JP3271988B2 - ニトリルゴム/ポリ塩化ビニルブレンド - Google Patents

ニトリルゴム/ポリ塩化ビニルブレンド

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は安定化されたポリ塩化ビニル(PVC)/ニト
リルゴム組成物に関する。さらに具体的には本発明は非
常に高い熱安定性を示す、PVCとニトリルゴムとのフラ
ックス化(fluxed)ブレンドに関する。この高い安定性
はフラックス化(fluxing)の前にPVCを安定剤でコーテ
ィングする方法から生ずる。得られたフラックス化ブレ
ンドは、カラー安定性が非常に改良され、言いかえれ
ば、ゴム練り(mill)時間の長期化に伴う着色を防止す
る。
発明の背景 約70%のニトリルゴム(NBR)と30%のポリ塩化ビニ
ル(PVC)とのブレンドは優れた耐オゾン性および耐油
性を有することが知られている。種々のこれらのタイプ
のブレンドは優れた加工性を有している。そのような複
合物である典型的な市販の製品はニトリルゴム/PVCブレ
ンドである。そのようなブレンドから造られた部品は滑
らかな仕上げおよび高い光沢を有している。これらは、
その耐摩耗性および耐油性ゆえ、靴底、ホースのため
の、また、ワイヤおよびケーブル用のジャケットのため
の優れた重合体材料となっている。これらの材料はま
た、独立気泡スポンジの応用分野において広く使用され
ている。
これらのブレンドの熱安定性は、仕上げ製品に配合さ
れる場合、それらの性能にとって非常に重要である。ま
た、熱安定性が高いと、製造された規格外れ(off−gra
de)の材料の量を減少させ、それにより、生産コストを
減少させ、製品製造効率を高める。
このような材料の調合の業界の殆どの当業者の理解す
るところによれば、このような材料のための安定剤系
は、高温安定性、良好な初期カラーおよび長期安定性特
性、ならびに使用の相対的容易性および経済性を併せ有
すべきである。PVC樹脂は錫塩および亜鉛塩およびそれ
らの組み合わせのような材料を用いて安定化されてい
た。例えば、Veldiserriに与えられた米国特許第4,614,
756号参照。アルミニウム塩とカルシウム塩との組み合
わせも、米国特許第4,008,193号においてScheidl等によ
り開示されているように、複合安定剤として用いられて
きた。
PVCとニトリルゴムとの混合物のための安定剤は、種
々のアミン系およびフェノール系酸化防止剤を含む標準
的な酸化防止剤および安定剤、および他の安定剤を含ん
でもよい。そのような安定剤系の典型としては、オレイ
ン酸ナトリウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン
酸亜鉛、フタル酸ジオクチル、ブチル化ヒドロキシトル
エン(BHT)、エポキシ化大豆油(ESO)および種々のバ
リウム−亜鉛塩がある。
どのような安定剤または安定剤系を使用するにせよ、
NBRとPVCと一緒に、安定剤材料(1種または複数種)を
加えることが現在の慣行である。この方法から生ずる問
題の中には、色安定性が低いことおよびPVCとNBRとのブ
レンドの混合をより良好にするために混合時間をできる
だけ長くする必要のあることがある。
これらの材料は、混合およびフラックス化操作(flu
x)を行うために使用される典型的なゴム加工機械、例
えばバンバリー(Banbury)ミキサーまたはブラベンダ
ー(Brabender)ミキサー中において混合およびフラッ
クス化される。本発明は、PVCを予め安定化する点で通
常の実施とは異なり、ゴム練り(mill)時間を非常に長
くし、着色を減少させる。このブレンドを構成する成分
は現在使用されている成分と同じであり、性質が顕著で
驚くほど相違するのはPVCの予備安定化処理の結果であ
る。
上記記載は、ポリ塩化ビニル/ニトリルゴム組成物の
ための新しく且つ改良された安定剤系に対する当業界の
要望を示している。この改良された安定剤系は、色安定
性および混合時間の長期化に示されるような高い安定性
