JP3262580B2 - 放電加工用電極送り装置 - Google Patents

放電加工用電極送り装置

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JP3262580B2
JP3262580B2 JP04691192A JP4691192A JP3262580B2 JP 3262580 B2 JP3262580 B2 JP 3262580B2 JP 04691192 A JP04691192 A JP 04691192A JP 4691192 A JP4691192 A JP 4691192A JP 3262580 B2 JP3262580 B2 JP 3262580B2
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哲次 真田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電加工用電極送り装
置に関するもので、特に、電極のみを送り出す機能を有
する電極送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、放電加工機の電極送り装置と
しては、特開平3−79237号公報に示されるよう
に、圧電素子の伸縮を利用して電極を移動させ、電極を
ワークに近接させて放電加工するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな特開平3−79237号公報に示される放電加工機
は、圧電素子の一端に固定される移動体が電極を保持
する構成であるから、電極摩耗時に電極交換作業が煩雑
になり、また移動体が筒体内周壁に摺動可能に支持さ
れているため、摺動抵抗により電極の送り量が制限され
る、さらに移動体の支持部の摩耗、油付着等により摩
擦係数が変化するので電極の送り量が不定量になりやす
いという問題がある。
【0004】また、特開平2−186204号公報に示
されるものは、電極のみを送り出し可能な電極装置であ
るが、このものは、環状の圧電素子の内径変化を利用
して電極の圧着動作(閉動作)および離脱動作(開動
作)を行うものであるから、直径1mm以下の微小径の
シャフトを送る場合、圧電素子動作時の内径収縮代が小
さい分送り精度が低い、しかも圧電素子が積層体でな
く単層体のものであるから相対的に圧電素子の内径収縮
代が小さく、送り精度が低いという問題がある。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、電極のみの送り出しが可能で、安
定した定量送りができ、電極摩耗を想定して電極の連続
使用可能な、かつ小型の放電加工用電極送り装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明第1発明の放電加工用電極送り装置は、ハウジングに
収容され、小径の電極の軸方向に平行に伸縮可能に設け
られる積層型の第1軸方向圧電素子と、前記第1軸方向
圧電素子の自由端に固定され、前記ハウジングに対し電
極の軸方向に移動可能なケースと、前記ケースに収容さ
れ、電極の径方向に伸縮可能な積層型の第2径方向圧電
素子と、前記第2径方向圧電素子の自由端に当接し、前
記第2径方向圧電素子の伸長動作および収縮動作に応じ
て電極を圧着および離脱する第1電気絶縁体と、前記ハ
ウジングに収容され、電極の径方向に伸縮可能な積層型
の第3径方向圧電素子と、前記第3径方向圧電素子の自
由端に当接し、前記第3径方向圧電素子の伸長動作およ
び収縮動作に応じて電極を圧着および離脱する第2電気
絶縁体とを備え、前記第2径方向圧電素子及び前記第3
径方向圧電素子前記第1軸方向圧電素子の自由端側に
配置され、前記第1軸方向圧電素子、前記第2径方向圧
電素子及び前記第3径方向圧電素子が前記電極の周方向
の1箇所で前記電極の軸方向に整列していることを特徴
とする。
【0007】第2発明の放電加工用電極送り装置は、前
記第1発明の構成に加えて、前記第1電気絶縁体によっ
て他部から電気的に絶縁され、前記第2径方向圧電素子
の伸長動作時、加工用電源を前記電極に接続する第1給
電電極を有することを特徴とする。第3発明の放電加工
用電極送り装置は、前記第1または第2発明の構成に加
えて、前記第2電気絶縁体によって他部から電気的に絶
縁され、前記第3径方向圧電素子の伸長動作時、加工用
電源を前記電極に接続する第2給電電極を有することを
特徴とする。
【0008】第4発明の放電加工用電極送り装置は、前
記第1軸方向圧電素子、前記第2径方向圧電素子、及び
前記第3径方向圧電素子への電圧供給のオンオフの組み
合わせによって、前記第1軸方向圧電素子の伸張量ある
いは収縮量だけ、前記電極を送るステップ送り制御と、
前記電極を前記1電気絶縁体に圧着させつつ、前記第1
軸方向圧電素子へ供給する電圧を調整することによって
電極の送り量を微調整する制御とを複合させた、電極送
り制御を行うことを特徴とする。第5発明の電極の送り
を制御する駆動方式とその装置は、前記第4発明の電極
駆動方式に加えて、圧電素子の駆動周波数を系の折れ点
周波数(遮断周波数)を超えた領域での高次共振周波数
に合致させて電極の送りを制御することを特徴とする。
【0009】第6発明の電極の送りを制御する駆動方式
とその装置は、前記第4または第5発明の電極駆動方式
に加えて、電極とワーク間のギャップ電圧の変動に対し
て制御信号の位相を反転させて電極の送りを制御するこ
とを特徴とする。第7発明の電極掴み放し形状は、前記
第1発明の構成に加えて、前記径方向圧電素子先端に固
定された電極掴み部分に、電極を安定的に送りまた電極
交換時等の電極挿入を簡単にすることを目的とした形状
を有することを特徴とする。第8発明の放電加工用電極
送り装置は、前記第1発明の構成に加えて、前記第1電
気絶縁体によって他部から電気的に絶縁され、前記第2
径方向圧電素子の伸長動作時、加工用電源を前記電極に
接続する第1給電電極と、前記第2電気絶縁体によって
他部から電気的に絶縁され、前記第3径方向圧電素子の
伸長動作時、加工用電源を前記電極に接続する第2給電
電極とを有し、前記電極は、前記第2径方向圧電素子の
伸張動作時、第1電気絶縁体と第1給電電極との間に挟
み込まれ、前記第3径方向圧電素子の伸張動作時、前記
第2電気絶縁体と前記第2給電電極との間に挟み込まれ
ることを特徴とする。第9発明の放電加工用電極送り装
置は、ハウジングに収容され、電極の軸方向に平行に伸
縮可能に設けられる積層型の第1軸方向圧電素子と、前
記第1軸方向圧電素子の自由端に固定され、前記ハウジ
ングに対し電極の軸方向に移動可能なケースと、前記ケ
ースに収容され、電極の径方向に伸縮可能な積層型の第
2径方向圧電素子と、前記第2径方向圧電素子の自由端
に当接し、前記第2径方向圧電素子の伸張動作及び収縮
動作に応じて電極を圧着及び離脱する第1電気絶縁体
と、前記ハウジングに収容され、電極の径方向に伸縮可
能な積層型の第3径方向圧電素子と、前記第3径方向圧
電素子の自由端に当接し、前記第3径方向圧電素子の伸
張動作及び収縮動作に応じて電極を圧着及び離脱する第
2電気絶縁体とからなり、前記第1軸方向圧電素子、前
記第2径方向圧電素子及び前記第3径方向圧電素子が前
記電極の周方向の1箇所で前記電極の軸方向に整列して
いる電極送り機構が、前記ハウジング内に2セット設け
られ、その2セットの電極送り機構のそれぞれの第1軸
方向圧電素子の伸張方向が逆方向となるように、それぞ
れの第1軸方向圧電素子の固定端を前記ハウジングに固
定し、前記電極を一方向に送る場合には前記2セットの
電極送り機構の一方のみによって行い、その一方向と逆
向きの他方向に電極を送る場合には、前記2セットの電
極送り機構の他方のみによって行うことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の放電加工用電極送り装置によれば、電
極の軸方向に伸縮可能な第1圧電素子、電極の径方向に
伸縮可能な第2径方向圧電素子および第3径方向圧電素
子を設け、これらの圧電素子群の伸長動作および収縮動
作の各動作の切替えによって、電極の「送り」および
「戻し」を電気的に操作するため、電極のみの定量送り
および定量戻しが可能になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。穴あけ放電加工機の電極送り装置に本発明を適用
した第1実施例を図1〜図4に示す。電極送り装置1
は、図1に示すように、ハウジング2の電極挿通用の穴
3に電極4が挿通されている。図1において穴3を中心
として左右対称の構成であるから、説明の都合上、ま
ず、穴3の右側半分の構成について説明する。ハウジン
グ2には、電極4の軸方向に平行に円筒状の圧電素子取
付け用穴5が形成され、この穴底5aに第1軸方向圧電
素子7の一端が固定され、内周壁5bに第1軸方向圧電
素子7が軸方向に摺動可能に収容され、ケ−ス8に他端
7bが固定されている。第1軸方向圧電素子7は円板状
の圧電素子が板厚方向に積層されて形成される。
【0012】ケース8は、図2に示すように、頂面8a
および底面8bがハウジング2に対し電極4の軸方向に
摺動可能に収容される。ケース8の円筒状の穴10に
は、その穴底10aに第2径方向圧電素子12の一端1
2aが固定されている。ケース8に収容される一対の電
気絶縁体14、15および給電電極43は、電極4を挟
んで上下に設けられている。給電電極43は上側の電気
絶縁体15の底面15の底面凹に嵌合されている。下側
の電気絶縁体14の底面14aは第2径方向圧電素子1
2の他端12bに固定される。上側の電気絶縁体15の
頂面15aはケース8に固定される。電気絶縁体14の
頂面ならびに給電電極43の底面には、電極4を挟み込
み可能に円弧状の凹部14bおよび凹部43bが形成さ
れる。
【0013】図1に示すように、ハウジング2の端面2
aに固定されるハウジング18は、電極4の径方向に形
成される円筒状の穴21に第3径方向圧電素子20を収
容し、その穴底21aに第3径方向圧電素子20の一端
を固定している。第3径方向圧電素子20の他端は電気
絶縁体22に固定される。電気絶縁体22および給電電
極44は、前述した電気絶縁体14および給電電極43
と同様の構成で、その頂面および底面にそれぞれ電極4
を掴み込み可能な円弧状の凹部を有している。また、ハ
ウジング18の端面には、電極4を挿通可能な案内孔2
5aをもつ電極ガイド25が固定されている。
【0014】第2径方向圧電素子12および第3径方向
圧電素子20は、それぞれ積層状のもので、通電時積層
方向に伸長し、電気絶縁体14、電気絶縁体22をそれ
ぞれ上昇し、給電電極43、給電電極44とでそれぞれ
電極4を挟み込む。電気絶縁体14、電気絶縁体22
は、図9に示すように、電極4が挿嵌される溝部14
b、22bが形成され、この溝部14b、22bは、両
端が口拡されて、電極4の挿入が容易となるようになっ
ている。
【0015】以上図1における右側半分の電極送り装置
の構成について説明したが、図1の左側半分の構成につ
いては右側半分の構成と同様であるので実質的に同一構
成部分には同一符号を付し、説明を省略する。なお、左
半分の構成に示す第1軸方向圧電素子27、第2径方向
圧電素子32、第3径方向圧電素子40および給電電極
41、42は、それぞれ第1軸方向圧電素子7、第2径
方向圧電素子12、第3径方向圧電素子20および給電
電極44、43に対応している。
【0016】前記第1実施例において、第1軸方向圧電
素子7、27、第2径方向圧電素子12、32および第
3径方向圧電素子20、40を右側と左側とで一対ずつ
合計2セットの圧電素子群を設けたのは、右側の第1セ
ットの圧電素子群で送り動作を行い、左側の第2セット
の圧電素子群で戻し動作を行い、送り機能と戻し機能と
を分担するためである。これは、電極の送り時および戻
し時に電極4に引張力のみを作用することにより電極4
のたるみを防止し定量送りを的確に行うためである。ま
た第1セットおよび第2セットがそれぞれ一方向のみ、
つまり互いに相反する方向の一方向のみに送り機能ある
いは戻し機能のみを有することで、圧電素子の通電時に
電極定量送りの精度が向上する。
【0017】前記第1実施例では、2セットの圧電素子
群を設けたが、本発明としてはもちろん1セットの圧電
素子群によっても前述した目的を達成できることはもち
ろんである。次に、前記第1実施例の動作を図3および
図4にもとづいて説明する。図3に示すように、電極送
り装置1の初期状態では、第1軸方向圧電素子7、2
7、第2径方向圧電素子12、32および第3径方向圧
電素子20、40がすべてオフ状態にある。次いで、第
2径方向圧電素子12をオンし、図1に示す電気絶縁体
14、給電電極43を閉じる(a)。次いで、第1軸方
向圧電素子7をオンする(b)。すると、第1軸方向圧
電素子7の伸長により図1に示すケース8が図1で右方
向に移動し、電気絶縁体14、給電電極43とともに電
極4が送り方向(右方向)に移動する。次いで、第3径
方向圧電素子20をオンし(c)、第2径方向圧電素子
12をオフにする(d)。次に第1軸方向圧電素子7を
オフにする(e)。すると、電極4がその位置に保持さ
れた状態で、電気絶縁体14、給電電極43が開かれた
状態になり第1軸方向圧電素子7の収縮によりケース8
が図1に示す初期状態に戻る。前記(a)から(e)ま
での一連の動作を繰り返すことで電極4を必要量だけ送
り出す。
【0018】次いで、電極4の送り量の微調整は、図4
に示すように、初期状態から第2径方向圧電素子12を
オンし、次いで(b)に示すように第1軸方向圧電素子
7へのアナログ電圧のオンによりこの電圧調整によって
第1軸方向圧電素子7の伸長量を微調整し、これにとも
ない電極4の送り量を最終的に微調整する。また、電極
4と図示しないワーク間で放電させ、放電加工による穴
あけを行わせるための電極4への放電電圧印加は、図4
に示すように、第2径方向圧電素子12または、第3径
方向圧電素子20のオン時に行われる。図示しない元電
源にて発生する供給電圧は、図示しないスイッチング回
路により、給電電極43、44を経て電極4に印加され
る。またスイッチング回路から給電電極43、44への
電圧印加オン、オフは、図3に示すように、給電電極4
3または給電電極44が電極4に確実に接触していると
きに行われ、給電電極43または給電電極44と電極4
の間の放電等の原因となる電気導通不良を抑制してい
る。
【0019】穴あけ加工終了後、第2セットの第1軸方
向圧電素子27、第2径方向圧電素子32および第3径
方向圧電素子40の動作によって電極4の戻し動作を行
う。電極4の戻し時、前述した図1に示す右側半分の第
1セットの第1軸方向圧電素子7、第2径方向圧電素子
12および第3径圧電素子20はオフにする。図1に示
す左側半分の第2セットによる戻し動作は、図3に示す
ような初期状態から(e)の一連の動作を第2セットの
圧電素子27、32および40で繰り返すことにより必
要戻し量だけこれら一連の動作を繰り返す。これによ
り、ワークへの一穴加工を終了する。
【0020】前記第1実施例によれば、3個の圧電素子
7、12、20のオンオフの組み合わせ動作によって圧
電素子7の伸長量だけ図1で右方向に送り可能である。
これを繰り返すことにより必要量送り出すことができ
る。通電加工時、圧電素子7の印加電圧をアナログ制御
することにより、電極4の位置調整の精度を高められ
る。
【0021】電極の着脱時、圧電素子の径方向の伸縮で
なく軸方向の伸縮により電極4を圧着または離脱するた
め、軸方向に大きな伸び量または縮み量を確保できるの
で小径の電極を的確に掴み離しできる。しかも、積層さ
れた圧電素子の軸方向の伸縮動作によって電極を圧着ま
たは離脱するので、小径の電極を的確に掴み離しでき
る。
【0022】電極の送り時、積層された圧電素子の軸方
向に大きな伸び量または縮み量を確保できるので、電極
の送りを的確にできる。送り動作の繰り返しにより電極
の送り量を適宜調整できる。また、送り時と戻し時とで
別個の圧電素子群7、12、20および27、32、4
0によって送り時および戻り時の個別制御が可能とな
り、送り量ならびに戻し量の精密制御が可能である。ま
た、軸方向の圧電素子のアナログ制御時、2つの径方向
圧電素子による電極の掴み替えが不要となるため無駄時
間を減少でき電極の応答性を向上させる。
【0023】さらに、本装置を用いた場合の電極送り駆
動方式として、駆動周波数を一般の制御領域以外であ
る、系の折れ点周波数(遮断周波数)を超えた高次共振
周波数に合致させた領域で電極の送りを制御することが
可能である。そのため第1軸法高圧電素子の共振周波数
を利用した場合の電極送りでは、電極1ステップ当たり
の変位量が大きくなり、また電極に高周波の振動を付与
することも可能となる。共振周波数においては、一般に
制御信号に対して位相遅れが起こるために制御が不可能
とされてきた。しかし、本装置の場合、共振周波数にお
いて2次系の遅れ(−90°)にさらに圧電素子の応答
遅れ(−90°)が加わるため、系の遅れは全体として
−180°遅れることとなる。従って、電極とワーク間
のギャップ電圧の変動に対する制御信号の位相を−18
0°反転させることにより、従来と同様な制御を可能と
する。
【0024】さらには、電極4が線状のものであるので
電極摩耗しても連続的に電極が補給送りされるので、電
極消耗時の交換作業の頻度が低減でき、電極の頻繁な交
換作業が不要となり、保守点検作業が容易になるという
効果がある。次に、本発明の第2実施例を図5〜図8に
示す。第2実施例は、第1実施例に示す給電電極41、
42、43、44に代えて、外部より電極4に加工用電
源を供給する例である。
【0025】電極送り装置1は、図5に示すように、ハ
ウジング2の電極挿通用の穴3に電極4が挿通されてい
る。図5において穴3を中心として左右対称の構成であ
るから、説明の都合上、まず、穴3の右側半分の構成に
ついて説明する。ハウジング2には、電極4の軸方向に
平行に円筒状の圧電素子取付け用穴5が形成され、この
穴底5aに第1軸方向圧電素子7の一端が固定され、内
周壁5bに第1軸方向圧電素子7が軸方向に摺動可能に
収容され、ケ−ス8に他端7bが固定されている。第1
軸方向圧電素子7は円板状の圧電素子が板厚方向に積層
されて形成される。
【0026】ケース8は、図6に示すように、頂面8a
および底面8bがハウジング2に対し電極4の軸方向に
摺動可能に収容される。ケース8の円筒状の穴10に
は、その穴底10aに第2径方向圧電素子12の一端1
2aが固定されている。ケース8に収容される一対の電
気絶縁体14、15は、電極4を挟んで上下に設けられ
ている。下側の電気絶縁体14の底面14aは第2径方
向圧電素子12の他端12bに固定される。上側の電気
絶縁体15の頂面15aはケース8に固定される。電気
絶縁体14の頂面ならびに電気絶縁体15の底面には、
電極4を挟み込み可能に円弧状の凹部14bおよび凹部
15bが形成される。
【0027】図5に示すように、ハウジング2の端面2
aに固定されるハウジング18は、電極4の径方向に形
成される円筒状の穴21に第3径方向圧電素子20を収
容し、その穴底21aに第3径方向圧電素子20の一端
を固定している。第3径方向圧電素子20の他端は電気
絶縁体22に固定される。電気絶縁体22および電気絶
縁体23は、前述した電気絶縁体14および電気絶縁体
15と同様の構成で、その頂面および底面にそれぞれ電
極4を掴み込み可能な円弧状の凹部を有している。ま
た、ハウジング18の端面には、電極4を挿通可能な案
内孔25aをもつ電極ガイド25が固定されている。
【0028】第2径方向圧電素子12および第3径方向
圧電素子20は、それぞれ積層状のもので、通電時積層
方向に伸長し、電気絶縁体14、電気絶縁体22をそれ
ぞれ上昇し、電気絶縁体15、電気絶縁体23とでそれ
ぞれ電極4を挟み込む。以上図5における右側半分の電
極送り装置の構成について説明したが、図5の左側半分
の構成については右側半分の構成と同様であるので実質
的に同一構成部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。なお、左半分の構成に示す第1軸方向圧電素子2
7、第2径方向圧電素子32および第3径方向圧電素子
40は、それぞれ第1軸方向圧電素子7、第2径方向圧
電素子12および第3径方向圧電素子20に対応してい
る。
【0029】次に前記第2実施例の動作を図7および図
8にもとづいて説明する。図7に示すように、電極送り
装置1の初期状態では、第1軸方向圧電素子7、27、
第2径方向圧電素子12、32および第3径方向圧電素
子20、40がすべてオフ状態にある。次いで、第2径
方向圧電素子12をオンし、図5に示す電気絶縁体1
4、15を閉じる(a)。次いで、第1軸方向圧電素子
7をオンする(b)。すると、第1軸方向圧電素子7の
伸長により図1に示すケース8が図5で右方向に移動
し、電気絶縁体14、15とともに電極4が送り方向
(右方向)に移動する。次いで、第3径方向圧電素子2
0をオンし(c)、第2径方向圧電素子12をオフにす
る(d)。次に第1軸方向圧電素子7をオフにする
(e)。すると、電極4がその位置に保持された状態
で、電気絶縁体14、15が開かれた状態になり第1軸
方向圧電素子7の収縮によりケース8が図5に示す初期
状態に戻る。前記(a)から(e)までの一連の動作を
繰り返すことで電極4を必要量だけ送り出す。
【0030】次いで、電極4の送り量の微調整は、図8
に示すように、初期状態から第2径方向圧電素子12を
オンし、次いで(b)に示すように第1軸方向圧電素子
7へのアナログ電圧のオンによりこの電圧調整によって
第1軸方向圧電素子7の伸長量を微調整し、これにとも
ない電極4の送り量を最終的に微調整する。続いて、図
示しないスリップリングから電極4への放電電圧を印加
することによって、電極と図示しないワーク間で放電
し、放電加工による穴あけ加工が行われる。
【0031】穴あけ加工終了後、第2セットの第1軸方
向圧電素子27、第2径方向圧電素子32および第3径
方向圧電素子40の動作によって電極4の戻し動作を行
う。電極4の戻し時、前述した図5に示す右側半分の第
1セットの第1軸方向圧電素子7、第2径方向圧電素子
12および第3径圧電素子20はオフにする。図5に示
す左側半分の第2セットによる戻し動作は、図7に示す
ような初期状態から(e)の一連の動作を第2セットの
圧電素子27、32および40で繰り返すことにより必
要戻し量だけこれら一連の動作を繰り返す。これによ
り、ワークへの一穴加工を終了する。
【0032】前記第2実施例によれば、3個の圧電素子
7、12、20のオンオフの組み合わせ動作によって圧
電素子7の伸長量だけ図5で右方向に送り可能である。
これを繰り返すことにより必要量送り出すことができ
る。通電加工時、圧電素子7の印加電圧をアナログ制御
することにより、電極4の位置調整の精度を高められ
る。また、アナログ制御時、電極の掴み替えによる無駄
時間を短縮できるため電極の応答性を向上させる。
【0033】さらに、本装置を用いた場合の電極送り駆
動方式として、駆動周波数を一般の制御領域以外であ
る、系の折れ点周波数(遮断周波数)を超えた高次共振
周波数に合致させた領域で電極の送りを制御することが
可能である。そのため第1軸法高圧電素子の共振周波数
を利用した場合の電極送りでは、電極1ステップ当たり
の変位量が大きくなり、また電極に高周波の振動を付与
することも可能となる。共振周波数においては、一般に
制御信号に対して位相遅れが起こるために制御が不可能
とされてきた。しかし、本装置の場合、共振周波数にお
いて2次系の遅れ(−90°)にさらに圧電素子の応答
遅れ(−90°)が加わるために、系の遅れは全体とし
て−180°遅れることとなる。従って、電極とワーク
間のギャップ電圧の変動に対する制御信号の位相を−1
80°反転させることにより、従来と同様な制御を可能
とする。
【0034】電極の着脱時、圧電素子の径方向の伸縮で
なく軸方向の伸縮により電極4を圧着または離脱するた
め、軸方向に大きな伸び量または縮み量を確保できるの
で小径の電極を的確に掴み離しできる。しかも、積層さ
れた圧電素子の軸方向の伸縮動作によって電極を圧着ま
たは離脱するので小径の電極を的確に掴み離しできる。
【0035】電極の送り時、積層された圧電素子の軸方
向に大きな伸び量または縮み量を確保できるので電極の
送りを的確にできる。送り動作の繰り返しにより電極の
送り量を適宜調整できる。前述の第1実施例及び第2実
施例では2セットの圧電素子群による例を示したが、1
セットの圧電素子群のみによっても本発明が成立するこ
とはもちろんである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の放電加工
用電極送り装置によれば、電極のみを送り出し可能であ
る。また電極のみの送り出しにより駆動部の慣性質量が
減少し加工機主軸の応答性を向上させるとともに積層圧
電素子の軸方向伸びによって大きな伸び量または縮み量
を確保できしかも電圧アナログ調整により送り量の精密
な制御が可能になるという効果がある。
【0037】系の共振周波数領域において電極送りが制
御可能であるため加工機主軸の応答性が非常に速くな
り、さらに電極に高次の振動を与えることが可能とな
る。これにより、電極ワーク間の微小な隙間に存在する
加工粉をポンプ作用により効率的に除去し、加工速度を
飛躍的に向上させる。また、電極消耗時、電極を連続し
て送り出し可能な構成であるから電極交換のための頻繁
な交換作業が不要となり、稼動率が高められるという効
果がある。さらには、圧電素子の径方向ではなく軸方向
の伸縮により電極の脱着動作が行われるため、脱着作業
時の作動量が大となり小径の電極送りにも適用可能にな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による放電加工用電極送り
装置を示す断面図である。
【図2】図1に示すA−A線拡大断面図である。
【図3】本発明の第1実施例による電極送り動作ならび
に各圧電素子のオンオフ状態を示す説明図である。
【図4】本発明の第1実施例による放電加工用電極送り
装置の送り量調整動作を示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施例による放電加工用電極送り
装置を示す断面図である。
【図6】図5に示すB−B線拡大断面図である。
【図7】本発明の第2実施例による電極送り動作ならび
に各圧電素子のオンオフ状態を示す説明図である。
【図8】本発明の第2実施例による放電加工用電極送り
装置の送り量調整動作を示す説明図である。
【図9】電極を挟み込む凹部形状を示す図である。
【符号の説明】
2 ハウジング 4 電極 7 第1軸方向圧電素子 8 ケース 12 第2径方向圧電素子 14、15 電気絶縁体(第1電気絶縁体) 18 ハウジング 20 第3径方向圧電素子 22、23 電気絶縁体(第2電気絶縁体) 27 第1軸方向圧電素子 32 第2径方向圧電素子 40 第3径方向圧電素子 42、43 給電電極(第1給電電極) 41、44 給電電極(第2給電電極)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 浩充 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 毛利 尚武 愛知県名古屋市天白区久方2−12−1 豊田工業大学内 (56)参考文献 特開 平3−187144(JP,A) 特開 平1−225380(JP,A) 特開 平2−297003(JP,A) 特開 昭63−39738(JP,A) 特開 平3−111130(JP,A) 特開 昭64−2825(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23H 7/32 B23H 7/30

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに収容され、小径の電極の軸
    方向に平行に伸縮可能に設けられる積層型の第1軸方向
    圧電素子と、 前記第1軸方向圧電素子の自由端に固定され、前記ハウ
    ジングに対し電極の軸方向に移動可能なケースと、 前記ケースに収容され、電極の径方向に伸縮可能な積層
    型の第2径方向圧電素子と、 前記第2径方向圧電素子の自由端に当接し、前記第2径
    方向圧電素子の伸長動作および収縮動作に応じて電極を
    圧着および離脱する第1電気絶縁体と、 前記ハウジングに収容され、電極の径方向に伸縮可能な
    積層型の第3径方向圧電素子と、 前記第3径方向圧電素子の自由端に当接し、前記第3径
    方向圧電素子の伸長動作および収縮動作に応じて電極を
    圧着および離脱する第2電気絶縁体とを備え、 前記第2径方向圧電素子及び前記第3径方向圧電素子
    前記第1軸方向圧電素子の自由端側に配置され、前記第
    1軸方向圧電素子、前記第2径方向圧電素子及び前記第
    3径方向圧電素子が前記電極の周方向の1箇所で前記電
    極の軸方向に整列していることを特徴とする放電加工用
    電極送り装置。
  2. 【請求項2】 前記第1電気絶縁体によって他部から電
    気的に絶縁され、前記第2径方向圧電素子の伸長動作
    時、加工用電源を前記電極に接続する第1給電電極を有
    することを特徴とする請求項1記載の放電加工用電極送
    り装置。
  3. 【請求項3】 前記第2電気絶縁体によって他部から電
    気的に絶縁され、前記第3径方向圧電素子の伸長動作
    時、加工用電源を前記電極に接続する第2給電電極を有
    することを特徴とする請求項1または2記載の放電加工
    用電極送り装置。
  4. 【請求項4】 電極の送り方式をステップ状に駆動させ
    る方式とアナログ的に駆動させる方式を複合させた、電
    極送りを制御する前記第1軸方向圧電素子、前記第2径
    方向圧電素子、及び前記第3径方向圧電素子への電圧供
    給のオンオフの組み合わせによって、前記第1軸方向圧
    電素子の伸張量あるいは収縮量だけ、前記電極を送るス
    テップ送り制御と、前記電極を前記1電気絶縁体に圧着
    させつつ、前記第1軸方向圧電素子へ供給する電圧を調
    整することによって電極の送り量を微調整する制御とを
    複合させた、電極送り制御を行うことを特徴とする請求
    項1記載の放電加工用電極送り装置。
  5. 【請求項5】 駆動周波数を系の折れ点周波数を超えた
    領域での高次共振周波数に合致させて電極の送りを制御
    することを特徴とする請求項4記載の放電加工用電極送
    り装置。
  6. 【請求項6】 電極とワーク間のギャップ電圧の変動に
    対して制御信号の位相を反転させて電極の送りを制御す
    ることを特徴とする請求項5記載の放電加工用電極送り
    装置。
  7. 【請求項7】 前記第1電気絶縁体および前記第2電気
    絶縁体は、電極が挿嵌される溝部を有し、この溝部は両
    端が口拡されていることを特徴とする請求項1記載の放
    電加工用電極送り装置。
  8. 【請求項8】 前記第1電気絶縁体によって他部から電
    気的に絶縁され、前記第2径方向圧電素子の伸長動作
    時、加工用電源を前記電極に接続する第1給電電極と、 前記第2電気絶縁体によって他部から電気的に絶縁さ
    れ、前記第3径方向圧電素子の伸長動作時、加工用電源
    を前記電極に接続する第2給電電極とを有し、 前記電極は、前記第2径方向圧電素子の伸張動作時、第
    1電気絶縁体と第1給電電極との間に挟み込まれ、前記
    第3径方向圧電素子の伸張動作時、前記第2電気絶縁体
    と前記第2給電電極との間に挟み込まれることを特徴と
    する請求項4〜7のいずれか一項記載の放電加工用電極
    送り装置。
  9. 【請求項9】 ハウジングに収容され、電極の軸方向に
    平行に伸縮可能に設けられる積層型の第1軸方向圧電素
    子と、 前記第1軸方向圧電素子の自由端に固定され、前記ハウ
    ジングに対し電極の軸方向に移動可能なケースと、 前記ケースに収容され、電極の径方向に伸縮可能な積層
    型の第2径方向圧電素子と、 前記第2径方向圧電素子の自由端に当接し、前記第2径
    方向圧電素子の伸張動作及び収縮動作に応じて電極を圧
    着及び離脱する第1電気絶縁体と、 前記ハウジングに収容され、電極の径方向に伸縮可能な
    積層型の第3径方向圧電素子と、 前記第3径方向圧電素子の自由端に当接し、前記第3径
    方向圧電素子の伸張動作及び収縮動作に応じて電極を圧
    着及び離脱する第2電気絶縁体とからなり、前記第1軸
    方向圧電素子、前記第2径方向圧電素子及び前記第3径
    方向圧電素子が前記電極の周方向の1箇所で前記電極の
    軸方向に整列している電極送り機構が、前記ハウジング
    内に2セット設けられ、 その2セットの電極送り機構のそれぞれの第1軸方向圧
    電素子の伸張方向が逆方向となるように、それぞれの第
    1軸方向圧電素子の固定端を前記ハウジングに固定し、
    前記電極を一方向に送る場合には前記2セットの電極送
    り機構の一方のみによって行い、その一方向と逆向きの
    他方向に電極を送る場合には、前記2セットの電極送り
    機構の他方のみによって行うことを特徴とする放電加工
    用電極送り装置。
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