JP3274349B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3274349B2 JP7242396A JP7242396A JP3274349B2 JP 3274349 B2 JP3274349 B2 JP 3274349B2 JP 7242396 A JP7242396 A JP 7242396A JP 7242396 A JP7242396 A JP 7242396A JP 3274349 B2 JP3274349 B2 JP 3274349B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショットキー接合
が形成されてなる半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ショットキー接合が形成されてな
る半導体装置、例えばショットキーバリアダイオード
(SBD)においては、バリア周辺に電界が集中するこ
とで逆方向電流が多く、逆方向サージに弱いためにバリ
ア周辺にガードリングを設ける構造が取られている。
【0003】すなわち、図7に示す要部の断面図におい
て、1はN++形の半導体基板であり、2は半導体基板1
上に成層されたN- 形のエピタキシャル層であり、3は
エピタキシャル層2の上部に環状に設けられたP+ 形の
ガードリング層である。4はエピタキシャル層2上に設
けられた二酸化シリコン(SiO2 )の絶縁物層で、こ
の絶縁物層4にはガードリング層3の上面中央に縁部分
が位置するよう開口5が形成されている。
【0004】また、6はショットキーバリアを形成する
バリアメタル層で、開口5内に露出するエピタキシャル
層2の上面を覆うと共に絶縁物層4の開口5の周縁部を
覆うように設けられている。
【0005】しかし、このように構成されたものでは、
半導体基板1の基板抵抗に対して効率良く耐圧を得るた
めに、開口5内に形成されたショットキーバリア領域の
周囲のガードリング層3をある程度の深さにまで形成す
る必要があり、これにともない半導体基板1上方のエピ
タキシャル層2が必然的に厚くなってSBDとしての順
方向電圧降下(VF )特性が悪くなってしまう。
【0006】すなわち、ガードリング層3の深さを約3
μmに形成して所望の耐圧を得ようとする場合、ガード
リング層3の下方におけるエピタキシャル層2の厚さを
約3μmとなるようにすると、半導体基板1上にエピタ
キシャル層2を約6μmの厚さに成層する必要がある。
そして、このように形成したSBDの順方向電圧降下特
性を見ると電流密度(IF )2.0A/mm2 の時の順
方向電圧降下が約0.51Vとなる。
【0007】このため、ショットキー接合が形成されガ
ードリングが設けられてなるものでは、順方向電圧降下
をより少なくすること、あるいは同じ順方向電圧降下に
対してより大きい電流密度が取れるようにすることが求
められている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように耐圧性能
を向上させるようガードリング層を厚く設けるようにす
ると必然的に半導体基板上のエピタキシャル層が厚くな
り、順方向電圧降下特性が悪くなる。このような状況に
鑑みて本発明はなされたもので、ガードリング部分に環
状に溝を削設することによって耐圧性能を向上させ、順
方向電圧降下特性を向上させた半導体装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
高不純物濃度の一導電形の半導体基板と、この半導体基
板上に形成された半導体基板より低不純物濃度の一導電
形のエピタキシャル層と、このエピタキシャル層の表面
に選択的に形成されバリヤメタル層が上面に成層される
反対導電形のガードリング層と、このガードリング層を
表面から貫いて少なくともエピタキシャル層までの深さ
を有する溝と、この溝の表面に形成された絶縁物層とを
備えてなることを特徴とするものであり、さらに、ガー
ドリング層の層深さが1.5μm以下であることを特徴
とするものであり、さらに、表面に絶縁物層が形成され
た溝内に、金属または半導体または誘電体のいずれか1
つが充填されていることを特徴とするものであり、ま
た、高不純物濃度の一導電形の半導体基板と、この半導
体基板上に形成されバリヤメタル層が上面に成層される
半導体基板より低不純物濃度の一導電形のエピタキシャ
ル層と、このエピタキシャル層の外周部分及び半導体基
板の上部外周部分を削除してなる段差部と、この段差部
を構成するエピタキシャル層の外周縁表面に選択的に形
成された反対導電形のガードリング層と、このガードリ
ング層の表面及び段差部の外面に形成された絶縁物層と
を備えてなることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】先ず、第1の実施形態を図1乃至図3によ
り説明する。なお、以下に説明する第1の実施形態は耐
圧が約60Vの40V系ショットキーバリアダイオード
(SBD)に係るものである。そして図1は要部の断面
図であり、図2はガードリング部分に環状溝を削設した
状態を示す平面図であり、図3は順方向電圧降下
(VF )−電流密度(IF )特性図で、図3(a)は低
電流密度での特性図、図3(b)は高電流密度での特性
図である。
【0012】図1乃至図3において、11はN++形のひ
素(As)半導体基板であり、12は半導体基板11上
に成層された厚さが約4μmのN- 形のエピタキシャル
層で、ρVGが約6Ω・cmのウェハとして形成され、こ
のウェハ上部のエピタキシャル層12の上面に熱酸化に
より二酸化シリコン(SiO2 )の絶縁物層13を形成
する。
【0013】その後、公知のPEP(Photo En
graving Process)及びイオン注入法に
より、エピタキシャル層12の上部に角環状のP+ 形の
ガードリング層14を1μm以下の比較的浅い深さまで
形成する。これによりガードリング層14の下方のエピ
タキシャル層12の厚さは約3μm確保される。
【0014】次にガードリング層14の上面中央部に、
ドライエッチング法のRIE(Reactive Io
n Etching)法を用いて溝15を中央部に沿い
同じく角環状に削設する。削設された溝15は、ガード
リング層14及びエピタキシャル層12を貫き、半導体
基板11の上部に至るまでの深さを有するものとなって
いる。また溝幅はガードリング層14の幅よりも狭く、
このため溝15によってガードリング層14は内周側及
び外周側部分に分割され、それぞれの部分に所定の幅で
残る構成となっている。
【0015】続いて、削設された溝15の内部の側壁及
び内底部にエピタキシャル層12上面の絶縁物層13に
接続し連続するよう同じ二酸化シリコンの絶縁物層16
を形成する。
【0016】その後、エピタキシャル層12上面に形成
した絶縁物層13の溝15よりも内方側部分に、PEP
等によって溝15の内周側縁に沿って所定幅の絶縁物層
13を残すようにしながら開口17を形成する。開口1
7は、その縁部分が全周にわたって溝15よりも内方側
のガードリング層14上面に位置するよう形成されてお
り、これにより開口17内にエピタキシャル層12の上
面が露出し、また開口17の縁に沿ってガードリング層
14の内周側部分の一部上面が露出する。
【0017】次に、開口17内の露出されたエピタキシ
ャル層12及びガードリング層14の上面と溝15の内
周側縁に残された絶縁物層13上面に、電子ビームを用
いた真空蒸着により、例えばMo、V、Nb、Cr、Z
r、Hf、Ti、Al等の金属うちの少なくとも1つを
被着してバリアメタル層18とする。これにより開口1
7内に、エピタキシャル層12とバリアメタル層18と
によってショットキー接合領域Sが形成される。
【0018】さらにバリアメタル層18の上面に図示し
ない電極としてAl層を形成し、所定形状となるよう成
形する。またウェハの裏面、すなわち半導体基板11の
下面をラッピングすることによってウェハを所定の厚
さ、例えば約250μmとなるように仕上げる。そして
ラッピングされた半導体基板11の下面に図示しないV
−Ni−Au電極を形成した後に、ウェハを各チップに
分離し、所望の半導体装置としてSBDを得る。
【0019】このように構成されたSBDについて、そ
の順方向電圧降下(VF )−電流密度(IF )特性を測
定したところ、ショットキー接合領域Sの周辺部分であ
るガードリング層14近傍における電界集中が軽減で
き、図3に示す本発明の特性曲線の通りとなった。すな
わち、本発明のものでは、ガードリング層14を比較的
浅い深さに形成したものであるのにかかわらず、電流密
度が2.0A/mm2 の時の順方向電圧降下が約0.4
2Vと低くなるのに対し、図3中に従来技術の特性曲線
も比較のために示すように、従来技術のものでの順方向
電圧降下は約0.51Vであって、本発明のものでは約
18%も低いものとすることができ、順方向電圧降下ロ
スの少ないSBDを得ることができる。
【0020】また、順方向電圧降下が0.51Vとなる
場合の電流密度については、従来技術のもので約2.0
A/mm2 であるのに対し、本発明のものでは約4.5
A/mm2 と高くなるため必要とするショットキー接合
領域Sの面積は半分でよく、小形化することができる。
【0021】なお、上記ではガードリング層14を1μ
m以下の深さまで設けるものとしたがこれに限るもので
はなく、実用上所望する特性に応じ1.5μm以下の深
さまでのものとしても良好な性能を得ることができる。
【0022】次に、第2の実施形態を図4により説明す
る。図4は要部の断面図であり、この第2の実施形態
は、ガードリング層を内周側及び外周側部分に分割する
溝の構成が第1の実施形態とは異なるもので、他は略同
様の構成となっている。
【0023】図4において、N++形の半導体基板11上
に厚さ約4μmのN- 形のエピタキシャル層12が成層
されてウェハが形成され、このウェハの上部のエピタキ
シャル層12の上面に二酸化シリコンの絶縁物層13が
形成されている。そして第1の実施形態と同様にエピタ
キシャル層12の上部に、角環状の約1μmの比較的浅
い深さのP+ 形のガードリング層14が形成されてい
る。これによりガードリング層14の下方のエピタキシ
ャル層12の厚さは約3μmとなる。
【0024】またガードリング層14の上面中央部に
は、この中央部に沿って角環状に、溝幅がガードリング
層14の幅よりも狭く、深さがガードリング層14及び
エピタキシャル層12を貫き半導体基板11の上部に至
る溝15が削設されている。そして溝15内部の側壁及
び内底部に二酸化シリコンの絶縁物層16が形成されて
いる。
【0025】さらに絶縁物層16で内面が覆われた溝1
5内部には、ポリシリコン19が溝内を埋め尽くすよう
に充填されており、また充填されたポリシリコン19は
溝15の縁部の絶縁物層13,16上面を一部覆うよう
に設けられている。
【0026】またさらに、絶縁物層13には溝15の内
方側部分に開口17が形成されていて、開口17内にエ
ピタキシャル層12の上面が露出されている。この露出
したエピタキシャル層12の上面及び溝15を充填した
ポリシリコン19上面に第1の実施形態と同様に真空蒸
着により、例えばMo、V、Nb、Cr、Zr、Hf、
Ti、Al等の金属うちの少なくとも1つを用いてなる
バリアメタル層20が被着されている。これにより開口
17内に、エピタキシャル層12とバリアメタル層20
とによってショットキー接合領域Sが形成される。
【0027】そして、このように構成されたもので形成
したSBDにおいても、上記の第1の実施形態と同様の
作用、効果が得られる。
【0028】なお、上述の第2の実施形態では絶縁物層
16で覆われた溝15内部に半導体のポリシリコン19
を充填したが、これに限るものではなく、例えばAl、
Mo−Al、Ti−Alの金属材料や、SiO2 等の誘
電体を充填するようにしてもよい。
【0029】次に、第3の実施形態を図5により説明す
る。図5は要部の断面図であり、図5において、21は
++形の半導体基板で、例えば方形状に形成されたこの
半導体基板21の上に厚さ約4μmのN- 形のエピタキ
シャル層22が成層されている。このエピタキシャル層
22が成層された半導体基板21は、エピタキシャル層
22の上面から半導体基板21の上部までの外周部分2
3が全周にわたり所定幅で削除されて薄い肉厚に、また
中央部分24が厚い肉厚を有するようになっている。こ
のようにエピタキシャル層22が厚さ方向に大きく削ら
れることになって、外周部分に段差部Dが形成されたも
のとなる。
【0030】こうして形成された段差部Dの外面、すな
わちエピタキシャル層22の上面と、削除されて露出し
た半導体基板21及びエピタキシャル層22の側面や、
薄肉厚となっている半導体基板21の外周部分23の上
面に、二酸化シリコンの絶縁物層25が熱酸化等によっ
て形成されている。さらに段差部Dの上側の外縁角部で
あるエピタキシャル層22の上部の角部には全周にわた
り、公知のPEP及びイオン注入法により、角環状に約
1μmの比較的浅い深さのP+ 形のガードリング層26
が形成されている。これによりガードリング層26の下
方のエピタキシャル層22の厚さは約3μmとなる。
【0031】そしてエピタキシャル層22の上面に成層
された絶縁物層25は、ガードリング層26の略中央部
に開口縁を設けられるようにして内方側部分が除去さ
れ、開口27が形成されている。これにより開口17内
にエピタキシャル層22の上面が露出し、また開口27
の縁に沿ってガードリング層26の内周側部分の上面が
露出する。
【0032】また半導体基板21やエピタキシャル層2
2の側面に形成された絶縁物層25の外面には、エピタ
キシャル層22の上部角部に形成された絶縁物層25の
角部外面を含み、これを覆うようにポリシリコン層28
が設けられている。
【0033】さらに開口27内に露出したエピタキシャ
ル層22の上面及びガードリング層26の上面と、絶縁
物層25及びポリシリコン層28の内方側端部の上面
に、第1の実施形態と同様に真空蒸着により、例えばM
o、V、Nb、Cr、Zr、Hf、Ti、Al等の金属
うちの少なくとも1つを用いてなるバリアメタル層29
が被着されている。これにより開口27内に、エピタキ
シャル層22とバリアメタル層29とによってショット
キー接合領域Sが形成される。
【0034】そして、このように構成されたもので形成
したSBDにおいても、エピタキシャル層22が厚さ方
向に削り落とされて外周部分に段差部Dが形成され、そ
の外面に二酸化シリコンの絶縁物層25が形成され、さ
らにポリシリコン層28が設けられているので、ショッ
トキー接合領域Sの周辺部分であるガードリング層26
近傍における電界集中が軽減でき、上記の第1の実施形
態と同様の作用、効果が得られる。
【0035】次に、第4の実施形態を図6により説明す
る。図6は要部の断面図であり、この第4の実施形態
は、ガードリング層を内周側及び外周側部分に分割する
溝の構成が第1の実施形態及び第2の実施形態とは異な
るもので、他は略同様の構成となっている。
【0036】図6において、N++形の半導体基板11上
に厚さ約4μmのN- 形のエピタキシャル層12が成層
されてウェハが形成され、このウェハの上部のエピタキ
シャル層12の上面に二酸化シリコンの絶縁物層13が
形成されている。そして第1の実施形態と同様にエピタ
キシャル層12の上部に、角環状の約1μmの比較的浅
い深さのP+ 形のガードリング層14が形成されてい
る。これによりガードリング層14の下方のエピタキシ
ャル層12の厚さは約3μmとなる。
【0037】またガードリング層14の上面中央部に
は、この中央部に沿って角環状に溝30が削設されてお
り、この溝30は溝幅がガードリング層14の幅よりも
狭く、深さがガードリング層14を貫き、溝底がエピタ
キシャル層12の下部の半導体基板11との境界面近傍
に至るものとなっている。そして溝30内部の側壁及び
内底部にエピタキシャル層12上面の絶縁物層13に接
続し連続するよう同じ二酸化シリコンの絶縁物層31が
形成されている。
【0038】さらに、絶縁物層13には溝30の内方側
部分に、溝30の内周側縁に沿って所定幅の絶縁物層1
3を残すようにして開口17が形成されており、その縁
部分が全周にわたって溝30よりも内方側のガードリン
グ層14上面に位置するよう形成されている。これによ
り開口17内にエピタキシャル層12の上面が露出し、
また開口17の縁に沿ってガードリング層14の内周側
部分の一部上面が露出する。
【0039】またさらに、開口17内の露出されたエピ
タキシャル層12及びガードリング層14の上面と溝1
5の内周側縁に残された絶縁物層13上面に、第1の実
施形態と同様に真空蒸着により、例えばMo、V、N
b、Cr、Zr、Hf、Ti、Al等の金属うちの少な
くとも1つを用いてなるバリアメタル層20が被着され
ている。これにより開口17内に、エピタキシャル層1
2とバリアメタル層20とによってショットキー接合領
域Sが形成される。
【0040】そして、このように構成されたもので形成
したSBDにおいても、上記の第1の実施形態と同様の
作用、効果が得られる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、ガードリング層を貫くように溝を削設し、この溝の
表面に絶縁物層を形成する構成としたことにより、良好
な耐圧性能及び順方向電圧降下特性が得られる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す要部の断面図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるガードリング
部分に環状溝を削設した状態を示す平面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る順方向電圧降下
(VF )−電流密度(IF )特性図で、図3(a)は低
電流密度での特性図、図3(b)は高電流密度での特性
図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す要部の断面図で
ある。
【図5】本発明の第3の実施形態を示す要部の断面図で
ある。
【図6】本発明の第4の実施形態を示す要部の断面図で
ある。
【図7】従来例を示す要部の断面図である。
【符号の説明】
11,21…半導体基板 12,22…エピタキシャル層 14,26…ガードリング層 15,30…溝 16,25,31…絶縁物層 D…段差部 S…ショットキー接合領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/872

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高不純物濃度の一導電形の半導体基板
    と、この半導体基板上に形成されバリヤメタル層が上面
    に成層される前記半導体基板より低不純物濃度の一導電
    形のエピタキシャル層と、このエピタキシャル層の表面
    に選択的に形成された反対導電形のガードリング層と、
    このガードリング層を表面から貫いて少なくとも前記エ
    ピタキシャル層までの深さを有する溝と、この溝の表面
    に形成された絶縁物層とを備えてなることを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 ガードリング層の層深さが1.5μm以
    下であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 表面に絶縁物層が形成された溝内に、金
    属または半導体または誘電体のいずれか1つが充填され
    ていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 高不純物濃度の一導電形の半導体基板
    と、この半導体基板上に形成されバリヤメタル層が上面
    に成層される前記半導体基板より低不純物濃度の一導電
    形のエピタキシャル層と、このエピタキシャル層の外周
    部分及び前記半導体基板の上部外周部分を削除してなる
    段差部と、この段差部を構成する前記エピタキシャル層
    の外周縁表面に選択的に形成された反対導電形のガード
    リング層と、このガードリング層の表面及び前記段差部
    の外面に形成された絶縁物層とを備えてなることを特徴
    とする半導体装置。
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