JP3261817B2 - 無機基材の補強方法及びその製品 - Google Patents

無機基材の補強方法及びその製品

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無機基材の片面に、特
定の不飽和ポリエステル樹脂またはビニルエステル樹脂
を含む組成物をスプレーアップして、硬化することを特
徴とする無機基材の補強方法に関し、詳細には、ガラ
ス、天然石材、コンクリート、セラミックス、金属等、
無機質表面を有する内外装壁材、建材、床材、レリーフ
等の補強方法およびそれによって得られる製品に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス、天然石材、コンクリー
ト、セラミックス、金属等、無機質表面を有する内外装
壁材、建材、床材、レリーフ等の無機基材は、運搬、施
工、使用に耐え得る耐衝撃性および剛性を得るため、ハ
ンドレイアップ、スプレーアップによる部分的な補強
や、局部的な増厚を必要とする場合があった。
【0003】特に、天然石材を用いた壁材、床材、建材
は石材単独で衝撃強度を得ようとすると重量が極度に増
し、さらに限られた天然石を有効利用するためには、で
きるだけ薄く切り出しを行っおり、薄板の天然石材をハ
ンドレーアップ、スプレーアップにより補強して製品化
するのが一般的である。
【0004】ここで言うハンドレイアップ、スプレーア
ップ成形による補強、増厚工程とは、前者は、繊維長が
約2インチのチョップドストランドマットに、後者は、
約1インチのチョップドストランドに、脱泡ローラーを
用いて熱硬化性樹脂を含浸させ、硬化させるのが一般的
な方法である。
【0005】その際、ロール含浸工程は、人手と時間を
要し、特に複雑形状の製品では、細部の含浸脱泡工程
は、人手による念入りな作業が必要である。このような
補強工程は成形時間全体の大半を費やし成形サイクルの
律速ともなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
のハンドレイアップ、スプレーアップ成形方法により行
われている補強、増厚工程において、成形時間全体の大
半を費やしていた含浸脱泡工程の省力化とそれに係わる
人手を削減し、補強工程を簡略化し、成形サイクルアッ
プを可能とする補強方法にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
した結果、前記課題を特定の樹脂組成物で克服し本発明
を完成するに至った。
【0008】即ち、本願発明は、ガラス、天然石材、コ
ンクリート、セラミックス、金属から選択される無機基
材の片面に、球形の中空充填材およびチキソ付与剤を含
有する不飽和ポリエステル樹脂および/またはビニルエ
ステル樹脂からなる組成物と繊維強化材とを吹き付け
て、硬化することを特徴とする無機基材の補強方法及び
その製品を提供するものである。好ましくは球形の中空
充填材が直径10〜300ミクロン、比重0.02〜0.
8のものであり、好ましくは樹脂組成物がα,β−不飽
和単量体を含有するものであり、好ましくは中空充填材
の含有量が樹脂組成物中5〜60体積%であるもの、こ
のように補強して得られる製品を提供するものである。
【0009】本発明によれば、ガラス、天然石材、コン
クリート、セラミックス、金属等、無機質よりなる無機
基材の裏面に繊維強化材と、球形の中空充填材及びチキ
ソ付与剤を含有する不飽和ポリエステル樹脂および/ま
たはビニルエステル樹脂を含む組成物を吹き付けること
により、ほとんど人手を要さずに含浸脱泡工程を完了す
ることができ、運搬、施工、使用に耐え得る耐衝撃性、
剛性および、厚み付与ができ、製品の省力かつ迅速な製
造を可能とするものである。
【0010】更に、本発明の補強方法について詳しく述
べる。
【0011】本発明の無機基材は、ガラス、天然石材、
セラミックス、金属から選択される補強を要する無機基
材、即ち、剛性を必要とするものであり、厚みが、0.
01〜30mm程度の無機基材であり、その形状はいずれ
のものでも良い。材質としては、無機質であり、無機基
材は、焼成、プレス、注型、板金、圧延、押出し等、既
存の成形方法で得られた半製品を意味するものである。
【0012】本発明の補強層形成に用いられる不飽和ポ
リエステル樹脂は、好ましくは、通常用いられる不飽和
二塩基酸、またその無水物、および飽和二塩基酸または
その無水物と、グリコールまたは炭素数2〜3のアルキ
レンオキサイドとを脱水縮重合反応することによって得
られた樹脂を、スチレン、α-メチルスチレン、メチル
メタクリレート、エチルメタクリレート、β-ヒドロキ
シエチルメタクリレート等のα,β−不飽和単量体に溶
解したものである。
【0013】本発明のビニルエステル樹脂は、既存のビ
スフェノール系、ノボラック系のエポキシ樹脂の末端に
メタクリル酸、アクリル酸等を反応させ、上記、不飽和
ポリエステル樹脂と同様、スチレン、α-メチルスチレ
ン、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、β
-ヒドロキシエチルメタクリレート等のα,β−不飽和単
量体に溶解したものである。このα,β−不飽和単量体
は、組成物の粘度をスプレーアップに好ましい10〜5
0ポイズにする為に、更に添加しても良い。
【0014】本発明の球形状の中空充填材としては、特
に限定するものではなく、一般公知のものを使用するこ
とができ、材質はガラス、シリカ、セラミック等の無機
質のもの、塩化ビニリデン、アクリル、アクリル−アク
リロニトリル共重合物等の有機質のもの、更には表面処
理がしてあるもの等特に限定しない。好ましくは、その
粒子径は、スプレイアップ機ノズルを通過できる大きさ
が望ましく、好ましくは、10〜300ミクロン、より
好ましくは15〜200ミクロンであり、その真比重は
好ましくは0.02〜0.8程度であり、その値は無機
質、有機質で大幅に異なる。又、耐圧強度は、混合、成
形中の破損を防止する意味で高い方がよい。その強度
は、好ましくは5〜1000kg/cm2、特に好ましくは1
00kg/cm2以上である。
【0015】市販品として、例えばスコッチライトグラ
スバブル(住友スリーエム社製)、MIRALITE,
MICRLITE,Dualite(PIERCE&S
TEVENS社製)、GlassMicroballo
on(EMERSPON&CUMING社製)、Q−C
EL,Microcel(旭硝子社製)、エクスパンセ
ル、Microcel(日本フィライト社製),MFL
−80CA(松本油脂(株)社製)等の物が使用でき
る。
【0016】かかる中空充填剤の添加量は、好ましくは
5.0〜60体積%(組成物中)で、より好ましくは7.
0〜50体積%(組成物中)ある。
【0017】また、本発明のチキソ付与剤とは、その形
状が星状、針状、ウィスカー状、隣片状等特に限定する
ものではなく、熱硬化性樹脂に揺変性を与える形状のも
のであれば良い。具体例としては、例えばシリカ粉末、
タルク粉末、ガラスフレーク、金属ウィスカー、セラミ
ックウィスカー、硫酸カルシウムウィスカー、アスベス
ト、スメクタイト、等が挙げられる。必要に応じて前
記、2種以上を併用しても良い。
【0018】チキソ付与剤の市販品としては、レオロシ
ールQSシリーズ(徳山曹達(株)社製)、アエロジル
シリーズ(日本アエロジル社製)BENATHIXシリ
ーズ(ウィルバーエリス社製)、FRANNKLIN
FIBER(USG社製)、タルクSW,SS,SW
E,(日本タルク社製)、タルカンパウダーPK、ロー
タルクーT(林化成社製)、アルボレックスYS(四国
化成工業社製)等がある。
【0019】又、その大きさはスプレイアップ機ノズル
を通過できる大きさであれば良く、添加量は好ましくは
1〜20重量部(対樹脂組成物)であり、非球形のチキ
ソ付与剤の揺変性の付与能力により上記範囲内で増減す
れば良い。
【0020】硬化触媒としては、特に限定するものでは
なく、一般公知のものを使用することができ、例えばメ
チルエチルケトンパーオキサイド、シクロヘキサンパー
オキサイド、アセチルアセトンパーオキサイド、アセト
酢酸エステルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイ
ド等の過酸化物触媒が挙げられ、これらの2種以上を併
用しても良い。その添加量は、組成物100部に好まし
くは0.5〜5重量部である。
【0021】硬化促進剤としては、有機酸の金属塩類お
よびキレート等があり、例えばナフテン酸コバルト、オ
クチル酸コバルト、アセチルアセトンコバルト等又は、
あるいはアミン類例えば、ジメチルアニリン、ジエチル
アニリン等が挙げられ、これらの2種以上を併用しても
良い。その添加量は、組成物100重量部に好ましくは
0.01〜5重量部である。
【0022】また必要により、消泡剤、改質剤等を組成
物に添加してもよい。
【0023】本発明の繊維強化材とは、例えば、ガラス
繊維、アラミド繊維、ビニロン繊維、ポリエステル繊
維、ナイロン繊維、カーボン繊維、金属繊維等あるいは
それらの組合せである。好ましいのはガラス繊維、カー
ボン繊維である。また、繊維の形態は、紐状、ロービン
グ状が好ましい。紐状、ロービング状のものをあらかじ
め長さ3〜25mmにカットして、チョップドストラン
ドにして使用することも可能である。好ましい繊維長と
しては、3〜50mmで、特に好ましくは3〜25mmであ
る。繊維強化材は、通常スプレーアップ成形の場合、組
成物と共にスプレーされ基体に付着させる。しかし、ス
プレーのノズルは、各々別口である。
【0024】繊維強化材の重量割合は、好ましくは不飽
和ポリエステル樹脂およびビニルエステル樹脂の組成物
において、5〜30重量%であり、より好ましくは5〜
25重量%、特に好ましくは8〜20重量%である。
【0025】又、本発明の不飽和ポリエステル樹脂およ
びビニルエステル樹脂の組成物には、必要に応じ顔料、
他の充填材、低収縮化剤等を配合しても良い。顔料およ
び低収縮化剤としては、一般市販の不飽和ポリエステル
樹脂用の物を添加すれば良い。
【0026】また、他の充填材とは、原材料の増量を目
的として用いられ例えば炭酸カルシウム、シリカ、ガラ
ス、アルミナ、クレイ、水酸化アルミニウム、硫酸バリ
ウム、硫酸カルシュウム、硅石等の粉末が挙げられ、そ
の粒子径はスプレイアップ機を通過できる大きさであれ
ば良い。又、これらの2種以上を併用しても良い。
【0027】また、本発明に用いられる球形中空充填材
およびチキソ付与剤を含有した不飽和ポリエステル樹脂
又はビニルエステル樹脂の組成物は、好ましくは粘度1
0〜50ポイズ、より好ましくは粘度10〜30ポイズ
(JIS−K−6901 4、5)であり、揺変性は、
好ましくは4.0〜9.0、より好ましくは4.0〜7.0
(JIS−K−6901 4、5)であり、ゲル化時間
は2〜30分で、より好ましくは2〜5分(JIS−K
−6901 4、8)である。粘度及び揺変性が、この
範囲を外れるとスプレーアップ成形が難しくなるので、
好ましくない。
【0028】また、本発明の補強方法が適用できる製品
としては、ガラス、天然石材、セラミックス、金属等の
無機基材製の建材、内外装用壁材、床材、台所部材、電
気製品、自動車部品、レリーフ、事務用品、天板等があ
り、特に限定するものではない。
【0029】本発明のFRPスプレーアップ補強法は、
一般市販のスプレーガン、およびチョッパーを用いて本
発明の球形中空充填材およびチキソ付与剤を含有した不
飽和ポリエステル樹脂および/またはビニルエステル樹
脂を含む組成物と長さ3〜25mmの繊維強化材とを無
機基材、好ましくはガラス、天然石材、セラミックス、
金属等の無機基材の片面、通常裏面に吹き付け、硬化さ
せるものである。
【0030】
【実施例】以下に合成例、実施例、比較例をもって、本
発明を詳細に説明するが、「部」、「%」は重量基準で
あるものとする。
【0031】実施例−1(石目調結晶化ガラス壁材の補
強層の成形) 不飽和ポリエステル樹脂(商品名:ポリライト801
0、大日本インキ化学工業(株)社製)100部に対
し、チキソ付与剤(シリカ粉末、商品名:レオロシール
QS−20、徳山曹達(株)社製)2.5部、6%コバ
ルトナフテネート0.4部、ジメチルアニリン0.1部、
スチレンモノマー50部を混合し、不飽和ポリエステル
樹脂Aを得た。
【0032】次に不飽和ポリエステル樹脂A 100部
に対し球形中空充填材(商品名:DUALITE M6
017AE、PIERCE&STEVEN社製)15体
積%と、充填材(炭酸カルシウム、商品名:NS−10
0、日東粉化(株)社製)80部を添加後、攪拌して樹
脂組成物1−1を得た。
【0033】得られた樹脂組成物1−1は、粘度23.
0poise,揺変性5.1(JIS-K-6901 4,5),ゲル化時間4分
(JIS K 6901 4,8)であった。
【0034】1−1 100部に対してパーメックーN
(メチルエチルケトンパーオキサイド、硬化触媒、日本
油脂社製品)1.0部、16mm長ガラスロービングG
R31(日本板ガラス社製)25部を1000×100
0×18mm厚の石目調結晶化ガラス壁材(1-A-)
の裏面にスプレーアップし、ロール含浸工程を行わず、
60℃で30分アフターキュアさせ約2mm厚の補強層
を得た。(1-A-)
【0035】比較例−1(石目調結晶化ガラス壁材の補
強層の成形) 不飽和ポリエステル樹脂(商品名:ポリライトLP−8
21−N、大日本インキ化学工業(株)社製)100部
に対し、パーメックーN 1.0部、1インチ長ガラス
ロービング(ER2310SP−10、旭ファイバーグ
ラス社製)50部を実施例ー1の石目調結晶化ガラス壁
材(1-A-)にスプレーアップし、ロール含浸後、6
0℃で30分アフターキュアさせ約2mm厚の補強層を
得た。(1-B-)
【0036】石目調結晶化ガラス壁材に補強層を形成
し、成形工程、作業時間、作業人員について比較した結
果を表−1に示した。実施例ー1は、従来の補強方法で
ある比較例ー1と比べてロール含進工程が省略できるこ
とにより、延作業時間および延べ作業人員が削減でき生
産効率が著しく向上した。また、実施例ー1は含浸脱泡
を省略しても補強層の残気泡はほとんど発見できなかっ
た。
【0037】
【表1】
【0038】実施例−2(キッチンカウンター用天然大
理石天板の補強層成形) 実施例−1の不飽和ポリエステル樹脂A 100部に対
し球形中空充填材(商品名:DUALITE M601
7AE、PIERCE&STEVEN社製)8.0体積
%を添加後、攪拌して樹脂組成物2−1を得た。
【0039】得られた樹脂組成物(2−1)は、粘度1
7.0poise、揺変性4.6(JIS-K-6901 4,5)、ゲル化時
間 3分(JIS K 6901 4,8)であった。 2−1 100部に対してパーメックーN1.0部、1
6mm長ガラスロービング(ER2310SP−10、
旭ファイバーグラス社製)25部を厚さ1800×60
0×6mmの天然大理石板(2-A-)にスプレーアッ
プし、ロール含浸工程を行わず、常温硬化させ約2mm
厚のFRP層でオーバーレイアップされた補強層を得
た。(2-A-)
【0040】実施例−3(キッチンカウンター用天然大
理石天板の補強層成形) 実施例−1の不飽和ポリエステル樹脂A 100部に対
し球形中空充填材(商品名:DUALITE M601
7AE、PIERCE&STEVEN社製)16.0体
積%、チキソ付与材(商品名:タルクSW,日本タルク
(株)社製)10部、充填材(炭酸カルシウム、商品
名:NS−100、日東粉化(株)社製)70部を添加
後、攪拌して樹脂組成物3−1を得た。
【0041】得られた樹脂組成物3−1は、粘度26.
0poise、揺変性5.6(JIS-K-6901 4,5)、ゲル化時間
4分(JIS K 6901 4,8)であった。 3−1 100部に対してパーメックーN1.0部、1
6mm長ガラスロービング(ER2310SP−10、
旭ファイバーグラス社製)25部を実施例−2の天然大
理石板(2-A-)にスプレーアップし、ロール含浸工
程を行わず、常温硬化させ約2mm厚のFRP層でオー
バーレイアップされた補強層を得た。(3-A-)
【0042】比較例−2(キッチンカウンター用天然大
理石天板の補強層成形) 不飽和ポリエステル樹脂(商品名:ポリライトLP−9
24−N、大日本インキ化学工業(株)社製)100部
に対し、パーメックーN 1.0部、1インチ長ガラス
ロービング(商品名:ER2310SP−10、旭ファ
イバーグラス社製)50部を実施例−2の天然大理石板
(2-A-)にスプレーアップし、ロール含浸工程を経
て、常温硬化させ約2mm厚のFRP補強層を得た。
(2-B-)
【0043】キッチンカウンター用天然大理石天板の補
強層を成形し、成形工程、作業時間、作業人員について
比較した結果を表−2に示した。実施例−2および3
は、従来の補強方法である比較例−2と比べてロール含
浸工程が省略できることにより、延作業時間および延べ
作業人員が大幅に削減でき生産効率が著しく向上し、入
念な作業と時間を要する従来の補強方法からの脱却が可
能と判断できる。
【0044】
【表2】
【0045】
【発明の効果】本発明による利点は、FRP製補強層を
形成する際、従来、手作業に頼らざるを得なかった含浸
脱泡工程が省略できるため、スプレー後の工程がほとん
ど必要無くなったことにある。
【0046】すなわち、補強層の成形工程は大幅に簡素
化でき、それに伴う成形時間の短縮、作業人員の削減が
可能となった。又、ロール含浸工程が不要なため、樹脂
のゲル化時間を著しく短く設定でき、速やかに次工程に
移れる等のメリットを有する。
【0047】さらに、FRP製補強層成形は、ロボット
等による自動化も図れ、モノマー臭の漂う作業環境下か
ら人手を無くし、衛生面においても優れた効果が得られ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29K 67:00 B29K 105:16 105:16 B29C 67/14 E (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 70/00 - 70/88 B32B 13/00 - 13/14 B32B 27/00 - 27/42

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス、天然石材、コンクリート、セラ
    ミックス、金属から選択される無機基材の片面に、球形
    の中空充填材およびチキソ付与剤を含有する不飽和ポリ
    エステル樹脂および/またはビニルエステル樹脂からな
    る組成物と繊維強化材とを吹き付けて、硬化することを
    特徴とする無機基材の補強方法。
  2. 【請求項2】 球形の中空充填材およびチキソ付与剤を
    含有する不飽和ポリエステル樹脂および/またはビニル
    エステル樹脂からなる組成物の粘度が、10〜50ポイ
    ズ(JIS K-6901)であることを特徴とする請求項1記載
    の補強方法。
  3. 【請求項3】 球形の中空充填材およびチキソ付与剤を
    含有する不飽和ポリエステル樹脂および/またはビニル
    エステル樹脂からなる組成物の揺変性が、4〜9(JIS
    K-6901)であることを特徴とする請求項1記載の補強方
    法。
  4. 【請求項4】 球形の中空充填材が直径10〜300ミ
    クロン、比重0.02〜0.8のものであることを特徴と
    する請求項1記載の補強方法。
  5. 【請求項5】 球形の中空充填材の含有量が、不飽和ポ
    リエステル樹脂および/またはビニルエステル樹脂組成
    物中5.0〜60体積%であることを特徴とする請求項
    1記載の補強方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項いずれか記載の補
    強方法により得られた補強層を有する無機基材製品。
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