JP3270683B2 - 複合加工装置 - Google Patents

複合加工装置

Info

Publication number
JP3270683B2
JP3270683B2 JP12727596A JP12727596A JP3270683B2 JP 3270683 B2 JP3270683 B2 JP 3270683B2 JP 12727596 A JP12727596 A JP 12727596A JP 12727596 A JP12727596 A JP 12727596A JP 3270683 B2 JP3270683 B2 JP 3270683B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main shaft
boring
honing
support member
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12727596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09309013A (ja
Inventor
弘 山本
朋良 宮城
和重 中塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP12727596A priority Critical patent/JP3270683B2/ja
Publication of JPH09309013A publication Critical patent/JPH09309013A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3270683B2 publication Critical patent/JP3270683B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drilling And Boring (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークの孔を中ぐ
り加工し、引き続いてその孔を最終寸法にホーニング加
工するための中ぐりとホーニングの複合加工装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、中ぐり加工とホーニング加工
は、例えば、自動車用内燃機関のシリンダボアのような
ワークの孔を最終寸法に加工する場合に行われ、従来
は、まず、鋳造により製造されたワークを荒中ぐり加工
し、次いで仕上げ中ぐり加工を行い、最後にホーニング
加工により仕上げを行うようにしており、少なくとも3
回の作業工程を必要としていた。
【0003】従って、この中ぐり加工およびホーニング
加工を行うための装置には、荒中ぐり加工のための主
軸、仕上げ中ぐり加工のための主軸およびホーニング加
工のための主軸、すなわち少なくとも3つの主軸を必要
とし、これにより、多くの機械設備、設備費用が要求さ
れ、加工ライン中に占める上記加工装置の設置領域の比
率がどうしても高くなるという問題があった。
【0004】そこで、本出願人は、先に出願した特願昭
55−180167号において、上記問題を解決する中
ぐりとホーニングの複合加工装置を開示している。この
複合加工装置は、中ぐり加工用工具とホーニング加工用
工具とを共に加工ヘッドに配置し、該加工ヘッドを主軸
の先端に設けて、中ぐり加工用主軸とホーニング加工用
主軸とを同じ軸とすることにより、中ぐり加工が終了し
た後、直ちに同じ主軸でホーニング加工を行えるように
したものである。
【0005】なお、上記主軸は、駆動モータの回転力が
付与される第1の主軸と、該第1の主軸が挿通される中
空部を有し、上記第1の主軸と共に回転駆動する第2の
主軸にて構成され、これら第1および第2の主軸には各
先端にテーパ部が形成されている。
【0006】該複合加工装置による加工法は、まず、送
り用シリンダーの作動によりスライドベースを下方に移
動させて装置全体を下降させ、加工ヘッドをワークの孔
に挿入する。このとき、シリンダの送り作動に伴い、加
工ヘッドに装着されたホイールあるいはバイトがワーク
の孔を中ぐり加工する。
【0007】この中ぐり加工においては、別に設けられ
たオシレーション機構により、上記第2の主軸に上方へ
の引張力を与えて該第2の主軸における先端の内側テー
パ面を上記第1の主軸における先端の外側のテーパ面に
圧接嵌合させて行われる。この嵌合により第1の主軸と
第2の主軸とが一体化されて、中ぐり加工用の主軸とし
て機能することとなる。
【0008】上記中ぐり加工が終了した後、上記送り用
シリンダーの作動によりスライドベース、装置をホーニ
ングのストローク分の一定高さ位置まで戻し、該シリン
ダーのピストンロッドによってこの位置で保持する。そ
の後、ホーニング加工が開始される。
【0009】ホーニング加工は、上記オシレーション機
構の往復揺動運動を開始させて上記第2の主軸を上記第
1の主軸に対して上下摺動させ、第2の主軸のテーパ部
を第1の主軸のテーパ部から分離させて行われる。この
とき、第2の主軸には例えばスプラインによって第1の
主軸の回転力が伝達され、加工ヘッドは上下往復運動と
回転運動との合成でワークの孔をホーニング加工する。
【0010】つまり、上記第2の主軸は、中ぐり加工時
には、中ぐり加工用主軸として機能し、このホーニング
加工時には、ホーニング加工用主軸として機能する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の複合加工装置においては、ホーニング加工時に、第
2の主軸を第1の主軸に対して上下往復運動させるため
のオシレーション機構が別途必要であり、そのため、オ
シレーション機構を構成するためのモータや各種リンク
機構等が新たに必要となり、これらオシレーション機構
の構成部材の設置位置を上記複合加工装置に確保しなけ
ればならないという設備上の問題がある。
【0012】この問題は、上記複合加工装置にて加工さ
れる部品(加工品)の製造コストに反映されることとな
り、当該部品における製造コストの低廉化に限界が生じ
る。
【0013】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、オシレーション機構の省略化(廃止)を
実現でき、加工ラインの省スペース化、設備の簡略化並
びに加工品の製造コストの低廉化を有効に図ることがで
きる複合加工装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係る複合加工装置は、中ぐり加工用の軸線とホーニング
加工用の軸線とがほぼ同一とされ、先端に拡開状のテー
パ部を有する主軸と、前記主軸が挿通可能とされ、か
つ、前記テーパ部に対応するテーパ面先端内周面に形
された回転自在の中空軸を具備した第1の支持ユニッ
トと、前記主軸の後退側を支持し、前記主軸を軸方向に
摺動可能な第2の支持ユニットと、ホーニング加工時に
前記第1の支持ユニットを摺動軌道上で固定可能な固定
手段と、中ぐり加工時に前記主軸のテーパ部と前記中空
軸のテーパ面を圧接する圧接手段と、前記第1および第
2の支持ユニットを前記主軸と共に一体的に摺動可能
るいは前記第2の支持ユニットを前記主軸と共に摺動可
能な駆動手段と、を有することを特徴とする。
【0015】これにより、まず、中ぐり加工を行う場合
は、圧接手段にて主軸のテーパ部と第1の支持ユニット
のテーパ面とが互いに圧接され、これにより、前記主軸
と第1の支持ユニットとが一体化される。そして、駆動
手段にて第2の支持ユニットが摺動駆動されることによ
り、前記第1および第2の支持ユニットが一体的に摺動
されることになる。すなわち、前記主軸が第1の支持ユ
ニットと一体となって軸方向に摺動することとなり、こ
の主軸の摺動によって該主軸の前方に固定されているワ
ークに対して中ぐり加工が行われることになる。
【0016】この場合、主軸の剛性は、該主軸の剛性に
第1の支持ユニットの剛性を加えたものとなるため、主
軸の軸剛性が向上し、加工負荷が大きい中ぐり加工を大
きな軸剛性をもって行うことができる。
【0017】上記中ぐり加工の後、ホーニング加工が行
われることになるが、このホーニング加工においては、
まず、固定手段にて第1の支持ユニットがその摺動軌道
上で固定される。その後、圧接手段による主軸のテーパ
部と第1の支持ユニットのテーパ面との圧接状態が解除
される。これにより、主軸は第1の支持ユニットに対し
て自由状態となる。そして、駆動手段にて第2の支持ユ
ニットが摺動駆動されることにより、第2の支持ユニッ
トのみが摺動されることになる。すなわち、前記中ぐり
加工の場合と異なり、第1の支持ユニットは前記固定手
段によってその摺動軌道上で固定されていることから、
主軸のみが軸方向に摺動することとなり、この主軸の摺
動によって該主軸の前方に固定されているワークに対し
てホーニング加工が行われることになる。
【0018】この場合、従来のような複雑な機構を有す
るオシレーション機構を設置する必要がなくなり、比較
的簡単な構成で済む固定手段(第1の支持ユニットをそ
の摺動軌道上で固定させる手段)を設ければよいため、
複合加工装置全体の構成が簡単になり、加工ラインの省
スペース化、設備の簡略化並びに加工品の製造コストの
低廉化を有効に図ることができる。
【0019】請求項2記載の本発明に係る複合加工装置
は、上記構成において、前記第1と第2の支持ユニット
の間に、各支持ユニットを互いに離反する方向に付勢す
る付勢手段を設けて構成する。
【0020】上記請求項1記載の発明においては、中ぐ
り加工のとき、主軸は第1の支持ユニットと一体化され
て前方に摺動されることになるため、主軸の摺動バラン
スは第1の支持ユニットにて確保されることになる。し
かし、次のホーニング加工においては、主軸のみが前方
に摺動することから、主軸の摺動バランスが維持できな
いおそれがある。
【0021】そこで、この請求項2記載の発明では、上
記付勢手段を設けることによって、ホーニング加工での
主軸の摺動バランスを確保するようにしている。すなわ
ち、前記ホーニング加工においては、第1の支持ユニッ
トが固定手段にてその摺動軌道上に固定されていること
