JP3268706B2 - 作業車の伝動装置 - Google Patents

作業車の伝動装置

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JP3268706B2 JP16787794A JP16787794A JP3268706B2 JP 3268706 B2 JP3268706 B2 JP 3268706B2 JP 16787794 A JP16787794 A JP 16787794A JP 16787794 A JP16787794 A JP 16787794A JP 3268706 B2 JP3268706 B2 JP 3268706B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業車の伝動装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、作業車としてのコンバイ
ンには、エンジンより各種作業装置に動力を伝達するた
めの伝動装置を設けており、同伝動装置の一形態とし
て、入力プーリーと出力プーリーとの間に巻回した伝動
ベルトと、同伝動ベルトを緊張・弛緩させるテンション
クラッチ部と、同テンションクラッチ部を伝動ベルト緊
張・弛緩動作させるクラッチ駆動用アクチュエータ部と
を具備したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記伝動装
置では、クラッチ駆動用アクチュエータ部が故障して、
テンションクラッチ部を作動させることができなくなっ
た場合、同クラッチ駆動用アクチュエータ部を修理等し
て故障を直さない限り、伝動機能を保持させることがで
きず、緊急作業が行なえないという不具合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、作
業車の車体上に伝動装置を設けると共に、同伝動装置
は、入力プーリーと出力プーリーとの間に巻回した伝動
ベルトと、同伝動ベルトを緊張・弛緩させるテンション
クラッチ部と、同テンションクラッチ部を伝動ベルト緊
張・弛緩動作させるクラッチ駆動用アクチュエータ部
と、を具備するものであって、車体に上記クラッチ駆動
用アクチュエータ部を支持部材を介して取付けると共
に、同支持部材は、テンションクラッチ部を介して伝動
ベルトを緊張させる伝動ベルト緊張位置と、伝動ベルト
を弛緩させる伝動ベルト弛緩位置とに位置変更可能とし
たことを特徴とする作業車の伝動装置を提供せんとする
ものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0006】図1〜図4に示すAは、本発明を適用可能
なコンバインの一形態としての汎用コンバインであり、
同汎用コンバインAは、クロ−ラ式の走行部2により走
行可能とした機体1上の左側に脱穀部3と選別部4とを
設けると共に、その前方に刈取部5を昇降部6を介して
昇降可能に取付ける一方、機体1上の右側前部に運転部
7を設け、その直後方に穀粒タンク8を配設し、その直
後方に原動機部9を配設している。110は、後述する
燃料タンクである。
【0007】そして、脱穀部3は、図1〜図4に示すよ
うに、軸線を前後方向に向けて扱胴10を扱胴駆動軸1
1により回転自在に軸架し、同扱胴10の右側上方位置
に、軸線を前後方向に向けて二番処理胴12を処理胴駆
動軸13により回転自在に軸架して、扱胴10と二番処
理胴12とを平面祝にて左右幅方向に略平行に配置する
と共に、二番処理胴12の前端部を扱胴10の前端部に
形成したインペラ部10aの近傍に位置させている。
【0008】また、扱胴10は、図1〜図4に示すよう
に、筒状の扱胴本体14の周壁に螺旋状の搬送用羽根1
5を取付け、同搬送用羽根15に多数個の扱歯(図示せ
ず)を取付けており、扱胴10の直下方にはクリンプ網
17を張設している。
【0009】二番処理胴12は、図2〜図4に示すよう
に、筒状の処理胴本体18の周壁に多数個の処理歯19
を突設しており、二番処理胴12の直下方位置には、同
二番処理胴12の前部を除いて処理胴用受網33を張設
