JP3268077B2 - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents
空気調和機の室外ユニットInfo
- Publication number
- JP3268077B2 JP3268077B2 JP21921093A JP21921093A JP3268077B2 JP 3268077 B2 JP3268077 B2 JP 3268077B2 JP 21921093 A JP21921093 A JP 21921093A JP 21921093 A JP21921093 A JP 21921093A JP 3268077 B2 JP3268077 B2 JP 3268077B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outdoor unit
- partition
- control box
- cooling air
- air conditioner
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の室外ユニッ
トに関する。
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の分離型空気調和機の室外ユニット
の1例が図2に示され、 (A)は部分的に破断して示す正
面図、 (B)は右側面図、 (C)は横断面図、 (D)は (C)の
部分的拡大図である。室外ユニットの器筐1の内部は仕
切板2によって左右に仕切られ、その片側に機械室3
が、他側に熱交換室4が形成されている。
の1例が図2に示され、 (A)は部分的に破断して示す正
面図、 (B)は右側面図、 (C)は横断面図、 (D)は (C)の
部分的拡大図である。室外ユニットの器筐1の内部は仕
切板2によって左右に仕切られ、その片側に機械室3
が、他側に熱交換室4が形成されている。
【0003】熱交換室4内にはL字形の熱交換器9、送
風フアン10、モータ14等が配設されている。このL字形
の熱交換器9は器筐1の背面パネル1aに形成された空気
取入口11及び左側面パネル1bに形成された空気取入12に
対向せしめられている。また、送風フアン10は器筐1の
前面パネル1cに形成された吹出口13に臨むように配設さ
れている。
風フアン10、モータ14等が配設されている。このL字形
の熱交換器9は器筐1の背面パネル1aに形成された空気
取入口11及び左側面パネル1bに形成された空気取入12に
対向せしめられている。また、送風フアン10は器筐1の
前面パネル1cに形成された吹出口13に臨むように配設さ
れている。
【0004】機械室3内には圧縮機5、コントロールボ
ックス6等が配設されている。圧縮機5は器筐1のベー
ス1d上に防振支持機構31を介して防振支持され、コント
ロールボックス6は圧縮機5の上方に右側面パネル1eに
隣接して配設されている。このコントロールボックス6
の右側面には室内ユニットへの連結用電気配線を接続す
るための端子台37が設置され、その内部には、図2(D)
に示すように、パワートランジスタ15、制御基板16、パ
ワートランジスタ15を冷却するための放熱フィン19が収
容されている。18もパワートランジスタ15を冷却するた
めの放熱フィンで、これは熱交換室4の冷却風通路に露
出せしめられている。
ックス6等が配設されている。圧縮機5は器筐1のベー
ス1d上に防振支持機構31を介して防振支持され、コント
ロールボックス6は圧縮機5の上方に右側面パネル1eに
隣接して配設されている。このコントロールボックス6
の右側面には室内ユニットへの連結用電気配線を接続す
るための端子台37が設置され、その内部には、図2(D)
に示すように、パワートランジスタ15、制御基板16、パ
ワートランジスタ15を冷却するための放熱フィン19が収
容されている。18もパワートランジスタ15を冷却するた
めの放熱フィンで、これは熱交換室4の冷却風通路に露
出せしめられている。
【0005】コントロールボックス6を被覆するリッド
38が右側面パネル1eに着脱自在に取り付けられ、このリ
ッド38には室外ユニット持ち運び用の取手32が突設さ
れ、また、コントロールボックス6への冷却風取入口33
が設けられている。
38が右側面パネル1eに着脱自在に取り付けられ、このリ
ッド38には室外ユニット持ち運び用の取手32が突設さ
れ、また、コントロールボックス6への冷却風取入口33
が設けられている。
【0006】送風フアン10をモータ14によって回転駆動
すると、外気が空気取入口11及び12から熱交換室4内に
吸入され、熱交換器9を流過する過程で冷媒と熱交換す
ることによって昇温又は降温した後、送風フアン10に付
勢されて吹出口13から外部に排出される。
すると、外気が空気取入口11及び12から熱交換室4内に
吸入され、熱交換器9を流過する過程で冷媒と熱交換す
ることによって昇温又は降温した後、送風フアン10に付
勢されて吹出口13から外部に排出される。
【0007】これと同時に熱交換器9を流過した外気の
一部が放熱フィン18のまわりを流過してこれを冷却す
る。一方、冷却風取入口33から機械室3内に吸入された
外気がコントロールボックス6に形成された吸気口34を
通ってコントロールボックス6内に入り、制御基板16や
放熱フィン19のまわりを流過してこれらを冷却した後、
コントロールボックス6に形成された排気口35及び仕切
板2に形成された排気口36を通って吹出口13に排出され
る。
一部が放熱フィン18のまわりを流過してこれを冷却す
る。一方、冷却風取入口33から機械室3内に吸入された
外気がコントロールボックス6に形成された吸気口34を
通ってコントロールボックス6内に入り、制御基板16や
放熱フィン19のまわりを流過してこれらを冷却した後、
コントロールボックス6に形成された排気口35及び仕切
板2に形成された排気口36を通って吹出口13に排出され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の室外ユニッ
トにおいては、コントロールボックス6を被覆するリッ
ド38に取手32が穿設され、かつ、このリッド38に多数の
冷却風取入口32が設けられているので、これらが室外ユ
ニットの美観を損なうとともに制御基板16や放熱フィン
19を効果的に冷却できないという問題があった。
トにおいては、コントロールボックス6を被覆するリッ
ド38に取手32が穿設され、かつ、このリッド38に多数の
冷却風取入口32が設けられているので、これらが室外ユ
ニットの美観を損なうとともに制御基板16や放熱フィン
19を効果的に冷却できないという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、器筐の内部を仕切板により仕切ることによって
その片側に機械室を形成すると同時に他側に熱交換室を
形成し、上記機械室内にパワートランジスタ、放熱フィ
ン、制御基板等が内蔵されたコントロールボックス及び
圧縮機を配設し、上記熱交換室内に熱交換器、送風フア
ン、モータ等を配設してなる空気調和機の室外ユニット
において、上記機械室を隔壁により仕切ることによって
配管スペースを形成し、この配管スペース内に室内ユニ
ットへの連結用電気配線を接続するための端子台及び室
内ユニットへの連結用冷媒配管を接続するための操作弁
を内蔵して上記隔壁に取り付けるとともに上記配管スペ
ースを掩蓋する配管カバーを上記器筐の側面パネルに着
脱自在に取り付け、この配管カバーにその表面より内側
へ凹んだ持ち運び用の凹形取手を設け、この凹形取手の
奥部に上記コントロールボックスへの冷却風取入口を設
けるとともにこの冷却風取入口と対向するように上記隔
壁に冷却風取入口を設けたことを特徴とする空気調和機
の室外ユニットにある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、器筐の内部を仕切板により仕切ることによって
その片側に機械室を形成すると同時に他側に熱交換室を
形成し、上記機械室内にパワートランジスタ、放熱フィ
ン、制御基板等が内蔵されたコントロールボックス及び
圧縮機を配設し、上記熱交換室内に熱交換器、送風フア
ン、モータ等を配設してなる空気調和機の室外ユニット
において、上記機械室を隔壁により仕切ることによって
配管スペースを形成し、この配管スペース内に室内ユニ
ットへの連結用電気配線を接続するための端子台及び室
内ユニットへの連結用冷媒配管を接続するための操作弁
を内蔵して上記隔壁に取り付けるとともに上記配管スペ
ースを掩蓋する配管カバーを上記器筐の側面パネルに着
脱自在に取り付け、この配管カバーにその表面より内側
へ凹んだ持ち運び用の凹形取手を設け、この凹形取手の
奥部に上記コントロールボックスへの冷却風取入口を設
けるとともにこの冷却風取入口と対向するように上記隔
壁に冷却風取入口を設けたことを特徴とする空気調和機
の室外ユニットにある。
【0010】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、冷却風は凹形取手の奥部に設けられた冷却風取入口
から配管スペース内に入り、隔壁に設けられた冷却風取
入口を経て機械室内に取り入れられ,コントロールボッ
クス内を流過してこれに内蔵されたパワートランジス
タ、放熱フィン、制御基板等を冷却する。
め、冷却風は凹形取手の奥部に設けられた冷却風取入口
から配管スペース内に入り、隔壁に設けられた冷却風取
入口を経て機械室内に取り入れられ,コントロールボッ
クス内を流過してこれに内蔵されたパワートランジス
タ、放熱フィン、制御基板等を冷却する。
【0011】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示され、 (A)は部
分的に破断して示す正面図、(B)は右側面図である。機
械室3を隔壁40によって仕切ることによって配管スペー
ス41が形成され、この配管スペース41は右側面パネル1e
に着脱自在に取り付けられる配管カバー42によって掩蓋
されるようになっている。
分的に破断して示す正面図、(B)は右側面図である。機
械室3を隔壁40によって仕切ることによって配管スペー
ス41が形成され、この配管スペース41は右側面パネル1e
に着脱自在に取り付けられる配管カバー42によって掩蓋
されるようになっている。
【0012】配管スペース41内には室内ユニットへの連
結用電気配線を接続するための端子台37及び室内ユニッ
トへの連結用冷媒配管を接続するための操作弁43、44が
内蔵され、これらは隔壁40に取り付けられている。
結用電気配線を接続するための端子台37及び室内ユニッ
トへの連結用冷媒配管を接続するための操作弁43、44が
内蔵され、これらは隔壁40に取り付けられている。
【0013】配管カバー42にはその外表面より内側に凹
んだ凹形取手20が設けられ、この凹形取手20の奥部に冷
却風取入口21が設けられ、これと対向するように隔壁40
に冷却風取入口22が設けられている。他の構成は図2に
示す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符
号が付されている。
んだ凹形取手20が設けられ、この凹形取手20の奥部に冷
却風取入口21が設けられ、これと対向するように隔壁40
に冷却風取入口22が設けられている。他の構成は図2に
示す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符
号が付されている。
【0014】しかして、冷却風は冷却風取入口21及び22
を通って機械室3内に吸入され、吸気口34からコントロ
ールボックス6内に入り、その内部の制御基板16、放熱
フィン19等を冷却した後、排気口35、36から排出され
る。
を通って機械室3内に吸入され、吸気口34からコントロ
ールボックス6内に入り、その内部の制御基板16、放熱
フィン19等を冷却した後、排気口35、36から排出され
る。
【0015】
【発明の効果】本発明においては、配管カバーにその表
面より内側に凹んだ持ち運び用の凹形取手を設け、この
凹形取手の奥部にコントロールボックスへの冷却風取入
口を設けたため、この凹形取手は側面の表面から突出せ
ず、また、冷却風取入口は側方から見えないので、室外
ユニットの美観を向上できる。
面より内側に凹んだ持ち運び用の凹形取手を設け、この
凹形取手の奥部にコントロールボックスへの冷却風取入
口を設けたため、この凹形取手は側面の表面から突出せ
ず、また、冷却風取入口は側方から見えないので、室外
ユニットの美観を向上できる。
【0016】また、冷却風は凹形取手の奥部に設けられ
た冷却風取入口から配管スペース内に入り、隔壁に設け
られた冷却風取入口を経て機械室内に取り入れられるの
で、コントロールボックスに内蔵されたパワートランジ
スタ、放熱フィン、制御基板等を効果的に冷却できる。
更に、機械室を隔壁により仕切ることによって形成され
た配管スペース内に端子台及び操作弁を内蔵して隔壁に
取り付けるとともに配管スペースを掩蓋する配管カバー
を器筐の側面パネルに着脱自在に取り付けてこの配管カ
バーに凹形取手を設けたため、構造が簡素化され、部品
点数及び組立工数を低減することができる。
た冷却風取入口から配管スペース内に入り、隔壁に設け
られた冷却風取入口を経て機械室内に取り入れられるの
で、コントロールボックスに内蔵されたパワートランジ
スタ、放熱フィン、制御基板等を効果的に冷却できる。
更に、機械室を隔壁により仕切ることによって形成され
た配管スペース内に端子台及び操作弁を内蔵して隔壁に
取り付けるとともに配管スペースを掩蓋する配管カバー
を器筐の側面パネルに着脱自在に取り付けてこの配管カ
バーに凹形取手を設けたため、構造が簡素化され、部品
点数及び組立工数を低減することができる。
【図1】本発明の1実施例を示し、 (A)は部分的に破断
して示す正面図、 (B)は右側面図である。
して示す正面図、 (B)は右側面図である。
【図2】従来の室外ユニットの1例を示し、 (A)は部分
的に破断して示す正面図、(B)は右側面図、 (C)は横断
面図、 (D)は (C)の部分的拡大図である。
的に破断して示す正面図、(B)は右側面図、 (C)は横断
面図、 (D)は (C)の部分的拡大図である。
1 器筐 1e 側面パネル 42 配管カバー 6 コントロールボックス 20 取手 21 冷却風取入口
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−52365(JP,A) 実開 平1−140431(JP,U) 実開 昭55−146973(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00
Claims (1)
- 【請求項1】 器筐の内部を仕切板により仕切ることに
よってその片側に機械室を形成すると同時に他側に熱交
換室を形成し、上記機械室内にパワートランジスタ、放
熱フィン、制御基板等が内蔵されたコントロールボック
ス及び圧縮機を配設し、上記熱交換室内に熱交換器、送
風フアン、モータ等を配設してなる空気調和機の室外ユ
ニットにおいて、上記機械室を隔壁により仕切ることに
よって配管スペースを形成し、この配管スペース内に室
内ユニットへの連結用電気配線を接続するための端子台
及び室内ユニットへの連結用冷媒配管を接続するための
操作弁を内蔵して上記隔壁に取り付けるとともに上記配
管スペースを掩蓋する配管カバーを上記器筐の側面パネ
ルに着脱自在に取り付け、この配管カバーにその表面よ
り内側へ凹んだ持ち運び用の凹形取手を設け、この凹形
取手の奥部に上記コントロールボックスへの冷却風取入
口を設けるとともにこの冷却風取入口と対向するように
上記隔壁に冷却風取入口を設けたことを特徴とする空気
調和機の室外ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21921093A JP3268077B2 (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 空気調和機の室外ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21921093A JP3268077B2 (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 空気調和機の室外ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0755200A JPH0755200A (ja) | 1995-03-03 |
JP3268077B2 true JP3268077B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=16731937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21921093A Expired - Fee Related JP3268077B2 (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 空気調和機の室外ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3268077B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017083147A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | ダイキン工業株式会社 | 空調機の室外ユニット |
-
1993
- 1993-08-12 JP JP21921093A patent/JP3268077B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0755200A (ja) | 1995-03-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20011204 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |