JP3266843B2 - 熱処理装置 - Google Patents

熱処理装置

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JP3266843B2
JP3266843B2 JP00792098A JP792098A JP3266843B2 JP 3266843 B2 JP3266843 B2 JP 3266843B2 JP 00792098 A JP00792098 A JP 00792098A JP 792098 A JP792098 A JP 792098A JP 3266843 B2 JP3266843 B2 JP 3266843B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば写真製版技
術を用いて半導体素子を製造する半導体製造システム内
に組み込まれる加熱装置や予備加熱装置などの熱処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真製版技術を用いた半導体
製造システムでは、一つのシステム内にレジスト塗布ユ
ニットや、乾燥ユニット、加熱ユニットなどの各種処理
ユニットを組み込み、これら各種処理ユニット間を順次
移動させながら一連の処理を施すようになっている。
【0003】図11は典型的な熱処理ユニット100の
垂直断面図である。
【0004】この熱処理ユニット100では、半導体ウ
エハ(以下、単に「ウエハ」という)Wは熱盤101の
上面上に載置され、このウエハWは熱盤101から放出
される熱により熱処理される。この熱盤101には図示
しない加熱機構が組み込まれており、この加熱機構から
供給される熱量により熱盤101が加熱される。熱盤1
01の上面上には図示しない小突起が複数個設けられて
おり、ウエハWはこれら小突起の頂部に載置され、ウエ
ハWの下面と熱盤101の上面とが接触してウエハWの
下面に傷や埃が付着するのを防止するようになってい
る。そのため、ウエハWの下面と熱盤101の上面との
間には微小な隙間が形成され、熱盤101上面からこの
隙間の空気を介してウエハW下面に熱が供給される。こ
の熱盤101及びウエハWで加熱された空気は周囲のよ
り低温の空気より比重が軽いため、熱処理ユニット10
1内を上昇し、熱盤101の上方に対向配置されたカバ
ー体102に集められ、このカバー体102の頂部10
3に接続された配管104を介して排気されるようにな
っている。
【0005】ところで、上記従来のような熱処理ユニッ
ト100では、上述したように空気を介して熱を供給す
るようになっているため、熱処理盤101上面とウエハ
W下面との間の気体を十分加熱する必要上、熱処理盤1
01の温度をウエハWの処理温度より高い温度まで加熱
する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱処理
盤101からウエハWへの熱の伝達は一様でなく、ウエ
ハWに供給される熱量がばらついて不均一に加熱される
場合がある。特に、ウエハWの中心の上部では加熱され
た気体の流れが滞り易く、ここに熱が滞留してウエハW
の中心に周囲より高い温度が作用する場合が多い。
【0007】ウエハWの中心に高い温度の空気が偏って
作用すると、熱処理が不均一になり、ウエハW上に形成
される半導体素子の品質がばらつくため、製造される半
導体素子の歩留まりが低下して半導体素子の製造コスト
が上昇するという問題がある。 本発明は、このような
課題を解決するためになされたもので、ウエハWの全体
にわたって均一な熱処理を施すことのできる熱処理装置
を提供することを目的とする。
【0008】また本発明は、ウエハWを熱処理する際の
温度制御を高精度に行うことのできる熱処理装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1記載の本発明の熱処理装置は、被処理基板
の下面を加熱する加熱手段と、前記加熱手段で所定温度
以上に加熱された気体を前記被処理基板の上部で冷却す
冷却手段と、前記被処理基板に熱が均一に作用するよ
うに前記加熱手段及び前記冷却手段を制御する制御装置
とを具備し、前記被処理基板の下面を前記加熱手段で加
熱する一方、前記気体を前記冷却手段で冷却し、前記被
処理基板に作用する温度を所定の温度に制御しつつ前記
被処理基板の熱処理を行うことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の本発明の熱処理装置は、被
処理基板の下面を加熱する加熱手段と、前記加熱手段で
加熱された気体を前記被処理基板の上部から排気する手
段と、前記被処理基板に作用する温度を検出する手段
と、前記検出した温度に基づいて、前記被処理基板の上
部を通る気体を冷却する冷却手段と、前記被処理基板に
熱が均一に作用するように前記加熱手段及び前記冷却手
段を制御する制御装置とを具備し、前記被処理基板の下
面を前記加熱手段で加熱する一方、前記気体を前記冷却
手段で冷却し、前記被処理基板に作用する温度を所定の
温度に制御しつつ前記被処理基板の熱処理を行うことを
特徴とする。
【0011】請求項3記載の本発明の熱処理装置は、被
処理基板を載置する熱盤と、前記熱盤の上部に配設さ
れ、前記熱盤で加熱された気体を捕集するカバー体と、
前記カバー体中央の排気口に接続された排気系と、前記
カバー体の排気口周辺に配設された冷却器と、前記被処
理基板に熱が均一に作用するように前記熱盤及び冷却器
を制御する制御装置とを具備し、前記被処理基板の下面
を前記熱盤で加熱する一方、前記気体を前記冷却器で冷
却し、前記被処理基板に作用する温度を所定の温度に制
御しつつ前記被処理基板の熱処理を行うことを特徴と
る。
【0012】請求項4記載の本発明の熱処理装置は、被
処理基板を載置する熱盤と、前記熱盤の上部に配設さ
れ、前記熱盤で加熱された気体を捕集するカバー体と、
前記カバー体中央の排気口に接続された排気系と、前記
カバー体の排気口周辺に配設された冷却器と、前記排気
口周辺の気体の温度を検出するセンサと、前記検出した
温度に基づいて、前記熱盤及び冷却器を制御する制御装
置とを具備し、前記被処理基板の下面を前記熱盤で加熱
する一方、前記気体を前記冷却器で冷却し、前記被処理
基板に作用する温度を所定の温度に制御しつつ前記被処
理基板の熱処理を行うことを特徴とする。
【0013】請求項5記載の本発明の熱処理装置は、被
処理基板を載置する熱盤と、前記熱盤の上部に配設さ
れ、前記熱盤で加熱された気体を捕集するカバー体と、
前記カバー体中央の排気口に接続された排気系と、前記
カバー体の排気口周辺に配設された冷却器と、前記検出
した温度に基づいて、前記熱盤及び冷却器を制御する制
御装置とを具備し、前記被処理基板の下面を前記熱盤で
加熱する一方、前記気体を前記冷却器で冷却し、前記被
処理基板に作用する温度を所定の温度に制御しつつ前記
被処理基板の熱処理を行うことを特徴とする。
【0014】請求項6記載の本発明の熱処理装置は、被
処理基板を載置する熱盤と、前記熱盤の上部に配設さ
れ、前記熱盤で加熱された気体を捕集するカバー体と、
前記カバー体中央の排気口に接続された排気系と、前記
カバー体の排気口周辺に配設された冷却器と、前記熱盤
の温度を検出するセンサと、前記検出した温度に基づい
て、前記熱盤及び冷却器を制御する制御装置とを具備
し、前記被処理基板の下面を前記熱盤で加熱する一方、
前記気体を前記冷却器で冷却し、前記被処理基板に作用
する温度を所定の温度に制御しつつ前記被処理基板の熱
処理を行うことを特徴とする。
【0015】請求項7記載の本発明の熱処理装置は、被
処理基板を載置する熱盤と、前記熱盤の上部に配設さ
れ、前記熱盤で加熱された気体を捕集するカバー体と、
前記カバー体中央の排気口に接続された排気系と、前記
カバー体の排気口周辺に配設された冷却器と、前記排気
口周辺の気体の温度を検出する第1のセンサと、前記熱
盤の温度を検出する第2のセンサと、前記検出した気体
の温度及び前記熱盤の温度とに基づいて、前記熱盤及び
冷却器を制御する制御装置とを具備し、前記被処理基板
の下面を前記熱盤で加熱する一方、前記気体を前記冷却
器で冷却し、前記被処理基板に作用する温度を所定の温
度に制御しつつ前記被処理基板の熱処理を行うことを特
徴とする。
【0016】請求項8記載の本発明の熱処理装置は、被
処理基板を載置する熱盤と、前記熱盤の上部に配設さ
れ、前記熱盤で加熱された気体を捕集するカバー体と、
前記カバー体中央の排気口に接続された排気系と、前記
カバー体の排気口周辺に配設された冷却器と、前記排気
口周辺の気体の温度を検出する第1のセンサと、前記被
処理基板の温度を検出する第2のセンサと、前記検出し
た気体の温度及び前記被処理基板の温度とに基づいて、
前記熱盤及び冷却器を制御する制御装置とを具備し、前
記被処理基板の下面を前記熱盤で加熱する一方、前記気
体を前記冷却器で冷却し、前記被処理基板に作用する温
度を所定の温度に制御しつつ前記被処理基板の熱処理を
行うことを特徴とする。
【0017】請求項9記載の本発明の熱処理装置は、被
処理基板を載置する熱盤と、前記熱盤の上部に配設さ
れ、前記熱盤で加熱された気体を捕集するカバー体と、
前記カバー体中央の排気口に接続された排気系と、前記
カバー体の排気口周辺に配設された冷却器と、前記排気
口周辺の気体の温度を検出する第1のセンサと、前記被
処理基板の温度を検出する第2のセンサと、前記熱盤の
温度を検出する第3のセンサと、前記検出した気体の温
度、前記被処理基板の温度、及び前記熱盤の温度に基づ
いて、前記熱盤及び冷却器を制御する制御装置とを具備
し、前記被処理基板の下面を前記熱盤で加熱する一方、
前記気体を前記冷却器で冷却し、前記被処理基板に作用
する温度を所定の温度に制御しつつ前記被処理基板の熱
処理を行うことを特徴とする。
【0018】請求項10記載の本発明の熱処理装置は、
請求項4〜9のいずれかに記載の熱処理装置であって、
前記冷却器は螺旋状に配設された冷却器であることを特
徴とする。
【0019】請求項11記載の本発明の熱処理装置は、
請求項4〜9のいずれかに記載の熱処理装置であって、
前記冷却器は同心円状に配設された複数のドーナツ形冷
却器であることを特徴とする。
【0020】請求項12記載の本発明の熱処理装置は、
請求項4〜9のいずれかに記載の熱処理装置であって、
前記冷却器は同心円状の冷却器を更に半径方向に分割し
た複数の冷却部を備えることを特徴とする。
【0021】請求項13記載の本発明の熱処理装置は、
請求項3〜12のいずれかに記載の熱処理装置であっ
て、前記熱盤は、内部を循環する熱媒蒸気により所定温
度に維持される熱定盤であることを特徴とする。
【0022】請求項1の熱処理装置では、被処理基板の
下面を加熱する一方、加熱手段で所定温度以上に加熱さ
れた気体を前記被処理基板の上部で冷却するようにした
ので、被処理基板の上部に高温の気体が滞留することが
なくなり、被処理基板全体にわたって均一な熱処理を施
すことができる。
【0023】請求項2の熱処理装置では、被処理基板全
体にわたって均一な熱処理を施すことができる、という
請求項1の熱処理装置の効果に加え、前記被処理基板に
作用する温度を検出する手段を設け、この検出する手段
で検出した前記被処理基板に作用する温度に基づいて、
前記被処理基板の上部を通る気体を冷却するようにした
ので、被処理基板を熱処理する際の温度制御を高精度に
行うことができる。
【0024】請求項3の熱処理装置では、被処理基板の
下面を熱盤で加熱する一方、この熱盤で加熱された気体
を前記カバー体の排気口周辺に配設された冷却器で冷却
するようにしたので、被処理基板とカバー体との間の空
間に高温の気体が滞留することがなくなり、被処理基板
全体にわたって均一な熱処理を施すことができる。
【0025】請求項4の熱処理装置では、被処理基板全
体にわたって均一な熱処理を施すことができる、という
請求項1の熱処理装置の効果に加え、前記カバー体の排
気口周辺にこの部分の気体の温度を検出するセンサを設
け、このセンサで検出した排気口周辺の部分の気体の温
度に基づいて、前記熱盤及び冷却器を制御するようにし
たので、被処理基板を熱処理する際の温度制御を高精度
に行うことができる。請求項5の熱処理装置では、被処
理基板全体にわたって均一な熱処理を施すことができ
る、という請求項1の熱処理装置の効果に加え、前記被
処理基板の温度を検出するセンサを設け、このセンサで
検出した被処理基板の温度に基づいて、前記熱盤及び冷
却器を制御するようにしたので、被処理基板を熱処理す
る際の温度制御を高精度に行うことができる。
【0026】請求項6の熱処理装置では、被処理基板全
体にわたって均一な熱処理を施すことができる、という
請求項1の熱処理装置の効果に加え、前記熱盤の温度を
検出するセンサを設け、このセンサで検出した熱盤の温
度に基づいて、前記熱盤及び冷却器を制御するようにし
たので、被処理基板を熱処理する際の温度制御を高精度
に行うことができる。
【0027】請求項7の熱処理装置では、被処理基板全
体にわたって均一な熱処理を施すことができる、という
請求項1の熱処理装置の効果に加え、前記排気口周辺の
気体の温度を検出する第1のセンサと、前記熱盤の温度
を検出する第2のセンサとを設け、これらのセンサで検
出した前記排気口周辺の気体の温度と熱盤の温度とに基
づいて、前記熱盤及び冷却器を制御するようにしたの
