Lは5乃至40μm、特に10乃至25μmの厚みを有
し、一方CGLは0.1 乃至0.5 μmの厚みを有するのが
よい。また、CGL上に、それ自体公知の保護層を設け
ることができる。
【0040】有機感光体層の場合、感光層の形成は、ブ
レード塗工法、ローラ塗工法、スプレー塗工或いは浸漬
塗工法で行うのが有利である。即ち、ブレード塗工法、
スプレー塗工或いはローラ塗工法の場合、円筒状基体の
表面にのみ感光体組成物を塗布できるので、感光体組成
物のロスが少なく、経済性に優れている。一方、浸漬塗
工法は塗布層中への気泡の巻き込みがなく、生成する感
光層は機械的特性にも、また電子写真学的性質にも優れ
ている。この浸漬塗工法では、基体の裏側にも感光体組
成物が塗布され、裏側の部分が無駄になるという問題が
ある。これを防止するために、基体の少なくとも一方の
端部にキャップを嵌合し、基体の裏側に感光体塗布組成
物が回り込むのを防止する。即ち、キャップを嵌合した
側を下向きにして塗布液に浸漬することによって基体内
部への液の侵入を防止できるし、また、キャップを嵌合
した側を上向きにして塗布液に浸漬することによって、
基体内部に空気が保持されて、内部への液の侵入を防止
することもできる。
【0041】[フルカラー画像形成装置]本発明の静電
潜像担持体は、タンデム型のフルカラー画像形成装置、
即ち感光体ドラムの帯電、露光、現像及び転写をとおし
て画像形成を行い且つ転写紙の搬送路に沿ってシアン、
マゼンタ、イエロー及びブラックの各色の画像形成部が
設けられているフルカラー画像形成装置に適用した場合
に、色ずれのない良好な画質のフルカラー画像を形成す
ることができる。
【0042】図7(側面配置図)は、本発明をフルカラ
ーの画像形成装置に適用した例を示すものであり、ハウ
ジング2の下部には、転写紙Pを収容する給紙カートリ
ッジ3が、上部にはプリント物受け18が設けられてい
る。給紙カートリッジ3の上方には、機械長手方向に延
びる転写紙搬送部43が配置され、その上部には、転写
紙の搬送路に沿ってブラックB、マゼンタM、シアンC
及びイエローYの各色の画像形成部10B、10M、1
0C、10Yが設けられている。これらの各画像形成部
の上には各色の画像露光部20B、20M、20C、2
0Yが設けられている。
【0043】給紙カートリッジ2の一方の端部の上方に
は、給紙時に駆動される給紙ローラ5が設けられ、給紙
ローラ5の下方には、スプリング(図示せず)で上方に
賦勢されている紙押さえも設けられている。また、紙P
を転写紙搬送部40に案内するガイド4、ローラ6、ニ
ップローラ7も設けられている。
【0044】転写紙搬送部43において、搬送ベルト4
6は一対のローラー44、45及び他の支持ローラ4
7、48、49等により支持されており、各色の画像形
成部10B、10M、10C、10Yに対応して、ベル
トの下には転写ローラ50B、50M、50C、50Y
が位置している。排出側に位置するローラ44には、ベ
ルトクリーニング部17が設けられている。尚、転写紙
搬送部43は引き出し41と共にユニット40の形にユ
ニット化されており、ガイドレール42により引き出し
可能となっている。
【0045】各色の画像形成部10B、10M、10
C、10Yは、各色の感光体ドラム11とドラムの周囲
に配置された主帯電機構12、現像ユニット13、転写
ローラ50及びクリーニング機構14を備えている。
【0046】現像ユニット13は、トナーを収容するト
ナーカートリッジ87、トナー撹拌及び供給用のサブロ
ーラ16、トナーを感光体表面に施す現像ローラ15、
現像ローラ上のトナー厚みを調節するためのブレード8
6を備えている。
【0047】各色の画像露光部20B、20M、20
C、20Yからの光は、各色の感光体ドラム11B、1
1M、11C、11Yに対して、主帯電器12と現像ユ
ニット13との間に導入され、露光が行われるように設
定されている。
【0048】各色の画像形成部では、感光体11のコロ
ナチャージャ12からの主帯電により感光層を一様帯電
し、光学系20のレーザ光による画像露光により静電潜
像を形成し、形成された静電潜像を現像ユニット13に
よりトナーで現像し、感光体11上にトナー像を形成さ
せる。感光体上に形成されたトナー像は、転写ロール5
0に印加される転写電界により、感光体の下側に供給さ
れる転写紙上に転写され、この操作がブラックB、マゼ
ンタM、シアンC及びイエローYの各色毎に行われる。
本発明では、感光体ドラム基体の表面形成を前述した手
段で行うことにより、ドラムの振れ精度が向上したこと
により、周速のばらつきによる色ずれを防止し、高画質
のフルカラーが像を形成することができる。
【0049】ブラックB、マゼンタM、シアンC及びイ
エローYの各色のトナーが転写された転写紙は、紙分離
用除電装置19により搬送ベルト46から分離された
後、定着ユニット80に送られ、トナー像の定着が行わ
れる。定着ユニット80は、内部に熱源90を有するヒ
ーターロール82と、ヒーターロール82、加圧ロール
81及びクリーニングロール84を通る加熱用ベルト8
3とからなっており、ベルト83を介して加圧ロール8
1と受けロール85との間で転写紙を挟持することによ
り、トナーの定着を行う。トナーが定着されたプリント
は、ガイドロール対8、9により、プリント受け18上
に排出される。
【0050】本発明のフルカラー画像形成装置におい
て、現像用トナーとして、非磁性一成分トナー、磁性2
成分トナーの何れもが使用されるが、現像装置の構成が
簡単な点では非磁性一成分トナーが好適である。このト
ナーは、組成として、定着性樹脂分、着色剤、高分子量
或いは低分子量の電荷制御剤、離型剤等、或いは更に必
要により磁性粉を含有している。
