JP2001339569A - インターネットファクスサーバ装置及びインターネットファクス通信方法 - Google Patents

インターネットファクスサーバ装置及びインターネットファクス通信方法

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JP2001339569A
JP2001339569A JP2000159769A JP2000159769A JP2001339569A JP 2001339569 A JP2001339569 A JP 2001339569A JP 2000159769 A JP2000159769 A JP 2000159769A JP 2000159769 A JP2000159769 A JP 2000159769A JP 2001339569 A JP2001339569 A JP 2001339569A
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JP2000159769A
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Katsuhiko Mimura
克彦 三村
Keiichi Yokoyama
景一 横山
Chie Kaneide
千絵 金出
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設定可能な最大の宛先数以上の宛先に対し、発
信者による一度の送信操作でファクス送信を行うことが
可能なインターネットファクスサーバ装置及びインター
ネットファクス通信方法を提供する。 【解決手段】インターネットファクスサーバ装置100
は、宛先テーブル113と、ファクス端末200からの
ダイヤル信号とファクスデータとを受信する受信部11
1と、ダイヤル信号に対応するグループ番号のグループ
に属する受信先ファクス番号を宛先テーブル113から
読み出す宛先読出部112と、グループに属する受信先
ファクス番号の数が所定数を超えている場合に、該グル
ープを複数に分割し、各グループに属する受信先ファク
ス番号の数を前記所定数以下とするグループ分割部11
4と、分割後のグループ毎に、受信先ファクス番号を対
象として電子メールを生成するメール生成部115と、
生成された電子メールをインターネット300上へ送出
する送出部116とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクス端末から
送られるファクスデータを、電子メールによりインター
ネットを介して所定の宛先へ送出するインターネットフ
ァクスサーバ装置及びインターネットファクス通信方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの急速な発展に伴
い、これを利用してファクスを送るためのファクスプロ
トコル(インターネットファクスプロトコル)がIET
F(Internet Engineering Task Force )で標準化さ
れ、このプロトコルを使用した機器が製品化されるよう
になっている。
【0003】インターネットファクスプロトコルでは、
電子メールを受け渡しするプロトコルであるSMTP
(simple Mail Transfer Protocol )が使用される。こ
のSMTPにおいては、発信者が電子メールの作成フォ
ーム等における「TO:」、「CC:」、「BCC:」
の各記述欄にメールアドレスを記述することにより、1
の電子メールを複数の宛先に同時に送信することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、SMTP規約
上、一度のメール送信において設定可能なメールアドレ
スの数は、最大99個に制限されていた。この制約によ
り、インターネットファクスにおいては、一度のファク
ス送信で最大99箇所の宛先にしか送信することができ
ず、100箇所以上の宛先にファクスを送信する場合に
は、発信者は複数回に分けて送信操作を行う必要があ
り、発信者の操作が煩雑になっていた。このような問題
に対し、インターネットファクスプロトコルに準拠しな
い独自のプロトコルにより、発信者による一度の送信操
作で100箇所以上の宛先に送信することも実用化され
ている。しかし、独自のプロトコルであるため、公共の
インターネットを利用することができず、専用の回線や
機器を使用することによるコストの増加を招いていた。
このため、他の方法を用いることにより、設定可能な宛
先数を超える宛先に対し、発信者による一度の送信操作
でファクス送信を行うことが要求されている。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、その目的は、設定可能な最大の宛先数以上の
宛先に対し、発信者による一度の送信操作でファクス送
信を行うことが可能なインターネットファクスサーバ装
置及びインターネットファクス通信方法を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のインターネットファクスサーバ装置は、フ
ァクス端末から送られるファクスデータを、電子メール
によりインターネットを介して所定の宛先へ送出するイ
ンターネットファクスサーバ装置において、前記ファク
ス端末から送られる、複数の宛先を指定するためのダイ
ヤル信号及び前記ファクスデータを受信する受信手段
と、前記受信されたダイヤル信号に対応する複数の宛先
の数が所定数を超えている場合に、該複数の宛先を複数
のグループに分割し、各グループに属する宛先の数を前
記所定数以下とする宛先分割手段と、分割された前記グ
ループ毎に、該グループに属する宛先を対象として、前
記受信されたファックスデータを含む電子メールを生成
するメール生成手段と、前記生成された電子メールを前
記インターネット上へ送出する送出手段とを備えて構成
される。
【0007】特に、前記ファクス端末から送られる、複
数の宛先を指定するためのダイヤル信号が、該複数の宛
先が属するグループのグループ番号を特定するものであ
る場合には、前記複数の宛先と、その属するグループの
グループ番号とを関連付けて格納したテーブルと、前記
受信手段によって受信されたダイヤル信号に対応する前
記グループ番号のグループに属する複数の宛先を、前記
テーブルから読み出す宛先読み出し手段とを更に備え、
前記宛先分割手段は、前記宛先読み出し手段によって読
み出された前記複数の宛先の数が所定数を超えている場
合に、該複数の宛先を複数のグループに分割し、各グル
ープに属する宛先の数を前記所定数以下とすることが好
ましい。
【0008】また、前記宛先分割手段は、前記複数の宛
先の数が一度の電子メール送信において設定可能な最大
の宛先数を超えている場合に、該複数の宛先を複数のグ
ループに分割し、各グループに属する宛先の数を前記設
定可能な最大の宛先数以下とすることが好ましい。特
に、前記一度の電子メール送信において設定可能な最大
の宛先数は、SMTPにより規定されていることを特徴
とすることが好ましい。
【0009】また、前記メール生成手段は、前記受信手
段によって受信されたファクスデータをTiff形式に
変換し、該Tiff形式のファイルを添付ファイルとす
る電子メールを生成することが好ましい。
【0010】また、本発明のインターネットファクス通
信方法は、ファクス端末から送られるファクスデータ
を、電子メールによりインターネットを介して所定の宛
先へ送出するものであり、前記ファクス端末から送られ
る、複数の宛先を指定するためのダイヤル信号及び前記
ファクスデータとを受信する手順と、前記受信されたダ
イヤル信号に対応する複数の宛先の数が所定数を超えて
いる場合に、該複数の宛先を複数のグループに分割し、
各グループに属する宛先の数を前記所定数以下とする手
順と、分割された前記グループ毎に、該グループに属す
る宛先を対象として、前記受信されたファックスデータ
を含む電子メールを生成する手順と、前記生成された電
子メールを前記インターネット上へ送出する手順とを備
えるて構成される。
【0011】特に、前記ファクス端末から送られる、複
数の宛先を指定するためのダイヤル信号が、該複数の宛
先が属するグループのグループ番号を特定するものであ
る場合には、前記複数の宛先と、その属するグループの
グループ番号とを関連付けて格納したテーブルを用意す
る手順と、前記受信されたダイヤル信号に対応する前記
グループ番号のグループに属する複数の宛先を、前記テ
ーブルから読み出す手順とを更に備え、前記複数の宛先
を分割する手順は、前記読み出された前記複数の宛先の
数が所定数を超えている場合に、該複数の宛先を複数の
グループに分割し、各グループに属する宛先の数を前記
所定数以下とすることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施形態に基い
て本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係るイン
ターネットファクスサーバ装置を適用したファクス通信
システム全体の構成例を示す図である。同図においてフ
ァクス通信システムは、インターネット300を介して
接続された複数のインターネットファクスサーバ装置1
00と、これらインターネットファクスサーバ装置10
0のそれぞれに電話回線400を介して接続された複数
のファクス端末200とを備えて構成されており、イン
ターネット300を介してファクス通信を行うことがで
きる。
【0013】図2は、本発明に係るインターネットファ
クスサーバ装置100の構成例を示すブロック図であ
る。同図においてインターネットファクスサーバ装置1
00は、ファクス送信機能110が、電話回線400を
介して接続される配下のファクス端末200から送られ
るファクスデータを、電子メールによりインターネット
300上へ送出する一方、ファクス受信機能120が、
インターネット300を介して送られた電子メールを受
信し、これに含まれるファクスデータを、電話回線40
0を介して接続される配下のファクス端末200へ送
る。
【0014】ファクス送信機能110は、受信手段とし
ての受信部111、宛先読み出し手段としての宛先読出
部112、テーブルとしての宛先テーブル113、宛先
分割手段としてのグループ分割部114、メール生成手
段としてのメール生成部115、送出手段としての送出
部116を備えて構成されている。
【0015】また、ファクス受信機能120は、受信部
121、ファクス番号抽出部122、ファクスデータ復
元部123、送出部124を備えて構成される。
【0016】次に、本発明に係るインターネットファク
スサーバ装置100のファクス送信機能110につい
て、一例として、複数のファクス端末にデータを送信す
る場合について説明する。なお、以下の実施例では、複
数の宛先(ファクス番号)をグループ分けした宛先テー
ブル113を用いる場合について説明しているが、任意
の複数の宛先(ファクス番号)をファクス端末200か
ら直接入力するようにしてもよい。この場合には、後述
する宛先読出部112と宛先テーブル113は不要であ
る。
【0017】まず、ファクス端末200側の発信者は、
インターネットファクスサーバ装置100に電話をかけ
ることにより、ファクス端末200を電話回線400を
介してインターネットファクスサーバ装置100に接続
する。接続の際、ファクス端末200からインターネッ
トファクスサーバ装置100へファクス端末200のフ
ァクス番号が通知される。次に、発信者は、受信先(宛
先)の複数のファクス端末のファクス番号が属するグル
ープのグループ番号をダイヤル入力すると共に、送信対
象の原稿をファクス端末200の原稿挿入口にセットす
る。ファクス端末200は、入力されたグループ番号
を、ファクス端末の標準機能であるデュアルトーンマル
チフリケンシー(DTMF)機能により、ダイヤル信号
に変換し、送信対象の原稿の画像を読み取ることにより
得られる画像データ(ファクスデータ)と共にインター
ネットファクスサーバ装置100へ送出する。
【0018】受信部111は、このようにしてファクス
端末200から送られるダイヤル信号及びファクスデー
タを受信する。
【0019】宛先読出部112は、発信元のファクス端
末200の接続時に通知される該ファクス端末200の
ファクス番号(以下、「発信元ファクス番号」と称す
る)を認識すると共に、受信部111によって受信され
たダイヤル信号に対応するグループ番号を認識し、発信
元ファクス番号とグループ番号とにより特定される1の
グループに属する受信先(宛先)のファクス端末のファ
クス番号(以下、「受信先ファクス番号」と称する)を
宛先テーブル113から読み出す。図3に、宛先テーブ
ル113に登録されるファクス番号の一例を示す。同図
に示すように、宛先テーブル113には、発信元ファク
ス番号と発信者が入力したグループ番号とに対応して、
1又は複数の受信先ファクス番号が登録されている。宛
先読出部112は、発信元のファクス端末200の接続
時に通知される発信先ファクス番号と、受信部111に
よって受信されたダイヤル信号に対応するグループ番号
とをキーとして、宛先テーブル113を検索し、発信元
ファクス番号とグループ番号とに対応する1又は複数の
受信先ファクス番号を読み出す。
【0020】なお、グループ番号と受信先ファクス番号
との対応関係は、発信者の要求に応じて決められてお
り、例えば1のグループ番号には、同一内容のファクス
を送信することの多い複数の受信先(宛先)のファクス
番号が対応付けられる。また、この宛先テーブル113
は、発信者の要求に応じて適宜修正することができるよ
うになっている。例えば、発信者がコンピュータ端末等
を利用して、本文に宛先テーブル113を変更するため
のコマンドを含んだ電子メールを作成して、該電子メー
ルをインターネットファクスサーバ装置100へ送信す
ると、この電子メールを受信したインターネットファク
スサーバ装置100が本文内のコマンドを実行して宛先
テーブル113の内容を変更することができる。また、
発信者が電話連絡によりインターネットファクスサーバ
装置100側の作業者に修正を依頼し、この依頼に応じ
て作業者が修正するようにしてもよい。
【0021】グループ分割部114は、宛先読出部11
2によって読み出された1のグループに属する受信先フ
ァクス番号の数が、SMTP規約上の制限である一度の
メール送信において指定可能な最大の宛先の数、すなわ
ち99個を超えているか否かを判定する。100個以上
の場合には、それら全ての受信先ファクス番号のファク
ス端末に対し、一度のメール送信によりファクス送信を
行うことができないため、グループ分割部114は、宛
先読出部112によって読み出された1のグループを複
数のグループに分割し、各グループに属する受信先ファ
クス番号の数を、99個以下にする。
【0022】例えば、宛先読出部112によって読み出
された1のグループに属する受信先ファクス番号の数が
150個であった場合には、グループ分割部114は、
これら150個の受信先ファクス番号を、99個の受信
先ファクス番号を有するグループと51個の受信先ファ
クス番号を有するグループとに分割する。
【0023】メール生成部115は、これら各グループ
毎に電子メールを生成する。具体的には、メール生成部
115は、グループに属する各受信先ファクス番号を含
んだメールアドレスを生成する。図4に、受信先ファク
ス番号とメールアドレスとの対応関係を示す。同図にお
いては、メールアドレスのドメイン名の設定部には、受
信先のファクス端末を配下とするインターネットファク
スサーバ装置のドメイン名「abc.com」(このド
メイン名は予めメール生成部115によって認識されて
いる)が設定され、メールアドレスのユーザログイン名
の設定部には、受信先ファクス番号が設定される。そし
て、メール生成部115は、このようにして生成したメ
ールアドレスを「TO:」、「CC:」、「BCC:」
の何れかのフィールドに設定する。これにより、各受信
先ファクス番号が電子メールの宛先として設定されるこ
とになる。
【0024】さらに、メール生成部115は、受信部1
11によって受信されたファクスデータをTiff形式
に変換し、このTiff形式のファイルを添付ファイル
とする電子メールを生成する。Tiff形式に変換する
ことにより、送信データのデータ量を減少させることが
できる。
【0025】このような処理により、グループ分割部1
14によって分割されたグループ毎に、該グループに属
する99個以下の受信先ファクス番号のそれぞれに対応
するメールアドレスが宛先として設定され、同一のTi
ff形式のファイルを添付ファイルとした電子メールが
生成されることになる。
【0026】送出部116は、メール生成部115によ
って、生成された複数の電子メールをインターネット3
00上へ送出する。
【0027】次に、ファクス受信機能120について説
明する。受信部121は、インターネット300上に伝
送されている電子メールの「TO:」、「CC:」、
「BCC:」の各フィールドを解析し、これらに自らの
インターネットファクスサーバ装置100のドメイン名
を含んだメールアドレスが設定されているか否かを判定
する。自らのインターネットファクスサーバ装置100
のドメイン名が設定されている場合には、受信部121
は、その電子メールを取り込む。
【0028】ファクス番号抽出部122は、受信部12
1によって取り込まれた電子メールの「TO:」、「C
C:」、「BCC:」の各フィールドに設定されたメー
ルアドレスのユーザログイン名の設定部に設定された受
信先ファクス番号を抽出する。ファクスデータ復元部1
23は、受信部121によって取り込まれた電子メール
に添付されているTiff形式のファイルをファクスデ
ータに変換する。送出部124は、ファクス番号抽出部
122によって抽出された受信先ファクス番号に電話を
かけることにより、電話回線400を介して配下の受信
先のファクス端末200に接続した上で、ファクスデー
タ復元部123によって復元されたファクスデータを送
出する。
【0029】図1に示した各インターネットファクスサ
ーバ装置100が、上述したファックス送信及びファク
ス受信の機能を実現することにより、インターネット3
00を介したファクス通信が行われる。
【0030】さらに、インターネットファクスサーバ装
置100の詳細な動作について説明する。図5は、本発
明に係るインターネットファクスサーバ装置100のフ
ァクス送信時の動作手順を示すフローチャートである。
【0031】インターネットファクスサーバ装置100
の宛先読出部112は、受信部111がファクス端末2
00からのダイヤル信号とファクスデータとを受信した
か否かを判定しており(ステップ501)、これらを受
信した場合には、発信元のファクス端末200の接続時
に通知される発信元ファクス番号と、そのダイヤル信号
に対応するグループ番号とで特定される1のグループに
属する受信先ファクス番号を宛先テーブル113から読
み出す(ステップ502)。
【0032】グループ分割部114は、宛先読出部11
2によって読み出された1のグループに属する受信先フ
ァクス番号の数が99個を超えているか否かを判定する
(ステップ503)。99個を超えている場合には、グ
ループ分割部114は、宛先読出部112によって読み
出された1のグループを複数のグループに分割し、各グ
ループに属する受信先ファクス番号の数を、99個以下
にする(ステップ504)。
【0033】メール生成部115は、これら分割後の各
グループ毎に電子メールを生成する(ステップ50
5)。具体的なメール作成方法は上述した通りであり、
グループ分割部114によって分割された各グループ毎
に、該グループに属する99個以下の受信先ファクス番
号のそれぞれに対応するメールアドレスが宛先として設
定され、同一のTiff形式のファイルを添付ファイル
とした電子メールが生成される。
【0034】送出部116は、メール生成部115によ
って、グループ毎に生成された電子メールをインターネ
ット300上へ送出する(ステップ506)。
【0035】また、宛先読出部112によって読み出さ
れた1のグループに属する受信先ファクス番号の数が9
9個以下の場合(ステップ503で否定判断した場合)
には、グループ分割部114によるグループの分割は行
われず、メール生成部115が、グループに属する全て
の受信先ファクス番号のそれぞれに対応するメールアド
レスを宛先として設定し、Tiff形式のファイルを添
付ファイルとした電子メールの生成を行う(ステップ5
07)。そして、送出部116は、該電子メールをイン
ターネット300上へ送出する(ステップ506)。
【0036】このように、インターネットファクスサー
バ装置100では、宛先読出部112によって読み出さ
れた1のグループに属する受信先ファクス番号の数が、
SMTP規約上の制限である一度のメール送信において
指定可能な宛先数(99個)を超えている場合には、グ
ループ分割部114は、宛先読出部112によって読み
出された1のグループを複数のグループに分割して、各
グループに属する受信先ファクス番号の数を99個以下
にし、メール生成部115は、これら分割後の各グルー
プ毎に電子メールを生成する。このため、100箇所以
上の宛先にファクスを送信する場合にも、発信者は一度
の送信動作を行うだけでよく、操作を簡略化することが
できる。また、独自のプロトコルでなく、SMTPを用
いているため、公共のインターネットを利用することが
できると共に、従来のファクス端末もそのまま用いるこ
とができるため、専用の回線や機器を使用することによ
るコストの増加を防止することができる。
【0037】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明した。しかしながら本発明は前記実施形態に示した
事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基づいてそ
の変更、改良等が可能であることは明らかである。例え
ば上述した実施形態では、ファクスデータをTiff形
式のファイルに変換したが、他の形式のファイルに変換
してもよい。
【0038】また、上述した実施形態では、宛先テーブ
ルには受信先ファクス番号が登録されているが、ユーザ
ログイン名を該受信先ファクス番号とし、ドメイン名を
その受信先のファクス端末を配下とするインターネット
ファクスサーバ装置のドメイン名としたメールアドレス
を登録しておくようにしてもよい。これにより、メール
生成部は、宛先読出部によって読み出されたメールアド
レスをそのまま電子メールの宛先として用いることがで
きる。
【0039】更に、本明細書においてインターネットと
は、いわゆるインターネットプロトコルに準拠したネッ
トワーク全般を指すものであり、例えばイントラネット
等の閉じられたネットワークをも含むものとする。
【0040】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、コスト増加
を招くことなく、設定可能な最大の宛先数以上の宛先に
対し、発信者による一度の送信操作でファクス送信を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインターネットファクスサーバ装
置を適用したファクス通信システム全体の構成例を示す
図である。
【図2】本発明に係るインターネットファクスサーバ装
置の構成例を示すブロック図である。
【図3】宛先テーブルに登録される受信先ファクス番号
の一例を示す図である。
【図4】受信先ファクス番号とメールアドレスとの対応
関係を示す図である。
【図5】本発明に係るインターネットファクスサーバ装
置の動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 インターネットファクスサーバ装置 110 ファクス送信機能 111 受信部 112 宛先読出部 113 宛先テーブル 114 グループ分割部 115 メール生成部 116 送出部 120 ファクス受信機能 121 受信部 122 ファクス番号抽出部 123 ファクスデータ復元部 124 送出部 200 ファクス端末 300 インターネット 400 電話回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/32 (72)発明者 金出 千絵 神奈川県高座郡寒川町小谷2丁目1番1号 東洋通信機株式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA13 AA29 AE14 AF02 AF03 BC01 BD00 5C075 AB90 BA08 CA90 CD07 DD02 DD03 FF90 5K030 GA17 HA07 HA08 HB04 HC01 HD09 JT05 KA01 KA05 KA06 LA19 LD06 LE14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクス端末から送られるファクスデー
    タを、電子メールによりインターネットを介して所定の
    宛先へ送出するインターネットファクスサーバ装置にお
    いて、 前記ファクス端末から送られる、複数の宛先を指定する
    ためのダイヤル信号及び前記ファクスデータを受信する
    受信手段と、 前記受信されたダイヤル信号に対応する複数の宛先の数
    が所定数を超えている場合に、該複数の宛先を複数のグ
    ループに分割し、各グループに属する宛先の数を前記所
    定数以下とする宛先分割手段と、 分割された前記グループ毎に、該グループに属する宛先
    を対象として、前記受信されたファックスデータを含む
    電子メールを生成するメール生成手段と、 前記生成された電子メールを前記インターネット上へ送
    出する送出手段と、を備えることを特徴とするインター
    ネットファクスサーバ装置。
  2. 【請求項2】 前記ファクス端末から送られる、複数の
    宛先を指定するためのダイヤル信号は、該複数の宛先が
    属するグループのグループ番号を特定するものであっ
    て、 前記複数の宛先と、その属するグループのグループ番号
    とを関連付けて格納したテーブルと、 前記受信手段によって受信されたダイヤル信号に対応す
    る前記グループ番号のグループに属する複数の宛先を、
    前記テーブルから読み出す宛先読み出し手段と、を更に
    備え、 前記宛先分割手段は、前記宛先読み出し手段によって読
    み出された前記複数の宛先の数が所定数を超えている場
    合に、該複数の宛先を複数のグループに分割し、各グル
    ープに属する宛先の数を前記所定数以下とすることを特
    徴とする請求項1に記載のインターネットファクスサー
    バ装置。
  3. 【請求項3】 前記宛先分割手段は、前記複数の宛先の
    数が一度の電子メール送信において設定可能な最大の宛
    先数を超えている場合に、該複数の宛先を複数のグルー
    プに分割し、各グループに属する宛先の数を前記設定可
    能な最大の宛先数以下とすることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のインターネットファクスサーバ装置。
  4. 【請求項4】 前記一度の電子メール送信において設定
    可能な最大の宛先数は、SMTPにより規定されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のインターネットファ
    クスサーバ装置。
  5. 【請求項5】 前記メール生成手段は、前記受信手段に
    よって受信されたファクスデータをTiff形式に変換
    し、該Tiff形式のファイルを添付ファイルとする電
    子メールを生成することを特徴とする請求項1〜4の何
    れかに記載のインターネットファクスサーバ装置。
  6. 【請求項6】 ファクス端末から送られるファクスデー
    タを、電子メールによりインターネットを介して所定の
    宛先へ送出するインターネットファクス通信方法におい
    て、 前記ファクス端末から送られる、複数の宛先を指定する
    ためのダイヤル信号及び前記ファクスデータを受信する
    手順と、 前記受信されたダイヤル信号に対応する複数の宛先の数
    が所定数を超えている場合に、該複数の宛先を複数のグ
    ループに分割し、各グループに属する宛先の数を前記所
    定数以下とする手順と、 分割された前記グループ毎に、該グループに属する宛先
    を対象として、前記受信されたファックスデータを含む
    電子メールを生成する手順と、 前記生成された電子メールを前記インターネット上へ送
    出する手順と、を備えることを特徴とするインターネッ
    トファクス通信方法。
  7. 【請求項7】 前記ファクス端末から送られる、複数の
    宛先を指定するためのダイヤル信号は、該複数の宛先が
    属するグループのグループ番号を特定するものであっ
    て、 前記複数の宛先と、その属するグループのグループ番号
    とを関連付けて格納したテーブルを用意する手順と、 前記受信されたダイヤル信号に対応する前記グループ番
    号のグループに属する複数の宛先を、前記テーブルから
    読み出す手順と、を更に備え、 前記複数の宛先を分割する手順は、前記読み出された前
    記複数の宛先の数が所定数を超えている場合に、該複数
    の宛先を複数のグループに分割し、各グループに属する
    宛先の数を前記所定数以下とすることを特徴とする請求
    項6に記載のインターネットファクス通信方法。
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