から、駆動手段にて第2の支持ユニットのみが摺動され
る場合、該第2の支持ユニットは上記付勢手段の付勢力
に抗して摺動することになる。つまり、主軸は、固定さ
れた第1の支持ユニットによって間接的に支持されなが
ら前方に摺動することになるため、主軸の摺動バランス
は良好なものとなる。しかも、前記付勢手段によって主
軸の軸線と第2の支持ユニットの軸線とがほぼ一致する
こととなるため、主軸の後退側に例えば第2の支持ユニ
ットをネジ止めにて固定している場合、該ネジ止め部で
の負荷を軽減することができ、また、駆動手段としてネ
ジ送り機構を採用した場合に、該送りネジにかかる負荷
を軽減することができ、複合加工装置の高信頼性化およ
び長寿命化を図ることが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る複合加工装置
を例えば自動車用内燃機関のシリンダボアのようなワー
クの孔を最終寸法に加工する複合加工装置に適用した実
施の形態例(以下、単に実施の形態に係る複合加工装置
と記す)を図1〜図6を参照しながら説明する。
【0023】本実施の形態に係る複合加工装置は、図1
に示すように、自動車用内燃機関の例えばシリンダをワ
ーク(図示せず)とする加工ライン中に配備されるもの
であり、具体的には、ワークに対して実際の中ぐり加工
およびホーニング加工を行う複合加工装置本体10と、
ワーク投入部と上記装置本体10間を移動可能とされ、
かつ投入されたワークが載置・固定されるパレット12
を有するワーク搬送機構14と、これら複合加工装置本
体10やワーク搬送機構14を駆動制御する監視制御台
16とを具備した一つのシステムとして上記加工ライン
中に配備される。上記複合加工装置本体10は、水平基
台18の上部に鉛直方向に立ち上がるコラム20の上記
ワーク搬送機構14側の側面20aに取り付けられてい
る。
【0024】そして、この複合加工装置本体10は、図
2に示すように、上下方向に摺動自在とされ、かつ、そ
の先端にツールヘッド30を有する主軸32と、該主軸
32が挿通される中空の第1の支持部材34と、上記主
軸32の後端部を回転自在に支持する第2の支持部材3
6と、主軸32を上下方向に摺動させるスライド機構3
8を有して構成されている。
【0025】ツールヘッド30は、その先端部に中ぐり
加工用工具であるバイトを備え、胴体部にホーニング加
工用工具である砥石を具備している。上記砥石は、荒用
砥石と仕上げ用砥石とからなる。
【0026】スライド機構38は、コラム20の上部に
設置され、かつ、モータ軸40aが下方を向くように位
置決めされたスライド用駆動モータ40と、該スライド
用駆動モータ40のモータ軸40aに例えば軸継手42
にて連結されたボールネジ44と、図示しない軸受け部
材を有している。
【0027】主軸32は、中ぐり加工用主軸とホーニン
グ加工用主軸が兼用されるもので、図3に示すように、
第2の支持部材36に設置された主軸用駆動モータ50
(図2参照)によって回転駆動される第1の主軸32A
と、中空の円筒状の形状を有し、かつその先端に下方に
向かって連続的に拡開するテーパ部52が形成された第
2の主軸32Bとを有して構成されている。上記第1の
主軸32Aは、第2の主軸32Bの中空に挿通されて該
第2の主軸32B内に収められ、これら第1および第2
の主軸32Aおよび32Bは一体化された状態で上記主
軸用駆動モータ50によって回転駆動するようになって
いる。上記第2の主軸32Bは、その後端部の外周面に
数条のスプライン54が形成されている。
【0028】第1の支持部材34は、図2に示すよう
に、軸方向に上記主軸32が回転自在に挿通される程度
の中空を有する円筒状の内側部材34Aと、該内側部材
34Aが回転自在に挿通される程度の中空を有する外側
部材34Bとを具備して構成されている。
【0029】これら内側部材34Aと外側部材34Bと
は数種のベアリング部材60を介して軸方向を中心に互
いに回転自在に連結されている。なお、内側部材34A
と外側部材34Bは、上記ベアリング部材60の介在に
よって軸方向を中心とした互いの相対回転移動は可能と
されているが、前後方向への相対移動はできないように
なっている。従って、外側部材34Bに対して上下方向
に力を加えると、内側部材34Aと外側部材34Bは一
体化されて上下方向に移動することとなる。
【0030】内側部材34Aは、その先端の内周面が、
下方に向かって連続的に拡開された内側テーパ面62と
され、該内側テーパ面62の傾斜角は、上記第2の主軸
32Bのテーパ部52における外側テーパ面52aの傾
斜角とほぼ同じに設定されている。また、この内側部材
34Aは、その後端部内面に上記第2の主軸32Bに形
成されている数条のスプライン54(図3参照)に対応
したスプライン溝64が形成されている。このことか
ら、内側部材34Aは主軸32と共に回転駆動し、ま
た、外側部材34Bに対して該外側部材34Bを下方に
移動させるべく力を加えると、内側部材34Aの上記内
側テーパ面62と第2の主軸32Bの外側テーパ面52
aとが互いに圧接された状態となって、これら第1の支
持部材34と主軸32とが一体となって前方に移動する
ことになる。
【0031】外側部材34Bは、図4に示すように、上
記内側部材34Aが回転自在に挿通される中空部を有す
る筒状部66と、この筒状部66を固定する台座部68
を有する。
【0032】台座部68は、板状又は枠組みにて構成さ
れ、コラム20の側面20aに上下方向に沿って設けら
れた2本のレール70に対してすべり対偶で取り付けら
れた2本のスライダ部材72と、同じくコラム20の側
面20aに上下方向に沿って設けられた2本の立ち上が
り板74をそれぞれ間に挟み、これら立ち上がり板74
に対してディスクブレーキ方式で台座部68を停止・固
定させる2組のブレーキ部材76と、第1の支持部材3
4と第2の支持部材36との間に設けられ、かつこれら
第1および第2の支持部材34および36を互いに離反
するように付勢する2組の付勢手段78(側面形状につ
いては図3参照)を有して構成されている。
【0033】上記2本のスライダ部材72、2組のブレ
ーキ部材76および2組の付勢手段78は、台座部68
の幅方向に対する中心線を基準とした線対称の位置にそ
れぞれ設置され、設置間隔の離間幅でみると、2組の付
勢手段78が最も短く、次いで2本のスライダ部材7
2、そして、2組のブレーキ部材76が最も離間された
位置に設置されている。
【0034】付勢手段78は、図3に示すように、台座
部68のコラム20側に例えばネジ止めによって固着さ
れたロッド取付台80と、該ロッド取付台80のロッド
取付面80aに固着されたロッド82と、先端が上記ロ
ッド取付面80aに当接され、他端が第2の支持部材3
6に当接され、かつ内部に上記ロッド82が挿通された
圧縮コイルばね84を有する。上記ロッド82は、その
先端が第2の支持部材36に対向して設けられ、その長
さは、第1の支持部材34と第2の支持部材36とが最
も離間した状態での上記ロッド取付面80aと第2の支
持部材36との離間幅よりも短く設定されている。
【0035】第2の支持部材36は、図2に示すよう
に、内部に上記主軸32の後端部を回転自在に受けるこ
ろがり軸受(図示せず)が設けられた軸受部36Aと、
該軸受部36Aよりも後ろ側に延びた主軸32の後端に
対して主軸用駆動モータ50の回転駆動力を伝達させる
ベルト伝動機構等の回転力伝達部36Bと、スライド機
構38のボールネジ44に螺合するナット部材36Cと
が一体化されて構成されている。
【0036】また、この第2の支持部材36には、中ぐ
り加工時に、第1の支持部材34の外側部材34Bを前
方に押圧して第2の主軸32Bの外側テーパ面52aと
内側部材34Aの内側テーパ面62を圧接させる圧接手
段90が設けられている。
【0037】この圧接手段90は、上記本実施の形態に
おいては、油等の流体が供給されるシリンダ92と、該
シリンダ92内に摺動自在に内装されたピストン94を
有して構成され、この圧接手段90は、ピストンロッド
96の先端面が第1の支持部材34に対向するように設
置されている。
【0038】次に、上記構成を有する本実施の形態に係
る複合加工装置の動作を図5および図6も参照しながら
説明する。
【0039】この複合加工装置は、先に述べたようにワ
ークに対して中ぐり加工を施した後に、ホーニング加工
を施して孔の寸法を最終寸法に仕上げるものである。
【0040】まず、圧接手段90のシリンダ92内に流
体が供給され、該流体のシリンダ92内への充填によっ
てピストンロッド96が下方に突出する。このとき、ピ
ストンロッド96の先端面が第1の支持部材34の外側
部材34Bを下方に押圧することから、内側部材34A
の先端において、その内側テーパ面62が第2の主軸3
2Bの外側テーパ面52aに当接した状態となる。
【0041】この状態において、主軸用駆動モータ50
が主軸32を中ぐり加工に適した回転数で回転駆動す
る。この主軸32の回転駆動により、第1の支持部材3
4における内側部材34Aおよび先端のツールヘッド3
0も回転駆動することとなる。
【0042】そして、スライド用駆動モータ40がボー
ルネジ44を例えば正方向に回転駆動することにより、
第2の支持部材36におけるナット部材36Cが下方に
ネジ送りされ、これにより、第2の支持部材36全体お
よび主軸32が下方に、すなわち、ワークの孔に向かっ
て移動することになる。このとき、圧接手段90による
第1の支持部材34に対する押圧によって、第1の支持
部材34全体も第2の支持部材36に対してある所定距
離ほど離間した状態で下方に移動する。
【0043】主軸32の下方への移動に伴って、ツール
ヘッド30に装着された図示しないバイトがワークの孔
を中ぐり加工し、1回の通し作業で上記孔の径は拡大す
る。この中ぐり加工においては、圧接手段90による第
1の支持部材34に対する押圧によって、第2の主軸3
2Bの外側テーパ面52aと内側部材34Aの内側テー
パ面62とが互いに当接した状態で行われ、しかも、中
ぐり加工に伴う主軸32に対する上方への押圧力によっ
て、上記第2の主軸32Bの外側テーパ面52aと内側
部材34Aの内側テーパ面62とは互いに圧接された状
態となる。これにより、主軸32と第1の支持部材34
の内側部材34Aとは一体化されていることと同じ状態
になり、その結果、この中ぐり加工時での主軸32の軸
剛性は、該主軸32の軸剛性に第1の支持部材34の内
側部材34Aの軸剛性が加わったものとなって全体の軸
剛性が向上し、加工負荷が大きい中ぐり加工を大きな軸
剛性をもって行うことができる。
【0044】上記中ぐり加工が終了すると、スライド用
駆動モータ40が、ボールネジ44を今度は加工時の方
向とは逆の方向に回転駆動する。これにより、第2の支
持部材36および主軸32は、ナット部材36Cのネジ
送りによって上方に移動し、最終的に中ぐり加工前に位
置、すなわち初期位置に戻されることとなる(復帰工
程)。このとき、主軸用駆動モータ50による主軸32
の回転駆動も停止する。
【0045】上記復帰工程が終了した段階から、今度は
ワークの孔を最終寸法に仕上げるホーニング加工が行わ
れる。このホーニング加工は、まず、2組のブレーキ部
材76が作動し、これによって、第1の支持部材34の
外側部材34Bがコラム20に固定される。このとき、
内側部材34も上記外側部材34Bの固定によって上
下移動方向に関し固定状態とされる。
【0046】その後、圧接手段90のシリンダ92内に
充填されていた流体が取り除かれ、ピストンロッド96
による第1の支持部材34Aに対する押圧が解除され
る。すなわち、第2の主軸32Bの外側テーパ面52a
と内側部材34Aの内側テーパ面62との圧接状態が解
除される。これにより、主軸32は第1の支持部材34
の内側部材34Aに対して上下方向に関し自由状態とな
る。なお、主軸32と内側部材34Aは、スプライン連
結(スプライン54およびスプライン溝64:図3参
照)を通じて回転方向に関し連結されていることから、
主軸32が回転することにより内側部材34Aも回転す
る。
【0047】2組のブレーキ部材76が作動し、これに
よって、第1の支持部材34の外側部材34Bが壁体に
固定される。このとき、内側部材34Aも上記外側部材
34Bの固定によって上下移動方向に関し固定状態とさ
れる。
【0048】この状態から、主軸用駆動モータ50が主
軸32をホーニング加工に適した回転数で回転駆動す
る。この主軸32の回転駆動により、第1の支持部材3
4における内側部材34Aおよび先端のツールヘッド3
0も回転駆動する。
【0049】そして、スライド用駆動モータ40がボー
ルネジ44を正方向および負方向に回転揺動駆動するこ
とにより、第2の支持部材36におけるナット部材36
Cが上下方向にネジ送りされ、これにより、第2の支持
部材36全体および主軸32が上下方向に、すなわち、
ツールヘッド30に装着されている各砥石にてワークの
孔内面を研削するように往復移動する。このホーニング
加工によって、ワークの孔は、所定の最終寸法に正確に
加工されることとなる。
【0050】上記ホーニング加工が終了すると、スライ
ド用駆動モータ40がボールネジ44を逆回転駆動する
ことにより、第2の支持部材36におけるナット部材3
6Cが上方にネジ送りされ、これにより、第2の支持部
材36全体および主軸32が上方に、すなわち、初期位
置に向かって移動する。第2の支持部材36全体および
主軸32が初期位置に到達した段階で、今度は、圧接手
段90のシリンダ92内に流体が供給され、該流体のシ
リンダ92内への充填によってピストンロッド96が下
方に突出する。このとき、ピストンロッド96の先端面
が第1の支持部材34の外側部材34Bを下方に押圧
し、これによって、内側部材34Aの内側テーパ面62
と第2の主軸32Bの外側テーパ面52aとが当接して
初期状態に復帰することになり、次のワークに対する中
ぐり加工のための待避状態となる。
【0051】このように、本実施の形態に係る複合加工
装置においては、中ぐり加工を行う場合、圧接手段90
によるピストンロッド96の下方への押圧動作によっ
て、第1の支持部材34の内側部材34Aにおける先端
部の内側テーパ面62と第2の主軸32Bの先端テーパ
部52における外側テーパ面52aとが互いに圧接さ
れ、これにより、主軸32と第1の支持部材34の内側
部材34Aとが一体化される。このため、スライド用駆
動モータ40にて主軸32を例えば下方に移動駆動した
場合、主軸32と共に第1の支持部材34の内側部材3
4Aも移動駆動されることとなる。すなわち、上記主軸
32と第1の支持部材34の内側部材34Aが一体的に
移動されることになる。その結果、主軸32の剛性が、
該主軸32の剛性に第1の支持部材34における内側部
材34Aの剛性を加えたものとなるため、主軸32の軸
剛性が向上し、加工負荷が大きい中ぐり加工を大きな軸
剛性をもって行うことができることとなる。
【0052】上記中ぐり加工の後、ホーニング加工が行
われることになるが、このホーニング加工においては、
まず、第1の支持部材34がブレーキ部材76によって
コラム20上に固定され、圧接手段90によるピストン
ロッド96の下方への押圧動作が解除されることから、
主軸32は第1の支持部材34における上記内側部材3
4Aに対して自由状態となる。この状態において、スラ
イド用駆動モータ40にて第2の支持部材36を移動駆
動した場合、主軸32が第2の支持部材36と共に移動
駆動され、この主軸32の移動によって該主軸32の下
方に固定されているワークに対してホーニング加工が行
われることになる。
【0053】従って、この実施の形態に係る複合加工装
置では、ホーニング加工において主軸32を揺動駆動す
るために、従来のような複雑な機構を有するオシレーシ
ョン機構を設置する必要がなくなり、比較的簡単な構成
で済むブレーキ部材76(第1の支持部材34をコラム
20に固定させる部材)を設けるだけでよいため、上記
複合加工装置全体の構成が簡単になり、加工ラインの省
スペース化、設備の簡略化並びに加工品の製造コストの
低廉化を有効に図ることができる。
【0054】ところで、上記構成においては、中ぐり加
工の際、主軸32は第1の支持部材34と一体化されて
下方に摺動されることになるため、主軸32の摺動バラ
ンスは第1の支持部材34にて確保されることになる。
しかし、次のホーニング加工においては、主軸32のみ
が前方に摺動することから、主軸32の摺動バランスが
維持できないおそれがある。
【0055】しかし、この実施の形態に係る複合加工装
置では、上記第1の支持部材34と第2の支持部材36
の間に各支持部材34および36を互いに離反する方向
に付勢する付勢手段78を設けるようにしているため、
上記ホーニング加工での主軸32の摺動バランスを確保
することが可能となる。
【0056】すなわち、上記ホーニング加工において
は、第1の支持部材34がブレーキ部材76のブレーキ
動作によってコラム20に固定されていることから、ス
ライド機構38によって第2の支持部材36を摺動させ
る場合、該第2の支持部材36は上記付勢手段78の付
勢力に抗して摺動することになる。
【0057】つまり、主軸32は、固定された第1の支
持部材34によって間接的に支持されながら前方に摺動
することになるため、主軸32の摺動バランスは良好な
ものとなる。しかも、上記付勢手段78によって主軸3
2の軸線と第2の支持部材36の軸線とがほぼ一致する
こととなるため、第2の支持部材36のナット部材36
Cをネジ送りしているボールネジ44にかかる負荷を軽
減することができ、複合加工装置の高信頼性化および長
寿命化を図ることが可能となる。
【0058】なお、この発明は上述の実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採
り得ることはもちろんである。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る複合
加工装置によれば、中ぐり加工用の軸線とホーニング加
工用の軸線とがほぼ同一とされ、先端に拡開状のテーパ
部を有する主軸と、前記テーパ部に対応するテーパ面を
先端内周面に形成した中空軸を備えて、前記主軸の先端
側を支持し、軸方向に摺動自在な第1の支持ユニット
と、前記主軸の後退側を支持すると共に、軸方向に摺動
自在な第2の支持ユニットと、前記第1の支持ユニット
を摺動軌道上で固定自在な固定手段と、前記第1又は第
2の支持ユニット側のいずれか一方に設けられ、前記テ
ーパ部とテーパ面を圧接する圧接手段と、前記第1およ
び第2の支持ユニットを一体的に摺動自在あるいは第2
の支持ユニットのみを摺動可能な駆動手段とを設けるよ
うにしている。
【0060】このため、加工負荷が大きい中ぐり加工を
大きな軸剛性をもって行うことができ、しかも、従来の
ような複雑な機構を有するオシレーション機構を設置す
る必要がなくなり、比較的簡単な構成で済む固定手段
(第1の支持ユニットをその摺動軌道上で固定させる手
段)を設ければよいため、複合加工装置全体の構成が簡
単になり、加工ラインの省スペース化、設備の簡略化並
びに加工品の製造コストの低廉化を有効に図ることがで
きるという効果が達成される。
【0061】また、本発明に係る複合加工装置によれ
ば、上記構成において、前記第1と第2の支持ユニット
の間に、各ユニットを互いに離反する方向に付勢する付
勢手段を設けるようにしている。
【0062】このため、主軸の摺動バランスを良好にで
き、主軸を摺動させる際に各支持ユニットや駆動手段等
にかかる負荷を軽減することができ、複合加工装置の高
信頼性化および長寿命化を図ることが可能となるという
効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合加工装置を例えば自動車用内
燃機関のシリンダボアのようなワークの孔を最終寸法に
加工する複合加工装置に適用した実施の形態例(以下、
単に実施の形態に係る複合加工装置と記す)の全体構成
を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態に係る複合加工装置本体を示す構
成図である。
【図3】本実施の形態に係る複合加工装置本体の縦断面
構成を詳細に示す構成図であり、特に付勢手段の固定位
置を明らかにした状態を示す説明図である。
【図4】本実施の形態に係る複合加工装置本体を示す正
面図である。
【図5】本実施の形態に係る複合加工装置本体にて中ぐ
り加工を行う場合の状態を示す説明図である。
【図6】本実施の形態に係る複合加工装置本体にてホー
ニング加工を行う場合の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10…複合加工装置本体 20…コラム 30…ツールヘッド 32…主軸 32A…第1の主軸 32B…第2の主軸 34…第1の支持部材 34A…内側部材 34B…外側部材 36…第2の支持部
材 36A…軸受部 36B…回転力伝達
部 36C…ナット部 38…スライド機構 40…スライド用駆動モータ 44…ボールネジ 50…主軸用駆動モータ 52…テーパ部 52a…外側テーパ面 62…内側テーパ面 68…台座部 70…レール 72…スライダ部材 76…ブレーキ部材 78…付勢手段 82…ロッド 84…圧縮コイルばね 90…圧接手段 92…シリンダ 96…ピストンロッ
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−88813(JP,U) 特公 昭60−52883(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 23/02 B23B 39/00 B24B 33/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中ぐり加工用の軸線とホーニング加工用の
    軸線とがほぼ同一とされ、先端に拡開状のテーパ部を有
    する主軸と、前記主軸が挿通可能とされ、かつ、 前記テーパ部に対応
    するテーパ面先端内周面に形成された回転自在の中空
    軸を具備した第1の支持ユニットと、 前記主軸の後退側を支持し、前記主軸を軸方向に摺動
    な第2の支持ユニットと、ホーニング加工時に 前記第1の支持ユニットを摺動軌道
    上で固定可能な固定手段と、中ぐり加工時に 前記主軸のテーパ部と前記中空軸のテー
    パ面を圧接する圧接手段と、 前記第1および第2の支持ユニットを前記主軸と共に
    体的に摺動可能あるいは前記第2の支持ユニットを前記
    主軸と共に摺動可能な駆動手段と、 を有することを特徴とする複合加工装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の複合加工装置において、 前記第1と第2の支持ユニットの間に設けられ、各支持
    ユニットを互いに離反する方向に付勢する付勢手段を有
    することを特徴とする複合加工装置。
JP12727596A 1996-05-22 1996-05-22 複合加工装置 Expired - Fee Related JP3270683B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12727596A JP3270683B2 (ja) 1996-05-22 1996-05-22 複合加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12727596A JP3270683B2 (ja) 1996-05-22 1996-05-22 複合加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09309013A JPH09309013A (ja) 1997-12-02
JP3270683B2 true JP3270683B2 (ja) 2002-04-02

Family

ID=14955962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12727596A Expired - Fee Related JP3270683B2 (ja) 1996-05-22 1996-05-22 複合加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3270683B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010073823A1 (ja) * 2008-12-26 2010-07-01 三菱重工業株式会社 工作機械
DE112007000560B4 (de) * 2006-03-13 2015-02-05 Honda Motor Co., Ltd. Werkzeugkopf, Werkzeugmaschine und Bohrverfahren zum Bohren eines Zylinderblocks unter Verwendung der Werkzeugmaschine

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4696004B2 (ja) * 2006-03-13 2011-06-08 本田技研工業株式会社 複合工作機械
DE102007045619B4 (de) * 2007-09-17 2010-06-10 Gehring Technologies Gmbh Vorrichtung zur Feinbearbeitung von Werkstücken
CN102198531B (zh) * 2011-06-08 2013-07-03 大连四达高技术发展有限公司 弧面钻孔设备
CN102528458A (zh) * 2012-02-08 2012-07-04 浙江大学台州研究院 阀门自动钻孔、攻丝机床
CN105619076A (zh) * 2014-10-28 2016-06-01 富鼎电子科技(嘉善)有限公司 复合加工装置
CN104385110B (zh) * 2014-11-11 2017-07-11 上海善能机械有限公司 数控立式高精度珩磨机及其珩磨方法
CN108747382A (zh) * 2018-06-21 2018-11-06 温州市飞博工程设计有限公司 一种圆柱形工件钻孔攻丝一体机
CN117381446B (zh) * 2023-10-25 2024-04-16 安徽宁隆机械科技有限公司 一种液压装置安装端盖加工装置及其加工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112007000560B4 (de) * 2006-03-13 2015-02-05 Honda Motor Co., Ltd. Werkzeugkopf, Werkzeugmaschine und Bohrverfahren zum Bohren eines Zylinderblocks unter Verwendung der Werkzeugmaschine
WO2010073823A1 (ja) * 2008-12-26 2010-07-01 三菱重工業株式会社 工作機械

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09309013A (ja) 1997-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3270683B2 (ja) 複合加工装置
KR950001774B1 (ko) 캘리퍼 가공 장치 및 방법과 캘리퍼 가공용 지그
KR101376242B1 (ko) 가공공구
CN101443147B (zh) 刀头、机床和使用该机床镗制缸体的镗孔方法
US7806637B2 (en) Positive-feed machine tool permitting a clearing operation
WO2007119334A1 (ja) ツールヘッド、工作機械及び該工作機械を用いたシリンダブロックのボアの中ぐり加工方法
JP2003245855A (ja) センタ支持研削方法、センタ支持研削盤およびそのセンタの芯出し方法
KR20010093805A (ko) 중심에 형상오차를 갖는 공작물의 연마방법과 장치
US7070491B2 (en) Machine tool with fluid actuated helical adjustment of abrasive elements
CN107695877B (zh) 尾座
JP2006043818A (ja) ホーニング加工装置及び加工方法
JP3500411B2 (ja) 研削盤における砥石台の送り機構
JP3614636B2 (ja) クランクシャフトのクランプ装置およびクランクシャフトの研削方法
JP2003117787A (ja) バリ取り装置
JP2002535152A (ja) 自動車のディスクブレーキの平坦面の加工方法
JP2559722B2 (ja) ロ−ラバニツシング方法およびその装置
US5749273A (en) Method and apparatus for advancing a tool on a lathe
JP5051503B2 (ja) 微細凹部加工装置及び微細凹部加工方法
JPH106205A (ja) 鉄道車両用車輪の軸孔仕上げ加工方法および装置
CN213004197U (zh) 一种汽车电机轴的磨削设备
JP3569622B2 (ja) 軸物ワークのクランプ方法
JPH10138013A (ja) 工作機械の径方向切り込み装置
KR102570474B1 (ko) 전기차용 캘리퍼 하우징 가공 장치 및 가공 방법
CN217942764U (zh) 一种减速机用斜进式数控外圆磨车床
JPH10138118A (ja) ホーニング盤

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080118

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100118

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100118

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120118

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140118

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees