JP3271871B2 - 空気浄化装置 - Google Patents

空気浄化装置

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JP3271871B2 JP14911895A JP14911895A JP3271871B2 JP 3271871 B2 JP3271871 B2 JP 3271871B2 JP 14911895 A JP14911895 A JP 14911895A JP 14911895 A JP14911895 A JP 14911895A JP 3271871 B2 JP3271871 B2 JP 3271871B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気浄化装置に関し、
詳しくは例えば厨房のレンジフードに取付けられて、油
分を含んだ汚染空気を浄化して清浄な空気として外部に
排出させるための空気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レンジフードに取付けられる
空気浄化装置3′は、例えば図6に示すように、多数の
通気孔7を有する保水板8′の上方に給水口12、ファ
ン、排気口(図示せず)を夫々設け、保水板8′の下方
にタンク20を設けると共に、タンク20の前面に汚染
空気の吸込口23を設け、給水管4から給水口12を経
て保水板8′上に給水される水の一部を保水板8′の通
気孔7からタンク20内へ落下させることにより、保水
板8′上で通気孔7を通過する汚染空気と給水とを接触
させてバブリングを発生させ、油等を含んだ水を空気か
ら分離させるようにしたものが知られている。図中の1
1は衝突板であり、バブリングされた後の空気中に含ま
れている水分或いは油分を空気から分離するために用い
られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の保水
板8′は全面に亘って多数の通気孔7が形成されている
ため、単位時間当たりの水の落下量が増え、このため、
フード運転時、油捕集性能が低下しないようにバブリン
グを維持するため給水を連続して行う必要が生じ、これ
に伴い給水量が多くなり、電磁弁の消費電力(給水時通
電)も大きくなり、ランニングコストが高くつき、その
うえバブリングを起動する際に、バブリング継続に必要
な給水量よりも多くの給水が必要となり、始動時用給水
装置(電磁弁、配管、定流量弁、タイマー)によるイニ
シャルコストのアップを招くという問題がある。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、給水量を少なくし
且つ消費電力を低減しつつ、油捕集効率を向上させるこ
とができる空気浄化装置を提供するにあり、さらに別の
目的とするところは、タンク内、排水管の汚れを防止で
きる空気浄化装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、複数の通気孔7を有する保水板8の上方
に給水口12を設け、保水板8の下方にタンク20を設
けると共に、タンク20と保水板8との間の空気通路2
2に汚染空気を吸引するための吸込口23を設け、給水
口12から保水板8上に給水される水の一部を保水板8
の通気孔7からタンク20内へ落下させることにより、
保水板8上で通気孔7を通過する汚染空気と給水とを接
触させてバブリングを発生させ、油等を含んだ水を空気
から分離させるようにした空気浄化装置において、保水
板8の片側に寄せて複数の通気孔7を形成すると共に保
水板8の残りの部分を通気孔7のない非通気部分9と
し、始動時のみ給水口12から保水板8への給水量を多
くし且つ運転中に給水量が少なくなるように水量を切り
替える水量切替え手段17を設けたことに特徴を有して
いる。
【0006】上記タンク20と保水板8との間の空気通
路22に汚染空気を吸引するための吸込口23をタンク
20に設け、タンク底20aの吸込口23寄りの位置に
排水口21を設けるのが好ましい。上記タンク底20a
を前方F程下になるように傾斜させるのが好ましい。上
記通気孔7を角を丸めた長円孔状に形成して保水板8に
千鳥格子状に並設するのが好ましい。
【0007】
【作用】本発明によれば、保水板8の片側に寄せて複数
の通気孔7を形成すると共に保水板8の残りの部分を通
気孔7のない非通気部分9とし、始動時のみ給水口12
から保水板8への給水量を多くし且つ運転中に給水量が
少なくなるように水量を切り替える水量切替え手段17
を設けたから、始動時に保水板8上の給水の多くが保水
板8の非通気部分9上に溜められつつ、給水の一部が保
水板8の片側に寄せて形成された複数の通気孔7からタ
ンク底20aに落下して、保水板8上で通気孔7を通過
する汚染空気と給水とが接触してバブリングが開始す
る。従って、運転中に給水量が少なくなるように切り替
えても、保水板8上に給水を長く溜めておくことが可能
となり、また運転中にバブリングが弱くなったときは、
バブリングを維持できる程度の給水を行うことで、バブ
リングを継続させることができ、油捕集効率が下がるお
それがない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例では、厨房のレンジフードに取付けられ
る空気浄化装置3を例示する。図1においてフード1上
部にファン2、排気口10が夫々設けられ、フード1後
部に空気浄化装置3が設けられ、フード1下部に給水管
4と排水管5とが夫々設けられている。
【0009】空気浄化装置3は、上方に開口した箱体の
底に複数の通気孔7を有する保水板8が配設されてお
り、各通気孔7は、図2(a)に示すように、保水板8
の後方側の部分に片寄せ形成されており、通気孔7は角
を丸めた長円孔状に形成され、保水板8に千鳥格子状に
並べて設けられている。保水板8の前方F側の部分は通
気孔7が形成されない非通気部分9となっており、保水
板8上に給水を長く溜めておくことができる構造となっ
ている。また図2(b)に示すように、保水板8上での
バブリングを安定発生させるために保水板8の周囲に切
り起こし24を設けてあり、また保水板8とタンク20
との接触部に隙間が生じるのを防止するためのガイド2
5がタンク20の後端部20cに設けられている。
【0010】保水板8の上方には、バブリングされた後
の空気中に含まれている油等を含んだ水分を空気から分
離させるための衝突板11が配置されている。一方、保
水板8の下方にはタンク20が配置されており、タンク
底20aには排水管5に接続される排水口21が設けら
れると共に、タンク20の前面20bにはタンク20と
保水板8との間の空気通路22に汚染空気を吸引するた
めの吸込口23が設けられている。
【0011】また保水板8の非通気部分9の上方には、
保水板8へ給水する給水口12が配置されている。この
給水口12は、始動時用給水装置13と、通常給水装置
14とに夫々接続されると共に、各給水装置13,14
は、定流量弁、ストレーナ(図示せず)を内蔵した第1
及び第2の電磁弁15,16を介して給水管4に接続さ
れている。各電磁弁15,16は開弁状態で第1の電磁
弁15の方が第2の電磁弁16よりも単位時間あたりの
給水量が少なくなるように設定してある。また、フード
1の前面には運転スイッチ18が設けられ、この運転ス
イッチ18からの信号は制御部19(図3)に送られ
る。制御部19には、始動時のみ給水口12から保水板
8への給水量を多くし且つ運転中に給水量を少なくする
ための水量切替え手段17が内蔵されている。
【0012】この水量切替え手段17は、本実施例では
タイマー回路で構成される。このタイマー回路は、例え
ばフード始動時に第1の電磁弁15のみに通電して始動
用給水装置13からの給水を行い、その後、運転中には
第1の電磁弁15の通電を停止すると共に、第2の電磁
弁16がオン、オフを繰り返すように制御して通常給水
装置14からの給水を断続的に行うように構成されてい
る。タイマー回路の時間設定は、予め実験にて始動時か
らバブリングが弱くなるまでの時間を確認して設定され
る。また、バブリングが弱くなったことを風圧検知用の
圧力センサ30(図3)を用いて検出し、この圧力セン
サ30からの信号に基づいて第2の電磁弁16に通電す
るように制御するものであってもよい。ここで、運転中
にバブリングを継続させるためには、保水板8の通気孔
7の通過風速が少なくとも3.5m/s以上(好ましく
は約5m/s以上)となるように、保水板8の各通気孔
7の開孔面積を設計するのが好ましい。
【0013】しかして、運転スイッチ18をオンにする
とファン2が回転を始めると同時に制御部19が第1の
電磁弁15に通電を行う。これにより始動時には始動用
給水装置13から保水板8の非通気部分9の上に多量の
水が供給され、この給水は保水板8上に長く溜められつ
つ、給水の一部が保水板8の後方部に寄せて形成された
複数の通気孔7からタンク底20aに落下することとな
り、保水板8上で通気孔7を通過する汚染空気と給水と
が接触してバブリングが開始し、油分を含んだ水が空気
から分離される。このように、保水板8への給水量を始
動時のみ多くすることで、保水板8の非通気部分9上に
給水の大部分が溜まり、後述のように運転中に給水量が
少なくなるように切り替えても保水板8上に給水を長く
溜めておくことが可能となる。また、保水板8の周囲に
切り起こし24を設けたことにより、保水板8上でのバ
ブリングを安定発生させることができ、しかも切り起こ
し24の直上を覆うガイド25をタンク20の後端部2
0cに設けたから、保水板8とタンク20との接触部に
隙間が生じるのを防止でき、保水板8上の給水が通気孔
7以外の部位から漏れ落ちるのを防止でき、保水板8上
の給水量の急激な低下を防止できる。
【0014】そして、始動時から水量切替え手段17の
タイマー回路で設定された一定時間経過後した段階、或
いは風圧検出用の圧力センサ(図3)がバブリングが弱
くなったことを検出した段階で、水量切替え手段17は
第2の電磁弁16がオンオフを繰り返すように通電制御
する。つまり、運転中には常に一定水量を供給し続ける
従来例と比較して、本実施例では始動時のみ多量の給水
を行い、運転中にはバブリングが弱くなった場合のみ、
通常給水装置14からバブリングが消滅しない程度の水
量を給水口12に給水することにより、バブリングを継
続させることができる。この結果、運転中は給水量が少
なくて済み、電磁弁15,16の消費電力(給水時通
電)を節約でき、ランニングコスト及びイニシャルコス
トの低減を図りつつ、油捕集効率を向上させることがで
きる。
【0015】また給水時には保水板8上の水量が増え、
水の自重でタンク20下面への水の落下量が自動的に増
加し、保水板8の通気孔7よりタンク20下面へ落下し
た水はタンク20内の洗浄、排水管5の洗浄を行い、タ
ンク底20aに設けられた排水口21から排水される。
その後、運転スイッチ18をオフにすると、ファン2と
電磁弁16への通電が停止され、バブリングが消滅し、
保水板8上の水が残らずタンク底20aに落下して、タ
ンク20内、排水管5内の汚れと一緒に排水される。
【0016】本発明の他の実施例として、図4(a)に
示すように、汚染空気の吸込口23をタンク20の前面
20bに設けると共に、タンク底20aの吸込口23寄
りの位置(前方位置)に排水口21を設けるようにして
もよい。この場合、図4(b)に示すように、タンク底
20aを前方F程下になるように傾斜させるが好まし
い。
【0017】ちなみに従来(図6)では、フード運転
時、吸込口23からの風圧でタンク20の前方Fに水が
広がらず、タンク20の前方Fの地肌部分に直接汚染空
気が衝突して汚れが付着し、タンク底20aが汚れ易く
なり、臭い、雑菌が繁殖する可能性があり、衛生上好ま
しくないものであった。これに対して本実施例では、図
4(a)に示すように、タンク底20aの排水口21を
前方部に片寄せ配置したので、タンク20内に使用後の
水を溜めないようにすることができる。つまり、運転ス
イッチ18をオンにするとファン2が回転を始めると同
時にバブリングが開始し、保水板8上の給水の一部がタ
ンク20下面へ落下して、前方F寄りに設けられた排水
口21へ流れようとするが、吸込口23からの風圧でタ
ンク20の後方側(奥側)へと押しやられ、タンク底2
0aの水位が上昇し、タンク底20aを水が覆う。従っ
て、吸込口23から吸引された汚染空気はタンク底20
aに溜まった水に衝突し、定期的に給水されるきれいな
水と少しずつ入れ代わり、タンク20内、排水管5の汚
れを防止できるようになる。しかも排水口21は吸込口
23寄りに位置しているので、ファン2の停止後は、後
方へ押しやられていた水が前方Fに広がり、汚れと一緒
に排水口21から排水されるので、タンク底20aへの
汚れの付着を効果的に防止できる。さらに図4(b)の
ようにタンク底20aを前方F下がりに傾斜させた場合
には、保水板8から落下した水がタンク20の前方Fへ
勢い良く流れて、吸込口23から吸引された汚染空気と
一層衝突し易くなり、清掃効果が一層高められるもので
ある。
【0018】本発明の更に他の実施例として、図5に示
すように、保水板8の開孔形状をバブリング保持時間が
長くなるような孔形状とするのが好ましい。具体的には
図5(a)(b)に示すように、奥行100mm程度の
保水板8の後方部に寄せて多数の通気孔7(3mm×2
0mm程度のサイズで角を丸めた多数の長孔)を千鳥格
子状に並べて形成するのが好ましく、さらにフード1の
開口方向と該長孔の長辺が平行となるように設置するの
が好ましい。
【0019】ところで、給水の一部をタンク底20aに
落下させながら保水板8上でバブリングさせる場合、保
水板8の孔形状によっては落下する水が多くなり、一回
の給水によって起こされたバブリングが継続されず、油
捕集効率が下がったり、或いは逆に水が全く落下せず、
圧力損失が大きくなり、大きな騒音が発生したり、タン
ク20内や排水管5の汚れを全く防止できない状況を引
き起こすおそれがある。
【0020】これに対して本実施例では、図5(a)
(b)のように保水板8の開孔形状がバブリング保持時
間が長くなるような角を丸めた長円孔状に形成されてい
るので、落下水量が少なく、これに伴い給水量を少なく
できると共に、電磁弁15,16の消費電力をさらに低
減させることができ、油捕集効率を高めつつ、適度なタ
ンク底20aへの落下によるタンク底20a及び排水管
5の汚れを防止することが可能となる。ここで、保水板
8を図5(a)(b)のような長円孔状とした場合に
は、実験室レベルで、給水時間を1.2リットル/mi
n程度で約5秒間でバブリングを開始し、且つ約10分
間バブリングを継続させることができることが分かっ
た。以下の表1,表2に実験結果を示す。尚、図5
(c)は丸孔の場合を示し、この実験結果を以下の表3
に示す。
【0021】
【表1】
【0022】表1中、「長孔千鳥縦」は、保水板の開孔
率43.0%において、(3mm×20mm)の長孔を
千鳥格子状に且つフード開口方向と長孔の長辺とを平行
に設定したものを示す。
【0023】
【表2】
【0024】表2中「長孔千鳥横」は、保水板の開孔率
43.0%において、(3mm×20mm)の長孔を千
鳥格子状に且つフード開口方向と長孔の長辺とを直角に
設定したものを示す。
【0025】
【表3】
【0026】表3中「丸孔千鳥」は、保水板の開孔率5
1.0%において、(D:3mm・P:4mm)の孔を
千鳥格子状に配置したものを示す。
【0027】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、保水
板の片側に寄せて複数の通気孔を形成すると共に保水板
の残りの部分を通気孔のない非通気部分とし、始動時の
み給水口から保水板への給水量を多くし且つ運転中に給
水量が少なくなるように水量を切り替える水量切替え手
段を設けたから、始動時に保水板への給水量を多くする
ことで、保水板の非通気部分上に給水の大部分が溜ま
り、タンク内へ落下する水量が少なくなり、運転中に給
水量を少なくしても保水板上に給水を長く溜めておくこ
とが可能となる。また運転中にバブリングが弱くなった
ときは、水量切替え手段によりバブリングを維持できる
程度の給水を行うことで、バブリングを継続させること
ができ、従来のように運転中に常に一定の水量を供給す
る場合と比較して、給水量が少なくて済み、電磁弁の消
費電力(給水時通電)を節約でき、ランニングコスト及
びイニシャルコストの低減を図りつつ、油捕集効率を向
上させることがきるという効果を奏する。
【0028】また請求項2の発明は、請求項1のタンク
と保水板との間の空気通路に汚染空気を吸引するための
吸込口をタンクに設け、タンク底の吸込口寄りの位置に
排水口を設けたから、請求項1記載の効果に加えて、保
水板上の給水の一部がタンク下面へ落下して、前方寄り
に設けられた排水口へ流れる際に、この水は吸込口から
の風圧でタンクの後方部へと押しやられ、タンク底の水
位が上昇してタンク底を水が覆うこととなる。従って、
吸込口から吸引された汚染空気はタンク底に溜まった水
に衝突し、定期的に給水されるきれいな水と少しずつ入
れ代わり、タンク内、排水管の汚れを効果的に防止する
ことができる。
【0029】また請求項3の発明は、請求項2のタンク
底を前方程下になるように傾斜させたから、請求項2記
載の効果に加えて、保水板から落下した水がタンクの前
方へ勢い良く流れて、吸込口から吸引された汚染空気と
一層衝突し易くなり、定期的に給水されるきれいな水と
一層入れ代わり易くなり、タンク内、排水管の汚れをよ
り効果的に防止することができる。
【0030】また請求項4の発明は、請求項1の通気孔
を角を丸めた長円孔状に形成して保水板に千鳥格子状に
並設したから、請求項1記載の効果に加えて、保水板の
開孔形状がバブリング保持時間が長くなるような形状と
なり、これに伴い給水量がより少なくなり、電磁弁の消
費電力をさらに低減させることができ、より一層のコス
ト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の空気浄化装置を備えたレン
ジフードの概略断面図である。
【図2】(a)は同上の保水板の斜視図、(b)はタン
クの後方部付近の断面図である。
【図3】同上の制御部に関連するブロック図である。
【図4】(a)は本発明の他の実施例の概略断面図、
(b)は更に他の実施例の要部概略断面図である。
【図5】(a)は同上の保水板の通気孔の形状の一例を
示す平面図、(b)(c)は同上の保水板の通気孔の形
状の他の一例を夫々示す一部平面図である。
【図6】従来の空気浄化装置を説明する概略断面図であ
る。
【符号の説明】
7 通気孔 8 保水板 9 非通気部分 12 給水口 17 水量切替え手段 20 タンク 20a タンク底 21 排水口 22 空気通路 23 吸込口
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−32621(JP,A) 実開 平7−7722(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 47/02 B01D 47/04 F24F 7/06 101

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通気孔を有する保水板の上方に給
    水口を設け、保水板の下方にタンクを設けると共に、タ
    ンクと保水板との間の空気通路に汚染空気を吸引するた
    めの吸込口を設け、給水口から保水板上に給水される水
    の一部を保水板の通気孔からタンク内へ落下させること
    により、保水板上で通気孔を通過する汚染空気と給水と
    を接触させてバブリングを発生させ、油等を含んだ水を
    空気から分離させるようにした空気浄化装置において、
    保水板の片側に寄せて複数の通気孔を形成すると共に保
    水板の残りの部分を通気孔のない非通気部分とし、始動
    時のみ給水口から保水板への給水量を多くし且つ運転中
    に給水量が少なくなるように水量を切り替える水量切替
    え手段を設けたことを特徴とする空気浄化装置。
  2. 【請求項2】 タンクと保水板との間の空気通路に汚染
    空気を吸引するための吸込口をタンクに設け、タンク底
    の吸込口寄りの位置に排水口を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の空気浄化装置。
  3. 【請求項3】 タンク底を前方程下になるように傾斜さ
    せたことを特徴とする請求項2記載の空気浄化装置。
  4. 【請求項4】 通気孔を角を丸めた長円孔状に形成して
    保水板に千鳥格子状に並設したことを特徴とする請求項
    1記載の空気浄化装置。
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