JP3263445B2 - 自動販売機の扉施錠装置 - Google Patents

自動販売機の扉施錠装置

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JP3263445B2
JP3263445B2 JP26369992A JP26369992A JP3263445B2 JP 3263445 B2 JP3263445 B2 JP 3263445B2 JP 26369992 A JP26369992 A JP 26369992A JP 26369992 A JP26369992 A JP 26369992A JP 3263445 B2 JP3263445 B2 JP 3263445B2
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locking
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秀一 矢嶋
博人 守屋
航 金古
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機の扉装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機の扉をロックする方式として
2種類の方式が知られているが、1つは、実開昭63−
12274号公報に、示されるように外扉前面に内設し
たハンドル部材を鍵の操作により前方へ突出するように
し、このハンドル部材を操作することで外扉及び内扉を
押圧する施錠装置であり(外扉を閉じるときにはレバー
を操作して、該レバーを施錠装置でロックする方式であ
るので、レバー式ロックと呼ばれる。)、もう1つは、
実開昭64−7384号公報に示されるように、内扉は
内扉に設けた内扉ロックレバーにより押圧し、外扉は外
扉に設けた鍵により施錠するものである。(外扉を閉じ
るときには外扉を押すことで施錠できるので、ワンタッ
チ式ロックと呼ばれる。)また、実開昭62−5377
8号公報に示されるように、観音扉を有する自動販売機
の、一方の扉から他方の扉に錠止する施錠装置を備えた
ものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術のう
ち、実開昭63−12274号公報に示されるレバー式
ロックの構成では内扉が外扉に設けたハンドル部材によ
り押圧されるため、内扉に施錠装置を設ける必要はない
が、集金作業などの外扉のみを開放したいときにも内扉
の押圧が解放されるので内扉の気密性が弱くなる。また
外扉を開閉するときにハンドル部材を操作する動作と、
施錠動作を行わなくてはならず手間がかかる。
【0004】実開昭64−7384号公報に示されるワ
ンタッチ式ロックの構成では、集金作業などの外扉のみ
を開閉する際には、施錠動作のみでよく、また内扉の気
密性も保たれる。しかしながら内扉にもロックレバーを
設けなければならない。よって、実開昭62−5377
8号公報に示される構成の観音扉を有する自動販売機に
実開昭64−7384号公報に示されるワンタッチ式ロ
ックの構成の施錠装置を設けたとすると、内扉をロック
するのに左右2つのロックレバーを設けなければなら
ず、構成する部品の点数が多くなるとともに、閉扉動作
の手間がかかる。
【0005】そこで本発明は、ワンタッチ式ロックを用
いて、観音扉を有する自動販売機において、構成を簡単
にするとともに内扉の施錠を容易に行うことを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に自動販売機本体の前面に、それぞれ外方側端を回動自
在に枢支し対向する内方側端を開閉可能にした左右一対
の主扉と、該主扉の商品収納庫内側に設けられそれぞれ
外方側端を回動自在に枢支し対向する内方側端を開閉可
能にした左右一対の内扉とを設けた自動販売機におい
て、前記商品収納庫を閉じた状態の前記左右一対の内扉
の内方側端間に介在するように前記自動販売機本体の上
下面に固定された固定部材を設け前記固定部材に開口
を有する係止部材を設け、一方の内扉には左右方向に摺
動可能で左右方向を軸として回動可能なロック部材を設
け、他方の内扉には前記ロック部材に形成された係止部
が係脱する係止溝を設け、前記ロック部材は摺動するこ
とにより前記係止部材の開口を挿通して前記係止溝の前
方に移動し、前記ロック部材の回動により後方に移動す
前記係止部と、該係止部が前記係止溝の前方に移動し
た際に、前記係止部材の開口に挿入位置し前記ロック部
材の回動により前方に移動して前記係止部材に当接する
押圧部とを設けたものである。
【0007】
【作用】ロック部材を摺動して係止部材の開口を挿通し
て係止部を係止溝の前方に位置させ、押圧部を係止部材
の開口に挿通位置させた後、ロック部材を回動すると、
前記押圧部は前方に移動して前記係止部材に当接して内
扉を押圧し、前記係止部が後方に移動して前記係止溝を
後方に押圧することにより、左右一対の内扉を押圧して
気密性を高める。
【0008】
【実施例】各図は本発明の実施例を示すものであり、1
は仕切壁1Aにて左右に仕切られた複数の商品収納庫2
を形成する自動販売機本体である。3及び4は自動販売
機本体1の前面に開閉自在に枢支された主扉で、施錠装
置5によって閉扉施錠可能に設けており、前面に販売す
る商品を展示する商品展示部6及び購入する商品を選択
する商品選択部7及び貨幣投入部8及び販売した商品を
取り出す商品取出口9を少なくとも備えている。
【0009】主扉4は外方に位置する右側端4Aを自動
販売機本体1に回動自在に枢支され、主扉3は外方に位
置する左側端3Aを自動販売機本体1に回動自在に枢支
されている。そして主扉3,4の後方に位置して商品収
納庫2の前面開口10を開閉する内扉11及び内扉12
が配設され、図示しない熱源装置によって冷却あるいは
加熱される商品収納庫2を開閉可能にしている。
【0010】また、内扉12は外方に位置する右側端1
2Aを主扉4の右側端4Aの商品収納庫2側に回動自在
に枢支され、内扉11は外方に位置する左側端11Aを
自動販売機本体1に回動自在に枢支されている。内扉1
1と内扉12が仕切壁1A及び自動販売機本体1と当接
する外周縁にはパッキン13が設けられている。14は
内扉11の開閉端部11Bに回動自在かつ摺動可能に支
持する支持部材11Cにより固定したロック部材で、上
下端を自動販売機本体1の上面と下面に固定した固定部
材1Bに設けた係止部材15を押圧する押圧部14A、
内扉12の左側端12Bに設けた係止溝12Cに係脱す
る係止部14Bと、この係止部14Bの係脱動作を行う
把手部14Cを形成している。
【0011】押圧部14Aと係止部14Bは略コ字状を
しており、把手部14Cとは略直角の位相を有して折曲
形成され、図3にて示すように把手部14Cを前方へ突
出させた状態にて押圧部14Aが上方へ突出し、係止部
14Bは押圧部14Aから下方に向かって突出してい
る。また把手部14Cを下方へ垂下した状態に位置させ
ると、図5に示すように押圧部14Aが前方に突出し、
係止部14Bが後方に突出する。
【0012】また把手部14Cを左右方向に移動させて
ロック部材14を左右に摺動させることにより、係止部
14Bを内扉11の開閉端部11Bから外方へ出没自在
と成し、内扉11及び内扉12が開口10を閉じた状態
でロック部材14を開閉端部11Bから外方に摺動する
ことにより、係止部14Bは係止部材15の開口15A
に挿入する。さらにロック部材14を外方に摺動するこ
とにより、係止部14Bは係止部材15から内扉12の
端部12Bに設けた係止溝12Cの前部に進出し、押圧
部14Aは係止部材15の開口15Aに挿入することに
より、係止部14Bによる係止溝12Cへの係脱及び押
圧部14Aによる係止部材15の押圧を可能にしてい
る。
【0013】16は把手部14Cを挿入して摺動可能な
摺動部材であり、切欠部16A,16Aを設けている。
把手部14Cを略水平に前方へ突出した状態においての
み、ロック部材14を左右方向に移動させることが可能
であり、移動途中ではロック部材14の把手部14Cが
摺動部材16に当接してロック部材14を上下回動する
ことができず、係止部14Bが係止溝12Cの前方に位
置したとき、及びロック部材14が内扉11側に引き込
んだ状態のときロック部材14の把手部14Cは切欠部
16Aに係合して上下回動することができる。
【0014】次に主扉3,4及び内扉11,12の閉扉
動作を説明すると、まず内扉12を主扉4に図示しない
仮止部材にて仮止し、主扉4と内扉12を同時に回動し
て固定部材1Bに仮止する。そして内扉11を閉扉し
て、図4に示すように、把手部14Cを右方に摺動し係
止部14B及び押圧部14Aを係止部材15の開口15
Aに挿入して、係止部14Bが係止溝12Cに対応位置
させる。すると、把手部14Cは切欠部16Aに対応位
置するので下方への移動が可能となる。
【0015】従ってここで把手部14Cを下方へ回動す
ると、図5にて示すように、押圧部14Aが係止部材1
5の開口15Aの前端に当接して押圧し内扉11を商品
収納庫2側に押圧してパッキン13のシールを確実なも
のとすると共に、内扉12の係止溝12Cを係止部14
Bが押圧するすることによりパッキン13のシールを確
実なものとする。
【0016】そして内扉11及び内扉12を閉じた後
に、主扉3及び主扉4を施錠装置5よよって閉扉施錠動
作する。
【0017】
【発明の効果】本発明により、ワンタッチ式ロックを用
いた観音扉を有する自動販売機において、一つのロック
部材にて左右両方の内扉を押圧してロックすることがで
きるので、構成の部品を少なくすることができるととも
に、閉扉動作を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機の正面図。
【図2】本発明の自動販売機の横断平面図。
【図3】本発明の要部の構成を示した横断平面図。
【図4】ロック部材が係止部材に挿通した状態を示した
横断平面図。
【図5】ロック部材が内扉を押圧した状態を示した横断
平面図。
【図6】本発明の要部を拡大した構成斜視図。
【符号の説明】
1 自動販売機本体 2 商品収納庫 3,4 主扉 12C 係止溝 14 ロック部材 14A 押圧部 14B 係止部 15 係止部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−96680(JP,U) 実開 昭63−130879(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 9/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機本体の前面に、それぞれ外方
    側端を回動自在に枢支し対向する内方側端を開閉可能に
    した左右一対の主扉と、該主扉の商品収納庫内側に設け
    られそれぞれ外方側端を回動自在に枢支し対向する内方
    側端を開閉可能にした左右一対の内扉とを設けた自動販
    売機において、 前記商品収納庫を閉じた状態の前記左右一対の内扉の内
    方側端間に介在するように前記自動販売機本体の上下面
    に固定された固定部材を設け前記固定部材に開口を有
    する係止部材を設け、一方の内扉には左右方向に摺動可
    能で左右方向を軸として回動可能なロック部材を設け、
    他方の内扉には前記ロック部材に形成された係止部が係
    脱する係止溝を設け、前記ロック部材は摺動することに
    より前記係止部材の開口を挿通して前記係止溝の前方に
    移動する前記係止部と、該係止部が前記係止溝の前方に
    移動した際に、係止部材の開口に挿入位置している押圧
    部とを設け、前記ロック部材を回動することにより前記
    押圧部が前方に移動して前記係止部材に当接しロック部
    材を後方に押圧し、前記係止部が後方に移動して前記係
    止溝を後方に押圧することにより、左右一対の内扉を押
    圧して閉扉することを特徴とする自動販売機の扉施錠装
    置。
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