で、被処理基板を熱処理する際の温度制御を高精度に行
うことができる。
【0028】請求項8の熱処理装置では、被処理基板全
体にわたって均一な熱処理を施すことができる、という
請求項1の熱処理装置の効果に加え、前記排気口周辺の
気体の温度を検出する第1のセンサと、前記被処理基板
の温度を検出する第2のセンサとを設け、これらのセン
サで検出した前記排気口周辺の気体の温度と被処理基板
の温度とに基づいて、前記熱盤及び冷却器を制御するよ
うにしたので、被処理基板を熱処理する際の温度制御を
高精度に行うことができる。
【0029】請求項9の熱処理装置では、被処理基板全
体にわたって均一な熱処理を施すことができる、という
請求項1の熱処理装置の効果に加え、前記排気口周辺の
気体の温度を検出する第1のセンサと、前記被処理基板
の温度を検出する第2のセンサと、前記熱盤の温度を検
出する第3のセンサとを設け、これらのセンサで検出し
た前記排気口周辺の気体、被処理基板及び熱盤の各温度
に基づいて、前記熱盤及び冷却器を制御するようにした
ので、被処理基板を熱処理する際の温度制御を高精度に
行うことができる。
【0030】請求項10の熱処理装置では、請求項4〜
9のいずれかに記載の熱処理装置において、前記冷却器
として螺旋状に配設された冷却器を採用しているので、
構造が簡単でありながら効率良く冷却を行うことがで
き、被処理基板全体にわたって均一な熱処理を施すこと
ができる。
【0031】請求項11の熱処理装置では、請求項4〜
9のいずれかに記載の熱処理装置において、前記冷却器
として同心円状に配設された複数のドーナツ形冷却器を
採用しており、各冷却器は別個独立に作動させることが
できるので、非処理基板上部の気体の加熱状態に応じて
適宜冷却能力を調節することができ、被処理基板を熱処
理する際の温度制御を高精度に行うことができる。
【0032】請求項12の熱処理装置では、請求項4〜
9のいずれかに記載の熱処理装置において、前記冷却器
として、同心円状の冷却器を更に半径方向に分割した複
数の冷却部を備える冷却器を採用しており、カバー体下
面と被処理基板との間の空間をカバー体下面の半径方向
と円周方向の双方に分け、各部の加熱状態に応じてきめ
細かに冷却能力を調節することができるので、被処理基
板を熱処理する際の温度制御を更に高精度に行うことが
できる。 請求項13の熱処理装置では、請求項3〜1
2のいずれかに記載の熱処理装置において、前記熱盤と
して、内部を循環する熱媒蒸気により所定温度に維持さ
れる熱定盤を採用しているので、簡単な構造でありなが
ら熱定盤全体を均一の温度に保つことができ、それによ
り被処理基板全体にわたって均一な熱処理を施すことが
できる。また、加熱気体の熱源としての熱定盤を均一の
温度に保つことができるので、被処理基板を熱処理する
際の温度制御を更に高精度に行うことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の詳細を
図面に基づいて説明する。
【0034】図1は本発明の一実施形態に係るレジスト
塗布ユニット(COT)を備えた半導体ウエハ(以下、
「ウエハ」という)の塗布現像処理システム1全体を示
した平面図である。
【0035】この塗布現像処理システム1では、被処理
体としてのウエハWをウエハカセットCRで複数枚、例
えば25枚単位で外部からシステムに搬入・搬出した
り、ウエハカセットCRに対してウエハWを搬入・搬出
したりするためのカセットステーション10と、塗布現
像工程の中で1枚ずつウエハWに所定の処理を施す枚葉
式の各種処理ユニットを所定位置に多段配置した処理ス
テーション11と、この処理ステーション11に隣接し
て設けられる露光装置(図示せず)との間でウエハWを
受け渡しするためのインタフェース部12とが一体的に
接続されている。このカセットステーション10では、
カセット載置台20上の位置決め突起20aの位置に、
複数個例えば4個までのウエハカセットCRが、夫々の
ウエハ出入口を処理ステーション11側に向けてX方向
(図1中の上下方向)一列に載置され、このカセット配
列方向(X方向)およびウエハカセッ卜CR内に収納さ
れたウエハWのウエハ配列方向(Z方向;垂直方向)に
移動可能なウエハ搬送体21が各ウエハカセットCRに
選択的にアクセスする。
【0036】このウエハ搬送体21はθ方向に回転自在
であり、後述するように処理ステーション11側の第3
の処理ユニット群G3 の多段ユニット部に配設されたア
ライメントユニット(ALIM)やイクステンションユ
ニット(EXT)にもアクセスできる。
【0037】処理ステーション11には、ウエハ搬送装
置を備えた垂直搬送型の主ウエハ搬送機構22が設けら
れ、その周りに全ての処理ユニットが1組または複数の
組に亙って多段に配置されている。
【0038】図2は上記塗布現像処理システム1の正面
図である。
【0039】第1の処理ユニット群G1 では、カップC
P内でウエハWをスピンチャックに載せて所定の処理を
行う2台のスピンナ型処理ユニット、例えばレジスト塗
布ユニット(COT)および現像ユニット(DEV)が
下から順に2段に重ねられている。第2の処理ユニット
群G2 では、2台のスピンナ型処理ユニット、例えばレ
ジスト塗布ユニット(COT)および現像ユニット(D
EV)が下から順に2段に重ねられている。これらレジ
スト塗布ユニット(COT)は、レジスト液の排液が機
構的にもメンテナンスの上でも面倒であることから、こ
のように下段に配置するのが好ましい。しかし、必要に
応じて適宜上段に配置することももちろん可能である。
【0040】図3は上記塗布現像処理システム1の背面
図である。
【0041】主ウエハ搬送機構22では、筒状支持体4
9の内側に、ウエハ搬送装置46が上下方向(Z方向)
に昇降自在に装備されている。筒状支持体49はモータ
(図示せず)の回転軸に接続されており、このモータの
回転駆動力によって、前記回転軸を中心としてウエハ搬
送装置46と一体に回転し、それによりこのウエハ搬送
装置46はθ方向に回転自在となっている。なお筒状支
持体49は前記モータによって回転される別の回転軸
(図示せず)に接続するように構成してもよい。ウエハ
搬送装置46には、搬送基台47の前後方向に移動自在
な複数本の保持部材48が配設されており、これらの保
持部材48は各処理ユニット間でのウエハWの受け渡し
を可能にしている。
【0042】また、図1に示すようにこの塗布現像処理
システム1では、5つの処理ユニット群G1 、G2 、G
3 、G4 、G5 が配置可能であり、第1および第2の処
理ユニット群G1 、G2 の多段ユニットは、システム正
面(図1において手前)側に配置され、第3の処理ユニ
ット群G3 の多段ユニットはカセットステーション10
に隣接して配置され、第4の処理ユニット群G4 の多段
ユニットはインタフェース部12に隣接して配置され、
第5の処理ユニット群G5 の多段ユニットは背面側に配
置されることが可能である。
【0043】図3に示すように、第3の処理ユニット群
3 では、ウエハWを保持台(図示せず)に載せて所定
の処理を行うオーブン型の処理ユニット、例えば冷却処
理を行うクーリングユニット(COL)、レジストの定
着性を高めるためのいわゆる疏水化処理を行うアドヒー
ジョンユニット(AD)、位置合わせを行うアライメン
トユニット(ALIM)、イクステンションユニット
(EXT)、露光処理前の加熱処理を行うプリベーキン
グユニット(PREBAKE)および露光処理後の加熱
処理を行うポストベーキングユニット(Post Exposure
Bake 以下、「PEB」と記す)が、下から順に例えば
8段に重ねられている。第4の処理ユニット群G4
も、オーブン型の処理ユニット、例えばクーリングユニ
ット(COL)、イクステンション・クーリングユニッ
ト(EXTCOL)、イクステンションユニット(EX
T)、クーリングユニッ卜(COL)、プリベーキング
ユニット(PREBAKE)およびポストベーキングユ
ニット(PEB)が下から順に、例えば8段に重ねられ
ている。
【0044】このように処理温度の低いクーリングユニ
ット(COL)、イクステンション・クーリングユニッ
ト(EXTCOL)を下段に配置し、処理温度の高いプ
リベーキングユニット(PREBAKE)、ポストベー
キングユニット(PEB)およびアドヒージョンユニッ
ト(AD)を上段に配置することで、ユニット間の熱的
な相互干渉を少なくすることができる。もちろん、ラン
ダムな多段配置としてもよい。
【0045】図1に示すように、インタフェース部12
では、奥行方向(X方向)は前記処理ステーション11
と同じ寸法を有するが、幅方向(Y方向)はより小さな
サイズである。このインタフェース部12の正面部に
は、可搬性のピックアップカセットCRと、定置型のバ
ッファカセットBRとが2段に配置され、他方背面部に
は周辺露光装置23が配設され、さらに中央部にはウエ
ハ搬送体24が設けられている。このウエハ搬送体24
は、X方向、Z方向に移動して両カセットCR、BRお
よび周辺露光装置23にアクセスする。
【0046】ウエハ搬送体24は、θ方向にも回転自在
であり、処理ステーション11側の第4の処理ユニット
群G4 の多段ユニットに配設されたイクステンションユ
ニット(EXT)や、隣接する露光装置側のウエハ受渡
し台(図示せず)にもアクセスできる。
【0047】また塗布現像処理システム1では、既述の
如く主ウエハ搬送機構22の背面側にも図1中破線で示
した第5の処理ユニット群G5 の多段ユニットを配置で
きるが、この第5の処理ユニット群G5 の多段ユニット
は、案内レール25に沿ってY方向へ移動可能である。
従って、この第5の処理ユニット群G5 の多段ユニット
を図示の如く設けた場合でも、前記案内レール25に沿
って移動することにより、空間部が確保されるので、主
ウエハ搬送機構22に対して背後からメンテナンス作業
が容易に行える。
【0048】次に、図4及び図5につき処理ステーショ
ン11において第3および第4の組G3 ,G4 の多段ユ
ニットに含まれているベーキングユニット(PREBA
KE)、(PEB)、クーリングユニット(COL)、
(EXTCOL)のような熱処理ユニットの構成および
作用を説明する。
【0049】 図4および図5は、本実施形態に係る熱
処理ユニットの構成を示す平面図および断面図である。
なお、図では、図解のために水平遮蔽板55を省略し
てある。この熱処理ユニットの処理室50は両側壁53
と水平遮蔽板55とで形成され、処理室50の正面側
(主ウエハ搬送機構24側)および背面側はそれぞれ開
口部50A,50Bとなっている。遮蔽板55の中心部
には円形の開口56が形成され、この開口56内には内
部に空洞を備え、熱媒が封入されて密閉された円盤状の
熱定盤58が載置台SPとして設けられる。
【0050】熱定盤58には例えば3つの孔60が設け
られ、各孔60内には支持ピン62が遊嵌状態で挿通さ
れており、半導体ウエハWのローディング・アンローデ
ィング時には各指示ピン62が熱定盤58の表面より上
に突出または上昇して主ウエハ搬送機構22の保持部材
48との間でウエハWの受け渡しを行うようになってい
る。
【0051】熱定盤58の外周囲には、円周方向にたと
えば2゜間隔で多数の通気孔64を形成したリング状の
帯板からなるシャッタ66が設けられている。このシャ
ッタ66は、通常は熱定盤58より下の位置に退避して
いるが、加熱処理時には図5に示すように熱定盤58の
上面よりも高い位置まで上昇して、熱定盤58とカバー
体68との間にリング状の側壁を形成し、図示しない気
体供給系より供給されるダウンフローの不活性ガス、例
えば窒素ガスを通気孔64より周方向で均等に流入させ
るようになっている。
【0052】カバー体68の中心部には加熱処理時にウ
エハW表面から発生するガスを排出するための排気口6
8aが設けられ、この排気口68aに排気管70が接続
されている。この排気管70は、装置正面側(主ウエハ
搬送機構22側)のダクト53(もしくは54)または
図示しないダクトに通じている。
【0053】遮蔽板55の下には、遮蔽板55、両側壁
53および底板72によって機械室74が形成されてお
り、室内には熱定盤支持板76、シャッタアーム78、
支持ピンアーム80)シャッタアーム昇降駆動用シリン
ダ82、支持ピンアーム昇降駆動用シリンダ84が設け
られている。
【0054】 図に示すように、ウエハWの外周縁部
が載るべき熱定盤58の表面位置に複数個たとえば4個
のウエハW案内支持突起部86が設けられている。
【0055】また、熱定盤58上面のウエハW載置部分
には図示しない小突起が複数設けられており、ウエハW
の下面がこれら小突起の頂部に載置される。そのためウ
エハW下面と熱定盤58上面との間に微小な隙間が形成
され、ウエハW下面が熱定盤58上面と直接接触するの
が避けられ、この間に塵などがある場合でもウエハW下
面が汚れたり、傷ついたりすることがないようになって
いる。
【0056】また後述するように、熱定盤58内部には
空洞が設けられており、この空洞内で熱媒を加熱するこ
とにより発生する熱媒蒸気をこの空洞内で循環させて熱
定盤58を所定温度に維持するようになっている。
【0057】図6は本実施形態に係るカバー体68の垂
直断面図であり、図7はこのカバー体68を下側からみ
た状態を示した平面図である。この図6に示したよう
に、カバー体68の下面側には円錐形の凹部68bが形
成されており、この円錐の頂点にあたる部分には排気口
68aが設けられ、この排気口68aに排気管70の下
端が接続されている。排気管70の他端側は図示しない
排気系に接続されており、熱定盤58で加熱されて上昇
した加熱気体(窒素ガス)が円錐形の凹部68bで集め
られ、前記排気口68aと排気管70とを介して排気さ
れるようになっている。
【0058】円錐形凹部68bの中央部分には貫通孔6
8cが設けられており、この貫通孔68cには気体冷却
用ジャケット(以下、単に「ジャケット」という。)9
0が取り付けられている。
【0059】このジャケット90は熱定盤58で加熱さ
れ、熱定盤58とカバー体68との間の空間を上昇して
きた加熱気体(窒素ガス)を冷却するための冷却器であ
る。ジャケット90は中心に排気口68aが開けられた
円盤形の外観を備えており、その上面は平面であり、そ
の下面には円錐形の凹部68bが形成されている。半径
の大きさはカバー体68の貫通孔68cとほぼ等しく、
この貫通孔68cにちょうど収まるように設計されてい
る。
【0060】ジャケット90の材質は熱伝導性の高い材
質、例えば、アルミニウム等の軽合金類や銅などででき
ており、内部には冷媒を循環させるための循環路91が
形成されている。
【0061】本実施形態に係るジャケット90では、図
7に示すように、循環路91は排気口68aを中心にし
て形成された螺旋形の形状を備えており、循環路91の
両端には冷媒を出し入れするための配管92,93が接
続されている。これら配管92,93の他端側は冷媒供
給装置94と接続されており、この冷媒供給装置94に
より所定の温度に冷却された冷媒が配管92,93を介
して循環路91内に循環するようになっている。
【0062】図8は本実施形態に係る熱定盤58とその
周辺の構造を模式的に示した垂直断面図である。この図
8に示すように熱定盤58の内部は密閉された空洞58
aになっており、その底部の一部分には断面がV字状に
なるように形成された熱媒溜め58bが設けられてい
る。この熱媒溜め58bの中にはニクロム線等でできた
ヒータ93が図8の紙面に垂直な方向に配設されてお
り、このヒータ93には図示しない制御装置で制御され
た電力供給装置95から、電力が供給されるようになっ
ている。
【0063】電力供給装置95からの電力がヒータ93
に供給されると、ヒータ93が発熱を開始し、凝縮され
て熱媒溜め58b内に溜まった熱媒がこのヒータ93に
より加熱される。加熱された熱媒は気化蒸発して空洞5
8a内を循環する。熱媒蒸気が空洞58a内の冷えた部
分に当接すると、熱媒蒸気はこの冷えた部分に熱量を与
えると同時に凝縮して液化する。このとき熱媒から熱定
盤58に与えられる熱量は熱媒の気化熱であり、熱媒の
種類によって定まる値である。従って、熱媒が蒸発して
から凝縮するまでの一連のサイクルが安定して定常状態
に達すれば熱定盤の温度をほぼ一定温度に保つことがで
きるようになっている。
【0064】この一定温度に保たれた熱定盤58の側方
から通気孔101を介して室温の気体(窒素ガス)を送
ると熱定盤58の表面で加熱されて加熱気体となり、こ
の加熱気体が熱定盤58上に載置されたウエハWに当た
ることによりウエハWに熱量が供給されるようになって
いる。
【0065】図9は本実施形態に係る熱処理ユニットの
制御系を図示したブロック図である。 図9に示したよ
うに、本実施形態に係る熱処理ユニットでは、熱定盤5
8に電力を供給する電力供給装置95及び冷媒供給装置
94が制御装置96に接続されている。この制御装置9
6には更に、ジャケット90下面の中心付近の気体(窒
素ガス)の温度を検出するセンサS1と、熱定盤58上
に載置されたウエハWの温度を検出するセンサS2とが
接続されており、制御装置96はこれらのセンサS1,
S2でそれぞれ検出した加熱気体の温度とウエハWの温
度とに基づいて熱定盤58とジャケット90とを制御す
るようになっている。
【0066】センサS1やS2には、既知の各種温度セ
ンサを適宜用いることが可能であるが、ウエハWの温度
を検出するには非接触状態で温度を検出できるセンサ、
例えば放出される赤外線等から温度を検出する機構のセ
ンサを用いるのが好適である。 また、熱定盤58の温
度についても上記ジャケット90やウエハWと同様に、
センサを設けて直接温度を検出し、この検出された温度
を制御装置96におくるようにすることも可能である
が、電力供給装置95の熱媒温度や供給電力から熱定盤
58の温度を管理することも可能である。
【0067】次に本実施形態に係る熱処理ユニットの制
御の仕方について説明する。
【0068】熱定盤58については、ウエハWの熱処理
温度より若干高い一定温度を維持するように制御する。
【0069】上記したように、熱定盤58の温度は専用
に設けた温度センサ(図示省略)又は電力供給装置95
の供給電力に基づいて制御する。
【0070】実際に熱処理されるウエハWに作用する温
度はセンサS2により検出する。
【0071】熱定盤58で加熱された気体(窒素ガス)
は上昇してジャケット90の排気口68a下付近に集ま
るので、この付近に配設したセンサS1により加熱気体
の温度を検出する。
【0072】この温度が所定温度より高い場合には熱定
盤58の温度を調節するとともに、冷媒供給装置94を
作動させて冷たい冷媒をジャケット90内に循環させ、
過加熱された気体(空気や窒素ガス等の不活性ガス)を
冷却する。ここで冷却された気体は比重が大きくなり、
下降するので過加熱され易いウエハWの中心付近にぶつ
かり、この部分の過加熱を防止する。
【0073】一方、ウエハWの温度が熱処理温度に必要
な温度より低下しそうな場合には、冷媒供給装置94を
停止あるいは出力を低下させ、過冷却を防止する。ま
た、必要に応じて熱定盤58の温度を調節することによ
りウエハWに作用する温度の低下を防止する。
【0074】一般的には、熱定盤58をウエハWの熱処
理に必要な温度より若干高い温度にした状態でジャケッ
ト90を作動させたときにウエハWに作用する温度が熱
処理に最も好適な温度になることが知られているので、
実測データに基づいて、この温度で安定化するように熱
定盤58とジャケット90の温度とを調節する。
【0075】 より具体的には、ウエハWの熱処理温度
の目標値をTW 、熱定盤58の温度をTH 、ジャケ
ット90の温度(平均温度)をTL とすると、これら
W 、TL 、TH の間にはTL <TW <TH
の関係がある。この関係を図示したのが図10であ
る。
【0076】この図10に示すように、熱板の温度TH
を一定に保ち、ジャケット90の温度をウエハWの熱処
理温度目標値TW より即位所定の温度TL に保つことに
よりウエハWに作用する温度を熱処理温度の目標値TW
に近い値に維持することができる。この熱板の温度TH
とジャケット90の維持すべき温度TL の値は実測デー
タに基づいて求められる。
【0077】また、ジャケット90の維持すべき温度T
L は、温度センサ(図示省略)で検出した熱定盤58の
温度、或いは熱媒温度や熱媒供給装置への供給電力に基
づいて制御するようにしてもよい。更に、ウエハWの温
度と、熱定盤58の温度の両方に基づいてジャケット9
0の温度を制御するようにしてもよい。
【0078】なお、本実施形態では螺旋状の循環路91
を内蔵したジャケット90を採用したが、これ以外にも
同心円状に形成され、電力でそれぞれ異なる温度に冷却
できる複数の冷却部を備えた冷却器や、この同心円状の
冷却部を更に半径方向に分割した複数の冷却部を備え、
その一つ一つが別個独立して冷却できるようになってい
る冷却器を用いることにより、特有の効果をもたらすこ
ともできる。
【0079】例えば、熱定盤58の中心から周縁部にか
けて水平方向に熱的な偏在が生じる場合には、この熱定
盤58上の熱的偏在を打ち消すように各冷却部を冷却す
ることによりウエハWを均一に熱処理することが可能に
なる。
【0080】即ち、熱定盤58の中心付近が低温で周縁
部にかけて温度が上昇する熱勾配がある場合には外周側
の冷却部を強く冷却する一方で、中心付近の冷却部を弱
く冷却し、その間の冷却部をその中間の温度で冷却す
る。
【0081】その反対に、熱定盤58の中心付近が高温
で周縁部にかけて温度が低下する熱勾配がある場合には
カバー体68の中心付近の冷却部を強く冷却する一方
で、外周縁部の冷却部を弱く冷却し、その間の冷却部を
中間の温度で冷却する。また熱定盤58の中心付近と周
縁部とが低温で中心付近と周縁部との途中の部分が高温
になる場合には、高温になりやすい部分の真上に位置す
る冷却部のみ強く冷却し、他の冷却部は弱く冷却するに
とどめるか或いは冷却しないようにする。
【0082】また熱定盤58の一部に温度が高い部分或
いは低い部分が生じる場合には、その部分に熱的偏在を
打ち消すように冷却部のいくつかを他の冷却部と異なる
温度に冷却することもできる。
【0083】次に、この熱処理ユニットをベーキングユ
ニット(PREBAKE)及びクーリングユニット(C
OL)として用いる場合の操作について以下に説明す
る。
【0084】まず、載置台20上にセットされたウエハ
カセットCR内からウエハ搬送体21によりウエハWが
取り出され、次いでウエハ搬送体21から主ウエハ搬送
機構22にウエハWが引き渡される。主ウエハ搬送機構
22は受け取ったウエハWをレジスト塗布ユニット(C
OT)内に搬送、セットし、ここでウエハWにレジスト
塗布を行なう。次いで、このウエハWをレジスト塗布ユ
ニット(COT)内から主ウエハ搬送機構22がウエハ
Wを取り出し、上記熱処理ユニット内まで搬送し、熱定
盤58の上にウエハWをセットする。
【0085】一方、熱処理ユニットへの電源投入と同時
に熱定盤58の熱媒供給装置95及び循環系が作動を開
始して所定時間の後に熱定盤58は所定の温度、即ちウ
エハWの熱処理温度目標値より少し高い温度に維持され
る。同様にカバー体68の中央部に配設されたジャケッ
ト90の冷媒供給装置94にも電源が投入され冷却が開
始される。なお、本実施形態に係る熱定盤58では中心
付近で温度が高く、外周縁部で温度が低くなる特性上の
傾向があるので、これを打ち消すように、カバー体68
の中心付近に配設されたジャケット90により中心付近
を通る加熱気体(窒素ガス)を冷却するように温度制御
がなされている。
【0086】このように本実施形態に係る熱処理ユニッ
トでは、上記のように加熱量が制御された熱定盤58と
カバー体68との間にウエハWがセットされると、熱定
盤58でウエハWの熱処理温度以上に加熱された気体が
カバー体68の中心付近下側に滞留しやすくなるが、こ
のカバー体68の中心部にはジャケット90が配設され
ており、この部分を通過する気体(窒素ガス)の温度が
所定温度以上であるとジャケット90に冷媒が循環して
ジャケット90下側を通過する過加熱気体を冷却する。
冷却された気体はウエハWの中心付近にぶつかり、この
部分の温度上昇を防止するのでこれらの間にセットされ
熱処理されるウエハWには常に均一な熱量が供給され、
ウエハW全体にわたって均一な熱処理が施される。
【0087】更に、本実施形態に係る熱処理ユニットに
よれば、ウエハWの温度をセンサで検出しながら温度制
御をおこなっているので、微妙な温度調節が可能であ
り、ウエハWを熱処理する際の温度制御を高精度に行う
ことができる。
【0088】なお、本発明は上記の実施形態の内容に限
定されるものではない。
【0089】例えば、上記実施形態では内部に熱媒蒸気
を循環させることにより均一に加熱される熱定盤を用い
てウエハWを加熱する装置について説明したが、内部に
ニクロム線ヒータを内蔵し、温度センサなどにより温度
制御する熱盤を用いるものでもよい。
【0090】また、上記実施の形態ではウエハWについ
ての塗布現像処理システム1を例にして説明したが、本
発明はこれ以外の処理装置、例えば、LCD基板用処理
装置などにも適用できることは言うまでもない。
【0091】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明によれば、被処理基板の下面を加熱する一方、加熱
手段で所定温度以上に加熱された気体を前記被処理基板
の上部で冷却するようにしたので、被処理基板の上部に
高温の気体が滞留することがなくなり、被処理基板全体
にわたって均一な熱処理を施すことができる。
【0092】請求項2記載の本発明によれば、被処理基
板全体にわたって均一な熱処理を施すことができる、と
いう請求項1の熱処理装置の効果に加え、前記被処理基
板に作用する温度を検出する手段を設け、この検出する
手段で検出した前記被処理基板に作用する温度に基づい
て、前記被処理基板の上部を通る気体を冷却するように
したので、被処理基板を熱処理する際の温度制御を高精
度に行うことができる。 請求項3記載の本発明によれ
ば、被処理基板の下面を熱盤で加熱する一方、この熱盤
で加熱された気体を前記カバー体の排気口周辺に配設さ
れた冷却器で冷却するようにしたので、被処理基板とカ
バー体との間の空間に高温の気体が滞留することがなく
なり、被処理基板全体にわたって均一な熱処理を施すこ
とができる。 請求項4記載の本発明によれば、被処理
基板全体にわたって均一な熱処理を施すことができる、
という請求項1の熱処理装置の効果に加え、前記カバー
