JP3259716B2 - 多段キースイッチ及び多段キースイッチ付き携帯情報端末装置 - Google Patents

多段キースイッチ及び多段キースイッチ付き携帯情報端末装置

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  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の動作指示が
可能なスイッチの構成に関し、特に、そのようなスイッ
チを用いた携帯情報端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯情報端末装置に設けられてい
るキースイッチには、1スイッチに対して1つのスイッ
チ接点を有するキースイッチが用いられており、スイッ
チのON/OFFにより一つの命令実行/中止しか処理
できなかった。そのため、多くの命令を実行するために
はスイッチの数を増やすしかなく、操作が煩雑になった
り、スイッチ増設のために余分な搭載スペースが必要に
なってくる。
【0003】また、一つのキースイッチの押下により複
数の動作を実行可能とする方法としては、スイッチの短
時間押しか長時間押しかにより2つの異なる動作を実行
させる方法、もしくはスイッチを1回押下したか2回押
下したかにより2つの異なる動作を実行させる方法等を
用いることにより、キースイッチ搭載スペースを減らす
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】1キースイッチに対し
て複数の動作命令を実行させる上記従来の方法では、そ
の命令の選択をスイッチの押下時間の違いあるいは押下
回数の違いに頼っているため、必然的に瞬時な動作命令
検出は不可能であり、次命令実行までに空白時間が存在
するため、瞬時に次動作実行に移行出来ないという問題
があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、1キースイ
ッチにより複数の動作命令を時間的遅延を殆ど生ずるこ
となく実行可能な多段キースイッチ及び該多段キースイ
ッチを用いた携帯情報端末装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、押しボタンス
イッチのボタン押下時に生ずる押下圧力の変化を検出可
能な手段を設けることにより、1つのスイッチに対し
て、複数の動作命令を実行させることを特徴とする。
【0007】具体的には、スイッチとしてその先端部に
半球状の突起部を有する柱状の弾性体部材を使用し、こ
のスイッチが押下されたときに弾性体部材の半球状の突
起部が基板に接触する構造を有し、押下圧力の変化に伴
う基板との接触面積の変化を検出することで押下圧力を
判断する。
【0008】弾性体部材の基板接触面積の大小は、弾性
体部材の基板接触面を球状に突起させた突起面を、その
接触する基板上に設けた同心円状に連ねたスイッチ接点
へ接触させることにより検出される。
【0009】これにより、スイッチ押下圧力を変化させ
るだけで、容易に複数の動作命令を実行させる事が可能
となるので、このスイッチを携帯情報端末装置のキース
イッチとして用いることにより、キースイッチの数を大
幅に削減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の多段キースイッ
チを装着した携帯情報端末装置のキー入力から表示部出
力までの動作を実行するためのブロック図の一例であ
る。
【0011】本実施の形態は、キースイッチによる数字
/文字入力や、カーソル移動が可能なキー入力部1と、
キー入力部1でスイッチを押下した時の信号を入力し、
スイッチの押下状態を解析するキー解析部2と、キー動
作について記述したキーパレット・データを記憶してお
くメモリー部4と、キー解析部2で解析したキー情報
と、メモリー部4に記憶してあるキーパレット・データ
とを比較し、実行すべき命令を指示したり、本携帯情報
端末装置の各種動作の処理・制御を行う制御部3と、制
御部3からの命令を受けて数字/文字の表示、カーソル
の表示等を出力する表示部5とを備えている。
【0012】キー入力部1は、図3に示すような構造を
持つ多段スイッチ(SW01〜SW20)を有してい
る。各スイッチは、スイッチを押下する事によりスイッ
チ柱下部に設けられた導電体面をスイッチ接点部に接触
させスイッチをONさせるpushswitchタイプのものであ
る。
【0013】本発明の多段スイッチは、スイッチ柱とし
て伸縮可能で均質な弾性体材質の部材を用いる。スイッ
チ柱下部は、スイッチ柱中央を中心に同心円に湾曲突起
し、この湾曲面は導電体材質の部材で覆われている。
【0014】スイッチ柱の下方の基板上には、ランドで
スイッチ接点が設けられ、スイッチを押下することによ
りスイッチ接点Pとスイッチ接点Nがスイッチ柱導電体
面と接触する事によりスイッチをONする。基板上のス
イッチ接点部は、スイッチ柱中央真下にスイッチ接点P
が当たるように配置され、そのスイッチ接点P中心にそ
れを取り巻く形で同心円状にスイッチ接点Nが配置され
る。
【0015】スイッチ接点Nは、1つのキースイッチに
対して持たせる役割機能分だけの複数個の同心円接点を
設ける。スイッチ接点Pのすぐ外側にあるスイッチ接点
Nとそれ以外のスイッチ接点Nとを区別し、それぞれ、
A群スイッチ接点N、B群スイッチ接点Nとする。
【0016】また、各スイッチ接点に接続する信号線
は、スイッチ接点PにはIN1〜IN4のいずれかのI
N信号を、A群スイッチ接点NにはOUT1〜OUT5
のいずれかのOUT信号を、B群スイッチ接点Nにはそ
の同心円の内側より順にB1、B2、B3…のB信号を
割り当てる。
【0017】キースイッチ全体のマトリクス構成の一例
を図4に示す。ここでは、キースイッチの合計数はSW
01〜SW20の20個としている。本発明の多段スイ
ッチのキーマトリクスは、スイッチ接点PとA群スイッ
チ接点Nとのスイッチ群からなるA群スイッチ・マトリ
クスと、スイッチ接点PとB群スイッチ接点Nとのスイ
ッチ群からなるB群スイッチ・マトリクスを有する。
【0018】IN1からIN4のIN信号には、図5に
示すようにそれぞれタイミングをずらしてLow信号が
入力される。もし何れのスイッチも押下していなけれ
ば、OUT1〜OUT5、B1〜B3にはすべてHig
h信号が出力されスイッチが押下されていないことを検
出し、スイッチ押下によりLow信号をOUT1〜OU
T5、B1〜B3に出力させることにより、押下キーの
割り出し・スイッチ実行機能の検出を行う。
【0019】図2は、カーソル移動のための上下左右各
キーに本発明の多段キースイッチを適用した場合のカー
ソル移動動作を説明するためのフローチャートである。
実施例では、キー割り当てとして、SW01に“↑
(上)”、SW02に“↓(下)”、SW03に“←
(左)”、SW04に“→(右)”キーが割り当てられ
ている。
【0020】以下、図1〜図5を参照して、本携帯情報
端末装置により、カーソルを下へ移動させる場合の動作
について説明する。
【0021】初めに、カーソルを下に移動させるため
に、キー入力部1のSW02を押下する。スイッチが押
さえられることによりSW02のスイッチ柱導電体部が
まず、スイッチ接点Pに接触する。さらにスイッチを押
さえ付けると、スイッチ柱はA群スイッチ接点Nとも接
触する(S1=Yes)。
【0022】キー解析部2が、A群スイッチのONを感
知すると(S2=No)、キー解析部2は、キー入力部
1に図5のIN信号を出力し、キースキャンを開始する
(S19)。SW02のA群スイッチがONしているの
で、このキースキャンに対してキー入力部1からOUT
(5−1)=(1,1,1,1,0)であるOUT信号
がキー解析部2に出力される。
【0023】キー解析部2では、キー解析部2から出力
したIN信号と、キー入力部1から入力したOUT信号
から、どのキーが押下されたのか解析を行う(S3)。
今回は、IN(4−1)=(1,1,0,1)を出力し
たとき、OUT(5−1)=(1,1,1,1,0)が
入力されたので、キー解析部2は、押下キーとしてSW
02を検出する。
【0024】この時、B群スイッチの状態もB(3−
1)信号でキー解析部2に入力されており(B群スイッ
チ未接触の場合はB(3−1)=(1,1,1))、キ
ー解析部2は、入力したOUT信号とB信号を元に、入
力したスイッチ情報としてD(6−0)を制御部3に出
力する(S4)。このD(6−0)信号とOUT信号・
B信号の対応関係は例えば図6のように設定されてい
る。
【0025】ここでもし、キー入力部1で同時に複数の
スイッチが押下されたりして、一意にスイッチが特定で
きない場合は、無効キーの入力と解析され、D(4−
0)=(0,0,0,0,0)が出力される。今回の例
では、キー解析部2に入力したOUT信号から押下スイ
ッチはSW02と検出したのでD(4−0)=(0,
0,0,1,0)が、B群スイッチは未接触とするとB
(3−1)=(1,1,1)であるのでD(6−5)=
(0,0)が、制御部3に出力される。
【0026】制御部3は、まず入力したスイッチ情報D
(6−0)からD(4−0)が(0,0,0,0,0)
かどうか、つまりキー入力部1で無効キーの入力があっ
たかどうかをチェックする(S5)。もし、無効キーが
入力され、D(4−0)として(0,0,0,0,0)
が制御部3に入力されれば(S5=Yes)、X(7−
1)に(0,0,0,0,0,0,0)を入力し(S1
7)、キースキャンを停止させる(S18)。キースキ
ャン停止後は、また新たにキー入力待ち状態となる。X
(7−1)は、初期値として(0,0,0,0,0,
0,0)をもつ制御部内部データである。
【0027】動作例では、制御部3に、D(4−0)と
して(0,0,0,1,0)が入力されたので(S5−
No)、次に制御部3はD(4−0)をX(5−1)と
比較する(S6)。現在、X(5−1)には初期値とし
て(0,0,0,0,0)が入っているのでデータ不一
致である(S6−No)。データ不一致であれば、X
(7−1)にD(6−0)を代入してメモリー部4に記
憶する(S7、S8)。そして、X(7−1)の情報
を、メモリー部4に記憶してあるキーパレットデータと
照合し(S9)、X(7−6)のデータに応じ(S1
0)、処理命令を出力、実行する(S11〜S14)。
【0028】キーパレットというのは、各キーの役割
(実行命令)を記述したデータ群であり、実行命令の種
類に応じて複数のパレットが用意されている。図7にそ
の一例を示す。ここでは3種のキーパレット(カーソル
移動用、文字入力用、英字入力用)が用意されている。
使用するパレットは、モード切換により文字入力用パレ
ットから英字入力用パレットに切換といった様に切り換
え可能で、キー設定を自由に変更することが出来る。
【0029】動作例では、SW01からSW04にカー
ソル移動用パレットを割り当てているので、SW01か
らSW04のスイッチ押下が検出されれば、カーソル移
動命令が実行される。また、キーパレットに「水準」と
いう概念を設け、1つのキーに対して複数の実行命令を
設定する事を可能としている。水準の選択は、X(7−
6)のデータに基づいて行われ、X(7−6)=(0,
0)のときは第1水準、X(7−6)=(0,1)のと
きは第2水準、X(7−6)=(1,0)のときは第3
水準、X(7−6)=(1,1)のときは第4水準の命
令が実行される。
【0030】今回、X(7−1)=(0,0,0,0,
0,1,0)であるので、制御部3は、第1水準のカー
ソルを下に1ステップ移動させるという命令を実行し、
表示部5に表示されているカーソルを下に1ステップ移
動表示させる(S11)。
【0031】処理終了後、すぐに次のデータの処理を行
う(S1〜S4)。制御部3に入力した次のデータD
(6−0)が、前回のデータと変わらなければ(S5,
S6=Yes,S15=Yes)、何も動作処理は行わ
ず(S16)、次のD(6−0)の処理を開始する(S
1〜S5)。
【0032】もし、押下キーは同じでB群スイッチだけ
が違っていれば、つまり、スイッチ押下を解除せず更に
スイッチに圧力を加え押下し続けた場合、スイッチを押
下する強さによるB群スイッチ接点Nとの接触数により
B(3−1)として(1,1,0)もしくは(1,0,
0) もしくは(0,0,0)がキー解析部2に入力さ
れるため、D(4−0)は変わらずD(6−5)だけが
変わるため(S6,S6−Yes,S15−No)、X
(7−6)の値を代入・記憶し直し(S8)、データに
応じ第2水準(カーソル低速連続移動)(S12)、第
3水準(カーソル高速連続移動)(S13)、第4水準
(カーソル最後尾移動)(S14)、のいずれかの動作
が実行される。
【0033】以降は、スイッチ押下圧力の具合に応じ前
記動作を繰り返す。これにより、スイッチ押下の押下加
減を変化させるだけで、下方向のカーソル移動速度を1
スイッチで調節することができる。スイッチ押下を解除
すれば(S1=No)、Xの値を初期化し、キースキャ
ンを停止させ、キースイッチ入力待ち状態に戻る(S1
7、S18)。
【0034】図8は、本発明の携帯情報端末装置を用い
て、文字を入力する本発明の他の実施の形態を示す動作
フローチャートであり、図9はそのブロック図である。
【0035】本実施の形態の基本的な動作については、
先に説明したカーソル移動動作と同じであるが、図8の
S21からS28までの処理が新たに必要となる。図9
のブロック図で言えば、キー解析部2から制御部3にキ
ースキャンを開始した時に出力される信号SWDETが
必要となる。
【0036】SW05からSW15のスイッチに図7で
いうところの文字入力パレットを適用する。このパレッ
トでは、文字は“属”というひとまとまりとしてスイッ
チに割り与えられる。例えば、SW05では「ア」
「イ」「ウ」「エ」「オ」をひとまとめに割り当てて
(これを属という)これらの文字を表示し、SW06で
は「カ」「キ」「ク」「ケ」「コ」をひとまとめに割り
当ててこれらの文字を表示し、SW07では「サ」
「シ」「ス」「セ」「ソ」をひとまとめに割り当ててこ
れらの文字を表示し、以下同様に属単位に文字をスイッ
チに割り当てる。
【0037】今、表示部5の表示されていない位置に文
字入力しようとする場合、例えばSW05を押下し、A
群スイッチがONすると(S1=Yes、S2=N
o)、キー解析部2は、SWDET信号を制御部3に出
力し(S21)、キースキャンを開始する(S19)。
制御部3は、SWDET信号を受け、初期値0である制
御部内フラグSを1にする。
【0038】キースキャンは、第1の実施の形態の動作
と同様であり、今回は、SW05のA群スイッチがON
しているので、このキースキャンに対してキー入力部1
からOUT(5−1)=(1,1,1,0,1)である
OUT信号がキー解析部2に出力される。
【0039】キー解析部2では、キー解析部2から出力
したIN信号と、キー入力部1から入力したOUT信号
から、どのキーが押下されたのか解析を行う(S3)。
今回は、IN(4−1)=(1,1,1,0)を出力し
たとき、OUT(5−1)=(1,1,1,0,1)が
入力されたので、キー解析部2は、押下キーとしてSW
05を検出する。
【0040】制御部3にスイッチデータD(6−0)を
出力した後(S3〜S4、S5=No)、制御部3は、
文字表示させようとしている位置に既に文字が表示され
ているかどうか確認する(S23)。表示されていなけ
ればXにDのデータを代入した後(S6、S7)、フラ
グを0にし(S28)、文字表示命令を実行する(S9
〜S14)。
【0041】具体的には、A群スイッチ接点Nがスイッ
チONし、制御部3にD(6−0)=(0,0,0,
0,1,0,1)が入力された時、制御部3は、そのデ
ータよりSW5属の初めの表示文字「ア」を、第1水準
の命令(カナ大文字表示)で、表示部5に表示させる。
つまり、“ア”と表示させる。
【0042】この状態を保持していれば(S1〜S5、
S23=Yes)、スイッチデータは変わらず、フラグ
Sも0であるので次の表示処置はなされない(S24、
S25=Yes、S26=No、S15=Yes、S1
6)。表示部5は、“ア”と表示したままである。
【0043】次に、この状態で更にスイッチ押下の圧力
を強め、キー解析部2が制御部3にD(6−0)=
(1,1,0,0,1,0,1)を出力したとする(S
1〜S4、S5=No)。文字は表示中であり、スイッ
チデータはD(6−5)だけが前回と異なるので(S2
3〜S25=No)、制御部3は、表示文字を第4水準
の文字に変換する命令を出す(S7〜S10)。これに
より、表示部5には、“ぁ”という「かな小文字」が表
示される(S14)。
【0044】スイッチ押下を止めると(S1=No)、
キースキャンを停止し、X値、S値をリセットした後、
キー入力待ち受け状態となる(S17、S18、S2
2)。表示部5に“ぁ”という「かな小文字」が表示さ
れるこの状態で、再度SW5を押下する(制御部3はD
(6−0)=(0,0,0,0,1,0,1)を入力)
(S1=Yes、S2=No、S21、S19、S3〜
S4、S5−No)。
【0045】この場所には既に先ほど入力した「ぁ」と
いう文字が存在していて(S23=Yes)、しかもこ
の文字が属する属と同属のスイッチが押下され(S2
4、S25=Yes)かつフラグSが1であるため(S
26=Yes)、制御部3は同属内の表示文字の次の文
字「イ」を選択し(S27)、“ぁ”の代わりに“イ”
を表示部5に表示する(S7〜)。
【0046】スイッチの割り当てパレットを、SW16
に新たに設けたパレット切り換えのためのモードキーで
英字入力パレットに切り換えることにより、上記同様の
動作で、英字大文字入力・小文字変換・イタリック変換
等の操作が出来る。
【0047】また、基板にある同心円スイッチ接点の間
隔を、例えは、A群スイッチ接点NとB群スイッチ接点
Nの間隔をB群スイッチ接点の間隔より広くする等する
事により、第1水準の命令が実行される領域(スイッチ
押下範囲)を他水準のものより広げ、実行水準の差別化
を図ることも可能である。
【発明の効果】本発明は、スイッチの接触する接点とし
て、従来のA群スイッチ接点Nのみのものに対し、更に
スイッチ接点をB群スイッチ接点Nとして増やし、B群
スイッチ接点の数だけ実行命令を追加できる手段を設け
たので、1つのキースイッチにより複数の動作命令が実
行可能となり、キースイッチの数を大幅に削減すること
ができる。
【0048】また、スイッチ接点PとNとを接触させる
スイッチ柱にスイッチ柱下部中央を突起させた弾性材質
の部材を用い、更に、スイッチ接点Pを中心にスイッチ
接点Nをその同心円上に配して、スイッチ押下圧力の変
化をスイッチ柱の基板接触面積率の変化として関知する
手段を設けたため、時間的遅延を生ずることなくスイッ
チを押下する圧力加減に応じて実行命令を変更すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多段キースイッチを用いて構成した携
帯情報端末装置の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるカーソル移
動動作例を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の多段キースイッチの構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の多段キースイッチを用いて構成したス
イッチ・マトリクス回路である。
【図5】本発明の動作において使用されるキースキャン
波形図である。
【図6】本発明の動作において使用される符号変換テー
ブルである。
【図7】本発明の動作において使用される実行命令変更
テーブルである。
【図8】本発明の第2の実施の形態における文字入力動
作例を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明の多段キースイッチを用いて構成した携
帯情報端末装置の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 キー入力部 2 キー解析部 3 制御部 4 メモリー部 5 表示部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キースイッチのスイッチ接点接触のため
    のスイッチ柱上部が押下されることにより該スイッチ柱
    下部に設けられた導電体面が基板上に設けられたスイッ
    チ接点部と接触してスイッチをONさせるキースイッチ
    であって前記キースイッチのスイッチ接点接触のための
    スイッチ柱材質として均質な弾性体を用い、スイッチ押
    下による圧力の強弱変化を前記スイッチ柱の前記基板と
    の接触面積率の変化に変換することにより複数の動作切
    換を可能とした多段キースイッチを用いた携帯情報端末
    装置において、前記多段キースイッチを複数備え、各多段キースイッチ
    の第1のスイッチ接点で押下された前記多段スイッチの
    特定を行い、各多段キースイッチの第2のスイッチ接点
    で前記特定した多段スイッチに属する実行命令を選択す
    ことを特徴とする携帯情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ柱の下部は、前記スイッチ
    柱の中心軸に対して同心円に湾曲突起した湾曲面となっ
    ており、該湾曲面を導電体材質の部材で覆うことにより
    前記導電体面が形成され、前記基板上のスイッチ接点部
    は、前記スイッチ柱中央真下に配置された前記第1のス
    イッチ接点と、該第1のスイッチ接点を中心にしてそれ
    を取り巻く形で複数の同心円状に配置された複数の前記
    第2のスイッチ接点により構成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の携帯情報端末装置。
  3. 【請求項3】 前記各多段キースイッチにひとまとまり
    の複数の文字を割り当て、各多段キースイッチの前記第
    1のスイッチ接点で当該多段キースイッチに割り当てら
    れた前記ひとまとまりの複数の文字を順次選択し、各多
    段キースイッチの前記第2のスイッチ接点で当該選択さ
    れた文字に属する実行命令を選択する機能を有している
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯情報端
    末装置。
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