JP3265380B2 - ブレーキブースタのジャンプ値の調整方法及びそのためのブレーキブースタ - Google Patents

ブレーキブースタのジャンプ値の調整方法及びそのためのブレーキブースタ

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JP3265380B2
JP3265380B2 JP25416891A JP25416891A JP3265380B2 JP 3265380 B2 JP3265380 B2 JP 3265380B2 JP 25416891 A JP25416891 A JP 25416891A JP 25416891 A JP25416891 A JP 25416891A JP 3265380 B2 JP3265380 B2 JP 3265380B2
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    • B60T13/46Vacuum systems
    • B60T13/52Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、特に自動車用のブレーキブース
タに関し、詳細にはこのブレーキブースタのジャンプ値
の調整に適用される。
【0002】上記のようなブレーキブースタは一般に、
運転者がブレーキペダルを作動した時に車両の前方へ向
けて動く制御ロッドを備えている。この制御ロッドの変
位はプランジャと称する要素に伝えられ、そしてプラン
ジャがブースト装置を作動させる。一般に、ブースト装
置は三方弁から成り、その機能は、休止位置においては
同一の負圧を受けているブースタの前方及び後方室間の
連通を遮断し、そして後方室を高圧流体源に接続して、
これら2つの室を分けているピストンの2つの面を横切
って圧力差を生起することである。従って、ピストンは
前方へ動き、そしてこれに堅固に固定されている出力ロ
ッド又はプッシュロッドがマスターシリンダに作用し、
車両の流体ブレーキ回路内の圧力を増大させて車両を制
動させる。
【0003】周知のように、ブースト力を出力ロッド又
はプッシュロッドに伝えるように働くピストンは、エラ
ストマーのような変形可能な材料で作られた反動ディス
クを介して該ロッドに作用する。休止位置においては、
プランジャの前方端部と反動ディスクとの間に小さい遊
隙が存在している。プランジャの後方端部は、ピストン
に形成された環状弁座と同軸の環状弁座を形成してお
り、弁形成部材がこれら弁座と協働する。
【0004】この種のブースタでは、ブースタにより発
生されたブースト力が所定の閾値を超えた時にのみ、ブ
レーキペダルへの反力が感じ始めるだけである。この閾
値がブースタの「ジャンプ」と称されている。これはブ
ースタの重要な特徴である。実際には、ブレーキペダル
の作動中ブレーキを即時応答させるためにジャンプが存
在することを必要としているが、自動車製造業者は一般
に、このジャンプの値を所定の限度内に保って、ブース
ト圧を高すぎる値に達しないようにしブレーキペダルへ
の反力を増大させないようにすることを望んでいる。
【0005】西独国特許第3,205,268号明細書に
おいて、ジャンプ値を制御するために作動ロッドスプリ
ングの負荷を調整する手段が公知である。しかしなが
ら、特にブースタの多数の構成部品の製造公差のため、
連続製造においては或るブースタと他のブースタとでは
ジャンプの値に大きな変化が存在し得る。
【0006】フランス国特許第2,480,898号明細
書において、プランジャの前面と反動ディスクとの間に
存在する遊隙を調整するようにしたブースタのジャンプ
値の調整方法が公知である。この方法は、ブースタを寸
法の長い且つ複雑なものとし、また、この方法を実施す
るためには、プランジャと反動ディスクとの間に補助の
部材を備えている弁部品を塑性変形させるための超音波
又は加熱手段を使用することが必要となるという多くの
欠点を有している。また、この方法の主たる欠点は、反
動ディスクそしてブースタ自体が組立てられる以前に調
整を行わなければならないことである。
【0007】従って、本発明の目的は、簡単、迅速且つ
高い信頼性をもって容易に実施することができ、更に、