体の排気口周辺にこの部分の気体の温度を検出するセン
サを設け、このセンサで検出した排気口周辺の部分の気
体の温度に基づいて、前記熱盤及び冷却器を制御するよ
うにしたので、被処理基板を熱処理する際の温度制御を
高精度に行うことができる。
【0093】請求項5記載の本発明によれば、被処理基
板全体にわたって均一な熱処理を施すことができる、と
いう請求項1の熱処理装置の効果に加え、前記被処理基
板の温度を検出するセンサを設け、このセンサで検出し
た被処理基板の温度に基づいて、前記熱盤及び冷却器を
制御するようにしたので、被処理基板を熱処理する際の
温度制御を高精度に行うことができる。
【0094】請求項6記載の本発明によれば、被処理基
板全体にわたって均一な熱処理を施すことができる、と
いう請求項1の熱処理装置の効果に加え、前記熱盤の温
度を検出するセンサを設け、このセンサで検出した熱盤
の温度に基づいて、前記熱盤及び冷却器を制御するよう
にしたので、被処理基板を熱処理する際の温度制御を高
精度に行うことができる。
【0095】請求項7記載の本発明によれば、被処理基
板全体にわたって均一な熱処理を施すことができる、と
いう請求項1の熱処理装置の効果に加え、前記排気口周
辺の気体の温度を検出する第1のセンサと、前記熱盤の
温度を検出する第2のセンサとを設け、これらのセンサ
で検出した前記排気口周辺の気体の温度と熱盤の温度と
に基づいて、前記熱盤及び冷却器を制御するようにした
ので、被処理基板を熱処理する際の温度制御を高精度に
行うことができる。
【0096】請求項8記載の本発明によれば、被処理基
板全体にわたって均一な熱処理を施すことができる、と
いう請求項1の熱処理装置の効果に加え、前記排気口周
辺の気体の温度を検出する第1のセンサと、前記被処理
基板の温度を検出する第2のセンサとを設け、これらの
センサで検出した前記排気口周辺の気体の温度と被処理
基板の温度とに基づいて、前記熱盤及び冷却器を制御す
るようにしたので、被処理基板を熱処理する際の温度制
御を高精度に行うことができる。
【0097】請求項9記載の本発明によれば、被処理基
板全体にわたって均一な熱処理を施すことができる、と
いう請求項1の熱処理装置の効果に加え、前記排気口周
辺の気体の温度を検出する第1のセンサと、前記被処理
基板の温度を検出する第2のセンサと、前記熱盤の温度
を検出する第3のセンサとを設け、これらのセンサで検
出した前記排気口周辺の気体、被処理基板及び熱盤の各
温度に基づいて、前記熱盤及び冷却器を制御するように
したので、被処理基板を熱処理する際の温度制御を高精
度に行うことができる。
【0098】請求項10記載の本発明によれば、請求項
4〜9のいずれかに記載の熱処理装置において、前記冷
却器として螺旋状に配設された冷却器を採用しているの
で、構造が簡単でありながら効率良く冷却を行うことが
でき、被処理基板全体にわたって均一な熱処理を施すこ
とができる。
【0099】請求項11記載の本発明によれば、請求項
4〜9のいずれかに記載の熱処理装置において、前記冷
却器として同心円状に配設された複数のドーナツ形冷却
器を採用しており、各冷却器は別個独立に作動させるこ
とができるので、非処理基板上部の気体の加熱状態に応
じて適宜冷却能力を調節することができ、被処理基板を
熱処理する際の温度制御を高精度に行うことができる。
【0100】請求項12記載の本発明によれば、請求項
4〜9のいずれかに記載の熱処理装置において、前記冷
却器として、同心円状の冷却器を更に半径方向に分割し
た複数の冷却部を備える冷却器を採用しており、カバー
体下面と被処理基板との間の空間をカバー体下面の半径
方向と円周方向の双方に分け、各部の加熱状態に応じて
きめ細かに冷却能力を調節することができるので、被処
理基板を熱処理する際の温度制御を更に高精度に行うこ
とができる。
【0101】請求項13記載の本発明によれば、請求項
3〜12のいずれかに記載の熱処理装置において、前記
熱盤として、内部を循環する熱媒蒸気により所定温度に
維持される熱定盤を採用しているので、簡単な構造であ
りながら熱定盤全体を均一の温度に保つことができ、そ
れにより被処理基板全体にわたって均一な熱処理を施す
ことができる。また、加熱気体の熱源としての熱定盤を
均一の温度に保つことができるので、被処理基板を熱処
理する際の温度制御を更に高精度に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る塗布現像処理システム
の全体構成を示す平面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る塗布現像処理システム
の正面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る塗布現像処理システム
の背面図である。
【図4】本発明の実施形態に係る熱処理ユニットの構成
を示す平面図である。
【図5】本発明の実施形態に係る熱処理ユニットの断面
図である。
【図6】本発明の実施形態に係るカバー体の垂直断面図
である。
【図7】本発明の実施形態に係るカバー体を下側からみ
た状態を示した平面図である。
【図8】本発明の実施形態に係る熱定盤周辺の構造を模
式的に示した垂直断面図である。
【図9】本発明の実施形態に係る熱処理ユニットの制御
系を図示したブロック図である。
【図10】本発明の実施形態に係る熱処理ユニットの熱
処理盤温度、ウエハWの温度、及びジャケットの温度と
の関係を示した図である。
【図11】従来の熱処理ユニットの垂直断面図である。
【符号の説明】
W ウエハ 58 熱定盤 90 ジャケット 70 排気管 S1,S2 センサ 95 電力供給装置 96 制御装置 68 カバー体

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板の下面を加熱する加熱手段
    と、 前記加熱手段で所定温度以上に加熱された気体を前記被
    処理基板の上部で冷却する冷却手段と、前記被処理基板に熱が均一に作用するように前記加熱手
    段及び前記冷却手段を制御する制御装置とを具備し、 前記被処理基板の下面を前記加熱手段で加熱する一方、
    前記気体を前記冷却手段で冷却し、前記被処理基板に作
    用する温度を所定の温度に制御しつつ前記被処理基板の
    熱処理を行う ことを特徴とする熱処理装置。
  2. 【請求項2】 被処理基板の下面を加熱する加熱手段
    と、 前記加熱手段で加熱された気体を前記被処理基板の上部
    から排気する手段と、 前記被処理基板に作用する温度を検出する手段と、 前記検出した温度に基づいて、前記被処理基板の上部を
    通る気体を冷却する冷却手段と、前記被処理基板に熱が均一に作用するように前記加熱手
    段及び前記冷却手段を制御する制御装置とを具備し、 前記被処理基板の下面を前記加熱手段で加熱する一方、
    前記気体を前記冷却手段で冷却し、前記被処理基板に作
    用する温度を所定の温度に制御しつつ前記被処理基板の
    熱処理を行う ことを特徴とする熱処理装置。
  3. 【請求項3】 被処理基板を載置する熱盤と、 前記熱盤の上部に配設され、前記熱盤で加熱された気体
    を捕集するカバー体と、 前記カバー体中央の排気口に接続された排気系と、 前記カバー体の排気口周辺に配設された冷却器と、 前記被処理基板に熱が均一に作用するように前記熱盤及
    び冷却器を制御する制御装置とを具備し、 前記被処理基板の下面を前記熱盤で加熱する一方、前記
    気体を前記冷却器で冷却し、前記被処理基板に作用する
    温度を所定の温度に制御しつつ前記被処理基板の熱処理
    を行う ことを特徴とする熱処理装置。
  4. 【請求項4】 被処理基板を載置する熱盤と、 前記熱盤の上部に配設され、前記熱盤で加熱された気体
    を捕集するカバー体と、 前記カバー体中央の排気口に接続された排気系と、 前記カバー体の排気口周辺に配設された冷却器と、 前記排気口周辺の気体の温度を検出するセンサと、 前記検出した温度に基づいて、前記熱盤及び冷却器を制
    御する制御装置とを具備し、 前記被処理基板の下面を前記熱盤で加熱する一方、前記
    気体を前記冷却器で冷却し、前記被処理基板に作用する
    温度を所定の温度に制御しつつ前記被処理基板の熱処理
    を行う ことを特徴とする熱処理装置。
  5. 【請求項5】 被処理基板を載置する熱盤と、 前記熱盤の上部に配設され、前記熱盤で加熱された気体
    を捕集するカバー体と、 前記カバー体中央の排気口に接続された排気系と、 前記カバー体の排気口周辺に配設された冷却器と、 前記検出した温度に基づいて、前記熱盤及び冷却器を制
    御する制御装置とを具備し、 前記被処理基板の下面を前記熱盤で加熱する一方、前記
    気体を前記冷却器で冷却し、前記被処理基板に作用する
    温度を所定の温度に制御しつつ前記被処理基板の熱処理
    を行う ことを特徴とする熱処理装置。
  6. 【請求項6】 被処理基板を載置する熱盤と、 前記熱盤の上部に配設され、前記熱盤で加熱された気体
    を捕集するカバー体と、 前記カバー体中央の排気口に接続された排気系と、 前記カバー体の排気口周辺に配設された冷却器と、 前記熱盤の温度を検出するセンサと、 前記検出した温度に基づいて、前記熱盤及び冷却器を制
    御する制御装置とを具備し、 前記被処理基板の下面を前記熱盤で加熱する一方、前記
    気体を前記冷却器で冷却し、前記被処理基板に作用する
    温度を所定の温度に制御しつつ前記被処理基板の熱処理
    を行う ことを特徴とする熱処理装置。
  7. 【請求項7】 被処理基板を載置する熱盤と、 前記熱盤の上部に配設され、前記熱盤で加熱された気体
    を捕集するカバー体と、 前記カバー体中央の排気口に接続された排気系と、 前記カバー体の排気口周辺に配設された冷却器と、 前記排気口周辺の気体の温度を検出する第1のセンサ
    と、 前記熱盤の温度を検出する第2のセンサと、 前記検出した気体の温度及び前記熱盤の温度とに基づい
    て、前記熱盤及び冷却器を制御する制御装置とを具備
    し、 前記被処理基板の下面を前記熱盤で加熱する一方、前記
    気体を前記冷却器で冷却し、前記被処理基板に作用する
    温度を所定の温度に制御しつつ前記被処理基板の熱処理
    を行う ことを特徴とする熱処理装置。
  8. 【請求項8】 被処理基板を載置する熱盤と、 前記熱盤の上部に配設され、前記熱盤で加熱された気体
    を捕集するカバー体と、 前記カバー体中央の排気口に接続された排気系と、 前記カバー体の排気口周辺に配設された冷却器と、 前記排気口周辺の気体の温度を検出する第1のセンサ
    と、 前記被処理基板の温度を検出する第2のセンサと、 前記検出した気体の温度及び前記被処理基板の温度とに
    基づいて、前記熱盤及び冷却器を制御する制御装置と
    具備し、 前記被処理基板の下面を前記熱盤で加熱する一方、前記
    気体を前記冷却器で冷却し、前記被処理基板に作用する
    温度を所定の温度に制御しつつ前記被処理基板の熱処理
    を行う ことを特徴とする熱処理装置。
  9. 【請求項9】 被処理基板を載置する熱盤と、 前記熱盤の上部に配設され、前記熱盤で加熱された気体
    を捕集するカバー体と、 前記カバー体中央の排気口に接続された排気系と、 前記カバー体の排気口周辺に配設された冷却器と、 前記排気口周辺の気体の温度を検出する第1のセンサ
    と、 前記被処理基板の温度を検出する第2のセンサと、 前記熱盤の温度を検出する第3のセンサと、 前記検出した気体の温度、前記被処理基板の温度、及び
    前記熱盤の温度に基づいて、前記熱盤及び冷却器を制御
    する制御装置とを具備し、 前記被処理基板の下面を前記熱盤で加熱する一方、前記
    気体を前記冷却器で冷却し、前記被処理基板に作用する
    温度を所定の温度に制御しつつ前記被処理基板の熱処理
    を行う ことを特徴とする熱処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項4〜9のいずれかに記載の熱処
    理装置であって、 前記冷却器は螺旋状に配設された冷却器であることを特
    徴とする熱処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項4〜9のいずれかに記載の熱処
    理装置であって、 前記冷却器は同心円状に配設された複数のドーナツ形冷
    却器であることを特徴とする熱処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項4〜9のいずれかに記載の熱処
    理装置であって、 前記冷却器は同心円状の冷却器を更に半径方向に分割し
    た複数の冷却部を備えることを特徴とする熱処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項3〜12のいずれかに記載の熱
    処理装置であって、 前記熱盤は、内部を循環する熱媒蒸気により所定温度に
    維持される熱定盤であることを特徴とする熱処理装置。
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