JP4902996B2 - 樹脂封止型ダイオード及び倍電圧整流回路 - Google Patents

樹脂封止型ダイオード及び倍電圧整流回路 Download PDF

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本発明は、倍電圧用電解コンデンサを用いた整流回路に用いられる樹脂封止型ダイオード及び倍電圧整流回路に関する。
交流を直流に整流して倍電圧を得る整流回路として、整流用ダイオードと倍電圧用電解コンデンサを用いた整流回路が公知である(例えば、特許文献1参照)。
図5は、この種の全波倍電圧整流回路を示す回路図である。順方向に直列に接続した整流用ダイオード103及び104の両端と、直列に接続した倍電圧用電解コンデンサ105及び106の両端とを接続し、整流用ダイオードの接続点と倍電圧用電解コンデンサの接続点に交流電源101から力率改善用リアクタ102を介して交流を入力して全波倍電圧整流を行う。直列接続する倍電圧用電解コンデンサ105及び106の両端から出力される直流電流は、平滑用電解コンデンサ109により平滑化され、負荷120へ与えられる。
更に、倍電圧用電解コンデンサ105及び106と並列に、倍電圧用電解コンデンサを保護するための保護用ダイオード107及び108がそれぞれ並列に接続されている。この保護用ダイオードは、整流用ダイオード103又は104が何らかの原因でオープンとなるような不良が発生した場合であっても、倍電圧用電解コンデンサ105又は106が破壊されないようにするため設けられている。ダイオード103、104、107及び108はブリッジダイオード100を構成し、各ダイオードは同一特性のものが使用される。
例えば整流用ダイオード103が不良でオープン状態となったとする。力率改善用リアクタ102から出力される交流が正電圧となった場合には、整流用ダイオード103から電流が流れないので、倍電圧用電解コンデンサ105又は106には充電されない。力率改善用リアクタ102の出力が負電圧となった場合には、整流用ダイオード104を介して電流が流れることができるため、倍電圧用電解コンデンサ106にはその接続点を正として電荷が充電される。その結果、倍電圧用電解コンデンサ105には逆極性の電圧が印加されることになる。この場合に、保護用ダイオード107は、その電荷をバイパスして倍電圧用電解コンデンサ105に逆電圧が印加されることを防止する。同様に、整流用ダイオード104が破壊してオープン状態となったときは、倍電圧用電解コンデンサ106に逆電圧が印加されないようにするために、保護用ダイオード108が設けられている。
通常この種の整流用ダイオードとしては、単相全波整流回路等に用いられるものが使用される。図6は、通常使用されている単相全波整流回路図を示す。図5と異なる部分は、倍電圧用電解コンデンサがないことである。交流電源111から交流を入力し、入力する交流が正電圧である場合にはダイオード113とダイオード118を介してIin+の向きに電流が流れる。交流電源111から入力する交流が負電圧である場合には、ダイオード114とダイオード117を介してIin−の向きに電流が流れる。即ち、いずれの極性においても、4つのダイオードを構成するブリッジダイオード110にはそれぞれ同じ大きさの電流が流れることになる。そのために、4つのダイオードは同一の特性のものを使用している。
近年、ダイオード特性の向上が求められている。特に許容電流が大きくかつダイオードによる電力損失を低減化した整流素子が求められている。そこで、電力損失を低減させるために順方向電圧降下特性の改善されたダイオードが整流素子として使用されている。この種の特性が改善されたダイオードを整流素子に適用する場合には、4つのダイオード全てが改善された特性のダイオードが使用される。例えば、改善されたダイオードの順方向電圧降下がV1Fであり、通常のダイオードの順方向電圧降下がV2F(V1F<V2F)であるとする。4つのダイオード全てを改善された特性のダイオードを使用した場合の全体としての順方向電圧降下は2V1Fであるのに対して、ダイオード113とダイオード114とを改善されたダイオードを使用し、ダイオード117とダイオード118とを通常のダイオードを使用した場合の全体としての順方向電圧降下は(V1F+V2F)>2V1Fとなるから、十分に改善された特性を得ることができない。そのために、全波整流用ブリッジダイオードは4つのダイオードを全て同一の特性のダイオードを単一のパッケージに封止している。
特開2001−211651号公報
倍電圧用電解コンデンサを使用して全波整流回路を構成する場合には、整流用ダイオードと保護用ダイオードとはその機能が異なる。即ち、整流用ダイオードと倍電圧用電解コンデンサの保護用ダイオードとを同一の特性とする必要が無い。しかしながら、上述したように、整流用ブリッジダイオードは全て同一特性の4つのダイオードを単一のパッケージに組み込んで使用されていた。
しかしながら、大電流を流すことができ、あるいは順方向降下電圧特性が改善されたダイオードは、半導体基板の占める面積が大きくなるとともに製造プロセスが複雑になることから製造コストが高くなる。負荷に大きな電流を供給する倍電圧用電解コンデンサを用いた全波整流回路においては整流用ダイオードとしてこの特性改善がなされたダイオードチップを使用する必要があるが、保護用ダイオードチップはこのようなコスト高となるようなダイオードチップを使用する必要が無い。しかし、従来から4つのダイオード全てを同一特性としたブリッジダイオードが製造されており、このような倍電圧用電解コンデンサを用いた整流回路には適用し難いという課題があった。
本発明上記の課題を解決するために、以下の手段を採用した。
請求項1に係る本発明においては、交流電圧を直流電圧に変換する樹脂封止型ダイオードにおいて、順方向に直列接続した2個の整流用ダイオードチップ、及び順方向に直列接続した2個の保護用ダイオードチップからなり、交流電圧を直流電圧に変換するブリッジダイオードを有し、前記整流用ダイオードチップの順方向電圧降下は、前記保護用ダイオードチップの順方向電圧降下よりも小さいことを特徴とする樹脂封止型ダイオードとした。
請求項2に係る本発明においては、交流電圧を直流電圧に変換する樹脂封止型ダイオードにおいて、順方向に直列接続した2個の整流用ダイオードチップ、及び順方向に直列接続した2個の保護用ダイオードチップからなり、交流電圧を直流電圧に変換するブリッジダイオードを有し、前記整流用ダイオードチップの許容電流は、前記保護用ダイオードチップの許容電流よりも大きいことを特徴とする樹脂封止型ダイオードとした。
請求項3に係る本発明においては、ダイオードを構成する接合領域を流れる電流密度が10〜150A/cmの領域において、前記整流用ダイオードチップの順方向電圧降下が前記保護用ダイオードチップの順方向電圧降下よりも90mV〜200mV小さいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の樹脂封止型ダイオードとした。
請求項4に係る本発明においては、前記整流用ダイオードチップと前記保護用ダイオードチップとが単一のパッケージに内蔵されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂封止型ダイオードとした。
請求項5に係る本発明においては、2個の前記整流用ダイオードチップが単一のパッケージに内蔵されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂封止型ダイオードとした。
負荷と並列接続する倍電圧用電解コンデンサに対して直流電圧を供給するための倍電圧用の樹脂封止型ダイオードにおいて、整流用ダイオードチップの順方向電圧降下よりも、倍電圧用電解コンデンサを保護するための保護用ダイオードチップの順方向電圧降下を高くすることにより、樹脂封止型ダイオードの製造コストを低減させることができるという効果を有する。
また、保護用ダイオードチップの許容電流を整流用ダイオードチップの許容電流よりも小さくすることにより、樹脂封止型ダイオードの製造コストを低減させることができるという効果を有する。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本発明の実施の形態に係る樹脂封止型ダイオードは、倍電圧用電解コンデンサにより倍電圧を得る倍電圧整流回路に用いられるものである。倍電圧清流回路に用いられるダイオードチップには、整流用ダイオードチップと倍電圧用電解コンデンサの保護のための保護用ダイオードチップが使用される。そのうち、本発明の実施の形態に係る樹脂封止型ダイオードには、少なくとも整流用ダイオードチップを有している。そして、この整流用ダイオードチップの順方向電圧降下の値は、保護用ダイオードチップの順方向電圧降下よりも小さいダイオードチップを使用する。その結果、整流用ダイオードチップと保護用ダイオードチップの全てを順方向電圧降下特性が改善されたダイオードチップを使用する必要が無くなり、全体として、製造コストを低減させることができる。
また、整流用ダイオードチップの許容電流は、保護用ダイオードチップの許容電流よりも大きいことを特徴とする。ダイオードチップの許容電流は半導体チップ上に形成するPIN接合の面積に比例する。従って、大電流を流すことができるダイオードチップの面積は、許容電流の小さい保護用ダイオードチップの面積より大きくする。その結果、整流用ダイオードチップと保護用ダイオードチップの全てを大電流用のダイオードチップとする必要がないことから、全体として、製造コストを低減させることができる。
また、整流用ダイオードチップを2個使用し、保護用ダイオードチップを2個使用し、ダイオードを構成する接合領域を流れる電流密度が10〜150A/cmの領域において、前記整流用ダイオードチップの順方向電圧降下が前記保護用ダイオードチップの順方向電圧降下よりも90mV〜200mV低下させる。また、より好ましくは120mV〜170mV低下させている。これにより、低損失で大電流の整流を行うことができると共に、倍電圧用電解コンデンサの保護用ダイオードチップの面積を縮小させてコスト低減を図ることができ、全体として製造コストを低減させることができる。
また、整流用ダイオードと保護用ダイオードとを単一のパッケージに内蔵した樹脂封止型ダイオードとすることにより、従来型のブリッジダイオードに使用されてきた回路基板をそのまま使用することができる。
また、2個の整流用ダイオードのみを単一のパッケージに内蔵した樹脂封止型ダイオードとすることにより、従来型のブリッジダイオードに使用されてきた回路基板をそのまま使用できるとともに、倍電圧整流回路の必要とする特性に合わせた保護用ダイオードチップの選択を容易に行うことができる。
以下、本発明について、図面により詳細に説明する。
図1は本発明に係る樹脂封止型ダイオードBDが使用される全波倍電圧整流回路を示す回路図である。順方向に直列接続する整流用ダイオードチップD1及びD3と、直列に接続した倍電圧用電解コンデンサC1及びC2と、順方向直列接続した保護用ダイオードチップD2及びD4とが、正極であるノードN3と負極であるノードN4の接続点にそれぞれ互いに並列に接続している。交流電源Eからの交流は、コイルRを介して順方向に直列接続する整流用ダイオードチップD1とD3の接続点であるノードN1と、直列接続する倍電圧用電解コンデンサC1とC2の接続点であるノードN2に入力される。ノードN1とノードN2に入力した交流電流は、ノードN1が正極性のときには整流用ダイオードチップD1を通じて倍電圧用電解コンデンサC1に充電され、ノードN1が負極性のときには整流用ダイオードチップD3を通じて倍電圧用電解コンデンサC2に充電される。その結果、ノードN3とノードN4に倍電圧を得ることができ、平滑化コンデンサC3により平滑化された電圧が負荷Lに供給される。
また、倍電圧用電解コンデンサC1とC2のそれぞれと並列に、保護用ダイオードチップD2及びD4が接続されている。保護用ダイオードチップD2は倍電圧用電解コンデンサC1の保護のために、保護用ダイオードチップD4は倍電圧用電解コンデンサC2の保護のためにそれぞれ設けられている。即ち、倍電圧用電解コンデンサC1に逆極性の電圧が印加されたときは保護用ダイオードチップD2を介してその電圧がバイパスされ、倍電圧用電解コンデンサC2に逆極性の電圧が印加されたときは保護用ダイオードチップD4を介してその電圧がバイパスされるようにしている。
整流用ダイオードチップD1及びD3は負荷Lの消費電力に応じて高性能の同一の特性を有するダイオードチップを使用し、一方、保護用ダイオードチップD2及びD4は通常の同一の特性を有するダイオードチップを使用する。例えば、整流用ダイオードチップD1及びD3の順方向電圧降下Vは、保護用ダイオードチップD2及びD4の順方向電圧降下Vよりも小さいダイオードチップを使用する。また、整流用ダイオードチップD1及びD3の許容電流は、保護用ダイオードチップの許容電流の10倍以上のダイオードチップを使用する。
図2は、上記特性の異なる4つのダイオードチップからなるブリッジダイオードBDを単一のパッケージ2に封入した樹脂封止型ダイオード1の概観図である。パッケージ2内には、整流用ダイオードチップD1及びD3と保護用ダイオードチップD2及びD4が封入されている。パッケージ2の下部には外部接続用の端子P1〜P4を備え、通常使用されるソケットに挿入可能とする。また、端子P1、P2、P3及びP4は、図1のノードN1、N2、N3及びN4にそれぞれ接続している。
また、上記特性の異なる4つのダイオードチップのうち、整流用ダイオードチップD1及びD3のみを単一のパッケージに封止し、保護用ダイオードチップD2及びD4を分離して構成することができる。これにより、使用する倍電圧用電解コンデンサC1及びC2の特性に合わせて、保護用ダイオードチップD2及びD4の特性を適宜選定することができる。また、整流用ダイオードチップD1及びD3のみを単一のパッケージに封入しているので、樹脂封止型ダイオード1の単価を低下させることができる。
図3は、本実施の形態に係る樹脂封止型ダイオード1に用いられる低損失ダイオードチップ20の模式的断面図である。半導体基板の下部に形成した下部電極10、その上の半導体基板からなる、N型高濃度層11、N型低濃度層12、P型拡散層13が構成されている。更に、P型拡散層13の周囲には複数のリング状P型拡散領域14が囲むように形成されており、ガードリング群15を構成している。P型拡散層13の上には上部電極16が形成され、ガードリング群15の上には絶縁層17が形成されている。即ち、PIN構造のダイオードを構成している。
ガードリング群15を形成することにより、P型拡散層13からN型低濃度層12(I層)へ伸びる空乏層を半導体基板に対して横方向へ大きく広げることができる。その結果、P型拡散層13のエッジ部分に生ずる電界集中を緩和させ、耐圧を向上させることができる。本低損失ダイオードチップ20のP型拡散層13の不純物濃度を5×1015〜2×1016cm−3とし、N型低濃度層12の厚さを30〜45μmとしている。これにより、順方向電圧降下特性を改善させることができ、整流用ダイオードチップに適用することができる。
図4は低損失ダイオードチップ20の順方向電圧降下VとダイオードチップのPINの接合領域を流れる電流密度Jとの関係を、各N型低濃度層12(I層)の厚さについてプロットしたグラフを示している。この結果、N型低濃度層12の厚さを30μmから45μmとすることにより、同一の電流密度において従来品と比較して順方向電圧降下Vは約90mV〜200mV低下している。例えば、電流密度が10A/cm〜150A/cmの範囲においては、120mV〜170mV従来品よりも低下している。従って、整流用ダイオードチップD1及びD3としてはこのような低損失ダイオードチップを使用し、保護用ダイオードチップを通常品又は低電流品を使用することにより、全体として製造コストを低減させることができる。
本実施の形態に係る樹脂封止型ダイオードが用いられる全波倍電圧整流回路を表す回路図である。 本実施の形態に係る樹脂封止型ダイオードの概観図である。 本実施の形態に係る樹脂封止型ダイオードに用いられる低損失ダイオードチップの模式的断面図である。 本実施の形態に係る樹脂封止型ダイオードに用いられる低損失ダイオードの順方向電圧降下Vと電流密度Jとの関係を示すグラフである。 従来公知の倍電圧用電解コンデンサを用いた倍電圧全波型整流回路図である。 従来公知の単相全波整流回路図である。
符号の説明
D1、D3 整流用ダイオードチップ
D2、D4 保護用ダイオードチップ
C1、C2 倍電圧用電解コンデンサ
BD ブリッジダイオード
1 樹脂封止型ダイオード
2 パッケージ
10 下部電極
11 N型高濃度層
12 N型低濃度層
13 P型拡散層
14 リング状P型拡散領域
15 ガードリング群
16 上部電極

Claims (10)

  1. 交流電圧を直流電圧に変換する樹脂封止型ダイオードにおいて、
    順方向に直列接続した2個の整流用ダイオードチップ、及び順方向に直列接続した2個の保護用ダイオードチップからなり、交流電圧を直流電圧に変換するブリッジダイオードを有し、
    記整流用ダイオードチップの順方向電圧降下は、前記保護用ダイオードチップの順方向電圧降下よりも小さいことを特徴とする樹脂封止型ダイオード。
  2. 交流電圧を直流電圧に変換する樹脂封止型ダイオードにおいて、
    順方向に直列接続した2個の整流用ダイオードチップ、及び順方向に直列接続した2個の保護用ダイオードチップからなり、交流電圧を直流電圧に変換するブリッジダイオードを有し、
    前記整流用ダイオードチップの許容電流は、前記保護用ダイオードチップの許容電流よりも大きいことを特徴とする樹脂封止型ダイオード。
  3. イオードを構成する接合領域を流れる電流密度が10〜150A/cmの領域において、前記整流用ダイオードチップの順方向電圧降下が前記保護用ダイオードチップの順方向電圧降下よりも90mV〜200mV小さいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の樹脂封止型ダイオード。
  4. 前記整流用ダイオードチップと前記保護用ダイオードチップとが単一のパッケージに内蔵されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂封止型ダイオード。
  5. 2個の前記整流用ダイオードチップが単一のパッケージに内蔵されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂封止型ダイオード。
  6. 交流電圧を直流電圧に変換し、倍電圧を得る倍電圧整流回路において、
    順方向に直列接続した2個の整流用ダイオードチップ、及び順方向に直列接続した2個の保護用ダイオードチップからなり、交流電圧を直流電圧に変換するブリッジダイオードと、
    前記2個の保護用ダイオードチップに対してそれぞれ並列接続される2個の倍電圧用電解コンデンサと、を有し、
    前記保護用ダイオードチップは、前記倍電圧用電解コンデンサを保護するためのものであり、
    前記整流用ダイオードチップの順方向電圧降下は、前記保護用ダイオードチップの順方向電圧降下よりも小さいことを特徴とする倍電圧整流回路。
  7. 交流電圧を直流電圧に変換し、倍電圧を得る倍電圧整流回路において、
    順方向に直列接続した2個の整流用ダイオードチップ、及び順方向に直列接続した2個の保護用ダイオードチップからなり、交流電圧を直流電圧に変換するブリッジダイオードと、
    前記2個の保護用ダイオードチップに対してそれぞれ並列接続される2個の倍電圧用電解コンデンサと、を有し、
    前記保護用ダイオードチップは、前記倍電圧用電解コンデンサを保護するためのものであり、
    前記整流用ダイオードチップの許容電流は、前記保護用ダイオードチップの許容電流よりも大きいことを特徴とする倍電圧整流回路。
  8. イオードを構成する接合領域を流れる電流密度が10〜150A/cmの領域において、前記整流用ダイオードチップの順方向電圧降下が前記保護用ダイオードチップの順方向電圧降下よりも90mV〜200mV小さいことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の倍電圧整流回路。
  9. 前記整流用ダイオードチップと前記保護用ダイオードチップとが単一のパッケージに内蔵されていることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の倍電圧整流回路。
  10. 2個の前記整流用ダイオードチップが単一のパッケージに内蔵されていることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の倍電圧整流回路。
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