ブースタの組立後に適用できるようにしたブースタのジ
ャンプ値の調整方法を提供することにある。
【0008】この目的を達成するため、本発明は、内部
に移動可能に装架されて前方室と後方室とを区分する中
空のブーストピストンと、ロッドスプリングにより後方
に向けて付勢され、ブーストピストン内に設置されたプ
ランジャを支持する制御ロッドと、プランジャの後方端
部に形成され、ブーストピストンに支持された第2の環
状弁座と同心の第1の環状弁座と、ブーストピストンに
支持され、弁スプリングにより前方に向けて付勢され且
つ第1弁座及び第2弁座と協働する環状弁と、ブースト
ピストンの環状前面とプッシュロッドの後面との間に介
装された反動ディスクとを備えているブレーキブースタ
におけるジャンプ値の調整方法において、前方室に真空
を供給する工程、ロッドスプリングの負荷を解放する工
程、 制御ロッドに嵌装されているスリーブの前方部分と
弁との間で弁スプリングを圧縮することによって弁スプ
リングを負荷する工程、ブースタの所定のジャンプ値に
一致するブースト力に等しい力をプッシュロッドに加え
る工程、プランジャの前面を反動ディスクの後面に接触
させる工程、第1弁座が開くまで弁スプリングの負荷を
解放する工程、及びスリーブに対して移動可能な部材に
よってロッドスプリングを負荷する工程から成ることを
特徴としている。
【0009】本発明の他の目的は、簡単、迅速且つ高い
信頼性をもってジャンプ値を容易に調整することがで
き、そして既に組立てられているブレーキブースタにお
いてこの調整を実現できるようにしたブレーキブースタ
を提供することにある。
【0010】この目的を達成するため、本発明は、内部
に移動可能に装架された中空のブーストピストンと、ロ
ッドスプリングにより後方に向けて付勢され、ブースト
ピストンの後方管状部分内に設置されたプランジャを支
持する制御ロッドと、プランジャの後方端部に形成さ
れ、ブーストピストンに支持された第2の環状弁座と同
心の第1の環状弁座と、ブーストピストンに支持され、
弁スプリングにより前方に向けて付勢され且つ第1弁座
及び第2弁座と協働する環状弁と、ブーストピストンの
環状前面とプッシュロッドの後面との間に介装された反
動ディスクと、ロッドスプリングに当接し、このロッド
スプリングの負荷を調整できるように調整可能な位置で
制御ロッドに固定されている部材とを備えているブレー
キブースタにおいて、弁スプリングは環状弁の後面と制
御ロッドに固定されたスリーブとに当接し、スリーブ
は、ロッドスプリングの負荷とは独立して弁スプリング
の負荷を調整できるように制御ロッドと前記部材との両
方に対して調整可能な位置でこの制御ロッドに固定され
ていることを特徴としている。
【0011】以下、本発明の実施例について添付図面を
参照して説明する。
【0012】図1は、車両の流体ブレーキ回路を制御す
るマスターシリンダと車両のブレーキペダルとの間に通
常の態様で配設されるブレーキブースタの中央部分を断
面で示している。慣例に従い、マスターシリンダに面す
るブースタの部分はブースタの前方と称し、ブレーキペ
ダルに面する部分はブースタの後方と称する。この図で
は、前方が左側で、後方が右側である。
【0013】図1のブレーキブースタは、軸線X−X′
を中心とする回転体をなすシェルの形状の外部容器10
を備えている。この容器10の後方中央部分だけが図1
に示されている。
【0014】金属支持ディスク14により中央部を補強
された撓み可能な弾性隔膜12は、容器10により画成
された空間内に、前方室16と後方室18とを区画す
る。隔膜12の外周端縁(図示しない)は外部容器10
に密封的に固定される。この隔膜12の内周端縁は、ブ
ースタの軸線X−X′に沿って中空のブーストピストン
20の外周面に形成された環状溝内に密封的に収容され
るビードで終端する。この中空ピストン20は、容器1
0の後方壁を密封的に貫通する管状部分により、後方へ
延長されている。この貫通部の密封は、容器10の後方
壁を後方へ延長している管状中央部内にリング24を介
して固定されている補強された環状シール22により、
確保される。
【0015】ピストン20と外部容器10の前方壁(図
示しない)との間に介装された圧縮スプリング25は、
通常ピストンを図1に示す後方休止位置に保ち、この位
置では、後方室18が最小の容積、また前方室16が最
大の容積となる。
【0016】ピストン20は、後方管状部分と隔膜12
を固定している前方部分との間に位置する中央部分に、
軸線X−X′を中心とする回転体をなすプランジャ28
を摺動自在に収容する段付孔26を有する。軸線X−
X′に沿って配設されているブースタの制御ロッド30
の前方端部は、プランジャ28内にボールジョイントを
介して嵌合される。ピストン20の管状部分から突出す
るこのロッド30の後方端部は、車両のブレーキペダル
(図示しない)により直接制御される。
【0017】制御ロッド30とピストン20の管状部分
との間に設けられた環状空間は、ブースタの後方で外部
に連通する。この環状空間は、前方側では、三方弁が作
動された時、ピストン20の中央部分に形成された半径
方向通路32を介して後方室18に連通することができ
る。この三方弁は、ピストン20の管状部分内に装着さ
れた環状弁34と、ピストン20の中央部分及びプラン
ジャ28にそれぞれ形成された2つの環状弁座20a及
び28aとから成る。
【0018】弁34は撓み可能な弾性スリーブの小径の
前方端部を形成し、このスリーブの後方端部はピストン
20の管状部分の内部に密封的に装着されたビードで終
端する。このビードは金属カップ36により定置されて
おり、このカップに対し圧縮スプリング又は弁スプリン
グ38が当接して弁34を前方へ変位させようとする。
弁34は撓み可能なスリーブの弾性材料で形成され、こ
の弾性材料内には剛性インサート35が配設されて、そ
の非変形性を確保する。
【0019】環状弁座28aはプランジャ28の後方端
面に形成される。同様に、環状弁座20aは弁座28a
のまわりでピストン20の中央部分の後方端面に形成さ
れる。この構成は、ピストン20内でのプランジャ28
の位置に応じて、スプリング38の作用により弁34を
弁座28a及び20aの少なくとも一方に対し常時密封
的に係合できるようにしている。
【0020】第2の通路33が軸線X−X′と略平行に
ピストン20の中央部分に形成されて、ピストン20の
管状部分内で弁34のまわりに形成された環状室にブー
スタの前方室16を連通させる。プランジャ28が、図
示のように、弁34をプランジャの弁座28aに密封的
に係合させるとともにピストンの弁座20aから離隔さ
せる後方休止位置にある時、ブースタの前方室16と後
方室18は通路32及び33を介して互いに連通する。
【0021】周知の態様で、ピストン20の中央部分内
に装着された少なくとも1つの停止部材40が、ピスト
ン内でのプランジャ28の軸方向ストロークを限定す
る。プランジャ28は、カップ36とワッシャ44との
間に介装された圧縮スプリング又はロッドスプリング4
2を介して、部材40により限定された後方休止位置に
通常保持されており、ワッシャ44自体は制御ロッド3
0に形成された肩部に当接する。
【0022】ピストン20は中央部分に環状前面20b
を有し、その中心部に孔26が開口する。このピストン
の環状前面20bは、エラストマーのような変形可能な
材料で作られた反動ディスク48を介して、プッシュロ
ッド46の後面に作用する。詳細には、プッシュロッド
46と反動ディスク48はブースタの軸線X−X′に沿
って制御ロッド又は作動ロッド30とプランジャ28と
の延長線上に配設されている。
【0023】ブースタが車両に設置されると、前方室1
6は真空源に常時接続される。
【0024】第1位相において、車両の運転者によるブ
レーキペダルの踏込みは、スプリング38の予負荷力を
差し引いたスプリング42の予負荷力と釣合うことにな
る。これに続く僅かな移動により、ブースタの前方室1
6と後方室18が互いに隔離される。ブースタの作動の
この第1位相において、作動ロッド30に発揮される力
は、ブースタの出力側におけるプッシュロッド46に力
を与えることはない。
【0025】ブレーキ作動の第2位相において、弁34
をピストンの弁座20aに密封的に接触させるとともに
プランジャの弁座28aから短い距離を隔てるように、
プランジャ28が前方へ十分に変位される。この状態で
は、ブースタの後方室18が前方室16から隔離される
とともに大気に連通する。従って、ブースト力が発生さ
れて、ピストン20を前方に向けて変位させる。この変
位は反動ディスク48を介してプッシュロッド46に伝
えられる。
【0026】このブレーキ作動の第2位相の間、ピスト
ン20により発揮されたブースト力は、初期において反
動ディスク48をプランジャ28から離している空隙に
該ディスクが完全に充満するに十分となる程、反動ディ
スク48を変形させることはない。その結果、プッシュ
ロッド46を介してマスターシリンダに加えられる出力
は急速に増大するのに対し、制御ロッド30に発揮され
る力は不変のままである。
【0027】この出力の急速増大はブースタのジャンプ
すなわち閾値に一致し、この閾値を超えると、ブースタ
内に発生され且つピストン20によって反動ディスク4
8に発揮されるブースト力は、プランジャの前面28b
を反動ディスク48に接触させるに十分となる。
【0028】ブレーキ作動の第3位相において、運転者
によって制御ロッド30に発揮される力の増大は、ピス
トン20に発揮されるブースト力を増大させることとな
り、反動ディスク48を介してプランジャ28に発揮さ
れるペダル反力を増大させてこれらを互いに接触させる
結果となる。
【0029】第2及び第3位相の間、弁34の前面と弁
座20a及び28aとは実質的に整合している。この位
置は釣合い位置と称する。
【0030】前述の説明から明らかなように、ブースタ
のジャンプすなわち出力の急速増大の値、及びピストン
20に対するプランジャ28の移動中にジャンプが起こ
る瞬間すなわち上述した第2位相は、ブースタの機能に
とって根本的に重要である。しかしながら、既に述べた
ように、ブースタを構成する多数の部材の製造公差及び
反動ディスクを形成する材料に応じて、連続製造におい
ては或るブースタと他のブースタとではジャンプの値に
大きな差がある。
【0031】本発明によると、異なる製造公差によるブ
ースタのジャンプの変動範囲を縮小させあるいは無くす
か、又は所望のジャンプ値を有するブースタを得るよう
にした調整方法が提供されており、しかも、この方法は
ブースタを分解する必要なしに達成できるものである。
【0032】この方法が図2に示されており、この図に
おいて、図1のものと同様の要素には同一符号を付して
ある。
【0033】図2には、本発明による方法を実施するた
めに変更されたブレーキブースタが示されている。図2
において、本発明の方法を説明するに必要なブースタの
要素、すなわちピストン20の後方管状部分内に収容さ
れた要素だけが示されている。
【0034】図2において、一方において弁34の後面
に当接している弁スプリング38は、他方において制御
ロッド30に当接することが示されている。詳細には、
弁スプリング38は、例えばねじにより制御ロッド30
に係合されているスリーブ50の前方端部に当接する。
また、ワッシャ44の代りとして、ナット44′がスリ
ーブ50上に螺合されている。金属カップ36は、ロッ
ドスプリング42の係止部及びピストン20の後方管状
部分内での弁ビードの保持部として働くだけである。
【0035】また、剛性インサート35はワッシャのよ
うに平坦な形状をなしてはおらず、段付形状のものであ
る。詳細には、インサート35は、プランジャ28の弁
座28aと協働する弁34の部分に対応し且つ軸線X−
X′により近い内周側で前方に配置された第1平面部分
35aと、ピストン20の弁座20aと協働する弁34
の部分に対応し且つインサートの外周側で後方に配置さ
れた第2平面部分35bとの2つの部分を有しており、
これら2つの部分35a及び35bは切頭円錐形部分3
5cにより結合されている。このように、インサート3
5は弁34に、プランジャ28の弁座28aに対応して
は大きい剛性を、またピストン20の弁座20aに対応
しては良好な変形又は弾性を与えているのである。
【0036】このように構成されている図2のブースタ
のジャンプ値は、ブースタを分解する必要なしに、以下
に述べる方法に従って容易に調整することができる。上
述したように、制御ロッド30の作動によりプランジャ
28が前進し、弁34が弁スプリング38により押動さ
れて、弁34がピストン20の弁座20aに接触すると
ともにプランジャ28が弁34から短い距離を隔てるよ
うになると、ブースタのジャンプが行われる。
【0037】まず、ブースタの組立後、ブースタを休止
位置に保ったまま、ブースタの前方室16が通常の態様
で真空源に接続される。従って、通路33、プランジャ
28のまわりの環状容積及び通路32を介して互いに連
通するブースタの前方室16と後方室18とに低圧力が
生起される。
【0038】この時点では、ナット44′はスリーブ5
0上をねじ込まれておらず、ロッドスプリング42は何
ら力を発揮していない。この状態で、スリーブ50が制
御ロッド30上でねじ込まれ、通常作動において加えら
れるよりも大きい負荷を弁スプリング38に加える。こ
の弁スプリングの作用により、弁34が押動されてプラ
ンジャ28の弁座28aとピストン20の弁座20aと
に接触することとなり、この結果ブースタの前方室16
と後方室18を互いに隔離し、従って後方室18はこの
作業前に流通していた低圧力を保留している。
【0039】それから、ブースタの所望のジャンプ値に
一致するブースト力に等しい力が、外部からプッシュロ
ッド46に加えられる。この外力の適用は、通常作動中
制御ロッド30の駆動により生じる場合と等しい量だけ
反動ディスク48を変形させることとなる。
【0040】次に、制御ロッド30スラスト力を加え
ることにより、プランジャ28の前面28bが、既に変
形されている反動ディスク48の後面に接触するように
なるまで前方に移動される。この接触は、例えば制御ロ
ッド30と該ロッドを作動する装置との間に配置される
ひずみ計のような手段によって容易に検出できる。
【0041】ブースタの所望のジャンプに対応するこの
位置において、ブースタの通常作動において要求される
よりも大きい負荷が弁スプリング38に加えられている
ため、弁座20aと協働する弁34の前面の外周部分が
弾性変形することにより、ピストン20とプランジャ2
8との2つの弁座20a及び28aが弁34と接触を保
っている。そして、制御ロッド30はこの位置に固定さ
れる。
【0042】次に、弁座20aと協働する弁34の前面
の外周部分の弾性のため、弁34がピストン20の弁座
20aとは接触したままでプランジャ28の弁座28a
からは離れるようになるまで、弁34に発揮されていた
力が、スリーブ50をねじ戻すことによって軽減され
る。弁34が弁座28aから離れる時点は、この時点で
後方室18が制御ロッド30のまわりに存在する大気圧
の空気に通路32を介して連通されるため、容易に検出
することができる。前方室16がいまだ低圧力状態にあ
り、そしてピストン20の弁座20aが弁34の前面の
外周部分の弾性のため閉じられているので、ピストン2
0の2つの面を横切る圧力差により力が生起され、この
力はプッシュロッド46に伝えられる。
【0043】従って、弁座28aが弁34から離れる時
点は、例えばひずみ計でもって、プッシュロッド46に
発揮される力の増加を測定することによって検出され
る。この時点はまた、後方室18の充填によるブースタ
の後方部分における空気の吸込み状態、すなわち圧力の
低下を測定することにより検出できる。この時点では、
所望の調整が得られたため、スリーブ50の回転が停止
される。それから、スリーブ50の背後で制御ロッド3
0に螺合されるロックナットのような適宜の周知の手段
により、スリーブ50が制御ロッド30に対して固定さ
れる。
【0044】その後、プッシュロッド46と制御ロッド
30とに発揮されていた負荷が解放される。ブースタは
休止位置に戻る。それから、ロッドスプリング42を圧
縮して、ジャンプ値を調整されたブースタを作動させる
のに必要な入力を所定値に調整するように、制御ロッド
30に固定されたスリーブ50上のナット44′がねじ
込まれる。そして、ナット44′は例えばロックナット
のような適宜の手段によりスリーブ50に固定される。
【0045】このような状況のもとでは、上述したよう
なブレーキ作動の第1位相は同一であり、制御ロッド3
0に発揮される力は、弁34をピストン20の弁座20
aに向けて動かすだけの作用を行う。前方室16と後方
室18は互いに隔離され、プッシュロッド46は何ら変
位しない。
【0046】逆に、ブレーキ作動の第2位相の間、すな
わち、弁34がピストン20の弁座20aに接触すると
ともにプランジャ28の弁座28aから短い距離を隔て
ている時、大気圧の空気は後方室18内に流通し、この
作用によりピストン20にブースト力が生起されて、ピ
ストンが前方に急速に動かされ、反動ディスク48の誘
発された変形が該ディスクの後面をプランジャ28の前
面28bに接触させる、すなわち、プランジャの前面2
8bとピストン20の環状前面20bとの間の距離によ
り表わされた前記2つの面間に休止時に存在している空
間又は遊隙を満たすようになる。
【0047】従って、例えばスリーブをねじ込んだりね
じ戻すように回転させることで、スリーブ50を制御ロ
ッド30に対して変位させることにより、弁34に作用
する弁スプリング38の負荷を変更することができ、ま
た、弁座20aと協働する弁の外周部分の弾性のため、
弁座20aが弁34へ多少入り込み、この状態で、所望
のジャンプ値を得るためにプランジャ28を適切な位置
に位置させるように調整を行うことができる。従って、
ブースタを分解することを必要とすることなく、ブース
タのジャンプ値を任意に変更することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のブレーキブースタの中央部分を示す縦断
面図である。
【図2】本発明に従ってジャンプ値を調整できるように
したブレーキブースタの中央部分を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 外部容器 12 隔膜 16 前方室 18 後方室 20 ブーストピストン 20a,28a 環状弁座 20b 環状前面 28 プランジャ 28b 前面 30 制御ロッド 34 環状弁 35 剛性インサート 35a,35b 平面部分 35c 切頭円錐形部分 38 圧縮スプリング(弁スプリング) 42 圧縮スプリング(ロッドスプリング) 44′ ナット 46 プッシュロッド 48 反動ディスク 50 スリーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−230466(JP,A) 特開 平3−16867(JP,A) 実開 平3−83167(JP,U) 実開 平2−59065(JP,U) 実開 昭63−130369(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 13/573 B60T 13/57

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に移動可能に装架されて前方室(1
    6)と後方室(18)とを区分する中空のブーストピス
    トン(20)と、ロッドスプリング(42)により後方
    に向けて付勢され、ブーストピストン(20)内に設置
    されたプランジャ(28)を支持する制御ロッド(3
    0)と、プランジャ(28)の後方端部に形成され、ブ
    ーストピストン(20)に支持された第2の環状弁座
    (20a)と同心の第1の環状弁座(28a)と、ブー
    ストピストン(20)に支持され、弁スプリング(3
    8)により前方に向けて付勢され且つ第1弁座(28
    a)及び第2弁座(20a)と協働する環状弁(34)
    と、ブーストピストン(20)の環状前面(20b)と
    プッシュロッド(46)の後面との間に介装された反動
    ディスク(48)とを備えているブレーキブースタにお
    けるジャンプ値の調整方法において、 前方室(16)に真空を供給する工程、ロッドスプリング(42)の負荷を解放する工程、 制御ロッド(30)に嵌装されているスリーブ(50)
    の前方部分と弁(34)との間で弁スプリング(38)
    を圧縮することによって 弁スプリングを負荷する工程、 ブースタの所定のジャンプ値に一致するブースト力に等
    しい力をプッシュロッド(46)に加える工程、 プランジャ(28)の前面を反動ディスク(48)の後
    面に接触させる工程、 第1弁座(28a)が開くまで弁スプリング(38)の
    負荷を解放する工程、及びスリーブ(50)に対して移
    動可能な部材(44′)によってロッドスプリング(4
    2)を負荷する工程から成ることを特徴とするブレーキ
    ブースタのジャンプ値の調整方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の調整方法において、第1弁
    座(28a)の開放は、圧力の低下を測定することによ
    って検出されることを特徴とする調整方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の調整方法において、第1弁
    座(28a)の開放は、プッシュロッド(46)に発揮
    される力の増加を測定することによって検出されること
    を特徴とする調整方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の調整方法において、ロッド
    スプリング(42)を負荷する工程は、スリーブ(5
    0)に対してナット(44′)を回転させることによっ
    て得られることを特徴とする調整方法。
  5. 【請求項5】内部に移動可能に装架された中空のブース
    トピストン(20)と、ロッドスプリング(42)によ
    り後方に向けて付勢され、ブーストピストン(20)の
    後方管状部分内に設置されたプランジャ(28)を支持
    する制御ロッド(30)と、プランジャ(28)の後方
    端部に形成され、ブーストピストン(20)に支持され
    た第2の環状弁座(20a)と同心の第1の環状弁座
    (28a)と、ブーストピストン(20)に支持され、
    弁スプリング(38)により前方に向けて付勢され且つ
    第1弁座(28a)及び第2弁座(20a)と協働する
    環状弁(34)と、ブーストピストン(20)の環状前
    面(20b)とプッシュロッド(46)の後面との間に
    介装された反動ディスク(48)と、ロッドスプリング
    (42)に当接し、このロッドスプリングの負荷を調整
    できるように調整可能な位置で制御ロッドに固定されて
    いる部材(44′)とを備えているブレーキブースタに
    おいて、弁スプリング(38)は環状弁(34)の後面
    と制御ロッド(30)に固定されたスリーブ(50)と
    に当接し、スリーブは、ロッドスプリング(42)の負
    荷とは独立して弁スプリング(38)の負荷を調整でき
    るように制御ロッド(30)と前記部材(44′)との
    両方に対して調整可能な位置でこの制御ロッドに固定さ
    れていることを特徴とするブレーキブースタ。
  6. 【請求項6】請求項記載のブレーキブースタにおい
    て、弁スプリング(38)の負荷は、制御ロッド(3
    0)に対してスリーブ(50)を回転させることによっ
    て調整できることを特徴とするブレーキブースタ。
  7. 【請求項7】請求項記載のブレーキブースタにおい
    て、環状弁(34)は、2つの平面において段をなす形
    状の剛性インサート(35)を設けていることを特徴と
    するブレーキブースタ。
  8. 【請求項8】請求項記載のブレーキブースタにおい
    て、剛性インサート(35)は、第1弁座(28a)と
    協働する環状弁(34)の部分における第1平面(35
    a)と、第2弁座(20a)と協働する環状弁(34)
    の部分における第2平面(35b)とを有することを特
    徴とするブレーキブースタ。
  9. 【請求項9】請求項記載のブレーキブースタにおい
    て、第1平面(35a)は第2平面(35b)の前方に
    位置していることを特徴とするブレーキブースタ。
  10. 【請求項10】請求項記載のブレーキブースタにおい
    て、ロッドスプリング(42)の負荷は、スリーブ(5
    0)に対して前記部材(44′)を回転させることによ
    って調整できることを特徴とするブレーキブースタ。
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