JP3270257B2 - ルーツ式真空ポンプ - Google Patents

ルーツ式真空ポンプ

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JP3270257B2 JP24739494A JP24739494A JP3270257B2 JP 3270257 B2 JP3270257 B2 JP 3270257B2 JP 24739494 A JP24739494 A JP 24739494A JP 24739494 A JP24739494 A JP 24739494A JP 3270257 B2 JP3270257 B2 JP 3270257B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動力消防ポンプ等の揚
水ポンプに自吸装置として用いられるルーツ式真空ポン
プに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、動力消防ポンプ等の揚水ポンプの
自吸装置としてはベーン真空ポンプが広く用いられてい
る。ここで、従来のベーン真空ポンプは、処理する気体
又は液体と潤滑油とを混合させて潤滑を行う方式が一般
的であるため、揚水ポンプにこのようなベーン真空ポン
プを用いると、吸水時に一部の水がこのベーン真空ポン
プ内を通ったときにその水が潤滑油で汚染されてしまう
という欠点がある。
【0003】そこで、潤滑油を必要としない無給油式ベ
ーン真空ポンプが種々提案されており、例えば、ベーン
やポンプ本体に耐摩耗性材料を使用したものや、炭素を
基材とする自己潤滑性材料を使用したものがある。
【0004】一方、揚水ポンプの自吸装置としてはルー
ツ式真空ポンプを使用することもでき、このルーツ式真
空ポンプは、一対のロータを本体ケース内で非接触状態
で回転させる構造であり、ロータ同士及びロータと本体
ケースの内周面とが非接触であるために潤滑油が不要で
あり、揚水した水が潤滑油によって汚染されるというこ
とは起こらない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】無給油式ベーン真空ポ
ンプでは、材料の性質上及び強度上、水を直接ポンプの
本体ケース内を通すことができないため、揚水ポンプと
無給油式ベーン真空ポンプとの間に、気水分離器やフィ
ルタ等を設けなければならず、自吸装置が大掛かりな装
置となってしまう。
【0006】一方、ルーツ式真空ポンプは、水等のよう
な非圧縮性液体が大量に本体ケース内に浸入すると、ポ
ンプを駆動させるための必要駆動力が極端に増加すると
いう欠点がある。また、ルーツ式真空ポンプは、ロータ
同士及びロータと本体ケースの内周面とが非接触状態で
あるため、一対のロータを設けただけのルーツ式真空ポ
ンプにより得られる真空度は低い。このため、高真空度
が要求される動力消防ポンプの自吸装置としてルーツ式
真空ポンプを使用する場合には、ロータを多段に設ける
ことにより真空度をアップさせる必要がある。しかし、
ロータを多段とすることによりルーツ式真空ポンプが大
型化し、この大型化したルーツ式真空ポンプを動力消防
ポンプに装着した場合には、動力消防ポンプの可般性や
取扱性が低下するという欠点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項記載の発明は、
互いに平行な一対の回転軸を収納した本体ケース内を第
1ポンプ室と第2ポンプ室とに仕切る仕切壁を前記回転
軸の回転中心と直交する向きに設け、前記第1ポンプ室
内と前記第2ポンプ室内とのそれぞれに前記回転軸に固
定したロータを収納し、前記第1ポンプ室と前記第2ポ
ンプ室とを連通する連通路を形成し、揚水ポンプと前記
第1ポンプ室とを連通する吸入口を前記本体ケースに形
成すると共にこの吸入口から吸入された空気を外部へ排
出する吐出口を前記第2ポンプ室に連通させて前記本体
ケースに形成し、前記仕切壁に軸受の外輪を固定すると
共にこの軸受の内輪に前記回転軸を固定した。
【0008】請求項記載の発明は、請求項記載のル
ーツ式真空ポンプにおいて、吸入口と揚水ポンプとを接
続する接続管又は本体ケースの前記吸入口に近接した位
置に冷却液供給部に接続される冷却液吸入口を形成し
た。
【0009】請求項記載の発明は、請求項又は
載のルーツ式真空ポンプにおいて、連通路を仕切壁の内
部に形成した。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか一記載のルーツ式真空ポンプにおいて、吐出
口を第2ポンプ室の底部に形成し、第1ポンプ室の底部
に逆止排水弁を設けた。
【0011】
【作用】請求項記載の発明では、ルーツ式真空ポンプ
を長時間連続して駆動すること等によって回転軸が熱膨
張した場合、回転軸は軸受により固定された略中央部を
中心として第1ポンプ室側と第2ポンプ室側とへ略半分
ずつ膨張するため、回転軸が特定方向へのみ熱膨張する
ということが防止され、回転軸が特定方向のみへ熱膨張
したためにこの回転軸に固定されたロータが本体ケース
の内周面に接触するということが防止される。
【0012】請求項記載の発明では、ルーツ式真空ポ
ンプの駆動時に冷却液吸入口から本体ケース内へ冷却液
が吸入され、この冷却液がロータ間の隙間やロータと本
体ケース内周面との間の隙間に入り込み、本体ケース内
の真空度がアップする。また、冷却液吸入口から吸入さ
れる冷却液による冷却により、ルーツ式真空ポンプを長
時間連続して駆動した場合でも温度上昇が抑えられる。
【0013】請求項記載の発明では、第1ポンプ室と
第2ポンプ室とを連通する連通路を本体ケースの外周側
に設ける必要がなくなり、ルーツ式真空ポンプにおける
回転軸の回転中心と直交する方向の寸法が小さくなる。
【0014】請求項4記載の発明では、吸入口から本体
ケース内へ大量の水が浸入した場合、その水は吐出口又
は逆止排水弁から本体ケースの外部へ排出されるため、
ロータに大きな圧力が作用することが防止され、かつ、
この圧力の作用によりロータを駆動するための必要駆動
力が極端に上昇するということが防止される。また、吐
出口又は逆止排水弁が本体ケースの底部に形成されてい
るため、本体ケース内に浸入した水は本体ケース内に残
留することなく吐出口や逆止排水弁から排出される。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、図1は本発明に係るルーツ式真空ポンプの全
体構造を示す縦断側面図、図2は水平断面図、図3は縦
断正面図である。
【0016】まず、正面側から見た形状が図3に示すよ
うに略楕円形に形成された本体ケース1が設けられてお
り、この本体ケース1内には、互いに平行な一対の回転
軸2,3が軸支されている。ここで、前記本体ケース1
は、第1筐体4の一端に形成された側板4aと第2筐体
5の一端に形成された側板5aとを対向させて複数個の
ボルト6で締付固定し、さらに、第1筐体4の他端側に
カバー4bをボルト7で締付固定すると共に第2筐体5
の他端側にカバー5bをボルト8で締付固定することに
より形成されている。そして、前記側板4a,5aは、
前記本体ケース1内を前記第1筐体4内に形成された第
1ポンプ室9と前記第2筐体5内に形成された第2ポン
プ室10とに仕切る仕切壁11とされている。
【0017】前記回転軸2,3の一端側はそれぞれ前記
カバー4bを貫通して外方へ突出しており、カバー4b
を貫通した回転軸2,3の先端部には同じ歯数を有する
ギヤ12,13が固定され、これらのギヤ12,13は
互いに噛み合わされている。なお、前記第1筐体4に
は、前記ギヤ12,13を被うギヤカバー14が前記カ
バー4bと共に前記ボルト7によって締付固定されてい
る。一方、前記回転軸2の他端は前記カバー5bを貫通
して外方へ突出しており、カバー5bを貫通した回転軸
2の先端部には、駆動部(図示せず)からの動力が伝達
されるプーリ15が固定されている。
【0018】前記第1ポンプ室9内には、前記回転軸2
に固定された三つ葉形状のロータ16と前記回転軸3に
固定された三つ葉形状のロータ17とが収納され、同様
に、前記第2ポンプ室10内には、前記回転軸2に固定
された三つ葉形状のロータ18と前記回転軸3に固定さ
れた三つ葉形状のロータ19とが収納されている。な
お、前記ロータ16〜19の前記回転軸2,3への固定
は、それぞれ止めネジ20により行われている。
【0019】前記カバー4bにおける最上部には、動力
消防ポンプ等の揚水ポンプ(図示せず)と前記第1ポン
プ室9とを接続管(図示せず)を介して連通する吸入口
21が形成されている。また、前記第1筐体4の底部に
は逆止排水弁22が設けられており、この逆止排水弁2
2は、第1筐体4に形成された排水穴22a、この排水
穴22aに接続された筒体22b、筒体22b内に上下
動自在に収納されたボール22c、ボール22cが図1
に示すように下方へ移動したときに第1ポンプ室9内と
外部とを連通させる切欠き部22dにより形成されてい
る。さらに、前記第1筐体4の最上部における前記吸入
口21に近接した位置には、冷却液である冷却水を供給
する冷却液供給部(図示せず)に接続される冷却液吸入
口23が形成されている。
【0020】前記側板4aと前記側板5aとの間には前
記第1ポンプ室9と前記第2ポンプ室10とを連通する
連通路24が形成されており、この連通路24と第1ポ
ンプ室9とを連通させる吐出口25が側板4aに形成さ
れ、連通路24と第2ポンプ室10とを連通させる吸入
口26が前記側板5aに形成されている。また、前記第
2筐体5の底部には、第1ポンプ室9から連通路24を
経て第2ポンプ室10内へ流入した空気や水を排出する
吐出口27が形成されている。
【0021】つぎに、前記側板4a,5aにより軸受2
8,29の外輪28a,29aが挾持されており、軸受
28の内輪28bには前記回転軸2における長手方向の
略中央部が挿入され、軸受29の内輪29bには前記回
転軸3における長手方向の略中央部が挿入されている。
なお、これらの回転軸2,3は内輪28b,29bに挿
入された後、その両側からナット30を締付けることに
より内輪28b,29bに対して固定されている。従っ
て、回転軸2,3はその長手方向に沿った略中央部が軸
受28,29により仕切壁11に固定されたことにな
る。
【0022】このような構成において、駆動部からの動
力がプーリ15へ伝達されると、回転軸2と回転軸3と
は、図3及び図4において矢印で示すように、互いに逆
方向へ回転する。そして、回転軸2,3に固定されたロ
ータ16〜19も回転軸2,3と一体に回転し、互いに
噛み合った状態の1組のロータ16,17(又は、1
8,19)が互いに逆方向へ回転することにより、揚水
ポンプ内の空気が接続管を通って吸入口21から第1ポ
ンプ室9内へ吸入され、この空気はさらに、連通路24
を経て第2ポンプ室10内へ吸入され、吐出口27から
外部へ排出される。
【0023】また、吸入口21からの空気の吸入が開始
されると同時に冷却液吸入口23から冷却水が吸入さ
れ、この冷却水は回転するロータ16,17により飛散
され、回転軸2,3やロータ16,17の冷却を行うと
共に、ロータ16,17間の隙間やロータ16,17と
第1ポンプ室9の内周面との間の隙間に入り込む。そし
て、冷却水がロータ16,17間の隙間やロータ16,
17と第1ポンプ室9の内周面との間の隙間に入り込む
ことにより、それらの隙間からの真空漏れが防止され、
ロータ16,17の回転時における第1ポンプ室9内の
真空度がアップする。また、この冷却水による冷却によ
って第1ポンプ室9内の温度上昇が抑えられることによ
り、真空性能の低下が防止される。
【0024】なお、第1ポンプ室9へ吸入された冷却水
は連通路24を経て第2ポンプ室10内へ吸入され、第
2ポンプ室10内においても、回転軸2,3やロータ1
8,19の冷却を行うと共に、ロータ18,19間の隙
間やロータ18,19と第2ポンプ室10の内周面との
間の隙間に入り込む。そして、この第2ポンプ室10内
においても真空度がアップすると共に温度上昇による真
空性能の低が防止される。
【0025】つぎに、第1筐体4の底部に逆止排水弁2
2が設けられ、第2筐体5の底部に吐出口27が形成さ
れているため、このルーツ式真空ポンプを駆動させてい
る最中に揚水ポンプから第1ポンプ室9内や第2ポンプ
室10内へ大量の水が浸入した場合、その水は逆止排水
弁22や吐出口27から外部へ排出されることになり、
ロータ16〜19に大きな圧力が作用してロータ16〜
19を駆動するための必要駆動力が極端に上昇するとい
うことを防止することができ、ルーツ式真空ポンプを常
に安定した状態で駆動することができる。また、第1ポ
ンプ室9内や第2ポンプ室10内へ浸入した水は第1・
第2筐体4,5の底部に設けられている逆止排水弁22
や吐出口27から自然に排出されるため、ルーツ式真空
ポンプの駆動を停止した後に第1・第2ポンプ室9,1
0内に水が残留するということが防止され、寒冷地にお
いては残留した水が凍結するということが防止される。
なお、第1ポンプ室9内へ大量の水が吸入されない状態
でルーツ式真空ポンプが駆動されている場合には、第1
ポンプ室9内が負圧状態となっているためにボール22
cが吸い上げられ、排水穴22aを閉止している。
【0026】また、第1ポンプ室9と第2ポンプ室10
とを連通させる連通路24を仕切壁11の内部に形成し
ているため、第1ポンプ室9と第2ポンプ室10とを連
通させるための連通路を本体ケース1の外周側に設ける
必要がなくなり、ルーツ式ポンプにおける回転軸2,3
の回転中心と直交する方向の寸法が小さくなる。
【0027】つぎに、回転軸2,3はその長手方向に沿
った略中央部において軸受28,29により仕切壁11
に固定されているため、ルーツ式真空ポンプを長時間連
続して駆動すること等によって回転軸2,3が熱膨張し
た場合、回転軸2,3は軸受28,29により固定され
た略中央部を中心として第1ポンプ室9側と第2ポンプ
室10側とへ略半分ずつ膨張する。従って、回転軸2,
3が特定方向へのみ熱膨張するということが防止され、
回転軸2,3が特定方向のみへ熱膨張したためにこの回
転軸2,3に固定されたロータ16〜19の端面がカバ
ー4b,5bに接触するということが防止される。
【0028】
【発明の効果】請求項記載の発明は上述のように、互
いに平行な一対の回転軸を収納した本体ケース内を第1
ポンプ室と第2ポンプ室とに仕切る仕切壁を前記回転軸
の回転中心と直交する向きに設け、前記第1ポンプ室内
と前記第2ポンプ室内とのそれぞれに前記回転軸に固定
したロータを収納し、前記第1ポンプ室と前記第2ポン
プ室とを連通する連通路を形成し、揚水ポンプと前記第
1ポンプ室とを連通する吸入口を前記本体ケースに形成
すると共にこの吸入口から吸入された空気を外部へ排出
する吐出口を前記第2ポンプ室に連通させて前記本体ケ
ースに形成し、前記仕切壁に軸受の外輪を固定すると共
にこの軸受の内輪に前記回転軸を固定したので、ルーツ
式真空ポンプを長時間連続して駆動すること等によって
回転軸が熱膨張した場合、回転軸は軸受により固定され
た略中央部を中心として第1ポンプ室側と第2ポンプ室
側とへ略半分ずつ膨張するため、回転軸が特定方向への
み熱膨張するということを防止することができ、回転軸
が特定方向のみへ熱膨張したためにこの回転軸に固定さ
れたロータが本体ケースの内周面に接触して破損すると
いうことを防止することができる等の効果を有する。
【0029】請求項記載の発明は上述のように、請求
記載の発明において、吸入口と揚水ポンプとを接続
する接続管又は本体ケースの前記吸入口に近接した位置
に冷却液供給部に接続される冷却液吸入口を形成したの
で、冷却液吸入口から本体ケース内へ吸入された冷却液
がロータ間の隙間やロータと本体ケース内周面との間の
隙間に入り込むことにより本体ケース内の真空度がアッ
プするために真空ポンプとしての性能をアップさせるこ
とができ、また、冷却液によ冷却によって本体ケース
内の温度上昇を抑えることができ、本体ケース内の温度
が上昇することによる真空性能の低化を防止することが
できる等の効果を有する。
【0030】請求項記載の発明は上述のように、請求
又は記載の発明において、連通路を仕切壁の内部
に形成したので、第1ポンプ室と第2ポンプ室とを連通
する連通路を本体ケースの外周側に設ける必要がなくな
り、回転軸の回転中心と直交する方向の寸法を小さくし
てルーツ式真空ポンプの小型化を図ることができる等の
効果を有する。
【0031】請求項4記載の発明は上述のように、請求
項1ないし3のいずれか一記載の発明において、吐出口
を第2ポンプ室の底部に形成し、第1ポンプ室の底部に
逆止排水弁を設けたので、吸入口から本体ケース内へ大
量の水が浸入した場合、その水を吐出口又は逆止排水弁
から本体ケースの外部へ排出させることができ、従っ
て、本体ケース内に浸入した大量の水によってロータに
大きな圧力が作用することを防止することができ、か
つ、この圧力の作用によりロータを駆動するための必要
駆動力が極端に上昇するということを防止してルーツ式
真空ポンプを常に安定した状態で駆動させることがで
き、さらに、本体ケース内に浸入した水を本体ケース内
に残留させることなく吐出口や逆止排水弁から排出させ
ることができ、寒冷地においては本体ケース内に残留し
た水が凍結するということを防止することができる等の
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ルーツ式真空ポンプの全体構造を示す縦断側面
図である。
【図2】ルーツ式真空ポンプの全体構造を示す水平断面
図である。
【図3】ルーツ式真空ポンプを第1筐体側で断面にした
縦断正面図である。
【図4】ルーツ式真空ポンプを第2筐体側で断面にした
縦断正面図である。
【図5】第1筐体と第2筐体との接合部から分離した状
態の第1筐体を示す正面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2,3 回転軸 9 第1ポンプ室 10 第2ポンプ室 11 仕切壁 16〜19 ロータ 21 吸入口 22 逆止排水弁 23 冷却液吸入口 24 連通路 27 吐出口 28,29 軸受 28a,29a 外輪 28b,29b 内輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−7991(JP,A) 特開 昭61−37819(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04C 18/18 F04C 25/02 F04C 29/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行な一対の回転軸を収納した本
    体ケース内を第1ポンプ室と第2ポンプ室とに仕切る仕
    切壁を前記回転軸の回転中心と直交する向きに設け、前
    記第1ポンプ室内と前記第2ポンプ室内とのそれぞれに
    前記回転軸に固定したロータを収納し、前記第1ポンプ
    室と前記第2ポンプ室とを連通する連通路を形成し、揚
    水ポンプと前記第1ポンプ室とを連通する吸入口を前記
    本体ケースに形成すると共にこの吸入口から吸入された
    空気を外部へ排出する吐出口を前記第2ポンプ室に連通
    させて前記本体ケースに形成し、前記仕切壁に軸受の外
    輪を固定すると共にこの軸受の内輪に前記回転軸を固定
    したことを特徴とするルーツ式真空ポンプ。
  2. 【請求項2】 吸入口と揚水ポンプとを接続する接続管
    は本体ケースの前記吸入口に近接した位置に冷却液供
    給部に接続される冷却液吸入口を形成したことを特徴と
    する請求項記載のルーツ式真空ポンプ。
  3. 【請求項3】 連通路を仕切壁の内部に形成したことを
    特徴とする請求項又は記載のルーツ式真空ポンプ。
  4. 【請求項4】 吐出口を第2ポンプ室の底部に形成し、
    第1ポンプ室の底部に逆止排水弁を設けたことを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれか一記載のルーツ式真空
    ポンプ。
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