【0051】定着用樹脂媒体としては、熱可塑性樹脂
や、未硬化或いは初期縮合物の形の熱硬化性樹脂が何れ
も使用され、例えばポリスチレン等のビニル芳香族樹
脂、アクリル樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリエ
ステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、石油樹
脂、ポリオレフィン樹脂等が挙げられ、これらの内でも
スチレン系樹脂、アクリル系樹脂或いはスチレン−アク
リル系共重合体樹脂が好適に使用される。この定着用樹
脂には、ブレンドの形で或いは共重合の形でカチオン性
またはアニオン性極性基が含有されている。
【0052】トナー用の着色剤としては、無機或いは有
機の顔料や染料が使用され、フルカラーの場合、シア
ン、マゼンタ、イエロー、ブラックに適したそれ自体公
知のフルカラー用顔料や染料が使用される。
【0053】電荷制御剤としては、それ自体公知のも
の、例えばニグロシンベース(CI 5045)やオイルブラッ
ク(CI 26150) 、スピロンブラック等の油溶性染料や、
ナフテン酸金属塩、脂肪酸金属石鹸、含金属錯塩染料等
を配合し得るほか、電荷制御性官能基を含有する樹脂も
使用しうる。このような官能基としては、スルホン酸、
リン酸、カルボン酸型のアニオン性基、或いは1級−、
2級−又は3級−アミノ基や第4級アニモニウム基のよ
うなカチオン性基等の電解性基がある。
【0054】上記樹脂中には熱定着用離型剤として、各
種ワックス類や低分子量オレフィン系樹脂等を含有させ
ることができる。オレフィン系樹脂としては、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン、プロピレン−エチレン共重合体
が使用されるが、ポリプロピレンが特に好適である。
【0055】このトナー粒子は、粒子の流動性に優れて
いるのがよい。この目的のために、カーボンブラック、
疎水性非晶質シリカ、疎水性微粉アルミナ、微細酸化チ
タン、微細球状樹脂等の流動性改良剤をまぶして、最終
トナーとする。
【0056】得られる画像の解像度の点では、粒径(体
積基準の中心粒径)が8μm以下の小粒径トナーが好ま
しい。また、現像特性の点では、下記式 円形度=投影トナー粒子の面積と同一の面積を有する円
の周囲長/投影トナー粒子の輪郭の長さ で定義される円形度が0.94以上のトナーを用いるこ
とが好ましい。
【0057】小粒径で球形のトナーは、重合法で容易に
得られる。重合法球形トナーは、ラジカル重合開始剤、
定着性樹脂となりうるビニル系単量体及び他に前述した
成分を少なくとも含有するトナー形成用組成物を水性媒
体中で懸濁重合させることにより、得られる。
【0058】トナーの帯電極性と感光体暗部の帯電極性
とを同一極性とすると共に、感光体暗部の上のトナーの
残留が実質上ゼロとなる現像条件下に反転現像を行うこ
とが好ましい。
【0059】単層有機感光体の静電潜像の形成は前述し
た帯電及び露光により行われるが、非磁性一成分現像の
場合は、非磁性一成分トナーの層を弾性体現像ローラ上
に形成し、これを感光体表面に圧接することにより行
う。
【0060】非磁性一成分現像の場合、弾性体現像ロー
ラとしては、エラストマー重合体に導電性粉末を配合し
た組成物をローラに成形したものが使用される。
【0061】本発明における電子写真法において、トナ
ー像の転写、紙分離、及びクリーニング等はそれ自体公
知の手段を用いてそれ自体公知の条件で行うことができ
る。
【0062】本発明によれば、金属乃至合金製基体の外
表面の形成と、この基体の両端部開放側面に嵌合固定さ
れたフランジの回転中心孔の成形とを、同一回転での研
によって行なわれているため、偏心による回転振れの
発生が解消され、正確な画像形成が可能となる。また、
本発明の静電潜像担持体は、タンデム型フルカラープリ
ンターに装着して、色ずれの発生なしにフルカラー画像
を形成しうるという利点をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】静電潜像担持体の構成を示す斜視図である。
【図2】従来の静電潜像担持体の加工の順序を示す説明
図である。
【図3】本発明の静電潜像担持体の加工の順序を示す説
明図である。
【図4】静電潜像担持体の振れ精度を測定する装置の概
略を示す斜視図である。
【図5】ドラムの振れを示すグラフである。
【図6】軸と基体端部側面との係合方式の一例を示す側
面図である。
【図7】本発明をフルカラーの画像形成装置に適用した
例を示す側面配置図である。
【符号の説明】
101 円筒状の基体(ドラム) 101a 円筒状基体(素管) 102 固有のフランジ 103 感光層 104 回転中心孔 105 軸 106 ボス(環状厚肉部) 107 切削工具(バイト) 108 塗工具 109 切削機のチャック 110 切削開始用の孔 111 切削工具 120 静電潜像担持体 121 軸受け 122 駆動用モータ 123 レーザ発光素子 124 受光素子 125、125、126 127 振れ測定用コンピュータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−202067(JP,A) 特開 平9−258468(JP,A) 特開 平10−39520(JP,A) 特開 平8−36267(JP,A) 特開 平8−146625(JP,A) 特開 平6−332211(JP,A) 特開 平6−332212(JP,A) 特開 平8−328282(JP,A) 特開 平11−15180(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 5/10 G03G 21/00 350

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外表面上に感光層を有する中空円筒状の
    金属乃至合金製基体と、該基体の両端部開放側面に嵌合
    固定されたフランジとから成る静電潜像担持体であっ
    て、該金属乃至合金製基体の外表面の形成と、該フラン
    ジの回転中心孔の成形とが、回転下での切削によって行
    なわれると共に、これら切削のための回転が同一の回転
    中心を有していることを特徴とする静電潜像担持体。
  2. 【請求項2】 感光層が有機材料で形成されている請求
    項1に記載の静電潜像担持体。
  3. 【請求項3】 該感光層がブレード塗工、ローラ塗工、
    スプレー塗工によって設けられた請求項2に記載の静電
    潜像担持体。
  4. 【請求項4】 前記基体の少なくとも一方端にキャップ
    を嵌合し浸漬塗工法により感光層が形成された請求項2
    に記載の静電潜像担持体。
  5. 【請求項5】 複数本の静電潜像担持体が使用される画
    像形成装置において、請求項1記載の静電潜像担持体が
    使用されることを特徴とする画像形成装置。
JP4564798A 1998-02-26 1998-02-26 静電潜像担持体及びそれを用いた画像形成装置 Expired - Fee Related JP3274405B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4564798A JP3274405B2 (ja) 1998-02-26 1998-02-26 静電潜像担持体及びそれを用いた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4564798A JP3274405B2 (ja) 1998-02-26 1998-02-26 静電潜像担持体及びそれを用いた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11242350A JPH11242350A (ja) 1999-09-07
JP3274405B2 true JP3274405B2 (ja) 2002-04-15

Family

ID=12725175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4564798A Expired - Fee Related JP3274405B2 (ja) 1998-02-26 1998-02-26 静電潜像担持体及びそれを用いた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3274405B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1630625A4 (en) * 2003-05-22 2012-10-03 Mitsubishi Chem Corp PHOTOSENSITIVE BODY DRUM, METHOD AND DEVICE FOR ASSEMBLING THE SAME, AND IMAGE FORMING DEVICE USING THE DRUM
US7680435B2 (en) 2006-01-26 2010-03-16 Ricoh Company, Ltd. Flange, flange processing device, and method of processing flange
US8249483B2 (en) * 2008-12-08 2012-08-21 Mitsubishi Kagaku Imaging Corporation Method and devices for remanufacturing printer cartridges

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06332212A (ja) * 1993-05-26 1994-12-02 Canon Inc 転写材担持部材及びそれを有する画像形成装置
JPH06332211A (ja) * 1993-05-26 1994-12-02 Canon Inc 転写材担持部材及びそれを有する画像形成装置
JPH0836267A (ja) * 1994-07-22 1996-02-06 Fuji Xerox Co Ltd 小径有機系感光ドラムの浸漬塗布方法
JPH08146625A (ja) * 1994-11-24 1996-06-07 Oki Data:Kk 感光体ロ−ラと有機光半導体塗布方法と電子写真記録装置
JPH08202067A (ja) * 1995-01-31 1996-08-09 Konica Corp 円筒状基体とその作製方法及び画像形成装置
JPH08328282A (ja) * 1995-06-01 1996-12-13 Fujitsu Ltd 感光ドラム及びこれを有する画像記録装置
JP3384231B2 (ja) * 1996-03-21 2003-03-10 富士ゼロックス株式会社 電子写真感光体及びそれを用いる画像形成装置
JPH1039520A (ja) * 1996-07-29 1998-02-13 Minolta Co Ltd 有機感光体の基板再生方法
JPH1115180A (ja) * 1997-06-24 1999-01-22 Konica Corp 電子写真用感光体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11242350A (ja) 1999-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070104513A1 (en) Method and apparatus for electro photographic image forming capable of effectively performing an evenly charging operation
US9507282B2 (en) Electrophotographic photoreceptor and image forming apparatus provided with the same
JP2006178353A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US20030129511A1 (en) Image forming method, image forming apparatus, process cartridge and photoconductor
JP2009031488A (ja) 画像形成装置
JP3274405B2 (ja) 静電潜像担持体及びそれを用いた画像形成装置
US20070297830A1 (en) Image forming apparatus and process cartridge
JP3253585B2 (ja) 静電潜像担持体及びそれを用いた画像形成装置
JP3253543B2 (ja) 感光体ドラム及び画像形成装置
EP0482903B1 (en) Conductive cylindrical support for xerography
US6815134B2 (en) Photoconductive drum in an image forming apparatus and method thereof
JP2010131574A (ja) 塩基性炭酸重金属の製造方法、重金属酸化物粒子の製造方法、表面処理酸化亜鉛粒子の製造方法、電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP5168656B2 (ja) 潤滑剤供給手段、プロセスユニット及び画像形成装置
JP5409209B2 (ja) 電子写真装置
US7071962B2 (en) Electrophotographic apparatus, process cartridge and electrophotographic photosensitive member unit
JPH10149056A (ja) 画像形成装置及び感光体ユニット
US20090123854A1 (en) Image forming method
JP2009186672A (ja) 電子写真感光体及びそれを搭載する画像形成装置
KR100362987B1 (ko) 전자사진 감광체의 제조 방법
JP3313039B2 (ja) 転写装置とそれを用いた画像形成装置
JPH08314174A (ja) 電子写真感光体と電子写真装置及び装置ユニット
US20200096899A1 (en) Image forming apparatus
JP4387779B2 (ja) 電子写真装置
JP3294778B2 (ja) 感光体ドラム及びプロセスユニット
JP2006091335A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080201

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090201

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090201

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100201

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100201

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees