JP3274359B2 - Cspソケット構造 - Google Patents

Cspソケット構造

Info

Publication number
JP3274359B2
JP3274359B2 JP15528696A JP15528696A JP3274359B2 JP 3274359 B2 JP3274359 B2 JP 3274359B2 JP 15528696 A JP15528696 A JP 15528696A JP 15528696 A JP15528696 A JP 15528696A JP 3274359 B2 JP3274359 B2 JP 3274359B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor
csp
contact
probe
short
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15528696A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH103973A (ja
Inventor
雅樹 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP15528696A priority Critical patent/JP3274359B2/ja
Publication of JPH103973A publication Critical patent/JPH103973A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3274359B2 publication Critical patent/JP3274359B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CSPと略称され
る形状のチップサイズパッケージに構成した表面実装形
の半導体を実装し試験するソケットであるCSPソケッ
トの構造に関わり、当該CSPソケットの端子と測定プ
リント回路板のフットプリントとの接続時の位置決めが
容易で、半導体の放熱効果を持つ構造の実現に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示す従来例のCSPソケット構造
は、チップサイズパッケージに構成した半導体51を試
験する準備として、CSPソケット52を測定プリント
回路板53に仮止めを行った後、CSPソケット52の
端子55と測定プリント回路板53のフットプリント5
6との間の位置決めを例えばテスタプローブで4隅の複
数のコンタクトピン54と正常な接続位置との導通の確
認あるいは異常な短絡の有無の確認によって微調整す
る。そして数度にわたる確認作業を実施した後にねじ止
めなどで固定する。しかし半導体の進歩によってコンタ
クトピン54は、間隔が微小化し先端が小さい、さらに
CSPソケット52の内部に位置している、また上下動
が可能になっているので、この数度にわたる正常な導通
と異常な短絡の有無の確認作業は困難になっている。ま
た試験が長時間になる場合には、半導体51から発生す
る熱により半導体51自身に悪影響を与える場合も発生
するという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の従来
のCSPソケット構造の次の問題点の解決を課題とす
る。コンタクトピン54は、間隔が微小化し先端が小
さい、さらにCSPソケット52の内部に位置してい
る、また上下動が可能になっているので、テスタプロー
ブでの正常な導通と異常な短絡の有無の確認作業による
CSPソケット52の端子55と測定プリント回路板5
3のフットプリント56との位置決め作業が困難になっ
ている。試験が長時間になる場合には半導体51から
発生する熱の対策が不十分で半導体51自身に悪影響を
与える場合も発生する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
するために、半導体の端子と接触するコンタクトピンに
物理的かつ電気的に対応してコンタクト部を蓋部の下部
に設け、当該コンタクト部を延長してプローブピンを蓋
部の上部に貫通して構成したCSPソケット構造におい
て、前記プローブピンを半導体の外周端子に対応した部
分のみに取り付け、当該端子以外の部分には相互を短絡
するショートコンタクト部を設け、当該部分を代表して
ショートコンタクト部の4隅を延長してプローブピンを
構成した。この手段によって、CSPソケットと測定プ
リント回路板との間の正常な導通を確認する場合、蓋部
の上部に貫通して外部に構成した外周端子に対応したプ
ローブピンを触れる構造、また異常な短絡の有無を確認
する場合前記外周端子に対応したプローブピンとショー
トコンタクト部の4隅を延長したプローブピンを触れる
構造のため、CSPソケットと測定プリント回路板との
間の正常な導通と異常な短絡の有無を確認する作業を
らすことのできるようにしてCSPソケットと測定プリ
ント回路板との位置決めすることができるとともに、プ
ローブピンに半導体から発生する熱を伝導し、放熱させ
ることを兼ね備えることを可能とするCSPソケット構
造を提供する。
【0005】
【0006】
【0007】まず、図3に示すように、プローブピン6
を半導体1の外周端子に対応した部分のみに取り付け、
当該端子以外の部分には相互を短絡するショートコンタ
クト部8を設け、当該部分を代表してショートコンタク
ト部8の4隅を延長してプローブピン6を構成した。こ
の手段によって、CSPソケットと測定プリント回路板
11との間の正常な導通を確認する場合、蓋部2の上部
7に貫通して外部に構成した外周端子に対応したプロー
ブピン6を触れる構造、また異常な短絡の有無を確認す
る場合前記外周端子に対応したプローブピン6とショー
トコンタクト部8の4隅を延長したプローブピン6を触
れる構造のため、CSPソケットと測定プリント回路板
11との間の正常な導通と異常な短絡の有無を確認する
作業を減らすことのできるようにしてCSPソケットと
測定プリント回路板との位置決めすることができる作用
を得る。
【0008】次に、図4に示すように、蓋部2の上部7
に貫通して構成したプローブピン6に放熱板9を着脱自
在に備えた。この手段によって、チップサイズパッケー
ジに構成した半導体1の熱を放熱板9に伝導するため、
放熱効果を持つ構造にすることができる作用を得る。
【0009】
【0010】
【実施例】以下、図1ないし図5の本発明に関わる実施
例の図面を参照して説明する。
【0011】図1ないし図5の本発明に関わる実施例の
図面に用いた符号について一括して以下に説明する。1
はチップサイズパッケージに構成した半導体である。2
はソケットを構成する半導体1の装着や抜去時に開閉す
る合成樹脂でなる蓋部である。3は蓋部2の下部であ
る。4は半導体1の端子と接触する上下動ができるコン
タクトピンである。5はコンタクトピン4に対応して設
けたコンタクト部である。6はコンタクト部5を延長し
て設けたプローブピンである。7は蓋部2の上部であ
る。8は半導体1の外周端子以外の部分を相互に短絡す
るショートコンタクト部である。9は半導体1の熱を放
熱する放熱板である。10は半導体1の熱をプローブピ
ン6に伝導する弾性を持つ熱伝導シートである。11は
半導体1の動作試験のための測定プリント回路板であ
る。
【0012】図1は、本発明の他の実施例図であり、シ
ョートコンタクトの設定のない形態である。同図におい
て、ソケットを構成する蓋部2の下部3にチップサイズ
パッケージに構成した半導体1の端子と接触するコンタ
クトピン4に物理的かつ電気的に対応してコンタクト部
5を設け、当該コンタクト部5を延長してプローブピン
6を蓋部2の穴を通して上部7に貫通して構成した。こ
のことによって、CSPソケットと測定プリント回路板
11との間の正常な導通と異常な短絡の有無を確認する
作業を蓋部2の上部7に貫通して外部に構成したプロー
ブピン6を通常のテスタプローブで触れることができる
ため、CSPソケットと測定プリント回路板11との間
の導通などの確認を容易にして位置決めすることができ
る。
【0013】図2は、本発明の他の実施例図であり、プ
ローブピン間の絶縁が確実な形態である。同図におい
て、前記プローブピン6を蓋部2の上部7の表面より落
ち込んだ形態に貫通して構成した。このことによって、
凹部に構成したプローブピン6は隣接するプローブピン
6と絶縁された状態で外部から触れることができるた
め、CSPソケットと測定プリント回路板11との間の
正常な導通と異常な短絡の有無の確認を通常のテスタプ
ローブで容易にして位置決めすることができる。
【0014】図3は、本発明の原理図である。同図にお
いて、プローブピン6を半導体1の外周端子に対応した
部分のみに取り付け、当該端子以外の部分には相互を短
絡するショートコンタクト部8を設け、当該部分を代表
してショートコンタクト部8の4隅を延長してプローブ
ピン6aを構成した。このことによって、CSPソケッ
トと測定プリント回路板11との間の正常な導通と異常
な短絡の有無を確認する場合、蓋部2の上部7に貫通し
て外部に構成した外周端子に対応したプローブピン6を
触れる構造のため、CSPソケットと測定プリント回路
板11との間の正常な導通と異常な短絡の有無を確認す
る作業箇所を図1に示す形態より少数化して位置決めす
ることができる。
【0015】図4は、本発明の実施例図である。同図に
おいて、蓋部2の上部7に貫通して構成したプローブピ
ン6に物理的に対応して放熱板9には予め設けた穴にば
ね材を挿入しておき、当該ばね材と前記プローブピン6
との装着によって着脱自在に取り付けした。このことに
よって、プローブピン6を介在してチップサイズパッケ
ージに構成した半導体1の放熱効果を得られるため、放
熱構造にすることができる。
【0016】図5は、本発明の他の実施例図である。同
図において、弾性を持つ熱伝導シート10を蓋部2の下
部3にコンタクト部5またはショートコンタクト部8に
挟ませて構成した。このことによって、発熱部との接触
面積を広くできるため、チップサイズパッケージに構成
した半導体1の放熱効果をより高める構造にすることが
できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明した本発明の効果について説明
する。
【0018】
【0019】
【0020】まず本発明のCSPソケット構造は、蓋部
の上部に貫通して構成したプローブピンを半導体の外周
端子に対応する部分と当該端子以外を短絡して代表する
4隅のみにした。このことで、CSPソケットと測定プ
リント回路板との間の導通の正常あるいは異常の確認箇
所を少数化したため、CSPソケットと測定プリント回
路板との間の位置決めを短時間で作業することができ
る。
【0021】次に本発明のCSPソケット構造は、蓋部
の上部に貫通して構成したプローブピンに放熱板を着脱
自在に取り付けした。このことで、プローブピンを介在
してチップサイズパッケージに構成した半導体の放熱効
果を得られるため、前記の効果に加え、放熱構造にする
ことができるので、半導体自身に熱の影響を与えないよ
うにすることができる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の他の実施例図である。
【図2】本発明の他の実施例図である。
【図3】本発明の原理図である。
【図4】本発明の実施例図である。
【図5】本発明の他の実施例図である。
【図6】従来の実施例図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体(1)の端子と接触するコンタク
    トピン(4)に物理的かつ電気的に対応してコンタクト
    部(5)を蓋部(2)の下部(3)に設け、当該コンタ
    クト部(5)を延長してプローブピン(6)を前記蓋部
    (2)の上部(7)に貫通して構成したCSPソケット
    構造において、 前記プローブピン(6)を半導体(1)の外周端子に対
    応した部分のみに取り付け、当該端子以外の部分には相
    互を短絡するショートコンタクト部(8)を設け、当該
    部分を代表してショートコンタクト部(8)の4隅を延
    長してプローブピン(6)を構成したことを特徴とする
    CSPソケット構造。
  2. 【請求項2】 前記プローブピン(6)に放熱板(9)
    を着脱自在に備えたことを特徴とする請求項1記載のC
    SPソケット構造。
JP15528696A 1996-06-17 1996-06-17 Cspソケット構造 Expired - Fee Related JP3274359B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15528696A JP3274359B2 (ja) 1996-06-17 1996-06-17 Cspソケット構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15528696A JP3274359B2 (ja) 1996-06-17 1996-06-17 Cspソケット構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH103973A JPH103973A (ja) 1998-01-06
JP3274359B2 true JP3274359B2 (ja) 2002-04-15

Family

ID=15602586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15528696A Expired - Fee Related JP3274359B2 (ja) 1996-06-17 1996-06-17 Cspソケット構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3274359B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5259945B2 (ja) * 2006-10-30 2013-08-07 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 熱放散機能を備えたicソケット
JP5673608B2 (ja) 2012-06-04 2015-02-18 三菱電機株式会社 検査装置及び検査方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH103973A (ja) 1998-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6752645B2 (en) Semiconductor device-socket having rotationally movable heat sinks
US5838159A (en) Chip carrier to allow electron beam probing and FIB modifications
JPH04230866A (ja) Icアダプタ
JPH11148949A (ja) 半導体装置をテストするためのプローブカード
JP3274359B2 (ja) Cspソケット構造
JP4213455B2 (ja) 電気部品用ソケット
JPH1010191A (ja) コネクタおよびそれを用いる半導体検査方法ならびに装置
JPS612338A (ja) 検査装置
JP3224519B2 (ja) ウェーハ測定治具、テストヘッド装置およびウェーハ測定装置
JP2994333B2 (ja) Bga集積回路用ソケット
JP2003255023A (ja) プローブカード及びプローブカード試験方法
JPH06201750A (ja) 配線基板の検査装置
JPH0611541A (ja) バーンインソケット
JPH04206752A (ja) 面実装形icの検査装置
JP3172305B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH09307024A (ja) チップキャリア
KR19990056599A (ko) 반도체 칩 검사용 소켓
KR950009876Y1 (ko) 반도체 테스트 장비의 테스트 보드장치
JPH0128466Y2 (ja)
JP2000030826A (ja) Bgaパッケージ測定用ソケット
JPH11102764A (ja) アダプターボード
JPH11340588A (ja) フレキシブルプリント基板
KR100251869B1 (ko) 모듈의 신호측정용 패키지고정장치
KR100253278B1 (ko) 집적회로 테스트용 소켓
JPH1117057A (ja) 検査パッド付きbga型半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees