JP3260956B2 - ディスク成形品の成形方法 - Google Patents

ディスク成形品の成形方法

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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/263Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディスク成形品の成形
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスクやレーザーディスク
などのディスク成形品の射出成形に際しては、たとえ
ば、図2に示したような金型装置が用いられる。図にお
いて、符号10は固定型、11は固定側取付盤、12は
固定型ミラープレートである。この固定型ミラープレー
ト12には冷却溝13が設けられている。一方、符号2
0は可動型、21は可動側取付盤、22は可動型ミラー
プレートで、この可動型ミラープレート22にも冷却溝
23が設けられている。この固定型ミラープレート12
と可動型ミラープレート22によって、成形品キャビテ
ィCが形成される。
【0003】固定型10には、その外周にメスカッタ1
4を備えたスプルーブッシュ15が嵌装されている。符
号17はスプルーSの周囲に形成された冷媒用流路であ
る。そして、可動型20には、前記メスカッタ14に対
応するオスカッタ24が前記成形品キャビティCに対し
て前後動自在に設けられている。オスカッタ24は溶融
樹脂を前記成形品キャビティC内に導入するためのゲー
トGを開閉するとともに、図3に示したようなディスク
成形品Pの内孔部Hを規定するためのもので、ゲートカ
ッタとも称される。このオスカッタ24が前後し、オス
カッタ24先端が前記メスカッタ14内を出入りするこ
とによって、前記ゲートGが開閉する。前記オスカッタ
24の外周にはエジェクタ25が設けられている。この
エジェクタ25は、成形後のディスク成形品をキャビテ
ィC面から突き出すためのもので、前後動自在にオスカ
ッタ24に摺接して設けられている。符号26はセンタ
ーピン、27はオスカッタ24の先端周囲に形成された
冷媒用流路である。
【0004】前記装置を用いるディスク成形品の成形は
次のようにして行なわれる。まず、スプルーS周囲とオ
スカッタ24の先端周囲の冷媒用流路17,27に冷却
水を流して10〜20℃に冷却し、その状態で、溶融樹
脂を成形品キャビティC内へ射出する。その際、固定型
ミラープレート12および可動型ミラープレート22の
各冷却溝13,23には適宜の冷媒を通して、両ミラー
プレート12,22の鏡面(キャビティ面とも称され
る)温度を、コンパクトディスク成形時は約70〜90
℃、レーザーディスク成形時は約50〜60℃に冷却し
ておく。その後、オスカッタ24を前進させてゲートG
をカットする。ゲートカット後型開きを行い、エジェク
タ25およびセンターピン26を前進させてディスク成
形品を突き出し脱型する。
【0005】なお、前記スプルーS周囲とオスカッタ2
4先端の冷却を、両ミラープレート12,22の鏡面温
調とは別個に行い、しかも低い温度に設定するのは次の
理由による。すなわち、スプルーS部分は、両ミラープ
レート12,22の鏡面部分で形成されるディスク成形
品の厚みに比べ、直径が約3倍近く、あるいは場所によ
ってはそれ以上になるため、短時間で冷却するにはスプ
ルーS周囲とオスカッタ24先端を、両ミラープレート
12,22の鏡面より低い温度にしておかねばならない
ことによる。
【0006】しかしながら、前記のようにして成形され
たディスク成形品は、外周域や中周域に比べて内周域で
の複屈折率がマイナス側へ大きく変化しているという光
学特性上の問題があった。この原因について種々検討し
た結果、スプルーS周囲およびオスカッタ24先端の冷
却温度が、両ミラープレート12,22の冷却温度より
も極端に低いことが影響していると判明した。すなわ
ち、ディスク成形品の内周域は、中周域あるいは外周域
よりもスプルーSおよびオスカッタ先端に近い位置で形
成されるため、スプルーS周囲およびオスカッタ24先
端の冷却によって中周域あるいは外周域よりも低温状態
で成形されるからである。
【0007】ところが、前記複屈折の問題を解決するた
めにスプルーS周囲およびオスカッタ24先端の冷却温
度を、各ミラープレート12,22の冷却温度(70〜
90℃あるいは50〜60℃)に近づけた場合、スプル
ーSの冷却が不充分となってスプルーS部分に変形を生
じることがある。しかも、このスプルーS部分の樹脂
は、適宜のチャック機構などによって取り出される部分
であるため、かかる変形したスプルーSによってチャッ
クミスを多発させる恐れがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は前記のよう
な問題を解決するために提案されたものであって、スプ
ルーの変形などの不具合を生じることなく光学特性の良
好なディスク成形品を得ることのできる成形方法を提供
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
固定型のミラープレートと可動型のミラープレートによ
って形成されるディスク成形品キャビティ内への溶融樹
脂のゲートを開閉しかつディスク成形品の内孔部を規定
するオスカッタが前後動自在に可動型に設けられ、前記
オスカッタ外周にはディスク成形品をキャビティ面から
突き出すエジェクタが前後動自在に摺接して設けられ
て、前記固定型のスプルーの周囲及び前記可動型のオス
カッタ先端を冷却し得るようにされた装置によってディ
スク成形品を射出成形する方法において、前記成形品キ
ャビティ内への溶融樹脂の射出完了後からエジェクタ前
進完了時までの間のみ、前記スプルー周囲及びオスカッ
タ先端の冷却を行なうことを特徴とするディスク成形品
の成形方法に係る。
【0010】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明の成形方法によるディスク成形
品成形時のタイムチャートである。
【0011】この発明の成形方法は、図2に示すような
公知の射出成形金型装置によって好適に実施され、ディ
スク成形品の成形に際しては、成形品キャビティC内へ
の溶融樹脂の射出後における射出完了後からエジェクタ
25前進完了時までの間のみ、前記スプルーS周囲およ
びオスカッタ24先端が冷却される。なお、スプルーS
周囲の冷却開始時期とオスカッタ24先端の冷却開始時
期は、同時の場合と異なる場合とがある。
【0012】図1のタイムチャートおよび図2から理解
されるように、まず、固定型10と可動型20とが閉じ
られ、型締のための増圧後、成形品キャビティCに射出
装置のノズルNから溶融樹脂が射出される。この射出は
従来と同様である。その間、オスカッタ24は後退して
いる。また、固定型ミラープレート12および可動型ミ
ラープレート22の冷却溝13,23に水などの冷媒が
流されて、両ミラープレート12,22の鏡面が所定温
度、すなわちコンパクトディスクの成形時は約70〜9
0℃、レーザーディスク成形時は約50〜60℃に冷却
される。一方、スプルーS周囲の冷媒用流路17および
オスカッタ24先端の冷媒用流路27には冷媒が通され
ないままになっている。
【0013】溶融樹脂が成形品キャビティC内に射出さ
れてキャビティC内の成形品Pが冷却された後、オスカ
ッタ24が前進しゲートGがカットされる。
【0014】前記成形品キャビティC内への溶融樹脂の
射出が完了した後から、スプルーS周囲およびオスカッ
タ24先端の冷媒用流路17,27に冷媒が流され、該
部分が10〜20℃あるいは、それより低い温度に冷却
される。この例において前記冷媒用流路17,27への
冷媒の流入は、キャビティC内への溶融樹脂の射出完了
後に行なわれている。
【0015】しかる後、金型の圧抜きがされて型開きが
なされる。そして、前記エジェクタ25が前進し、その
前進が完了して成形品PがキャビティC面から突き出さ
れたところで、前記スプルーS周囲およびオスカッタ2
4先端の冷媒用流路17,27への冷媒の流入が停止
し、スプルーS周囲およびオスカッタ24先端の冷却が
終了する。それとともに、エジェクタ25およびオスカ
ッタ24が後退して、次の成形に備えられる。
【0016】得られたディスク成形品は、内周域の複屈
折率が中周域や外周域の複屈折率に近いものであった。
これは、溶融樹脂の射出時にはスプルーS周囲およびオ
スカッタ24先端が冷却されていないため、射出時に溶
融樹脂がスプルー周囲およびオスカッタ先端の低温によ
る影響を受けず、スプルー周囲およびオスカッタ先端近
くで形成されるディスク内周域に悪影響を与えないこと
による。
【0017】なお、前記スプルーS周囲およびオスカッ
タ24先端の冷却用冷媒としては、適宜温度に冷却され
た水、空気など公知の冷媒を使用できるが、超低温空気
を用いることがより好ましい。この超低温空気は、チュ
ーブ内に音速で吐出された圧縮空気が急激に膨張し高速
回転しながら渦流となって末端へ移動する際に、渦流の
中心部と外周部との間に大きな圧力差を生じ、前記中心
部に向かって空気が移動することによって低温にされた
もので、たとえば、TOOL&MACHINE社のTM
S−630シリーズのチューブによって好ましく発生さ
せることができる。この超低温空気を使用すれば短い時
間でスプルーS周囲およびオスカッタ24先端を効果的
に冷却できるため、その冷却開始時をより遅らせて、ス
プルーS周囲およびオスカッタ24先端付近の樹脂の温
度と成形品キャビティC内の樹脂の温度を、より長い時
間等しくでき、前記複屈折率の問題をより完全に無くす
ことができる。
【0018】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
ディスク成形品の成形方法によれば、成形品キャビティ
内への溶融樹脂の射出完了後からエジェクタ前進完了時
までの間のみ、前記スプルー周囲及びオスカッタ先端を
冷却するので、射出時にスプルー周囲及びオスカッタ先
端によってその周囲の樹脂が極端に冷却されることがな
い。その結果、スプルー周囲及びオスカッタ先端近くの
樹脂、すなわちディスク成形品の内周域となる樹脂と、
成形品キャビティの中央および外周部の樹脂、すなわち
ディスク成形品の中周域および外周域となる樹脂との温
度の差が小さくなり、内周域、中周域および外周域の複
屈折率がほぼ等しい良好な光学特性を有するディスク成
形品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の成形方法によるディスク成形品の成
形時を示すタイムチャートである。
【図2】一般的なディスク成形用金型の要部を示す断面
図である。
【図3】一般的なディスク成形品の平面図である。
【符号の説明】
10 固定型 11 固定側取付盤 12 固定型ミラープレート 13 冷却溝 14 メスカッタ 15 スプルーブッシュ 17 スプルー周囲の冷媒用流路 20 可動型 21 可動側取付盤 22 可動型ミラープレート 23 冷却溝 24 オスカッタ 25 エジェクタ 27 オスカッタ先端の冷媒用流路 C 成形品キャビティ G ゲート S スプルー P ディスク成形品 H 内孔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/72 - 45/73 B29C 45/26 - 45/37 B29D 17/00 B29L 17:00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定型のミラープレートと可動型のミラ
    ープレートによって形成されるディスク成形品キャビテ
    ィ内への溶融樹脂のゲートを開閉しかつディスク成形品
    の内孔部を規定するオスカッタが前後動自在に可動型に
    設けられ、前記オスカッタ外周にはディスク成形品をキ
    ャビティ面から突き出すエジェクタが前後動自在に摺接
    して設けられて、前記固定型のスプルーの周囲及び前記
    可動型のオスカッタ先端を冷却し得るようにされた装置
    によってディスク成形品を射出成形する方法において、 前記成形品キャビティ内への溶融樹脂の射出完了後から
    エジェクタ前進完了時までの間のみ、前記スプルー周囲
    及びオスカッタ先端の冷却を行なうことを特徴とするデ
    ィスク成形品の成形方法。
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