し、同処理胴用受網33の後半部の直下方に漏下防止体
75を張設している。
【0010】しかも、本実施例では、扱胴10と二番処
理胴12は、後述する原動機部9のエンジン60と伝動
機構34を介して連動連結すると共に、扱胴10と二番
処理胴12の回転方向を、いずれも図5に示す正面視に
て反時計方向として、二番還元処理が確実に行えるよう
にしている。
【0011】選別部4は、図1に示すように、前側選別
体20と後側選別体21とからなる揺動選別盤22と、
唐箕24と一番樋25及び一番コンベア26とファン2
7と二番樋28及び二番コンベア29とから構成してい
る。30は揚穀筒、31は二番還元筒である。
【0012】そして、前側選別体20により選別して一
番樋25内に収容される精粒は、一番コンベア26によ
り揚穀筒30を通して穀粒タンク8に搬送し、また、後
側選別体21により選別して二番樋28内に収容される
二番還元物は二番コンベア29により二番還元筒31を
通して脱穀部3の二番処理胴12の後部に還元して、同
二番処理胴12により前方へ移送しながら再処理するよ
うにしている。
【0013】刈取部5は、図1〜図3に示すように、機
体1にフィ−ダハウス35の後端部を上下回動自在に枢
支して、同フィ−ダハウス35の前端側を昇降部6によ
り昇降自在とし、同フィ−ダハウス35の前端にプラッ
トフォ−ム36を取付け、同プラットフォ−ム36に分
草板37と穀稈掻込用リ−ル38と往復駆動型刈刃39
と刈取穀稈掻込オ−ガ40とを設けている。41は、フ
ィ−ダハウス35を支持する支軸である。
【0014】そして、分草板37と穀稈掻込用リ−ル3
8とによりプラットフォ−ム36に植立穀稈を取り込
み、同植立穀稈を往復駆動型刈刃39により刈取り、刈
取穀稈掻込オ−ガ40によりプラットフォ−ム36の中
央部に掻き寄せ、フィ−ダハウス35内に設けた穀稈供
給チェ−ンコンベア(図示せず)により脱穀部3に供給
するようにしている。
【0015】運転部7は、図1に示すように、キャビン
45内に操作部46を設け、同操作部46の直後方に座
席47を配置している。
【0016】穀粒タンク8は、図1〜図4に示すよう
に、タンク本体50内の上部に、揚穀筒30の上端を連
通連結して、同揚穀筒30を通して搬送されてくる精粒
を図示しないレベリングディスクにより均平に貯留可能
とする一方、タンク本体50内の下部に排出用横送り部
52を後方の原動機部9内まで伸延させ、同排出用横送
り部52の後端より直上方へ向けて排出用縦送り部53
を立上げ、同排出用縦送り部53の上端に排出用送り出
し部54の基端を旋回自在に取付けている。
【0017】原動機部9は、図1〜図5に示すように、
エンジン60とHSTポンプ61とを左右に併置し、エ
ンジン60より後方へ突出させた出力軸62と、HST
ポンプ61より後方へ突出させた入力軸63との間に連
動ベルト64をプ−リ−65,66を介して巻回してい
る。60a,60bは、それぞれギヤポンプである。
【0018】そして、出力軸62には、図4〜図6に示
すように、前記した伝動機構34の入力軸34aをプー
リー68,69を介して伝動ベルト70により連動連結
すると共に、前記した排出用横送り部52と排出用縦送
り部53に動力を伝達する伝動ギヤケース80を本発明
に係る伝動装置81により連動連結している。
【0019】伝動ギヤケース80は、図4〜図7に示す
ように、機体1の右側後端部に配設しており、左右幅方
向に伸延させて形成して、左低右高の傾斜姿勢に配置し
たケース本体80a内に入力ギヤ80bと伝動ギヤ80
cと横送り部駆動ギヤ80dと縦送り部駆動ギヤ80e
とを設け、入力ギヤ80bに入力軸80fを連動連結
し、横送り部駆動ギヤ80dに横送り部駆動軸52aを
連動連結し、縦送り部駆動ギヤ80eに縦送り部駆動軸
53aを連動連結している。
【0020】このようにして、入力軸80fより入力し
た動力を入力ギヤ80b→伝動ギヤ80c→横送り部駆
動ギヤ80d及び縦送り部駆動ギヤ80e→横送り部駆
動軸52a及び縦送り部駆動軸53aに伝達可能として
いる。
【0021】また、排出用縦送り部53の縦送り部駆動
軸53aには、図5に示すように、縦送りコンベア軸5
3bをベベルギヤ53c,53dを介して連動連結し、
同縦送りコンベア軸53bには排出用送り出し部54の
送り出しコンベア軸54aを伝達機構79を介して連動
連結している。
【0022】本発明に係る伝動装置81は、図4〜図7
に示すように、エンジン60の出力軸62に取付けた出
力プーリー82と、伝動ギヤケース80の入力軸80f
に取付けた入力プーリー83とを機体1の右側後端部位
置にて左右に対向配置し、両プーリー82,83間に伝
動ベルト84を弛緩した状態で巻回し、同伝動ベルト8
4をクラッチ駆動用アクチュエータ部85によりテンシ
ョンクラッチ部86を介して緊張・弛緩可能に構成して
いる。
【0023】そして、テンションクラッチ部86は、図
6及び図7に示すように、伝動ギヤケース80のケース
本体80aの後壁左側部にステー86aを設け、同ステ
ー86aに軸線を前後方向へ向けたテンションアーム支
軸86bをボス部86cを介して枢支し、同テンション
アーム支軸86bにテンションアーム86dの基端を取
付け、同テンションアーム86dの先端にテンションロ
ーラ86eをローラ支軸86fを介して取付けている。
【0024】このようにして、テンションアーム86d
をテンションアーム支軸86bを中心にして上下揺動動
作可能とすると共に、テンションアーム86dの上昇揺
動動作によりテンションローラ86eを前記伝動ベルト
84の下側回動側部に圧接させて、同伝動ベルト84を
緊張させる伝動ベルト緊張位置と、テンションアーム8
6dの下降揺動動作によりテンションローラ86eを伝
動ベルト84の下側回動側部より離隔させて、同伝動ベ
ルト84を弛緩させる伝動ベルト弛緩位置との間で位置
変更可能としている。
【0025】クラッチ駆動用アクチュエータ部85は、
図6及び図7に示すように、伝動ギヤケース80のケー
ス本体80aの後壁右側部に、支持部材としてのアクチ
ュエータ部支持板87を取付け、同アクチュエータ部支
持板87の後面上部にテンション用モータ88を取付
け、同テンション用モータ88にギヤケース89を連動
連設し、同ギヤケース89より前方へ向けて出力軸89
aを突設し、同出力軸89aに作動アーム96の基端を
取付け、同作動アーム96の先端にテンションアーム8
6dの中途部を、直列に連結したスプリング97と連動
ロッド98とを介して連動連結している。97aはスプ
リング連結ピン、98aはロッド連結ピンである。
【0026】このようにして、図8に示すように、テン
ション用モータ88を駆動させることにより、ギヤケー
ス89を介して出力軸89aを正回転させて、作動アー
ム96の先端部を出力軸89aの左側位置より右側位置
に回動させることにより、スプリング97と連結ロッド
98を介してテンションアーム86dを上昇揺動動作さ
せて、テンションローラ86eを伝動ベルト緊張位置に
位置変更させることができるようにしている。
【0027】また、上記とは反対に、出力軸89aを逆
回転させて、作動アーム96の先端部を出力軸89aの
右側位置より左側位置に回動させることにより、スプリ
ング97と連結ロッド98を介してテンションアーム8
6dを下降揺動動作させて、テンションローラ86eを
伝動ベルト弛緩位置に位置変更させることができるよう
にしている。
【0028】しかも、アクチュエータ部支持板87は、
図6及び図7に示すように、中途部に左右幅方向に伸延
する枢支用長孔87aを形成すると共に、左側中途部と
左側下部にそれぞれ固定用孔87b,87cを形成して
おり、図6及び図8に示すように伝動ギヤケース80の
ケース本体80aの後壁右側部に突設した枢支軸100
にアクチュエータ部支持板87を枢支用長孔87aを介
して枢支すると共に、ケース本体80aの右側上下部に
それぞれ形成した固定ボルト取付孔101,102にそ
れぞれ上記固定用孔87b,87cを符合させて固定ボ
ルト103を蝶着することにより固定可能としている。
【0029】そして、アクチュエータ部支持板87は、
図8に示すように、固定用孔87bを固定ボルト取付孔
101に符合させて固定ボルト103により固定した位
置と、図9に示すように、枢支用長孔87aを介して時
計方向に回動させると共に、左側方へスライド移動させ
て、固定用孔87cを固定ボルト取付孔102に符合さ
せて固定ボルト103により固定した位置とに位置変更
可能としている。104は引張スプリング、104aは
スプリング係止ピン、105は転倒防止片、106は、
同転倒防止片105の先端に取付けたベルト当接ピン
で、同ベルト当接ピン106が伝動ベルト84の上側回
動側部に当接して、アクチュエータ部支持板87が図6
に示す背面視にて反時計方向に転倒するのを防止してい
る。107は、観音開き状に開閉自在の後部開閉扉、1
08は、片開き状に開閉自在の右側開閉扉である。
【0030】このようにして、アクチュエータ部支持板
87を位置変更することにより、テンション用モータ8
8を駆動させることなく、テンションローラ86eを伝
動ベルト弛緩位置と伝動ベルト緊張位置とに位置変更さ
せることがてきるようにしている。
【0031】従って、テンション用モータ88等が故障
してテンションクラッチ部86を作動させることができ
ない場合には、上記のようにアクチュエータ部支持板8
7を手動により伝動ベルト緊張位置又は伝動ベルト弛緩
位置に位置変更させることにより、伝動ベルト84を適
宜緊張又は弛緩させることができるために、テンション
用モータ88等を修理等して故障を直さなくても、伝動
機能を良好に保持させることができて、緊急作業に対処
することができる。
【0032】この際、上記したアクチュエータ部支持板
87の位置変更操作は、観音開き状に開閉自在とした後
部開閉扉107を開放することにより、機体1の後方よ
り楽に行なうことができる。
【0033】しかも、アクチュエータ部支持板87は、
伝動ベルト緊張位置に位置変更する際に、枢支用長孔8
7aにより、左側方へスライド移動させるために、近接
する右側開閉扉108にテンション用モータ88等が干
渉するのを防止することができる。
【0034】また、図2に示すように、エンジン60の
前端部右側下方位置には動力取出軸67の後端部67a
を配置し、同後端部67aと前側出力軸62aとを連動
連結すると共に、同動力取出軸67の先端部67bを穀
粒タンク8の直下方を通して、運転部7の直下方位置ま
で伸延させ、同先端部67bにコンプレッサ駆動部71
や刈取部5の油圧駆動部(図示せず)を連動連結可能と
している。72はオイルクーラ、73はコンデンサ、7
4は冷却ファン、90はファン駆動モータ、91はファ
ン伝動ベルト、92は空気取入部、93は冷却風排出部
である。94は、エンジン60の直上方に配置したシロ
ッコファン、95はラジエータであり、シロッコファン
94により空気取入部92より外気を吸引してラジエー
タ95を冷却すると共に、脱穀部3側へ排風するように
している。
【0035】燃料タンク110は、図1〜図3、図1
0、及び図11に示すように、機体1の左側前部のタン
ク支持フレーム1a上に配設しており、タンク本体11
1を左右幅方向に横長の矩形箱型に形成し、左側上角部
の前部位置に給油管112を連通連設する一方、右側底
部の前部位置に燃料貯め部113を下方へ突出させて連
通連設している。
【0036】そして、給油管112は、図12にも示す
ように、タンク本体111の左側上角部より左側上方へ
斜めに伸延させて形成し、基端の開口部112aを給油
管112の軸線Cに対して斜めに切断開口させて、開口
部112aの開口面がタンク本体111内に貯溜した燃
料Fの液面に対して可及的に平行状態となるようにして
いる。114は給油キャップである。
【0037】このようにして、給油管112を通してタ
ンク本体111内に給油を行なった際に、燃料Fが満量
付近に達しても給油管112の開口部112aの液面か
らの開口面積を大きく確保することができて、同給油管
112を通してタンク本体111内の空気をスムーズに
放出させることができ、スムーズな給油を行なうことが
できるようにしている。
【0038】燃料貯め部113は、図13にも示すよう
に、タンク本体111の右側部で、機体1の左右中心線
近傍位置に配置しており、タンク本体111の底部11
1aに大径に形成した筒状体113aの上端周縁部を連
通連設し、同筒状体113aの下端周縁部に底板体11
3bを取付ボルト115により着脱自在に取付け、同底
板体113bにサクション管116の基端を接続し、同
サクション管116の先端をエンジン60に接続して、
同エンジン60にサクション管116を通して燃料Fを
供給可能としている。
【0039】このようにして、燃料貯め部113をタン
ク本体111の右側部で、機体1の左右中心線近傍位置
に配置することにより、燃料Fの残量が少ない状態で機
体が左右に傾斜した場合にも、同燃料貯め部113には
常時燃料Fが一部貯溜されて、確実にサクション管11
6を通してエンジン60に燃料を供給することができる
ようにしている。
【0040】しかも、大径に形成した筒状体113aの
下端周縁部より底板体113bと一体的にサクション管
116を取外すことができるようにして、サクション管
116内の詰まりやタンク本体111内のゴミの除去を
容易に行なうことができるようにしている。
【0041】図10及び図11中、120は油量検出
器、121はブリーザパイプ、122はタンク固定具で
ある。
【0042】
【効果】本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0043】すなわち、クラッチ駆動用アクチュエータ
部が故障して、テンションクラッチ部を作動させること
ができなくなった場合には、同クラッチ駆動用アクチュ
エータ部を支持している支持部材を、手動により伝動ベ
ルト緊張位置、又は、伝動ベルト弛緩位置とに位置変更
させることにより、伝動ベルトを適宜緊張又は弛緩させ
ることができるために、クラッチ駆動用アクチュエータ
部を修理等して故障を直さなくても、伝動機能を良好に
保持させることができて、緊急作業に対処することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る伝動装置を具備する汎用コンバイ
ンの側面図。
【図2】同汎用コンバインの平面図。
【図3】同汎用コンバインの正面説明図。
【図4】同汎用コンバインの背面図。
【図5】原動機の動力伝達説明図。
【図6】伝動装置の背面図。
【図7】同伝動装置の平面図。
【図8】同伝動装置の動作説明図。
【図9】同伝動装置の伝動ベルト緊張・弛緩動作説明
図。
【図10】燃料タンクの断面正面図。
【図11】同燃料タンクの側面図。
【図12】同燃料タンクの給油管の断面正面図。
【図13】同燃料タンクの燃料貯め部の断面正面図。
【符号の説明】
A 汎用コンバイン 1 機体 2 走行部 3 脱穀部 4 選別部 5 刈取部 6 昇降部 7 運転部 8 穀粒タンク 9 原動機部 10 扱胴 12 二番処理胴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 7/00 - 7/24 A01D 69/06 A01F 12/56 A01F 12/58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業車の車体上に伝動装置を設けると共
    に、同伝動装置は、 入力プーリーと出力プーリーとの間に巻回した伝動ベル
    トと、 同伝動ベルトを緊張・弛緩させるテンションクラッチ部
    と、 同テンションクラッチ部を伝動ベルト緊張・弛緩動作さ
    せるクラッチ駆動用アクチュエータ部と、を具備するも
    のであって、 車体に上記クラッチ駆動用アクチュエータ部を支持部材
    を介して取付けると共に、同支持部材は、テンションク
    ラッチ部を介して伝動ベルトを緊張させる伝動ベルト緊
    張位置と、伝動ベルトを弛緩させる伝動ベルト弛緩位置
    とに位置変更可能としたことを特徴とする作業車の伝動
    装置。
JP16787794A 1994-07-20 1994-07-20 作業車の伝動装置 Expired - Fee Related JP3268706B2 (ja)

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