JP3274158B2 - 乗物の車輪用のタイヤを製造する方法及びそのタイヤ - Google Patents

乗物の車輪用のタイヤを製造する方法及びそのタイヤ

Info

Publication number
JP3274158B2
JP3274158B2 JP33913491A JP33913491A JP3274158B2 JP 3274158 B2 JP3274158 B2 JP 3274158B2 JP 33913491 A JP33913491 A JP 33913491A JP 33913491 A JP33913491 A JP 33913491A JP 3274158 B2 JP3274158 B2 JP 3274158B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
bead core
sheet
bead
elastomeric material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33913491A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04296541A (ja
Inventor
レナート・カレッタ
Original Assignee
ピレリ・プネウマティチ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ピレリ・プネウマティチ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ filed Critical ピレリ・プネウマティチ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ
Publication of JPH04296541A publication Critical patent/JPH04296541A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3274158B2 publication Critical patent/JP3274158B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/48Bead-rings or bead-cores; Treatment thereof prior to building the tyre
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C15/00Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
    • B60C15/06Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C15/00Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
    • B60C15/04Bead cores
    • B60C2015/044Bead cores characterised by a wrapping layer
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T152/00Resilient tires and wheels
    • Y10T152/10Tires, resilient
    • Y10T152/10495Pneumatic tire or inner tube
    • Y10T152/10819Characterized by the structure of the bead portion of the tire

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗物の車輪用タイヤの
製造方法、より具体的には、重荷重の輸送用自動車に取
り付け得るようにした型式のタイヤ関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のタイヤには、各々、対応する取り
付けリムに固着し得るようにタイヤの内側周端縁に沿っ
て画成された2つのビードを有するカーカスが設けら
れ、該カーカスは、通常、ビードコアと称する一対の環
状の補強コアであって、各々が対応するビード内に取り
付けられた補強コアを備え、該ビードコアの各々が軸方
向に並べて配置しかつ半径方向に重ね合わせた複数の裸
金属ワイヤーコイルから成り、これらコイルが多角形の
横方向断面を形成し得るように相互に詰込み状態に接続
され、次に、ビードコアが被覆構造体内に包み込まれ、
半径方向の外方の位置にて、このビードコアには、ビー
ドコアの外周端縁に沿って伸長すると共に、タイヤの軸
線から半径方向にテーパーが付けられたエラストマー材
料の充填材が設けられ、更に、上記カーカスには、繊維
又は金属コードで補強した少なくとも1つのゴム引き織
地層から成り、1つのビードから他方のビードまで軸方
向に伸長し、その端縁がビードコア及び充填材の周囲に
沿って折り重ねられた支持構造体が設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】タイヤとそれぞれのリ
ムとの係合は、一般に、タイヤ内を円周方向に伸長し、
一般に「ビード」と称される領域によって実現されるこ
とは公知である。一般に、タイヤの使用時、ビードに対
して適当な変形不能な性質を付与すると共に、ビードコ
ア自体の上に折り重ねられた1又は複数のカーカスプラ
イを保持するという二重の機能を発揮する、いわゆる
「ビードコア」がタイヤの各ビード内に挿入されてい
る。かかるビードコアの外周端縁に沿っては、略三角形
断面のエラストマー充填材が配置されており、この充填
材は、タイヤビードを補強すると共に、ビードコアの寸
法に起因してカーカスプライとその折り重ね部分との間
に生ずる空のスペースを詰込みする機能がある。
【0004】各ビードコアには、通常、金属材料から成
る複数のワイヤーコイルが形成されており、これらコイ
ルは軸方向に並べて配置されかつ半径方向に重ね合わ
せ、断面方向で見たとき、ビードコアに所望の幾何学的
形状を付与する。
【0005】チューブレスタイヤ、即ち、空気チューブ
のないタイヤの場合、ビード、特に、その補強ビードコ
アは、タイヤにおける特に臨界的な要素となる。
【0006】実際上、空気チューブが存在しないため、
タイヤの膨張圧力を維持するために、一体型構造のリ
ム、即ち、いわゆる「溝付きリム」、更に、及びタイヤ
とリムとの間の気密の接合部が必要とされる。
【0007】該リムに関しては、リムには、半径方向の
伸長程度の小さいビード保持バルコニーが設けられてお
り、その結果、ビードに僅かな楕円形の形状を付与する
ことによりタイヤビードが保持バルコニーを越えるよう
にすることで、リムに対するタイヤの組み付け及び除去
が可能になる。
【0008】タイヤとリムとの間の気密性を実現するた
め、リムには、タイヤの軸線に対して15°の角度で半
径方向外方に傾斜させたビード支持ハウジングが設けら
れる。タイヤの膨張中、その膨張圧力によりビードは付
勢され、徐々に径が増す上記傾斜面の上で外側に向けて
軸方向に摺動する。補強ビードコアは、それ自体、円周
方向に伸長不能であるため、その結果、かかる摺動によ
り、ビードとリムとの間に緊密な嵌め状態が生じ、ビー
ドコアとビードハウジングとの間に介在させたエラスト
マー材料が圧縮され、これにより、タイヤとリムとの間
の気密性が確保される。
【0009】しかし、この緊密な嵌め状態を実現するた
めには、ビードコアは、リムに対面するその表面がビー
ドハウジングに対して略平行である、即ち、タイヤの回
転軸線上で15°傾斜しかつビード自体の軸方向伸長程
度の少なくとも50%以上軸方向に伸長することが必要
となる。
【0010】かかる条件に適合するため、以前から多角
形、平行四辺形又は六角形の断面のヒードコアが使用さ
れており、これらビードコアは、例えば、米国特許第
3,949,800号に開示されたビードコアのよう
に、軸方向に並べて配置されかつ半径方向に重ね合わせ
た裸金属ワイヤーのコイル詰込み体から成るものであ
る。
【0011】裸ワイヤーコイルは、相互に容易に変位可
能であり、故に、容易に楕円形にすることが出来、その
結果、リムに対するタイヤの組み付け及び除去を容易に
行うことが可能となるため、かかる型式のビードコアは
極めて可撓性に富んだものとなる。
【0012】しかし、他方、これらビードコアは、裸ワ
イヤーコイルから成るため、ゴム引きワイヤーから成る
通常のビードコアと比べて重大な欠点があり、かかる欠
点によりタイヤの有効寿命が短くなる。
【0013】先ず、第一に、これらタイヤは形状の安定
性が低く、特に、捩り抵抗性が弱く、その結果、加硫工
程の押し圧力及びカーカスプライより付与される引っ張
り動作を受けるタイヤの成形及び加硫工程中、その多角
形の直角の断面は、剛性でかつ四角である初期の幾何学
的形状を失い、特に、リムに対面する側が略円形の異な
る形状となり、これにより、軸方向への伸長量が小さく
なり、所定の傾斜角度、即ち、15°以外の角度とな
る。
【0014】かかる変形の結果、タイヤビードは、長期
間に亙る使用中の力に耐えることが出来ず、特に、リム
バルコニーの高さが低く成ることに起因し、タイヤビー
ドが使用中、その半径方向の内端縁及び軸方向外端縁を
中心として回転し始め、これにより、タイヤビードはリ
ムに着座するその底部から周期的に離脱し、その構造体
的強度がその箇所から開始し、徐々により大きい部分に
まで低下する結果となる。
【0015】第二の欠点は、当該ビードコアの場合のよ
うに、裸金属の上にゴム/金属体の複合体を形成するこ
とは困難なことであり、大きい機械的強度が得られない
ため、時間の経過と共に、使用中、その形成部分の境界
面が破断し、その結果、ビードコアはビードから分離す
ることである。このため、タイヤは短期間で交換するこ
とが必要となる。
【0016】第一の欠点、即ち、公知の技術に伴う加硫
工程中のビードコアの変形という欠点を回避するための
従来の公知の技術によれば、裸のビードコアをエラスト
マー材料の外殻内に組み込み、詰込みを行いかつビード
コアを加工中のタイヤのカーカス内に挿入する前に、組
立体の半加硫処理を行う。
【0017】しかし、この半加硫処理は、ビードコアの
十分な補強効果を付与し、ビードコアは著しい変形を伴
わずにタイヤの加硫工程を行うことが出来るが、外殻と
ビードコアとの間のゴム/金属複合部分のみならず、半
加硫処理した外殻の表面と依然未加硫状態のその他のビ
ード構成要素との間のゴム/ゴム複合部分にも悪影響が
及び、これにより、既に臨界的となっている状況が上記
の理由で更に悪化する。
【0018】これら複合部分の境界面は、既にその前の
半加硫工程で安定状態に達しているため、この形成部分
は最終の加硫工程で改善を加えることは出来ない。
【0019】特に、公知であるように、未加硫状態のゴ
ムは幾分かの接着性を有している。最終的な加硫工程
中、物理的観点のみならず、分子的観点からも、この接
着性を利用して、タイヤの異なる構成ゴム部品同士を接
続する。この場合、ビードコアを覆うゴム殻体の接着性
は、その前の部分的な加硫段階により零にまで低下して
いることがあり、故に、エラストマー材料の充填材及び
その他の周囲のゴム引き織地に結合すべきゴム殻体の機
能が著しく低下する。
【0020】その結果、このゴム殻体は融解工程を施
し、少なくとも部分的な加硫処理中に失われかった接着
性を回復させることが必要である。
【0021】この必要条件を可能な限り軽減するため、
この形成工程を改良するための試みが為されており、本
出願と同一出願人によるイタリア国特許第1,124,
863号の教示内容に従えば、ゴム殻体を異なるゴムの
層で被覆する段階と、加硫速度の異なるナイロンのよう
な熱収縮可能な材料から成る補強コード構造体を任意選
択的に含ませる段階とから成る方法が開示されている。
特に、殻体内のゴム、即ち、ビードコアと接触するゴム
は、加硫速度が速い一方、外層のゴムの加硫速度は遅
い。従って、被覆したビードコアに半加硫工程を施した
場合、最外層は、実質的に未加硫の状態に止まり、その
結果、最終的な加硫工程中、同様に未加硫の状態にある
囲繞するゴム部品に対してより強固に接着させることが
可能となる。
【0022】これの選択的な方法として、本出願と同一
出願人によるイタリア国特許第1,151,359号の
教示に従えば、外殻に代えて、繊維コード、望ましくは
ナイロンで補強したゴム引き織地ストリップが使用され
る。次に、半加硫工程の後、望ましくはテープ状のビー
ドコアの周囲に沿ってコイル状に巻いた織地ストリップ
から成る熱収縮可能な材料のコードで補強した第2のゴ
ム引き織地被覆材を付与する。このようにして、タイヤ
に最終的な加硫工程を施した場合、第2の被覆材のナイ
ロンコードの長さがより短くなり、これにより、第1の
被覆材に強固な圧力を付与し、その結果、2つの同心状
の被覆材間の摩擦により、化学的協働作用が生じ、十分
な複合化が達成される。
【0023】一方、ビードコア断面の形状の安定性及び
捩り強度は全く増大しないことは明らかである。
【0024】こうした方法は、ゴム/ゴムの複合部分に
関係する問題点の少なくとも一部を解決するものではあ
るが、半加硫工程中にビードコア金属とその外殻との間
に形成される強度的に弱い複合部分を著しく改良するこ
とは出来ない。
【0025】金属ビードコア自体の捩り強度を増大させ
ることに関し、相互に作用し、直角のビードコア断面を
より安定的なものにするワイヤー断面の研究が為された
(その一部は、上記米国特許に開示されている)。
【0026】
【課題を解決するための手段】この点に関し、本出願人
自身がイタリア国特許第1,204,981号に従い、
六角形の偏平な直角断面を有するワイヤーから成るコイ
ルが並べてたコイル状に配置して相互に取り付けられ、
半分のコイルをずらして配置し、これにより、軸方向及
び半径方向に共に、実際上変形不能である詰込み状の断
面を形成することにより、上記の問題点を解決するため
の優れた手段を提案しており、これはビードコアに極め
て大きい横方向の安定性及び捩れ強度を確保するもので
ある。
【0027】更に詳細には、自由タイヤにおいて、即
ち、リムに体するタイヤの組み付け及び除去工程中、コ
イルが相互に動き、ビードコアに対して大きい可撓性及
び変形可能性を付与する一方、膨張圧力を受けたとき、
即ち、コイルが引張り状態にあるとき、ビードコアは剛
性となり、このため実際上、変形不能な直角断面が得ら
れる。
【0028】本発明によれば、ビードコア金属と該金属
を被覆するエラストマー材料ゴムとの間に、更に、上記
被覆部分を形成するゴムとタイヤビードを形成するその
他のゴム部品との間がより強固に接着されたより丈夫な
タイヤが形成される。
【0029】本発明は、乗物の車輪用のタイヤを製造す
る方法であって、各々、タイヤの内周端縁に沿って画成
され、タイヤを対応する取り付けリム(9)に固着する
2つのビード(4)を備えるカーカス(11)が設けら
れ、前記カーカス(11)が、又ビードコア(3)と称
する一対の環状の補強コア(3)を備え、前記コア
(3)が円周方向に伸長不能であり、その各々が対応す
るビード(4)内に挿入され、各ビードコアが軸方向に
並べて配置されかつ半径方向に重ね合わせた裸の金属ワ
イヤーから成る複数のコイル(5)から形成され、前記
コイルが、多角形の横断面を形成し得るように詰込み状
態に集合され、上記ビードコア(3)が被覆構造体
(6)内に保持されかつ半径方向の外側位置にてエラス
トマー材料の充填 材(10)が設けられたタイヤを製造
する方法にして、前記金属ビードコア(3)に未加硫状
態のエラストマー材料シート(7)をループ状に被覆す
る段階と、熱収縮可能な材料コード(12)で補強され
た未加硫状態のゴム引き織地ストリップ(8)により、
該コード(12)がビードコア(3)の円周伸長方向に
対して斜め方向に方向決めされる状態で、前記エラスト
マー材料シート(7)を被覆する段階と、更に、前記被
覆したビードコア(3)に対してその外周端縁に沿って
上記充填材(10)を付与する段階と、前記ビードコア
(3)及び充填材(10)の組合体をカーカス(1)に
取付けてタイヤを構成する段階と、適当なモールド内で
上記タイヤに圧力及び熱を加える加硫工程により、該タ
イヤを加硫処理する工程であって、上記熱収縮可能な材
料コード(12)が熱の作用により収縮することによ
り、上記裸の金属ワイヤーの上記コイル(5)と上記エ
ラストマー材料シート(7)との間にゴム/金属の境界
部分が形成される間に、加硫工程初期段階で未だ未加硫
状態のエラストマー材料の上記シート(7)に圧縮作用
を付与し得る前記加硫処理段階とを備えることを特徴と
する製造方法が提供される。
【0030】本発明によれば、この方法により、乗物の
車輪用のタイヤであって、各々タイヤの内周端縁に沿っ
て設けられ、タイヤを対応する取り付けリムに固着する
2つのビードを備えるカーカスが設けられ、該カーカス
がビードコアと称する一対の環状の補強コアを備え、該
コアが円周方向に伸長不能であり、その各々が対応する
ビード内に挿入され、各ビードコアが軸方向に並べて配
置されかつ半径方向に重ね合わせた裸の金属ワイヤーの
多数のコイルから成り、上記コイルが多角形の横断面を
形成し得るように詰込み状態に集合され、上記ビードコ
アが被覆構造体内に保持されるようにしたタイヤにし
て、上記被覆構造体が、金属コイルの上記詰込み体の周
囲にループ状に巻かれたエラストマー材料シートと、上
記エラストマー材料シートの周囲に巻かれた熱収縮可能
な材料コードで補強したゴム引き織地ストリップとを備
えることを特徴とするタイヤが提供される。
【0031】
【実施例】本発明の別の特徴及び利点は、添付図面に関
し、本発明による自動車用タイヤのカーカスの単に一例
として掲げた好適な実施例に関する詳細な説明から一層
明らかになるであろう。
【0032】図面を参照すると、本発明による乗物の車
輪用タイヤの側壁の半径方向内側部分が全体として参照
符号1で示してある。このタイヤカーカスは、各々タイ
ヤの内周端縁に沿って設けられたビード4内に取り付け
られた一対のビードコア3(その1つのみ図示)を備え
ている。タイヤはビード4の各々にて取り付けリム9と
係合する。
【0033】ビードコア3の各々は、軸方向に並べて配
置されかつ半径方向に重ね合わせた多数の金属ワイヤー
コイル5から成る。図示した実施例において、ビードコ
ア3は、チューブレスタイヤと関係し、コイル5は平行
四辺形の横断面を形成し得るように配置される。該断面
は、リム9の上のビード支持座9aに対して平行な底側
部3aを有している。この型式のタイヤにおいて、底側
部3a及びリム面9aはタイヤの軸線に対して約15°
傾斜させてあり、底側部3aの長さ(即ち、ビードコア
の幅)は、対応するビードの支持座部分9aの幅の50
%だけ長い寸法にする。
【0034】ビード座9aは軸方向外側位置にてビード
コアの側部3aの最大径を僅かに越えて外方に向けて半
径方向に伸長する、即ち、タイヤを膨張させたとき、ビ
ードをその座内の適所に維持するのに十分であるが、上
述のように、リムに対するタイヤの組み付け及び除去の
邪魔にならない距離だけ伸長してバルコニー2内に達す
る。
【0035】個々のコイル5は、タイヤを取り外したと
き、ビードコアに大きい可撓性を付与すると同時に、タ
イヤの使用中に大きい形状安定性及び捩り強度を付与し
得る偏平な六角形の横断面を有することが望ましい。
【0036】上記偏平な六角形断面の寸法は、並べて配
置したコイル間の軸方向の相互接続により側部3aがビ
ードコアの軸線上で所望の15°の角度に等しい角度だ
け傾斜するように設定しなければならない(これは現在
の技術に従うものである)のは勿論である。
【0037】ビードコア3の各々は、エラストマーの被
覆構造体6内に包み込まれる。該被覆構造体6は、ビー
ドコア3の周囲にループ状に巻き付けた均一な厚さのエ
ラストマー材料から成るシート7と、対応するシートに
沿って同様にループ状に巻き付け又はコイル状に巻いた
熱収縮性材料コード12(その一方のみ図示)で補強し
たゴム引き織地ストリップ8とを備えている。該ストリ
ップ8をシート7の周囲にループ状に巻いた場合、シー
ト7及びストリップ8(図2)を予組み立てすること
は、ビードの被覆が単一のループ形成工程により行われ
得るようにすることが望ましい。この場合、2つの構成
要素は、図2に示す如く、少なくとも一対の対応する端
7a、8a間(望ましくは両対の端縁7a、8a間及
び端縁7b、8b間)に溝を形成して組み立てることが
望ましいが、溝を形成しない方法も採用可能である。
【0038】次に、ビードコアは、溝の幅7a−8aに
対応する部分の上にシートの端部を相互に重ね合わせる
(7aの上に7b)ことにより被覆する。これにより、
シート7は金属コイル5を完全に組み込み、シートの対
面する端部間の変位(自由なスペースが形成され、金属
コイル5とゴム引き織地8とが接触する)を回避するこ
とが確実となる。
【0039】これと同時に、ストリップ8の両端は、相
互に重なり合わせ(8aの上に8b)、その結果、以下
に説明するように、本発明の効果上望ましくない、織地
の境界間の変位を実質的に解消することが出来る。
【0040】溝7a−8aの幅は、溝7b−8bと同
様、16mmの範囲のオフセット量とすることが望まし
い一方、ゴム引き織地8をシート7の周囲に巻いてその
両端縁8a、8bを相互に重なり合わせたときの該両端
縁8a、8b間の重なり合い幅は、5mm乃至15mm
の範囲内とすることが望ましい。更に、ストリップ8及
びシート7は、ビードコア3の外周端縁に沿った位置
で重なり合わせを行うことが望ましい。
【0041】図1において、被覆構造体6は、シート及
びストリップ端縁7a、7b、8a、8bの上述の構造
を明確にし得るように図示してある。実際に、仕上げた
タイヤにおいて、端縁7a、7bはストリップ8内に存
在するエラストマー材料と共に単一の本体を形成する。
【0042】シート7及びストリップ8の物理的性質及
び寸法は、タイヤが使用される自動車の型式、及びタイ
ヤ自体に付与される作動特性に依存して変えることが出
来る。
【0043】特に、エラストマー材料シートの厚さは、
0.5mm乃至3mmの範囲とすることが望ましいが、
これら値は、それぞれ、組み立て条件に従い、ビードコ
アの外面の完全でかつ効率的なゴム被覆を確保する最小
値及びビードコアの基部3aとリム表面9aとの間に包
み込まれる(及び使用時、圧縮される)エラストマー材
料層の厚さを正確な値に保持する許容可能な最大値であ
る。
【0044】流動特性に関し、未加硫状態のシート7の
エラストマー複合材の絶対的粘度(ムーニー粘度)は、
ゴム引き複合材ストリップ8の値(30乃至80)より
も大きい80乃至110の範囲内とすることが有利であ
る。それぞれの値の差は25乃至50ムーニー単位の範
囲内とすることが望ましい。
【0045】一方、ストリップ8のコードに関しては、
これらはナイロンにて形成しかつその寸法に対して可能
な限り織地内に配置することが望ましい。実際には、織
地の「詰込み率」は、利用可能なスペースと裸の(即
ち、ゴム引きされていない)コードが実際に占めるスペ
ースとの比率として表現することが便宜であり、この値
は30%乃至90%、特に、50%乃至80%の範囲内
であることが望ましい。
【0046】織地シース8は、実際上、加硫工程中に容
積が縮少する閉じた容器のように挙動することを要し、
シート7の複合材が相互に並べて配置した2つのコード
間に外側から侵入しないようにしなければならない。次
に、織地をビードコアの上に巻いたとき、コードがタイ
ヤの軸線に対し略平行に、ビードコアの円周方向に対し
て直角に配置される一方、織地シースをループ状に巻い
たとき、該コードは40°乃至50°の範囲で傾斜させ
ることが望ましい。
【0047】織地シース8をビードコア上にコイル状に
巻くことの関連技術は周知であり、詳細に説明する必要
はない。コード、又は2以上のコードをその長手方向に
配置したテープは、既にシート7がループ状に巻き付け
られビードコアに沿って円周方向にコイル状に巻き、
その両端を上述のように重ね合わせることに注意すれば
十分である。
【0048】タイヤの軸線から半径方向にテーパーを付
けたエラストマー充填材10がビードコア3の各々の外
周端縁に沿って伸長する。
【0049】公知の方法により、ビードコア3及び充填
材10の周囲に折り重ねられた端縁11aを有する少な
くとも1つのカーカスプライ11がタイヤの全断面の上
を伸長する。
【0050】本発明の新規な方法によれば、上述のタイ
ヤの製造方法は、次のようにして行われる。
【0051】第1に、未加硫状態のエラストマー材料の
シート7をビードコア3の各々の周囲にループ状に巻き
付ける。次に、ナイロンコードで補強した未加硫のゴム
引き織地ストリップ8でエラストマー材料シート7を被
覆する。
【0052】上述のように、ストリップ8は、シート7
の周囲にコイル状に巻くか、又は該シートの周囲にルー
プ状に巻くことが出来る。図面に示すように、ストリッ
プ8をループ状に巻く場合、シート7及びストリップ8
はビードコア3の周囲に巻き付ける前に相互接続させる
ことが望ましい。このようにして、ビードコアを単一の
工程で被覆することが可能とがなる。好適な実施例にお
いて、シート7及びストリップ8は結合させ、その結
果、それぞれの長手方向端縁が相互に平行にずれるよう
にすることが出来る。このようにして、シート7及びス
トリップ8のそれぞれの長手方向端縁7a、7b、8
a、8bは、上述しかつ添付図面に示すように重なり合
わされる。
【0053】ビードコア3を被覆した後、その外周端縁
の上に充填材10を付与する。
【0054】その後の工程は、ビードコア3をタイヤカ
ーカスに取付け、コアの各々には、それぞれの被覆構造
体及び充填材10が付与されるようにする段階から成
る。最後に、タイヤは、正確な温度及び圧力であると共
に、タイヤのモールド内での滞在時間が正確であること
を特徴とする加硫工程により、対応するプレスにより作
動される適当な加硫モールド内で加硫処理が行われる。
これらは全て公知の方法であり、従って、詳細には説明
しない。本発明の大型のタイヤの加硫段階は、一般に約
20バールの圧力及び130°乃至150°の範囲の温
度により、45乃至60分の工程時間をかけて行われる
ことに注意すれば十分である。
【0055】最後の段階において、熱収縮可能な材料の
コードは、吸収した熱により長さが収縮し、該コードに
より画成される包囲体の容積を縮小させ、従って、これ
らコードはシート7のエラストマー材料に高圧を付与
し、この圧力は、カーカス自体内に、又はよりよくは、
加硫チャンバ内で加硫すべきカーカス内に導入された加
硫流体によりカーカスに付与される圧力と比べて過圧と
なる。本発明によれば、この過圧により付与される作用
は、加硫工程の高温、高圧及び滞在時間と相俟って、金
属ビードコア3の表面とエラストマー材料シート7の下
面との間に最適な化学的作用を生じさせるという目的に
とって極めて効果的であることが判明した。これは、加
硫中に採用する通常の圧力と比べて過圧であること、及
びビードコア3の周囲に巻いたシート7が公知の技術の
方法におけると同様に、加硫初期段階で未だ未加硫の状
態にあり、半加硫されていないことによる。上記の理由
により、半加硫工程中に熱収縮可能なコードを被覆する
織地により作用される単一の圧力は、大きいゴム/金属
複合値を実現するためには不十分である。
【0056】勿論、ストリップ8内に存在するゴムは、
加硫初期段階で未だ未加硫状態にあるため、シート7及
び充填材10の化合物並びにタイヤカーカスに属する他
のゴム部品に完全に接着し、これにより、優れたゴム/
ゴムの形成を実現することが出来る。
【0057】本発明は、所期の目的を達成するものであ
る。実際上、ビードコア3とシート7との間に形成され
る優れた化学的作用により、ビードコアと該コアを包む
ゴムとが分離する可能性は、使用中のタイヤで実質的に
解消され、これにより、タイヤの寿命を延ばし、特にタ
イヤの再生が可能となる。勿論、厚い半加硫殻体の場合
と異なり、エラストマー材料シートの厚さが薄い場合、
加硫工程中のビードコア断面の過度の変形を効果的に補
正することが出来ないため、ビードコアの直角断面がよ
り捩り抵抗性が大きく、より恒久的に一定の形状である
ならば、本発明は益々有利である。勿論、本発明の変形
例及び応用例が可能であり、これらは全て本発明の思想
の範囲内に属するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一方のタイヤビードに関係する領域の直角断面
図である。その他方のビードは、図示したビードと略同
一でかつ対称である。
【図2】ビードコアに巻き付ける前の便宜な予組み付け
状態にあるビードコアの被覆構造体の直角断面図であ
る。残りのタイヤ部品は、従来型式であり、本発明の目
的上、重要でないため図示していない。
【符号の説明】
2 バルコニー 3 ビードコア 3a 底側部 4 ビード 5 ワイヤーコイル 6 被覆構造体 7 シート 8 織地ストリ
ップ 9 リム 9a シート部
分 10 エラストマー充填材 11 カーカス
プライ 12 コード
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−95902(JP,A) 特開 平3−50004(JP,A) 特開 昭58−39504(JP,A) 特開 昭63−312207(JP,A) 特開 昭56−90705(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 30/00 - 30/72 B60C 15/04 B60C 15/06

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗物の車輪用のタイヤを製造する方法
    あって、 各々、タイヤの内周端縁に沿って画成され、タイヤを対
    応する取り付けリム(9)に固着する2つのビード
    (4)を備えるカーカス(11)が設けられ、 前記カーカス(11)が、又ビードコア(3)と称する
    一対の環状の補強コア(3)を備え、 前記コア(3)が円周方向に伸長不能であり、その各々
    が対応するビード(4)内に挿入され、各ビードコアが
    軸方向に並べて配置されかつ半径方向に重ね合わせた裸
    の金属ワイヤーから成る複数のコイル(5)から形成さ
    れ、 前記コイルが、多角形の横断面を形成し得るように詰込
    み状態に集合され、上記ビードコア(3)が被覆構造体
    (6)内に保持されかつ半径方向の外側位置にてエラス
    トマー材料の充填材(10)が設けられたタイヤを製造
    する方法にして、 前記金属ビードコア(3)に未加硫状態のエラストマー
    材料シート(7)をループ状に被覆する段階と、 熱収縮可能な材料コード(12)で補強された未加硫状
    態のゴム引き織地ストリップ(8)により、該コード
    (12)がビードコア(3)の円周伸長方向に対して斜
    め方向に方向決めされる状態で、前記エラストマー材料
    シート(7)を被覆する 段階と、 更に、前記被覆したビードコア(3)に対してその外周
    端縁に沿って上記充填材(10)を付与する段階と、 前記ビードコア(3)及び充填材(10)の組合体をカ
    ーカス(1)に取付けてタイヤを構成する段階と、 適当なモールド内で上記タイヤに圧力 及び熱を加える
    工程により、タイヤを加硫処理する工程であって、
    上記熱収縮可能な材料コード(12)が熱の作用により
    収縮することにより、上記裸の金属ワイヤーの上記コイ
    ル(5)と上記エラストマー材料シート(7)との間に
    ゴム/金属の境界部分が形成される間に、加硫工程初期
    段階で未だ未加硫状態のエラストマー材料の上記シート
    (7)に圧縮作用を付与し得る前記加硫処理段階と、 を備えることを特徴とする製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法にして、 ビードコア(3)を被覆する段階の前、エラストマー材
    料シート(7)をゴム引き織地ストリップ(8)と重ね
    合わせて、前記被覆構造体(6)を形成する段階を実施
    することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法にして、 エラストマー材料シート(7)の第1及び第2の長手方
    向端縁(7a、7b)が、ゴム引き織地ストリップ
    (8)の対応する第1及び第2の長手方向端縁(8a、
    8b)に対して平行にオフセットされることを特徴とす
    る方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法にして、 前記シート(7)及びストリップ(8)の前記第1及び
    第2の端縁(7a、7b;8a、8b)が、それぞれ、
    後で前記充填材(10)がその上に配置されるビードコ
    ア(3)の外周端縁に沿って相互に重なり合わされるこ
    とを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 乗物の車輪用のタイヤであって、各々、
    タイヤの内周端縁に沿って設けられ、タイヤを対応する
    取り付けリム(9)に固着する2つのビード(4)を備
    えるカーカス(11)が設けられ、 前記カーカス(11)がビードコア(3)と称する一対
    の環状の補強コア(3)を備え、該コア(3)が円周方
    向に伸長不能であり、その各々が対応するビード(4)
    内に挿入され、各ビードコア(3)が軸方向に並べて配
    置されかつ半径方向に重ね合わせた裸の金属ワイヤーの
    多数のコイル(5)から成り、 前記コイル(5)が、多角形の横断面を形成し得るよう
    に詰込み状態に集合され、 前記ビードコア(3)が被覆構造体(6)内に保持され
    るようにしたタイヤにして、前記被覆構造体(6)が、 金属コイルの前記詰込み体(5)の周囲にループ状に巻
    かれたエラストマー材料シート(7)と、 前記エラストマー材料シート(7)の周囲に巻かれた熱
    収縮可能な材料コードで(12)補強したゴム引き織地
    ストリップ(8)とを備えることを特徴とするタイヤ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のタイヤにして、 前記コイル(5)の各々の横断面が六角形の偏平な形状
    であることを特徴とするタイヤ。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のタイヤにして、 前記エラストマー材料シート(7)の厚さが0.5mm
    乃至3mmの範囲内にあることを特徴とするタイヤ。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載のタイヤにして、 ゴム引き織地ストリップ(8)がそれぞれのエラストマ
    ー材料シート(7)の周囲にループ状に巻き付けられ、 前記ストリップの対応する端縁(8a、8b)間の重な
    り合い幅が5乃至15mmの範囲内にあることを特徴と
    する方法。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載のタイヤにして、 未加硫状態のエラストマー材料シート(7)の複合材の
    絶対粘度(ムーニー粘度)が80乃至110の範囲であ
    る一方、未加硫状態のストリップ(8)のゴム引き織地
    のゴム処理複合材の絶対粘度が50乃至80の範囲内に
    あることを特徴とするタイヤ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のタイヤにして、 未加硫状態のエラストマー材料シート(7)の複合材と
    未加硫状態のゴム引き織地ストリップ(8)の複合材と
    の絶対粘度の差が25乃至50の範囲内にあることを特
    徴とするタイヤ。
JP33913491A 1990-12-21 1991-12-21 乗物の車輪用のタイヤを製造する方法及びそのタイヤ Expired - Fee Related JP3274158B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT22502A/90 1990-12-21
IT02250290A IT1246044B (it) 1990-12-21 1990-12-21 Procedimento per realizzare un pneumatico per ruote di veicoli e pneumatico ottenuto

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04296541A JPH04296541A (ja) 1992-10-20
JP3274158B2 true JP3274158B2 (ja) 2002-04-15

Family

ID=11197142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33913491A Expired - Fee Related JP3274158B2 (ja) 1990-12-21 1991-12-21 乗物の車輪用のタイヤを製造する方法及びそのタイヤ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5261979A (ja)
EP (1) EP0492504B1 (ja)
JP (1) JP3274158B2 (ja)
KR (1) KR0166086B1 (ja)
BR (1) BR9105687A (ja)
DE (1) DE69123130T2 (ja)
ES (1) ES2095901T3 (ja)
IT (1) IT1246044B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112017005409T5 (de) 2016-10-26 2019-07-04 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Luftreifen

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1271479B (it) * 1993-10-11 1997-05-28 Pirelli Metodo ed apparecchiatura per la cappiatura di una struttura di rivestimento su un cerchietto per pneumatici di veicoli
EP0908329B1 (en) * 1997-10-06 2003-04-02 PIRELLI PNEUMATICI Società per Azioni Reinforcing fabric for an article made from elastometric material and corresponding article comprising this fabric
US6273162B1 (en) * 1998-04-10 2001-08-14 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Pneumatic tire with specified bead portion
US6332892B1 (en) 1999-03-02 2001-12-25 Scimed Life Systems, Inc. Medical device with one or more helical coils
US6827115B1 (en) * 1999-10-18 2004-12-07 John See Van Hoose Bead construction
US6964719B1 (en) * 1999-10-18 2005-11-15 The Goodyear Tire & Rubber Company Process for manufacturing tires
EP1162087B1 (en) * 2000-06-05 2009-02-18 Sumitomo Rubber Industries Ltd. Pmeumatic tyre
FR2873624B1 (fr) * 2004-08-02 2006-09-22 Michelin Soc Tech Bourrelet de pneumatique
JP5028896B2 (ja) * 2006-07-26 2012-09-19 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
BRPI0622063B1 (pt) * 2006-10-16 2018-03-13 Pirelli Tyre S.P.A. Processo para a fabricação de pneumático, e, estrutura de talão de pneumático.
JP4542177B2 (ja) * 2008-07-04 2010-09-08 株式会社ブリヂストン 重荷重用タイヤ
FR2953444B1 (fr) * 2009-12-09 2012-01-13 Michelin Soc Tech Procede de fabrication d'une tringle destinee a la realisation d'un pneumatique
JP5878534B2 (ja) * 2011-07-27 2016-03-08 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤおよび、空気入りタイヤの製造方法
FR2978447B1 (fr) 2011-07-29 2014-12-19 Michelin Soc Tech Composition d'elastomere pour objet pneumatique, a propriete auto-obturante
FR2989032B1 (fr) 2012-04-05 2015-04-10 Michelin & Cie Pneumatique et ensemble pneumatique-roue a mobilite etendue
JP2019001131A (ja) * 2017-06-19 2019-01-10 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤの製造方法、及び、空気入りタイヤ
EP3802160A1 (en) 2018-05-30 2021-04-14 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Truck tire with contention armature overlap

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1914040A (en) * 1931-12-24 1933-06-13 Nat Standard Co Tire construction
US2625980A (en) * 1951-02-21 1953-01-20 Us Rubber Co Method of making pneumatic tires
US2952293A (en) * 1957-07-31 1960-09-13 Goodrich Co B F Tire bead grommet
NL283901A (ja) * 1961-10-23
FR2220396B1 (ja) * 1973-03-07 1977-07-08 Michelin & Cie
IT1124863B (it) * 1979-10-31 1986-05-14 Pirelli Miglioramento ai talloni di pneumatici
US4854361A (en) * 1986-06-24 1989-08-08 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic tires
JPS638007A (ja) * 1986-06-24 1988-01-13 ザ グツドイア− タイヤ アンド ラバ− コンパニ− 空気入りタイヤ
US4922985A (en) * 1986-06-24 1990-05-08 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire and rim assembly
IT1204981B (it) * 1987-04-28 1989-03-10 Pirelli Miglioramenti ai talloni dei pneumatici per ruote di veicoli

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112017005409T5 (de) 2016-10-26 2019-07-04 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Luftreifen
US11712930B2 (en) 2016-10-26 2023-08-01 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Pneumatic tire
US11858297B2 (en) 2016-10-26 2024-01-02 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Pneumatic tire

Also Published As

Publication number Publication date
BR9105687A (pt) 1992-06-09
ES2095901T3 (es) 1997-03-01
IT9022502A0 (it) 1990-12-21
EP0492504A1 (en) 1992-07-01
IT9022502A1 (it) 1992-06-21
KR920011697A (ko) 1992-07-24
DE69123130T2 (de) 1997-05-15
IT1246044B (it) 1994-11-07
EP0492504B1 (en) 1996-11-13
JPH04296541A (ja) 1992-10-20
KR0166086B1 (ko) 1999-03-20
US5261979A (en) 1993-11-16
DE69123130D1 (de) 1996-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3274158B2 (ja) 乗物の車輪用のタイヤを製造する方法及びそのタイヤ
EP0102778B1 (en) Run-flat tire and method of making same
US4459167A (en) Run-flat tire and method of making same
JPH04232035A (ja) 二輪車用タイヤを製造する方法及びそのタイヤ
JPH11314284A (ja) タイヤの製造方法
CN110198846B (zh) 将非充气轮胎安装到轮毂上的方法
JPS6264601A (ja) ランフラツトタイヤ及びその製造方法
JP3464014B2 (ja) 流体圧スリーブの端部材への組み込み方法と、流体圧スリーブを有する流体圧装置
US7240710B2 (en) Cable bead and method of manufacture
JPH0481938B2 (ja)
US3964949A (en) Method of treading tires
US6117258A (en) Band element and method for building same for a run flat banded tire
JP6964488B2 (ja) 非空気圧支持構造の製造方法
AU609470B2 (en) Improvements in the beads of pneumatic tyres for vehicle wheels
US4446903A (en) Non-pneumatic tire
EP0096648B1 (en) Method of manufacturing radial tires
CN109421302A (zh) 成型轮胎的方法
JP2004188610A (ja) 更生タイヤの製造方法
US4253893A (en) Non-pneumatic tire
JP3735447B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP3266704B2 (ja) タイヤ用ビード
CA1060614A (en) Method for treading tyres
JP3397387B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤの製造方法
US5169729A (en) Beads of pneumatic tires for vehicle wheels
JP4173683B2 (ja) ビード補強層を備えた空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees