JP3273228B2 - 走行シミュレーション装置 - Google Patents

走行シミュレーション装置

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JP3273228B2 JP5626695A JP5626695A JP3273228B2 JP 3273228 B2 JP3273228 B2 JP 3273228B2 JP 5626695 A JP5626695 A JP 5626695A JP 5626695 A JP5626695 A JP 5626695A JP 3273228 B2 JP3273228 B2 JP 3273228B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モニターに表示される
走行状態に応じて模擬車体に対し運転操作を行ない、該
走行状態と運転操作とに基づいて模擬車体の姿勢を制御
する走行シミュレーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】走行シミュレーション装置にはモニター
が設けられ、予め設定されている走行状態をモニターに
表示し、模擬車体の乗員は該表示された走行状態に応じ
て模擬車体に対して運転操作を行う。また、乗員の行な
う運転操作に応じて模擬車体の姿勢を制御するように構
成されているが、運転操作量に対する姿勢制御量を走行
状態に応じて変更することにより乗員がより実際の走行
感覚を感じるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シミュレーション装置
を用いて危険回避の訓練をする場合に、制限速度をあま
り守らず必要以上に速度を上げる性格の乗員には先行車
の急停止等に対する危険回避の訓練を多く行なう必要が
あり、逆に慎重に運転する性格の乗員には交差点での対
向車の右折等に対する危険回避の訓練を多く行なう必要
がある。しかし、従来のシミュレーション装置では模擬
車体の乗員の性格の相違にかかわらず乗員全員に同様の
走行状態を体験させるように構成されており、従って危
険状態の発生頻度は各乗員毎に同じになり、十分な危険
回避訓練の効果を上げることができない。
【0004】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、性
格が相違しても各乗員毎に危険回避訓練の効果を上げ得
る走行シミュレーション装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、モニターに表示される走行状態に応じて模
擬車体に対し運転操作を行なうことにより、モニターに
表示される走行状態を変化させる走行シミュレーション
装置において、走行状態に危険状態として出現される各
種の危険データを予め記憶する危険データ記憶手段と、
乗員の性格タイプデータを入力する性格タイプデータ入
力手段と、入力された性格タイプデータに対応して上記
各危険データの走行状態への出現頻度を個々に可変調節
する危険頻度変更手段と、前記個々に出現頻度を可変調
節された各危険データをランダムに変動する変数を用い
て発生させる危険データ発生手段と、 前記危険データの
発生により危険状態が出現された走行状態に応じて乗員
が取った運転操作により模擬車体の姿勢を制御する運転
方程式演算部と、を有することを特徴とする。
【0006】
【作用】乗員の性格タイプに応じて、各性格タイプに必
要とされる種類の危険データが走行状態へ出現する頻度
を、他の種類の危険データの出現頻度より増加させるこ
とにより、その性格の乗員にとって訓練しなければなら
ない危険回避を十分に行ない得る。
【0007】
【実施例】図1を参照して、本発明を、二輪車のライデ
ィングシミュレーション装置を例に説明する。1は模擬
二輪車であり、該模擬二輪車1の乗員Rは、該模擬二輪
車1の前方に配置されたCRT等のモニター20に表示
される風景等の走行状態の変化に応じて該模擬二輪車1
の運転操作を行い、この操作に応じて模擬二輪車1の姿
勢が制御される。該模擬二輪車1にはフレーム状の車体
1が備えられており、基台2上の支持枠21に車長方向
に対して回転軸線が平行になるようにロールモータ3を
支持させ、該ロールモータ3の回転軸にブラケット31
を取り付けた。該ブラケット31にはピッチ軸に対して
平行な枢軸32が左右に突設されており、模擬二輪車1
の左右両側に一対に垂設されたアーム11の下端部が該
枢軸32に揺動自在に軸支されている。また、ブラケッ
ト31には枢軸32に対して平行な支軸33が設けら
れ、ピッチモータ4が支軸33を支点にして揺動自在に
設けられている。一方、車体1に該支軸33に平行な支
軸12を支点にして揺動自在なナット13を設け、ピッ
チモータ4に連結される螺杆41をナット13に螺合さ
せてピッチモータ4により車体1がブラケット31に対
してピッチ軸線回りに揺動するようにした。
【0008】また、該車体1の前端部に所定のキャスタ
角度傾斜させてステアリングモータ5を取り付け、該ス
テアリングモータ5の回転軸にハンドル51を直結し
た。これによりハンドル51を乗員Rが回動させると、
ステアリングモータ5によりハンドル51の回動に対し
て所定の制動力が与えられる。
【0009】このハンドル51には乗員Rが行うアクセ
ル操作量やフロントブレーキの操作力を検知する各種セ
ンサが内蔵され、シート14には乗員Rの体重移動方向
及び移動量を検知するセンサが取り付けられ、ステップ
15には体重移動に伴う荷重の変化を検知する荷重セン
サが取り付けられ、また、その近傍にはリヤブレーキの
操作力やシフトチェンジ操作を検知するセンサが設けら
れている。これら各種センサからの検知信号は演算処理
装置6により処理され、ロールモータ3・ピッチモータ
4・ステアリングモータ5を駆動制御し模擬二輪車1の
姿勢が制御される。
【0010】ところで、モニター20の映像は例えば図
2に示すように、前方視界F・左後方視界BL・右後方
視界BR及び走行速度やシフト情報等の走行データIか
らなる。また、模擬二輪車1のロール運動の表示部R及
びピッチ運動の表示部Pが設けられ、模擬二輪車1の理
想の状態と乗員Rが行なう運転操作に基づく模擬二輪車
1の状態とを重ねて表示する。モニター20に映し出さ
れる走行状態は演算処理装置6に接続されたコンピュー
タ等の端末Cの操作により設定されるものであり、該端
末Cには例えば図3に示すような画面が表示され、該端
末Cを介してコース等の各種パラメータを適宜選択する
ことにより走行状態を設定することができる。
【0011】このような走行状態を設定するには、まず
演算処理装置6内に予め複数記憶されているコースデー
タの中から乗員Rに最適なコースを選択する必要があ
る。そこで乗員Rに対し、「強引に追い越された場合ど
のようにするか」や「交差点手前で信号が黄色に変わっ
たらどうするか」等の予め設定した一連の質問をし、そ
の結果を端末Cに入力する。端末Cに入力された質問の
結果は性格タイプ判断部61に入力され、乗員Rの性格
について「慎重型」か「飛ばし屋型」かという判断基準
で5段階の点を付けると共に、「おっとり型」か「短気
型」かという観点からも5段階の点を付け、乗員Rの性
格を25通りのパターンの1つに特定する。その特定さ
れたタイプはコース選択部62に出力される。該コース
選択部62には性格のタイプに合わせた5つのコースが
予め設定され、例えば下記表に基づいてその性格の乗員
に最適のコースを5つのコースの中から選択する。
【0012】 このようにコースが選択されると、その結果は走行地図
合成部63へ送られる。該走行地図合成部63では予め
設定されている複数の地図データの中から、例えば上記
図3に示す市街地地図データを選択する。これら地図デ
ータには予め設定されている危険データをどの箇所で出
現させるかが設定されており、危険データ毎の出現頻度
は上記選択されたコースによって下記表に示すように増
減補正される。
【0013】 ところで、該表中、0は出現頻度が標準であることを示
し、+は出現頻度が多く、−は出現頻度が少ないことを
示す。そして合成された地図データは運動方程式演算部
64に出力される。尚、危険データの出現頻度が決まっ
ても具体的にいつ危険データを出現させるかは、乱数発
生部65で発生する乱数により決定し、乗員Rに危険シ
ーンの発生を予測させないようにする。そして、具体的
に危険データを発生されると映像発生部66を介してモ
ニター20に危険現象として映し出され乗員Rは危険回
避操作を行なう。その危険回避操作は模擬二輪車1の各
センサが検知し、運動方程式演算部64はその検知信号
に基づいて模擬二輪車1の姿勢を制御する。
【0014】尚、上記実施例では二輪車についてのライ
ディングシミュレーション装置を例に説明したが、自動
車等についてのシミュレーション装置にも本発明を適用
することができる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、乗員の性格に応じて走行状態に現れる複数種類の危
険シーンの各頻度を個々に変えるようにしたので、性格
が相違する各乗員毎に危険回避訓練の効果を上げること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シミュレーション装置の構成を示す図
【図2】モニター20の映像の一例を示す図
【図3】端末Cの表示の一例を示す図
【図4】演算処理装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 模擬二輪車 6 演算処理装置 20 モニター C 端末 R 乗員
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市沢 隆 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホ ンダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 青木 克仁 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 平4−186390(JP,A) 特開 平2−156310(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09B 9/00 - 9/56 G06T 15/00 A63F 9/24 A63F 13/00 - 13/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モニターに表示される走行状態に応じ
    て模擬車体に対し運転操作を行なうことにより、モニタ
    ーに表示される走行状態を変化させる走行シミュレーシ
    ョン装置において、 走行状態に危険状態として出現される各種の危険データ
    を予め記憶する危険データ記憶手段と、 乗員の性格タイプデータを入力する性格タイプデータ入
    力手段と、 入力された性格タイプデータに対応して上記各危険デー
    タの走行状態への出現頻度を個々に可変調節する危険頻
    度変更手段と、前記個々に出現頻度を可変調節された各危険データをラ
    ンダムに変動する変数を用いて発生させる危険データ発
    生手段と、 前記危険データの発生により危険状態が出現された走行
    状態に応じて乗員が取った運転操作により模擬車体の姿
    勢を制御する運転方程式演算部と、 を有することを特徴とする走行シミュレーション装置。
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