JP2001259995A - バフ加工装置及びバフ加工システム並びにバフ加工方法 - Google Patents

バフ加工装置及びバフ加工システム並びにバフ加工方法

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JP2001259995A
JP2001259995A JP2000076686A JP2000076686A JP2001259995A JP 2001259995 A JP2001259995 A JP 2001259995A JP 2000076686 A JP2000076686 A JP 2000076686A JP 2000076686 A JP2000076686 A JP 2000076686A JP 2001259995 A JP2001259995 A JP 2001259995A
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buff
buffing
edge
workpiece
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Takahiro Morii
高広 森井
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バフによるワークのエッジ部の研磨を自動
で、且つ高品質で行う。 【解決手段】 回転源の駆動によって回転してワーク1
のエッジ部を研磨するバフ6と、バフ6をワーク1のエ
ッジ部に対して角度調整する角度調整部材4と、バフ6
をワーク1のエッジ部の方向に進退してバフの送り量を
調整する送り量調整部材5とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ部品のアッ
パン(圧板)等のワークを研磨加工するバフ加工装置及
びバフ加工システム並びにバフ加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】バフは布或いは研磨材を保持した円盤状
の布が積層されて構成されており、これらが積層された
状態で高速回転し、この回転状態に対してワークのエッ
ジ部を接触させることにより、ワークのエッジ部の研磨
を行う。
【0003】図7は従来より用いられているバフ加工装
置を示す。本体101内に図示を省略したモータが設け
られていると共に、本体101の両側から回転軸102
が抜け出されている。回転軸102はモータに連結され
ており、モータの回転により回転軸102が回転する。
それぞれの回転軸102には、バフ103が取り付けら
れており、回転しているバフ103にワークを押し当て
て加工を行う。この加工では、ワークを回転軸102と
平行に往復運動させるものであり、加工作業は全て作業
者が人手で行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の加工では、ワー
クの研磨量はワ一クをバフ103に押し当てる力量や、
ワークをバフ103に押し当てる位置によって調整され
るが、これらの全てがワーク加工時における作業者の人
手によって行っているため、研磨されるワークの品質が
安定しないと共に、作業者が回転しているバフ103に
接触し易く、作業上の注意力が必要となる問題を有して
いる。
【0005】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、研磨されるワークの品質を安
定させることができ、しかもバフ加工を自動的に行うこ
とができるバフ加工装置及びバフ加工システム並びにバ
フ加工方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明のバフ加工装置は、回転源の駆動に
よって回転してワークのエッジ部を研磨するバフと、バ
フをワークのエッジ部に対して角度調整する角度調整部
材と、バフをワークのエッジ部の方向に進退してバフの
送り量を調整する送り量調整部材と、を備えていること
を特徴とする。
【0007】この発明のバフ加工装置では、角度調整部
材によってバフの角度調整を行い、送り量調整部材によ
ってバフの送り量を調整することにより、ワークのエッ
ジ部に対するバフの角度調整及び位置調整が行われる。
従って、ワークの研磨時に作業者が人手によって調整す
る必要がなくなり、ワークの研磨を安定して行うことが
でき、品質を向上させることができると共に、注意力を
伴った研磨が不要となり、作業を自動化することができ
る。
【0008】請求項2の発明のバフ加工方法は、バフを
ワークのエッジ部に対して角度調整及び送り量調整する
と共に、これらの調整が行われたバフに対してワークを
位置決めした後、回転しているバフにワークのエッジ部
を接触させながらワークを搬送することを特徴とする。
【0009】この発明のバフ加工方法では、ワークのエ
ッジ部に対するバフの調整を行った状態で、ワークを搬
送してワークのエッジ部を研磨するため、品質の安定し
た研磨作業を自動的に行うことができる。
【0010】請求項3の発明のバフ加工システムは、ワ
ークが固定されたワークテーブルを搬送する搬送手段
と、この搬送手段の搬送路上に配置された少なくとも2
つの請求項1記載のバフ加工装置と、各バフ加工装置に
おける上流側に配置され、ワークを前記ワークテーブル
上で位置決めするワーク位置決め手段と、前記バフ加工
装置の間に配置され、前記ワークテーブル上のワークの
向きを変更する方向変更手段と、を備えていることを特
徴とする。
【0011】この発明では、それぞれのバフ加工装置に
おいてワークに対するバフの調整を行う。ワーク位置決
め手段はワークテーブル上でワークを位置決めするた
め、バフ加工装置のバフに対するワークの位置決めが行
われる。この状態で、搬送手段がワークテーブルを搬送
し、この搬送によってバフがワークのエッジ部を研磨す
る。従って、ワークのエッジ部の研磨を良好な品質で、
自動的に行うことができる。
【0012】以上に加えて、請求項3のシステムでは、
方向変更手段がワークの向きを変更し、搬送手段が向き
を変えた状態のワークをバフ加工装置に搬送するため、
ワークの異なったエッジ部を同様に研磨することができ
る。従って、ワークの複数のエッジ部に対する研磨を良
好な品質で、自動的に行うことができると共に、複数の
エッジ部に対する研磨を迅速に行うことができる。
【0013】請求項4の発明のバフ加工方法は、バフを
ワークのエッジ部に対して角度調整及び送り量調整する
と共に、これらの調整が行われたバフに対してワークを
位置決めした後、回転しているバフにワークのエッジ部
を接触させながらワークを搬送する工程と、バフに対す
るワークの向きを変更する工程と、向きが変更したワー
クをバフに対して位置決めした後、回転しているバフに
ワークのエッジ部を接触させながらワークを搬送する工
程と、を備えていることを特徴とする。
【0014】このバフ加工方法では、ワークに対するバ
フの調整を行うと共に、ワークを位置決めして搬送する
ことにより、ワークのエッジ部を研磨する。又、ワーク
の向きを変更してワークを搬送することにより、異なっ
たエッジ部を研磨することができる。従って、ワークの
複数のエッジ部に対する研磨を良好な品質で、自動的に
行うことができ、しかも、ワークの複数のエッジ部に対
する研磨を迅速に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図6は本発明の一実施の形態によ
って研磨加工されるワーク1を示す。このワーク1はカ
メラ内部に配置されており、カメラ内部で送られるフィ
ルムを押さえるアッパンであり、全体が矩形の金属製薄
板によって形成されている。アッパンからなるワーク1
は、左右の両側面1aがフィルム走行方向に臨む面とな
っており、この両側面1aにおけるフィルム側のエッジ
部1bをバフによって研磨する必要がある。
【0016】図1及び図2は、本発明の一実施の形態に
おけるバフ加工装置2を示し、基台3に角度調整部材4
が支持され、角度調整部材4上に送り量調整部材5が支
持され、送り量調整部材5にバフ6が取り付けられてい
る。
【0017】角度調整部材4は基台3の側面に取り付け
られた傾き調整板10及び傾き調整板10の上部に一体
的に形成された支持板11を備えている。傾き調整板1
0には、複数本(3本)の円弧状のスリット10aが形
成されている。スリット10aは同心円状となるように
形成されており、それぞれのスリット10aには、基台
3の側面に取り付けられた止めねじ3aが貫通してい
る。この止めねじ3aを締め付けることにより、傾き調
整板10は基台3に固定された状態となる。一方、止め
ねじ3aを弛めることにより、傾き調整板10を基台3
に対して傾けることができ、その傾き状態で止めねじ3
aを締め付けることにより傾き調整板10を基台3に対
して傾き固定することができる。この傾き固定によっ
て、ワーク1のエッジ部1bに対するバフ6の角度調整
を行うことができる。
【0018】送り量調整部材5は、角度調整部材4の支
持体11上に直線方向へのスライド移動可能に取り付け
られた移動ブロック12と、移動ブロック12を移動調
整する送りハンドル13とを備えている。送りハンドル
13は送りねじ13aを有しており、この送りねじ13
aが支持板11上のブラケット14に螺合状態で貫通し
ている。送りねじ13aの先端は移動ブロック12に連
結されており、送りハンドル13を回転して送りねじ1
3aを進退移動させることにより、移動ブロック12が
ワーク1の方向に進退移動する。この移動ブロック12
