JP3265688B2 - 管理装置 - Google Patents
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- JP3265688B2 JP3265688B2 JP04438293A JP4438293A JP3265688B2 JP 3265688 B2 JP3265688 B2 JP 3265688B2 JP 04438293 A JP04438293 A JP 04438293A JP 4438293 A JP4438293 A JP 4438293A JP 3265688 B2 JP3265688 B2 JP 3265688B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は管理装置に関し、特
に、複数のホストコンピュータ（以下、ホストと略す）
と、１または複数台のファクシミリ装置との中間にあっ
て、該ファクシミリ装置を制御する管理装置に関する。
に、複数のホストコンピュータ（以下、ホストと略す）
と、１または複数台のファクシミリ装置との中間にあっ
て、該ファクシミリ装置を制御する管理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、ＬＡＮ等の独自のネットワークを
企業内で構築する例が多く見られ、今後ますますその傾
向は大きくなっていくものと考えられる。このようなネ
ットワークでは、網内にファクシミリ装置を配置し、公
衆回線、専用線等の通信回線を使用して他のネットワー
クとの接続を可能にしているものも多い。
企業内で構築する例が多く見られ、今後ますますその傾
向は大きくなっていくものと考えられる。このようなネ
ットワークでは、網内にファクシミリ装置を配置し、公
衆回線、専用線等の通信回線を使用して他のネットワー
クとの接続を可能にしているものも多い。
【０００３】ファクシミリ装置は周知のように、スキャ
ナ、プリンタ、通信制御の各機能を有し、読み取った
り、受信したり、あるいはホストコンピュータ（以下、
ホストと略す）から転送された原稿を遠隔地のファクシ
ミリ装置に転送したりすることができ、網内の資源とし
て非常に有用である。
ナ、プリンタ、通信制御の各機能を有し、読み取った
り、受信したり、あるいはホストコンピュータ（以下、
ホストと略す）から転送された原稿を遠隔地のファクシ
ミリ装置に転送したりすることができ、網内の資源とし
て非常に有用である。
【０００４】このようなシステムの例として、例えば特
開昭６２−２４９５６０号に記載されているものがあ
る。このシステムは、ファクシミリ装置とパソコンを接
続し、パソコンによってファクシミリ装置の制御を行う
ものである。
開昭６２−２４９５６０号に記載されているものがあ
る。このシステムは、ファクシミリ装置とパソコンを接
続し、パソコンによってファクシミリ装置の制御を行う
ものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のシ
ステムは、１台のファクシミリ装置を１台のホストによ
って制御するものであるため、処理すべき情報量の増加
への対応ができず処理速度が間に合わない、あるいはネ
ットワーク内の複数のホスト（端末）への対応が取れな
いという問題があった。
ステムは、１台のファクシミリ装置を１台のホストによ
って制御するものであるため、処理すべき情報量の増加
への対応ができず処理速度が間に合わない、あるいはネ
ットワーク内の複数のホスト（端末）への対応が取れな
いという問題があった。
【０００６】そこで、複数のホストからの処理要求を受
付け、複数のファクシミリ装置の中から使用するファク
シミリ装置を選択し、処理を実行させるようなファクシ
ミリサーバ装置を用いたシステムが考えられる。
付け、複数のファクシミリ装置の中から使用するファク
シミリ装置を選択し、処理を実行させるようなファクシ
ミリサーバ装置を用いたシステムが考えられる。
【０００７】この場合、ネットワークに接続された任意
のホストからファクシミリサーバ装置にデータの送信を
指示し、該ファクシミリサーバ装置がこれに接続された
ファクシミリ装置を用いてリモートファクシミリ装置に
発呼するときのダイアル情報をどのように管理するかが
問題になる。
のホストからファクシミリサーバ装置にデータの送信を
指示し、該ファクシミリサーバ装置がこれに接続された
ファクシミリ装置を用いてリモートファクシミリ装置に
