JP3264031B2 - シフタ - Google Patents

シフタ

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JP3264031B2
JP3264031B2 JP07591693A JP7591693A JP3264031B2 JP 3264031 B2 JP3264031 B2 JP 3264031B2 JP 07591693 A JP07591693 A JP 07591693A JP 7591693 A JP7591693 A JP 7591693A JP 3264031 B2 JP3264031 B2 JP 3264031B2
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正則 泉川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シフタに関し、特にマ
イクロプロセッサ上で実現されるシフタに関する。
【0002】
【従来の技術】シフタは、ビット幅をもつデータに対し
て指定されたビット数だけ右もしくは左方向へシフトさ
せたり回転させたりする機能を備えた演算器である。
【0003】マイクロプロセッサのシフタとしては、従
来、MOSトランジスタがスイッチとして動作するクロ
スバスイッチ型のシフタがある。このシフタは規則性が
ありレイアウトが容易である反面、デコードの遅延が高
速化のネックとなる欠点がある。
【0004】これに対して、図6に示すようなセレクタ
を変形した3種類の基本ユニット21C,21M,21
Lを、図2に示すようにマトリクス状に配列して構成し
たシフタがある。右シフトは左側のデータを、左シフト
では右側のデータを、それ以外のときは同じビット位置
の入力データを出力することによって、シフト動作を行
う。
【0005】2n ビットシフタのシフトビット数Sは、
次の式で表される。
【0006】
【0007】ai =1となっている桁のセレクタは被シ
フトデータを通し、ai =0の桁のセレクタは非シフト
データを通す。右シフトの場合にai に対応する信号を
iで表し、左シフトの場合はLi と表す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、図6
に示す基本ユニット回路に対して、ファンアウト数が少
なくより高速で動作し、しかも素子数が少なくより低消
費電力性に優れた基本ユニット回路を用いたシフタを提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のシフタは、一本
の入力信号線と、一本の出力信号線と、第1および第2
の二本の入出力信号線と、互いに反転関係にある第1お
よび第2の制御信号線によってそれぞれ制御される第1
および第2のクロックドインバータ並びに互いに反転関
係にある第3および第4の制御信号線によってそれぞれ
制御される第3および第4のクロックドインバータとを
含み、前記第1のクロックドインバータは、入力端を前
記入力信号線に接続し、出力端を前記第1の入出力信号
線に接続し、前記第2のクロックドインバータは、入力
端を前記入力信号線に接続し、出力端を前記第2の入出
力信号線に接続し、前記第3のクロックドインバータ
は、入力端を前記第1の入出力信号線に接続し、出力端
を前記出力信号線に接続し、前記第4のクロックドイン
バータは、入力端を前記第2の入出力信号線に接続し、
出力端を前記出力信号線に接続するように構成した回路
を基本ユニットとして用いることを特徴とする
【実施例】次に、本発明の好適な実施例について、図面
を参照して説明する。図1(a)から(c)は、本発明
の一実施例のシフトレジスタに用いられる基本ユニット
回路の回路図である。また、図2は、上記基本ユニット
回路を用いたシフタのブロック図である。図1(a)に
おいて、1A,1B,1Cおよび1Dはそれぞれクロッ
クドインバータを、Ri はi桁目の右シフト信号を、L
i はi桁目の左シフト信号を、Yi RおよびYi Lはそ
れぞれ被シフト信号転送のための入出力信号を、Xi
非シフト信号を、Xi+1 はシフト結果信号を示す。
【0010】左シフトを行う場合は、LSB側からシフ
トビット数分を0にセットする必要がある。同様に、右
シフトを行う場合はMSB側からシフトビット数分を符
号拡張または0拡張する必要がある。このため、MSB
側2i ビットに図1(b)に示すMSB用基本ユニット
回路2Mを、LSB側2i ビットに図1(c)に示すL
SB用基本ユニット回路2Lを用いる。
【0011】以下に、本実施例のシフト動作を、1桁目
(21 ビット)のデータのセレクト状態を示す図3,図
4および図5を用いて説明する。 シフトしない場合(図3参照) 右シフトも左シフトも行わない場合は、R1 =L1 =0
である。従って、クロックドインバータ1B/1Dが出
力信号線をドライブするので、図3中に黒の太線で示し
たようにデータが流れる。つまり、R1 =L1 =0のと
きは、非シフトデータを通す。 右2ビットシフトの場合(図4参照) 右2ビットシフトを行う場合は、R1 =1,L1 =0で
ある。従って、クロックドインバータ1B/1Cが出力
信号線をドライブするので、図4中に黒の太線および白
の太線で示したようにデータが流れる。X2 〔7〕,X
2 〔6〕には符号拡張ビットSIGNが出力される。つ
まり、右2ビットシフトが行われる。 左2ビットシフトの場合(図5参照) 左2ビットシフトを行う場合は、R1 =0,L1 =1で
ある。従って、クロックドインバータ1A/1Dが出力
信号線をドライブするので、図5中に黒の太線および白
の太線で示したようにデータが流れる。X2
〔0〕,X
2 〔1〕は0になる。つまり、左2ビットシフトが行わ
れる。
【0012】以上の説明から明かなように、図6に示す
基本ユニット回路ではファンアウト数が3であるのに対
して、図1に示す本実施例による基本ユニット回路では
2であるので、動作がより高速になる。
【0013】又、本実施例の基本ユニット回路を構成す
るトランジスタ数は、従来技術による基本ユニット回路
におけるよりも大幅に少くなる。すなわち、図2に示す
8ビットのシフタを従来技術による基本ユニット回路を
用いて構成した場合のトランジスタ数は、(10×1
6)+(7×14)+(7×18)=444(個)であ
るのに対して、本実施例の基本ユニット回路を用いる
と、(10×16)+(7×8)+(7×20)=35
6(個)で済み、約20%減少するので、その分消費電
力が少なくなる。
【0014】更に、クロックドインバータの制御には反
転関係にある制御信号が必要になるので、従来技術によ
る基本ユニット回路では合計6本の制御線が必要になる
のに対して、本実施例では4本で済み、そのレイアウト
に与える効果は大きい。
【0015】尚、上述の実施例は8ビットの場合につい
て説明したが、23 ,24 ,…を加えることにより、容
易に拡張可能である。又、図1に示す基本ユニット回路
において、クロックドインバータの代りにトランスミッ
ションゲートを用いても同様の効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシフタに
用いられる基本ユニット回路は、入力端が共通に入力デ
ータ線に接続された2つのクロックドインバータと、出
力端が共通に出力データ線に接続された2つのクロック
ドインバータとを、整流用ダイオードブリッジ形式に接
続して、入力データ線および出力データ線が接続される
一対の節点とは異なる他の一対の節点のそれぞれを被シ
フトデータの入出力点とし、互いに対辺どうしに配置さ
れたクロックドインバータが同時に動作するように制御
する構成となっている。
【0017】これにより本発明によれば、基本ユニット
回路におけるファンアウト数を従来よりも少なくするこ
とができるので、従来より高速でしかも低消費電力のシ
フタが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシフタに用いられる基本ユニット回路
の一例の回路図である。
【図2】図1に示す基本ユニット回路を用いた8ビット
シフタのブロック図である。
【図3】本発明の実施例において、シフトしないときの
動作を説明するためのブロック図である。
【図4】本発明の実施例における右2ビットシフトの動
作を説明するためのブロック図である。
【図5】本発明の実施例における左2ビットシフトの動
作を説明するためのブロック図である。
【図6】従来のシフタに用いられる基本ユニット回路の
一例の回路図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D クロックドインバータ 2C,2M,2L 基本ユニット回路 21C,21M,21L 基本ユニット回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一本の入力信号線と、一本の出力信号線
    と、第1および第2の二本の入出力信号線と、互いに反
    転関係にある第1および第2の制御信号線によってそれ
    ぞれ制御される第1および第2のクロックドインバータ
    並びに互いに反転関係にある第3および第4の制御信号
    線によってそれぞれ制御される第3および第4のクロッ
    クドインバータとを含み、 前記第1のクロックドインバータは、入力端を前記入力
    信号線に接続し、出力端を前記第1の入出力信号線に接
    続し、 前記第2のクロックドインバータは、入力端を前記入力
    信号線に接続し、出力端を前記第2の入出力信号線に接
    続し、 前記第3のクロックドインバータは、入力端を前記第1
    の入出力信号線に接続し、出力端を前記出力信号線に接
    続し、 前記第4のクロックドインバータは、入力端を前記第2
    の入出力信号線に接続し、出力端を前記出力信号線に接
    続するように構成した回路を基本ユニットとして用いる
    ことを特徴とするシフタ。
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