を含む、所望の組み合わせの性質を与えるであろう。本
発明の安定剤系の他の利点は、PVC/NBRブレンドの製造
のための時間および費用についての効率が高まることで
あろう。
したがって、本発明の目的は、PVC粒子およびニトリ
ルゴムを高い剪断乾燥ブレンド処理によって安定剤およ
び(または)酸化防止剤と調合する方法を記載すること
である。剪断は、PVC粒子/安定剤混合物の温度を少な
くとも約60℃であってしかし80℃より高くない温度に上
昇させるのに十分なものでなければならない。このよう
に予備安定化されたPVC粒子を標準的な方法において使
用すると、有意に高い熱安定性を有するフラックス化ブ
レンドが生じ、混合(ゴム練り(mill))時間を長く
し、より良好な色安定性を得ることができる。
本発明の他の目的は、本発明による予備安定化を行わ
ないブレンドに比べて一層良好な(より低い)着色水準
を有し、高い熱安定性を有する、高品質のブレンド製品
を提供することである。本発明のなお別の目的は、長時
間のゴム練り(mill)または混合の可能なブレンド材料
を製造することである。本発明の他の目的は、典型的な
工場の条件下に製造された規格外れ(off−grade)の材
料の量を、何らの特別なまたは費用がかかる品質管理手
段なしで、有意に減少させることである。
発明の概要 本発明は、ニトリルゴムおよび予備安定化されたポリ
塩化ビニルのフラックス化ブレンドを製造する方法を対
象とする。得られたブレンドは高い熱安定性を示し、こ
れらのブレンドの末端ユーザーによる混合且つ加工中、
長時間劣化しない。しかも、大規模プラントで量産され
る場合、生産中に劣化する材料の量の減少により加工効
率が高くなる。
本発明は、本明細書に開示されるとおり、a)ポリ塩
化ビニル樹脂を安定剤でコーティングして予備コーティ
ングされたPVCを形成する工程、b)前記予備コーティ
ングされたPVCを1種またはそれ以上のアクリロニトリ
ル−ブタジエンゴムとブレンドして予備安定化されたNB
R/PVCブレンドを形成する工程、及びc)前記予備安定
化されたNBR/PVCブレンドに熱および圧力を適用してフ
ラックス化NBR/PVCブレンドとなるように均一にブレン
ドする工程を含む、ポリ塩化ビニル/アクリロニトリル
−ブタジエンゴムブレンドの製造方法を含む。本発明の
他の態様は、極微小(microscopic)ポリ塩化ビニル領
域およびアクリロニトリル−ブタジエンゴム領域を有す
る新規なポリ塩化ビニル/アクリロニトリル−ブタジエ
ンゴムブレンドにおいて、前記ポリ塩化ビニル領域の全
体にわたって均質に且つ均一に分布された安定剤を有す
る点が改良された、前記新規なブレンドである。
本発明は、PVCの予備安定化なしで製造された同様の
製品に比較して、ブレンドされた製品の色安定性および
ゴム練り(mill)安定性特性において顕著な且つ驚くべ
き改良を生ずる。この予備安定化されたPVC粒子を、そ
の他の点では従来どおりのフラックス化PVC/NBR製造方
法において使用すると、有意に高い熱安定性を有するフ
ラックス化ブレンドが生じ、混合(ゴム練り操作(mil
l))時間を長くし、より良好な色安定性が得られる。
発明の詳細な説明 PVCの予備安定化 本発明の方法において、初めにPVC粒子は、高剪断乾
式ブレンド処理において安定剤との乾式配合の開始前に
またはその開始と同時にPVC粒子が安定剤により実質的
に被われるように、安定剤パッケージでコーティングさ
れる。そのブレンド処理は、独立した加熱用手段あるい
は剪断を包含すべきであるが、PVC粒子/安定剤混合物
の温度を少なくとも約60℃であってしかし80℃より高く
ない温度に上昇させるのに十分であるべきである。本発
明において有用なタイプのPVCは、NBRとのブレンドを行
うのに適した軟化する性質を有する任意の樹脂である。
懸濁重合樹脂は、微粉末形で好ましい樹脂である。
PVC/NBRのブレンド操作またはフラックス化操作 NBRゴムは、予備安定化されたPVCと典型的にはブラベ
ンダー(Brabender)またはバンバリー(Bunbury)のよ
うなミキサー中で350゜Fの最低温度から450゜Fの最高温
度まで、好ましくは375〜400゜Fで混合される。別法と
して、単軸スクリューまたは二軸スクリュータイプの押
し出し器を、PVC/NBR材料を均一にブレンドし、フラッ
クス化するために有利に使用してもよい。かかる時間の
長さは、使用されるNBRゴムのタイプおよび使用される
混合装置の効率により左右される。効率のよい高剪断ミ
キサーにおいて、この混合は2分より短くなく且つ材料
の熱安定性の限界より長くない時間かかる。
典型的な混合処理は以下のとおりであってよい。NBR/
PVCフラックス化操作の前にブラベンダー(Brabender)
ミキサーを175℃に予熱する。NBRゴムと予備安定化され
たPVCとの混合物を約70部のNBRゴムと約30部の予備安定
化されたPVCの比で、50rpmに予め設定された運転速度に
おいてブラベンダーミキサー中に導入する。NBR/PVC混
合物を全部装入した後、混合速度を80rpmに上げ、188℃
の温度に達するまで80rpmに保つ。188℃に達したら、混
合速度を50rpmに下げる。
NBR/PVCブレンドの温度を60秒間188℃に保ち、次にNB
R/PVCブレンドのバッチ全体を速やかに排出させ、つま
みを手で締めてセットした冷却ゴム練りローラー(mil
l)中を通過させる。NBR/PVCブレンドを、手で締められ
た(hand tight)ゴム練りローラー(mill)中を4回
通過させ、そこで原料はゴム練りローラー通過の度毎に
カットされ、折り畳まれる。次にゴム練りローラーのつ
まみを0.075"に減らし、NBR/PVCブレンドを3回の最終
通過に付す。最後の通過後に、ゴム練り操作された(mi
lled)シートに冷水を噴霧し、空気乾燥した後、包装す
る。
PVC用安定剤 処理中、ハロゲン含有重合体は、それらがルーチン加
工で受ける粉砕、混合および成形操作において、通常、
高温に加熱される。塩化ビニル(PVC)および塩化ビニ
リデンの重合体類および共重合体類は、熱に対して特に
敏感である。それらは高温で脆くなり、色が変化し、さ
もなくば損傷を受け、その結果それらの所望の最終用途
にもはや適さなくなってしまう。これらの理由から、そ
のようなハロゲン含有可塑性材料には通常熱安定剤を加
えて、それらの重合体が通常の処理中に分解することを
防止する。
本明細書において用いられる用語“安定剤”は、熱劣
化、UV劣化そして(または)機械的劣化に対してPVCを
保護するために有用な1種またはそれ以上の、有機また
は無機の化合物を意味する。多くのタイプのそのような
安定剤はPVC業界において既知であり、慣用的に使用さ
れている。The Kirk−Othmer Encyclopedia Chemica
l Technologyの“Heat Stabilizer"、第12巻、第1071
頁〜第1091頁(1994年ニューヨークのJohn Wiley発
行)(この内容は引用により本明細書の記載の一部とす
る)には、過去においてこのような目的の為に使用され
てきたそのような安定剤のすべてではないが例示がのっ
ている。本発明において有利に使用され、安定剤として
包含されると考えられる新規化合物が開発されるものと
予想される。用語“安定剤パッケージ”は、一緒に用い
られる複数の安定剤化合物を意味するためにこの産業界
において通常使用されている用語であり、「安定剤」と
いう上に定義された用語と均等と考えるべきである。安
定剤は、アルキル錫、ジアルキル錫、アリール錫、ポリ
(マレイン酸ジアルキル錫)、ジアルキル錫ビス(マレ
イン酸アルキル)、ジアルキル錫ビス(2−アルキルチ
オグリコレート)(これらにおいてアルキルはC4〜C8
好ましい)のような有機錫化合物を含む。好ましい安定
剤には、カルシウム、亜鉛、マグネシウム、鉛、バリウ
ムおよびカドミウムの塩または石けん、特にCa−Zn、Ba
−Ca−Zn、Ba−Zn、そして最も好ましくはBa−Cdの組み
合わせを含有するものもある。他の普通の安定剤は、ア
ルカリ土類金属塩と多価アルコールとの混合物を含む。
アルミニウム塩とカルシウム塩との組み合わせもまた安
定剤複合物として使用されてきた。
安定剤の使用の水準は、活性成分の化学的同一性やパ
ッケージ中に存在する安定剤の数により変化する。各々
の安定剤は、PVC/NBRの100重量部に基づいて、約0.01〜
約6.0重量部、好ましくは約0.1〜約3.0重量部、より好
ましくは0.2〜2.0重量部の水準で存在してよい。
補助安定剤 用語“補助安定剤(costabilizer)”はPVCのための
安定剤系の効果を高めることが出来そして(または)そ
の上に、NBRゴム用の酸化防止剤または安定剤として作
用しうる、他の認められた安定剤材料を意味する。その
ような補助安定剤系の代表的な成分は、エポキシ化合
物、酸化防止剤(即ち、フェノール系またはアミン系酸
化防止剤)、ポリオール類、亜燐酸塩類、β−ジケトン
類、置換アミン類およびヒドロタルサイト(hydrotalal
cite)を含む。NBRゴムは、典型的には多くのクラスの
酸化防止剤(フェノール類、アミン類および亜燐酸塩
類)そしてオレイン酸ナトリウム、ステアリン酸カルシ
ウム、ステアリン酸亜鉛、フタル酸ジオクチル、ブチル
化ヒドロキシトルエン(BHT)、エポキシ化大豆油(ES
O)および種々のバリウム−亜鉛塩を含む安定剤系を使
用する。PVC/NBRの100重量部に基づいて、各々の補助安
定剤は約0.01〜約15.0、好ましくは約0.5〜約8.0、さら
に好ましくは1.0〜4.0の水準で存在してよい。
アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR) 用語“NBR"は、International Institute of Synt
hetic Rubber Producers(IISRP)によりアクリロニ
トリル−ブタジエンゴムとして分類されるアクリロニト
リル−ブタジエンゴムのクラスの任意のものを意味す
る。これらは、ブタジエン量に対するに、25〜50重量
%、好ましくは28〜39重量%そして最も好ましくは30〜
35重量%のアクリロニトリル量を有する周知のエラスト
マーである。PVC/NBRの比は任意の実用的比であってよ
いが、現在の市販製品のPVC/NBR比は20/80〜50/50、耐
オゾン性が重要である場合は60/40までも変化する。
ニトリルゴム(NBR)を製造するための工場において
使用される一般的な方法は次のとおりである。アクリロ
ニトリル−ブタジエンは、従来行われるとおりに乳化重
合法で反応させる。NBR仕上げは連続流動法で行われ
る。この方法は、ラテックス中の極微小ゴム粒子を凝結
させて団粒(crumb)を形成し、その透明な水性媒体か
ら団粒を分離した後洗浄し、乾燥し、それをパッケージ
することからなる。凝結はまた、凝集と称され、団粒は
ときにはフロック(凝集粒子:floc)と呼ばれる。凝結
から生ずる透明な媒体は漿液(serum)と呼ばれること
もある。
通常のプラント生産において、生産領域から仕上げ領
域に入るラテックスは、凝集の前に大きなブレンドタン
クにおいて貯蔵される。製品の均一性を確保するため
に、数多くの反応器バッチ(batch)のブレンドを、こ
れらのタンクに準備する。これらのブレンドタンクにお
いて、或る種のNBRラテックスタイプには、酸化防止剤
を加えてもよい。
凝集は、種々の化学剤をラテックスに加えて、乳化剤
を非乳化性物質に転換することにより誘発される。NBR/
PVCブレンドの製造に先立って、フロック(凝集粒子:fl
oc)を経由してNBRを単離し、次に脱水した後、NBRを乾
燥させる。フロック(凝集粒子)を誘導するために加え
られる化学剤は通常、食塩水および硫酸である。通常、
まず食塩水を加えてラテックスを酸による適当なタイプ
の凝集のために調節する。
材料の凝集の後に、フロックタンクと再スラリタンク
との間の振動コンベヤスクリーナー(screener)によ
り、フロックから漿液を排出させ、その後にフロックを
新鮮な水中で再スラリ化することによりフロックを洗浄
する。フロックは再スラリタンクから流れるので、第2
の振動スクリーナー上を通過するが、そこで再スラリ水
を下水管に排出させる。
フロック系統の操作が適切であるかどうかは、透明な
漿液および適当な大きさのフロックができるかどうかに
よる。もし漿液がミルク状であるならば、これはゴム固
形分が失われつつあるしるしである。もしフロックの大
きさが大き過ぎるならば、フロックが十分によく洗浄さ
れておらず、ラテックスが詰まることになる。もしフロ
ックの大きさが小さ過ぎると、過剰量の微粉末が失わ
れ、脱水装置は十分に役にたたないだろう。フロック系
統の適切な操作は、流速、pH、フロックタンクの温度お
よびフロックタンクの攪拌を調節することにより達成さ
れる。これらの条件はそれぞれのブレンドについて変化
するかもしれないが、当業界の熟練者により調節するこ
とが出来る。
通常、食塩水の流れを増大させると、ミルク状の漿液
を適正化し、粒子の大きさを減少させる。酸を増大させ
ると(即ち、pHを低下させると)、通常、ミルク状漿液
を適正化し、粒子の大きさを増大させる。水の流れを増
大させると、通常、粒子の大きさを減少させる。フロッ
クが多量の微粉を含有する場合は、フロックタンクの温
度を約100゜Fに上昇させて、微粉を塊状化させる。適正
な粒子の大きさが達成されたら、温度を約70〜80゜Fに
低下させることが出来る。
次に、湿潤したフロックを機械装置中に通し、水分を
絞り出す。水分は、ゴムブレンド製品が約8%〜約16%
の水分含有量を有するように絞り出す。この処理を脱水
と呼んでもよい。脱水後、この製品を乾燥装置に移送
し、1%またはそれ以下の水準まで残留水分を蒸発させ
る。その乾燥装置は、ゴムの床がゆっくりと動いて、約
45分間約250゜Fで、循環している熱風にさらされる、ト
ンネル乾燥器であってもよい。ニトリルゴムはまた、ラ
テックス相において、本発明において使用することが出
来る。
本発明において特に興味深いものは、ポリ塩化ビニル
とブレンドされたアクリロニトリル−ブタジエン共重合
体を含むニトリル重合体ブレンドである。本発明の目的
に対して、PVC/NBRブレンド試作品は、変性安定剤パッ
ケージで予備安定化されたPVCをベースとし、型(mol
d)汚染を起こす傾向が低く、熱変色に対する抵抗が改
良されていた。型(mold)汚染とは、部品を形成するた
めに使用される型の熱い表面上への残留物の付着であ
り、望ましくない。
改良された性質を有するPVC/NBR組成物を製造するこ
ととは別の、本発明の他の目的は、コストに有利とし、
生産効率を改良することである。本発明の改良された材
料の生産に伴う追加の原料費用はない。所与の安定剤装
入に対して、ゴム練り(mill)時間安全性が約6分から
約14分に増加すること、即ち約230%も増加すること
は、NBRとブレンド化/フラックス化する前に、PVC中に
安定剤を導入することによって実現されるのである。研
究室での実験でも、予備安定化により、効力を損失させ
ることなく安定剤を正味約25〜33%減少させることが可
能であることが示された。
例: 予備安定化されたPVCの製造 粉末状PVC懸濁タイプの樹脂を安定剤パッケージと一
緒に高強度ヘンシェル(Henschel)乾燥粉末ミキサー中
に入れた。例1および比較例AおよびBの場合におい
て、安定剤パッケージは、表Aに示されるESO、ステア
リン酸カルシウムおよびステアリン酸亜鉛成分であっ
た。例2の安定剤パッケージは、2種のバリウム−亜鉛
塩、ESOおよび任意成分であるフェノール系酸化防止剤
であった。PVCおよび安定剤は、コーティングさせたPVC
の温度を、少なくとも約60℃であってしかし80℃より高
くない温度に上昇されるのに十分な剪断をもって混合さ
れ、それにより予備安定化されたPVCを形成し、その後
のNBRゴムとのフラックス化において使用した。
次に、NBRゴムを予備安定化されたPVCと30/70の重量
比でブレンドし、315〜413゜Fの範囲の温度で押し出し
器中で均一にブレンドし、フラックス化して、良好な表
面光沢および良好な物性を示す、十分にフラックス化さ
れたブレンドを生成した。
表Bは、例1対比較例Aおよび例2対比較例Bの(AS
TM D−3187に従う配合で実験したときの)物性および
加硫ゴム特性を示す。本発明の例では、老化後引っ張り
強さが改良されるとともにその他の特性は低下すること
のないことがわかった。これは、色および安全加工時間
に対する改良の利点を得るために、それらの工場条件を
変える必要がないのだから、製造者にとって非常に望ま
しい結果である。
表Cにおいては、色安定性試験を、2分間隔で色観察
を行いながら、14分間、開放式加熱ゴム練りロール(mi
ll)上で行った。カラー値が低ければ低いほど、その材
料は明るい色である。熱履歴が蓄積するにつれて、成分
は化学的に分解し、暗色の副生成物を生成するが、これ
は高いカラー値を生じ望ましくない。ゴム練り時間対変
色の表(表C)から分かるように、加工時間の延長は肝
心であり、変色を受けることなく、開放式ゴム練りロー
ル上での高温における加工時間の延長を可能にする。こ
の時間の延長は、この製品の末端ユーザーにとって、廃
棄材料を最小化し、プラント仕上げ操作の効率を最大化
するために貴重である。
上記表において、 1 :Ferro Corpにより販売され、その商標であるThe
rm Chek 144。
2 :Ferro Corpにより販売され、その商標であるThe
rm Chek 191。
3 :Uniroyal Chemical Company,Inc.から市販され
ており、その商標であるNaugard 431(アルキル置換フ
ェノール酸化防止剤)。
** :比較例Bおよび例2のPVCは、比較例Aおよび例
1のPVCよりも高い分子量およびIVを有する。
比較例Cは、Nipol DN508(日本ゼオンの商標)とし
て販売されているNBR/PVCブレンドである、比較例DはP
erbunan VC3470(Bayer Corporationの商標)として
製造、販売されているNBR/PVCブレンドである。
表Cから、本発明の例は、14分間の試験期間にわたっ
て満足出来る、色指数およびゴム練り(mill)時間の両
方を有していることが分かる。同様に、PVC/NBRブレン
ドの比較例Aは8分後の失格し、DN508は6分後に失格
し、そしてVC3470は6分後に失格している。これらの評
価は、ASTM D−3187に従う配合および方法を用いて行
われた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スチバース,ロザー,フランク アメリカ合衆国06770 コネチカット州 ノーガタック,ストニイブルック ロー ド 16 (56)参考文献 英国特許出願公開877225(GB,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 3/20 - 3/22 C08L 9/02 C08L 27/06

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)少なくとも60℃以上であってしかし80
    ℃より高くない温度において、ポリ塩化ビニル樹脂を安
    定剤でコーティングして予備コーティングされたPVCを
    形成する工程、 b)前記予備コーティングされたPVCを1種またはそれ
    以上のアクリロニトリル−ブタジエンゴムとブレンドし
    て予備安定化されたNBR/PVCブレンドを形成する工程、
    及び c)前記予備安定化されたNBR/PVCブレンドに熱および
    圧力を適用してフラックス化されたNBR/PVCブレンドと
    なるように均一にブレンドする工程、 を含む、ポリ塩化ビニル/アクリロニトリル−ブタジエ
    ンゴムブレンドの製造方法。
  2. 【請求項2】前記安定剤が、ポリ塩化ビニルと混合する
    と熱および色安定化効果を示す、有機錫化合物、金属
    塩、金属石けん、および多価アルコールからなる群から
    選ばれる、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記熱および圧力を適用する工程が、前記
    フラックス化NBR/PVCを形成するための高剪断混合を含
    む、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記工程a)を、ポリ塩化ビニル樹脂を有
    効量の安定剤の存在下に少なくとも60℃以上であってし
    かし80℃より高くない温度において予備加熱すると同時
    に、上記ポリ塩化ビニル樹脂を上記安定剤で少なくとも
    60℃以上であってしかし80℃より高くない温度において
    コーティングして予備コーティングされたPVCを形成す
    ることにより行う、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記コーティング工程が、実質的に乾燥し
    たブレンドで前記ポリ塩化ビニル樹脂に前記安定剤を加
    えてコーティングされたPVCを形成する工程、及び前記
    コーティングされたPVCの温度を少なくとも60℃であっ
    てしかし80℃より高くない温度に上昇させるのに十分な
    熱および剪断を用いて当該コーティングされたPVCの高
    剪断乾式ブレンドを行い、前記予備コーティングされた
    PVCを形成する工程をさらに含む、請求項1に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】前記フラックス化NBR/PVCブレンドが、10
    %〜60%のPVCおよび90%〜40%のNBRを含む、請求項1
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記フラックス化NBR/PVCブレンドが、20
    %〜60%のPVCおよび80%〜40%のNBRを含む、請求項1
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記NBRが、オレイン酸ナトリウム、ステ
    アリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、フタル酸ジオ
    クチル、ブチル化ヒドロキシトルエン、エポキシ化大豆
    油、バリウム塩および亜鉛塩からなる群の1種またはそ
    れ以上から選ばれた補助安定剤を含有する、請求項1に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】前記補助安定剤が、PVC/NBR100重量部当た
    り0.01〜15.0重量部で存在する、請求項8に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】前記安定剤が、アルキル錫化合物、アル
    カリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アルカリ金属石け
    ん、アルカリ土類金属石けんおよび多価アルコールから
    なる群から選ばれる、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記安定剤が、1種またはそれ以上の安
    定剤(該安定剤の各々は、PVC/NBR100重量部当たり0.01
    〜6.0重量部で存在する)を含む、請求項1に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】前記安定剤が、フェノール系酸化防止
    剤、アミン酸化防止剤、亜燐酸塩酸化防止剤、オレイン
    酸ナトリウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸
    亜鉛、フタル酸ジオクチル、ブチル化ヒドロキシトルエ
    ン、エポキシ化大豆油、バリウム塩および亜鉛塩からな
    る群から選ばれる少なくとも1種の補助安定剤をさらに
    含む、請求項1に記載の方法。
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