JP3262800B2 - 療用複素環化合物 - Google Patents

療用複素環化合物

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JP3262800B2
JP3262800B2 JP50052096A JP50052096A JP3262800B2 JP 3262800 B2 JP3262800 B2 JP 3262800B2 JP 50052096 A JP50052096 A JP 50052096A JP 50052096 A JP50052096 A JP 50052096A JP 3262800 B2 JP3262800 B2 JP 3262800B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規の化学化合物、その調製物、それらを
含む医薬調剤、並びに医療、特に偏頭痛の予防および治
療におけるそれらの使用に関する。
5−ヒドロキシトリプトアミン(5−HT)の作用を媒
介する受容体が哺乳動物の末梢および脳の両方において
同定されている。現在では、7つもの5−HT受容体クラ
スが提示されている(Humphreyら、Trends Pharmac Sc
i.,14,233−236,1993)ものの、5−HT1、5−HT2、5
−HT3、および5−HT4として挙げられているクラスにお
いてのみ、その生理的役割が確立されている。欧州特許
明細書第0313397号は、特定の5−HT1受容体サブタイプ
に選択的に作用し、このタイプの受容体に対する選択的
アゴニストが必要とされる臨床状態の治療に有効な治療
剤である、5−HTアゴニストのクラスを記載している。
例えば、問題の受容体は、選択的頭部動脈血管収縮、お
よびVth(三叉)神経の活性化により惹起される血漿蛋
白質の硬膜への管外溢出の阻害を媒介する。上記欧州特
許明細書に記載されている化合物は、それ故、これらの
作用が必要な状態、例えば、偏頭痛などの、神経により
惹起される炎症および/若しくは頭部脈管構造の拡張に
伴う状態の治療若しくは予防に有益である。しかし、標
的組織が上述のタイプの5−HT1受容体により作用が媒
介されるいずれの組織であってもよいというのが、先行
出願の範囲内である。
EP−A−0486666は、上記の5−HT1受容体での例外的
な活性ならびに経口服用後の優れた吸収を示す化合物の
クラスを記載している。これらの特性により、その化合
物は、ある種の医療応用、特に偏頭痛、群発性頭痛およ
び血管異常に伴う頭痛(本明細書では、これらに関して
は以降「偏頭痛」と総称する)の予防および治療に関し
て特に有用となる。
今や、5−HT1受容体への活性はそれ自体では比較的
低いものの、投与後に活性化合物を放出させるプロドラ
ッグとして作用する化合物のクラスが発見された。従っ
て、そのような化合物は、改善された代謝安定性および
生物学的利用能を有する活性化合物を提供する。
よって、本発明の第一の側面において、式(I): [式中、 Aは、所望によりC1-3アルキル若しくはハロゲンによ
り置換されていてもよい、C1-6アルキル、−O−C1-6
ルキル、または−O−フェニル、またはフェニルであ
り; nは0から3の整数であり; Wは式(i)、(ii)または(iii) (これらの式中、Rは水素またはC1-4アルキルであり;X
は−O−、−S−、−NH−、または−CH2−であり;Yは
酸素または硫黄であり;そして、式(i)または(ii)
中のキラル中心*は、(S)若しくは(R)型である
か、またはこれらのあらゆる比率の混合物である) の基であり;そして Zは式(iv)、(v)または(vi) (式中、R1およびR2は水素およびC1-4アルキルから独立
に選択され、R3は水素またはC1-4アルキルである) の基である] の化合物、並びにその塩、溶媒和物および生理学的に機
能的な誘導体が提供される。
Wは式(i)の基、そしてZは式(iv)の基であるこ
とが望ましい。
本発明の別の側面では、式(I a): [式中、 Aは、所望によりC1-3アルキル若しくはハロゲンによ
り置換されていてもよい、C1-6アルキル、−O−C1-6
ルキル、−O−フェニル、またはフェニルであり; nは0から3の整数であり; Rは水素またはC1-4アルキルであり; Xは−O−、−S−、−NH−または−CH2−であり; Yは、酸素または硫黄であり;そして R1およびR2は水素およびC1-4アルキルから独立に選択
される] の化合物、並びに、その塩、溶媒和物および生理学的に
機能的な誘導体が提供される。
式(I a)の化合物は、nが1、Xが−O−で、Yが
酸素であるものが望ましい。R1およびR2が水素およびメ
チルから独立に選択される化合物が望ましく、R1および
R2が共にメチルである化合物は特に望ましい。
式(I)および(I a)の化合物は、光学異性体とし
て存在することが可能である。そのような異性体の全
て、単独のものも、混合物も本発明の範囲に含まれる。
本発明の好適な化合物の例としては: 1)4−[1−ベンゾイル−3−[2−(ジメチルアミ
ノ)エチル]インドール−5−イルメチル]オキサゾリ
ジン−2−オン−アセテート 2)4−[1−ピバロイル−3−[2−(ジメチルアミ
ノ)エチル]インドール−5−イルメチル]オキサゾリ
ジン−2−オン−アセテート 3)4−[1−(2'−トルオイル)−3−[2−(ジメ
チルアミノ)エチル]インドール−5−イルメチル]オ
キサゾリジン−2−オン−アセテート 4)4−[1−ベンジルオキシカルボニル−3−[2−
(ジメチルアミノ)エチル]インドール−5−イルメチ
ル]オキサゾリジン−2−オン 5)4−[1−t−ブチルオキシカルボニル−3−[2
−(ジメチルアミノ)エチル]インドール−5−イルメ
チル]オキサゾリジン−2−オン−アセテート;および 6)4−[1−アセチル−3−[2−(ジメチルアミ
ノ)エチル]インドール−5−イルメチル]オキサゾリ
ジン−2−オン−アセテート が含まれる。
生理学的に受容可能な塩は、母体、即ちベースとなる
化合物と比較して水溶性が高いことから、医療用途に特
に適している。そのような塩は、生理学的に受容可能な
陰イオンを明確に有している。本発明の化合物の生理学
的に受容可能な適した塩には、酢酸、塩酸、臭化水素
酸、リン酸、リンゴ酸、マレイル酸、フマル酸、クエン
酸、硫酸、乳酸もしくは酒石酸から誘導されるものが含
まれる。コハク酸塩および塩化物塩(chrolide salts)
は医療目的には特に望ましい。生理学的に受容不可能な
陰イオンを有す塩は、生理学的に受容可能な塩の調製に
有用な中間体として、および/または例えばin vitroな
どの非治療的状況での使用のために、本発明の範囲に含
まれる。
本発明の第三の側面により、治療剤、特に「5−HT1
様」受容体アゴニスト、例えば、偏頭痛の予防若しくは
治療における頚動脈血管収縮剤または神経性炎症の阻害
剤として使われる、式(I)若しくは(I a)の化合物
またはその生理学的に受容可能な塩、溶媒和物若しくは
生理学的に機能的な誘導体が提供される。しかし、示さ
れるように、本発明の化合物に対して頚動脈脈管構造以
外の標的器官も、本発明の範囲内にある。
求める生物学的効果を達成するのに要する式(I)若
しくは(I a)の化合物、その塩または溶媒和物の量
は、特定の化合物、目的とする用途、投与手段および受
容者などの多くの要因に依存するであろう。偏頭痛の治
療に典型的な一日あたりの服用量は、体重1kgあたり0.0
1から5mgの範囲にあると予想することができる。服用単
位は1から100mgの式(I)で表される化合物を含むこ
とができる。例えば、注射用アンプルは1から10mg、錠
剤若しくはカプセルなどの経口投与服用単位調剤は1か
ら100mg含むことができる。そのような服用単位を一日
あたり一回若しくは複数回、独立に若しくは複合的に投
与してもよい。静脈投与量は0.01から0.15mg/kgの範囲
にあると予想することができ、典型的には0.0003から0.
15mg/kg/分の注入で投与されるであろう。この目的に適
した注入溶液には0.01から10mg/ml含まれうる。
活性化合物が式(I)の化合物の塩もしくは溶媒和物
である場合、服用量は(塩の)陽イオン若しくは溶媒和
しない化合物に基づく。
本明細書ではこれ以降、「式(I)若しくは(I a)
の化合物」のことを、その生理学的に受容可能な塩およ
び溶媒和物を含むものと理解されたい。
本発明の第四の側面により、それ故、最低一つの製剤
担体若しくは賦形剤と共に、活性成分として、式(I)
若しくは(I a)で表される化合物および/またはその
薬理学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物を少なくとも
一つ含む医薬組成物が提供される。これらの医薬組成物
は、「5−HT1様」受容体アゴニストが必要とされる臨
床状態、例えば偏頭痛の予防または治療に使用すること
ができる。担体は、受容者にとって薬学的に受容可能な
もので、該組成物の他の成分と両立しうる、即ち他の成
分に有害作用を持たないものでなければならない。担体
は固体もしくは液体でもよく、式(I)若しくは(I
a)の化合物の少なくとも一つを用いて、服用単位調
剤、例えば錠剤(0.05から95重量%の活性成分を含みう
る)として調合されるのが望ましい。必要に応じて、他
の生理的に活性な成分も本発明の医薬組成物に取り入れ
ることができる。
可能な調剤として、経口、舌下、頬内(buccal)、非
経口(例えば、皮下、筋肉内または静脈内)、直腸、局
所および鼻腔内投与に適したものが含まれる。特定の患
者に対して最も適した投与手段とは、治療すべき状態の
性質および重度、並びに、活性化合物の性質に依存する
であろうが、可能ならば、経口投与が望ましい。
経口投与に適した調剤は、錠剤、カプセル剤、カシュ
剤、若しくはトローチ剤などの分離した単位(各々予め
定められた量の活性化合物を含む)として;粉末若しく
は顆粒として;水性若しくは非水性の溶液若しくは懸濁
液として;またはオイルインウォーター若しくはウォー
ターインオイル乳液として提供することができる。
舌下若しくは頬内投与に適した調剤には、活性化合物
および典型的には芳香基剤(糖およびアカシアまたはト
ラガカントゴムなど)を含むトローチ剤、並びに、活性
化合物および不活性基剤(ゼラチンおよびグリセリンま
たはショ糖およびアカシアなど)を含む香錠が含まれ
る。
非経口投与に適した調剤は、典型的には、予め定めら
れた濃度の活性化合物を含む無菌水溶液を含み、溶液は
対象となる受容者の血液と等張であることが望ましい。
そのような溶液は静脈内投与されることが望ましいが、
皮下または筋肉内注入により投与してもよい。
直腸投与に適した調剤は、活性成分、および、座薬基
剤を形成する一つ若しくは複数の固体担体(例えば、コ
コアバター)を含む単位服用可能な座薬として提供され
ることが望ましい。
局所もしくは鼻腔内適用に適した調剤には、軟膏、ク
リーム、ローション、ペースト、ゲル、スプレー、エア
ロゾルおよびオイルが含まれる。そのような調剤に適し
た担体には、ペトロラタム(petroleum jelly)、ラノ
リン、ポリエチレングリコール、アルコールおよびそれ
らを組み合わせたものが含まれる。そのような調剤で
は、活性成分は0.1から15%w/wの濃度で含まれることが
典型的である。
本発明の調剤は、いずれの適当な方法により、典型的
には、活性化合物(1または複数)を、液体若しくは細
かく割られた固体担体またはその両方と、求める比率で
均一かつ念入りに混合することによって調製することが
でき、次いで必要ならば、得られた混合物を所望の形に
成形(shaping)してもよい。
例えば、錠剤は、活性成分の粉末若しくは顆粒、およ
び、結合剤、滑剤、不活性希釈剤若しくは界面活性拡散
剤などの成分を所望により一つ若しくは複数含む、念入
りに混ぜられた混合物を加圧することによって、また
は、粉末活性成分および不活性液体希釈剤を念入りに混
ぜた混合物を成形(moulding)することによって調製す
ることができる。
非経口投与用の水溶液は、典型的には、活性化合物を
十分な水に溶かして所望の濃度にし、それからその溶液
を滅菌し等張にすることによって調製される。
従って、本発明の第五の側面では、「5−HT1様」受
容体アゴニストが必要とされる臨床状態、例えば偏頭痛
の予防または治療のための薬剤の調製における、式
(I)若しくは(I a)で表される化合物の使用が提供
される。
第六の側面によって、哺乳動物(例、ヒト)におけ
る、「5−HT1様」受容体アゴニストが必要とされる臨
床状態、例えば偏頭痛の予防または治療のための方法で
あって、治療に有効な量の式(I)若しくは(I a)で
表される化合物またはその生理学的に受容可能な塩、溶
媒和物、若しくは生理学的に機能的な誘導体を上記哺乳
動物に投与することを含む方法が提供される。
本発明はまた、第七の側面において、式(I)若しく
は(I a)で表される化合物を調製するための方法も提
供する。この方法は式(II): [式中、W、Zおよびhは本明細書中、先に定義した通
りである] の化合物を、式(III): [式中、Aは本明細書中、先に定義した通りである] の化合物と反応させることを含む。
反応は、有機塩基(例えば、トリエチルアミン、ピリ
ジン若しくはヒューニッヒ(Hunig)塩基)または無機
塩基(例えば、水素化ナトリウムもしくは炭酸カリウ
ム)などの塩基(base)の存在下で行われる。水素化ナ
トリウムが望ましい。反応は、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシドなどの極性非プロトン性(aproti
c)溶媒中、またはジクロロメタンなどの塩素化溶媒中
で行ってもよい。ジメチルホルムアミドは好適な溶媒で
ある。反応は、0から100℃の範囲の温度で行うことが
できる。0℃から室温が望ましい。
式(I a)で表される化合物を調製したい場合、式(I
I a): [式中、X、Y、R、n、R1およびR2は先に定義した通
りである] の化合物を、式(II)の化合物の代わりに使用してもよ
い。
式(II)および(II a)で表される化合物は、EP.A−
0486666(本明細書中、参考文献として援用される)に
記載されている方法に従って作ることができる。式(II
I)で表される化合物は、商業的に入手可能であるか、
または既知の方法を用いて当業者により容易に調製する
ことが可能である。
また、式(I)若しくは(I a)で表される化合物
は、式(II)若しくは(II a)の化合物を、式(IV): [式中、Aは先に定義した通りである] の化合物と反応させることにより調製することができ
る。
反応は、有機塩基(例えば、トリエチルアミン、ピリ
ジン若しくはジメチルアミノピリジン)または無機塩基
(例えば、水素化ナトリウムもしくは炭酸カリウム)な
どの塩基の存在下で行われる。化合物4−[1−t−ブ
チルオキシカルボニル−3−[2−(ジメチルアミノ)
エチル]インドール−5−イルメチル]オキサゾリジン
−2−オン−アセテートを作りたい場合には、ジメチル
アミノピリジンが望ましい。化合物4−[1−アセチル
−3−[2−(ジメチルアミノ)エチル]インドール−
5−イルメチル]オキサゾリジン−2−オン−アセテー
トを作りたい場合には、水素化ナトリウムが望ましい。
反応は、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシドなどの極性非プロトン性溶媒、または
ジクロロメタンなどの塩素化溶媒中で行うことができ
る。化合物4−[1−t−ブチルオキシカルボニル−3
−[2−(ジメチルアミノ)エチル]インドール−5−
イルメチル]オキサゾリジン−2−オン−アセテートの
合成には、アセトニトリルが好適な溶媒である。化合物
4−[1−アセチル−3−[2−(ジメチルアミノ)エ
チル]インドール−5−イルメチル]オキサゾリジン−
2−オン−アセテートの合成には、ジメチルホルムアミ
ドが好適な溶媒である。反応は、0から100℃の範囲の
温度で行うことができる。0℃から室温が望ましい。
式(IV)で表される化合物は、商業的に入手可能であ
るか、または既知の方法を用いて当業者により容易に調
製することが可能である。
式(I)若しくは(I a)の化合物の塩、溶媒和物お
よび生理学的に機能的な誘導体は、当該分野において既
知の標準技術を用いて、式(I)若しくは(I a)の化
合物から調製することができる。
本発明を、単なる例示として、以下の実施例により説
明する。
実施例1:4−[1−ベンゾイル−3−[2−(ジメチル
アミノ)エチル]インドール−5−イルメチル]オキサ
ゾリジン−2−オン−アセテート 無水ジメチルホルムアミド(DMF)中の4−{1−H
−3−[2−(ジメチルアミノ)エチル]インドール−
5−イルメチル}オキサゾリジン−2−オン(1g、3.49
mmol)を、シリンジによって、無水DMF(5ml)中のヘキ
サン洗浄した水素化ナトリウム(60%分散物132mg、3.3
0mmol)の懸濁液に、室温で添加した。ゲル様スラリー
を室温で1時間撹拌し、塩化ベンゾイル(405μl、3.4
9mmol)を添加し、そして反応液をさらに1時間撹拌し
た。水素化ナトリウム(60%分散物132mg)を添加し、
全体を室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチルと
塩化アンモニウム飽和水溶液の間で分画した。有機相を
ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。粗生
成物を、(a)シリカを用いたクロマトグラフィーでジ
クロロメタン/メタノール/アンモニア(90:10:0.5)
で溶出させ、次いで(b)C8カラムを用いた逆相HPLCで
アセトニトリル/水/酢酸アンモニウムで溶出させるこ
とによって精製し、凍結乾燥後、無色のアモルファス固
体として表題の生成物(1.0ACOHを含む)が与えられ
た。
1H NMR(200MHz,d6DMSO);8.26(1H,d,J=9Hz);7.5
4−7.80(7H,m);7.26(1H,d,J=9Hz);7.22(1H,s);
4.28(1H,t,J=7.5Hz);4.08(2H,m);2.92(2H,m);2.
79(2H,t);2.53(2H,t);2.18(6H,s)。
実施例2−4の以下の化合物は、実施例1に記載され
たものと類似の方法を用いて調製した。
実施例2:4−[1−ピバロイル−3−[2−(ジメチル
アミノ)エチル]インドール−5−イルメチル]オキサ
ゾリジン−2−オン−アセテート 無色アモルファス固体(1.35モルのACOHを含む)。
1H NMR(200MHz,d6DMSO);8.28(1H,d,J=9Hz);7.8
9(1H,s);7.78(1H,s);7.47(1H,s);7.18(1H,d,J=
9Hz);4.28(1H,t,J=7.5Hz);4.07(2H,m);2.89(2H,
m);2.86(2H,t);2.58(2H,t);2.25(6H,s);1.46(9
H,s)。
実施例3:4−[1−(2'−トルオイル)−3−[2−
(ジメチルアミノ)エチル]インドール−5−イルメチ
ル]オキサゾリジン−2−オン−アセテート 無色アモルファス固体(0.7ACOHを含む)。融点51.5
−54゜ 1H NMR(200MHz,d6DMSO);8.05(1H,d,J=9Hz);7.3
5−7.59(5H,m);7.25(1H,d,J=9Hz);6.94(1H,s);
4.28(1H,t,J=7.5Hz);4.09(2H,m);2.92(2H,m);2.
77(2H,t);2.56(2H,t);2.24(6H,s);2.18(3H,
s)。
計算値 C24H27N3O3・0・25H2O 0.68 ACOH;C:65.7
3,H:6.80,N:8.83。
測定値 C:65.68,H:6.89,N;9.08。
正確な質量:405.20305(C24H27N3O3) 実施例4:4−[1−ベンジルオキシカルボニル−3−
[2−(ジメチルアミノ)エチル]インドール−5−イ
ルメチル]オキサゾリジン−2−オン 無色アモルファス固体。
1H NMR(200MHz,d6DMSO);7.97(1H,d,9Hz);7.78
(1H,s);7.38−7.57(7H,m);7.21(1H,d,J=9Hz);5.
46(2H,s);4.27(1H,t,J=7.5Hz);4.07(2H,m);2.88
(2H,m);2.70(2H,t);2.56(2H,t);2.22(6H,s)。
実施例5:4−[1−t−ブチルオキシカルボニル−3−
[2−(ジメチルアミノ)エチル]インドール−5−イ
ルメチル]オキサゾリジン−2−オン−アセテート 4−{1−H−3−[2−(ジメチルアミノ)エチ
ル]インドール−5−イルメチル}オキサゾリジン−2
−オン(1.5g、5.23mmol)および4−ジメチルアミノピ
リジン(61mg)を、無水アセトニトリル(20ml)および
乾燥DMF(5ml)中に溶かした。乾燥アセトニトリル(10
ml)中のジ−t−ブチルジカルボネート(1.25g、5.75m
mol)を添加し、1.5時間撹拌した。反応混合物をin va
cuoで濃縮し、水と酢酸エチルの間で分画した。有機相
を水で洗浄し、乾燥させ、そして、残留物を、(a)シ
リカを用いたクロマトグラフィーでジクロロメタン/メ
タノール/アンモニア(90:10:1)で溶出させ、次いで
(b)C8カラムを用いた逆相HPLCでアセトニトリル/水
/酢酸アンモニウムで溶出させることによって精製し、
凍結乾燥後、無色のアモルファス固体として表題の化合
物(0.6ACOHを含む)が与えられた。
1H NMR(200MHz,d6DMSO);7.96(1H,d,J=9.5Hz);
7.77(1H,s);7.48(1H,s);7.46(1H,d);7.20(1H,d,
J=9.5Hz);4.27(1H,t);4.06(2H,m);2.88(2H,m);
2.78(2H,t);2.55(2H,t);2.23(3H,s);1.53(9H,
s)。
正確な質量;387.2136(C21H29N3O4) 実施例6:4−[1−アセチル−3−[2−(ジメチルア
ミノ)エチル]インドール−5−イルメチル]オキサゾ
リジン−2−オン−アセテート 無水ジメチルホルムアミド(DMF)中の4−{1−H
−3−[−2−(ジメチルアミノ)エチル]インドール
−5−イルメチル}オキサゾリジン−2−オン(1g、3.
48mmol)を、シリンジによって、無水DMF(20ml)中の
水素化ナトリウム(60%分散物139mg、3.48mmol)の懸
濁液に、室温で窒素下で添加した。反応混合物を室温で
2時間撹拌し、それから5℃まで冷却した。無水テトラ
ヒドロフラン(2ml)中の無水酢酸(0.355g、3.48mmo
l)を、温度を5℃に保ったまま1滴ずつ10分かけて反
応混合物に添加し、この温度のまま1時間撹拌し続け
た。反応混合物をクロロホルムと塩化アンモニウム飽和
水溶液の間で分画した。有機相を硫酸マグネシウムで乾
燥し、粗生成物を、C8カラムを用いた逆相HPLCでアセト
ニトリル/水/酢酸アンモニウムで溶出させることによ
って精製した。凍結乾燥後、表題の産物が与えられた。
1H NMR(200MHz,d6DMSO);8.20(1H,d);7.77(1H,
s);7.62(1H,s);7.46(1H,d);7.18(1H,d);4.28(1
H,t);4.08(2H,m);2.90(2H,m);2.79(2H,t);2.57
(3H,s);2.53(2H,t);2.25(6H,s);1.88(3H,s) 計算値 C18H23N3O3・CH3COOH・1.09H2O;C:58.73,H:
7.14,N:10.27 測定値 C:58.62,H:7.28,N:10.38 医薬調剤実施例 以下の実施例において“活性成分”は、式(I)もし
くは式(I a)のいかなる化合物、および/またはその
生理学的に受容可能な塩、溶媒和物、もしくは生理学的
に機能的な誘導体を使用できる。
(1)錠剤調剤 A−Eの調剤は、初めの6種類の成分をポビドンで湿
らせて顆粒化し、次にステアリン酸マグネシウムを加え
て加圧することによって調製した。
(iii)頬内(buccal) Mg/錠剤 活性成分 25 ヒドロキシプロピルメチル セルロース(HPMC) 25 ポリカルボフィル 39 ステアリン酸マグネシウム 90 調剤は混合した成分を直接加圧することにより調製し
た。
(2)カプセル調剤 FおよびGの調剤は、成分を混合し、得られた混合物
を2部分の硬いゼラチンカプセルに充填することにより
調製できる。
調剤Hは、マクロゴル4000BPを融解し、融解物中に活
性成分を分散させ、それを2部分の硬いゼラチンカプセ
ルに充填することにより調製できる。調剤Iは、活性成
分をレシチンおよびアラキスオイル中に分散させ、分散
物を柔らかい弾性ゼラチンカプセルに充填することによ
り調製できる。
(iii)制御された放出 Mg/錠剤 活性成分 25 アビセル 123 ラクトース 62 トリエチルシトレート 3 エチルセルロース 12 225 調剤は、初めの4種類の成分を混合して押し出し、そ
して押出物を球形化して乾燥させることにより調製でき
る。乾燥ペレットを放出制御膜としてのエチルセルロー
スでコートし、そして2部分の硬いゼラチンカプセル中
に充填した。
(3)静脈内注入調剤 重量% 活性成分 2% 塩酸) pH7に十分な量 クエン酸緩衝液) 注入用の水分 100%まで 活性成分をクエン酸緩衝液中に取り込み、溶液に作用
させpHを7に調整するために十分な量の塩酸を加えた。
得られた溶液の容量を調節し、マイクロ穴フィルターを
通して濾過し、シールてある無菌ガラスバイアルに注
ぎ、さらにシールした。
生物学的実施例 a)実施例6の化合物のラットにおけるプロドラッグ活
性の研究 4−[1−アセチル−3−[2−(ジメチルアミノ)
エチル]インドール−5−イルメチル]オキサゾリジン
−2−オン アセテート(実施例6の化合物)がEP−A
−0486666号に記載されている、薬理学的に活性な化合
物、4−[3−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−1H
−インドール−5−イルメチル]−2−オキサゾリジノ
ンのプロドラッグとして作用するかどうかを調べるため
に、ラットで研究を行った。実施例6の化合物を約0.2
μg/mlの濃度で4時間まで、ラットの血漿と共にインキ
ュベートした。定められた時間にアセトンの添加により
インキュベーションを停止し、4−[1−アセチル−3
−[2−(ジメチルアミノ)エチル]インドール−5−
イルメチル]オキサゾリジン−2−オン アセテートと
その分解産物である4−[3−[2−(ジメチルアミ
ノ)エチル]−1H−インドール−5−イルメチル]−2
−オキサゾリジノンの両方の濃度を、HPLC分析によって
決定した。さらにラットに、4−[1−アセチル−3−
[2−(ジメチルアミノ)エチル]インドール−5−イ
ルメチル]オキサゾリジン−2−オン アセテートを静
脈内に4mg/kgの用量で投与し、血漿および脳における、
この化合物および分解産物、4−[3−[2−(ジメチ
ルアミノ)エチル]−1H−インドール−5−イルメチ
ル]−2−オキサゾリジノンの濃度を投与後8時間まで
測定した。
4−[1−アセチル−3−[2−(ジメチルアミノ)
エチル]インドール−5−イルメチル]オキサゾリジン
−2−オン アセテートは、4−[3−[2−(ジメチ
ルアミノ)エチル]−1H−インドール−5−イルメチ
ル]−2−オキサゾリジノンにラットの血漿中で、約3
時間の半減期で転換された。4時間のインキュベーショ
ンの後、実施例6の原化合物は30%しか残っていなかっ
た。
静脈内投与の後、4−[1−アセチル−3−[2−
(ジメチルアミノ)エチル]インドール−5−イルメチ
ル]オキサゾリジン−2−オン アセテートの最高血漿
濃度(Cmax)は,約0.2μg/ml(5分)であり、この原
化合物は投与後1時間まで検出可能であった(検出限界
0.02μg/ml);血漿内半減期は、約0.2時間であっ
た。分解産物、4−[3−[2−(ジメチルアミノ)エ
チル]−1H−インドール−5−イルメチル]−2−オキ
サゾリジノンもまた、投与後4時間まで血漿内で検出さ
れた(Cmax 0.3μg/ml、5分)。
これらの実験は、4−[1−アセチル−3−[2−
(ジメチルアミノ)エチル]インドール−5−イルメチ
ル]オキサゾリジン−2−オン アセテートは、4−
[3−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−1H−インド
ール−5−イルメチル]−2−オキサゾリジノンにラッ
ト中で転換されることを示す。
b)実施例3の化合物のプロドラッグ活性の研究 実施例3の化合物をラット肝細胞とともにインキュベ
ートし、活性化合物、4−[3−[2−(ジメチルアミ
ノ)エチル]−1H−インドール−5−イルメチル]−2
−オキサゾリジノンがその主要な代謝産物であるかを調
べた。30分のインキュベーションの後、実施例3の化合
物は全く残っておらず、約50%が活性化合物に転換して
いた。
これらの結果は、実施例3の化合物は、大量かつ迅速
に活性化合物に転換されることを示す。
c)実施例3の化合物の細胞貫通吸収の研究 実施例3の化合物および活性化合物、4−[3−[2
−(ジメチルアミノ)エチル]−1H−インドール−5−
イルメチル]−2−オキサゾリジノンが脂質性膜バリア
ー(ラセリルアルコール/カプロン酸脂質膜)を通る拡
散速度を決定し、比較した。結果は以下の通りである:
− 拡散速度(cm/分/1000) 実施例3の化合物 3.88 活性化合物 0.68 これらの結果は、実施例3の化合物は、(実施例3の
化合物がプロドラッグである)活性化合物よりも、有意
に且つ効率的に細胞貫通機構を介して吸収され得ること
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 セルウッド,デイヴィッド・ローレンス イギリス国ケント ビーアール3 3ビ ーエス,ベッケンハム,ラングリー・コ ート(番地なし) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 413/06 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I): [式中、 Aは、所望によりC1-3アルキル若しくはハロゲンにより
    置換されていてもよい、C1-6アルキル、−O−C1-6アル
    キル、−O−フェニルまたはフェニルであり; nは、0から3の整数であり; Wは、式(i)、(ii)または(iii) (これらの式中、Rは水素またはC1-4アルキルであり、
    Xは−O−、−S−、−NH−または−CH2−であり、Y
    は酸素または硫黄であり、そして式(i)または(ii)
    中のキラル中心*は、(S)型若しくは(R)型である
    か、またはこれらのあらゆる割合の混合物である) の基であり;そして Zは、式(iv)、(v)または(vi) (これらの式中、R1およびR2は独立に水素およびC1-4
    ルキルから選択され、そしてR3は水素またはC1-4アルキ
    ルである) の基である] の化合物、並びにその塩および溶媒和物。
  2. 【請求項2】式(I a): [式中、 Aは、所望によりC1-3アルキル若しくはハロゲンにより
    置換されていてもよい、C1-6アルキル、−O−C1-6アル
    キル、−O−フェニルまたはフェニルであり; nは、0から3の整数であり; Rは、水素またはC1-4アルキルであり; Xは、−O−、−S−、−NH−または−CH2−であり; Yは、酸素または硫黄であり;そして R1およびR2は独立に水素およびC1-4アルキルから選択さ
    れる] の化合物、並びにその塩および溶媒和物。
  3. 【請求項3】R1およびR2が共にメチルである、請求項1
    または2に記載の化合物、並びにその塩および溶媒和
    物。
  4. 【請求項4】Xが−O−であり、そしてYが酸素であ
    る、請求項2または3に記載の化合物、並びにその塩お
    よび溶媒和物。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれか1項に記載の式
    (I)または(I a)で表される少なくとも1種類の化
    合物を、1種類若しくはそれ以上の薬学的に受容可能な
    担体および/または賦形剤と共に含む、偏頭痛の予防ま
    たは治療用医薬調剤。
  6. 【請求項6】治療に使用されるための、請求項1から4
    のいずれか1項に記載の式(I)または式(I a)の化
    合物。
  7. 【請求項7】偏頭痛の予防または治療に使用されるため
    の、請求項1から4のいずれか1項に記載の式(I)ま
    たは式(I a)の化合物。
  8. 【請求項8】式(II): [式中、W、nおよびZは請求項1で定義した通りであ
    る] の化合物と、式(III): [式中、Aは請求項1で定義した通りである] の化合物との反応、 さらに所望により、塩または溶媒和物の生成、 の工程を含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の
    化合物の製造方法。
  9. 【請求項9】式(II): [式中、W、nおよびZは請求項1で定義した通りであ
    る] の化合物と、式(IV): [式中、Aは請求項1で定義した通りである] の化合物との反応、 さらに所望により、塩または溶媒和物の生成、 の工程を含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の
    化合物の製造方法。
  10. 【請求項10】式(II a) の化合物と式(III)または式(IV)の化合物との反応
    を含む、式(I a)の化合物の製造のための、請求項8
    または9に記載の方法。
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