JP3266907B2 - 板状体の端面研磨装置 - Google Patents
板状体の端面研磨装置Info
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は矩形状等に形成された板硝子等の端面を砥石
で研磨したり、研削する板状体の端面研磨装置に関す
る。
で研磨したり、研削する板状体の端面研磨装置に関す
る。
従来、矩形状の板硝子は、搬送路の両側部に対向して
配置されている砥石で先ず板硝子の対向する平行な2辺
の端面を研磨し、次に、この板硝子を90゜回転して前述
した方法で残りの対向する2辺の端面を研磨して板硝子
の4辺の端面を研磨している。
配置されている砥石で先ず板硝子の対向する平行な2辺
の端面を研磨し、次に、この板硝子を90゜回転して前述
した方法で残りの対向する2辺の端面を研磨して板硝子
の4辺の端面を研磨している。
このような従来の両面同時研磨方式は、スペース的に
有利であり、また、砥石による両側からの押し付け反力
が互いに打ち消し合うので搬送系に剛性が不要であると
いう利点がある。
有利であり、また、砥石による両側からの押し付け反力
が互いに打ち消し合うので搬送系に剛性が不要であると
いう利点がある。
しかしながら、前記従来の端面研磨装置では板硝子の
品種が異なって外形寸法が変化する場合には、板硝子の
外形寸法に合わせて、砥石を手作業で配置し直さなけれ
ばならない。
品種が異なって外形寸法が変化する場合には、板硝子の
外形寸法に合わせて、砥石を手作業で配置し直さなけれ
ばならない。
近年多品種少量生産が一般的傾向にあり、前記従来の
端面研磨装置では砥石の再セッティングの頻度が多くな
り、砥石のセッティング作業やセッティング後の調整立
上時間が長くなり、生産性が低下するという問題があ
る。
端面研磨装置では砥石の再セッティングの頻度が多くな
り、砥石のセッティング作業やセッティング後の調整立
上時間が長くなり、生産性が低下するという問題があ
る。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、多
品種の板硝子に対して調整が容易で生産性の向上を図る
ことができる板状体の端面研磨装置を提供することを目
的とする。
品種の板硝子に対して調整が容易で生産性の向上を図る
ことができる板状体の端面研磨装置を提供することを目
的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、板状体を搬送
する搬送路と、該搬送路の側部に設けられた研磨部材と
を備え、前記板状体を搬送路に沿って搬送すると共に研
磨部材で板状体の端面を研磨する板状体の端面研磨装置
において、前記搬送路中に間隔をおいて複数設けられた
前記板状体を搬送路の研磨位置に位置合わせする位置決
め手段であって、板状体が位置決め位置に到達すると、
前記板状体の形状に基づいて位置決め部材を板状体の端
面に当接させて位置決めする位置決め手段と、搬送路に
沿って該複数の位置決め手段のそれぞれに続いて設けら
れた複数の研磨手段であって、前記搬送路の片側に設け
られた前記研磨部材と、該研磨部材からの押圧力に抗し
て研磨位置に配置された板状体を研磨位置に保持する保
持手段とを有する研磨手段と、該研磨手段と前記位置決
め手段との間に各々設けられた複数の方向変換手段であ
って、前記板状体の未研磨端面が前記搬送路の搬送方向
下流側に設けられた研磨部材で研磨可能となるように板
状体の搬送方向を方向変換する方向変換手段と、を備え
たことを特徴とする。
する搬送路と、該搬送路の側部に設けられた研磨部材と
を備え、前記板状体を搬送路に沿って搬送すると共に研
磨部材で板状体の端面を研磨する板状体の端面研磨装置
において、前記搬送路中に間隔をおいて複数設けられた
前記板状体を搬送路の研磨位置に位置合わせする位置決
め手段であって、板状体が位置決め位置に到達すると、
前記板状体の形状に基づいて位置決め部材を板状体の端
面に当接させて位置決めする位置決め手段と、搬送路に
沿って該複数の位置決め手段のそれぞれに続いて設けら
れた複数の研磨手段であって、前記搬送路の片側に設け
られた前記研磨部材と、該研磨部材からの押圧力に抗し
て研磨位置に配置された板状体を研磨位置に保持する保
持手段とを有する研磨手段と、該研磨手段と前記位置決
め手段との間に各々設けられた複数の方向変換手段であ
って、前記板状体の未研磨端面が前記搬送路の搬送方向
下流側に設けられた研磨部材で研磨可能となるように板
状体の搬送方向を方向変換する方向変換手段と、を備え
たことを特徴とする。
本発明によれば、板状体の大きさに基づいて位置決め
部材を移動して板状体の位置決めを行い、保持手段で板
状体を所定の位置に保持して搬送路の片側に設けられた
研磨部材で板状体の第1辺の端面を研磨したり、研削す
る。
部材を移動して板状体の位置決めを行い、保持手段で板
状体を所定の位置に保持して搬送路の片側に設けられた
研磨部材で板状体の第1辺の端面を研磨したり、研削す
る。
次に、方向変換手段で板状体を所定角度分方向変換し
て第2辺の端面を上述した方法で研磨したり、研削す
る。以下板状体のすべての端面が所望の研磨、研削され
るまで上記の工程を順次繰り返す。
て第2辺の端面を上述した方法で研磨したり、研削す
る。以下板状体のすべての端面が所望の研磨、研削され
るまで上記の工程を順次繰り返す。
このように、板状体の位置決め手段が研磨手段から独
立されたので、位置決め手段の小型化を図ることができ
る。また、研磨手段は、板状体を移動可能に保持した状
態で板状体の片側の端面から順次加工する。従って、板
状体の品種が変わった場合に位置決め手段を容易に、か
つ短時間で移動でき、また砥石を移動しなくてもよいの
で新たな板状体の外形寸法に適応することができる。
立されたので、位置決め手段の小型化を図ることができ
る。また、研磨手段は、板状体を移動可能に保持した状
態で板状体の片側の端面から順次加工する。従って、板
状体の品種が変わった場合に位置決め手段を容易に、か
つ短時間で移動でき、また砥石を移動しなくてもよいの
で新たな板状体の外形寸法に適応することができる。
以下添付図面に従って本発明に係る板状体の端面研磨
装置の好ましい実施例について詳説する。
装置の好ましい実施例について詳説する。
第1図に示すように本発明に係る板状体の端面研磨装
置10は主に第1乃至第4の位置決め手段12、14、16、1
8、第1乃至第4の研磨手段20、22、24、26及び第1乃
至第3の方向変換手段28、30、32から構成されている。
置10は主に第1乃至第4の位置決め手段12、14、16、1
8、第1乃至第4の研磨手段20、22、24、26及び第1乃
至第3の方向変換手段28、30、32から構成されている。
矩形状の板硝子は、第1の位置決め手段12で位置決め
された後、第1の研磨手段20により四辺のうち第1辺が
研磨され、第1の方向変換手段28で90゜方向変換された
後、第2の位置決め手段14に送られる。第2の位置決め
手段14で位置決めされた後、第2の研磨手段22により第
2辺が研磨される。以下、同様にして、硝子板は第2の
方向変換手段30、第3の位置決め手段16、第3の研磨手
段24、第3の方向変換手段32、第4の位置決め手段18、
第4の研磨手段26の順で送られ、第3辺と第4辺が研磨
される。
された後、第1の研磨手段20により四辺のうち第1辺が
研磨され、第1の方向変換手段28で90゜方向変換された
後、第2の位置決め手段14に送られる。第2の位置決め
手段14で位置決めされた後、第2の研磨手段22により第
2辺が研磨される。以下、同様にして、硝子板は第2の
方向変換手段30、第3の位置決め手段16、第3の研磨手
段24、第3の方向変換手段32、第4の位置決め手段18、
第4の研磨手段26の順で送られ、第3辺と第4辺が研磨
される。
第1の位置決め手段12は第2図に示すように架台28に
サーボモータ34が載置され、サーボモータ34の駆動軸に
はボールネジ36が同軸上に固着され、ボールネジ36の他
端は架台28に軸支されている。ボールネジ36には移動枠
38が螺合され、移動枠38の両端部にはシャフト40A、40B
の一端が立設されている。このシャフト40A、40Bはリニ
アガイド42A、42B及び44A、44Bに摺動自在に支持され、
シャフト40A、40Bの他端にはローラ46、46、46、46を介
してベルト48が回転自在に張設されている。
サーボモータ34が載置され、サーボモータ34の駆動軸に
はボールネジ36が同軸上に固着され、ボールネジ36の他
端は架台28に軸支されている。ボールネジ36には移動枠
38が螺合され、移動枠38の両端部にはシャフト40A、40B
の一端が立設されている。このシャフト40A、40Bはリニ
アガイド42A、42B及び44A、44Bに摺動自在に支持され、
シャフト40A、40Bの他端にはローラ46、46、46、46を介
してベルト48が回転自在に張設されている。
従って、サーボモータ34が駆動してボールネジ36が回
動すると、移動枠38、シャフト40A、40Bは第2図上で上
下方向に移動し、ベルト48を上下動させる。一方、ベル
ト48と対向するローラ52はシャフト54を介してエアシリ
ンダ56に連結され、移動可能となっている。エアシリン
ダ56は板硝子検知用の第1センサ(図示せず)が板硝子
50を検出しない場合に収縮状態にあるので、ローラ52、
52…は第2図に示す研磨レベルLより下方に退避した位
置に保持される。そして前記第1センサが板硝子50を検
出した場合に、エアシリンダ56が伸長してローラ52、52
…が研磨レベルLの位置に配置される。これにより、板
硝子50はベルト48と、ベルト48と対向する位置に配置さ
れたローラ52、52…とで所定位置(研磨レベルと同一レ
ベルの位置)に位置決めされる。
動すると、移動枠38、シャフト40A、40Bは第2図上で上
下方向に移動し、ベルト48を上下動させる。一方、ベル
ト48と対向するローラ52はシャフト54を介してエアシリ
ンダ56に連結され、移動可能となっている。エアシリン
ダ56は板硝子検知用の第1センサ(図示せず)が板硝子
50を検出しない場合に収縮状態にあるので、ローラ52、
52…は第2図に示す研磨レベルLより下方に退避した位
置に保持される。そして前記第1センサが板硝子50を検
出した場合に、エアシリンダ56が伸長してローラ52、52
…が研磨レベルLの位置に配置される。これにより、板
硝子50はベルト48と、ベルト48と対向する位置に配置さ
れたローラ52、52…とで所定位置(研磨レベルと同一レ
ベルの位置)に位置決めされる。
第2乃至第4の位置決め手段14、16、18は上述した第
1の位置決め手段12と同様に構成されているので説明は
省略する。
1の位置決め手段12と同様に構成されているので説明は
省略する。
第1の研磨手段20は第2図に示すように、板硝子50の
保持手段80と砥石82A、82B、82C、82Dから構成され、保
持手段80は第2図、第3図に示すように無端状の上側ベ
ルト83、下側ベルト84から構成される。上側ベルト83及
び下側ベルト84は各々上側プーリ86A、86B及び下側プー
リ88A、88Bに張設されている。第2図に示すようにプー
リ86A、88Aはベルト89A、シャフト89Bを介してモータ89
Cにより回転される。
保持手段80と砥石82A、82B、82C、82Dから構成され、保
持手段80は第2図、第3図に示すように無端状の上側ベ
ルト83、下側ベルト84から構成される。上側ベルト83及
び下側ベルト84は各々上側プーリ86A、86B及び下側プー
リ88A、88Bに張設されている。第2図に示すようにプー
リ86A、88Aはベルト89A、シャフト89Bを介してモータ89
Cにより回転される。
この上下のベルト83、84間に板硝子50が挟持される。
また第3図に示すようにベルト83、84の内周面にはベル
ト長手方向に沿って凸凹条部が形成され、この凸凹条部
に噛み合う凹凸条部を備えたベルト押さえ90、92がベル
ト長手方向に沿って配置されている。このベルト押さえ
90、92は図示しない支持部材を介して架台94に弾性支持
されており、適切なベルト押さえ力が得られる。
また第3図に示すようにベルト83、84の内周面にはベル
ト長手方向に沿って凸凹条部が形成され、この凸凹条部
に噛み合う凹凸条部を備えたベルト押さえ90、92がベル
ト長手方向に沿って配置されている。このベルト押さえ
90、92は図示しない支持部材を介して架台94に弾性支持
されており、適切なベルト押さえ力が得られる。
ベルト押さえ90、92に近接して配置された砥石82Dは
第3図に示すように板硝子50の左端面をR面取加工(半
円形状に面取加工)できるように、その周面に溝が形成
されている。この砥石82Dは駆動軸96を介してスピンド
ルモータ98に連結されている。スピンドルモータ98は支
持台100を介して移動板102に固定されている。移動板10
2にはボールネジ104の一端が立設され、ボールネジ104
の他端にはサーボモータ106の駆動軸が固着されてい
る。また移動板102の両端にはシャフト108A、108Bが設
けられ、これらのシャフト108A、108Bはリニアガイド11
0A、110Bに摺動自在に支持されている。
第3図に示すように板硝子50の左端面をR面取加工(半
円形状に面取加工)できるように、その周面に溝が形成
されている。この砥石82Dは駆動軸96を介してスピンド
ルモータ98に連結されている。スピンドルモータ98は支
持台100を介して移動板102に固定されている。移動板10
2にはボールネジ104の一端が立設され、ボールネジ104
の他端にはサーボモータ106の駆動軸が固着されてい
る。また移動板102の両端にはシャフト108A、108Bが設
けられ、これらのシャフト108A、108Bはリニアガイド11
0A、110Bに摺動自在に支持されている。
従って、サーボモータ106が駆動して移動板102が第3
図上で左右方向に移動すると砥石82Dも左右方向に移動
する。これにより砥石82Dの位置の微調整が行われる。
図上で左右方向に移動すると砥石82Dも左右方向に移動
する。これにより砥石82Dの位置の微調整が行われる。
砥石82Cは砥石82Dと同様に構成されている。尚、砥石
82A、82Bは、糸面取加工用の砥石で、その駆動機構は砥
石82Dの駆動機構と同様に構成されている。砥石82A、82
Bは板硝子50の糸面取加工ができるように、第4図に示
すように傾斜配置されている。従って砥石82A、82Bの研
磨面の形状は、砥石82C、82Dと異なる。
82A、82Bは、糸面取加工用の砥石で、その駆動機構は砥
石82Dの駆動機構と同様に構成されている。砥石82A、82
Bは板硝子50の糸面取加工ができるように、第4図に示
すように傾斜配置されている。従って砥石82A、82Bの研
磨面の形状は、砥石82C、82Dと異なる。
第2、第3、第4の研磨手段22、24、26は第1の研磨
手段20と同様に構成されているので説明を省略する。
手段20と同様に構成されているので説明を省略する。
第1の方向変換手段28は第1図、第2図上で板硝子50
を上方に搬送するベルトコンベア120と、ベルトコンベ
ア120が配置されている同区域に昇降可能な、かつ、板
硝子50を右方向に搬送可能な搬送ローラ121(第2図に
図示)とを備えている。ベルトコンベア120は、所定位
置まで搬送された板硝子50を検出する板硝子検知用の第
2センサ(図示せず)から出力される検出信号に基づい
て停止する。これにより板硝子50はストッパ120Aのロー
ラ120B、120B…に当接して停止する。
を上方に搬送するベルトコンベア120と、ベルトコンベ
ア120が配置されている同区域に昇降可能な、かつ、板
硝子50を右方向に搬送可能な搬送ローラ121(第2図に
図示)とを備えている。ベルトコンベア120は、所定位
置まで搬送された板硝子50を検出する板硝子検知用の第
2センサ(図示せず)から出力される検出信号に基づい
て停止する。これにより板硝子50はストッパ120Aのロー
ラ120B、120B…に当接して停止する。
また搬送ローラ121はベルトコンベア120が停止するま
ではベルトコンベア120の搬送面より下方の下降位置に
配置され、板硝子50が所定位置に搬送されてベルトコン
ベア120が停止するとベルトコンベア120の搬送面より上
方に上昇する。従って、板硝子50は第1図上で右方向に
搬送されてローラ124に導かれる。このようにして板硝
子50は第1の方向変換手段28で90゜方向変換される。
ではベルトコンベア120の搬送面より下方の下降位置に
配置され、板硝子50が所定位置に搬送されてベルトコン
ベア120が停止するとベルトコンベア120の搬送面より上
方に上昇する。従って、板硝子50は第1図上で右方向に
搬送されてローラ124に導かれる。このようにして板硝
子50は第1の方向変換手段28で90゜方向変換される。
第2、第3の方向変換手段30、32は第1の方向変換手
段28と同様に構成されているので説明は省略する。
段28と同様に構成されているので説明は省略する。
尚、第1図上で130はコンベア、132、136はベルトコ
ンベアである。
ンベアである。
また、第2図上で150、152は各々マグネスケールであ
り、これにより研磨前及び研磨後の板硝子50の寸法を測
定し、最適な研磨量をリアルタイムで実現することがで
きる。
り、これにより研磨前及び研磨後の板硝子50の寸法を測
定し、最適な研磨量をリアルタイムで実現することがで
きる。
前記の如く構成された本発明に係る板状体の端面研磨
装置の作用について説明する。第1図上で板硝子50はA
点からB点まで矢印の方向に搬送される。
装置の作用について説明する。第1図上で板硝子50はA
点からB点まで矢印の方向に搬送される。
先ず、前工程で切断された矩形状の板硝子50はコンベ
ア130を介して第1の位置決め手段12に導かれる。第1
の位置決め手段12は前工程から板硝子50の形状データが
予め入力され、この形状データに基づいてサーボモータ
34が駆動され、ベルト48を所定の位置に配置する。この
ようにして、コンベア130を介して搬送されてきた板硝
子50をベルト48とローラ52、52…とで所定の位置に配置
する。
ア130を介して第1の位置決め手段12に導かれる。第1
の位置決め手段12は前工程から板硝子50の形状データが
予め入力され、この形状データに基づいてサーボモータ
34が駆動され、ベルト48を所定の位置に配置する。この
ようにして、コンベア130を介して搬送されてきた板硝
子50をベルト48とローラ52、52…とで所定の位置に配置
する。
従って、板硝子50の種類が変わって板硝子50の形状寸
法が変更になっても、位置決め手段12、14、16、18で板
硝子50を研磨位置と同一レベルの位置に容易に位置決め
することができる。
法が変更になっても、位置決め手段12、14、16、18で板
硝子50を研磨位置と同一レベルの位置に容易に位置決め
することができる。
次に、所定の位置に配置された板硝子50は保持手段80
のベルト83、84で挟持されてベルトコンベア132上に載
置される。この状態で板硝子50は第1図上で上方向に移
動する。この時、板硝子50の端面はまず砥石82A、82Bで
糸面取加工され、次に砥石82C、82DでR面取加工される
ので、板硝子50には第3図上で右方向の押圧力が作用す
る。しかしながら、ベルト83、84の内周面には凸凹条部
が形成され、その凸凹条部にベルト押え90、92が係合し
ているので、ベルト83、84は第3図上で右方向(即ち第
1図上で左方向)に移動しない。従って、板硝子50も右
方向に移動しないで研磨位置に保持される。
のベルト83、84で挟持されてベルトコンベア132上に載
置される。この状態で板硝子50は第1図上で上方向に移
動する。この時、板硝子50の端面はまず砥石82A、82Bで
糸面取加工され、次に砥石82C、82DでR面取加工される
ので、板硝子50には第3図上で右方向の押圧力が作用す
る。しかしながら、ベルト83、84の内周面には凸凹条部
が形成され、その凸凹条部にベルト押え90、92が係合し
ているので、ベルト83、84は第3図上で右方向(即ち第
1図上で左方向)に移動しない。従って、板硝子50も右
方向に移動しないで研磨位置に保持される。
このようにして板硝子50の第1辺の端面が研磨され、
板硝子50は第1図上に示す方向変換コンベア28に導か
れ、ここで90゜方向変換され、第2の位置決め手段14で
第1の位置決め手段12と同様に位置決めされ、第2の研
磨手段22で第1の研磨手段20の場合と同様に第2辺の未
研磨端面が研磨される。
板硝子50は第1図上に示す方向変換コンベア28に導か
れ、ここで90゜方向変換され、第2の位置決め手段14で
第1の位置決め手段12と同様に位置決めされ、第2の研
磨手段22で第1の研磨手段20の場合と同様に第2辺の未
研磨端面が研磨される。
このように、研磨手段の砥石82A、82B、82C、82Dを板
硝子50の搬送路の片面のみに設けたので、板硝子50の品
種が変わって板硝子50の形状寸法が変更しても砥石82
A、82B、82C、82Dを移動せずに新たな品種の板硝子を端
面研磨することができる。
硝子50の搬送路の片面のみに設けたので、板硝子50の品
種が変わって板硝子50の形状寸法が変更しても砥石82
A、82B、82C、82Dを移動せずに新たな品種の板硝子を端
面研磨することができる。
次いで、第1図上に示す方向変換コンベア30に導かれ
た板硝子50は、ここで90゜方向変換し、第3の位置決め
手段16で第1の位置決め手段12と同様に位置決めされ、
更に第3の研磨手段24で第1の研磨手段20の場合と同様
に第3辺の未研磨端面が研磨される。
た板硝子50は、ここで90゜方向変換し、第3の位置決め
手段16で第1の位置決め手段12と同様に位置決めされ、
更に第3の研磨手段24で第1の研磨手段20の場合と同様
に第3辺の未研磨端面が研磨される。
最後に、連結用のベルトコンベア136を介して方向変
換コンベア32に導かれた板硝子50は、ここで90゜方向変
換し、第4の位置決め手段18で第1の位置決め手段12と
同様に位置決めされ、更に第4の研磨手段26で第1の研
磨手段20と同様に最後の第4辺の未研磨端面が研磨され
る。
換コンベア32に導かれた板硝子50は、ここで90゜方向変
換し、第4の位置決め手段18で第1の位置決め手段12と
同様に位置決めされ、更に第4の研磨手段26で第1の研
磨手段20と同様に最後の第4辺の未研磨端面が研磨され
る。
このように、第1乃至第4の位置決め手段12、14、1
6、18は前工程で形成された矩形状の板硝子50の形状デ
ータに基づいて自動的に板硝子50を位置決めしてその4
辺の端面を研磨することができる。
6、18は前工程で形成された矩形状の板硝子50の形状デ
ータに基づいて自動的に板硝子50を位置決めしてその4
辺の端面を研磨することができる。
前記実施例では第1乃至第4の研磨手段に一対のベル
ト83、84から成る保持手段80を設けたが、これに限ら
ず、第5図、第6図に示す保持手段150を設けてもよ
い。
ト83、84から成る保持手段80を設けたが、これに限ら
ず、第5図、第6図に示す保持手段150を設けてもよ
い。
この保持手段150は第5図、第6図に示すように、板
硝子50の搬送方向に延びるチャンバ152A、152Bを備えて
いる。このチャンバ152A、152Bは同一構成なので、チャ
ンバ152Aについて説明してチャンバ152Bの説明を省略す
る。
硝子50の搬送方向に延びるチャンバ152A、152Bを備えて
いる。このチャンバ152A、152Bは同一構成なので、チャ
ンバ152Aについて説明してチャンバ152Bの説明を省略す
る。
チャンバ152Aの上面にはガイド154が固着され、ガイ
ド154の両側部には溝155、155が形成されている。これ
らの溝155、155には無端状のベルト156の歯158A、158B
が係合している。またベルト156はプーリ160、162に張
設されている。
ド154の両側部には溝155、155が形成されている。これ
らの溝155、155には無端状のベルト156の歯158A、158B
が係合している。またベルト156はプーリ160、162に張
設されている。
そしてベルト156に形成されている孔168、168…はガ
イド154に形成されている長孔178、178…を介してチャ
ンバ152A内に連通されている。また、ベルト156の上面
には硝子板を吸着することが可能とされたスポンジ180
が固着されている。
イド154に形成されている長孔178、178…を介してチャ
ンバ152A内に連通されている。また、ベルト156の上面
には硝子板を吸着することが可能とされたスポンジ180
が固着されている。
従って、チャンバ152内を負圧に維持すると、スポン
ジ180に載置されている板硝子50はスポンジ180に吸着さ
れる。この状態で板硝子50の端面を砥石82A、82B、82
C、82Dで研磨するので砥石82A、82B、82C、82Dから第6
図上で左方向の付勢力を受けても、ベルト156の歯158
A、158Bがガイド154の溝に係合しているので板硝子50は
第6図上で左方向に移動しない。
ジ180に載置されている板硝子50はスポンジ180に吸着さ
れる。この状態で板硝子50の端面を砥石82A、82B、82
C、82Dで研磨するので砥石82A、82B、82C、82Dから第6
図上で左方向の付勢力を受けても、ベルト156の歯158
A、158Bがガイド154の溝に係合しているので板硝子50は
第6図上で左方向に移動しない。
また、第5図、第6図の実施例によれば板硝子50の上
面に非接触で板硝子50を保持することができるので、板
硝子50の上面に切粉が存在していても板硝子50の表面を
傷つけることがない。
面に非接触で板硝子50を保持することができるので、板
硝子50の上面に切粉が存在していても板硝子50の表面を
傷つけることがない。
前記実施例では位置決め手段のベルト48の位置決めを
自動的に行う場合について説明したが、これに限らず、
作業者が板硝子50の外形寸法に基づいてサーボモータ34
を作動してベルト48を所定位置に配置してもよい。
自動的に行う場合について説明したが、これに限らず、
作業者が板硝子50の外形寸法に基づいてサーボモータ34
を作動してベルト48を所定位置に配置してもよい。
また前記実施例では矩形状板硝子50の研磨について説
明したが、これに限らず多角形の板硝子を研磨すること
もできる。又、前記実施例では、板硝子50の小口のコー
ナ部を糸面取加工及びR面取加工する研磨について説明
したが、これに限らず端面の研磨や研削に対しても同様
に適用できることは勿論である。
明したが、これに限らず多角形の板硝子を研磨すること
もできる。又、前記実施例では、板硝子50の小口のコー
ナ部を糸面取加工及びR面取加工する研磨について説明
したが、これに限らず端面の研磨や研削に対しても同様
に適用できることは勿論である。
以上述べたように本発明に係る板状体の端面研磨装置
によれば、板状体の大きさに基づいて位置決め部材を移
動して板状体の位置決めを容易に行うことができ、更に
保持手段で板状体を所定の位置に保持して板状体の搬送
路の片側に設けられた研磨部材で板状体の一辺の端面を
順次研磨、研削できるので、板状体の大きさが変わって
も位置決め部材の移動時間を短く、且つ容易にすること
ができ、更に研磨部材を移動する必要がない。従って、
板状体の生産性の向上を図ることができる。
によれば、板状体の大きさに基づいて位置決め部材を移
動して板状体の位置決めを容易に行うことができ、更に
保持手段で板状体を所定の位置に保持して板状体の搬送
路の片側に設けられた研磨部材で板状体の一辺の端面を
順次研磨、研削できるので、板状体の大きさが変わって
も位置決め部材の移動時間を短く、且つ容易にすること
ができ、更に研磨部材を移動する必要がない。従って、
板状体の生産性の向上を図ることができる。
第1図は本発明に係る板状体の端面研磨装置の平面図、
第2図は第1図の要部拡大図、第3図は第2図のIII−I
II断面図、第4図は砥石82A、82Bの側面図、第5図は本
発明に係る板状体の端面研磨装置の他の実施例を示す要
部拡大図、第6図は第5図のV−V断面図である。 10……端面研磨装置、 12、14、16、18……位置決め手段、 20、22、24、26……研磨手段、 28、30、32……方向変換手段、 34……サーボモータ、36……ボールネジ、 48……ベルト、50……板硝子、 80、150……保持手段、 82A、82B、82C、82D……砥石。
第2図は第1図の要部拡大図、第3図は第2図のIII−I
II断面図、第4図は砥石82A、82Bの側面図、第5図は本
発明に係る板状体の端面研磨装置の他の実施例を示す要
部拡大図、第6図は第5図のV−V断面図である。 10……端面研磨装置、 12、14、16、18……位置決め手段、 20、22、24、26……研磨手段、 28、30、32……方向変換手段、 34……サーボモータ、36……ボールネジ、 48……ベルト、50……板硝子、 80、150……保持手段、 82A、82B、82C、82D……砥石。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24B 9/00 601 B24B 9/10
Claims (1)
- 【請求項1】板状体を搬送する搬送路と、該搬送路の側
部に設けられた研磨部材とを備え、前記板状体を搬送路
に沿って搬送すると共に研磨部材で板状体の端面を研磨
する板状体の端面研磨装置において、 前記搬送路中に間隔をおいて複数設けられた前記板状体
を搬送路の研磨位置に位置合わせする位置決め手段であ
って、板状体が位置決め位置に到達すると、前記板状体
の形状に基づいて位置決め部材を板状体の端面に当接さ
せて位置決めする位置決め手段と、 搬送路に沿って該複数の位置決め手段のそれぞれに続い
て設けられた複数の研磨手段であって、前記搬送路の片
側に設けられた前記研磨部材と、該研磨部材からの押圧
力に抗して研磨位置に配置された板状体を研磨位置に保
持する保持手段とを有する研磨手段と、 該研磨手段と前記位置決め手段との間に各々設けられた
複数の方向変換手段であって、前記板状体の未研磨端面
が前記搬送路の搬送方向下流側に設けられた研磨部材で
研磨可能となるように板状体の搬送方向を方向変換する
方向変換手段と、 を備えたことを特徴とする板状体の端面研磨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25381090A JP3266907B2 (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | 板状体の端面研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25381090A JP3266907B2 (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | 板状体の端面研磨装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04135152A JPH04135152A (ja) | 1992-05-08 |
JP3266907B2 true JP3266907B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=17256463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25381090A Expired - Fee Related JP3266907B2 (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | 板状体の端面研磨装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3266907B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05337797A (ja) * | 1992-06-04 | 1993-12-21 | Uchida Seisakusho:Kk | 石板の面取り設備 |
KR100400611B1 (ko) * | 2000-03-14 | 2003-10-17 | 이영철 | 냄비뚜껑 연마장치 |
WO2009084101A1 (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-09 | Sintobrator, Ltd. | 角柱状部材の研磨装置 |
JP2009248259A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Miyazawa:Kk | 面取り装置およびステンレススチール板の面取り方法 |
JPWO2013038690A1 (ja) * | 2011-09-15 | 2015-03-23 | 坂東機工株式会社 | ガラス板の両サイド加工装置 |
-
1990
- 1990-09-21 JP JP25381090A patent/JP3266907B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04135152A (ja) | 1992-05-08 |
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