JP3273643B2 - 表面状態検査装置 - Google Patents
表面状態検査装置Info
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- JP3273643B2 JP3273643B2 JP01430793A JP1430793A JP3273643B2 JP 3273643 B2 JP3273643 B2 JP 3273643B2 JP 01430793 A JP01430793 A JP 01430793A JP 1430793 A JP1430793 A JP 1430793A JP 3273643 B2 JP3273643 B2 JP 3273643B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検査面に光を照射し
てその反射光を検出することにより、塗装不良等の表面
欠陥を検査する表面検査装置に関するものである。
てその反射光を検出することにより、塗装不良等の表面
欠陥を検査する表面検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の製造ライン等において塗
装された車体の塗装状態の検査は、作業者の目視検査に
よって行われていたが、車体表面の微小な塗装欠陥等を
正確に検査することは困難であり、これを漏れなく発見
するために作業者に大きな負担が強いられていた。この
作業者の負担を軽減するため、例えば特開昭62−23
3710号に示されるように、被検査面にレーザスリッ
ト光(平行光線)を照射し、その反射光を検出手段のス
クリーン上に投影させ、この投影像の鮮映度に応じて被
検査面の表面状態を自動的に検査する表面検査装置が提
案されている。
装された車体の塗装状態の検査は、作業者の目視検査に
よって行われていたが、車体表面の微小な塗装欠陥等を
正確に検査することは困難であり、これを漏れなく発見
するために作業者に大きな負担が強いられていた。この
作業者の負担を軽減するため、例えば特開昭62−23
3710号に示されるように、被検査面にレーザスリッ
ト光(平行光線)を照射し、その反射光を検出手段のス
クリーン上に投影させ、この投影像の鮮映度に応じて被
検査面の表面状態を自動的に検査する表面検査装置が提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように平行光線
を照射することによって被検査面の表面状態を検査する
ものでは、被検査面が平面の場合には問題はないが、自
動車の車体表面のように被検査面が、例えば凸面状に湾
曲している場合には、上記平行光線は被検査面で拡散し
た状態で反射する。このため、検出手段の受光部に受光
される光強度は被検査面が平面の場合に比して減少する
ことになり、上記表面状態の検出精度が低下するという
問題を生じていた。
を照射することによって被検査面の表面状態を検査する
ものでは、被検査面が平面の場合には問題はないが、自
動車の車体表面のように被検査面が、例えば凸面状に湾
曲している場合には、上記平行光線は被検査面で拡散し
た状態で反射する。このため、検出手段の受光部に受光
される光強度は被検査面が平面の場合に比して減少する
ことになり、上記表面状態の検出精度が低下するという
問題を生じていた。
【0004】この問題の対策として、光源ランプを被検
査面の形状に応じて湾曲させた形状に形成し、これによ
り被検査面に収束光を照射して反射光の拡散を低減させ
ることが考えられるが、種々の形状をなす被検査面に対
応させて上記光源ランプを加工することは難しく、光源
ランプのコストアップを招くことになる。
査面の形状に応じて湾曲させた形状に形成し、これによ
り被検査面に収束光を照射して反射光の拡散を低減させ
ることが考えられるが、種々の形状をなす被検査面に対
応させて上記光源ランプを加工することは難しく、光源
ランプのコストアップを招くことになる。
【0005】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、被検査面が湾曲している場合において
反射光の拡散を低減し、被検査面の表面状態の検出精度
を維持することができる表面状態検査装置を提供するこ
とを目的としている。
れたものであり、被検査面が湾曲している場合において
反射光の拡散を低減し、被検査面の表面状態の検出精度
を維持することができる表面状態検査装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
光源からの光を被検査面に照射する照射手段を有し、上
記被検査面からの反射光を検出手段で受光することによ
って上記被検査面の表面状態を検査する表面状態検査装
置であって、上記照射手段を駆動して上記光の収束度あ
るいは拡散度を調整する調整手段と、上記被検査面の曲
率を識別する識別手段と、上記識別手段の識別結果に基
づいて、上記被検査面の曲率に対応するように上記調整
手段を制御する制御手段とを備え、上記制御手段から上
記調整手段へ出力される制御信号に応じて上記被検査面
から上記検出手段への反射光が略平行光線になるように
上記照射手段を駆動するものである。
光源からの光を被検査面に照射する照射手段を有し、上
記被検査面からの反射光を検出手段で受光することによ
って上記被検査面の表面状態を検査する表面状態検査装
置であって、上記照射手段を駆動して上記光の収束度あ
るいは拡散度を調整する調整手段と、上記被検査面の曲
率を識別する識別手段と、上記識別手段の識別結果に基
づいて、上記被検査面の曲率に対応するように上記調整
手段を制御する制御手段とを備え、上記制御手段から上
記調整手段へ出力される制御信号に応じて上記被検査面
から上記検出手段への反射光が略平行光線になるように
上記照射手段を駆動するものである。
【0007】請求項2に係る発明は、上記照射手段は上
記光源からの光を反射する反射ミラーによって構成し、
上記調整手段は上記反射ミラーの曲率を調整させるよう
に構成するとともに、上記制御手段は上記被検査面の曲
率に対応した反射ミラーの曲率になるように上記調整手
段を制御するものである。
記光源からの光を反射する反射ミラーによって構成し、
上記調整手段は上記反射ミラーの曲率を調整させるよう
に構成するとともに、上記制御手段は上記被検査面の曲
率に対応した反射ミラーの曲率になるように上記調整手
段を制御するものである。
【0008】請求項3に係る発明は、上記照射手段は上
記光源からの光を屈折させるレンズによって構成し、上
記調整手段は上記レンズの屈折方向を調整させるように
構成するとともに、上記制御手段は上記被検査面の曲率
に対応したレンズの屈折方向になるように上記調整手段
を制御するものである。
記光源からの光を屈折させるレンズによって構成し、上
記調整手段は上記レンズの屈折方向を調整させるように
構成するとともに、上記制御手段は上記被検査面の曲率
に対応したレンズの屈折方向になるように上記調整手段
を制御するものである。
【0009】請求項4に係る発明は、上記光源からの光
は、一端部から他端部にかけて漸変する明暗光であるよ
うにしたものである。
は、一端部から他端部にかけて漸変する明暗光であるよ
うにしたものである。
【0010】請求項5に係る発明は、上記制御手段は、
上記検出手段の受光レベルが一端部から他端部にかけて
所定の傾斜勾配で漸変するように上記調整手段を制御す
るようにしたものである。
上記検出手段の受光レベルが一端部から他端部にかけて
所定の傾斜勾配で漸変するように上記調整手段を制御す
るようにしたものである。
【0011】
【作用】上記請求項1記載の発明によれば、被検査面の
曲率が識別され、この識別結果に基づいて制御手段から
出力される制御信号に応じて、照射手段が駆動され、被
検査面の曲率に対応するように光源からの光が収束ある
いは拡散されて被検査面に照射され、被検査面から検出
手段への反射光が略平行光線になることにより、被検査
面の表面状態の検査精度が維持される。
曲率が識別され、この識別結果に基づいて制御手段から
出力される制御信号に応じて、照射手段が駆動され、被
検査面の曲率に対応するように光源からの光が収束ある
いは拡散されて被検査面に照射され、被検査面から検出
手段への反射光が略平行光線になることにより、被検査
面の表面状態の検査精度が維持される。
【0012】上記請求項2記載の発明によれば、被検査
面の曲率が識別され、この識別結果に基づいて制御手段
から出力される制御信号に応じて、反射ミラーが駆動さ
れ、被検査面の曲率に対応するように反射ミラーの曲率
が調整されて光源からの光が収束あるいは拡散されて被
検査面に照射されることにより、被検査面から検出手段
への反射光が略平行光線になる。
面の曲率が識別され、この識別結果に基づいて制御手段
から出力される制御信号に応じて、反射ミラーが駆動さ
れ、被検査面の曲率に対応するように反射ミラーの曲率
が調整されて光源からの光が収束あるいは拡散されて被
検査面に照射されることにより、被検査面から検出手段
への反射光が略平行光線になる。
【0013】上記請求項3記載の発明によれば、被検査
面の曲率が識別され、この識別結果に基づいて制御手段
から出力される制御信号に応じて、レンズが駆動され、
被検査面の曲率に対応するようにレンズによる屈折方向
が調整されて光源からの光が収束あるいは拡散されて被
検査面に照射されることにより、被検査面から検出手段
への反射光が略平行光線になる。
面の曲率が識別され、この識別結果に基づいて制御手段
から出力される制御信号に応じて、レンズが駆動され、
被検査面の曲率に対応するようにレンズによる屈折方向
が調整されて光源からの光が収束あるいは拡散されて被
検査面に照射されることにより、被検査面から検出手段
への反射光が略平行光線になる。
【0014】上記請求項4記載の発明によれば、光源か
らの光が一端部から他端部にかけて漸変することによ
り、被検査面の表面状態の検査精度が向上する。
らの光が一端部から他端部にかけて漸変することによ
り、被検査面の表面状態の検査精度が向上する。
【0015】上記請求項5記載の発明によれば、検出手
段の受光レベルが一端部から他端部にかけて所定の傾斜
勾配で漸変するように調整手段が制御されることによ
り、被検査面の表面状態の検査精度が向上する。
段の受光レベルが一端部から他端部にかけて所定の傾斜
勾配で漸変するように調整手段が制御されることによ
り、被検査面の表面状態の検査精度が向上する。
【0016】
【実施例】図1は、本発明に係る表面状態検査装置を使
用した車体の塗装ラインにおける塗装検査ステーション
の一実施例を示している。この塗装検査ステーションに
は、3台の産業用ロボットR1〜R3と、当該塗装検査
ステーションへの検査対象の車体の到着を検出する複数
個の被検体検出センサSとが配設されている。
用した車体の塗装ラインにおける塗装検査ステーション
の一実施例を示している。この塗装検査ステーションに
は、3台の産業用ロボットR1〜R3と、当該塗装検査
ステーションへの検査対象の車体の到着を検出する複数
個の被検体検出センサSとが配設されている。
【0017】各産業用ロボットR1〜R3には、反射ミ
ラー2へ投光する光源1と、上記光源1からの光を車体
表面等の被検査面Wに向けて反射させる複数枚の反射ミ
ラー(照射手段)2と、各反射ミラー2を湾曲させて曲
率を変化させる反射ミラー駆動手段(調整手段)3と、
上記被検査面Wにおいて反射した光を受光するビデオカ
メラ等からなる検出手段4とがそれぞれ配設されてい
る。
ラー2へ投光する光源1と、上記光源1からの光を車体
表面等の被検査面Wに向けて反射させる複数枚の反射ミ
ラー(照射手段)2と、各反射ミラー2を湾曲させて曲
率を変化させる反射ミラー駆動手段(調整手段)3と、
上記被検査面Wにおいて反射した光を受光するビデオカ
メラ等からなる検出手段4とがそれぞれ配設されてい
る。
【0018】また、上記塗装検査ステーションには、上
記車体の各被検査面Wの曲率データXZR0,YZR0,XZR
1,YZR1,…,XZRi,YZRi,…等を予め記憶する記憶
手段5と、各産業用ロボットR1〜R3の検出手段4か
らの出力信号に基づいて上記車体表面の塗装欠陥の有無
等を分類する表面状態分類手段6と、上記産業用ロボッ
トR1〜R3及び反射ミラー駆動手段3等の駆動制御を
行なう制御手段7とを備えた制御盤Mが配設されてい
る。
記車体の各被検査面Wの曲率データXZR0,YZR0,XZR
1,YZR1,…,XZRi,YZRi,…等を予め記憶する記憶
手段5と、各産業用ロボットR1〜R3の検出手段4か
らの出力信号に基づいて上記車体表面の塗装欠陥の有無
等を分類する表面状態分類手段6と、上記産業用ロボッ
トR1〜R3及び反射ミラー駆動手段3等の駆動制御を
行なう制御手段7とを備えた制御盤Mが配設されてい
る。
【0019】上記光源1は、蛍光灯等の照明手段及び反
射板からなり、産業用ロボットR1〜R3のアームAに
支持されて略平行光線を反射ミラー2へ投光するように
なっている。また、上記光源1は、上記照明手段からの
光を透過率を漸変させたフィルタを介して投光すること
により、あるいは反射率を漸変させた反射板に反射させ
て投光すること等によって、上記反射ミラー2を介して
被検査面Wへ照射される光の輝度を一端部から他端部に
かけて漸変させてなる明暗光を照射するようになってい
る。
射板からなり、産業用ロボットR1〜R3のアームAに
支持されて略平行光線を反射ミラー2へ投光するように
なっている。また、上記光源1は、上記照明手段からの
光を透過率を漸変させたフィルタを介して投光すること
により、あるいは反射率を漸変させた反射板に反射させ
て投光すること等によって、上記反射ミラー2を介して
被検査面Wへ照射される光の輝度を一端部から他端部に
かけて漸変させてなる明暗光を照射するようになってい
る。
【0020】ここで、被検査面Wへ明暗光を照射する理
由について説明する。すなわち、被検査面Wに塗装不良
による凹凸が生じた場合に、被検査面Wへ均一な光を照
射した場合に比して上記凹凸での反射光強度の変位が大
きく、且つ変位に応じた凹凸判別が容易となるからであ
る。
由について説明する。すなわち、被検査面Wに塗装不良
による凹凸が生じた場合に、被検査面Wへ均一な光を照
射した場合に比して上記凹凸での反射光強度の変位が大
きく、且つ変位に応じた凹凸判別が容易となるからであ
る。
【0021】上記各反射ミラー2は、弾性及び高反射率
を有する略扇状の金属薄板等により形成されている。そ
して、これらの反射ミラー2の基端が固定されるととも
に円周回りに配設されることによって、図4に示すよう
に、傘状に形成されている。また、各反射ミラー2は、
一部が互いに重ね合っており、後述する反射ミラー駆動
手段3によって曲率が大きくなるように撓まされたとき
に、図5に示すように、各反射ミラー2が更に重ね合わ
さって図3のように窄むようになっている。
を有する略扇状の金属薄板等により形成されている。そ
して、これらの反射ミラー2の基端が固定されるととも
に円周回りに配設されることによって、図4に示すよう
に、傘状に形成されている。また、各反射ミラー2は、
一部が互いに重ね合っており、後述する反射ミラー駆動
手段3によって曲率が大きくなるように撓まされたとき
に、図5に示すように、各反射ミラー2が更に重ね合わ
さって図3のように窄むようになっている。
【0022】上記反射ミラー駆動手段3は、図2に示す
ように、産業用ロボットR1〜R3のアーム30に上端
が固定された一対のアングル31と、このアングル31
の下端に上端が固定されるとともに、下端に各反射ミラ
ー2の上面中央寄りの位置に当接するリング部材320
(図4参照)が配設された略枠形状の押圧部材32と、
上記筐体30に固定された駆動モータ33と、この駆動
モータ33の回転軸に連結され、周面に雄螺子が形成さ
れたウォーム34と、上部に上記ウォーム34に螺合す
るように雌螺子が形成され、各反射ミラー2の基端がビ
ス350によって固定されたミラー作動部材35と、上
記アングル31の上端部に固定され、周方向に複数個の
小型モータ36を上記反射ミラー2に対応させて配列し
たリング板37とから構成されている。
ように、産業用ロボットR1〜R3のアーム30に上端
が固定された一対のアングル31と、このアングル31
の下端に上端が固定されるとともに、下端に各反射ミラ
ー2の上面中央寄りの位置に当接するリング部材320
(図4参照)が配設された略枠形状の押圧部材32と、
上記筐体30に固定された駆動モータ33と、この駆動
モータ33の回転軸に連結され、周面に雄螺子が形成さ
れたウォーム34と、上部に上記ウォーム34に螺合す
るように雌螺子が形成され、各反射ミラー2の基端がビ
ス350によって固定されたミラー作動部材35と、上
記アングル31の上端部に固定され、周方向に複数個の
小型モータ36を上記反射ミラー2に対応させて配列し
たリング板37とから構成されている。
【0023】上記ウォーム34は、上記押圧部材32の
上部に形成された貫通口321を通って上記ミラー作動
部材35の雌螺子に螺合しており、駆動モータ33の回
転に応じて上記押圧部材32を上下動させるようになっ
ている。また、ミラー作動部材35の下端部には、径方
向両側に延設されたアーム351が配設されている。こ
のアーム351は、その両端に挿通口352が形成され
ており、この挿通口352に押圧部材32の側柱が遊嵌
されるようになっている。これにより、上記ミラー作動
部材35の上下動がガイドされる。
上部に形成された貫通口321を通って上記ミラー作動
部材35の雌螺子に螺合しており、駆動モータ33の回
転に応じて上記押圧部材32を上下動させるようになっ
ている。また、ミラー作動部材35の下端部には、径方
向両側に延設されたアーム351が配設されている。こ
のアーム351は、その両端に挿通口352が形成され
ており、この挿通口352に押圧部材32の側柱が遊嵌
されるようになっている。これにより、上記ミラー作動
部材35の上下動がガイドされる。
【0024】上記ミラー作動部材35は、その内部に中
空部353が形成されており、この中空部353に上記
ウォーム34の下端が位置するようになっている。ま
た、上記ウォーム34の下端にはウォーム34の径より
も大きいストッパ340が配設されており、一方、上記
中空部353は、その内径がミラー作動部材35の雌螺
子及び上記ストッパ340の径よりも大きく形成されて
いる。そして、上記ストッパ340が上記中空部353
の上壁に当接することによってウォーム34がミラー作
動部材35から抜けないようにしている。
空部353が形成されており、この中空部353に上記
ウォーム34の下端が位置するようになっている。ま
た、上記ウォーム34の下端にはウォーム34の径より
も大きいストッパ340が配設されており、一方、上記
中空部353は、その内径がミラー作動部材35の雌螺
子及び上記ストッパ340の径よりも大きく形成されて
いる。そして、上記ストッパ340が上記中空部353
の上壁に当接することによってウォーム34がミラー作
動部材35から抜けないようにしている。
【0025】上記各小型モータ36は、その回転軸にプ
ーリ360が連結され、このプーリ360にワイヤ36
1が巻回されている。各小型モータ36のワイヤ361
は、先端がそれぞれ対応する反射ミラー2の先端に固定
され、小型モータ36の回転に応じてワイヤ361がプ
ーリ360に巻き取られ、あるいはプーリ360から繰
り出されることにより反射ミラー2の先端が持ち上げら
れ、あるいはワイヤ361の繰り出しによる弛みによっ
て反射ミラー2の先端が弾性復帰して反射ミラー2の撓
み量(曲率)が微調整されるようになっている。
ーリ360が連結され、このプーリ360にワイヤ36
1が巻回されている。各小型モータ36のワイヤ361
は、先端がそれぞれ対応する反射ミラー2の先端に固定
され、小型モータ36の回転に応じてワイヤ361がプ
ーリ360に巻き取られ、あるいはプーリ360から繰
り出されることにより反射ミラー2の先端が持ち上げら
れ、あるいはワイヤ361の繰り出しによる弛みによっ
て反射ミラー2の先端が弾性復帰して反射ミラー2の撓
み量(曲率)が微調整されるようになっている。
【0026】上記制御手段7は、記憶手段5に記憶され
ている被検査面Wの曲率データから被検査面Wの曲率を
識別し、この識別された曲率に応じた反射ミラー2の曲
率に調整すべく、上記駆動モータ33及び各小型モータ
36を駆動するようになっている。
ている被検査面Wの曲率データから被検査面Wの曲率を
識別し、この識別された曲率に応じた反射ミラー2の曲
率に調整すべく、上記駆動モータ33及び各小型モータ
36を駆動するようになっている。
【0027】なお、上記光源1及び検出手段4は、不図
示の駆動手段によって回動自在になっている。
示の駆動手段によって回動自在になっている。
【0028】次に、上記反射ミラー駆動手段3の反射ミ
ラー駆動動作について図2及び図3を用いて説明する。
なお、図2は反射ミラー2の曲率が最大となっている状
態を示しており、図3は反射ミラー2の曲率が最小とな
っている状態を示している。また、図2では上記ミラー
作動部材35は最下点に位置している。
ラー駆動動作について図2及び図3を用いて説明する。
なお、図2は反射ミラー2の曲率が最大となっている状
態を示しており、図3は反射ミラー2の曲率が最小とな
っている状態を示している。また、図2では上記ミラー
作動部材35は最下点に位置している。
【0029】例えば図2の状態から、駆動モータ33が
駆動されることによってウォーム34が回転し、上記ミ
ラー作動部材35が上方に移動すると、ビス350によ
ってミラー作動部材35に固定された反射ミラー2の基
端が上方に引き上げられる。これにより反射ミラー2が
上昇しようとするが、反射ミラー2の上面の中央寄りの
位置にリング部材320が当接しているため、反射ミラ
ー2がリング部材320に相対的に押されて湾曲する。
この湾曲は、ミラー作動部材35が上方に移動するほど
大きくなり、図3に示す状態で最大となる。一方、駆動
モータ33が駆動されてウォーム34が回転することに
よって上記ミラー作動部材35が図3の状態から下方に
移動すると、反射ミラー2の基端が下方に移動し、反射
ミラー2が弾性復元力によって図2の状態に復元する。
このように、ミラー作動部材35を上下動させることで
反射ミラー2の撓み(曲率)が同時に調整されることに
なる。
駆動されることによってウォーム34が回転し、上記ミ
ラー作動部材35が上方に移動すると、ビス350によ
ってミラー作動部材35に固定された反射ミラー2の基
端が上方に引き上げられる。これにより反射ミラー2が
上昇しようとするが、反射ミラー2の上面の中央寄りの
位置にリング部材320が当接しているため、反射ミラ
ー2がリング部材320に相対的に押されて湾曲する。
この湾曲は、ミラー作動部材35が上方に移動するほど
大きくなり、図3に示す状態で最大となる。一方、駆動
モータ33が駆動されてウォーム34が回転することに
よって上記ミラー作動部材35が図3の状態から下方に
移動すると、反射ミラー2の基端が下方に移動し、反射
ミラー2が弾性復元力によって図2の状態に復元する。
このように、ミラー作動部材35を上下動させることで
反射ミラー2の撓み(曲率)が同時に調整されることに
なる。
【0030】また、各小型モータ36が必要に応じて回
転駆動されることによってワイヤ361が巻き取られ、
あるいは繰り出されて各反射ミラー2の撓み(曲率)が
微調整される。
転駆動されることによってワイヤ361が巻き取られ、
あるいは繰り出されて各反射ミラー2の撓み(曲率)が
微調整される。
【0031】なお、産業用ロボットR1〜R3の反射手
段2及び検出手段4は、予め設定されたプログラムラム
に応じて車体の表面を全てトレースするように構成され
ている。
段2及び検出手段4は、予め設定されたプログラムラム
に応じて車体の表面を全てトレースするように構成され
ている。
【0032】次に、上記構成の表面状態検査装置の動作
について図6のフローチャートを用いて説明する。な
お、産業用ロボットR1〜R3は、車体Hの塗装面に対
してそれぞれ同様の検査動作を行なうようになってい
る。また、図7は反射ミラー2を介して投光された明暗
光に対する被検査面Wからの反射光の強度分布を示し、
同図において、被検査面Wへの光の明暗に対して反射光
強度が、実線Aの傾斜を有するときに適正に表面状態の
検査を行なうことができる。また、図8に示すように、
車体Hに対し、Z方向は車体Hの搬送方向に、X方向は
車体Hの左右方向に、Y方向は車体Hの上下方向になる
ように設定している。
について図6のフローチャートを用いて説明する。な
お、産業用ロボットR1〜R3は、車体Hの塗装面に対
してそれぞれ同様の検査動作を行なうようになってい
る。また、図7は反射ミラー2を介して投光された明暗
光に対する被検査面Wからの反射光の強度分布を示し、
同図において、被検査面Wへの光の明暗に対して反射光
強度が、実線Aの傾斜を有するときに適正に表面状態の
検査を行なうことができる。また、図8に示すように、
車体Hに対し、Z方向は車体Hの搬送方向に、X方向は
車体Hの左右方向に、Y方向は車体Hの上下方向になる
ように設定している。
【0033】まず、検出手段4としてのビデオカメラ
(以下、単にカメラという。)及び反射ミラー2が被検
査面Wに予め向くようにセットされる(ステップS
1)。次いで、検査対象である車体Hの塗装検査ステー
ションへの到着が被検体検出センサSによって検出され
たかどうかが判別され(ステップS2)、車体Hが塗装
検査ステーションに到着するまで待機する(ステップS
2でNO)。
(以下、単にカメラという。)及び反射ミラー2が被検
査面Wに予め向くようにセットされる(ステップS
1)。次いで、検査対象である車体Hの塗装検査ステー
ションへの到着が被検体検出センサSによって検出され
たかどうかが判別され(ステップS2)、車体Hが塗装
検査ステーションに到着するまで待機する(ステップS
2でNO)。
【0034】そして、車体Hが塗装検査ステーションに
到着すると(ステップS2でYES)、被検査面Wの曲
率を識別すべく、ラインの車体搬送速度から最初に検査
する被検査面WのZ座標が求められ、このZ座標から上
記記憶手段5に記憶されている当該被検査面WのX方向
及びY方向の曲率データXZRi,YZRi(図8参照)が抽
出される(ステップS3,S4)。
到着すると(ステップS2でYES)、被検査面Wの曲
率を識別すべく、ラインの車体搬送速度から最初に検査
する被検査面WのZ座標が求められ、このZ座標から上
記記憶手段5に記憶されている当該被検査面WのX方向
及びY方向の曲率データXZRi,YZRi(図8参照)が抽
出される(ステップS3,S4)。
【0035】続いて、カメラが被検査面Wの法線方向へ
回動し、上記光源1から明暗光が投光され、反射ミラー
2で反射した後、被検査面Wで反射した光がカメラに受
光されるように調整される(ステップS5)。
回動し、上記光源1から明暗光が投光され、反射ミラー
2で反射した後、被検査面Wで反射した光がカメラに受
光されるように調整される(ステップS5)。
【0036】次いで、図9に示すように、反射ミラー2
の曲率が上記抽出された曲率データXZRi,YZRiに一致
するように上記駆動モータ33及び各小型モータ36が
駆動される(ステップS6)。次いで、上記光源1から
明暗光が反射ミラー2に投光され(ステップS7)、被
検査面Wからの反射光がカメラに受光され、この受光結
果に基づいて反射光強度分布が判別される(ステップS
8)。
の曲率が上記抽出された曲率データXZRi,YZRiに一致
するように上記駆動モータ33及び各小型モータ36が
駆動される(ステップS6)。次いで、上記光源1から
明暗光が反射ミラー2に投光され(ステップS7)、被
検査面Wからの反射光がカメラに受光され、この受光結
果に基づいて反射光強度分布が判別される(ステップS
8)。
【0037】そして、図7に示すように、駆動モータ3
3の制御誤差等によって反射ミラー2の曲率が適正に設
定されず、被検査面Wへの光の明暗に対して反射光強度
分布が、実線Aの傾斜を有しない場合には(ステップS
8でNG)、ステップS6に戻り、実線Aの傾斜になる
までステップS6〜ステップS8のループが繰り返され
る。
3の制御誤差等によって反射ミラー2の曲率が適正に設
定されず、被検査面Wへの光の明暗に対して反射光強度
分布が、実線Aの傾斜を有しない場合には(ステップS
8でNG)、ステップS6に戻り、実線Aの傾斜になる
までステップS6〜ステップS8のループが繰り返され
る。
【0038】例えば、図7の実線Bに示すように、反射
光強度分布が一定になった場合には、被検査面Wの曲率
に対して反射ミラー2の曲率が大きくて反射光が拡散し
ているので、反射ミラー2の曲率が小さくなるように上
記駆動モータ33及び各小型モータ36が駆動される。
また、図7の実線Cに示すように、照明の低輝度部で反
射光強度分布が一定になった場合には、当該反射光強度
が一定となる箇所に対応する反射ミラー2の曲率のみ小
さくすべく、当該反射ミラー2に対応する小型モータ3
6が駆動される。また、図7の実線Dに示すように、反
射光強度が照明の明暗に対して山形に変化する場合にも
反射ミラー2の曲率として適さないので、反射ミラー2
の曲率が小さくなるように上記駆動モータ33及び各小
型モータ36が駆動される。
光強度分布が一定になった場合には、被検査面Wの曲率
に対して反射ミラー2の曲率が大きくて反射光が拡散し
ているので、反射ミラー2の曲率が小さくなるように上
記駆動モータ33及び各小型モータ36が駆動される。
また、図7の実線Cに示すように、照明の低輝度部で反
射光強度分布が一定になった場合には、当該反射光強度
が一定となる箇所に対応する反射ミラー2の曲率のみ小
さくすべく、当該反射ミラー2に対応する小型モータ3
6が駆動される。また、図7の実線Dに示すように、反
射光強度が照明の明暗に対して山形に変化する場合にも
反射ミラー2の曲率として適さないので、反射ミラー2
の曲率が小さくなるように上記駆動モータ33及び各小
型モータ36が駆動される。
【0039】そして、反射光強度が実線Aの傾斜になる
と(ステップS8でOK)、ステップS9に移行する。
この場合、上記光源1から投光された明暗光が、反射ミ
ラー2でこの曲率に応じて収束されて被検査面Wに照射
され、この照射光が被検査面Wの曲率に応じて反射、拡
散されることにより略平行光線としてカメラに受光され
る。これにより、明暗光に応じた反射光強度分布(実線
Aの状態)が得られることになる。
と(ステップS8でOK)、ステップS9に移行する。
この場合、上記光源1から投光された明暗光が、反射ミ
ラー2でこの曲率に応じて収束されて被検査面Wに照射
され、この照射光が被検査面Wの曲率に応じて反射、拡
散されることにより略平行光線としてカメラに受光され
る。これにより、明暗光に応じた反射光強度分布(実線
Aの状態)が得られることになる。
【0040】ステップS9では、表面状態分類手段6に
よって検出手段4からの出力信号に基づいて反射光分布
が解析され、次いで上記被検査面Wの表面状態が分類さ
れる(ステップS10)。すなわち、上記被検査面Wの
塗装欠陥の有無等が分類される。
よって検出手段4からの出力信号に基づいて反射光分布
が解析され、次いで上記被検査面Wの表面状態が分類さ
れる(ステップS10)。すなわち、上記被検査面Wの
塗装欠陥の有無等が分類される。
【0041】この後、車体Hの表面を全てトレースした
かどうかが判別され(ステップS11)、未検査の被検
査面Wが残っている場合には(ステップS11でN
O)、ステップS3に戻ってラインの車体搬送速度から
次に検査する被検査面WのZ座標が求められ、当該被検
査面WのX方向及びY方向の曲率データXZRi,YZRiが
抽出される(ステップS3,S4)。
かどうかが判別され(ステップS11)、未検査の被検
査面Wが残っている場合には(ステップS11でN
O)、ステップS3に戻ってラインの車体搬送速度から
次に検査する被検査面WのZ座標が求められ、当該被検
査面WのX方向及びY方向の曲率データXZRi,YZRiが
抽出される(ステップS3,S4)。
【0042】一方、ステップS11で車体Hの表面のト
レースが完了すると(ステップS11でYES)、塗装
検査ステーションに次に搬入される車体Hの塗装検査を
行なうべく、ステップS1に戻る。
レースが完了すると(ステップS11でYES)、塗装
検査ステーションに次に搬入される車体Hの塗装検査を
行なうべく、ステップS1に戻る。
【0043】このように、反射ミラー2の曲率を被検査
面Wの曲率に応じるように撓ますことにより、光源1か
らの明暗光が反射ミラー2の曲率に応じて収束されるよ
うに反射され、この反射光が被検査面Wの曲率によって
拡散されることにより、被検査面Wからの反射光が略平
行光線になって検出手段4に受光される。従って、検出
手段4の受光強度(受光レベル)が、被検査面Wの曲率
に影響されずに安定し、被検査面Wの曲率による被検査
面Wの検査精度の低下を防止することができる。また、
被検査面Wによる拡散によって被検査面Wの周辺部から
の反射光が検出手段4に受光されないことを防止するこ
とができる。
面Wの曲率に応じるように撓ますことにより、光源1か
らの明暗光が反射ミラー2の曲率に応じて収束されるよ
うに反射され、この反射光が被検査面Wの曲率によって
拡散されることにより、被検査面Wからの反射光が略平
行光線になって検出手段4に受光される。従って、検出
手段4の受光強度(受光レベル)が、被検査面Wの曲率
に影響されずに安定し、被検査面Wの曲率による被検査
面Wの検査精度の低下を防止することができる。また、
被検査面Wによる拡散によって被検査面Wの周辺部から
の反射光が検出手段4に受光されないことを防止するこ
とができる。
【0044】なお、上記実施例では、反射ミラー2を反
射ミラー駆動手段3によって撓まして曲率を調整した
が、曲率の異なる複数の反射ミラーを備え、ミラー駆動
手段によって被検査面Wの曲率に応じた反射ミラーに交
換するようにしてもよい。また、上記実施例では、被検
査面Wが凸面である場合についての構成を示している
が、被検査面Wが凹面である場合には、反射ミラー2を
反らして被検査面Wの凹面形状に応じた形状に調整する
ように構成してもよい。この場合、光源1からの明暗光
は反射ミラー2によって拡散されるが、被検査面Wによ
って収束されて略平行光線になって検出手段4に受光さ
れる。
射ミラー駆動手段3によって撓まして曲率を調整した
が、曲率の異なる複数の反射ミラーを備え、ミラー駆動
手段によって被検査面Wの曲率に応じた反射ミラーに交
換するようにしてもよい。また、上記実施例では、被検
査面Wが凸面である場合についての構成を示している
が、被検査面Wが凹面である場合には、反射ミラー2を
反らして被検査面Wの凹面形状に応じた形状に調整する
ように構成してもよい。この場合、光源1からの明暗光
は反射ミラー2によって拡散されるが、被検査面Wによ
って収束されて略平行光線になって検出手段4に受光さ
れる。
【0045】また、1枚のレンズあるいは複数個のレン
ズ群によって光源1からの明暗光の収束、拡散を行なっ
てもよい。この場合、レンズ駆動手段によって被検査面
Wの曲率に応じてレンズを交換し、あるいはレンズ群の
焦点距離を調整して光源1からの明暗光の収束、拡散を
行なうことになる。
ズ群によって光源1からの明暗光の収束、拡散を行なっ
てもよい。この場合、レンズ駆動手段によって被検査面
Wの曲率に応じてレンズを交換し、あるいはレンズ群の
焦点距離を調整して光源1からの明暗光の収束、拡散を
行なうことになる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、被検査
面の曲率に対応するように光源からの光を収束あるいは
拡散して被検査面に照射し、被検査面から検出手段への
反射光を略平行光線にするので、単一の装置でありなが
ら種々の形状の被検査面に対応させて被検査面の表面状
態を適正に検査することができ、被検査面の表面状態の
検査精度を確実に維持することができる。また、被検査
面の周辺部であっても確実に検査することができる。
面の曲率に対応するように光源からの光を収束あるいは
拡散して被検査面に照射し、被検査面から検出手段への
反射光を略平行光線にするので、単一の装置でありなが
ら種々の形状の被検査面に対応させて被検査面の表面状
態を適正に検査することができ、被検査面の表面状態の
検査精度を確実に維持することができる。また、被検査
面の周辺部であっても確実に検査することができる。
【0047】また、光源からの光を一端部から他端部に
かけて漸変させるので、被検査面の表面状態の検査精度
を向上させることができる。
かけて漸変させるので、被検査面の表面状態の検査精度
を向上させることができる。
【0048】さらに、検出手段の受光レベルを一端部か
ら他端部にかけて所定の傾斜勾配で漸変するように調整
手段を制御するので、被検査面の表面状態の検査精度を
より向上させることができる。
ら他端部にかけて所定の傾斜勾配で漸変するように調整
手段を制御するので、被検査面の表面状態の検査精度を
より向上させることができる。
【図1】本発明に係る表面状態検査装置を使用した塗装
検査ステーションの一実施例を示す概略構成図である。
検査ステーションの一実施例を示す概略構成図である。
【図2】本発明に係る反射ミラー駆動手段の構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明に係る反射ミラー駆動手段の動作を説明
する断面図である。
する断面図である。
【図4】図2のIV−IV断面図である。
【図5】図3のV−V断面図である。
【図6】塗装検査ステーションの動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図7】照射された明暗光に対する反射光強度分布を示
すグラフである。
すグラフである。
【図8】被検査面の曲率データを示すイメージ図であ
る。
る。
【図9】反射ミラーの曲率を示すイメージ図である。
1 光源 2 反射ミラー 3 反射ミラー駆動手段 4 検出手段 5 記憶手段 6 表面状態分類手段 7 制御手段 R1〜R3 産業用ロボット S 被検体検出センサ W 被検査面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/30 G01N 21/84
Claims (5)
- 【請求項1】 光源からの光を被検査面に照射する照射
手段を有し、上記被検査面からの反射光を検出手段で受
光することによって上記被検査面の表面状態を検査する
表面状態検査装置であって、上記照射手段を駆動して上
記光の収束度あるいは拡散度を調整する調整手段と、上
記被検査面の曲率を識別する識別手段と、上記識別手段
の識別結果に基づいて、上記被検査面の曲率に対応する
ように上記調整手段を制御する制御手段とを備え、上記
制御手段から上記調整手段へ出力される制御信号に応じ
て上記被検査面から上記検出手段への反射光が略平行光
線になるように上記照射手段を駆動することを特徴とす
る表面状態検査装置。 - 【請求項2】 上記照射手段は上記光源からの光を反射
する反射ミラーによって構成し、上記調整手段は上記反
射ミラーの曲率を調整させるように構成するとともに、
上記制御手段は上記被検査面の曲率に対応した反射ミラ
ーの曲率になるように上記調整手段を制御することを特
徴とする請求項1記載の表面状態検査装置。 - 【請求項3】 上記照射手段は上記光源からの光を屈折
させるレンズによって構成し、上記調整手段は上記レン
ズの屈折方向を調整させるように構成するとともに、上
記制御手段は上記被検査面の曲率に対応したレンズの屈
折方向になるように上記調整手段を制御することを特徴
とする請求項1記載の表面状態検査装置。 - 【請求項4】 上記光源からの光は、一端部から他端部
にかけて漸変する明暗光であるようにしたことを特徴と
する請求項1記載の表面状態検査装置。 - 【請求項5】 上記制御手段は、上記検出手段の受光レ
ベルが一端部から他端部にかけて所定の傾斜勾配で漸変
するように上記調整手段を制御するようにしたことを特
徴とする請求項4記載の表面状態検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01430793A JP3273643B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 表面状態検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01430793A JP3273643B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 表面状態検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06229743A JPH06229743A (ja) | 1994-08-19 |
JP3273643B2 true JP3273643B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=11857449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01430793A Expired - Fee Related JP3273643B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 表面状態検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3273643B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5323320B2 (ja) * | 2006-07-19 | 2013-10-23 | 有限会社シマテック | 表面検査装置 |
JP5515531B2 (ja) * | 2009-09-07 | 2014-06-11 | セイコーエプソン株式会社 | 孔内検査方法 |
KR101366188B1 (ko) * | 2012-02-03 | 2014-02-25 | 주식회사 서울금속 | 측면 및 표면 검사기능을 갖는 비전 검사 장치 |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP01430793A patent/JP3273643B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06229743A (ja) | 1994-08-19 |
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