JP3236946B2 - 走行シミュレーション装置 - Google Patents

走行シミュレーション装置

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隆 市沢
誠 牧野
正夫 久米
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モニターに表示される
走行状態に応じて模擬車体に対し運転操作を行ない、該
走行状態と運転操作とに基づいて模擬車体の姿勢を制御
する走行シミュレーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】走行シミュレーション装置にはモニター
が設けられ、予め設定されている走行状態をモニターに
表示し、模擬車体の乗員は該表示された走行状態に応じ
て模擬車体に対して運転操作を行う。また、乗員の行な
う運転操作に応じて模擬車体の姿勢を制御するように構
成されているが、運転操作量に対する姿勢制御量を走行
状態に応じて変更することにより乗員がより実際の走行
感覚を感じるようにしている。
【0003】このような走行シミュレーション装置は、
実際の車両を用いて教習することが困難な条件での運転
教習に利用されることが望まれ、例えば二輪車の運転教
習である急制動を、高速道路走行時を想定した80Km/h
から行なうことにより実車を用いた運転教習に比べ教習
効果を更に高めることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特に二輪車の運転教習
を行なう場合には乗員の走行中における姿勢が重要であ
るが、従来はインストラクターが模範走行操作を行な
い、乗員である教習生はインストラクターの姿勢を見て
覚え、次に自分が走行操作を行なう際にはインストラク
ターの姿勢を思い出し自分の姿勢を修正するようにして
いた。しかし、他人の姿勢を見るのと自分の姿勢を判断
するのとでは感覚が異なり、特に自分の姿勢を正確に判
断することは難しく十分な教習効果を上げることができ
ない。
【0005】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、運
転操作中における自分の姿勢を正確に判断することがで
きる走行シミュレーション装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、モニターに表示される走行状態に
応じて模擬車体に対し運転操作を行ない、該走行状態と
運転操作とに基づいて模擬車体の姿勢を制御する走行シ
ミュレーション装置において、模擬車体の姿勢に対応す
る乗員の基準姿勢を演算する基準姿勢演算手段と、実際
の乗員の姿勢を撮像する撮像手段と、演算された基準姿
勢と撮像された実際の姿勢とを上記モニターに表示する
画像表示手段とを有することを特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、上記画像表示手段は、上記基準姿勢と実際の
姿勢とを合成し重ね合わせてモニターに表示することを
特徴とする。
【0008】
【作用】模擬車体の姿勢毎に理想となる基準姿勢を決め
る。該基準姿勢と実際の乗員の姿勢とを同じモニターに
表示することにより両者の相違点が明確になる。また、
請求項2の発明のように両姿勢を重ね合わせて表示すれ
ば基準姿勢と自分の姿勢との相違点がより一層明確に理
解できる。
【0009】
【実施例】図1を参照して、本発明を、二輪車のライデ
ィングシミュレーション装置を例に説明する。1は模擬
二輪車であり、該模擬二輪車1の乗員Rは、該模擬二輪
車1の前方に配置されたCRT等のモニター20に表示
される風景等の走行状態の変化に応じて該模擬二輪車1
の運転操作を行い、この操作に応じて模擬二輪車1の姿
勢が制御される。該模擬二輪車1にはフレーム状の車体
1が備えられており、基台2上の支持枠21に車長方向
に対して回転軸線が平行になるようにロールモータ3を
支持させ、該ロールモータ3の回転軸にブラケット31
を取り付けた。該ブラケット31にはピッチ軸に対して
平行な枢軸32が左右に突設されており、模擬二輪車1
の左右両側に一対に垂設されたアーム11の下端部が該
枢軸32に揺動自在に軸支されている。また、ブラケッ
ト31には枢軸32に対して平行な支軸33が設けら
れ、ピッチモータ4が支軸33を支点にして揺動自在に
設けられている。一方、車体1に該支軸33に平行な支
軸12を支点にして揺動自在なナット13を設け、ピッ
チモータ4に連結される螺杆41をナット13に螺合さ
せてピッチモータ4により車体1がブラケット31に対
してピッチ軸線回りに揺動するようにした。
【0010】また、該車体1の前端部に所定のキャスタ
角度傾斜させてステアリングモータ5を取り付け、該ス
テアリングモータ5の回転軸にハンドル51を直結し
た。これによりハンドル51を乗員Rが回動させると、
ステアリングモータ5によりハンドル51の回動に対し
て所定の制動力が与えられる。
【0011】このハンドル51には乗員Rが行うアクセ
ル操作量やフロントブレーキの操作力を検知する各種セ
ンサが内蔵され、シート14には乗員Rの体重移動方向
及び移動量を検知するセンサが取り付けられ、ステップ
15には体重移動に伴う荷重の変化を検知する荷重セン
サが取り付けられ、また、その近傍にはリヤブレーキの
操作力やシフトチェンジ操作を検知するセンサが設けら
れている。これら各種センサからの検知信号は演算処理
装置6により処理され、ロールモータ3・ピッチモータ
4・ステアリングモータ5を駆動制御し模擬二輪車1の
姿勢が制御される。また、上記モニター20の下方には
模擬二輪車1の前方から乗員Rを撮像するカメラCが配
設されており、また図示しないが、乗員Rの左側方にも
同様に乗員Rを撮像するカメラが配設されている。
【0012】ところで、モニター20の映像は例えば急
制動について教習を行なう場合には、図2に示すよう
に、前方視界F・左後方視界BL・右後方視界BR及び
走行速度やシフト情報等の走行データIからなる。ま
た、前方から撮像した乗員の姿勢の表示部RFと左側方
から撮像した乗員の姿勢の表示部RSとが設けられ、模
擬二輪車1の姿勢に対応した理想の姿勢と上記カメラC
等で撮像された乗員Rの実際の姿勢とが重ねて表示され
る。このような両姿勢を重ね合わせる操作は演算処理装
置6で行なうものであり、図3を参照して演算処理装置
6の構成を以下に説明する。
【0013】まず、データベース設定部61から教習項
目を設定すると設定された教習項目についてのコース等
のデータ及び基準姿勢についてのデータが基準姿勢デー
タベース部62から運動方程式演算部63に出力され
る。一方、乗員Rの身長や体重等の値をパラメータ入力
部64を介して運動方程式演算部63に入力する。該運
動方程式演算部63は模擬二輪車1の上記各センサから
の検知信号に基づいて模擬二輪車1の姿勢を演算し上記
各モータ3・4・5を制御して模擬二輪車1の姿勢を制
御する。また該運動方程式演算部63は該演算した模擬
二輪車1の姿勢に対応する基準姿勢を、上記基準姿勢デ
ータベース部62とパラメータ入力部64とからのデー
タに基づいて求め、その基準姿勢を画像変換部65に出
力する。該画像変換部65では基準姿勢をモニター20
に表示できる画像データに変換して画像合成部66に出
力する。一方、上記2台のカメラはともに該画像合成部
66に接続されており、撮像した実際の乗員Rの姿勢の
画像を画像合成部66に入力する。すると画像合成部6
6は両画像データを重ね合わせてモニター20に出力
し、上記図2のごとくその合成した画像を表示させる。
ところで、Vは画像記録装置であり、乗員Rが運転教習
後にモニター20に表示された画像を検討するためモニ
ター20に表示される画像を記録するものである。
【0014】このようにして合成された画像の内のRS
についての一例を図4に示す。本図は急制動時における
ものであり、Aは基準姿勢を示しBは実際の乗員Rの姿
勢を示す。基準姿勢Aは腕を若干曲げリラックスしてい
るのに対し、実際の乗員Rの姿勢Bは腕を伸ばし緊張し
ていることがわかる。
【0015】尚、上記実施例では二輪車についてのライ
ディングシミュレーション装置を例に説明したが、自動
車についてのシミュレーション装置にも本発明を適用す
ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明では理想的な基準姿勢と実施の乗員の姿勢とを
同じモニターに表示するので、乗員は自分の姿勢を正確
に理解し、自分の姿勢の悪いところを直ちに理解するこ
とができ、その結果教習効率を上げることができる。
【0017】また、請求項2の発明では両姿勢を重ね合
わせて表示するので自分の姿勢の悪いところがより一層
明確に理解できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シミュレーション装置の構成を示す図
【図2】モニター20の映像の一例を示す図
【図3】演算処理部内の構成を示すブロック図
【図4】重ね合わされた姿勢の一例を示す図
【符号の説明】
1 模擬二輪車 6 演算処理装置 20 モニター C カメラ R 乗員
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松澤 勝範 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホ ンダエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−51695(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09B 9/00 - 9/56 H04N 7/18 G06T 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モニターに表示される走行状態に応じ
    て模擬車体に対し運転操作を行ない、該走行状態と運転
    操作とに基づいて模擬車体の姿勢を制御する走行シミュ
    レーション装置において、模擬車体の姿勢に対応する乗
    員の基準姿勢を演算する基準姿勢演算手段と、実際の乗
    員の姿勢を撮像する撮像手段と、演算された基準姿勢と
    撮像された実際の姿勢とを上記モニターに表示する画像
    表示手段とを有することを特徴とする走行シミュレーシ
    ョン装置。
  2. 【請求項2】 上記画像表示手段は、上記基準姿勢と
    実際の姿勢とを合成し重ね合わせてモニターに表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の走行シミュレーション
    装置。
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