発呼するときのダイアル情報をどのように管理するかが
問題になる。
【０００８】前記ファクシミリサーバ装置に接続された
複数のファクシミリ装置には、既に登録された短縮ダイ
アル情報があったり、またファクシミリ装置の能力によ
り登録できる短縮ダイアルの数が違ったりしている。し
たがって、ファクシミリサーバ装置がこれらの短縮ダイ
アル情報をいかに管理するかは大きな問題である。
複数のファクシミリ装置には、既に登録された短縮ダイ
アル情報があったり、またファクシミリ装置の能力によ
り登録できる短縮ダイアルの数が違ったりしている。し
たがって、ファクシミリサーバ装置がこれらの短縮ダイ
アル情報をいかに管理するかは大きな問題である。
【０００９】この発明の目的は、前記した問題に鑑み、
前記システムの発呼制御を効率良く行うことのできる短
縮ダイアル情報の管理装置を提供することにある。
前記システムの発呼制御を効率良く行うことのできる短
縮ダイアル情報の管理装置を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項１の発明は、複数のファクシミリ装置に接続
され、該ファクシミリ装置を制御する管理装置におい
て、前記複数のファクシミリ装置から短縮ダイアル情報
を受信する受信手段と、該受信手段で受信された前記フ
ァクシミリ装置に関する複数の短縮ダイアル情報を合成
する合成手段と、該合成手段により新たに作成された短
縮ダイアル情報を蓄積する蓄積手段とを具備した点に特
徴がある。
に、請求項１の発明は、複数のファクシミリ装置に接続
され、該ファクシミリ装置を制御する管理装置におい
て、前記複数のファクシミリ装置から短縮ダイアル情報
を受信する受信手段と、該受信手段で受信された前記フ
ァクシミリ装置に関する複数の短縮ダイアル情報を合成
する合成手段と、該合成手段により新たに作成された短
縮ダイアル情報を蓄積する蓄積手段とを具備した点に特
徴がある。
【００１１】
【００１２】
【作用】請求項１の発明によれば、ファクシミリ装置に
既に登録されている短縮ダイアル番号を利用して管理装
置の短縮ダイアル情報を作成できるので、該短縮ダイア
ル情報を簡単に作成できるという効果がある。また、管
理装置に独自の短縮ダイアル情報を保存することができ
るので、システムの発呼制御を効率良く行うことができ
る。
既に登録されている短縮ダイアル番号を利用して管理装
置の短縮ダイアル情報を作成できるので、該短縮ダイア
ル情報を簡単に作成できるという効果がある。また、管
理装置に独自の短縮ダイアル情報を保存することができ
るので、システムの発呼制御を効率良く行うことができ
る。
【００１３】
【００１４】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説
明する。図７は、本発明が適用されるファクシミリサー
バ装置を含むシステムの１例を示すブロック図である。
ファクシミリサーバ装置１の詳細は後述するが、個別の
接続線９によってファクシミリ装置２、３、４と接続さ
れており、またＬＡＮ等のネットワーク５とも接続され
ている。このファクシミリ装置２、３、４は、原稿デー
タを記憶するメモリをもつ高級機であってもよく、該メ
モリを持たない低級機であってもよい。
明する。図７は、本発明が適用されるファクシミリサー
バ装置を含むシステムの１例を示すブロック図である。
ファクシミリサーバ装置１の詳細は後述するが、個別の
接続線９によってファクシミリ装置２、３、４と接続さ
れており、またＬＡＮ等のネットワーク５とも接続され
ている。このファクシミリ装置２、３、４は、原稿デー
タを記憶するメモリをもつ高級機であってもよく、該メ
モリを持たない低級機であってもよい。
【００１５】ファクシミリ装置２、３、４は回線８によ
って、電話網、ＩＳＤＮ等の交換網と接続されており、
また個別の接続線９によってファクシミリサーバ装置１
と接続されている。この接続線９は、例えばＲＳ−２３
２Ｃ、ＧＰＩＢ、ＳＣＳＩ等であってもよく、また、フ
ァクシミリサーバ装置１と複数のファクシミリ装置２、
３、４とを１つの筐体に収容し、内部バスによって接続
しても良い。
って、電話網、ＩＳＤＮ等の交換網と接続されており、
また個別の接続線９によってファクシミリサーバ装置１
と接続されている。この接続線９は、例えばＲＳ−２３
２Ｃ、ＧＰＩＢ、ＳＣＳＩ等であってもよく、また、フ
ァクシミリサーバ装置１と複数のファクシミリ装置２、
３、４とを１つの筐体に収容し、内部バスによって接続
しても良い。
【００１６】ネットワーク５は、例えばイーサネット、
ＦＤＤＩ等のＬＡＮ、あるいはＰＢＸ等の交換網による
デジタルデータ網である。ホスト６、７は汎用コンピュ
ータ、ワークステーション、パソコン等によって構成さ
れており、原稿データの処理機能を備えていないものも
含まれる。
ＦＤＤＩ等のＬＡＮ、あるいはＰＢＸ等の交換網による
デジタルデータ網である。ホスト６、７は汎用コンピュ
ータ、ワークステーション、パソコン等によって構成さ
れており、原稿データの処理機能を備えていないものも
含まれる。
【００１７】図８は、前記ファクシミリサーバ装置１の
ハード構成の概要を示すブロック図である。
ハード構成の概要を示すブロック図である。
【００１８】図において、ＣＰＵ１０はＲＯＭ１１に記
憶された制御プログラムに従って、ファクシミリサーバ
装置１全体の制御を行う。ＲＡＭ１２は入力あるいは受
信した画情報を記憶し、あるいは各種制御データ、テー
ブル類を記憶している。
憶された制御プログラムに従って、ファクシミリサーバ
装置１全体の制御を行う。ＲＡＭ１２は入力あるいは受
信した画情報を記憶し、あるいは各種制御データ、テー
ブル類を記憶している。
【００１９】ネットワーク接続部１３は、例えばイーサ
ネット、ＦＤＤＩ等のＬＡＮ、あるいはＰＢＸ等の交換
網によるデジタルデータ網のインターフェース回路であ
る。コード変換部１４は、端末から原稿がコードデータ
で送信されてきた場合に、該コードデータをファクシミ
リ用のイメージデータに変換する回路である。
ネット、ＦＤＤＩ等のＬＡＮ、あるいはＰＢＸ等の交換
網によるデジタルデータ網のインターフェース回路であ
る。コード変換部１４は、端末から原稿がコードデータ
で送信されてきた場合に、該コードデータをファクシミ
リ用のイメージデータに変換する回路である。
【００２０】ファクシミリ接続部１５、１６は、ファク
シミリ装置との個別の接続線９の、例えばＲＳ−２３２
Ｃ、ＧＰＩＢ、ＳＣＳＩ等のインターフェース回路であ
る。キーボード制御部１７およびＣＲＴ制御部１８は、
ファクシミリサーバ装置１のコンソールを構成している
キーボードおよびＣＲＴディスプレイのインターフェー
ス回路である。バス１９は、装置内の各回路を接続して
いる。なお、この他に、ハードディスク、光ディスク等
の外部記憶装置を備えていてもよい。
シミリ装置との個別の接続線９の、例えばＲＳ−２３２
Ｃ、ＧＰＩＢ、ＳＣＳＩ等のインターフェース回路であ
る。キーボード制御部１７およびＣＲＴ制御部１８は、
ファクシミリサーバ装置１のコンソールを構成している
キーボードおよびＣＲＴディスプレイのインターフェー
ス回路である。バス１９は、装置内の各回路を接続して
いる。なお、この他に、ハードディスク、光ディスク等
の外部記憶装置を備えていてもよい。
【００２１】次に、図７のシステムの動作の概要を説明
する。図７において、例えばホスト６が通信を行う場合
には、まずファクシミリサーバ装置１に指示を送出す
る。ファクシミリサーバ装置１は、例えば空いているフ
ァクシミリ装置の中で、最も高速に転送可能なものを選
択し、選択したファクシミリ装置にホストからの送信デ
ータを転送する。転送を受けたファクシミリ装置はファ
クシミリサーバ装置１からの指示に従い、送信処理を実
行する。ファクシミリサーバ装置１は常に各ファクシミ
リ装置の使用中、空き、故障中等の状態を把握してい
る。
する。図７において、例えばホスト６が通信を行う場合
には、まずファクシミリサーバ装置１に指示を送出す
る。ファクシミリサーバ装置１は、例えば空いているフ
ァクシミリ装置の中で、最も高速に転送可能なものを選
択し、選択したファクシミリ装置にホストからの送信デ
ータを転送する。転送を受けたファクシミリ装置はファ
クシミリサーバ装置１からの指示に従い、送信処理を実
行する。ファクシミリサーバ装置１は常に各ファクシミ
リ装置の使用中、空き、故障中等の状態を把握してい
る。
【００２２】次に、ファクシミリサーバ装置１の短縮ダ
イアル情報の管理に関する本発明の第１実施例につい
て、説明する。図１は、本実施例の機能を説明するブロ
ック図である。
イアル情報の管理に関する本発明の第１実施例につい
て、説明する。図１は、本実施例の機能を説明するブロ
ック図である。
【００２３】図において、２、３、４は前記ファクシミ
リ装置であり、２１は該ファクシミリ装置２、３、４か
ら短縮ダイアル情報を読み出す短縮ダイアル情報読出
部、２２は読み出した短縮ダイアル情報を合成する合成
部、２３は合成された短縮ダイアル情報を蓄積する蓄積
部である。ここに、前記短縮ダイアル情報読出部２１お
よび合成部２２は、ファクシミリサーバ装置１が有する
機能であり、前記ＲＯＭ１１中のプログラムとこのプロ
グラムを実行するＣＰＵ１０に相当し、蓄積部２３はフ
ァクシミリサ−バ装置の内部メモリ、すなわち電源でバ
ックアップされたＲＡＭ１２の領域あるいはＲＯＭ１１
に相当する。
リ装置であり、２１は該ファクシミリ装置２、３、４か
ら短縮ダイアル情報を読み出す短縮ダイアル情報読出
部、２２は読み出した短縮ダイアル情報を合成する合成
部、２３は合成された短縮ダイアル情報を蓄積する蓄積
部である。ここに、前記短縮ダイアル情報読出部２１お
よび合成部２２は、ファクシミリサーバ装置１が有する
機能であり、前記ＲＯＭ１１中のプログラムとこのプロ
グラムを実行するＣＰＵ１０に相当し、蓄積部２３はフ
ァクシミリサ−バ装置の内部メモリ、すなわち電源でバ
ックアップされたＲＡＭ１２の領域あるいはＲＯＭ１１
に相当する。
【００２４】次に、本実施例のファクシミリサーバ装置
の短縮情報作成処理の手順を、図２のフローチャートを
参照して説明する。まず、ステップＳ１において、前記
ファクシミリ装置２、３、４の中から一つを選択し、ス
テップＳ２において、短縮ダイアル情報を転送してくる
ように指示する。ステップＳ３では、転送されてきた短
縮ダイアル情報を受信し、蓄積する。ステップＳ４で
は、全部のファクシミリ装置を選択したか否かの判断を
し、この判断が否定の時には、ステップＳ１に戻って、
他のファクシミリ装置を選択する。
の短縮情報作成処理の手順を、図２のフローチャートを
参照して説明する。まず、ステップＳ１において、前記
ファクシミリ装置２、３、４の中から一つを選択し、ス
テップＳ２において、短縮ダイアル情報を転送してくる
ように指示する。ステップＳ３では、転送されてきた短
縮ダイアル情報を受信し、蓄積する。ステップＳ４で
は、全部のファクシミリ装置を選択したか否かの判断を
し、この判断が否定の時には、ステップＳ１に戻って、
他のファクシミリ装置を選択する。
【００２５】以上の動作が繰返し行われて、ステップＳ
４の判断が肯定になると、ステップＳ５に進んで、全部
のファクシミリ装置から収集した短縮ダイアル情報を合
成する。この時、ファクシミリサーバ装置は、短縮ダイ
アル番号を、ファクシミリ装置に格納されていた番号と
は無関係に生成する。ステップＳ６では、合成後の新た
な短縮ダイアル情報をファクシミリサーバ装置の内部メ
モリに蓄積する。
４の判断が肯定になると、ステップＳ５に進んで、全部
のファクシミリ装置から収集した短縮ダイアル情報を合
成する。この時、ファクシミリサーバ装置は、短縮ダイ
アル番号を、ファクシミリ装置に格納されていた番号と
は無関係に生成する。ステップＳ６では、合成後の新た
な短縮ダイアル情報をファクシミリサーバ装置の内部メ
モリに蓄積する。
【００２６】例えば、各ファクシミリ装置２、３から読
み出した短縮ダイアル情報が、図３に示されている２
ａ、３ａであったとすると、前記合成部２２あるいは前
記ステップＳ５では、該短縮ダイアル情報を２２ａのよ
うに合成する。
み出した短縮ダイアル情報が、図３に示されている２
ａ、３ａであったとすると、前記合成部２２あるいは前
記ステップＳ５では、該短縮ダイアル情報を２２ａのよ
うに合成する。
【００２７】この合成の際、短縮ダイアル情報２ａ、３
ａ、…中に同一のフルダイアル番号（電話番号）があっ
た場合には、個々のフルダイアル番号に短縮番号を付け
ることなく共通の短縮番号を付ける。
ａ、…中に同一のフルダイアル番号（電話番号）があっ
た場合には、個々のフルダイアル番号に短縮番号を付け
ることなく共通の短縮番号を付ける。
【００２８】以上のようにして、新たな共通の短縮ダイ
アル情報がファクシミリサーバ装置１のメモリに蓄積さ
れると、共通の短縮情報の作成処理は終了するが、その
後、ホストから転送の指示があると、ファクシミリサー
バ装置１はこれに応答して、該短縮ダイアル情報をホス
トへ送出する。この結果、ホストは、この短縮ダイアル
情報を用いて、通信ジョブを実行することができるよう
になる。
アル情報がファクシミリサーバ装置１のメモリに蓄積さ
れると、共通の短縮情報の作成処理は終了するが、その
後、ホストから転送の指示があると、ファクシミリサー
バ装置１はこれに応答して、該短縮ダイアル情報をホス
トへ送出する。この結果、ホストは、この短縮ダイアル
情報を用いて、通信ジョブを実行することができるよう
になる。
【００２９】あるいは、ホストから任意のファクシミリ
装置のプリンタから可視情報として出力する指示があれ
ば、ファクシミリサーバ装置１はこれに応答して、該短
縮ダイアル情報をファクシミリ装置に送る。ファクシミ
リ装置は該短縮ダイアル情報をプリントアウトする。こ
れにより、共通の短縮ダイアル情報を、より明瞭に把握
できるようになる。
装置のプリンタから可視情報として出力する指示があれ
ば、ファクシミリサーバ装置１はこれに応答して、該短
縮ダイアル情報をファクシミリ装置に送る。ファクシミ
リ装置は該短縮ダイアル情報をプリントアウトする。こ
れにより、共通の短縮ダイアル情報を、より明瞭に把握
できるようになる。
【００３０】次に、前記のようにしてファクシミリサー
バ装置１に蓄積された共通の短縮ダイアル情報を用い
て、原稿データを送信する時の動作を説明する。図４は
この動作を説明するためのフローチャートである。
バ装置１に蓄積された共通の短縮ダイアル情報を用い
て、原稿データを送信する時の動作を説明する。図４は
この動作を説明するためのフローチャートである。
【００３１】ホストから通信ジョブ、例えば送信ジョブ
の起動要求があると、ステップＳ１１において、ファク
シミリサーバ装置はこれを受付け、続いて宛先情報を受
信する。この宛先情報としては、一般的には、前記共通
の短縮ダイアル情報中の短縮ダイアル番号が用いられ
る。
の起動要求があると、ステップＳ１１において、ファク
シミリサーバ装置はこれを受付け、続いて宛先情報を受
信する。この宛先情報としては、一般的には、前記共通
の短縮ダイアル情報中の短縮ダイアル番号が用いられ
る。
【００３２】ステップＳ１２では、該宛先情報が前記短
縮ダイアル情報に登録されているか否かを判断する。登
録されていると判断された時には、ステップＳ１３に進
んで、送信データ（原稿データ）およびその他の情報
（用紙サイズ、解像度、ページ数等の情報）をホストか
ら受信する。
縮ダイアル情報に登録されているか否かを判断する。登
録されていると判断された時には、ステップＳ１３に進
んで、送信データ（原稿データ）およびその他の情報
（用紙サイズ、解像度、ページ数等の情報）をホストか
ら受信する。
【００３３】一方、登録されていない時には、番号不良
としてエラー処理をする。すなわち、その通信ジョブの
受付けを中止し、その旨を当該ホストヘ通知する。この
処理により、誤ダイアル、不正ダイアルを防止すること
ができると共に、秘密文書の情報がネットワーク外へ漏
れるのを防止することができる。
としてエラー処理をする。すなわち、その通信ジョブの
受付けを中止し、その旨を当該ホストヘ通知する。この
処理により、誤ダイアル、不正ダイアルを防止すること
ができると共に、秘密文書の情報がネットワーク外へ漏
れるのを防止することができる。
【００３４】なお、ホストからの宛先情報がフルダイア
ル番号であれば、ファクシミリサーバ装置の内部メモリ
に蓄積されている前記短縮ダイアル情報のフルダイアル
番号と照合し、該フルダイアル番号が該短縮ダイアル情
報に含まれているか否かチェックする。そして、含まれ
ていない場合には、前記エラー処理をする。
ル番号であれば、ファクシミリサーバ装置の内部メモリ
に蓄積されている前記短縮ダイアル情報のフルダイアル
番号と照合し、該フルダイアル番号が該短縮ダイアル情
報に含まれているか否かチェックする。そして、含まれ
ていない場合には、前記エラー処理をする。
【００３５】ステップＳ１４では、ファクシミリサーバ
装置１は送信に使用するファクシミリ装置を選定し、次
いで短縮ダイアル番号をフルダイアル番号に変換して該
ファクシミリ装置に転送する。
装置１は送信に使用するファクシミリ装置を選定し、次
いで短縮ダイアル番号をフルダイアル番号に変換して該
ファクシミリ装置に転送する。
【００３６】ステップＳ１５では、ファクシミリサーバ
装置１は送信ジョブを実行し、次いでホストから受取っ
た送信データを転送する。これらの情報を受信したファ
クシミリ装置は、前記フルダイアル番号を自動発呼し、
相手のファクシミリ装置が応答すれば、前記送信データ
を送信する。
装置１は送信ジョブを実行し、次いでホストから受取っ
た送信データを転送する。これらの情報を受信したファ
クシミリ装置は、前記フルダイアル番号を自動発呼し、
相手のファクシミリ装置が応答すれば、前記送信データ
を送信する。
【００３７】以上のように、本実施例においては、複数
のファクシミリ装置に短縮ダイアル情報が既に登録され
ていても、これを読み出して新たな短縮ダイアル情報を
作成することができるので、共通の短縮情報の作成処理
が容易であるという効果がある。
のファクシミリ装置に短縮ダイアル情報が既に登録され
ていても、これを読み出して新たな短縮ダイアル情報を
作成することができるので、共通の短縮情報の作成処理
が容易であるという効果がある。
【００３８】また、該共通の短縮ダイアル情報はホスト
からの指示に従ってホストへ転送したり、任意のファク
シミリ装置からプリントアウトできるので、利用しやす
く、操作性が良いという効果がある。
からの指示に従ってホストへ転送したり、任意のファク
シミリ装置からプリントアウトできるので、利用しやす
く、操作性が良いという効果がある。
【００３９】次に、本発明の第２実施例を説明する。こ
の実施例は、第１実施例の短縮ダイアル情報に、ＩＤチ
ェックのためのＩＤ情報を追加した点に特徴がある。こ
のＩＤ情報は、例えばファクシミリ装置の機体番号、愛
称等に相当し、プロトコル中のＣＳＩ、ＴＳＩ、ＣＩＧ
コマンドで、交信されるものである。もちろん、ＮＳ
Ｆ、ＮＳＳ、ＮＳＣコマンドを使用してもよい。
の実施例は、第１実施例の短縮ダイアル情報に、ＩＤチ
ェックのためのＩＤ情報を追加した点に特徴がある。こ
のＩＤ情報は、例えばファクシミリ装置の機体番号、愛
称等に相当し、プロトコル中のＣＳＩ、ＴＳＩ、ＣＩＧ
コマンドで、交信されるものである。もちろん、ＮＳ
Ｆ、ＮＳＳ、ＮＳＣコマンドを使用してもよい。
【００４０】図５を参照して、本実施例を利用して受信
をする場合の動作を説明する。ファクシミリサーバ装置
に接続されたファクシミリ装置の一つが着信すると、該
ファクシミリ装置は着信したことをファクシミリサーバ
装置に通知してくる。そこで、ファクシミリサーバ装置
はステップＳ２１の処理により、該通信ジョブである受
信ジョブを受付け、次いでリモートファクシミリ装置の
ＩＤ番号を受信する。
をする場合の動作を説明する。ファクシミリサーバ装置
に接続されたファクシミリ装置の一つが着信すると、該
ファクシミリ装置は着信したことをファクシミリサーバ
装置に通知してくる。そこで、ファクシミリサーバ装置
はステップＳ２１の処理により、該通信ジョブである受
信ジョブを受付け、次いでリモートファクシミリ装置の
ＩＤ番号を受信する。
【００４１】ステップＳ２２では、該ＩＤ番号が前記短
縮ダイアル情報中に登録されているか否かの判断をす
る。この判断が肯定の時には、ステップＳ２３に進ん
で、通信ジョブの実行をファクシミリ装置に指示する。
一方、前記ステップＳ２２の判断が否定の場合には、Ｉ
Ｄ不良として、エラー処理をする。すなわち、その通信
ジョブの受付けを中止し、当該ファクシミリ装置に回線
の解放を指示する。
縮ダイアル情報中に登録されているか否かの判断をす
る。この判断が肯定の時には、ステップＳ２３に進ん
で、通信ジョブの実行をファクシミリ装置に指示する。
一方、前記ステップＳ２２の判断が否定の場合には、Ｉ
Ｄ不良として、エラー処理をする。すなわち、その通信
ジョブの受付けを中止し、当該ファクシミリ装置に回線
の解放を指示する。
【００４２】この実施例によれば、ＩＤ番号が一致した
場合のみ受信ジョブが実行されるので、ダイレクトメー
ル等の不正着信を防止することができる。
場合のみ受信ジョブが実行されるので、ダイレクトメー
ル等の不正着信を防止することができる。
【００４３】次に、上記した受信受付けの変形例を、図
６を参照して説明する。この変形例は、前記ＩＤの一致
不一致のチェックを、着信のあったファクシミリ装置で
行わせるようにしたものである。
６を参照して説明する。この変形例は、前記ＩＤの一致
不一致のチェックを、着信のあったファクシミリ装置で
行わせるようにしたものである。
【００４４】ステップＳ３１では前記ステップＳ２１と
同様に通信ジョブの受付けを行う。しかしながら、ステ
ップＳ３２では、ファクシミリサーバ装置１は、内部メ
モリに登録されているリモートファクシミリ装置のＩＤ
情報を、着信したファクシミリ装置に転送する。
同様に通信ジョブの受付けを行う。しかしながら、ステ
ップＳ３２では、ファクシミリサーバ装置１は、内部メ
モリに登録されているリモートファクシミリ装置のＩＤ
情報を、着信したファクシミリ装置に転送する。
【００４５】ステップＳ３３では、該ファクシミリ装置
がＩＤ番号のチェックを行う。該ＩＤ番号が登録されて
いる場合には、ステップＳ３４に進んで、通信ジョブを
実行する。一方、登録されていない場合には、ファクシ
ミリ装置は通信を中断し、ファクシミリサーバ装置に通
知する。
がＩＤ番号のチェックを行う。該ＩＤ番号が登録されて
いる場合には、ステップＳ３４に進んで、通信ジョブを
実行する。一方、登録されていない場合には、ファクシ
ミリ装置は通信を中断し、ファクシミリサーバ装置に通
知する。
【００４６】この変形例においても、前記実施例と同様
に、ダイレクトメール等の不正着信を防止することがで
きる。
に、ダイレクトメール等の不正着信を防止することがで
きる。
【００４７】
【発明の効果】請求項１、２の発明によれば、複数のフ
ァクシミリ装置がもつ短縮ダイアル情報から自動的に共
通の短縮ダイアル情報を作成することができるので、該
短縮ダイアル情報の作成が簡単である。
ァクシミリ装置がもつ短縮ダイアル情報から自動的に共
通の短縮ダイアル情報を作成することができるので、該
短縮ダイアル情報の作成が簡単である。
【００４８】また、複数のファクシミリ装置を該共通の
短縮ダイアル情報で管理しかつ制御できるので、システ
ム全体の動作の効率を向上することができる。
短縮ダイアル情報で管理しかつ制御できるので、システ
ム全体の動作の効率を向上することができる。
【００４９】請求項３の発明によれば、ホストが前記共
通の短縮ダイアル情報を用いて通信依頼をすることがで
きる。このため、ホストから通信依頼が簡単化され、シ
ステム全体の動作の効率を向上することができる。
通の短縮ダイアル情報を用いて通信依頼をすることがで
きる。このため、ホストから通信依頼が簡単化され、シ
ステム全体の動作の効率を向上することができる。
【００５０】請求項４の発明によれば、送信または受信
するリモートファクシミリ装置のチェックを、簡単に行
うことができる。
するリモートファクシミリ装置のチェックを、簡単に行
うことができる。
【００５１】請求項５の発明によれば、機密データの漏
洩を防止できると共に、ダイレクトメール等の不正着信
を防止することができる。
洩を防止できると共に、ダイレクトメール等の不正着信
を防止することができる。
【図１】 本発明の一実施例の機能を示すブロック図で
ある。
ある。
【図２】 第１実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図３】 短縮ダイアル情報の合成処理の概要を示す図
である。
である。
【図４】 第１実施例を利用して送信する時の動作を説
明するフローチャートである。
明するフローチャートである。
【図５】 第２実施例の動作を説明するフローチャート
である。
である。
【図６】 第２実施例の変形例を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図７】 システム全体の一例を示すブロック図であ
る。
る。
【図８】 ファクシミリサーバ装置のハード構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
１…ファクシミリサーバ装置、２、３、４…ファクシミ
リ装置、５…ネットワーク、６、７…ホストコンピュー
タ、２１…短縮ダイアル情報読出部、２２…合成部、２
３…蓄積部。
リ装置、５…ネットワーク、６、７…ホストコンピュー
タ、２１…短縮ダイアル情報読出部、２２…合成部、２
３…蓄積部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｎ 1/32 Ｈ０４Ｎ 1/32 Ｆ (56)参考文献 特開 平４−312067（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−301260（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−132457（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−312064（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−233037（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−336290（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−249560（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−101670（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04N 1/00 - 1/00 108
Claims (5)
- 【請求項１】複数のファクシミリ装置に接続され、該フ
ァクシミリ装置を制御する管理装置において、 前記複数のファクシミリ装置から短縮ダイアル情報を受
信する受信手段と、 該受信手段で受信された前記ファクシミリ装置に関する
複数の短縮ダイアル情報を合成する合成手段と、 該合成手段により新たに作成された短縮ダイアル情報を
蓄積する蓄積手段とを具備したことを特徴とする管理装
置。 - 【請求項２】請求項１に記載の管理装置において、 前記受信手段で受信された前記ファクシミリ装置に関す
る複数の短縮ダイアル情報の中に同一の電話番号があっ
た場合には、前記合成手段は前記同一の電話番号に対し
て共通の短縮番号を付けて合成することを特徴とする管
理装置。 - 【請求項３】請求項１または２に記載の管理装置におい
て、 少なくとも１以上のホストに接続され、前記蓄積手段に
蓄積された短縮ダイアル情報を、前記ホストからの指示
に従って、前記ホストあるいはファクシミリ装置に転送
するようにしたことを特徴とする管理装置。 - 【請求項４】請求項１ないし３のいずれか１項に記載の
管理装置において、 少なくとも１以上のホストに接続され、前記ホストから
送信依頼を受けた時に、ホストからの宛先情報が前記短
縮ダイアル情報に含まれているか否かをチェックする手
段を具備し、 含まれていない時には、通信の手続を停止するようにし
たことを特徴とする管理装置。 - 【請求項５】請求項１ないし３のいずれか１項に記載の
管理装置において、 着信時に、発呼側のファクシミリ装置のＩＤ番号が前記
短縮ダイアル情報に含まれているか否かをチェックする
手段を具備し、 含まれていない時には、受信の手続を停止するようにし
たことを特徴とする管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04438293A JP3265688B2 (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04438293A JP3265688B2 (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 管理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06237324A JPH06237324A (ja) | 1994-08-23 |
| JP3265688B2 true JP3265688B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=12689961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04438293A Expired - Fee Related JP3265688B2 (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 管理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3265688B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4770895B2 (ja) | 2008-09-03 | 2011-09-14 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | アドレス帳集約管理装置、同装置におけるアドレス帳作成方法及びアドレス帳作成プログラム |
-
1993
- 1993-02-10 JP JP04438293A patent/JP3265688B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06237324A (ja) | 1994-08-23 |
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