の進退移動により、ワーク1のエッジ部1bに対するバ
フ6の送り量を調整することができ、エッジ部1bの研
磨量の調整が可能となる。なお、送りハンドル13は、
目盛付きとなっており、目盛を見ながら送り量を調整す
ることができるため、バフ6の送り量を正確に調整する
ことが可能となっている。
【0019】さらに、移動ブロック12には、回転源と
してのモータ15が取り付けられ、モータ15の回転軸
15aにバフ6が取り付けられている。バフ6は布或い
は研磨材を保持した円盤状の布が積層されることにより
形成されており、固定用フランジ16によってモータ1
5の回転軸15aに着脱自在に装着される。従って、バ
フ6はモータ15の回転軸15aと一体となって回転す
ることができる。
【0020】次に、この実施の形態のバフ加工装置2を
用いた加工について説明する。まず、ワーク1を後述す
るワークテーブル33、その他の支持部材に固定し、支
持部材への固定状態のワーク1に対して、角度調整部材
4によるバフ6の角度調整及び送り量調整部材5による
送り量調整を行う。これらの調整の後、バフ6を回転さ
せると共に、ワーク1を支持部材によって搬送して、そ
のエッジ部1bをバフ6に接触させる。この接触によっ
て、ワーク1のエッジ部1bがバフ6によって研磨され
る。この研磨では、バフ6の角度調整及び送り量調整が
行われているため、ワーク1のエッジ部1bを高品質に
研磨することができる。又、作業者が研磨時にワークの
エッジ部のバフに対する角度調整及び送り量調整を行う
必要がなく、安定した研磨を行うことができ、研磨の自
動化も可能となる。
【0021】なお、角度調整部材4及び送り量調整部材
5は、バフ6の角度調整及び送り量調整を行うことがで
きる構造であれば、シリンダ、モータ等のアクチュエー
タ、その他のものを使用することが可能である。
【0022】図3〜図5は、本発明のバフ加工システム
20の一実施の形態を示し、図4及び図5に示すよう
に、上流側(左側)から下流側(右側)に向かって、ワ
ーク供給部21,ワーク加工部22,ワーク排出部23
が順に配置されている。
【0023】ワーク供給部21及びワーク排出部23
は、ワーク1が整列状に並べられたパレット(図示省
略)を複数段で格納するストッカ21a、23aを有し
ている。又、各ストッカ21a、23a上には、ロボッ
ト24が設けられている。
【0024】それぞれのロボット24は、平面内の直交
するX、Yの2軸方向に移動可能となっているXYステ
ージ24aと、XYステージ24aに取り付けられ、垂
直方向(Z方向)に移動するZステージ24bとを備え
ており、Zステージ24bに吸着パッド25が取り付け
られている。ワーク供給部21の吸着パッド25は、パ
レット上のワーク1を1枚ずつ吸着してワーク加工部2
2に供給し、ワーク排出部23の吸着パッド25は加工
終了後のワーク1を吸着してワーク加工部22から排出
する。
【0025】ワーク加工部22は、ワーク供給部21及
びワーク排出部23の間に位置するベース31を有し、
このベース31上にボールねじからなるガイド部材32
が配置されている。ガイド部材32はワーク供給部21
からワーク排出部23に架けて延びていると共に、ワー
ク1が固定されたワークテーブル33に螺合状態で貫通
している。又、ガイド部材32はサーボモータ等の送り
用モータ(図示省略)に連結されており、送り用モータ
の駆動によって回転してワークテーブル33を往復移動
させるようになっている。これにより、ガイド部材32
はワーク1固定状態のワークテーブル33を搬送する搬
送手段を構成している。
【0026】ワークテーブル33の上面には、図3に示
すように押え用シリンダ39が上方に延びており、押え
用シリンダ39にワーククランプ40が取り付けられて
いる。ワーククランプ40は押え用シリンダ39に伸縮
によって上下動し、その下動によってワーク1を押さえ
付けてワークテーブル33の上面に固定し、その上動に
よってワーク1の固定を解除する。
【0027】搬送手段としてのガイド部材32の長さ方
向におけるベース31上には、図3に示すように、上流
側位置決め手段34,上流側バフ加工装置35、方向変
更手段36、下流側位置決め手段37、下流側バフ加工
装置38がワーク搬送方向の上流側から下流側に沿って
配置されている。なお、図3において、上流側バフ加工
装置35及び下流側バフ加工装置38では、ぞれぞれの
バフ6だけを示している。
【0028】上流側位置決め手段34及び下流側位置決
め手段37は、いずれも対応するバフ加工装置35,3
8の上流側に位置するように配置されている。これらの
位置決め手段34,37は、いずれもベース31で対向
するようにベース31上に固定された押圧用シリンダ4
1,42を有していると共に、一方の押圧用シリンダ4
1には、基準ブロック43が取り付けられ、他方の押圧
用シリンダ42には押えブロック44が取り付けられて
いる。
【0029】基準ブロック43及び押えブロック44
は、ワークテーブル33上のワーク1の端面に当接する
ことにより、ワーク1をワークテーブル33上に位置決
めするものである。この場合、基準ブロック43側の押
圧用シリンダ41の押圧力は、押え用ブロック44側の
押圧用シリンダ42の押圧力よりも大きくなるように設
定されており、押圧用ブロック44がワーク1を押圧す
ると、ワーク1の端面が基準ブロック43に当接してワ
ーク1の位置決めが行われるようになっている。
【0030】方向変更手段36は、ベース31上に起立
した起立ブロック45を備え、この起立ブロック45に
上下動シリンダ46が固定され、上下動シリンダ46の
ピストンにロータリモータ47が取り付けられて構成さ
れている。ロータリモータ47の回転軸には、ワーク1
を吸引によって吸着する吸着パッド48が取り付けられ
ている。
【0031】かかる方向変更手段36は、ワークテーブ
ル33上のワーク1を吸着パッド48が吸着して上昇し
た後、ロータリモータ47が回転駆動する。これによ
り、ワーク1が180°或いは90°の角度で旋回する
ため、ワーク搬送方向に対するワーク1の向きを変更す
ることができる。この場合、かかる方向変更手段36
は、下流側位置決め手段37の配置位置と重なるように
配置されており、下流側位置決め手段37の駆動前にワ
ーク1の向きを変更するように作動する。
【0032】次に、この実施の形態のバフ加工システム
20によるワーク1の加工を説明する。まず、上流側バ
フ加工装置35及び下流側バフ加工装置38のそれぞれ
のバフ6を上述と同様な操作によってワーク1のエッジ
部1bに対して角度調整及び送り量調整する。この調整
の後、ワーク供給部21のロボット24によってワーク
1を取り出し、ワークテーブル33上に載置する。
【0033】その後、上流側位置決め手段34によって
ワーク1を位置決めする。この位置決めは、上述したよ
うに押えブロック44によってワーク1の端面を基準ブ
ロック43に当接させることにより行われる。ワーク1
の位置決めの後、ワーククランプ40が下降してワーク
1をワークテーブル33上に固定する。
【0034】かかる固定状態で、ガイド部材32が回転
してワークテーブル33が下流側に移動し、この移動に
よってワーク1のエッジ部1bが上流側バフ加工装置3
5の回転しているバフ6と接触して、エッジ部1bの研
磨が行われる。この研磨にあっては、バフの角度調整及
び送り量調整が行われているため、エッジ部1bを高品
質で加工することができる。この研磨は、ワークテーブ
ル33の移動と共に終了し、ワークテーブル33は方向
変更手段36に到達して停止する。
【0035】方向変更手段36では、吸着パッド48が
下降してワーク1を吸着し、次に吸着パッド48が上昇
してロータリモータ47の駆動によって回転する。これ
により、ワーク1が180°旋回して向きが変更され
る。従って、研磨が終了したエッジ部と反対側のエッジ
部1bがバフ6に臨むようになる。
【0036】その後、吸着パッド48が下降して、向き
が変更した状態のワーク1をワークテーブル33上に載
置する。そして、下流側位置決め手段37が上流側位置
決め手段34と同様に作動して、ワーク1の位置決めを
行い、ワーククランプ40によってワーク1がワークテ
ーブル33に固定される。この状態で、ガイド部材32
が回転してワークテーブル33が下流側に移動し、変更
されたワーク1の新たなエッジ部1bが下流側バフ加工
装置38の回転しているバフ6と接触して、エッジ部1
bの研磨が行われる。この研磨においても、バフ6の角
度調整及び送り量調整が行われているため、エッジ部1
bを高品質で加工することができる。この研磨の終了の
後、ワーク排出部23のロボット24によってワーク1
を排出する。
【0037】このような実施の形態では、ワーク1の複
数のエッジ部1bに対する研磨を良好な品質で、自動的
に行うことができると共に、複数のエッジ部1bに対す
る研磨を迅速に行うことができる。
【0038】なお、この実施の形態では、バフ加工装置
を2基配置しているが、その数は、加工するワーク1の
エッジ部1bに合わせて変更することが可能である。従
って、方向変更手段36としては、加工するワーク1の
エッジ部1bに応じて、ワーク1の旋回角度を変更する
ことができるものであり、これにより、ワーク1の全て
のエッジ部に対する研磨も可能となる。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ワークのエッ
ジ部に対するバフの角度調整及び位置調整をおこなうた
め、作業者が人手によって調整する必要がなくなり、ワ
ークの研磨を安定して行うことができ、品質を向上させ
ることができると共に、注意力を伴った研磨が不要とな
り、作業を自動化することができる。
【0040】請求項2の発明によれば、ワークのエッジ
部に対するバフの調整を行った状態で、ワークを搬送し
てワークのエッジ部を研磨するため、品質の安定した研
磨作業を自動的に行うことができる。
【0041】請求項3の発明によれば、ワークの向きを
変更し、向きを変えた状態のワークをバフ加工装置に搬
送するため、ワークの異なったエッジ部を同様に研磨す
ることができ、従って、ワークの複数のエッジ部に対す
る研磨を良好な品質で、自動的に行うことができると共
に、複数のエッジ部に対する研磨を迅速に行うことがで
きる。
【0042】請求項4の発明によれば、ワークを位置決
めして搬送することにより、ワークのエッジ部を研磨
し、しかも、ワークの向きを変更することにより、異な
ったエッジ部を研磨することができ、従って、ワークの
複数のエッジ部に対する研磨を良好な品質で、自動的に
行うことができ、しかも、ワークの複数のエッジ部に対
する研磨を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバフ加工装置の一実施の形態の正面図
である。
【図2】バフ加工装置の側面図である。
【図3】バフ加工システムの要部の簡素化した斜視図で
ある。
【図4】バフ加工システムの全体の正面図である。
【図5】バフ加工システムの全体の平面図である。
【図6】ワークの一例を示し、(a)はその斜視図、
(b)は部分断面図である。
【図7】従来のバフ加工装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 ワーク 1b エッジ部 2 バフ加工装置 4 角度調整部材 5 送り量調整部材 6 バフ 20 バフ加工システム 34 上流側位置決め手段 35 上流側バフ加工装置 36 方向変更手段 37 下流側位置決め手段 38 下流側バフ加工装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転源の駆動によって回転してワークの
    エッジ部を研磨するバフと、 バフをワークのエッジ部に対して角度調整する角度調整
    部材と、 バフをワークのエッジ部の方向に進退してバフの送り量
    を調整する送り量調整部材と、を備えていることを特徴
    とするバフ加工装置。
  2. 【請求項2】 バフをワークのエッジ部に対して角度調
    整及び送り量調整すると共に、これらの調整が行われた
    バフに対してワークを位置決めした後、回転しているバ
    フにワークのエッジ部を接触させながらワークを搬送す
    ることを特徴とするバフ加工方法。
  3. 【請求項3】 ワークが固定されたワークテーブルを搬
    送する搬送手段と、 この搬送手段の搬送路上に配置された少なくとも2つの
    請求項1記載のバフ加工装置と、 各バフ加工装置における上流側に配置され、ワークを前
    記ワークテーブル上で位置決めするワーク位置決め手段
    と、 前記バフ加工装置の間に配置され、前記ワークテーブル
    上のワークの向きを変更する方向変更手段と、を備えて
    いることを特徴とするバフ加工システム。
  4. 【請求項4】 バフをワークのエッジ部に対して角度調
    整及び送り量調整すると共に、これらの調整が行われた
    バフに対してワークを位置決めした後、回転しているバ
    フにワークのエッジ部を接触させながらワークを搬送す
    る工程と、 バフに対するワークの向きを変更する工程と、 向きが変更したワークをバフに対して位置決めした後、
    回転しているバフにワークのエッジ部を接触させながら
    ワークを搬送する工程と、を備えていることを特徴とす
    るバフ加工方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009050996A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Psc:Kk バリ取り装置
KR101478048B1 (ko) * 2014-08-27 2014-12-31 주식회사 21세기 나이프 연삭용 전해 인프로세스 드레싱 연삭장치
CN105234797A (zh) * 2015-10-27 2016-01-13 江门市蓬江区伟生机械有限公司 内外圆抛光机工作台
KR101987807B1 (ko) * 2018-09-07 2019-06-12 김진복 다단 연마휠을 이용한 사상기

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